JP5096533B2 - 誘導灯検査器具 - Google Patents

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本発明は、誘導灯の表示体の色彩を検査する誘導灯検査器具に係り、特に、光を透過しない不透明な基板上に複数の色彩見本を有するスケール部と表示体を反射する鏡面部とを備え、表示体から発せられる光の色彩と色彩見本の色彩とを比較して該表示体の適否を判定するものに関する。
誘導灯や誘導標識などの表示体(シンボルマークが付されたもの)は、特に火災や地震、あるいは停電などの緊急時において、避難者を安全かつ迅速に避難できるように誘導するための設備であり、避難者が確実に避難経路を認識できるように、この表示体の形状、色彩等は、消防法施行規則に基づく消防庁告示において詳細に規定されている。
この内、図7に示したような誘導灯eにあっては、平時有事を問わず常時点灯しているものであり、該誘導灯eの表示体e1は、光源からの光や熱、あるいは周囲の温湿度環境などの影響で変色や退色を生じるため、避難者が確実に認識できるように適時検査を行うと共に、必要に応じて表示体e1を新しいものに交換しなければならない。
ここで、誘導灯eの検査にあっては、図8に示したような誘導灯検査器具B(透明な基板7に色彩見本80、80、・・・を有するスケール部8と表示体e1からの光を透過する窓部9とを備えたもの)が本願発明者により提案されており、図9に示したように、この誘導灯検査器具Bを誘導灯eに向かって翳し、図10に示したように、段階的に色彩を変化させた複数の色彩見本80、80、・・・の色彩と、窓部9を透過した表示体e1の透過光tの色彩とを見比べ、この透過光tの色彩が所定の色彩範囲m内に収まっているか否かによりその適否を判定するものである(特許文献1参照)。
特願2009−154453
しかしながら、上述したような誘導灯検査器具Bにあっては、基板7が透明であることに加え、検査対象である誘導灯eに向かって誘導灯検査器具Bを翳すため、色彩見本80の色彩は、反射光による発色のみならず、透過光t(光源となる誘導灯eの光)による発色をも含んでしまい、表示体e1の変色が激しい場合にあっては、必ずしも正確な色彩の判定ができないという問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものである。
請求項1に係る発明は、誘導灯の表示体の色彩を検査する誘導灯検査器具であって、光を透過しない不透明な基板と、この基板上に設けられ、前記表示体の基準となる色彩に対して段階的に色彩を変化させた複数の色彩見本を有するスケール部と、前記基板上であって前記スケール部に隣り合うように設けられ、可視光領域において略全反射する鏡面部とを備え、前記スケール部における複数の色彩見本は、所定の間隔を隔てて色彩が徐々に変化するように配設され、前記鏡面部は、隣り合う前記色彩見本の間に位置している誘導灯検査器具である。
請求項に係る発明は、請求項1記載の誘導灯検査器具において、色彩見本は、色紙で形成されているか、表面が艶消し処理された有色部材で形成されているか、のいずれかであるものである。
請求項に記載の発明によれば、ケール部における複数の色彩見本は、所定の間隔を隔てて色彩が徐々に変化するように配設され、鏡面部は、隣り合う前記色彩見本の間に位置しているため、表示体から発せられ、鏡面部で反射する反射光の色彩と、この鏡面部の両側に位置する色彩見本が反射により発色する色彩とを容易に見比べることができ、表示体の適否を迅速かつ確実に判定することができる。
請求項に記載の発明によれば、請求項1記載の誘導灯検査器具の効果に加え、色彩見本は、色紙で形成されているか、表面が艶消し処理された有色部材で形成されているか、のいずれかであるため、白色光下にあって、色彩見本が有する本来の色彩を忠実に表現することができ、より一層正確に表示体の適否を判定することができる。
本発明の誘導灯検査器具の一実施例を示した概略的斜視図である。 図1の変形例を示した概略的斜視図である。 本発明の誘導灯検査方法を説明するための概略図である。 図1の誘導灯検査器具を用いた誘導灯検査方法を説明するための概略図である。 図4の一部を拡大して示した概略図である。 図2の誘導灯検査器具を用いた誘導灯検査方法を説明するための概略図である。 誘導灯の外観を示した概略的斜視図である。 従来の誘導灯検査器具を示した概略的斜視図である。 従来の誘導灯検査方法を説明するための概略図である。 図8の誘導灯検査器具を用いた誘導灯検査方法を説明するための概略図である。
本発明の一実施例を、図1〜図6を参照して説明する。図1において、Aは誘導灯検査器具であり、誘導灯検査器具Aは、図7に示したような誘導灯eの表示体e1(シンボルマークが付されたもの)の色彩を検査するものであって、概略的に、基板1と、スケール部2と、鏡面部3とにより構成されている。
基板1は、後記するスケール部2および鏡面部3を一体的に支持する構体であり、光を透過しない不透明な部材であって、例えば、プラスチック板や金属板などにより形成されている。
スケール部2は、基板1上に設けられ、表示体e1の基準となる色彩に対して段階的に色彩を変化させた複数の色彩見本20、20、・・・を有するもので、この色彩見本20は、白色光下において所定の色彩を反射により忠実に発色するものであればよく、特に、色紙で形成されているか、表面が艶消し処理された有色部材で形成されているか、のいずれかであるのが好ましい。
ここで、艶消し処理された色彩見本20は、例えば、顔料により着色された表面が平坦なプラスチック製の薄板にショットブラストや化学エッチングを施し、該表面が粗くなるようにして形成することができる。
また、スケール部2における色彩見本20の色彩の配列は、例えば、図1に示したように、変色若しくは退色度合いのいずれかを検査するために、色相または彩度を一方向に一元配列として段階的に変化させて配置するものや、図2に示したように、変色および退色度合いの両方を検査するために、色相と彩度とを縦横方向に二元配列として段階的に変化させて配置するものを例示することができるが、配列する次元は、色彩の要素である色相、彩度、明度の中から適宜選択すればよい。
なお、前述した基準となる色彩とは、消防法施行規則に基づく消防庁告示「誘導灯及び誘導標識の基準」の別図第4に記載された色度図における緑色内の特定の色度のものをいう。
鏡面部3は、基板1上であってスケール部2に隣り合うように設けられ、可視光領域において略全反射する反射面を有するもので、例えば、平坦なガラスやプラスチック表面に金属薄膜を蒸着したものや、金属表面を磨いて鏡面仕上げをしたものなど、公知の鏡面構成とすることができる。なお、この鏡面部3は基板1を兼ねる構成であってもよい。
ところで、スケール部2における複数の色彩見本20、20、・・・は、図1、2に示したように、所定の間隔を隔てて色彩が徐々に変化するように配設され、鏡面部3は、隣り合う色彩見本20、20の間に位置するようにしてもよい。この構成によれば、後記するように、表示体e1の色彩の決定を容易に行うことができる。
また、図1、図2において、mは、表示体e1の色度が、前述の別図第4記載の規格(緑色の規格)内となる適合範囲を示しており、適合範囲mは、例えば、同図に示したように、線(図1、図2にあっては点線を例示)などで区画するようにしてもよい。
次に、上述した実施例のように構成された誘導灯検査器具Aを用いて行う誘導灯検査方法について、図3〜図5を参照し、図1に図示した誘導灯検査器具Aを例にとってその一例を説明する。この検査は白色光下において実施されるもので、例えば、図3に示したように、検査員kは、誘導灯eを背面にして誘導灯検査器具Aの鏡面部3に表示体e1を映し出す。このとき、図4に示したように、表示体e1の反射光rは色彩見本20と重ならないようにし、該反射光r全体が鏡面部3に収まるように調整する。
そして、鏡面部3で反射した反射光rの色彩、すなわち、表示体e1からの光の色彩と、白色光下において色彩見本20が反射により発色する色彩とを比較するもので、図5に示したように、例えば、この誘導灯検査器具Aの鏡面部31(3)で反射した反射光r1(r)の色彩と、この鏡面部31(3)の両側に位置する色彩見本21(20)、22(20)の色彩とを比較し、反射光r1(r)の色彩が、色彩見本21(20)の色彩よりも色彩見本22(20)の色彩に近ければ、引き続き横隣の鏡面部32(3)に表示体e1の反射光r2(r)を映し出し、この鏡面部32(3)の両側に位置する色彩見本22(20)、23(20)の色彩とを比較する。
そして、この操作を順次繰り返し、表示体e1からの反射光rの色彩が、両側に位置する色彩見本20、20の間となるような鏡面部3を探索し、この探索が完了したときに表示体e1の色彩が決定されるもので、決定された表示体e1の色彩が適合範囲m内であれば合格であり、適合範囲m外であれば不合格と判定され、表示体e1の交換を要することとなる。
なお、図6は、図2に図示した誘導灯検査器具Aにおける検査方法を示したものであり、色彩見本20(21、22、・・・)が二元配列されているため、横隣だけでなく縦隣の色彩見本20とを比較することができるもので、例えば、誘導灯検査器具Aの鏡面部33(3)で反射した反射光r3(r)の色彩と、この鏡面部33(3)の縦隣に位置する色彩見本24(20)、22(20)の色彩とを比較し、以下、前述した一元配列のもの(図5参照)と同様な手法で探索を行い、表示体e1の色彩を決定して該表示体e1の適否を判定する。
ところで、上述した誘導灯検査方法にあっては、検査員kが誘導灯eを背面にして鏡面部3に表示体e1を映し出す例について示したが、これに限られるものではなく、誘導灯eを前方に目視できるように位置した検査員kが、色彩見本20が上方を向くように誘導灯検査器具Aを略水平に持ち、前方から来た表示体e1の光を該誘導灯検査器具Aに映し出して検査をするようにしてもよい。
A 誘導灯検査器具
e 誘導灯
e1 表示体
1 基板
2 スケール部
3 鏡面部
20 色彩見本

Claims (2)

  1. 誘導灯の表示体の色彩を検査する誘導灯検査器具であって、
    光を透過しない不透明な基板と、
    この基板上に設けられ、前記表示体の基準となる色彩に対して段階的に色彩を変化させた複数の色彩見本を有するスケール部と、
    前記基板上であって前記スケール部に隣り合うように設けられ、可視光領域において略全反射する鏡面部とを備え、
    前記スケール部における複数の色彩見本は、所定の間隔を隔てて色彩が徐々に変化するように配設され、前記鏡面部は、隣り合う前記色彩見本の間に位置している
    ことを特徴とする誘導灯検査器具。
  2. 色彩見本は、色紙で形成されているか、表面が艶消し処理された有色部材で形成されているか、のいずれかであることを特徴とする請求項1記載の誘導灯検査器具。
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