JP3137120U - 厚板も、絞りの過程でトリミング出来る金型 - Google Patents
厚板も、絞りの過程でトリミング出来る金型 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】プレス作業において、製品は絞ると同時に全く無理のない方法でトリミングできて従来行われていたトリミングダイセット等を用いた加工を省き、作業能率を著しく向上させる。
【解決手段】中空状押し出し孔を有する絞り込み用金型ポンチの外周に、絞る製品の寸法に応じた箇所に、底辺を絞る板厚の幅とした傾斜角状のトリミングを行う刃部を設ける。対するダイは、ポンチに応じた上部R面としたダイの孔を用い絞り加工を行う。従来不可能とされていた厚板2ミリとか5ミリ等も、絞ると同時にトリミングできるようにして且つトリミング屑の型よりの処理及び、製品の型よりの取り出しを共に解決し、製品Aを作ることを可能にした。
【選択図】図1
【解決手段】中空状押し出し孔を有する絞り込み用金型ポンチの外周に、絞る製品の寸法に応じた箇所に、底辺を絞る板厚の幅とした傾斜角状のトリミングを行う刃部を設ける。対するダイは、ポンチに応じた上部R面としたダイの孔を用い絞り加工を行う。従来不可能とされていた厚板2ミリとか5ミリ等も、絞ると同時にトリミングできるようにして且つトリミング屑の型よりの処理及び、製品の型よりの取り出しを共に解決し、製品Aを作ることを可能にした。
【選択図】図1
Description
本考案は、金属プレス絞り用金型であるが、特に厚板2ミリとか5ミリ等も絞ると同時に、製品の上部に出る凹凸不要の箇所を、型内で輪切り状にトリミングできる絞り加工用金型である。このことは、従来不可能とされていた技術分野である。
従来は、身近な例として、家庭用フライパン、又は四角い玉焼器等は、絞った後、できた上部の凹凸部分を別のプレスを用いて、トリミングングダイセットによるトリミング加工を行っていた。又、小さく絞ったものは小型旋盤等により、トリミング箇所を削っていたので非常に手間がかかっていた。
この考案を用いれば、高価なトリミングダイセット及び、それに伴うプレス等は必要としなくなる。従って、1工程で絞りとトリミングができるようにしたものである。
本考案は、中空状押し出し孔を有する絞り込み用金型ポンチの外周に、絞る製品の寸法の位置に、底辺を絞る板厚の幅とした傾斜角状の刃部を設けたポンチを上型とする。対する下型ダイは、ダイの孔の上部を絞る板厚等に応じたR面とする。上型下型ともプレスに取りつける。絞る金属板を、ダイの孔の上定位置に乗せ、ポンチ下降による絞り加工を行えば、絞りの最終段階で絞られた製品の上部に出る凹凸不用の箇所と、ポンチ刃部と共に並んだ形で、ダイR面内を絞りと共に下降トリミング箇所は、刃部に対して静かに切り込みを深めつつ、ダイR面内を下降、R面の終るところでダイの孔とポンチ刃部との隙間がなくなることによって、絞りが完了し、トリミング箇所も、トリミングが完了する。又、この考案を用いれば、厚板も絞りながらトリミングできる。従って課題を解決したものである。
上に述べたように、本考案を用いれば、特に厚板2ミリとか5ミリぐらいまで絞ると同時にトリミングできることにより、より複雑な形状のものまで連続してできるようにし、又、家庭用フライパン等をはじめ、電気製品の部品、自動車の部品、自転車の部品など、広範囲にわたって活用でき、生産性を著るしく向上させるものである。
課題を解決するための手段、で述べたような、ポンチ及びダイによって絞り加工を行えば、絞りの最終段階で出る、凹凸不用な箇所と、ポンチの刃部と平行した形を、刃部による切り始めから切り終りまで、同一箇所を保ち、ダイ上部のR面を絞ることによって下降すれば、製品のトリミング箇所は静かに切り込みを深めつつ下降し、ダイの孔、R面の終りで、ポンチ刃部とダイの孔は、同じ板厚の基に製作されたものであるから、隙間がなくなる。従って、図面に示すように、絞りが完了し、トリミング箇所も、トリミングが完了する。又、ポンチ刃部の、傾斜角状の底辺の幅を変えることと、対応するダイの孔を用いることにより、特に板厚2ミリとか5ミリ等も、刃部に全く無理のかからない、絞りつつ切り込みを深める考案によって、刃部が破損したり、摩耗したりしない特徴を持っている。
以下添付図面に従って実施例を説明する。 中空状押し出し孔を有し、絞り込みを行うポンチ1の外周2に、絞る製品Aのトリミングを行う箇所に、絞る板厚の幅を底辺4からなる、傾斜角状刃部3を設ける。これを上型とする。上型に対して下型ダイ6は固定してプレスに取り付ける。絞る金属板を、ダイの孔7の上部R面8の上に乗せ、ポンチ1の下降による製品Aの絞り加工を行えば、絞り込みが最終段階に達した時点で、製品Aの上部に出る凹凸トリミング箇所と、刃部3とともに、平行した形を、切り始めから、切り終りまで保ちつつ、ダイの孔7の上部R面8内を、ポンチの絞りによって下降すれば、図面イの点線に従い、製品Aのトリミング箇所は、切り込みを深めつつ下降、R面8の終りで、図面に示すように、絞りとトリミングが同時に完了する。又、プレスの上昇に従って、ポンチ1の中空状孔5にあらかじめ押入してあった押し出し棒により、製品Aはポンチ1から押し出され取り出す。又、トリミングされたトリミング屑には、プレス加工を行うつど、刃部3の傾斜角に沿って、順次に上に上って行き、ポンチ1の上部で取り除かれる。
1 ポンチ本体
2 ポンチ外周部
3 刃部
4 傾斜角状の底辺の幅
5 ポンチ1の中空孔
6 ダイ本体
7 ダイの孔
8 ダイの孔の上部にあるR面
A 絞られトリミングされた製品
イ 絞りつつ下降するトリミング箇所の切り始めから、切り終りまでを示す点線
ロ 点線刃部と共に、下降するトリミング箇所を示す点線
ハ 点線は、刃部と共に下降するポンチ部の絞り込みを示す点線
ニ トリミングされたトリミング屑
2 ポンチ外周部
3 刃部
4 傾斜角状の底辺の幅
5 ポンチ1の中空孔
6 ダイ本体
7 ダイの孔
8 ダイの孔の上部にあるR面
A 絞られトリミングされた製品
イ 絞りつつ下降するトリミング箇所の切り始めから、切り終りまでを示す点線
ロ 点線刃部と共に、下降するトリミング箇所を示す点線
ハ 点線は、刃部と共に下降するポンチ部の絞り込みを示す点線
ニ トリミングされたトリミング屑
Claims (1)
- 絞り込み用ポンチの外周に傾斜角状の刃部を設けた、絞り込み用金型ポンチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007007103U JP3137120U (ja) | 2007-08-07 | 2007-08-07 | 厚板も、絞りの過程でトリミング出来る金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007007103U JP3137120U (ja) | 2007-08-07 | 2007-08-07 | 厚板も、絞りの過程でトリミング出来る金型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3137120U true JP3137120U (ja) | 2007-11-15 |
Family
ID=43287501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007007103U Expired - Fee Related JP3137120U (ja) | 2007-08-07 | 2007-08-07 | 厚板も、絞りの過程でトリミング出来る金型 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3137120U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018149592A (ja) * | 2017-03-14 | 2018-09-27 | ユニバーサル製缶株式会社 | キャップシェル成形用ダイ、キャップシェル成形装置、およびキャップシェル成形方法 |
JP2018149591A (ja) * | 2017-03-14 | 2018-09-27 | ユニバーサル製缶株式会社 | キャップシェル成形用ダイ、キャップシェル成形装置、およびキャップシェル成形方法 |
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2007
- 2007-08-07 JP JP2007007103U patent/JP3137120U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018149592A (ja) * | 2017-03-14 | 2018-09-27 | ユニバーサル製缶株式会社 | キャップシェル成形用ダイ、キャップシェル成形装置、およびキャップシェル成形方法 |
JP2018149591A (ja) * | 2017-03-14 | 2018-09-27 | ユニバーサル製缶株式会社 | キャップシェル成形用ダイ、キャップシェル成形装置、およびキャップシェル成形方法 |
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