JP3136995U - 組立て式収納棚 - Google Patents

Abstract

【課題】ラックの位置を自由に変更できる組立て式収納棚の提供。
【解決手段】組立て式収納棚は、複数の上端が弧状の主棒架からなり、主棒架は両端が対で上端近くで連接固定され、上端が拡大開口を形成する。対の主棒架の間に少なくとも一つの置物架、及び／又は、横棒を固定し、置物架により物品を放置する。横棒は、ハンガーを掛けたり、吊り棚を提供し、主棒架上端の開口は掛け棒を有し、掛け棒は物品を掛ける。
【選択図】図２

Description

本考案は組み立てと分解が簡単な組立て式収納棚に関するものである。

公知のラックや棚は固定形式であり、使用者が必要に応じて変化させ、任意に取り外して再組み立てすることができない。この種の功能が必要な場合、通常は、ビニール布製の簡易式ラックを購買する必要があるが、この種のラックは、質感が悪く、強度と美観に欠ける。

本考案は、公知のラックの任意に変化できない欠点や、一般のビニール布製の簡易式ラックの強度と美観に欠ける欠点を改善する組立て式収納棚を提供することを目的とする。

本考案の組立て式収納棚は、堅固な木材から製造され、少ない主要素子でラックを構成する。ラックは衣類を掛けたり、吊るしたり、更には、吊り棚を吊るすことができる。使用者は必要に応じてラックの位置を変化させることができ、分解して、再組み立てすることもできる。

本考案の組立て式収納棚は、ラックに収納する衣類の多寡により必要な数量の置物架と横棒を装着することができる。

本考案の組立て式収納棚は、ラックの下方にローラーを設置し、移動させることができる。

本考案の収納棚は、使用者が必要に応じてラックの位置を変化させたり、分解して、再組み立てすることもできる。

図１と図２は、本考案の第一実施例の構造を示す図で、複数の対の主棒架1A、及び、１B、複数の横棒２、複数の置物架３と掛け棒４、からなる。主棒架1A、及び、１Bは、木材からなり、上端が弧状を呈し、その製造方式は、木材を所定の弧状に湾曲させて、適当に加熱、加圧して定型させる。対の主棒架1A、及び、１Bは上端に近いところに、それぞれ、相互に嵌合する槽１１を設置し、槽１１の辺縁は補強ブロック１２を設置する。各主棒架１A、１Bの下端は、水平の底座１４を設置し、対の主棒架1A、及び、１Bの対応位置は複数のホール１３を有する。対の主棒架1A、及び、１Bは、両槽１１により相互に嵌合して、二主棒架が交差して連結固定し、両主棒架の間の上端は拡大開口を形成する。両主棒架は槽１１により嵌合後、補強ブロック１２により支持し、主棒架が槽１１から外れるのを防止する。各主棒架上端が形成する開口は、掛け棒４を放置し、掛け棒４は吊り棚５を提供するか（図２）、或いは、直接、ハンガーを吊るす。

本考案は、更に、主棒架1A、１Bの底座１４下方に輪座１６を設置し、輪座１６下方にローラー１７を装着する。もちろん、輪座１６はローラーを装着しなくてもよい。

本考案の置物架３は、竹材を編製して置物平面にし、更に、置物平面の周辺に環枠を有し、使用者は、杭１５により、主棒架1A、１Bのホール１３を穿過して、置物架３の側壁に鎖入され、置物架３が主棒架１の間に固定され、収納できる。最下方の置物架３は、直接、環枠を底座１４上に配置し、更に、杭により置物架３を底座１４上に鎖固する。

本考案の横棒２は、木材か竹材からなり、よって、使用者は杭１５により、主棒架１A、１Bのホールを穿過して、横棒２の端部に鎖入し、横棒２は両主棒架１A、１Bの間に位置させる。横棒２も衣類を掛けることができる。

図３と図４は、本考案の第二実施例を示す図である。構造は、図１と図２の構造と同じであるが、異なるのは、図３、図４は、対の主棒架１A、１Bの上端近くにそれぞれ、湾曲部１８を形成し、湾曲部１８がホールを有することである。両主棒架の湾曲部が相互に寄合する時、固定素子により互いを固定することができる。本考案の実施例によると、固定素子はねじ１９とナット１９１である。主棒架１A、１Bの湾曲部が相互い寄合して両ホールに対応する時、ねじ１９は両ホールを穿過して、ナット１９１によりねじ１９を固定し、両主棒架の固定が完成する。この他、図３と図４は、図１、図２の置物架３と横棒２と数量が異なり、図３、図４の置物架３は、複数の木棒によりなり、且つ、主棒架の下端はローラーを設置しない。同様に、図４で示されるように、横棒２は、吊り棚５を設置する。

図５は、本考案の第三実施例を示す図である。図３、図４の構造とほぼ同じであるが、使用する主棒架１Aと１Bの数量が少なく、横棒２と置物架３の数量も同様に少ないので、小型のラックが構成される。

本考案の第一実施例による主要素子の組み合わせ関係を示す立体分解図である。 図１の素子組み合わせ後の立体図である。 本考案の第二実施例の主要素子に組み合わせ関係を示す立体分解図である。 図３の素子組み合わせ後の立体図である。 本考案の第三実施例の立体図である。

符号の説明

１A 第一主棒架
１B 第二主棒架
１１ 槽
１２ 補強ブロック
１３ ホール
１４ 底座
１５ 杭
１６ 輪座
１７ ローラー
１８ 湾曲部
１９ ねじ
１９１ ナット
２ 横棒
３ 置物架
４ 掛け棒
５ 吊り棚

Claims (3)

1. 組立て式収納棚であって、
   上端が弧状で、対で上端近くで連接固定され、上端は拡大開口を形成し、下端に底座を有する複数の主棒架と、
   前記対の主棒架の間に固定され、最下方が前記底座上に位置する複数の置物架と、
   前記対の主棒架間に固定される複数の横棒と、
   前記各主棒架上端の開口に位置する掛け棒と、
   からなることを特徴とする組立て式収納棚。
2. 前記対の主棒架の上端近くに、それぞれ、相互に嵌合する槽を有し、且つ、前記槽の辺縁は補強ブロックを有し、前記両槽が相互に嵌合して、両主棒架が交差連接することを特徴とする請求項１に記載の組立て式収納棚。
3. 前記対の主棒架の上端近くに、それぞれ、湾曲部を有し、前記両主棒架の湾曲部が相互寄合し、固定素子により両湾曲部を固定することを特徴とする請求項１に記載の組立て式収納棚。
   
   

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