JP3138478U - 加工バイトの改良構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】結合効果が良好であり、作業時外力の影響を受けて損壊、或いは長い間使用する下で、累積した応力により加工バイトが緩みにくく或いは破断しにくい加工バイトの改良構造を提供する。
【解決手段】複数の母材で構成する加工バイト2であって、刃部分11及び柄12からなり、それぞれの結合部端面は異なる加工方法により異なる粗さの粗い面132を形成する。刃部分および柄部分は溶接、高周波加熱或いは強力接着剤などにより接合するが粗面により接触面積が増えるため、結合する際、溶接材料がしっかりと充填して結合する。
【選択図】図2

Description

本考案は、加工バイトの改良構造に関し、その特徴は、複数の母材を結合部を利用して結合し、且つ結合部を異なる加工方法により、異なる粗さの粗い面を作り出すことで、結合時溶接材料と結合部の接触面積を広くし、結合部の粗い面の隙間を溶接材料で埋めることでしっかりと接合し、加工バイトの結合効果を良好なものにする改良構造に関する。
今日の電子製品の趨勢は軽く、薄く、短く、小さくであるため、様々な電子製品の体積が次第に小さくなっている。電子製品の内部部品及びそれらを組立てるプリント回路板の体積もそれに合わせて小さくしなければならない。製造過程中でプリント回路板に対し、穴あけ或いは切断などは小型加工バイトを使用する。しかし、従来の加工バイトの材質は、タングステンを使用して一体型の加工バイトとしている。その硬度は硬く、使用寿命も長いが、コストが高すぎる。また、加工バイトは消耗ツールであるため、製造の経済コストが高くなる。
また、柄をステンレスにし、タングステンと溶接或いは高周波の加熱方法を用いて丸い棒状にしてから、加工バイトに成型する。しかし、結合面は機械が直接切断するために平らとなり、溶接結合或いは高周波加熱の際に確実に加工バイト同士を溶接することができず、結合度合いが大幅に下がる。また、生産過程において、結合面の接触面積が小さいために、加工バイトの損傷或いは破損を招きやすい。
図7が示すのは、従来のバイトの結合平面分解図である。柄Aは、一端に設けた結合端A1を有し、これに対して刃Bの一端には結合端B1を設けて、結合端B1及び結合端A1を結合する。結合するには溶接或いは高周波加熱により接合するが、結合端B1及び結合端A1の両方とも平らな面からなるため、結合する際に、結合端B1及び結合端A1の外側を結合する効果が得られるが、確実に結合することはできない。
従来技術のバイトを結合して実際に使用する際に、なお下記のような多くの問題があり、改善する必要があった:
()該バイトの結合は、柄Aの結合端A1及び刃Bの結合端B1の平面同士を結合している 。結合加工する際に、結合端A1及び結合端B1の結合する表面積が小さいため、バ イトを結合しても、接合強度が十分ではなく、バイトを使用後、手作業で機械か ら外す際など外力により、或いは長い間使用後に、バイトの結合が外れる、或い は破損することがある。
()柄A、刃Bを結合加工した後、結合端A1及び結合端B1の間の溶接強度が弱いため、 機械が高速運転する際、結合場所にクラックを形成しやすく、バイトを使用する 上での品質及び安全に影響を及ぼす。
特開2004−283886号公報
本考案は、刃部分及び柄の結合面を異なる粗さの粗い面を形成することで、接触面積を増加し、溶接、高周波加熱或いは接着剤を用いて、複数の母材を結合する際、結合部分に溶接材料が十分に充填できるため、加工バイトが使用時に緩む或いは破損することができにくくなる加工バイトの改良構造を提供することを主な課題とする。
前記課題を解決するために、本考案は加工バイトの改良構造を提供するものであり、溶接や高周波加熱、或いは強力接着剤を用いて、複数の母材を結合部より結合して加工バイトを形成する。また、結合部を通じて設置する刃部分の結合面及び、柄の結合面は、異なる加工方法により、異なる粗さの粗い面を形成することで、結合部を結合するときに、溶接材料が結合部分との接触面積を増加する。また、結合部の粗い面により生まれる隙間に溶接材料を充填することで、しっかりと接着するため、加工バイトの結合効果が良好となり、外力の働き或いは長い間使用することで累積された応力により緩む或いは破断することができにくくなる加工バイトの改良構造を提供する。
本考案は刃部分及び柄の結合面を異なる粗さの粗い面を形成することで、接触面積が増加し、溶接、高周波加熱或いは強力接着剤などを用いて母材を結合する際、結合部分に溶接材料が十分に充填できることで、加工バイトの結合効果が良好となり、外力の働き或いは長い間使用することで累積された応力により緩む或いは破断することができにくくなる加工バイトの改良構造を提供する。
本考案による加工バイトの改良の構造を明確に示すために図に沿って詳細に説明する。図1、図3、図4に示すのは、本考案の分解図及び平面結合図である。該加工バイトの改良構造は、複数の母材1によって構成している。該複数の母材1は、刃11及び柄12によって構成し、その材料はタングステンの棒材やステンレスの棒材或いはその他の異なる材質を溶接、高周波加熱或いは強力接着材により結合する。該刃11の片側と対応する柄12の片側に結合部13を設け、結合部13の刃11側に結合面131を設け、柄12側に結合面132を設け、溶接により刃11の結合面131を柄12にある結合面132と結合部13で結合して一体とする。
図1及び図3〜図6が示すのは、本考案の分解図、平面結合図、図3のA部分の局部拡大図、好適実施例の断面図である。図に示すように、該結合部13の少なくとも一方を粗面3としてそれぞれ結合面131或いは結合面132に加工する。且つ、結合面131を刃11側の側面に、結合面132を柄12の端面とし、相対する粗面3を形成する。結合部13の粗面3はグラインダー、シェイビング、化学薬剤による腐蝕などの加工方法、或いは機械でらせん状、浪状、鋸歯状などに加工することにより、刃11と柄12とが結合する際、結合部13に形成する粗い面3の隙間により、溶接材料或いは高周波加熱により溶解した材料、或いは強力接着剤などが該隙間を充填しやすく、結合効果をアップする。
図1、図2が示すのは、本考案の分解図、好適実施例の平面分解図である。刃11及び柄12を構成する母材11は、刃11を研削・研磨加工した後、切削作業のできる加工バイト2を形成する。該加工バイト2はドリル、フライス、或いはその他の切削できる加工バイト2となる。
図4に示すのは、本考案の別の結合図である。該刃11と柄12が異なるサイズであることが分かる。
上述の加工バイトの改良構造は、異なる加工方法により形成する粗い面により隙間を造り、効果的に結合する効果を向上するが、それにより本考案の範囲を制限するものではない。本技術に熟知する者は、固定構造の変更などの適当な変更および調整を行うことができ、これらの変更および調整を行っても本考案の重要な意義は失われず、本考案の範囲に含まれる。
本考案の加工バイトの改良構造を実際に使用する際に発揮するメリットは下記の通り:
()該結合部13は、異なる加工方法を用いて、異なる形状の粗い面3を形成し、刃11及 び柄12が結合する際、粗い面3によって生じる隙間により、溶接材料4が十分に 該結合部13の隙間を充填することができる。或いは高周波加熱する際、材料が溶 解した後、十分に結合部13と融合し、強力接着材の場合も、十分に該隙間を充填 することができるため、結合効果が向上し、バイトが緩む或いは破断することが ない。
()該加工バイト2を高速運転する機械で使用する際、加工バイト2の結合部13がしっ かりと結合しているため、結合部13が緩む或いは破断することがなく、重大なア クシデントが発生することがなく、生産過程のスムーズに進捗を確保できる。
()該加工バイト2の刃11の材質は、通常にタングステンを使用する。結合部13の結合 効果が良好であり、機械に固定して高速運転作業中でも緩みにくく破断しにくい ため、刃11は高速運転作業時の安定度が高く、加工バイト2の使用寿命が長く、 刃11の交換回数を減少できるなど、コストを下げることができる。
本考案の加工バイトの改良構造は、加工バイトの結合部を粗い面に形成して隙間を造ることで、結合効果をアップし、機械の高速運行の下で、外力の働き及び長時間使用して累積した応力により、バイトの結合部が緩まない或いは破断しないこと最も重要なポイントである。このようにして、重大なアクシデントを防ぐだけでなく、生産過程がスムーズに進行すると同時に、交換する回数を減少するなど、使用コストを下げることにもなる。以上の実施例による本考案の詳細な説明は本考案の範囲を制限するものではない。本技術に熟知する者は、固定構造の変更などの適当な変更および調整を行うことができ、これらの変更および調整を行っても本考案の重要な意義は失われず、本考案の範囲に含まれる。
本考案の平面分解図である。 本考案の好適実施例の平面分解図である。 本考案の平面結合図である。 本考案の平面結合図である。 本考案図3A部分の局部拡大図である。 本考案の好適実施例の断面図である。 従来技術のバイトの結合平面分解図である。
符号の説明
1.母材
11刃部分
12柄部分
13結合部
131結合面
132結合面
2加工バイト
3粗面
4溶接材料
A 刀の柄部分
A1 結合端
B 刃部分
B1 結合端

Claims (3)

  1. 複数の母材で構成する加工バイトにおいて、該母材で作られる加工バイトは刃部分及び柄の部分からなり、刃側及び刃側に相対する柄側のそれぞれ結合面を設け、
    該結合面の少なくとも一方に粗面を形成し、これらの粗面を介して相互に結合したことを特徴とする加工バイト。
  2. 該刃部分の結合面と柄の部分の結合面の粗面化加工は、グラインダー、シェイビング、又は化学薬剤による腐蝕によって形成し、或いは機械的加工によりらせん状、波状、鋸歯状などの粗面としたことを特徴とする請求項1記載の加工バイト。
  3. 該刃部分と柄の部分の対対する端面に形成した結合面を結合部とし、
    結合部をガス溶接、アーク溶接、アルゴン溶接などの溶接により、または高周波結合法或いは強力接着剤により結合したことを特徴とする請求項1記載の加工バイト。
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