JP3135498U - 記念時刻表示付きペンダント - Google Patents
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Abstract
【課題】 アクセサリーとしての装飾性を阻害したり、そのデザインの自由度を制限したりすることなく記念時刻を表示することができる記念時刻表示付きペンダントを提供するものである。
【解決手段】 記念時刻表示付きペンダントは、時間ゾーン体2と分ゾーン体3を装飾的に形成した二つのリングまたは矩形体等からなるペンダント本体1を構成し、該ペンダント本体1の時間ゾーン体2と分ゾーン体3にそれぞれ記念月を表す誕生石等の特定宝石類4を時刻数字部位または所定部位に配置するように固着して記念時刻を表示してなるものである。
【選択図】図1
【解決手段】 記念時刻表示付きペンダントは、時間ゾーン体2と分ゾーン体3を装飾的に形成した二つのリングまたは矩形体等からなるペンダント本体1を構成し、該ペンダント本体1の時間ゾーン体2と分ゾーン体3にそれぞれ記念月を表す誕生石等の特定宝石類4を時刻数字部位または所定部位に配置するように固着して記念時刻を表示してなるものである。
【選択図】図1
Description
本考案は、誕生時間等の記念すべき時刻を表示するよう宝石類を装飾的に配置する記念時刻表示付きペンダントに関するものである。
従来、貴金属(18金)を用いて一体成形されたミニチュア時計の頂部に宝石(誕生石)を組み付け、このミニチュア時計の文字盤に記念すべき時刻を表示して、裏面にはイニシャル等を刻印してアクセサリーを構成したものがある。
また、時計の文字盤上に、特定人の誕生時刻の時を表す短針表示と、分を表す長針表示とが互いに区別されて図的にかつ固定的に表示された時計がある。
上記のように、この種の従来の記念時刻を表示するものは、前者に見られるように、ミニチュア時計の一部に誕生石を配置してその記念時刻を表示したもので、それがミニチュアであれ時計の文字盤と長針・短針がそのベースとなって構成されていたため、時計として知覚され、装飾性が求められるペンダント等のアクセサリーとしては、その装飾性が阻害または制限される結果となっていた。
本考案は、アクセサリーとしての装飾性を阻害したり、そのデザインの自由度を制限したりすることなく、固着される誕生石の配置位置で記念時刻を、また、使用する誕生石の種類で記念月をそれぞれ表示して、宝飾品と一体化することができる記念時刻表示付きペンダントを提供するものである。
上記目的を達成するため、本考案に係る記念時刻表示付きペンダントは、時間ゾーン体と分ゾーン体を装飾的に形成したリングまたは矩形体等からなるペンダント本体より構成され、該ペンダント本体の時間ゾーン体と分ゾーン体にそれぞれ誕生石等の特定宝石類を時刻数字部位または当該部位に配置固着して、記念月と記念時刻の時間と分を表示してなることを特徴とするものである。
前記ペンダント本体は、時刻数字を刻設した時間ゾーン体と分ゾーン体とする二つのリングをクロス状に並列固定してなり、誕生石等の特定宝石類を前記時間ゾーン体と分ゾーン体にそれぞれ表示された時刻数字の部位に配置固着して記念月と記念時刻の時間と分を表示してなることを特徴とするものである。
前記ペンダント本体は、時間ゾーン体と分ゾーン体とする二つのリングを一体的に8の字状に連結固定してなり、誕生石等の特定宝石類を前記時間ゾーン体と分ゾーン体に記念時刻の当該部位に配置するよう固着して、その取付位置により記念月と記念時刻の時間と分を表示してなることを特徴とするものである。
前記ペンダント本体は、時間ゾーン体と分ゾーン体とする大小二つのリングからなり、小径のリングを大径のリングの内側に連結固定して、時間ゾーン体と分ゾーン体に誕生石等の特定宝石類を記念時刻の当該部位に配置されるように固着して、その取付位置により記念月と記念時刻の時間と分を表示してなることを特徴とするものである。
前記ペンダント本体は、時間ゾーン体と分ゾーン体とする大小二つのリングからなり、その表面に時刻数字を刻設した環状体の内側に連結固定される前記時間ゾーン体と分ゾーン体に誕生石等の特定宝石類を、前記環状体に表示された時刻数字の当該部位に配置されるように固着して記念月と記念時刻を表示してなることを特徴とするものである。
前記ペンダント本体は、時間ゾーン体と分ゾーン体を共有する矩形体から形成され、記念月を示す誕生石等の特定宝石類を、共有する時間ゾーン体と分ゾーン体にその取付位置を齟齬して記念時刻の当該部位に配置されるように固着して、その取付位置により記念時刻の時間と分を表示してなることを特徴とするものである。
前記ペンダント本体は、その表面に時刻数字を刻設した板状体の表示ゾーン体の両側に、同形の板状体からなる時間ゾーン体と分ゾーン体を並列状に分離して形成し、前記時間ゾーン体と分ゾーン体に記念月を示す誕生石等の特定宝石類を、表示ゾーン体に表示されている時刻数字の当該部位に配置されるように固着して記念月と記念時刻の時間と分を表示してなることを特徴とするものである。
前記ペンダント本体は、該当する星座を模した記号類を有する台座を連続的に取付けてなることを特徴とするものである。
前記ペンダント本体は、その上端側にネックレスを取付けてなることを特徴とするものである。
上記の構成を有する本考案に係る記念時刻表示付きペンダントによれば、時間ゾーン体と分ゾーン体を装飾的に形成したリングまたは矩形体等からなるペンダント本体にそれぞれ誕生石等の特定宝石類を時刻数字部位または所定の当該部位に配置固着して記念時刻の時間と分を表示してなることにより、時刻表示によりアクセサリーとしての装飾性を阻害したり、そのデザインの自由度を制限したりすることなく、固着される誕生石の配置位置で記念時刻を、また、使用する誕生石の種類で記念月をそれぞれ表示して、宝飾品と一体化することができる。
さらに、装飾的のみのデザインから、デザインに実体的な意味合い、すなわち誕生や結婚等の身につける個人のみがもつ特別な記念時刻を表示することにより、一層ペンダントしての宝飾品の価値を高めることができる。
さらに、時刻を直感させる時計をイメージすることなく、装飾性を基本として個人の持つ記念時刻のイメージを、配置された宝石類によって表現されることができると共に一般的な宝飾品に見られない身につける個人の付加価値を高めることができる。
さらに、より装飾性、ファッション性を備えることによって、一般的な記念品に見られるその感動が一時期に限られず、長期間にわたってその感動を表現して維持することができる。
さらに、当該星座を模した記号を有する台座を連続的に取付けてなることにより、記念時刻を表示する誕生石等の特定宝石類と共に星座を組み合わせることで、より鮮明に記念時刻を認識することができる。
以下本考案に係る記念時刻表示付きペンダントにつき、添付図面の図1ないし図6を用いて説明する。
本考案に係る記念時刻表示付きペンダントは、図1ないし図6に示すように、時間ゾーン体2と分ゾーン体3を装飾的に形成した二つのリングまたは矩形体等からペンダント本体1を形成し、該ペンダント本体1の時間ゾーン体2と分ゾーン体3にそれぞれ誕生石等の特定宝石類4、4を時刻数字6部位または所定部位に配置するように固着して記念月と記念時刻の時間と分を表示して構成されるものである。
前記ペンダント本体1は、一般的な宝石類の基台と同様の金、銀、プラチナあるいはメッキ等の表面処理された材料が使用され、誕生石等の宝石類はペンダント本体1と同様の、または異種の貴金属枠7を介して取付けられ、さらにこのペンダント本体1は、その上端側にネックレス5を設けてなるものである。
図1に示すペンダント本体1は、時刻数字6を刻設した短針をイメージさせるやや小径のリングを用いた時間ゾーン体2と、この時間ゾーン体2よりやや大径のリングを用いて長針をイメージさせる分ゾーン体3とする二つのリングをクロス状に並列して連結固定してなり、記念時刻の時間と分を表示する誕生石等の特定宝石類4、4を前記時間ゾーン体2と分ゾーン体3に、それぞれ表示された時刻数字6の当該部位に配置されるように固着して記念月と記念時刻の時間と分を表示するものである。
図2に示すペンダント本体1は、図1に示すペンダント本体1と同様に、やや径の異なる時間ゾーン体2と分ゾーン体3とする二つのリングを一体的に8の字状に形成され、記念月を示す誕生石等の特定宝石類4、4を前記時間ゾーン体2と分ゾーン体3の内側壁の当該部位に配置するように固着して、その取付位置により記念時刻の時間と分を表示するものである。
図3に示すペンダント本体1は、時間ゾーン体2と分ゾーン体3とを長針と短針をイメージさせる大小二つのリングからなり、小径のリングを大径のリングの内側に連結固定して、記念月を示す誕生石等の特定宝石類4、4を、時間ゾーン体2と分ゾーン体3の外側壁の当該部位に配置されるよう固定して、その取付位置により記念時刻の時間と分を表示しているものである。
図4に示すペンダント本体1は、時間ゾーン体2と分ゾーン体3とを長針と短針をイメージさせる大小二つのリングからなり、その表面に時刻数字6を刻設した環状体8の内側に、前記時間ゾーン体2と分ゾーン体3に記念月を示す誕生石等の特定宝石類4、4を、環状体8に表示された時刻数字6の対応部位に配置されるように固着して記念時刻の時間と分を表示してなるものである。
図5に示すペンダント本体1は、時間ゾーン体2と分ゾーン体3を共有する矩形体から形成され、記念月を示す2つの誕生石等の特定宝石類4、4を齟齬させて、一方を前記時間ゾーン体2としてその内側壁に、また他方を分ゾーン体3としてその上面にそれぞれ記念時刻となる当該部位に配置されるように固着して、その取付位置により記念時刻の時間と分を表示するものである。
なお、図5に示すペンダント本体1において、記念時間を示す特定宝石類4を時間ゾーン体2としての内側壁に、また、記念分を示す特定宝石類4を分ゾーン体3としての上面に齟齬して配置固着することによって、時間と分を表す特定宝石類4、4が重なり合うことを避けるものであるが、これに限らず、時間ゾーン体2と分ゾーン体3への特定宝石類4、4の取付位置を逆にしたり、特定宝石類4、4の大きさや形を変えてその上面に並列して配置したりするものであってもよい。
図6に示すペンダント本体1は、その表面に時刻数字6を縦方向に刻設した板状体の表示ゾーン体9の両側に、長方形状の板状体からなる時間ゾーン体2と分ゾーン体3をそれぞれ分離して並列状に形成して、前記時間ゾーン体2と分ゾーン体3の上面に記念月を示す誕生石等の特定宝石類4、4を表示ゾーン体8に表示された時刻数字6の対応部位に配置されるようにそれぞれ固着して記念時刻の時間と分を表示してなるものである。
図2に示すように、誕生石等の特定宝石類4、4によってその誕生月を表示する以外、誕生月の星座を模した記号類10を有する台座11をペンダント本体1に一体又は一体となるように連続的に取付けることによって、誕生石と共に記念月をさらに明確に表示することができるものである。
1 ペンダント本体
2 時間ゾーン体
3 分ゾーン体
4 誕生石等の特定宝石類
5 ネックレス
6 時刻数字
7 金属枠
8 環状体
9 表示ゾーン体
10 星座を模した記号類
11 台座
2 時間ゾーン体
3 分ゾーン体
4 誕生石等の特定宝石類
5 ネックレス
6 時刻数字
7 金属枠
8 環状体
9 表示ゾーン体
10 星座を模した記号類
11 台座
Claims (9)
- 時間ゾーン体と分ゾーン体を装飾的に形成したリングまたは矩形体等からなるペンダント本体より構成され、該ペンダント本体の時間ゾーン体と分ゾーン体にそれぞれ誕生石等の特定宝石類を時刻数字部位または当該部位に配置固着して記念月と記念時刻の時間と分を表示してなることを特徴とする記念時刻表示付きペンダント。
- 前記ペンダント本体は、時刻数字を刻設した時間ゾーン体と分ゾーン体とする二つのリングをクロス状に並列固定してなり、誕生石等の特定宝石類を前記時間ゾーン体と分ゾーン体にそれぞれ表示された時刻数字の部位に配置するよう固着して記念月と記念時刻の時間と分を表示してなることを特徴とする請求項1記載の記念時刻表示付きペンダント。
- 前記ペンダント本体は、時間ゾーン体と分ゾーン体とする二つのリングを一体的に8の字状に連結固定してなり、誕生石等の特定宝石類を前記時間ゾーン体と分ゾーン体に記念時刻の当該部位に配置するよう固着して、その取付位置により記念月と記念時刻の時間と分を表示してなることを特徴とする請求項1記載の記念時刻表示付きペンダント。
- 前記ペンダント本体は、時間ゾーン体と分ゾーン体とする大小二つのリングからなり、小径のリングを大径のリングの内側に連結固定して、時間ゾーン体と分ゾーン体に誕生石等の特定宝石類を記念時刻の当該部位に配置されるように固着して、その取付位置により記念月と記念時刻の時間と分を表示してなることを特徴とする請求項1記載の記念時刻表示付きペンダント。
- 前記ペンダント本体は、時間ゾーン体と分ゾーン体とする大小二つのリングからなり、その表面に時刻数字を刻設した環状体の内側に連結固定される前記時間ゾーン体と分ゾーン体に誕生石等の特定宝石類を、前記環状体に表示された時刻数字の当該部位に配置されるように固着して記念月と記念時刻を表示してなることを特徴とする請求項1記載の記念時刻表示付きペンダント。
- 前記ペンダント本体は、時間ゾーン体と分ゾーン体を共有する矩形体から形成され、誕生石等の特定宝石類を、共有する時間ゾーン体と分ゾーン体にその取付位置を齟齬して記念時刻の当該部位に配置されるように固着して、記念月と記念時刻の時間と分を表示してなることを特徴とする請求項1記載の記念時刻表示付きペンダント。
- 前記ペンダント本体は、その表面に時刻数字を刻設した板状体の表示ゾーン体の両側に、板状体からなる時間ゾーン体と分ゾーン体を並列状に分離して形成し、前記時間ゾーン体と分ゾーン体に誕生石等の特定宝石類を、表示ゾーン体に表示されている時刻数字の当該部位に配置されるように固着して記念月と記念時刻の時間と分を表示してなることを特徴とする請求項1記載の記念時刻表示付きペンダント。
- 前記ペンダント本体は、該当する星座を模した記号等を有する台座を連続的に取付けてなる請求項1ないし7のいずれかに記載の記念時刻表示付きペンダント。
- 前記ペンダント本体は、その上端側にネックレスを取付けてなる請求項1ないし8のいずれかに記載の記念時刻表示付きペンダント。
Priority Applications (1)
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JP2007005445U JP3135498U (ja) | 2007-06-18 | 2007-06-18 | 記念時刻表示付きペンダント |
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JP2007005445U JP3135498U (ja) | 2007-06-18 | 2007-06-18 | 記念時刻表示付きペンダント |
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JP2006229835 Continuation | 2006-07-31 |
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JP3135498U true JP3135498U (ja) | 2007-09-20 |
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Family Applications (1)
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