JP3135694U - フラッシュランプ - Google Patents

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勇司 小神野
守 太田
勉 原田
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Abstract

【課題】構造が単純でスパッタ粒子の捕獲効率が大きいフラッシュランプ。
【解決手段】カソード側電極12をリード線12aを介装して電極挿通部13aに挿通させ、電極挿通部13aを基端に備え胴周を発光管11の胴周より拡径させた発光管端部体13を設け、発光管端部体13の先端側をすぼめると共に発光管11の端辺を長手方向に突出させたスパッタ粒子飛散防止辺11aを設けて、一体的に接続してスパッタ粒子飛散防止空間14を備えた。
【選択図】図1

Description

本考案はフラッシュランプに関するものであり、更に、詳細には、特に、紫外線照射による殺菌又は滅菌、紫外線硬化樹脂の硬化処理等をするための比較的大容量のフラッシュランプに関するものである。
例えば、紫外線照射による殺菌又は滅菌は、大量に処理を施すことが効率的で、高い負荷でフラッシュランプを連続的にパルス点灯させるものであるが、カソード側電極から電極の構成物質からスパッタ粒子が飛散して発光管の内側に付着して、発光管の紫外線の光透過性を損ねて、ランプ寿命が短命化していた。
その為に、先に開示されたスパッタ粒子の飛散を減少させるものとして、発光管の両端近傍に陽極と陰極を対向配置して、この発光管の外壁にトリガー電極を配置させた構成において、前記発光管は、陰極の先端近傍であって陽極寄りの位置において、当該発光管の内径が小さい小径部が形成されたもの(特許文献1参照)や、発光管内に一対の電極が対向して配置され、内部に希ガスが封入されたフラッシュランプにおいて、前記発光管内の電極が対向する空間を、一部遮蔽する構造体を配置することを特徴とする。この遮蔽体は、発光管の陰極近傍の対向電極側に発光管の発光部の内径よりも小さい内径の円筒体であるもの(特許文献2参照)や、フラッシュランプ1の点灯時に発光管2の放電空間E内で熱膨張する封入ガスの膨張圧をバッファ空間B1(及びB2)で吸収して、放電空間の内圧とバッファ空間の内圧が均衡状態となるまでの間に、放電空間内に生じたスパッタ粒子を封入ガスと共に気道9(及び12)を通じてバッファ空間内へ流入させ、そのバッファ空間を成す発光管の内壁に付着させて捕集するようにしたもの(特許文献3参照)が開示されている。
特開2005−11781号公報 特開2006−286455号公報 特開2005−56638号公報
然し乍ら、特許文献1に記載されているものは発光管11に小径部15を形成しているものであり、又、特許文献2に記載されているものも、発光管1の一部を遮蔽する構造体を配置したものであり、スパッタ粒子の飛散を減少させる効果は有するものの、効率的とは云えず、更に、特許文献3に記載されているものは、電極の外側にバッファ空間を設けて、封入ガスのバッファ空間への流れにスパッタ粒子を乗せて前記バッファ空間でスパッタ粒子を捕獲するものであるが、構造が複雑化すると共に捕獲効率にも疑問があるものである。
本考案のフラッシュランプは、前記課題に鑑み、鋭意研鑽の結果、円筒状の発光管にアノード側電極とカソード側電極とを配設してたフラッシュランプであって、カソード側電極をリード線を介装して電極挿通部に挿通させ、電極挿通部を備え胴周を発光管の胴周より拡径させた発光管端部体を設け、発光管端部体の先端側をすぼめると共に発光管の端辺の若干巾を突出させたスパッタ粒子飛散防止辺を設けて胴周に一体的に接続してスパッタ粒子飛散防止空間を備えたものであり、並びに、発光管端部体の先端側を断面U字状に内側に湾曲させた湾曲部と発光管の胴周より縮径させ内側短辺のスパッタ粒子飛散防止辺を設けると共に、発光管を湾曲部に一体的に接続してスパッタ粒子飛散防止空間を備えたものである。
本考案のフラッシュランプは、カソード側電極に、発光管の胴周より拡径させた発光管端部体を設けると共に、若干巾をカソード側電極側の方向に突出させたスパッタ粒子飛散防止辺を設けたスパッタ粒子飛散防止空間を備えたことにより、スパッタ粒子の飛散を高効率で捕獲できるもので、フラッシュランプの長寿命を図ったもので、画期的で実用性の高い考案である。
以下、本考案のフラッシュランプの実施例の図面を用いて詳細に説明すと、図1は本考案のフラッシュランプの実施例の断面説明図であり、図2は本考案のフラッシュランプの次実施例の断面説明図である。
本考案はフラッシュランプに関するものであり、更に、詳細には、特に、紫外線照射による殺菌又は滅菌、紫外線硬化樹脂の硬化処理等をするための比較的大容量のフラッシュランプに関するものであり、請求項1に記載のフラッシュランプは、円筒状の発光管11の両端辺にアノード側電極とカソード側電極12とを対向させて配設してパルス点灯させるフラッシュランプであって、前記カソード側電極12をリード線12aを介装して電極挿通部13aに挿通させ、該電極挿通部13aを基端に備え胴周を前記発光管11の胴周より拡径させた発光管端部体13を設け、該発光管端部体13の先端側をすぼめると共に前記発光管11の端辺の若干巾を長手方向に突出させたスパッタ粒子飛散防止辺11aを設けて胴周に一体的に接続してスパッタ粒子飛散防止空間14を備えたことを特徴とするものである。
更に、請求項2に記載のフラッシュランプは、円筒状の発光管21の両端辺にアノード側電極とカソード側電極22とを対向させて配設してパルス点灯させるフラッシュランプであって、前記カソード側電極22をリード線22aを介装して電極挿通部23aに挿通させ、該電極挿通部23aを基端に設け胴周を前記発光管21の胴周より拡径させた発光管端部体23を設け、該発光管端部体23の先端側を断面U字状に内側に湾曲させた湾曲部23bと前記発光管21の胴周より縮径させ内側短辺のスパッタ粒子飛散防止辺23cを設けると共に、前記発光管21の端部を前記湾曲部23bの頂部に一体的に接続してスパッタ粒子飛散防止空間24を備えたことを特徴とするものである。
即ち、本考案のフラッシュランプの実施例の発光管11は、円筒状の石英ガラス管に希ガスであるキセノンを封入して、その両端辺にアノード側電極(図示しない)とカソード側電極12とを対向させて配設して、パルス点灯させるものであり、パルス点灯により紫外線を発光させて殺菌、滅菌、紫外線硬化樹脂の硬化等をさせるものである。
そして、アノード側電極とカソード側電極12とは、夫々リード線12aの先端に電極を固定して、発光管11の端部に接続する後述する発光管端部体13にリード線12aが挿通する電極挿通部13aを形成して封止しているものである。
次に、発光管端部体13は、カソード側電極12に備えるものであり、該カソード側電極13の電極挿通部13aを基端に備えると共に、発光管端部体13の胴周は発光管11の胴周より拡径させているものである。
次いで、スパッタ粒子飛散防止空間14は、発光管端部体13の先端側をすぼめて発光管11の胴周に溶着等の手段により一体的に接続するものであるが、発光管11の端辺の若干巾を長手方向に突出させたスパッタ粒子飛散防止辺11aを設けているものである。
つまり、発光管11の端辺の若干巾であるスパッタ粒子飛散防止辺11aの基端部は、カソード側電極12より先端方向に位置するように形成しているものであり、カソード側電極12より飛散するスパッタ粒子をスパッタ粒子飛散防止辺11aとスパッタ粒子飛散防止空間14とが効率良く捕獲して、発光管端部体13の内側にスパッタ粒子を付着させるものである。
また、本考案のフラッシュランプの次実施例は、円筒状の発光管21の両端辺にアノード側電極(図示しない)とカソード側電極22とを対向させて配設して、カソード側電極22をリード線22aを介装して発光管21の端部に接続する後述する発光管端部体23に形成した電極挿通部22aに挿通させているもので、前述の実施例と同様なものである。
そして、発光管端部体23は、カソード側電極22に備えるものであり、該カソード側電極22の電極挿通部23aを基端に備え、発光管端部体23の胴周を発光管21の胴周より拡径させているものである。
次に、次実施例では、発光管端部体23の先端側を断面U字状に内側に湾曲させた湾曲部23bを形成しており、湾曲部23bの内側は発光管21の胴周より縮径させ内側短辺のスパッタ粒子飛散防止辺23cを設けたものである。
更には、発光管21の端部を湾曲部23bの頂部に一体的に接続してスパッタ粒子飛散防止空間24を備えたものである。
本考案は、カソード側電極に、発光管の胴周より拡径させた発光管端部体を設けると共に、若干巾をカソード側電極側の方向に突出させたスパッタ粒子飛散防止辺を設けたスパッタ粒子飛散防止空間を備えたことにより、スパッタ粒子の飛散を高効率で捕獲できもので、長寿命化を図ったフラッシュランプを提供するものである。
図1は本考案のフラッシュランプの実施例の断面説明図である。 図2は本考案のフラッシュランプの次実施例の断面説明図である。
符号の説明
11 発光管
11a スパッタ粒子飛散防止辺
12 カソード側電極
12a リード線
13 発光管端部体
13a 電極挿通部
14 スパッタ粒子飛散防止空間
21 発光管
22 カソード側電極
22a リード線
23 発光管端部体
23a 電極挿通部
23b 湾曲部
23c スパッタ粒子飛散防止辺
24 スパッタ粒子飛散防止空間

Claims (2)

  1. 円筒状の発光管の両端辺にアノード側電極とカソード側電極とを対向させて配設してパルス点灯させるフラッシュランプであって、前記カソード側電極をリード線を介装して電極挿通部に挿通させ、該電極挿通部を基端に備え胴周を前記発光管の胴周より拡径させた発光管端部体を設け、該発光管端部体の先端側をすぼめると共に前記発光管の端辺の若干巾を長手方向に突出させたスパッタ粒子飛散防止辺を設けて胴周に一体的に接続してスパッタ粒子飛散防止空間を備えたことを特徴とするフラッシュランプ。
  2. 円筒状の発光管の両端辺にアノード側電極とカソード側電極とを対向させて配設してパルス点灯させるフラッシュランプであって、前記カソード側電極をリード線を介装して電極挿通部に挿通させ、該電極挿通部を基端に設け胴周を前記発光管の胴周より拡径させた発光管端部体を設け、該発光管端部体の先端側を断面U字状に内側に湾曲させた湾曲部と前記発光管の胴周より縮径させ内側短辺のスパッタ粒子飛散防止辺を設けると共に、前記発光管の端部を前記湾曲部の頂部に一体的に接続してスパッタ粒子飛散防止空間を備えたことを特徴とするフラッシュランプ。
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