JP3136962U - 燃焼機用撹拌装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】モータの回転軸の近傍に溜まっている燃焼物や灰燼を適切に除去し、撹拌性能を高める。
【解決手段】駆動手段により、燃焼機の燃焼室21内の底部側に配置した攪拌手段を駆動させ、燃焼物と灰燼を撹拌して分離させる。攪拌手段は、駆動手段の回転軸と嵌合する枢支部30と、断面略四角形の棒状で、枢支部30から延伸する複数のブレードとを備える。各ブレードは、上下面311、312が燃焼室21の底面と平行に配置され、側面のうち、回転方向に向かう攪拌面313の一部に、上面側から下面に向かって、鉛直面に対して徐々に反回転方向側へと傾斜する斜面314を形成されている。
【選択図】図3

Description

本考案は燃焼機用撹拌装置に関し、特に、燃焼機の燃焼室底部における燃焼物及び灰燼を撹拌して分離させることによって燃焼機の燃焼効率を上げる燃焼機用撹拌装置に関する。
図6は、従来例に係る燃焼機用撹拌装置を示す(例えば、特許文献1参照)。
この燃料機用攪拌装置では、燃焼室11の火床12のすぐ上方には駆動手段としてのモータ13により回転駆動されるプロペラ状の燃焼物撹拌装置133が配置されている。燃焼物撹拌装置133は燃焼室11の火床12上に溜まった燃えきれない燃焼物及び燃えきった後の灰燼を撹拌して完全に燃え尽きさせることができる。
また、燃焼室11の火床12には灰燼のみを通過させることのできる多数の通孔121、121、121…が形成されている。さらに、火床12の下方には通孔121、121、121…を通過した灰燼を排出するための灰燼排出口111が設けられている。
燃焼物撹拌装置133は燃焼室11の火床12のすぐ上方で軸132を中心として回転し、灰燼が通孔121、121、121…を通過できるように攪拌し、燃焼室11内の燃焼物をできるだけ燃え尽くすようにさせると同時に、灰燼を通孔121、121、121…及びカス排出口111から排出しやすくする。
台湾実用新案第304647号公報
上記従来の燃焼機用撹拌装置において、燃焼物撹拌装置133をスムーズに回転させるためには、燃焼物撹拌装置133と火床12との間に若干の隙間を形成しなければならない。しかし、この隙間には灰燼が溜まり易く、特に、この灰燼がモータの回転軸132の近傍に留まると、燃焼物撹拌装置133の回転に支障を来す。そして、燃焼物撹拌装置133が、円滑に回転できなくなる結果、撹拌性能が低下してしまうという問題がある。また、前記モータの回転軸132の近傍に溜まった灰燼は排除しづらいという問題もある。
そこで、本考案は、特に、モータの回転軸の近傍に溜まっている燃焼物や灰燼を適切に除去し、撹拌性能を高めることのできる燃焼機用撹拌装置を提供することを課題とする。
本考案は、前記課題を解決するための手段として、
駆動手段により、燃焼機の燃焼室内の底部側に配置した攪拌手段を駆動させ、燃焼物と灰燼を撹拌して分離させる燃焼機用撹拌装置であって、
前記攪拌手段は、
前記駆動手段の回転軸と嵌合する枢支部と、
断面略四角形の棒状で、前記枢支部から延伸する複数のブレードと、
を備え、
前記各ブレードは、上下面が前記燃焼室の底面と平行に配置され、側面のうち、回転方向に向かう攪拌面の一部に、上面側から下面に向かって、鉛直面に対して徐々に反回転方向側へと傾斜する斜面を形成したものである。
上記燃焼物撹拌装置において、前記攪拌手段は、前記枢支部から2つのブレードを、前記枢支部を中心として点対称に延伸してなる構成とすればよい。
上記燃焼物撹拌装置において、前記斜面は、前記ブレードの先端側から前記枢支部側に向かうに従って、下面に向かって徐々に幅寸法が狭くなり、下面で終端するように形成されているのが好ましい。
上記燃焼物撹拌装置において、前記各ブレードは、前記枢支部から先端に向かうに従って徐々に上下面の幅寸法が狭くなるように形成されているのが好ましい。
前記各ブレードは、中間部から先端に向かって徐々に回転方向側に向かって屈曲し、前記枢支部から中間部と、中間部から先端とが鈍角をなすように形成されているのが好ましい。
上記燃焼物撹拌装置において、前記枢支部に多角形の結合孔を形成し、前記駆動手段の回転軸の先端部を前記結合孔に嵌合させることにより一体化するのが好ましい。
本考案によれば、ブレードに形成した斜面により、燃焼物撹拌装置と燃焼機の燃焼室底部の間に溜まっている灰燼をよりスムーズに押し出すことができるので、従来に比べて効果的に灰燼を燃焼室の火床に形成した各通孔を介して排出することができ、残る燃焼物を確実に燃焼させることが可能となる。
以下、本考案の実施形態について、図1〜図5を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態に係る燃焼物撹拌装置を採用した燃焼機の要部断面図である。この燃焼機は、燃焼室21と、撹拌装置3とを備える。
燃焼室21の底部には、火床22が設けられ、そこには多数の通孔222、222、222…が形成されている。各通孔は、燃焼物の通過を阻止し、燃焼物が燃焼した結果得られる灰燼の通過を可能とするサイズに形成されている。
撹拌装置3は、燃焼室21内の底部側に収容されている。攪拌装置3は、燃焼室21の下方に配置した駆動手段であるモータ24によって回転駆動するようになっている。
燃焼物撹拌装置3について、図2及び図3を参照して詳細に説明する。図2は燃焼物撹拌装置3と回転軸23との嵌合状態を示す分解斜視図であり、図3は同燃焼物撹拌装置3の火床22側から見た斜視図を示している。図示のように、燃焼物撹拌装置3は、枢支部30と、この枢支部30から互いに反対方向へと延伸する一対のブレード31、31とからなる。枢支部30には、回転軸23と嵌合する四角形(回転軸23と相対回転できないようにするため、多角形に形成する必要はあるが、それ以外は特に制限はない)の結合孔301が形成されている。各ブレード31は、棒状で、断面略四角形状に形成されている。また、各ブレード31は、枢支部30側から先端に向かうに従って上下面の横幅が徐々に狭くなるように形成されている。また、各ブレードは、中間部から先端に向かって徐々に回転方向側に向かって屈曲し、前記枢支部30から中間部と、中間部から先端とが鈍角をなすように形成されている。各ブレード31の表面には、燃焼室の火床22に臨む下面312と、その反対側にある上面311と、該上面311の回転軸23の回転方向に対応して、燃焼物や灰燼を撹拌する一側の周縁から下面312へ略垂直に延伸し、該上面311と下面312によって両脇より挟まれ、主に燃え切ってなかった燃焼物を撹拌する撹拌面313と、撹拌面313と下面312との間の稜角が一部分面取りされてなる斜面314とが形成されている。
そして、撹拌面313と斜面314の反対側には撹拌面313と略平行する背面315が形成されている。更に、斜面314と撹拌面313との稜線31Aと、斜面314と下面312との稜線31Bとは、そのブレード31の枢支部30よりの一端で先細りに合流するように形成されている。これによって斜面314の横幅は、図4に示すように、枢支部30寄りの一側の頂点から、先端寄りの他側へ行けばいくほど次第に広くなっていく。
図4に示すのは本考案の燃焼物撹拌装置3の使用状態であり、図示のように、この構成によると、本考案の燃焼物撹拌装置3は、回転軸23の回転方向に対応し、燃焼物や灰燼を撹拌する一面を撹拌面313と斜面314に分けることによって、撹拌する時燃焼物や灰燼による抵抗力を低減することが出来るので、燃焼物撹拌装置3のスムーズな回転を促進することができる。また、斜めに形成されている斜面314は、図5に示すように、その形状を利用してより確実に灰燼を火床22に設けられている通孔222、222、222…へ押し込むことが出来る。
また、燃焼物撹拌装置3がモータ24及び回転軸23に駆動されて回転する時、下面312と鈍角を成して斜めに形成された斜面314は、その形状を利用し、枢支部30の近くに溜まっている灰燼を2ブレード31、31の先端近くへ押し出すことができるので、枢支部30の近くの撹拌効果不足の問題を解決することができる。
さらに、2ブレード31、31の燃焼物や灰燼を撹拌する一面は凹陥するように曲がって形成されているので、燃焼物や灰燼を逃がさないようにより確実に撹拌効果を発揮することが出来る。
本考案の燃焼物撹拌装置は各種の燃焼室付き燃焼装置に用いることができる。特に、穀物の殻を燃焼してエネルギーを生成する燃焼装置に適用することが可能である。
本考案の燃焼物撹拌装置を用いる燃焼機の要部断面図。 同燃焼物撹拌装置と回転軸との嵌合状態を示す分解斜視図。 同燃焼物撹拌装置の火床側から見た斜視図。 同燃焼物撹拌装置の使用状態を示す説明図。 同燃焼物撹拌装置に形成された斜面の効果を示す説明図。 従来の燃焼機用撹拌装置の一例を示す燃焼機の要部断面図。
符号の説明
21 燃焼室
22 火床
222 通孔
23 回転軸
24 モータ
3 燃焼物撹拌装置
30 枢支部
301 結合孔
31 ブレード
311 上面
312 下面
313 撹拌面
314 斜面
315 背面
31A、31B 稜線

Claims (6)

  1. 駆動手段により、燃焼機の燃焼室内の底部側に配置した攪拌手段を駆動させ、燃焼物と灰燼を撹拌して分離させる燃焼機用撹拌装置であって、
    前記攪拌手段は、
    前記駆動手段の回転軸と嵌合する枢支部と、
    断面略四角形の棒状で、前記枢支部から延伸する複数のブレードと、
    を備え、
    前記各ブレードは、上下面が前記燃焼室の底面と平行に配置され、側面のうち、回転方向に向かう攪拌面の一部に、上面側から下面に向かって、鉛直面に対して徐々に反回転方向側へと傾斜する斜面を形成したことを特徴とする燃焼機用撹拌装置。
  2. 前記攪拌手段は、前記枢支部から2つのブレードを、前記枢支部を中心として点対称に延伸してなる構成としたことを特徴とする請求項1に記載の燃焼機用攪拌装置。
  3. 前記斜面は、前記ブレードの先端側から前記枢支部側に向かうに従って、下面に向かって徐々に幅寸法が狭くなり、下面で終端するように形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の燃焼機用撹拌装置。
  4. 前記各ブレードは、前記枢支部から先端に向かうに従って徐々に上下面の幅寸法が狭くなるように形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の燃焼機用撹拌装置。
  5. 前記各ブレードは、中間部から先端に向かって徐々に回転方向側に向かって屈曲し、前記枢支部から中間部と、中間部から先端とが鈍角をなすように形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の燃焼機用撹拌装置。
  6. 前記枢支部に多角形の結合孔を形成し、前記駆動手段の回転軸の先端部を前記結合孔に嵌合させることにより一体化したことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の燃焼機用撹拌装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014152938A (ja) * 2013-02-04 2014-08-25 Asahi Setsubi Kk 固形燃料用の燃焼装置
JP2015034688A (ja) * 2013-08-09 2015-02-19 株式会社山本製作所 燃焼装置
WO2022185392A1 (ja) * 2021-03-01 2022-09-09 株式会社イクロス 固形燃料の燃焼装置

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