JP3138047U - ボタンホール形成布 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のボタンホールは補強テープを取り付けるものであるので、ボタン穴の切れ目にボタンホール形成布を介在するだけで、薄手や厚手の生地を問わず手早くきれいに作れるボタンホール形成布を提供する。
【解決手段】衣服地に設けるボタン穴用の切れ目の周囲を十二分に覆う大きさの布片を二枚重ねて成る長手方向両サイドから内側に所定の長さの切れ込みを付け、その切れ込みの一方を表布3とし、他方を裏布2とする切れ込み部を縫い合わせ部6で連結した表布3と裏布2それぞれを反転して成るボタンホール形成布1とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、衣服のボタンホールを作る際に、生地の素材やボタンの大きさ、ミシン掛けの熟練に関わりなく、体裁良く、且つ、きれいに手早く作ることができるボタンホール形成布に関する。
従来より、衣服のボタンホールを作る際は、ボタンを取り付けたい位置にボタンの大きさに合う切れ目を入れた穴の周縁を手やミシンで穴かがり縫いをして作っており、時には薄地の場合は裏生地を当ててボタンホールを作ることもある。
また、幅広テープの片面長手中央に、離型性紙の片面に接着層を有する細幅テープを熱圧重合して成る幅広テープをボタンホール形成位置に仮接着して、穴かがりミシン掛けを容易に行えるボタンホール部補強テープの技術がある。(例えば、特許文献1参照)
実用新案登録第3041414号公報
ボタンホールは前記のような方法で作るが、手でかがり縫いするにしてもミシンでかがり縫いするにしても慣れない者にとっては大変面倒な作業であり、特にミシンで作る時は、厚手の生地や襟近くに作る際は厚いのでミシンが動かなくなって失敗することがあり、ほぐしてやり直す際はキズを付けて失敗することもあるため大変神経を使い熟練を必要とした。
さらに前記する実用新案登録第3041414号公報による技術は、広幅テープに、離型性紙片面に熱可塑性接着剤層を施した細幅テープを重合熱圧着して成るもので、ボタンホールを作る際は前記離型性紙を剥がしてから、前記熱可塑性接着剤層が転移した広幅テープをボタン穴を付けたい生地面に接着し、その面に切れ目を形成してから縁かがりするものであるが、これは接着付き広幅テープを裏当て生地として用いるにすぎず、面倒な縁かがり縫いは行わなければならい面倒なボタンホール部補強テープであった。
本考案は、前記のような従来の不便や欠点を解消するために成されたもので、請求項1においては、衣服地に設けるボタン穴用の切れ目周囲を覆う所定の大きさの二枚の布片を重ねて成る、長手方向両サイドから内側に所定の長さの切れ込みを付け、その切れ込みの上下一方を表布とし、他方を裏布とする前記切れ込み部を縫い合わせた前記表布と裏布それぞれを反転して成る中ほどにボタンホールを形成できるものとし、衣服のボタン位置に設けた切れ目に嵌め込んでミシン掛けするだけで作れるものとする。
請求項2においては、前記する表布の両サイドと長手辺が、他方の裏布より一回り小さくすることで、表布周囲にミシン掛けしても裏布から外れないで縫えるものとする。
請求項3においては、前記する表布と裏布が対向する面に、アイロンの熱で接着する熱接着剤を施すことで、衣服地の切れ目に仮止めして容易にミシン掛けできるものとする。
本考案によるボタンホール形成布は、表布と裏布二枚が重ねられた中ほどにボタンホールがあらかじめ形成されているので、ボタンホールを作る際は衣服地に設けた切れ目に裏布を差し入れて裏側に引き出せば衣服地を挟むようにセットされ、且つ、表布と裏布には熱接着剤を施しているのでそのままアイロンを掛けると仮止めできる。そのうえで表布周囲及びボタンホール周りをミシンで本縫いできるので、慣れない者でも簡単にボタンホールを形成できる。また、その際表布は裏布より一回り小さいので、表布側からミシンを掛けると裏布から外れないできれいに縫い付けて手早くボタンホールを作ることができる従来には見られないユニークなボタンホール形成布ある。
さらに、衣服地に設けた切れ目にボタンホール形成布を入れて作る方法であるので、例えば、本縫いの押さえを使えば手で加減しながら針を送ることができるため、ミシンでは作りにくい厚い襟周りのボタンホールでも簡単に作ることができる。さらに、衣服地と異なるボタンホール形成布を使えばボタンホール周りの表布はアクセントにもなるので楽しく体裁がよいボタンホール形成布を提供する。
本考案のボタンホール形成布の実施形態を図1に示す斜視図と図2に示す展開斜図、図3に示すB−B線拡大断面図で説明する。
本考案によるボタンホール形成布1は、裏布2の上に一回り小さい表布3が重なる中ほどにボタンホール4を形成するもので、衣服地8に設けた切れ目9に取り付けるものである。まず、前記する表布3と裏布2は、前記した衣服地8に設けた切れ目9周囲を約5〜8ミリ以上覆う大きの長方形状とし、その長手方向両サイドの中心から内側寄りに一定長の切れ込み5,5を付け、その切れ込み5の一方を表布3とし、対向側を裏布2とする前記表布3の両サイド及び長手辺端部を、前記した裏布2より一回り小さくカットした二枚の布片を同じ向きに重ねて成る前記左右の切れ込み5,5部を、図2のように縫い合わせ部6,6によって連結して成る前記表布3と裏布2の外側面に、アイロンにより接着する熱接着剤7を施した各表布3と裏布2を、図2の矢印に示すように互いが向き合うように折り返して成るボタンホール形成布1を構成する。
本考案は、以上のようなボタンホール形成布1であるので、衣服地8にボタン穴を作る際は、図4の(イ)(ロ)(ハ)図に示す手順で作る。まず、衣服地8のボタン穴を作りたい位置に必要な長さの切れ目9を付け、その切れ目9に、本案のボタンホール形成布1の裏布2をU字状に細くしてから(ロ)図のように前記の切れ目9に差し入れて裏側に引き出すと、(ハ)図のように衣服地8を挟んで裏側に裏布2が、表側には一回り小さい表布3が位置するようにセットされるので、後は両面のボタンホール形成布1にアイロン掛けして熱接着で仮止めしてから、ボタンホール形成布1の表布3周囲及びボタンホール4周りをミシンによる本縫いによる縫い付け部10によって、衣服地8にボタンホール形成できる。
尚、ボタンホール形成布1のA−A線部は、図3に示すように左右二つの裏布2の上部に一回り小さい表布3,3が位置し、その表布3と裏布2が対向する内側面に熱接着剤7が施されているので、衣服地8に取り付けてミシンで本縫いする際に仮止めできるので好都合であるが、必ずしも無くても構わない。また、表布3は裏布2より小さくすると、衣服地8に取り付ける際に、表布3の周囲をミシン掛けした場合でも裏布2から外れること無く縫い付けられるので便利であるが、必ずしも無くても差し支えない。
本考案は以上のようなボタンホール形成布1であるが、ボタンの大きさに合うボタンホール4を作る際は、左右の切れ込み5,5の深さを調節することで簡単に対応できる。また、ボタンホール形成布1の外形は矩形状であるが、ハート形や円形でもよいし、表布3と裏布2の外形を変えても差し支えない。加えて、ボタンホール形成布1の周囲は図示説明していないが、ほつれないように端を折り返してもよいし、縁かがり縫いしてもよく、いずれも特に限定するものではない。
本考案のボタンホール形成布を示す斜視図である。 ボタンホール形成布を展開した斜視図である。 ボタンホール形成布のB−B線拡大断面図である。 本考案のボタンホール形成布を用いて、衣服地にボタンホールを作る方法を(イ)(ロ)(ハ)の順に示す参考図である。
符号の説明
1 ボタンホール形成布
2 裏布
3 表布
4 ボタンホール
5 切れ込み
6 縫い合わせ部
7 熱接着剤
8 衣服地
9 切れ目
10 縫い付け部

Claims (3)

  1. 衣服地に設けたボタン穴用の切れ目の周囲を十分に覆う所定の大きさの二枚の布片を重ねて成る、長手方向両サイドから内側に所定の長さの切れ込みを個々に付け、その切れ込みの上下一方を表布とし、他方を裏布とする前記切れ込み部を個々に縫い合わせて成る前記表布と裏布それぞれを反転して成る中ほどにボタンホールを形成する構成を特徴とするボタンホール形成布。
  2. 前記する表布の両サイドと長手辺端部が、他方の裏布より一回り小さい請求項1に記載するボタンホール形成布。
  3. 前記する表布と裏布が対向する面に、アイロンの熱で接着する熱接着剤を施して成る請求項1又は請求項2に記載するボタンホール形成布。
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