JP3138161U - 耐候光試験機用光透過量可変覗き窓 - Google Patents
耐候光試験機用光透過量可変覗き窓 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】耐候光試験機の試験槽内の試料枠に取り付けたブラックパネル温度計、放射照度計などの表示部の値を読み取りやすくするために、覗き窓を透過する光量を調整する機構を設けた、前記耐光候試験機の光透過量可変覗き窓を提供すること。
【解決手段】前記耐候光試験機に設けた覗き窓の光透過部を複数の偏光板又は偏光フィルムで構成し、前記偏光板又は偏光フィルムの偏光軸の角度を相対的に変化させて前記覗き窓を透過する光量を調整する機構を設けたことを特徴とする。
【選択図】図2
【解決手段】前記耐候光試験機に設けた覗き窓の光透過部を複数の偏光板又は偏光フィルムで構成し、前記偏光板又は偏光フィルムの偏光軸の角度を相対的に変化させて前記覗き窓を透過する光量を調整する機構を設けたことを特徴とする。
【選択図】図2
Description
本考案は、耐候光試験機の覗き窓に光透過量調節機構を設けて、試験槽内の試料と同等の位置に装着したブラックパネル温度計、放射照度計などの表示部の値を肉眼で読み取ることを容易にする耐候光試験機の覗き窓に関する。
光を照射し試料の劣化の程度を調べる耐候光試験機において、試験槽内の試料枠に取り付けたブラックパネル温度計、放射照度計などの表示部の値の読み取りは、試験槽の壁面の一部に設けた覗き窓を通して行っている(特許文献1参照)。覗き窓のガラスには目の保護のため、遮光性ガラスが使用されている(特許文献2参照)。
また、試験中は、放電ランプからの強い光が試料に向って放射されているが、ブラックパネル温度計の温度表示部は陰の部分となるために直接ランプの光が到達せず、前記表示部の値を読み取ることが困難であったので、表示部照明用ランプを併設したブラックパネル温度計を開発し、前記表示部の値を読み取りやすくする工夫を行ったものがある(特許文献3参照)。
また、ブラックパネル温度計又はブラックパネル温度計の測温体と反対側に温度を液晶表示する型式のもので、液晶表示部の値を読み取りやすくするために光源からの光の一部を、反射板を設けて液晶表示部に供給する機構を前記温度計に併設させたものがある(特許文献4参照)。
しかしながら、ブラックパネル温度計の温度表示部に照明用ランプを用いること、反射板を設けて光源からの光の一部を反射させることなどの改善を行なっても、目の保護のために設けた遮光性ガラスが着色してあるため、光の透過率が低く、表示部からの光量が不足してしまいブラックパネル温度計、放射照度計などの表示部の値が読み取りにくいという問題があった。
本考案は、このような問題を解決しようとするもので、耐候光試験機の試験槽内の試料枠に取り付けたブラックパネル温度計、放射照度計などの表示部の値を読み取るのに最適な光量を覗き窓の光透過部から透過させる光透過量可変覗き窓を提供することを目的とするものである。
本考案は試験槽内の試料枠に取り付けたブラックパネル温度計、放射照度計などの表示部を観察する耐候光試験機の覗き窓において、光透過部を複数の偏光板又は偏光フィルムで構成し、前記偏光板又は偏光フィルムの偏光軸の角度を相対的に変化させて前記覗き窓を透過する光量を調整する機構を設けたことを特徴とする。
本考案によれば、耐候光試験機の覗き窓を複数の偏光板又は偏光フィルムで構成し、前記偏光板又は偏光フィルムの偏光軸を回転し、前記偏光軸を一致させたり、直交させたりして、光の透過量を変化させることによって、試験槽内に設置した各種測定器の表示部の値を読み取りやすくすることができる。また、偏光板又は偏光フィルムは、あらゆる方向に散乱した光から一定方向の光だけを透過させるため、前記各種測定器の表示部の値を読み取る時に、光の乱反射によるぎらつきを防止することができる。
図1に本考案の覗き窓1から見たブラックパネル温度計5の温度表示部2を示す。耐候光試験機の扉外壁3に取り付けた覗き窓1は偏光板8,12で構成されている。本図は試験槽内で回転する試料枠4に取り付けたブラックパネル温度計5が最も覗き窓1に接近した時の状態を示したものであり、この時に温度表示部2の目盛を読み取る。
図2に本考案の覗き窓1の断面図と正面図を示す。覗き窓1の扉内壁6側には、パッキン7で固定された円形の偏光板8が設置されている。扉外壁3側には、固定環9と円形フレーム10が取り付けられており、その間に回転用取っ手11が取り付けられた円形の偏光板12が挿入されている。偏光軸は、回転用取っ手11を移動させることによってずらすことができる。
偏光板8と偏光板12の偏光軸が一致している場合には、偏光軸と整合する振動モードの光は殆ど透過するが、偏光軸の角度が90度ずれると、光を透過しなくなる。したがって回転用取っ手11を移動することによって光の透過量を調節することができる。この取っ手を調節することによって、ブラックパネル温度計5の温度表示部2の値を、暗すぎることなく、かつ、まぶしすぎることもなく最適な明るさで視読することができる。また、図には示していないが、放射照度計は、表示部が液晶であることが多く、ブラックパネル温度計5とは視読に最適な光の透過量が異なるが、偏光軸の角度を変えることによって、表示部の値を読み取りやすくすることができる。
また、覗き窓には、透光性の板に偏光フィルムを当接したものを用いても良い。
また、耐候光試験機の光源には、キセノンアークランプや、カーボンアークランプ、メタルハライドランプ等が用いられているが、それらの光源の放射照度は異なるので、光の透過量を偏光軸で調整することによって、表示部の値を読み取りやすくすることができる。
1 覗き窓
2 温度表示部
3 扉外壁
4 試料枠
5 ブラックパネル温度計
6 扉内壁
7 パッキン
8 偏光板
9 固定環
10 円形フレーム
11 回転用取っ手
12 偏光板
13 断熱材
2 温度表示部
3 扉外壁
4 試料枠
5 ブラックパネル温度計
6 扉内壁
7 パッキン
8 偏光板
9 固定環
10 円形フレーム
11 回転用取っ手
12 偏光板
13 断熱材
Claims (1)
- 試験槽内の試料枠に取り付けたブラックパネル温度計、放射照度計などの表示部を観察する耐候光試験機の覗き窓において、光透過部を複数の偏光板又は偏光フィルムで構成し、前記偏光板又は偏光フィルムの偏光軸の角度を相対的に変化させて前記覗き窓を透過する
光量を調整する機構を設けたことを特徴とする耐候光試験機用光透過量可変覗き窓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007007817U JP3138161U (ja) | 2007-10-11 | 2007-10-11 | 耐候光試験機用光透過量可変覗き窓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007007817U JP3138161U (ja) | 2007-10-11 | 2007-10-11 | 耐候光試験機用光透過量可変覗き窓 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3138161U true JP3138161U (ja) | 2007-12-20 |
Family
ID=43288478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007007817U Expired - Fee Related JP3138161U (ja) | 2007-10-11 | 2007-10-11 | 耐候光試験機用光透過量可変覗き窓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3138161U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015210346A (ja) * | 2014-04-25 | 2015-11-24 | 株式会社パワーサポート | 識別ラベルユニット |
JP2019211287A (ja) * | 2018-06-01 | 2019-12-12 | 岩崎電気株式会社 | 耐候性試験装置 |
-
2007
- 2007-10-11 JP JP2007007817U patent/JP3138161U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2019211287A (ja) * | 2018-06-01 | 2019-12-12 | 岩崎電気株式会社 | 耐候性試験装置 |
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