JP3121780U - レーザー測定器対応反射板 - Google Patents

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Abstract

【課題】昼間の太陽光下でも壁面に照射されたレーザー光線が確実に視認できるレーザー測定器対応の反射板を提供する。
【解決手段】有色の透明板と、透明板の裏側に配設した光輝材で構成する。前記透明板が赤色若しくはオレンジ系の色彩を有し、光輝材が、粗面を有するシルバー色系のものであることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本考案は、測定器から発せられるレーザー光が確実に視認されるレーザー測定器対応反射板に関する。
家屋建築時、組立時等の現場において使用される可視光半導体レーザー測定器は種々提案されており、家屋の検査方法及びこれに使用する反射器の技術(例えば特許文献1参照)や、任意の点を中心として全方向に光面を発光するための構成を実現するとした技術(例えば特許文献2参照)など多岐にわたる。
特開2001−66135 特開平7−244208
特許文献1に記載の技術は完成した家屋の検査方法であり、家屋の外側にある複数の被測定箇所の位置を、被測定箇所と離れた位置からレーザー光を使用した三次元測定器で測定し、設計図上に求められた被測定箇所の三次元寸法と比較して検査する、としたものである。また特許文献2に記載の技術は、墨出し器において半導体レーザーが出力するレーザー光線は、コリメートレンズで所定のビーム系を有する光線に変換されて円錐ミラーの頂点に投光され、円錐ミラーによる反射光は、大地に水平な光面を全方向に出力する、というものである。しかしてこれらの技術はもとより、一般的レーザー測定器に共通の課題として、室内や薄暮時の室外においては壁面に照射されたレーザー光線を視認するのに困難を伴うことはないが、太陽光下において発せられるレーザー光線を視認するのは頗る困難であり、この不利を補うべく通常は赤のアクリル板を反射板として使用したり赤色レンズを備えたメガネを使用しているが、これらの手段を用いても太陽の出ている昼間の作業時には殆ど用をなさず、このため測定に齟齬を来したり、墨出し作業にも支障を生じるといった不具合があった。
本考案はこのような従来の問題点に鑑みてなされたもので、昼間の室外においても測定器から発せられたレーザー光線の視認が確実で誤差の無い測定が可能となる反射板を提供することを目的としている。
すなわち本考案は、有色の透明板と、該透明板の裏側に配設した光輝材からなり、前記透明板が赤色若しくはオレンジ系の色彩を有し、光輝材が、粗面を有するシルバー色系のものであることを特徴とするレーザー測定器対応反射板を主旨とする。
前記光輝材が透明板にシルク印刷、あるいはスプレーで塗布して形成されたものであることを特徴とする。
有色の透明板と、該透明板の裏側に設けた光輝材からなり、前記透明板が赤色若しくはオレンジ系の色彩を有するとともに表面を粗面に形成し、光輝材がシルバー色系のものであることを特徴とする。
透明板の端部に目盛を施すことを特徴とする。
本考案は、有色の透明板裏側に、粗面を有するシルバー色系の光輝材を配設した構造であり、レーザー測定器からのレーザー光線の可視光が赤色若しくはオレンジ系の透明板を通って光輝材の粗面に衝当すると波長が変わり、反射した時に可視光部分が強調されて太陽光下にあっても鮮明に視認され、したがって墨出し・測定作業が正確且つ迅速に行われる。
透明板に光輝材をシルク印刷したりスプレーで塗布することにより本案反射板は複雑な製作工程を経ることなく容易に得られ、安価量産に好適する。
光輝材を粗面としないでも透明板が粗面であればレーザー光を明瞭に視認することができる。したがってこの場合は、従来の粗面加工された赤色若しくはオレンジ系の透明板に鏡・アルミホイルなどの光輝材を重ね合わせることで本案反射板が得られる。
透明板の端部に目盛を施すと単なる目測と異なって測定が一層正確且つスムースになされる。
図面に基づき本考案を説明すると、図1(a)において1はガラス・アクリル・ポリカボネート等の素材からなる赤色の透明板で、縦長で厚みが約1mm程度、手のひらで把持できる大きさであり表裏とも平滑な面としてある。
2は前記透明板1の裏側に配設した光輝材で、鏡材料・銀粉など光に反射して光輝色を発するシルバー色系の素材からなり、透明板1にシルク印刷で形成したりスプレー塗布で形成する。この光輝材2は透明板1と密着したときに表側が粗面1aとなるもので粗面1aによって入射した光が多様な屈折率をもった角度で反射することとなる。すなわちこの光輝材2を透明板1と一体としたことで本案反射板が構成される。
(b)において10はレーザー測定器であり、水平若しくは垂直にレーザー光線Lを発生させて数メートル間隔をあけた壁面11に向けて照射する。通常、室内若しくは室外でも薄曇りや薄暮下では壁面11に入射した光線は視認できるが太陽光下では視認性が悪い。そこで前記した構成の本案反射板を光輝材2側が壁面11に密接するように配置すると、光線は透明板1内に入ったのち光輝材2の粗面2aに衝当する。粗面2aの微細な凹凸が有するランダムな角度に入射した光線は、短い波長が強調される形となり、可視光部分が強くなるので赤色の透明板1から反射したときにその赤色が一層濃色となって視認され、そのため太陽光下においても見る角度にかゝわらず透明板1には(c)のように水平若しくは垂直方向のレーザー光線Lが明瞭に視認される。
図2は本考案の他の実施形態であり、この場合は赤色の透明板1の表側を粗面1aとする。そして透明板1の裏側に配して一体としたシルバー色系の光輝材2は特に粗面とする必要がなく、したがってアルミホイル、鏡板などの平滑な部材を透明板1と重ね合わせ状に配設する。この場合、光線は光輝材2の反射を受けるとともに粗面1aにおいて入射角が連続的に変わることで波長に影響し、反射光の赤色が一層鮮明となる。
図3は透明板1に目盛3を形成した例を示すもので、目盛3は透明板1の周縁に配置する。こうすることによって透明板1に写ったレーザー光線に基づく墨出し等の作業を手際よく進めることができる。
なお上記した実施形態は一例であり、本考案の目的・効果を奏する範囲において、例えば透明板1を赤色系、オレンジ系以外の色とすることも可能であり、また透明板1の裏側に配設する光輝材2の素材も前記したものに特に限定する必要はなく、それゆえこれらも本考案の自由な実施の範疇に属するものである。
本考案の説明図であって(a)は側面、(b)は使用状態、(c)は正面を示す。 本考案の他の例を示す説明図である。 透明板に目盛を付した正面図である。
符号の説明
1 透明板
1a 粗面
2 光輝材
2a 粗面
3 目盛
10 レーザー測定器
11 壁面
L レーザー光線

Claims (4)

  1. 有色の透明板と、該透明板の裏側に配設した光輝材からなり、前記透明板が赤色若しくはオレンジ系の色彩を有し、光輝材が、粗面を有するシルバー色系のものであることを特徴とするレーザー測定器対応反射板。
  2. 光輝材が透明板にシルク印刷、あるいはスプレーで塗布して形成されたものであることを特徴とする請求項1記載のレーザー測定器対応反射板
  3. 有色の透明板と、該透明板の裏側に設けた光輝材からなり、前記透明板が赤色若しくはオレンジ系の色彩を有するとともに表面を粗面に形成し、光輝材がシルバー色系のものであることを特徴とするレーザー測定器対応反射板。
  4. 透明板の端部に目盛を施すことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のレーザー測定器対応反射板。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007051910A (ja) * 2005-08-17 2007-03-01 Kajima Corp レーザー光を用いる三次元座標計測または墨出し方法および位置決め方法
JP2011252803A (ja) * 2010-06-02 2011-12-15 Ihi Corp 写真計測用ターゲット及び写真計測方法
JP2014048198A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Taisei Corp 切盛状況確認方法およびレーザー受光具
JP7494081B2 (ja) 2020-09-30 2024-06-03 大和ハウス工業株式会社 位置測定補助具及び位置測定方法

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