JP3136614B2 - 燃料配管用チューブ - Google Patents
燃料配管用チューブInfo
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- JP3136614B2 JP3136614B2 JP02413431A JP41343190A JP3136614B2 JP 3136614 B2 JP3136614 B2 JP 3136614B2 JP 02413431 A JP02413431 A JP 02413431A JP 41343190 A JP41343190 A JP 41343190A JP 3136614 B2 JP3136614 B2 JP 3136614B2
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Description
【0001】
【技術分野】本発明は、燃料配管用チューブ、例えば燃
料配管自体として或いはその連結用として適したチュー
ブに係り、特に、軽量で、錆の発生がなく、更には通常
のガソリン燃料に対しては勿論、メタノールを配合した
混合燃料に対しても、優れた燃料バリヤー性を発揮する
燃料配管用チューブに関するものである。
料配管自体として或いはその連結用として適したチュー
ブに係り、特に、軽量で、錆の発生がなく、更には通常
のガソリン燃料に対しては勿論、メタノールを配合した
混合燃料に対しても、優れた燃料バリヤー性を発揮する
燃料配管用チューブに関するものである。
【0002】
【背景技術】従来から、自動車等において、燃料配管自
体として或いはその連結用として用いられている燃料配
管用チューブには、種々の素材のものが使用されてお
り、主には、金属製チューブや、ナイロン11やナイロ
ン12等からなるポリアミド樹脂製のチューブが使用さ
れている。
体として或いはその連結用として用いられている燃料配
管用チューブには、種々の素材のものが使用されてお
り、主には、金属製チューブや、ナイロン11やナイロ
ン12等からなるポリアミド樹脂製のチューブが使用さ
れている。
【0003】しかるに、金属製チューブでは、優れた燃
料バリヤー性(燃料不透過性)が得られるが、その反
面、錆が発生する問題があると共に、非常に重く、車両
の軽量化が図られている現状に対応し得ない。
料バリヤー性(燃料不透過性)が得られるが、その反
面、錆が発生する問題があると共に、非常に重く、車両
の軽量化が図られている現状に対応し得ない。
【0004】これに対して、ポリアミド樹脂製チューブ
は、軽量で、錆の発生がなく、通常のガソリンに対する
燃料バリヤー性(燃料不透過性)も良好であって、燃料
配管用チューブに要求されている特性を兼ね備えている
と言える。しかし、かかるポリアミド樹脂製チューブ
は、メタノールを配合した混合ガソリンに対するバリヤ
ー性が著しく低く、混合ガソリンの透過量は、通常のガ
ソリンの透過量に比較して、50〜60倍にも達する問
題があり、将来的な需要を考えた場合には、使用が困難
になる恐れがある。
は、軽量で、錆の発生がなく、通常のガソリンに対する
燃料バリヤー性(燃料不透過性)も良好であって、燃料
配管用チューブに要求されている特性を兼ね備えている
と言える。しかし、かかるポリアミド樹脂製チューブ
は、メタノールを配合した混合ガソリンに対するバリヤ
ー性が著しく低く、混合ガソリンの透過量は、通常のガ
ソリンの透過量に比較して、50〜60倍にも達する問
題があり、将来的な需要を考えた場合には、使用が困難
になる恐れがある。
【0005】何故なら、将来的には、ガソリン資源の枯
渇に備えて、ガソリンにメタノールを配合した混合燃料
を使用することが考えられるのであり、それ故、燃料配
管用チューブにおいては、このような混合燃料に対して
も、有効なバリヤー性を発揮することが、要求されてき
ているからである。
渇に備えて、ガソリンにメタノールを配合した混合燃料
を使用することが考えられるのであり、それ故、燃料配
管用チューブにおいては、このような混合燃料に対して
も、有効なバリヤー性を発揮することが、要求されてき
ているからである。
【0006】
【解決課題】本発明は、このような事情を背景として為
されたものであって、その解決課題とするところは、ポ
リアミド樹脂製チューブの如き優れた軽量性及び防錆性
と、金属製チューブの如き優れた燃料バリヤー性とを、
兼ね備えた燃料配管用チューブを提供することにある。
されたものであって、その解決課題とするところは、ポ
リアミド樹脂製チューブの如き優れた軽量性及び防錆性
と、金属製チューブの如き優れた燃料バリヤー性とを、
兼ね備えた燃料配管用チューブを提供することにある。
【0007】
【解決手段】そして、上記課題を解決するために、本発
明にあっては、多層チューブからなる燃料配管用チュー
ブにして、かかる多層チューブの最内層が、ポリブチレ
ンテレフタレートからなるポリエステル系樹脂材料に
て、0.5〜1.5mmの厚さにおいて形成されている
と共に、該多層チューブの最内層の外側に位置する層
が、ポリアミド樹脂にて形成されていることを特徴とす
る燃料配管用チューブを、その要旨とするものである。
明にあっては、多層チューブからなる燃料配管用チュー
ブにして、かかる多層チューブの最内層が、ポリブチレ
ンテレフタレートからなるポリエステル系樹脂材料に
て、0.5〜1.5mmの厚さにおいて形成されている
と共に、該多層チューブの最内層の外側に位置する層
が、ポリアミド樹脂にて形成されていることを特徴とす
る燃料配管用チューブを、その要旨とするものである。
【0008】
【具体的構成】すなわち、本発明者らは、種々の樹脂材
料について鋭意検討した結果、所定のポリエステル系樹
脂材料が、現在、燃料配管用チューブの形成材料として
好適とされているポリアミド系樹脂材料よりも、一層優
れた燃料バリヤー性を有していることを見い出したので
ある。そして、かかる知見に基づいて更に検討を重ね、
本発明を完成させたのである。
料について鋭意検討した結果、所定のポリエステル系樹
脂材料が、現在、燃料配管用チューブの形成材料として
好適とされているポリアミド系樹脂材料よりも、一層優
れた燃料バリヤー性を有していることを見い出したので
ある。そして、かかる知見に基づいて更に検討を重ね、
本発明を完成させたのである。
【0009】ところで、このような本発明にて対象とさ
れるポリエステル系樹脂材料は、よく知られているよう
に、多価アルコールと多塩基酸との重縮合により形成さ
れるものであり、本発明においては、そのような各種の
ポリエステル系樹脂材料の中から、所定のものが有利に
選択、使用されるのである。
れるポリエステル系樹脂材料は、よく知られているよう
に、多価アルコールと多塩基酸との重縮合により形成さ
れるものであり、本発明においては、そのような各種の
ポリエステル系樹脂材料の中から、所定のものが有利に
選択、使用されるのである。
【0010】なお、ポリエステル系樹脂材料は、通常
は、ジオールとジカルボン酸の1種または2種以上を縮
合重合して得られる。ここで、ジオールとしては、例え
ば、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,
4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、シクロ
ヘキサンジオール、キシリレングリコール、ヘキサヒド
ロキシリレングリコール、ビス(4−β−ヒドロキシエ
トキシフェニル)スルホン等がある。
は、ジオールとジカルボン酸の1種または2種以上を縮
合重合して得られる。ここで、ジオールとしては、例え
ば、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,
4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、シクロ
ヘキサンジオール、キシリレングリコール、ヘキサヒド
ロキシリレングリコール、ビス(4−β−ヒドロキシエ
トキシフェニル)スルホン等がある。
【0011】また、ジカルボン酸としては、テレフタル
酸、イソフタル酸、フタル酸、2,6−ナフタレンジカ
ルボン酸、4,4−ジフェニレンエーテルジカルボン酸
等の芳香族ジカルボン酸や、マロン酸、コハク酸、グル
タル酸、アジピン酸、セバシン酸、ウンデカン二酸、ド
デカン二酸、トリデカン二酸、テトラデカン二酸、ヘキ
サデカン二酸、ヘキサデセン二酸、オクタデカン二酸、
オクタデセン二酸、エイコサン二酸、エイコセン二酸、
1,10−ドデカンジカルボン酸等の脂肪族ジカルボン
酸を挙げることができる。
酸、イソフタル酸、フタル酸、2,6−ナフタレンジカ
ルボン酸、4,4−ジフェニレンエーテルジカルボン酸
等の芳香族ジカルボン酸や、マロン酸、コハク酸、グル
タル酸、アジピン酸、セバシン酸、ウンデカン二酸、ド
デカン二酸、トリデカン二酸、テトラデカン二酸、ヘキ
サデカン二酸、ヘキサデセン二酸、オクタデカン二酸、
オクタデセン二酸、エイコサン二酸、エイコセン二酸、
1,10−ドデカンジカルボン酸等の脂肪族ジカルボン
酸を挙げることができる。
【0012】そして、本発明者らの検討によれば、上記
ポリエステル系樹脂材料の中でも、1,4−ブタンジオ
ールとテレフタル酸の縮合重合体であるポリブチレンテ
レフタレートが、メタノール混合ガソリンに対するバリ
ヤー性が高いものであるところから、本発明において、
有利に用いられるのである。また、本発明では、2種類
以上のそれぞれ異なるポリエステル系樹脂材料をブレン
ドして使用することも可能である。
ポリエステル系樹脂材料の中でも、1,4−ブタンジオ
ールとテレフタル酸の縮合重合体であるポリブチレンテ
レフタレートが、メタノール混合ガソリンに対するバリ
ヤー性が高いものであるところから、本発明において、
有利に用いられるのである。また、本発明では、2種類
以上のそれぞれ異なるポリエステル系樹脂材料をブレン
ドして使用することも可能である。
【0013】なお、上記ポリエステル系樹脂材料には、
必要に応じて、適宜に各種の特性付与剤や添加剤を加え
ても、何等差し支えない。また、必要に応じて、メタノ
ール混合ガソリンに対するバリヤー性を劣化させない限
度で、所定のエラストマー成分を溶融混練せしめること
により、チューブと継手とのシール性を向上させること
ができる。
必要に応じて、適宜に各種の特性付与剤や添加剤を加え
ても、何等差し支えない。また、必要に応じて、メタノ
ール混合ガソリンに対するバリヤー性を劣化させない限
度で、所定のエラストマー成分を溶融混練せしめること
により、チューブと継手とのシール性を向上させること
ができる。
【0014】そして、このようなポリエステル系樹脂材
料は、溶融温度領域下において、通常の二軸スクリュー
押出機等を用いて均一に混練せしめられ、チューブ形成
材料として調製されるのであり、そしてその後、通常の
チューブ押出成形手法に従って成形されることによっ
て、目的とする燃料配管用チューブを得ることが出来る
のである。なお、かかるポリエステル系樹脂材料にて形
成されるチューブ層の厚みは、所望の燃料バリヤー性に
応じて適宜に設定されるものであるが、本発明にあって
は、特に、0.5〜1.5mmの厚さにおいて、目的とす
るチューブ層が形成されることとなる。
料は、溶融温度領域下において、通常の二軸スクリュー
押出機等を用いて均一に混練せしめられ、チューブ形成
材料として調製されるのであり、そしてその後、通常の
チューブ押出成形手法に従って成形されることによっ
て、目的とする燃料配管用チューブを得ることが出来る
のである。なお、かかるポリエステル系樹脂材料にて形
成されるチューブ層の厚みは、所望の燃料バリヤー性に
応じて適宜に設定されるものであるが、本発明にあって
は、特に、0.5〜1.5mmの厚さにおいて、目的とす
るチューブ層が形成されることとなる。
【0015】さらに、本発明においては、このようにし
て形成された所定のポリエステル系樹脂材料製の薄肉の
単層チューブを、そのまま製品として使用に供すること
なく、それを多層構造のチューブの一層として採用する
ようにしたものである。その場合、ポリエステル系樹脂
材料からなるチューブは、燃料バリヤー性を有効に得る
ために、最内層として好ましく用いられるのであり、そ
して、その外側に位置する層(外層)が、所定の他の形
成材料にて形成されるようにする。ここで、そのような
外層は、ナイロン11やナイロン12等のポリアミド樹
脂にて形成され、それにより、燃料バリヤー性の低下を
抑制しつつ、有利にチューブの軽量化が図られ得るので
ある。なお、使用する形成材料によっても異なるが、外
層は、通常、0.5〜1.5mm程度の厚みで形成される
こととなる。
て形成された所定のポリエステル系樹脂材料製の薄肉の
単層チューブを、そのまま製品として使用に供すること
なく、それを多層構造のチューブの一層として採用する
ようにしたものである。その場合、ポリエステル系樹脂
材料からなるチューブは、燃料バリヤー性を有効に得る
ために、最内層として好ましく用いられるのであり、そ
して、その外側に位置する層(外層)が、所定の他の形
成材料にて形成されるようにする。ここで、そのような
外層は、ナイロン11やナイロン12等のポリアミド樹
脂にて形成され、それにより、燃料バリヤー性の低下を
抑制しつつ、有利にチューブの軽量化が図られ得るので
ある。なお、使用する形成材料によっても異なるが、外
層は、通常、0.5〜1.5mm程度の厚みで形成される
こととなる。
【0016】そしてまた、使用環境によっては、かかる
多層のチューブの更に外側に、所定のゴム材料や軟質樹
脂、熱可塑性エラストマー等からなるチューブ保護層を
設けても良い。この層は、ソリッド体の他、発泡体で形
成しても良く、通常、0.5〜2mm程度の肉厚で形成さ
れる。また、該保護層とチューブとの間には、必要に応
じて接着剤を施しても良い。
多層のチューブの更に外側に、所定のゴム材料や軟質樹
脂、熱可塑性エラストマー等からなるチューブ保護層を
設けても良い。この層は、ソリッド体の他、発泡体で形
成しても良く、通常、0.5〜2mm程度の肉厚で形成さ
れる。また、該保護層とチューブとの間には、必要に応
じて接着剤を施しても良い。
【0017】
【実施例】以下に、本発明の幾つかの実施例を示し、本
発明を更に具体的に明らかにすることとするが、本発明
が、そのような実施例の記載によって、何等の制約をも
受けるものでないことは、言うまでもないところであ
る。また、本発明には、以下の実施例の他にも、更には
上記の具体的記述以外にも、本発明の趣旨を逸脱しない
限りにおいて、当業者の知識に基づいて種々なる変更、
修正、改良等を加え得るものであることが、理解される
べきである。
発明を更に具体的に明らかにすることとするが、本発明
が、そのような実施例の記載によって、何等の制約をも
受けるものでないことは、言うまでもないところであ
る。また、本発明には、以下の実施例の他にも、更には
上記の具体的記述以外にも、本発明の趣旨を逸脱しない
限りにおいて、当業者の知識に基づいて種々なる変更、
修正、改良等を加え得るものであることが、理解される
べきである。
【0018】先ず、下記の表1に示される層構成によ
り、通常のチューブ押出成形手法に従って、内径:6mm
φの単層若しくは二層構造の各種のチューブ(No.1
〜5)を作製した。そして、得られた各種チューブにつ
いて、重量を測定すると共に、以下に示す方法にて、燃
料バリヤー性及び防錆性を測定して、その結果を、下記
表1に合わせて示した。
り、通常のチューブ押出成形手法に従って、内径:6mm
φの単層若しくは二層構造の各種のチューブ(No.1
〜5)を作製した。そして、得られた各種チューブにつ
いて、重量を測定すると共に、以下に示す方法にて、燃
料バリヤー性及び防錆性を測定して、その結果を、下記
表1に合わせて示した。
【0019】燃料バリヤー性 試験用ガソリン或いは試験用ガソリンとメタノールを5
0:50(容量%)の割合で混合した混合ガソリンの何
れかを、各々のチューブ内に封入し、40℃の温度下に
放置して、その重量減少量(g/m2 ・day )を測定し
た。
0:50(容量%)の割合で混合した混合ガソリンの何
れかを、各々のチューブ内に封入し、40℃の温度下に
放置して、その重量減少量(g/m2 ・day )を測定し
た。
【0020】防錆性 JIS−Z−0103に準拠して塩水噴霧試験を行な
い、300時間後の表面腐食状態を観察して、腐食のな
いものを○で示す一方、腐食が認められたものを×で示
した。
い、300時間後の表面腐食状態を観察して、腐食のな
いものを○で示す一方、腐食が認められたものを×で示
した。
【0021】
【表1】
【0022】かかる表1に示される結果より明らかなよ
うに、ポリエステル系樹脂材料からなる単層のNo.
1、2のチューブと、本発明に従うNo.3のチューブ
は、比較例のNo.5のナイロン製チューブと同程度に
軽量で、錆の発生が見られず、更には、通常のガソリン
に対しては勿論のこと、メタノールを配合した混合ガソ
リンに対する燃料バリヤー性が極めて良い。
うに、ポリエステル系樹脂材料からなる単層のNo.
1、2のチューブと、本発明に従うNo.3のチューブ
は、比較例のNo.5のナイロン製チューブと同程度に
軽量で、錆の発生が見られず、更には、通常のガソリン
に対しては勿論のこと、メタノールを配合した混合ガソ
リンに対する燃料バリヤー性が極めて良い。
【0023】これに対して、比較例のNo.4の鉄製チ
ューブでは、チューブ重量があり、錆が発生している。
また、No.5のナイロン製チューブでは、メタノール
を配合した混合ガソリンに対するバリヤー性が著しく低
いことが分かる。
ューブでは、チューブ重量があり、錆が発生している。
また、No.5のナイロン製チューブでは、メタノール
を配合した混合ガソリンに対するバリヤー性が著しく低
いことが分かる。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に従う燃料配管用チューブは、軽量で、錆の発生がな
く、極めて優れた燃料バリヤー性を実現するものである
ところから、将来的にも実用性に優れた燃料配管用チュ
ーブとして、極めて利用価値の高いものである。
に従う燃料配管用チューブは、軽量で、錆の発生がな
く、極めて優れた燃料バリヤー性を実現するものである
ところから、将来的にも実用性に優れた燃料配管用チュ
ーブとして、極めて利用価値の高いものである。
【0025】従って、かかるチューブは、自動車等の燃
料配管用チューブとして好適に用いられ得るものであ
り、製品の軽量化を有利に図ることが可能であると共
に、錆の発生の恐れがなく、部品寿命が長い。更には、
通常のガソリンのみでなく、メタノール混合ガソリンに
対しても良好な燃料バリヤー性を有するため、将来的な
ニーズにも良好に対応するものである。
料配管用チューブとして好適に用いられ得るものであ
り、製品の軽量化を有利に図ることが可能であると共
に、錆の発生の恐れがなく、部品寿命が長い。更には、
通常のガソリンのみでなく、メタノール混合ガソリンに
対しても良好な燃料バリヤー性を有するため、将来的な
ニーズにも良好に対応するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−81803(JP,A) 特開 昭58−225215(JP,A) 特開 平1−269536(JP,A) 特開 昭61−69559(JP,A) 実開 昭53−148320(JP,U) 実開 昭63−60329(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 11/04
Claims (1)
- 【請求項1】 多層チューブからなる燃料配管用チュー
ブにして、かかる多層チューブの最内層が、ポリブチレ
ンテレフタレートからなるポリエステル系樹脂材料に
て、0.5〜1.5mmの厚さにおいて形成されている
と共に、該多層チューブの最内層の外側に位置する層
が、ポリアミド樹脂にて形成されていることを特徴とす
る燃料配管用チューブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02413431A JP3136614B2 (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | 燃料配管用チューブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02413431A JP3136614B2 (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | 燃料配管用チューブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04224384A JPH04224384A (ja) | 1992-08-13 |
JP3136614B2 true JP3136614B2 (ja) | 2001-02-19 |
Family
ID=18522067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02413431A Expired - Fee Related JP3136614B2 (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | 燃料配管用チューブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3136614B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0637509B1 (en) | 1993-08-03 | 2002-10-23 | Nitta Moore Company | A tube for fuel transportation |
DE9319880U1 (de) * | 1993-12-23 | 1994-03-17 | Inventa Ag | Blasgeformte Kühlflüssigkeitsleitung |
DE9319879U1 (de) * | 1993-12-23 | 1994-03-17 | Inventa Ag | Sequentiell Coextrudierte Kühlflüssigkeitsleitung |
JP2002156075A (ja) | 2000-09-05 | 2002-05-31 | Tokai Rubber Ind Ltd | 燃料ホース |
JP2003073643A (ja) * | 2001-09-04 | 2003-03-12 | Toyobo Co Ltd | 燃料送液部品用接着剤 |
-
1990
- 1990-12-20 JP JP02413431A patent/JP3136614B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04224384A (ja) | 1992-08-13 |
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