JP3138035B2 - 発泡成形機用型締装置 - Google Patents

発泡成形機用型締装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は発泡成形機に用いら
れ、迅速かつ確実な開閉作動を行う型締装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、発泡成形の分野で用いられている
型締装置(11)は、固定ダイプレートに対して移動ダイプ
レートをピストン駆動により近接・離間させてこれらの
ダイプレート間に形成される型窩を開閉する構成のもの
が多い。具体的には図3に示すようなものが挙げられる
が、これは、前面に移動型(12)が取付けられた移動ダイ
プレート(13)にピストン(14)を取付け、このピストン(1
4)を駆動シリンダ(15)で駆動することにより、上記移動
型(12)を固定ダイプレート(17)に取付けられた固定型(1
8)に対して近接・離間させているものである。
【0003】このような型締装置(11)では、通常、移動
ダイプレート(13)を近接作動する過程において、移動型
(12)と固定型(18)とで形成される成形用型窩に発泡性樹
脂原料を充填するために、これらの間に所定間隙(以下
クラッキング間隙という)を確保して一旦停止させ、原
料充填後にさらに近接させて型締めを完了するよう構成
されている。上記一旦停止するためには、一定距離移動
してさらに近接する移動ダイプレート(13)を減速する機
構と、クラッキング間隙まで到達した移動ダイプレート
(13)に当接してその移動を阻止するクラッキング用シリ
ンダ(19)とが設けられている。 上記減速機構として
は、駆動シリンダ(15)の近接作動時に、該シリンダ(15)
から押出される空気を排気する流路(イ)を、移動ダイプ
レート(13)の所定距離の移動後に絞り弁(ロ)を介して排
気する流路(ハ)に電磁弁(ニ)により切換える構成が用いら
れている。またクラッキング用シリンダ(19)は、固定ダ
イプレート(17)の対向面に設けられ、該シリンダ(19)の
ピストン(20)が移動ダイプレート(13)側へエア圧により
突出作動できるように構成されている。
【0004】しかしながら、上記のように単なる絞り弁
(ロ)を介して排気する場合は、近接すればするほど流路
(イ)の排出抵抗が増加する一方で、移動ダイプレート(1
3)の減速はできるもののエアクッション効果も同時に働
き、停止できたとしてもエアクッションの反発力によっ
て停止位置がズレてしまい、停止の位置精度が確保でき
ないものとなっている。また上記クラッキング用シリン
ダ(19)は、エア圧により突出するピストン(20)がストッ
パーとして働いて移動ダイプレート(13)の近接を阻止す
るが、原料充填後の型締完了に際しては再びクラッキン
グ用シリンダ(19)のエア圧を抜かねばならず、このよう
なエアの充填・排気を繰返すものでは、迅速な開閉作動
が期待できないものとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、移動ダイプレートをクラッキング停止位置で正確に
停止できると共に、開閉作動を迅速に行うことのできる
発泡成形機用型締装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かくして本願『請求項
1』に係る発明によれば、『固定ダイプレート(3)に対
して移動ダイプレート(2)をピストン駆動により近接・
離間させてこれらのダイプレート間に形成される型窩を
開閉する発泡成形機用型締装置(1)であって、(a)移動ダ
イプレート(2)に連結されるピストン(41)を油圧により
押圧し、エア圧により戻して往復駆動する駆動シリンダ
(4)と、(b)該駆動シリンダ(4)に連通され、クラッチン
グ動作の後に行われる型締め用の油圧シリンダ(5)と、
(c)上記駆動シリンダ(4)に接続されるエア流入・流出用
接続流路(42)と、(d)エア供給部(92)に接続されるエア
供給流路(95)と、(e)近接作動時のクラッキング停止位
置におけるピストンの背圧と略同じ圧力に設定されてい
圧力制御弁(94)を有する排気流路(93)と、(f)近接作
動時には上記エア流入・流出用接続流路(42)を上記排気
流路(93)に接続し、離間作動時には上記エア流入・流出
用接続流路(42)を上記エア供給流路(95)に切換接続する
切換弁(9)と、(g)近接作動時の移動ダイプレート(2)が
クラッキング停止位置(P)にきた事を検知して信号出力
しうるセンサ(8)と、(h)油圧シリンダ(5)に油を送る油
圧流路(B)に設けられ、前記センサ(8)からの信号によっ
て該油圧流路(B)を閉止する開閉弁(6)とを備えたことを
特徴とする発泡成形機用型締装置(1)』が提供される。
【0007】本発明の発泡成形機用型締装置(1)は、固
定型が設けられた固定ダイプレート(3)に対して、移動
型(21)が設けられた移動ダイプレート(2)が近接・離間
して成形用型窩を開閉する構成の発泡成形機に用いられ
るもので、移動ダイプレート(2)の近接駆動が油圧によ
りなされ、離間駆動がエア圧によりなされるよう、駆動
シリンダ(4)と油圧シリンダ(5)とを連結したいわゆるエ
ア−ハイドロ方式の当該分野で公知の型締装置を、その
基本構成として利用することができる。本発明の型締装
置(1)は、水平方向に近接・離間されるいわゆる横型の
発泡成形機にも、また垂直方向に近接・離間されるいわ
ゆる立型の発泡成形機にもいずれにも好適に用いること
ができる。
【0008】本発明の型締装置(1)に用いられる圧力制
御弁(94)は、所定圧に設定可能なバルブを有するもので
あり、この圧力制御弁(94)が設けられる排気流路(93)内
の流体圧が設定圧に達したとき、この流体圧を瞬時に設
定圧に保持できる構成のものが好ましい。上記圧力制御
弁(94)は、後述する切換弁(9)により近接作動時におい
て連通されるエア流入・流出用接続流路(42)及び排気流
路(93)の流路内において、移動ダイプレート(2)が固定
ダイプレート(3)に対してクラッキング停止位置(P)まで
近接したときに上記流路内にピストン(41)を押圧するに
十分な背圧を維持し、この停止位置(P)よりもさらなる
近接作動により上記流路内に高まる背圧よりは低く設定
されるものが好ましい。
【0009】本発明の型締装置(1)に用いられる切換弁
(9)は、エア流入・流出用接続流路(42)とエア供給流路
(95)と排気流路(93)とが接続でき、近接作動時には、エ
ア流入・流出用接続流路(42)を排気流路(93)に接続し、
離間作動時には、エア流入・流出用接続流路(42)をエア
供給流路(95)に接続するよう、流路切換できる構成のも
のであって、例えば、3ポジションに切換設定できる電
磁弁やいわゆる三方電磁弁等が好ましい。
【0010】本発明の型締装置(1)に用いられるセンサ
(8)は、近接作動時において移動ダイプレート(2)が固定
ダイプレート(3)に対してクラッキング間隙を保持する
クラッキング停止位置(P)に接近したことを検知して信
号出力しうる構成のもので、例えば、リミットスイッチ
等が挙げられる。上記センサ(8)からの出力信号によ
り、切換弁(9)のバルブを(I)→(II)に切換えると同
時に電磁開閉弁(6)を閉じるよう制御される。
【0011】なお本発明の型締装置(1)において、クラ
ッキング間隙を確保してクラッキング停止位置(P)で停
止された移動ダイプレート(2)は、原料の充填が完了す
ると油圧シリンダ(5)の加圧作動によって駆動シリンダ
(4)を介して押圧され、固定ダイプレート(3)に接触して
型締を完了するよう、駆動制御される。
【0012】
【作用】本発明の型締装置(1)によれば、まず、流路切
換弁(9)によりエア供給部(92)のエア供給流路(95)と管
路(71)及びエア流入・流出用接続流路(42)と排気流路(9
3)とが接続された後、オイルタンク(7)の油は、同時に
働く電磁開閉弁(6)を通り油圧シリンダ(5)の開になった
通路を通って駆動シリンダ(4)にかけられて、そのピス
トン(41)が押圧され、これによって移動ダイプレート
(2)が固定ダイプレート(3)に対してクラッキング停止位
置(P)に向かって近接作動される。この近接作動に伴っ
て、駆動シリンダ(4)の背圧は、エア流入・流出用接続
流路(42)及び排気流路(93)の連通流路内で増加して行
く。この増加する背圧が排気流路(93)内の圧力制御弁(9
4)に設定される設定圧より高くなった時、排気流路(93)
が開放され、上記流路内は瞬時に設定圧に戻る。このと
き同時にセンサ(8)は接近する移動ダイプレート(2)を検
知して信号を出力し、流路切換弁(9)は(I)→(II)に
切換わり、電磁開閉弁(6)は閉じてクラッキング停止位
置(P)に停止する。上記排気流路(93)の圧力制御弁(94)
による背圧保持と電磁開閉弁(6)を閉じることによる
圧流路(A)の油の閉じ込めによる近接作動の停止によ
り、移動ダイプレート(2)は固定ダイプレート(3)に対し
て所定のクラッキング停止位置(P)で確実に停止される
こととなる。
【0013】
【実施例】以下実施例により本発明を具体的に説明する
が、これによって本発明は限定されるものではない。 実施例1 図1は本発明の発泡成形機用型締装置の一例の構成概略
図である。同図において、発泡成形機用型締装置(1)
は、移動型(21)が取付けられた移動ダイプレート(2)
を、上記移動型(21)と対向する固定型(31)が取付けられ
た固定ダイプレート(3)側に水平に移動することによっ
て型締する横型の型締装置についてのものである。
【0014】移動ダイプレート(2)の背面には、駆動シ
リンダ(4)のピストン(41)が連結されている。この駆動
シリンダ(4)の後端には油圧流路(A)を介してシリンダ
(5)が連通されており、このシリンダ(5)はさらに電磁開
閉弁(6)を設けた油圧流路(B)を介してオイルタンク(7)
の下部に連通されている。上記シリンダ(5)は、そのピ
ストン(51)の駆動により油圧流路(A)を増圧できるよう
構成されている。固定ダイプレート(3)に対して一定の
クラッキング間隙を確保して移動ダイプレート(2)を停
止させるために、クラッキング停止位置(P)にリミット
スイッチ(8)が設けられており、このリミットスイッチ
(8)に移動ダイプレート(2)が接触すると、リミットスイ
ッチ(8)から信号が上記電磁開閉弁(6)に出力されて、油
圧流路(B)を閉止するよう構成されている。
【0015】駆動シリンダ(4)の前端にはエア流入・流
出用接続管路(42)が連通形成されており、この接続流路
(42)は後述する流路切換弁(9)に接続されている。
【0016】流路切換弁(9)は、この例では同図に示す
ように、接続ポートが一側に3つ他側に2つ有し、制御
信号により3ポジションに切換接続できる構成のもので
ある。 上記一側に並ぶ3つのポートにはそれぞれ排気
口(91)、エア供給部(92)に接続されるエア供給流路(95)
及び排気流路(93)が接続されており、他側に並ぶ2つの
ポートには、オイルタンク(7)に連通する管路(71)及び
上記エア流入・流出用接続流路(42)が接続されている。
上記3つのポジションについて説明すると、第1ポジシ
ョン(I)はエア供給流路(95)−管路(71)及びエア流入・
流出用接続流路(42)−排気流路(93)の流路接続を構成
し、第2ポジション(II)は排気口(91)−管路(71)及び排
気流路(93)−エア流入・流出用接続流路(42)の流路接続
を構成し、第3ポジション(III)は排気口(91)−管路(7
1)及びエア供給流路(95)−エア流入・流出用接続流路(4
2)の流路接続を構成する。
【0017】排気流路(93)には、リリーフ弁(94)が設け
られている。このリリーフ弁(94)には図示しない調圧バ
ルブが内蔵されており、この調圧バルブによって排気流
路(93)内の流体圧を調節することができる。
【0018】以上の構成の型締装置(1)の作動について
説明する。 まずリリーフ弁(94)の調圧バルブを調節する。すなわ
ち、駆動シリンダ(4)でのピストン(41)の最大離間状態
から近接作動によって、移動ダイプレート(2)が固定ダ
イプレート(3)に対してクラッキング停止位置(P)まで近
接したときの、駆動シリンダ(4)及び接続流路(42)内の
流体圧(=背圧)と等しい値を、調圧バルブの設定圧と
する。
【0019】次に型締作動に入るが、このとき駆動シ
リンダ(4)のピストン(41)は最大離間状態にあり、流路
切換弁(9)は第1ポジションに設定されている。エア供
給部(92)よりエアを供給すると、管路(71)を通じてオイ
ルタンク(7)にエアが導入され加圧される。これによっ
てオイルタンク(7)から油圧流路(B)−シリンダ(5)−油
圧流路(A)を経て駆動シリンダ(4)のピストン(41)の後面
に油圧がかけられ、ピストン(41)は押圧されて移動ダイ
プレート(2)が固定ダイプレート(3)に対して近接して行
く。
【0020】上記近接作動を続けて行く、ピストン(4
1)の押圧により駆動シリンダ(4)のピストン(41)より前
面側のシリンダ空間−接続流路(42)−排気流路(93)を連
通する連通空間にはエアが加圧されて行くが、排気流路
(93)に設けられたリリーフ弁(94)の設定圧に満たないた
め、該リリーフ弁(94)は開放されず、流路内のエア圧が
増加して行く。そしてこの増加するエア圧による反発力
のために、移動ダイプレート(2)の移動速度が減速され
て行く。
【0021】移動ダイプレート(2)が近接して行き、
リミットスイッチ(8)に接触したとき、このリミットス
イッチ(8)から信号が油圧流路(B)の電磁開閉弁(6)に出
力されて、該油圧流路(B)が閉止されると同時に、流路
切換弁(9)は第2ポジションに切換えられる。またこの
時の駆動シリンダ(4)の背圧すなわち上記連通空間内の
圧力はリリーフ弁(94)の設定圧と等しくなっており、
圧流路(A)には接続流路(42)の背圧にみあう圧力が保持
される。換言すれば、駆動シリンダ(4)のピストン(41)
を駆動する電磁開閉弁(6)が解除されると、接続流路(4
2)にはリリーフ弁(94)の設定圧である背圧が残り、油圧
流路(A)にはその背圧に見合う圧力がかかり、移動ダイ
プレート(2)は押しも戻されもせず、クラッキング停止
位置(P)で停止されることとなる。
【0022】この状態で移動型(21)及び固定型(31)と
による型窩内に原料が充填される。このとき充填される
エアにより移動ダイプレート(2)は後退しようとする
が、油圧流路(A)には非圧縮性の油が電磁開閉弁(6)によ
り満たされているため後退しない。その後、シリンダ
(5)のピストン(51)が押圧作動される。すると油圧流路
(A)の油圧が増圧され、これによって駆動シリンダ(4)の
ピストン(41)が押圧されて移動ダイプレート(2)を近接
作動し、型締が完了することとなる。
【0023】発泡成形が終了した後、流路切換弁(9)
は第3ポジションに切換えられ、エア供給部(92)からエ
アが接続流路(42)を通じて駆動シリンダ(4)内に導入さ
れる。油圧流路(A)の油は、ピストン(5)電磁開閉弁
(6)を開くことにより、駆動シリンダ(4)より押出され
イルタンク(7)に戻る。オイルタンク(7)のエアは管路(7
1)→流路切換弁(9)を経由して排気口(91)より大気に逃
げる。これによってピストン(41)が戻されて離間作動さ
れ、型開きされる事となる。以後、上記からの動作が
繰返されることとなる。
【0024】実施例2 図2に本発明の型締装置の他の例の概略構成を示す。同
図の型締装置(10)は、移動型(21)が取付けられた移動ダ
イプレート(22)を、上記移動型(21)と対向する固定型(3
1)が取付けられた固定ダイプレート(32)側に垂直に移動
することによって型締する立型の型締装置についてのも
のである。
【0025】同図の型締装置(10)は、下方に固定ダイプ
レート(32)が設置され、その上方から移動ダイプレート
(22)が近接・離間する構成であり、移動ダイプレート(2
2)は同期して駆動される2つの駆動シリンダ(43)(43)に
より近接・離間作動されるもので、各駆動シリンダ(43)
は、その一端が移動ダイプレート(22)に取付けられ、各
ピストン(44)の他端が固定ダイプレート(32)に取付けら
れており、各ピストン(44)内に油圧流路部(A1)が形成さ
れている。これら各ピストン(44)内に形成された油圧流
路部(A1)端は固定ダイプレート(32)の下面に開口し、各
開口部にシリンダ(5)からの油圧流路(A)が分岐接続され
ている。また、各駆動シリンダ(43)の他端にはエア流入
・流出用接続流路(45)が接続されており、これらは1つ
に合流された後、チェック弁(46)を介して流路切換弁
(9)に接続されている。チェック弁はパイロット式にな
っており、逆流させたいとき(型閉)は強制的に開にな
る。以上の構成以外は、実施例1と同様であり従って実
施例1で用いた番号と同一のものは、同一部材を意味す
るものである。また、この型締装置(10)の作動について
も実施例1と同様であり、従ってその説明は省略する。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、クラッキング用シリン
ダなしで移動ダイプレートをクラッキング停止位置で正
確に停止できると共に、開閉作動を迅速に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の型締装置の一例の構成概略図
【図2】本発明の型締装置の他の例の構成概略図
【図3】従来例の型締装置の構成概略図
【符号の説明】
(1),(10)…型締装置 (2),(22)…移
動ダイプレート (3),(32)…固定ダイプレート (4),(43)…駆
動シリンダ (5)…油圧シリンダ (6)…電磁開
閉弁 (7)…オイルタンク (8)…リミッ
トスイッチ (9)…流路切換弁 (21)…移動型 (31)…固定型 (41),(51),(4
4)…ピストン (42),(45)…エア流入・流出用接続流路 (46)…チェ
ック弁 (71)…管路 (91)…排気口 (92)…エア供給部 (93)…排気流
路 (94)…リリーフ弁 (95)…エア供
給流路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 44/00 - 44/60 B29C 67/20 B29C 33/20 - 33/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定ダイプレートに対して移動ダイプレー
    トをピストン駆動により近接・離間させてこれらのダイ
    プレート間に形成される型窩を開閉する発泡成形機用型
    締装置であって、 (a)移動ダイプレートに連結されるピストンを油圧によ
    り押圧し、エア圧により戻して往復駆動する駆動シリン
    ダと、(b)該駆動シリンダに連通され、クラッキング動
    作の後に行われる型締め用の油圧シリンダと、(c)上記
    駆動シリンダに接続されるエア流入・流出用接続流路
    と、(d)エア供給部に接続されるエア供給流路と、(e)
    接作動時のクラッキング停止位置におけるピストンの背
    圧と略同じ圧力に設定されている圧力制御弁を有する排
    気流路と、(f)近接作動時には上記エア流入・流出用接
    続流路を上記排気流路に接続し、離間作動時には上記エ
    ア流入・流出用接続流路を上記エア供給流路に切換接続
    する切換弁と、(g)近接作動時の移動ダイプレートがク
    ラッキング停止位置にきたことを検知して信号出力しう
    るセンサと、(h)油圧シリンダに油を送る油圧流路に設
    けられ、前記センサからの信号によって該油圧流路を閉
    止する開閉弁とを備えたことを特徴とする発泡成形機用
    型締装置。
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