JP3137802U - スライダ - Google Patents

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Abstract

【課題】ロボット、精密機器、微細加工機器、医療器具等に用いられ、複数方向の動きを実現した小型の直動スライダを提供する。
【解決手段】電動スライダ20は送りネジ22、テーブル23、モーター24、送りネジサポート25、カップリング26、メネジ27、本体29で構成し、本体29は角穴筒状とし、テーブル23は同形の角形とし本体29内を摺動する。テーブル23の側面への突き出し部30は、2枚の薄い縦リブ31,32で支持され、縦リブ31,32は本体29のスリット穴33,34から突き出し、モーター24と、送りネジ22の開放端35をカップリング26で連結している。
【選択図】図3

Description

一方向の直進動作をする手動又は電動の小型直動スライダに関する。
(図1、図2参照)従来品の電動スライダ1の典型的な構成は、送りネジ2、テーブル3、モーター4、送りネジサポート5、カップリング6、メネジ7、直動ガイド8、本体9、カバー10、キャップ11等でなり、モーター4の回転をテーブル3の直進運動に変えている。直動ガイド8はテーブル3の回転を止め、テーブル3は左右の一方向のみに直進動作をする。
直動ガイド8を設置する空間のため本体9は一方を解放した構造になり、剛性が低くなる。
テーブル3を外部に突き出すための開放窓12が大きく、内部の構造が見え、埃がはいる。
送りネジサポート5はモーター4、ベアリング13、カップリング6の取り付け空間が必要でかなり長くなる。
小型のものも大型と同じ構造をしているので安価に製造できない。
電動スライダ1を他に取り付けるためのボルト穴の設置位置が限られる。
課題
ロボット、精密機器、微細加工機器、医療器具等小型化が要求され、それに伴い小型の直動スライダが要求される。また複数の方向の動きを要求されるので、複数の直動スライダを自由に組み合わせられることが望ましい。
解決手段
本体を筒状に形成し、内側は角穴として、この角穴と形合するテーブルを摺動さし、一方向のみに直進動作をさす。
側面への突き出し部は、2枚の薄いリブで支持し、本体のスリットより外部に突き出す。
送りネジの開放端側にモーターを連結する。
電動スライダ20は送りネジ22、テーブル23、モーター24、送りネジサポート25、カップリング26、メネジ27、本体29で構成し、本体29は角穴筒状とし、テーブル23は同形の角形とし本体29内を摺動する。テーブル23の側面への突き出し部30は、2枚の薄い縦リブ31,32で支持され、縦リブ31,32は本体29のスリット穴33,34から突き出し、モーター24と、送りネジ22の開放端35をカップリング26で連結している。
シール板38はゴム等の薄い弾性体板で成りスリット穴33,34を密閉し、縦リブ31,32の通る位置に切り込みを入れている。縦リブ31,32が通過した位置では切込みが閉じ、内部を密閉する。縦リブ31,32の両端はエッジに形成しシール板38の通過を容易にする。
本体29の角穴寸法とテーブル23の角形寸法は若干の隙間が出来る程度に加工仕上げして、さらにダイヤモンドコーティング、フッソ樹脂皮膜処理等を施す。直動ガイド、ベアリング等を設置することも可能である。
効果
本体29は角穴筒形状だから小型でも剛性が大きく、大きな外部からの負荷に耐えられる。加工に於いても素材引き抜き成形、ブローチ加工等で安価な手法が採用できる。二分割にして研削等の精密加工も容易である。素材引き抜き成形が可能であることにより、従来採用が困難であった隙間調整構造が可能である。(図9、図10参照)
薄い縦リブ31,32の二本構造は、間隔も広く、1本の厚板構造より剛性があり、スリット穴33,34の開口巾を狭く出来、密閉効果が大きい。又小型の電動スライダではテーブル23の負荷荷重の絶対値は大きくないので、テーブル23と縦リブ31,32の固定を接着剤としても接触面積が大きいので強く接合できる。
本体29の角穴を四角とすると、テーブル23の突き出し部30は4方向に突出しが可能となり、センサ、カメラの設置等用途が広くなる。
モーター24と送りネジ22の開放端35をカップリング26で連結しているので送りネジサポート25はベアリング37を設置するのみでよく長手方向を短く出来る。張り出さし取付け板とする様な応用が容易である。
本体29の外周部のほとんどに他部材への取り付け用ボルト穴が設置でき、取り付け位置、方向の自由度が大きい。
電動シリンダ40は実施例1の電動スライダ20の突き出し部30を2箇所として電動スライダ41を構成する。電動スライダ41の外側を覆う外筒42を突き出し部30に固定する。送りネジサポート45は送りネジサポート25の部材を外筒42に合わした円盤形状とし、全体カバー46、シール47を設置する。
効果
完全防水構造となり、水や薬品がかかるような装置(食品、医薬品、塗料装置等)に適応でき、固定部が2箇所以上に構成でき、外力に対し剛性が大きい。
電動シリンダ50は、モーター51に送りネジ52を直結している。ピストン53が本体54の角穴内を摺動し、右端55は本体54より突き出す。ピストン53の突き出し部56は実施例1の突き出し部30と同じ構造とし、原点センサ57、エンドセンサ58の検出ドグを構成する。
効果
回転方向を規制し、軸方向のみの直動運動を少ない部品点数、単純形状の部品で構成し、小型、超小型が容易である。
直動方向荷重、回転方向荷重、モーメント荷重等多方向の負荷荷重に適応できる。
水平調節装置60は、テーブル61の下面に実施例3の電動シリンダ50を任意個数配置し、上方にガントリーロボット等のスライドに設置されたレーザーセンサ62で垂直方向距離を測定しながら各電動シリンダ50に指令を送りテーブル61の水平調整を行う。フラットディスプレイのガラス板の平面度調整等に使用する。
効果
超小型の電動シリンダ50を適応さし、装置全体をコンパクトに構成できる。
従来機械の上面の平行出し精密加工を施しているが、本装置を適応すれば精密加工を省略でき、ワークに合わせて平行だしが行える。
2連液体吐出装置70は、実施例2の電動スライダ41と同じ構成の電動スライダ71の送りネジサポート72にシリンジ73、74を着脱自在に装着する。
テーブル75にピストン取り付け台76、77を設置しシリンジ73、74のピストンロッド78、79を着脱自在に固定する。シリンジ73、74に液を充填しテーブル75を右方に移動さすと吐出口80、81から液が吐出する。
効果
電動スライダ41に若干の部品を追加するのみで液体の吐出装置を構成できる。シリンジは最大4方向に設置でき、複数液の同時吐出が可能となる。
前記実施例では面接触の四角ガイドとしているが、ボールガイド、ローラーガイド、樹脂ガイド構成とすることも容易である。案内構造80は6角ガイドとし、3面にローラーガイド81を配置し1面から実施例1同様の突き出し部82を外部へ出している。本体83を二つ割構造として、合わせ面84の隙間調整をしている。
案内構造90はガイド面の隙間調整が可能な断面構造で、本体91の内側にL形のリブ92を形成し、調整ネジ93で摺動部材94との隙間調整を行う。摺動部材94の寸法を少し大きく形成し弾力で隙間無しに構成することも可能。素材引き抜きで容易に成形でき安価に提供できる。エア支持ガイドとするとき隙間調整が容易になる。
従来品の電動スライダ1の横断面図 従来品の電動スライダ1の縦断面図 実施例1の電動スライダ20の横断面図 実施例1の電動スライダ20の縦断面図 実施例2の電動シリンダ40の横断面図 実施例3の電動シリンダ50の横断面図 実施例4の水平調節装置60の立体図 実施例5の2連液体吐出装置70の正面図 実施例6の案内構造80の横断面図 実施例7の案内構造90の横断面図
符号の説明
1:電動スライダ 2:送りネジ 3:テーブル 4:モーター
5:送りネジサポート 6:カップリング 7:メネジ 8:直動ガイド
9:本体 10:カバー 11:キャップ 20:電動スライダ 31:縦リブ
32:縦リブ

Claims (6)

  1. 本体に角穴を形成し、角穴内に角形のテーブルを摺動さし、一方向のみに直進動作をさし、側面への突き出し部は2枚の薄いリブで支持し、本体のスリットより外部に突き出したことを特徴とする直動スライダ。
  2. 送りネジの開放端側にモーターを連結した請求項1の直動スライダ。
  3. 本体外側を覆う外筒42を突き出し部30に固定したことを特徴とする請求項1の直動スライダ。
  4. 請求項1の直動スライダの、送りネジサポート72にシリンジ73、74を着脱自在に装着し、テーブル75にピストン取り付け台76、77を設置し、シリンジ73、74のピストンロッド78、79を着脱自在に固定したことを特徴とする液体吐出装置。
  5. 案内構造を6角ガイドとし、3面にローラーガイドを配置し、他の1面から外部への突き出し部を形成したことを特徴とする直動スライダ。
  6. 本体91の内側にL形のリブ92を形成したことを特徴とする請求項1の直動スライダ。
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