JP3137897U - 車両強制停止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】折りたたみが可能で、持ち運びや保管性に優れどこでも簡単かつ容易に設置できる機動性のある車両強制停止装置の構造を提案する。
【解決手段】ベース部11と、前記ベースに立設された車両止め部20と、前記車両止め部に取り付けられた車両受け部30とを備え、前記車両受け部30は、前記車両止め部20に対して斜め前方へ延びて固定される固定位置30Aと該車両止め部と重なり合う折りたたみ位置30Bとの間を位置移動可能に設けられている。
【選択図】 図4

Description

この考案は道路等に配置される車両強制停止装置に関する。
道路工事、特に道路の拡張工事などで車線規制を行う際に、誤って車両が進入してきた場合に備えて作業者の安全を確保するために車両を強制的に停止させるための手段を施す必要がある。従来では、クッションドラムや標識車などがこの役割を有しているが、本出願人は、先に、進入車両の下部に潜り込み車両の走行をブロックして強制的に停止させる装置を提案した(特許文献1、2、3)。
この提案装置は、車両止め部と一体に設けられた車両受け部が進入車両の下部に潜り込んでテコの原理を利用して走行をブロックするものであるから、侵入車両の横転を防ぎ安全に止めることができるという大きな利点があるほか、衝突時に停止部材が弾きとばされ飛散することによる二次的・付随的なトラブルや事後処理を低減できる利点があり、高い効果が期待されている。
特開2006−132172 意匠登録第1258918号 意匠登録第1274484号
この考案は、さらに、折りたたみが可能で、持ち運びや保管性に優れどこでも簡単かつ容易に設置できる機動性のある車両強制停止装置の構造を提案するものである。
すなわち、請求項1の考案は、ベース部(11)と、前記ベース部に立設された車両止め部(20)と、前記車両止め部に取り付けられた車両受け部(30)とを備え、前記車両受け部(30)は、前記車両止め部(20)に対して斜め前方へ延びて固定される固定位置(30A)と該車両止め部と重なり合う折りたたみ位置(30B)との間を位置移動可能に設けられていることを特徴とする車両強制停止装置に係る。
請求項2の考案は、前記車両止め部に柱部材(21)を有するとともに前記車両受け部には脚部材(31)を有し、前記脚部材が前記柱部材に対し摺動可能に設けられた請求項1に記載の車両強制停止装置に係る。
請求項3の考案は、前記柱部材に摺動溝(25)を有するとともに前記脚部材には前記摺動溝内を移動する突部(35)が形成されている請求項2に記載の車両強制停止装置に係る。
請求項4の考案は、前記柱部材と脚部材を複数有する請求項2又は3に記載の車両強制停止装置に係る。
請求項5の考案は、前記柱部材と脚部材とがリンク棒(40)で連接されている請求項2ないし4のいずれか1項に記載の車両強制停止装置に係る。
請求項6の考案は、前記柱部材が前記ベース部に軸着(15)され前後方向に回動可能である請求項2ないし5のいずれか1項に記載の車両強制停止装置に係る。
請求項7の考案は、前記固定位置(30A)において前記脚部材に前記柱部材の係止部(28)への係着部(38)を有する請求項2ないし6のいずれか1項に記載の車両強制停止装置に係る。
請求項8の考案は、前記柱部材の係止部が柱部材の横軸部材(29)である請求項7に記載の車両強制停止装置に係る。
請求項9の考案は、前記折りたたみ位置(30B)において前記柱部材と前記脚部材とがほぼ同長で重なり合うように構成された請求項2ないし8のいずれか1項に記載の車両強制停止装置に係る。
請求項1の考案に係る車両強制停止装置によれば、ベース部(11)と、前記ベース部に立設された車両止め部(20)と、前記車両止め部に取り付けられた車両受け部(30)とを備え、前記車両受け部(30)は、前記車両止め部(20)に対して斜め前方へ延びて固定される固定位置(30A)と該車両止め部と重なり合う折りたたみ位置(30B)との間を位置移動可能に設けられているものであるから、折りたたみが可能で、持ち運びや保管性に優れどこでも簡単かつ容易に設置できる機動性のある装置として利用することができる。
請求項2の考案によれば、請求項1において、前記車両止め部に柱部材(21)を有するとともに前記車両受け部には脚部材(31)を有し、前記脚部材が前記柱部材に対し摺動可能に設けられたものであるから、折りたたみを簡単かつ確実に行うことができる。
請求項3の考案によれば、請求項2において、前記柱部材に摺動溝(25)を有するとともに前記脚部材には前記摺動溝内を移動する突部(35)が形成されているものであるから、折りたたみ機能がさらに簡単かつ確実となる。
請求項4の考案は、請求項2又は3において、前記柱部材と脚部材を複数有するものであるから、車両強制停止装置の構造的強度を高めることができる。
請求項5の考案によれば、請求項2ないし4のいずれかにおいて、前記柱部材と脚部材とがリンク棒(40)で連接されているものであるから、車両強制停止装置の構造的強度をさらに高めることができる。
請求項6の考案によれば、請求項2ないし5のいずれかにおいて、前記柱部材が前記ベース部に軸着(15)され前後方向に回動可能であるから、車両衝突時に柱部材が傾動してもベース部は地表面にしっかりと接地でき、ブロック性を確保することができる。
請求項7の考案によれば、請求項2ないし6のいずれかにおいて、前記固定位置(30A)において前記脚部材に前記柱部材の係止部(28)への係着部(38)を有するものであるから、固定位置を確実に保持することができる。
請求項8の考案によれば、請求項7において、前記柱部材の係止部が柱部材の横軸部材(29)であるから、柱部材の強化ととともに固定位置の確保ができる。
請求項9の考案によれば、請求項2ないし8のいずれかにおいて、前記折りたたみ位置(30B)において前記柱部材と前記脚部材とがほぼ同長で重なり合うように構成されたものであるから、最もコンパクトで効果的な折りたたみ機能を有する装置とすることができる。
以下添付の図面に従ってこの考案を詳細に説明する。
図1はこの考案の実施例に係る車両強制停止装置の全体斜視図、図2はその固定位置を表す側面図、図3は固定位置を外した状態の側面図、図4は折りたたみ位置を表す側面図である。
図1に示す車両強制停止装置10は、この考案の一実施例を表すもので、いずれもアルミ等の金属を主体とする材質から構成され、ベース部11と、前記ベース部に立設された車両止め部20と、前記車両止め部に取り付けられた車両受け部30とを備える。そして、前記車両受け部30は、前記車両止め部20に対して斜め前方へ延びて固定される固定位置30A(図2)と該車両止め部と重なり合う折りたたみ位置30B(図4)との間を位置移動可能に設けられたものである。
ベース部11は、侵入車両の衝突時には接地面との摩擦力によってブロック性を発揮する部分であって、接地面となる裏面に摩擦力を高めるゴム等の材質あるいは凹凸構造等を選択することができる。車両止め部20はベース11に立設されていて侵入車両の衝突時には車両前部を止める部分である。また、車両受け部30は車両止め部20に取り付けられていて侵入車両の下部に潜り込み車両前部を受ける部分である。これらの構成よりなる車両強制停止装置10は、前述したように、車両止め部20と一体に設けられた車両受け部30が進入車両の下部に潜り込んでテコの原理を利用して走行をブロックするものである。この装置は、侵入車両の横転を防ぎ安全に停止させることができるとともに、衝突時に停止部材が弾きとばされ飛散することによる二次的・付随的なトラブルや事後処理を大幅に低減できる大きな利点がある。
図示の車両強制停止装置10は、請求項2の考案として規定したように、前記車両止め部に柱部材21を有するとともに前記車両受け部には脚部材31を有し、前記脚部材が前記柱部材に対し摺動可能に設けられたものである。
また、その摺動構造としては、請求項3の考案として規定したように、前記柱部材21に摺動溝25を有するとともに前記脚部材31には前記摺動溝25内を移動する突部35が形成されているものが好ましい。これによって、確実な摺動が可能となる。実施例では、柱部材21の左右両側に摺動溝25,25が形成されており、これに対応する脚部材31にも左右両側に突部35が形成されている。
さらに、車両強制停止装置の構造的強度を高めるために、請求項4の考案として規定したように、前記柱部材21と脚部材31を複数有するものとすることができる。図示の例では柱部材21及び脚部材31をそれぞれ3本ずつ配置したが、任意の本数を選択することができる。2本の柱部材21及び脚部材31を有する小型タイプのものを複数台現場に設置するようにしてもよい。図において、符号28,29は複数の柱部材21,21を接続する横軸部材、33は複数の脚部材31,31を接続する横軸部材である。
また、前記柱部材21及び脚部材31の結合の構造的強度を高め、折りたたみ性能を向上させるためには、図示し、請求項5の考案として規定したように、柱部材21と脚部材31とがリンク棒40で連接することが好ましく奨められる。実施例では、対応する各柱部材21と脚部材31について両側から2本のリンク棒40,40が連接されている。
さらに、請求項6の考案として規定したように、前記柱部材21が前記ベース部11に対して軸着15され前後方向に回動可能とすることによって、車両衝突時に柱部材11が傾動してもベース部11は地表面にしっかりと接地でき、ブロック性を高めることが可能である。実施例の柱部材21はベース部11に一体に形成された立上部12に挟着されて軸着されている。符号15は軸着部で、前記したリンク棒40の軸部を兼ねている。
車両受け部30の固定位置30Aにおいては、請求項7の考案として規定したように、前記脚部材31に前記柱部材21の係止部28への係着部38を形成することが位置固定を確実に保持する上で好ましい。実施例では脚部材31の両側に係着部38が形成されている。
この場合において、請求項8の考案のように、前記柱部材21の係止部28が柱部材の横軸部材29とすれば、柱部材21の強化ととともに固定位置の確保が可能となる。なお、図1の符号29Aは横軸部材が突出しない両端の柱部材21外面に形成された係着用突部であり、39はロック穴(図示せず)に挿入されたロックピンである。
また、車両受け部30の折りたたみ位置30Bにおいては、請求項9の考案として規定し図4に図示したように、折りたたまれた脚部材31と柱部材21とがとがほぼ同長で重なり合うように構成すると、最もコンパクトで効果的な折りたたみ機能を発揮することができる。
図1は図1はこの考案の実施例に係る車両強制停止装置の全体斜視図である。 図2はその固定位置を表す側面図である。 図3は固定位置を外した状態の側面図である。 図4は折りたたみ位置を表す側面図である。
符号の説明
10 車両強制停止装置
11 ベース部
20 車両止め部
21 柱部材
25 摺動溝
28 係止部
30 車両受け部
30A 固定位置
30B 折りたたみ位置
31 脚部材
35 突部
38 係着部
40 リンク棒

Claims (9)

  1. ベース部(11)と、
    前記ベース部に立設された車両止め部(20)と、
    前記車両止め部に取り付けられた車両受け部(30)とを備え、
    前記車両受け部(30)は、前記車両止め部(20)に対して斜め前方へ延びて固定される固定位置(30A)と該車両止め部と重なり合う折りたたみ位置(30B)との間を位置移動可能に設けられている
    ことを特徴とする車両強制停止装置。
  2. 前記車両止め部に柱部材(21)を有するとともに前記車両受け部には脚部材(31)を有し、前記脚部材が前記柱部材に対し摺動可能に設けられた請求項1に記載の車両強制停止装置。
  3. 前記柱部材に摺動溝(25)を有するとともに前記脚部材には前記摺動溝内を移動する突部(35)が形成されている請求項2に記載の車両強制停止装置。
  4. 前記柱部材と脚部材を複数有する請求項2又は3に記載の車両強制停止装置。
  5. 前記柱部材と脚部材とがリンク棒(40)で連接されている請求項2ないし4のいずれか1項に記載の車両強制停止装置。
  6. 前記柱部材が前記ベース部に軸着(15)され前後方向に回動可能である請求項2ないし5のいずれか1項に記載の車両強制停止装置。
  7. 前記固定位置(30A)において前記脚部材に前記柱部材の係止部(28)への係着部(38)を有する請求項2ないし6のいずれか1項に記載の車両強制停止装置。
  8. 前記柱部材の係止部が柱部材の横軸部材(29)である請求項7に記載の車両強制停止装置。
  9. 前記折りたたみ位置(30B)において前記柱部材と前記脚部材とがほぼ同長で重なり合うように構成された請求項2ないし8のいずれか1項に記載の車両強制停止装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012112155A (ja) * 2010-11-24 2012-06-14 Nippon Steel & Sumikin Metal Products Co Ltd 車両強制停止装置
JP2021503573A (ja) * 2017-11-20 2021-02-12 クライン,アモス 直立可能な障壁の基礎ユニットおよびそれを備える直立可能な障壁
JP7173637B1 (ja) 2021-09-09 2022-11-16 株式会社サンエイ 車両阻止装置

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