JP3138602U - X線分析装置 - Google Patents

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JP3138602U
JP3138602U JP2007008283U JP2007008283U JP3138602U JP 3138602 U JP3138602 U JP 3138602U JP 2007008283 U JP2007008283 U JP 2007008283U JP 2007008283 U JP2007008283 U JP 2007008283U JP 3138602 U JP3138602 U JP 3138602U
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顕一 北村
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Abstract

【課題】X線照射中は遮蔽扉が開かないようにロックする信頼性の高い電動式ロック機構を備えたX線分析装置を供給する。
【解決手段】ソレノイド14を保持する支持部12は板バネ31を介して筐体3に保持されており、突出した心棒15はラッチ板11で押され移動し、ストッパ13に当たり停止する。したがって、電動式ロック機構を構成するソレノイド14の心棒15に加わる力は板バネ31が有するバネ力であり、突出したソレノイド14の心棒15にその耐荷重を超えた押しボタン16による操作力が繰り返し加えられることはなく、信頼性の高い電動式ロック機構を備えたX線分析装置を供給できる。
【選択図】 図1

Description

本考案は、X線分析装置に関し、特にはX線被爆防護の信頼性向上を図ったX線分析装置に関する。
X線分析装置では、操作者が分析試料を透過するX線などにより被爆する危険を排除するために、分析試料が載置される試料室にX線を遮蔽する材料で構成された遮蔽扉が設けられる。しかし、X線照射中に遮蔽扉を開いてしまうと装置の操作者はX線に被爆することになるため、各種安全対策が施されている。
安全対策として、例えばX線照射中は電動式ロック機構(ソレノイド)を作動させて、遮蔽扉が開けられないように遮蔽扉をロックする手段が使用される。この場合、ソレノイドの心棒を突出させることにより、遮蔽扉を開けるための操作部(例えば操作レバー)の動きを阻止するように構成されているため遮蔽扉はロックされ開けることはできない。X線を照射していないときは、ソレノイドの心棒の突出はなく、遮蔽扉を開けるための操作部の動きを阻止しないので、遮蔽扉を開けることができる。
上記の電動式ロック機構の場合、突出したソレノイドの心棒にその耐荷重を超えた操作力が繰り返し加えられる可能性があり、ソレノイドのケースと心棒との摺動部が損傷して心棒が作動しなくなり、遮蔽扉が開かなくなるかロックできなくなる恐れがある。
X線分析装置に関する先行技術文献情報を調査したが発見されなかった。
X線照射中は遮蔽扉が開かないようにロックする信頼性の高い電動式ロック機構を備えたX線分析装置を供給する。
試料にX線を照射するX線管と、試料から出射されるX線を検出する検出器と、試料の交換にともない開閉される遮蔽扉を備えたX線分析装置において、遮蔽扉の閉時遮蔽扉をラッチするラッチ板と、このラッチ板をロックする電動式ロック機構と、この電動式ロック機構が支持される支持体を備え、支持体が遮蔽扉の開操作力を受けて移動するように構成する。電動式ロック機構を支持する支持体は、例えば、弾性体の部材を介して筐体に固定される。したがって、電動式ロック機構に加わる力は弾性体の有するバネ力程度にすることができる。
電動式ロック機構(ソレノイド)に加わる力は弾性体の有するバネ力程度にすることができるため、突出したソレノイドの心棒にその耐荷重を超えた操作力が繰り返し加えられることはなく、信頼性の高い電動式ロック機構を備えたX線分析装置を供給できる。
遮蔽扉の下部に配設された突起部は、遮蔽扉が閉じたとき、ラッチ板によりラッチされ遮蔽扉は閉じた状態を維持させられる。X線を照射していないとき、遮蔽扉を開く場合は、押しボタンを操作してラッチ押し板を介して突起部のラッチが外れるまでラッチ板を押してから、遮蔽扉を引き上げる。
X線照射中は、突起部をラッチしているラッチ板の直近に配置されたソレノイドの心棒が突出する。押しボタンを押しラッチ押し板を介してラッチ板を移動させると心棒に当接する。さらに押しボタンを押すと板バネを介して筐体に固定された支持部に支持されたソレノイドの心棒は、ストッパに当接するまで移動しラッチ板とともに停止する。この位置では突起部のラッチ板によるラッチは維持され遮蔽扉はロックされている。
本考案の実施例について図1、図2を参照して説明する。図1は、本考案の実施例によるX線分析装置の概略構成図である。図2は、本考案の実施例による遮蔽扉ロック機構の動作を説明する図である。
本考案のX線分析装置は、図1に示すように、一端が図示しない蝶番を介して筐体3に保持された遮蔽扉2と、遮蔽扉2に支持され下方に突起し遮蔽扉2の閉時その下端がラッチ板11によりラッチされる突起部21と、水平に保持され一端がラッチ板11に接し他端が押しボタン16に支持されるラッチ押し板17と、支持部12と、支持部12に支持されるソレノイド14と、ソレノイド14により作動する心棒15と、心棒15に対向配置されるラッチ板11とストッパ13より構成される遮蔽扉ロック機構1を備えている。ソレノイド14と心棒15は電動式ロック機構を構成する。
押しボタン16とラッチ押し板17は鉛直方向に取り付けられる板バネ33を介して筐体3に固定され、支持部12は鉛直方向に取り付けられる板バネ31を介して筐体3に保持される。また、ラッチ板11は鉛直方向に取り付けられる板バネ32を介して筐体3に保持され、ストッパ13は筐体3に保持される。
本考案の実施例による遮蔽扉ロック機構1の動作は、図2に示すように、X線照射中は、ソレノイド14の心棒15が突出し、押しボタン16を押しラッチ押し板17を介してラッチ板11を移動させるとラッチ板11は心棒15に当接する。さらに押しボタン16を押すと板バネ31を介して筐体3に固定された支持部12に支持されたソレノイド14の心棒15は、ストッパ13に当接するまで移動しラッチ板11とともに停止する。この位置では突起部21のラッチ板11によるラッチは維持され遮蔽扉2はロックされている。
X線を照射していないとき、遮蔽扉2を開く場合は、心棒15が突出していないため、押しボタン16を操作してラッチ押し板17を介して突起部21のラッチが外れるまでラッチ板11を押し込むことができ、遮蔽扉2を引き上げることができる。
本考案は以上の構成であるから、電動式ロック機構を構成するソレノイド14の心棒15に加わる力は板バネ31が有するバネ力程度にすることができるため、突出したソレノイド14の心棒15にその耐荷重を超えた操作力が繰り返し加えられることはなく、信頼性の高い電動式ロック機構を備えたX線分析装置を供給できる。
図1に示す実施例では、ラッチ板11は板バネ32を介して筐体3に保持されているが、板バネ32ではなく回転軸を介して筐体3に保持され、一端が筐体3に保持されたコイルバネを用いて引っ張り、ラッチ押し板17の一端に接するように構成されていてもよく本考案は図示例に限定されない。
また、支持部12は板バネ31を介して筐体3に保持されているが、板バネ31ではなく回転軸を介して筐体3に保持され、2個の一端が筐体3に保持されたコイルバネを用いて両側から引っ張り、心棒15がラッチ板11とストッパ13の間に配置されるように構成されていても本考案は適用可能である。このように、装置は種々の構成とすることができ、本考案はこれら変形例を包含する。
本考案は、X線分析装置に関し、特にはX線被爆防護の信頼性向上を図ったX線分析装置に関する。
本考案の実施例によるX線分析装置の概略構成図である。 本考案の実施例による遮蔽扉ロック機構の動作を説明する図である。
符号の説明
1 遮蔽扉ロック機構
2 遮蔽扉
3 筐体
11 ラッチ板
12 支持部
13 ストッパ
14 ソレノイド
15 心棒
16 押しボタン
17 ラッチ押し板
21 突起部
31 板バネ
32 板バネ
33 板バネ

Claims (2)

  1. 試料にX線を照射するX線管と、試料から出射されるX線を検出する検出器と、試料の交換にともない開閉される遮蔽扉を備えたX線分析装置において、遮蔽扉の閉時遮蔽扉をラッチするラッチ板と、このラッチ板をロックする電動式ロック機構と、この電動式ロック機構が支持される支持体を備え、支持体が遮蔽扉の開操作力を受けて移動することを特徴とするX線分析装置。
  2. 電動式ロック機構を支持する支持体が弾性体の部材を介して筐体に固定されていることを特徴とする請求項1記載のX線分析装置。
JP2007008283U 2007-10-26 2007-10-26 X線分析装置 Ceased JP3138602U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101539490B (zh) * 2008-03-21 2012-09-26 深圳市方大自动化系统有限公司 基于采集屏蔽门运行曲线识别屏蔽门故障的方法及系统

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