JP3138751U - カード用コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】特にカード式電子データ記録媒体に適用されるカード用コネクタを提供する。
【解決手段】カード式電子データ記録媒体と回路板との間を電気接続するためのカード用コネクタであって、複数の開口20が形成された絶縁体2と、各開口20に取り付けられると共に、両端が絶縁体2に固定される複数の端子3とを備えるカード用コネクタ。
【選択図】図2
【解決手段】カード式電子データ記録媒体と回路板との間を電気接続するためのカード用コネクタであって、複数の開口20が形成された絶縁体2と、各開口20に取り付けられると共に、両端が絶縁体2に固定される複数の端子3とを備えるカード用コネクタ。
【選択図】図2
Description
本考案は、特にカード式電子データ記録媒体に適用されるカード用コネクタに関するものである。
図1に示すように、台湾実用新案公告第568394号には従来技術として、絶縁体(5)及び複数の端子(6)を備えるSIM(Subscriber Identity Module:加入者識別モジュール)カード用コネクタが掲示され、該従来技術の絶縁体(5)は、開口(52)が形成される表面(50)と取付け面(51)とを有し、該端子(6)は、表面(50)より高所に位置する接触部(60)及び弾性部(61)を有する。また、このカード用コネクタにおける端子は、その一端が絶縁体に固着され、他端が宙に浮き、即ち、オーバーハングタイプのように絶縁体に固定されている。
しかしながら、前記従来のカード用コネクタは、SIMカードの挿抜を頻繁に行うと、端子が変形して、端子とSIMカードとの間で接触不良を引き起こす可能性があった。
そこで案出されたのが本考案であって、その主要な目的は、従来技術の欠点を解消すると共に、カード式電子データ記録媒体を搭載する様々なデジタル電子機器に適用できるカード用コネクタを提供することである。
また、本考案の好ましい実施態様によれば、カード用コネクタは、携帯電話端末(図示せず)に内蔵され、SIMカードと回路板とを電気接続するものである。故に、本考案のカード用コネクタは主に、PDAやデジカメなどのメモリーカードを搭載可能なデジタル電子機器に適用される。
本願の請求項1に係る考案は、カード式電子データ記録媒体と回路板(P)との間を電気接続するためのカード用コネクタであって、
複数の開口(20)が形成された絶縁体(2)と、
前記各開口(20)に取り付けられると共に、両端が前記絶縁体(2)に固定される複数の端子(3)とを備えることを特徴とするカード用コネクタを提供するものである。
複数の開口(20)が形成された絶縁体(2)と、
前記各開口(20)に取り付けられると共に、両端が前記絶縁体(2)に固定される複数の端子(3)とを備えることを特徴とするカード用コネクタを提供するものである。
本願の請求項2に係る考案は、前記各端子(3)はそれぞれ、順に第1延出部(31)、接触部(33)、第2延出部(35)、湾曲部(37)、半田付け部(39)とを有することを特徴とする請求項1に記載のカード用コネクタを提供するものである。
本願の請求項3に係る考案は、前記絶縁体(2)の各開口(20)はそれぞれ、一対の長壁及び一対の短壁によって与えられ、前記各端子(3)はそれぞれ両端が、相対する短壁を貫通することにより該絶縁体(2)に固設されることを特徴とする請求項2に記載のカード用コネクタを提供するものである。
本願の請求項4に係る考案は、前記湾曲部(37)及び前記半田付け部(39)が前記絶縁体(2)の外部に位置することを特徴とする請求項3に記載のカード用コネクタを提供するものである。
本願の請求項5に係る考案は、前記絶縁体(2)の下面に少なくとも2つの位置決めロッドが設けられることを特徴とする請求項1に記載のカード用コネクタを提供するものである。
本考案は上記の課題を解決するものであり、前記構成により、製造コストを低減できるだけでなく、使用寿命を延長でき、更には、SIMカードのみではなく、カード式電子データ記録媒体を搭載可能な様々なデジタル電子機器にも適用できる設計となっている。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。尚、下記実施例は、本考案の好適な実施の形態を示したものにすぎず、本考案の技術的範囲は、該実施例そのものに何ら限定されるものではない。
図2は本考案に係るカード用コネクタの斜視図であり、図3は図2に示すカード用コネクタの平面図であり、図4は図2に示すカード用コネクタの使用状態を示す側面図である。
図2乃至図4に示すように、本考案に係るカード用コネクタの実施例では、カード用コネクタ(1)が、矩形のシート状プラスティックからなる絶縁体(2)及び複数の端子(3)を備え、該絶縁体(2)は、その厚さが約0.5mmであり、表面(21)と、回路板に位置決めするための、少なくとも2つの位置決めロッド(221)が設けられる裏面(22)と、対向し合う短側面(23)と、対向し合う長側面(24)とを有し、更に、絶縁体(2)には、表面(21)と裏面(22)とを貫通し、互いに並列状を成す複数の開口(20)が形成され、該各開口(20)はそれぞれ第1壁(201)と、該第1壁(201)と対向する第2壁(202)と、第3壁(203)と、該第3壁(203)と対向する第4壁(204)とに囲まれた範囲とする。
また、図2及び図4に示すように、端子(3)は、導電性に優れた合金を、プレスし折り曲げてなる部材であり、第1延出部(31)と、SIMカード(S)の導電範囲に接触する、逆U字状の接触部(33)と、第2延出部(35)と、湾曲部(37)と、回路板(P)に半田付けするための半田付け部(39)とを順に有し、該接触部(33)は、接触時における、下方への最大変位量が0.3mmであり、前記絶縁体(2)より薄いので、回路板(P)に接触することはない。
本考案のカード用コネクタを製造する時は、当業者が慣用するインサート成形(insert molding)により、複数の端子(3)を絶縁体(2)に取り付け、該端子(3)をそれぞれ、対応する開口(20)に位置させ、第1延出部(31)を、第1壁(201)から貫通させるように絶縁体(2)に埋め込むと共に、第2延出部(35)を、第2壁(202)から貫通させるように絶縁体(2)に埋め込み、該湾曲部(37)及び半田付け部(39)を絶縁体(2)の外部に位置させる。即ち、簡単に言うと、該各端子(3)をそれぞれ、両端を絶縁体(2)に固定するように、対応する開口(20)に取り付けるということである。なお、この構造を採用すれば、製造が従来よりも容易となり、製造コストも削減することができる。
上述したように、本考案のカード用コネクタ(1)は、端子(3)の両端が絶縁体(2)に支持されるので、従来のカード用コネクタよりもカードの挿抜に耐え使用寿命を延長することができる。
更に、本考案のカード用コネクタ(1)は、SIMカードのみではなく、カード式電子データ記録媒体を搭載可能な様々なデジタル電子機器に適用できるので、実用性に優れている。
本考案は上記の構成を有するので、製造コストを低減できるだけでなく、使用寿命を延長でき、更には、SIMカードのみではなく、カード式電子データ記録媒体を搭載可能な様々なデジタル電子機器にも適用できる。
P 回路板
S SIMカード
1 カード用コネクタ
2 絶縁体
20 開口
201 第1壁
202 第2壁
203 第3壁
204 第4壁
21 表面
22 裏面
221 位置決めロッド
23 短側面
24 長側面
3 端子
31 第1延出部
33 接触部
35 第2延出部
37 湾曲部
39 半田付け部
5 絶縁体
50 表面
51 取付け面
52 開口
6 端子
60 接触部
61 弾性部
S SIMカード
1 カード用コネクタ
2 絶縁体
20 開口
201 第1壁
202 第2壁
203 第3壁
204 第4壁
21 表面
22 裏面
221 位置決めロッド
23 短側面
24 長側面
3 端子
31 第1延出部
33 接触部
35 第2延出部
37 湾曲部
39 半田付け部
5 絶縁体
50 表面
51 取付け面
52 開口
6 端子
60 接触部
61 弾性部
Claims (5)
- カード式電子データ記録媒体と回路板との間を電気接続するためのカード用コネクタであって、
複数の開口が形成された絶縁体と、
前記各開口に取り付けられると共に、両端が前記絶縁体に固定される複数の端子とを備えることを特徴とするカード用コネクタ。 - 前記各端子はそれぞれ、順に第1延出部、接触部、第2延出部、湾曲部、半田付け部とを有することを特徴とする請求項1に記載のカード用コネクタ。
- 前記絶縁体の各開口はそれぞれ、一対の長壁及び一対の短壁によって与えられ、前記各端子はそれぞれ両端が、相対する短壁を貫通することにより該絶縁体に固設されることを特徴とする請求項2に記載のカード用コネクタ。
- 前記湾曲部及び前記半田付け部が前記絶縁体の外部に位置することを特徴とする請求項3に記載のカード用コネクタ。
- 前記絶縁体の下面に少なくとも2つの位置決めロッドが設けられることを特徴とする請求項1に記載のカード用コネクタ。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
TW95221692U TWM312802U (en) | 2006-12-08 | 2006-12-08 | Electric connector |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3138751U true JP3138751U (ja) | 2008-01-17 |
Family
ID=38752274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007008408U Expired - Fee Related JP3138751U (ja) | 2006-12-08 | 2007-10-31 | カード用コネクタ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3138751U (ja) |
TW (1) | TWM312802U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015190181A1 (ja) * | 2014-06-09 | 2015-12-17 | 京セラコネクタプロダクツ株式会社 | メモリカード用コネクタ |
US9876294B2 (en) | 2015-12-03 | 2018-01-23 | Molex, Llc | Electronic card connector |
JP2018073259A (ja) * | 2016-11-02 | 2018-05-10 | 株式会社東芝 | カード保持装置 |
-
2006
- 2006-12-08 TW TW95221692U patent/TWM312802U/zh not_active IP Right Cessation
-
2007
- 2007-10-31 JP JP2007008408U patent/JP3138751U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2015190181A1 (ja) * | 2014-06-09 | 2015-12-17 | 京セラコネクタプロダクツ株式会社 | メモリカード用コネクタ |
JP2015232939A (ja) * | 2014-06-09 | 2015-12-24 | 京セラコネクタプロダクツ株式会社 | メモリカード用コネクタ |
US9876294B2 (en) | 2015-12-03 | 2018-01-23 | Molex, Llc | Electronic card connector |
JP2018073259A (ja) * | 2016-11-02 | 2018-05-10 | 株式会社東芝 | カード保持装置 |
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---|---|
TWM312802U (en) | 2007-05-21 |
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