JP6176492B2 - 放電ランプ及びこの放電ランプを用いた光照射装置 - Google Patents
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Description
さらに、導線が接合されている延出部は、放電管の内部空間とは隔離されて管軸方向外側に延出しているので、有効発光長を十分に確保することができ、放電管内で生じる紫外線等を有効に利用することができる。
そのうえ、保護ブロックを必要としないので、放電ランプを従来に比べて軽量化かつコンパクト化することができる。
これならば、導線と電極とを確実かつ簡単に電気的に接続することができる。
これならば、延出部の形成が容易であり、放電ランプの製造コストを安くすることができる。
これならば、電極を折り曲げる必要がなく、電極の形成が容易であるとともに電極を傷めにくくできる。
これならば、延出部の外面が放電管の外面と同一面状に形成されている場合に比べ、延出部を貫通する部材が放電管の外面よりも外側に突出する長さを短くすることができ、放電ランプをコンパクト化することができる。
これならば、延出部を貫通する部材がワークに接触する恐れがなく、この貫通する部材を考慮せずに放電ランプをワークに近接させることができる。
これならば、電極と導線とを例えば共締めにより容易に接合することができる。
これならば、放電管の外面に電極を容易に形成することができる。さらに、延出部を貫通する部材を例えばねじ部材等の簡易な構成にしながらも、電極と導線との接合が容易である。
このような光照射装置であれば、上述した放電ランプと同様の作用効果を得ることができるうえ、保持用突起部が、放電ランプの管軸方向から視て放電管より外側に突出しているので、放電ランプの取り付け時に導線が邪魔にならず、作業が容易になる。
これならば、放電ランプをワークに近接することができ、さらに放電管内で生じる紫外線等を有効に利用することができる。
なお、この放電管2には、管軸方向一端の封止ブロックに誘電体バリア放電用ガスを放電空間Sに封入するための封入管(以下、チップ管ともいう)21が設けられている。
なお、ここでいう接合とは、例えば締結等により機械的に固定することをいう。
具体的にこの延出部5は筒状をなし、放電管2の両端部それぞれにおける上側及び下側から管軸方向外側に延出した平板状をなす部分5a、5bを有している。本実施形態では、図2及び図3に示すように、平板状をなす上側延出部5aと下側延出部5bとが互いに平行に形成されている。なお、これらの延出部5a、5bの厚さ寸法は、上平坦面5aと下平坦面5bとの距離よりも小さい。
より詳細には、上側延出部5aの外面51a(本実施形態では、上側延出部5aにおける下側延出部5bに対向する面の裏面)は、放電管2の外面である上平坦面2aと同一面状に連続して形成されており、下側延出部5bの外面51b(本実施形態では、下側延出部5bにおける上側延出部5aに対向する面の裏面)は、放電管2の外面である下平坦面2bと同一面状に連続して形成されている。
なお、これらの貫通孔2H、3Hは、放電管2を上側から視て、上述した封入管21と重ならない位置に設けられている。
そして、このねじ部材61が、上側から下側に向かって、上側延出部5aと、導線41の先端部に設けられた圧着端子411とを貫通するとともに、ナット62により締結されており、これにより、導線41が上側延出部5aに接合される。
なお、接点金具63は、電極31と電気的に接続されるものであり、本実施形態では、はんだ部材66を介して上平坦面2aに形成されたメッシュ電極31に接続されている。
本実施形態では、これら一対の保持用突起部8が、放電管2の両端部において、電極31、32の対向方向に直交する向きに沿って互いに対向するとともに、管軸方向から視て上述したリード線4と重ならない位置に設けられている。
この延出部5は、例えば放電管2の両端部において上平坦面2aと下平坦面2bとの中間に位置しており、その厚さ寸法が、上平坦面2aと下平坦面2bとの距離よりも小さく形成されている。この構成により、延出部5を貫通する貫通部材61を放電管2の外面である上平坦面2a及び下平坦面2bよりも外側に突出せずに設けることができる。
なお、この実施形態では、図6に示すように、電極31、32と電気的に接続される接続部材9が、延出部5とともに貫通部材61により貫通されている。
1 ・・・放電ランプ
2 ・・・放電管
2a・・・上平坦面
2b・・・下平坦面
31・・・電極
32・・・電極
4 ・・・リード線
41・・・導線
S ・・・放電空間
5 ・・・延出部
61・・・貫通部材
7 ・・・保持部材
8 ・・・保持用突起部
Claims (11)
- 放電管と、
前記放電管の内部空間とは隔離されて管軸方向外側に延出した延出部と、
前記放電管に設けられた一対の電極と、
前記電極に電気的に接続される導線とを備え、
前記導線は、前記延出部における前記放電管の外面よりも内側の面に、前記延出部を貫通する部材で接合されている放電ランプ。 - 前記貫通する部材は、ねじ部材である請求項1記載の放電ランプ。
- 前記延出部は前記放電管に形成されている請求項1又は2記載の放電ランプ。
- 前記延出部の外面は、前記放電管の外面と同一面状に形成されている請求項1乃至3の何れか一項に記載の放電ランプ。
- 前記延出部の外面は、前記放電管の外面よりも前記放電管の内部空間側に形成されている請求項1乃至3の何れか一項に記載の放電ランプ。
- 前記電極は前記放電管の外面に配置されており、前記貫通する部材は、前記電極の外面より外側に突出していない請求項5記載の放電ランプ。
- 前記電極は、前記放電管と前記延出部とに亘って設けられている請求項1乃至6の何れか一項に記載の放電ランプ。
- 前記電極が設けられている前記放電管の外面は平坦面であり、
前記延出部は平板状をなす部分を有している請求項1乃至7の何れか一項に記載の放電ランプ。 - 前記放電管及び前記一対の電極からなる放電ランプが、誘電体バリア放電ランプである請求項1乃至8の何れか一項に記載の放電ランプ。
- 請求項1乃至9の何れか一項に記載の放電ランプを用いた光照射装置であって、
前記放電ランプを保持する保持部材と、
前記放電ランプの管軸方向から視て前記放電管より外側に突出して、前記保持部材により保持される保持用突起部とを具備する光照射装置。 - 前記保持用突起部は、前記放電管に形成された光射出面より前記放電管の内部空間側に形成されている請求項10記載の光照射装置。
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