JP3135405B2 - 画像形成方法 - Google Patents
画像形成方法Info
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- JP3135405B2 JP3135405B2 JP05033349A JP3334993A JP3135405B2 JP 3135405 B2 JP3135405 B2 JP 3135405B2 JP 05033349 A JP05033349 A JP 05033349A JP 3334993 A JP3334993 A JP 3334993A JP 3135405 B2 JP3135405 B2 JP 3135405B2
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Description
法および静電記録法等に於て形成される静電荷潜像を磁
性トナーを用いて現像し、転写手段に弾性ローラーを用
いる工程を有する画像形成方法に関する。
7691号明細書、特公昭42−23910号公報及び
特公昭43−24748号公報に記載されている如く多
数の方法が知られているが、一般的には光導電性物質を
利用し、種々の手段により感光体上に電気的潜像を形成
し、次いで該潜像をトナーを用いて現像し、必要に応じ
て紙等の転写材にトナー画像を転写した後、圧力、加
熱、加熱圧力あるいは溶剤蒸気等により定着し複写物を
得るものである。
ら広く実用化されているコロナ放電を利用した転写手段
に変わり、像担持体に対して一定圧で加圧された中抵抗
程度の弾性ローラーに電圧を印加して転写するローラー
転写方式を用いる転写装置、例えば、特開平2−123
385号公報の如き転写装置が提案されている。このロ
ーラー転写装置は、コロナ放電を利用した転写装置に比
べ、電源の低電圧化やオゾン発生量を極力抑えられる
等、省エネやエコロジー面で優れた長所を持っている。
また、転写材の像担持体への圧接力を調整することによ
って転写材の像担持体への接触領域を拡大できることが
できるので、転写材を転写部位に於いて積極的に押圧支
持できる。
いる場合には、像担持体と転写ローラーとの間に加えら
れた押圧のために転写工程に於て像担持体上の現像剤が
加圧凝集し、転写欠損が生じ易くなる。特に文字画像の
ラインの中央部が転写されずにエッジ部のみが転写され
る「転写中抜け」が発生し易く、この転写中抜け現象を
防止する目的で、像担持体と転写ローラーとの間で周速
差をもたせ、転写工程で像担持体に対して転写材が周速
差をもって転写される手段が実用化されている。
る転写法では、転写工程に於て、細線がかすれる為に線
幅の狭い画像の解像度の低下や、ジュネレーションコピ
ーの画質劣化、更には転写飛び散りの発生が指摘されて
いる。
を解決することのできる画像形成方法を提供することを
目的とする。
付着力および転写材への転写性を向上させ、画像ライン
の転写中抜け、画像細線のかすれ、および飛び散りを防
止し、画質を向上させることのできる画像形成方法を提
供することを目的とする。
持体上に静電潜像を形成する潜像形成手段と、該像担持
体と現像剤担持体とを現像部に於て一定の間隙を設けて
配置し、現像剤を該現像剤担持体上に上記間隙よりも薄
い厚さに規制して現像部に搬送し、該現像剤担持体に印
加される交番電圧により静電潜像を現像して現像剤像を
形成する現像手段と、該現像剤像を転写材に転写するた
めの像担持体に接触したローラー、及び転写後の転写材
を像担持体から分離するための転写分離装置を有する転
写手段とを備えた画像形成装置を用いた画像形成方法に
於て、該現像剤が、磁性トナー、流動化剤、および、
0.6〜5μmの重量平均粒径(mD4 )、0.5〜4
μmの個数平均粒径(mD1 )及び1.0〜2.4の
(mD4 )/(mD1 )を有する金属酸化物粉末を含有
し、かつ上記交番電圧の波形が、現像剤を上記現像剤担
持体に付着させる方向に作用する電圧の最大点から、現
像剤を現像剤担持体に付着させない方向に作用する電圧
の最大点までの時間をt1 とし、逆に現像剤を現像剤担
持体に付着させない方向に作用する電圧の最大点から、
現像剤を現像剤担持体に付着させる方向に作用する電圧
の最大点までの時間をt2 とした時、下記条件 t1 /(t1 +t2 )<0.5 を満たすよう設定されていることを特徴とする画像形成
方法に関する。
ーラーを備えた画像形成装置に於て、金属酸化物粉末を
含有する現像剤を用い、上述したように波形が規定され
た交番電圧を現像バイアス電圧として印加することによ
り、像担持体上の静電潜像に付着した現像剤の帯電量を
高めることができ、その結果、像担持体上の現像剤の付
着力および転写材への転写性を向上させ、画像ラインの
転写中抜け、画像細線のかすれ、および飛び散りを抑制
し、複写画質を向上させることが可能になる。
mの重量平均粒径(mD4 )、0.5〜4μmの個数平
均粒径(mD1 )及び1.0〜2.4の(mD4 )/
(mD1 )を有する金属酸化物粉末を含有しており、該
金属酸化物粉末を用いることにより、磁性トナーが有す
る帯電性を向上させ帯電量分布の広がりをシャープにで
き、現像工程に於て像担持体上に必要とされる帯電量の
高い現像剤を効率よく供給することが可能となる。
い金属酸化物粉末を用いた場合、金属酸化物粉末が単独
で現像工程に於て像担持体上に飛翔しにくくなり、消費
されないために、現像器中に金属酸化物粉末が蓄積さ
れ、次第に現像剤担持体上にコートされる金属酸化物粉
末量が多くなり、結果として画質劣化を引き起こしてし
まう。
小さい金属酸化物粉末を用いた場合、現像剤の帯電性を
均一に保つために多量の金属酸化物粉末を必要になるの
で好ましくない。
り大きい金属酸化物粉末の場合、粒度分布が広くなり過
ぎて、粒径の細かすぎるものや、粗すぎるものを多く含
むようになり、好ましくない。
用いて現像担持体上に該現像剤を薄層コートすることが
更に好ましい。
る交番電圧の波形により、像担持体上の現像剤の帯電量
が現像剤担持体上の現像剤の帯電量よりも高められるこ
とを見い出した。すなわち、現像剤を像担持体側へ飛翔
させる現像バイアス電圧の立ち上がり速度を、現像剤を
現像剤担持体側へ引き戻す現像バイアス電圧の立ち下が
り速度より速くした場合に、像担持体上の現像剤の帯電
量は高められることを発見した。
を有する直流重畳交番電圧を現像バイアス電圧として印
加した場合の現像工程について詳細に説明する。尚、図
1に示した現像バイアス電圧は、現像剤が正帯電してい
る場合の例を示すものであり、プラス電位の時に現像剤
には像担持体側へ飛翔させられる力が、マイナス電位の
時に現像剤担持体側へ引き戻される力がそれぞれ作用し
ている。また、図1では簡略化のため直流成分の電圧を
0Vとしている。
は、現像バイアス電圧があるしきい値VA を越えたと
き、現像剤担持体に対する付着力に打ち勝って像担持体
側へ飛翔を開始し、現像バイアス電圧がマイナス極性に
変化するまで像担持体上に留まろうとする。この時間を
tA とする。逆に、像担持体上の現像剤は、現像バイア
ス電圧があるしきい値VB を下回ったときに、像担持体
に対する付着力に打ち勝って現像剤担持体側へ飛翔を開
始し、現像バイアス電圧がプラス極性に変化するまで現
像剤担持体上に留まろうとする。この時間をtB とす
る。この様にして決定したtA およびtB は図1の様に
表すことができ、tA がtB に比較して大きくなること
が理解される。従って、現像領域における現像剤の飛翔
を考えると、現像剤を現像担持体側から像担持体側へ飛
翔させる効果の方が、現像剤担持体側へ引き戻す効果よ
りも大きいことになり、結果として、像担持体上には現
像担持体上よりも帯電量の高い現像剤が存在することに
なる。実際に現像剤担持体上と像担持体上の現像剤の帯
電量をそれぞれ測定した結果、明らかに像担持体上現像
剤の帯電量の方が現像剤担持体上よりも高いことが確認
された。ここで、現像剤の帯電量測定には、吸引式フェ
ラデーゲージ法を用いた。この方法は、図2に示すよう
に構成された装置を用い、吸引口(1)を現像剤がコー
トされている現像剤担持体上あるいは現像された状態に
ある像担持体上に押し付けて現像剤を吸引し、内筒のフ
ィルター(2)に採集する。この時、内筒は外筒から静
電的にシールドされており、ここに蓄積された現像剤の
電荷量は、接続されたファラデーゲージ(3)によっ
て、また吸引された現像剤の質量はフィルターの質量増
加分により算出されるので現像剤担持体上あるいは現像
された状態にある像担持体上の現像剤の電荷量(単位質
量当りの帯電量)を計算できる。
波形は、図2に示すように、現像剤を現像剤担持体に付
着させる方向に作用する電圧を最大点から、現像剤を現
像剤担持体に付着させない方向に作用する電圧の最大点
までの時間をt1 、逆に現像剤を現像剤担持体に付着さ
せない方向に作用する電圧の最大点から、現像剤を現像
剤担持体に付着させる方向に作用する電圧の最大点まで
の時間をt2 とした時、下記条件 t1 /(t1 +t2 )<0.5 を満たすよう設定されていることを特徴としている。
形成装置に於て、上記の現像剤を用い、更に上記に示す
交番電圧を現像バイアス電圧とすることにより、該現像
剤がより高い帯電量の状態で現像され、すなわち像担持
体上に現像された現像剤の単位質量当りの帯電量が、現
像剤担持体上の現像剤が有する単位質量当りの帯電量以
上になる。その結果、像担持体への現像剤の静電的付着
力が増加することにより、転写時に顕著であった現像剤
画像の乱れが抑えられ、画像ラインの転写中抜け、画像
細線のかすれ、および飛び散り等が抑止され、画質が向
上する。
に好ましい現像剤の構成を以下に詳述する。
含有するが、用いる結着樹脂としては、ビニル系樹脂、
ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、等が挙げられるが、
中でもビニル系樹脂が好ましい。
のようなものが挙げられる。
−メチルスチレン、p−メチルスチレン、p−メトキシ
スチレン、p−フェニルスチレン、p−クロルスチレ
ン、3,4−ジクロルスチレン、p−エチルスチレン、
2,4−ジメチルスチレン、p−n−ブチルスチレン、
p−tert−ブチルスチレン、p−n−ヘキシルスチ
レン、p−n−オクチルスチレン、p−n−ノニルスチ
レン、p−n−デシルスチレン、p−n−ドデシルスチ
レンの如きスチレン及びその誘導体;エチレン、プロピ
レン、ブチレン、イソブチレンの如きエチレン不飽和モ
ノオレフィン類;ブタジエンの如き不飽和ポリエン類;
塩化ビニル、塩化ビニリデン、臭化ビニル、沸化ビニル
の如きハロゲン化ビニル類;酢酸ビニル、プロピオン酸
ビニル、ベンゾエ酸ビニルの如きビニルエステル酸;メ
タクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸
プロピル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソ
ブチル、メタクリル酸n−オクチル、メタクリル酸ドデ
シル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸
ステアリル、メタクリル酸フェニル、メタクリル酸ジメ
チルアミノエチル、メタクリル酸ジエチルアミノエチル
の如きα−メチレン脂肪族モノカルボン酸エステル類;
アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−
ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸プロピル、
アクリル酸n−オクチル、アクリル酸ドデシル、アクリ
ル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ステアリル、アク
リル酸2−クロルエチル、アクリル酸フェニルの如きア
クリル酸エステル類;ビニルメチルエーテル、ビニルエ
チルエーテル、ビニルイソブチルエーテルの如きビニル
エーテル類;ビニルメチルケトン、ビニルヘキシルケト
ン、メチルイソプロペニルケトンの如きビニルケトン
類;N−ビニルピロール、N−ビニルカルバソール、N
−ビニルインドール、N−ビニルピロリドンの如きN−
ビニル化合物;ビニルナフタリン類;アクリロニトリ
ル、メタクリロニトリル、アクリルアミドの如きアクリ
ル酸もしくはメタクリル酸誘導体;前述のα,β−不飽
和酸のエステル、二塩基酸のジエステル類が挙げられ
る。これらのビニル系モノマーが単独もしくは2つ以上
で用いられる。
のが例示される。
コン酸、アルケニルコハク酸、フマル酸、メサコン酸の
如き不飽和二塩基酸;マレイン酸無水物、シトラコン酸
無水物、イタコン酸無水物、アルケニルコハク酸無水物
の如き不飽和二塩基酸無水物;マレイン酸メチルハーフ
エステル、マレイン酸エチルハーフエステル、マレイン
酸ブチルハーフエステル、シトラコン酸メチルハーフエ
ステル、シトラコン酸エチルハーフエステル、シトラコ
ン酸ブチルハーフエステル、イタコン酸メチルハーフエ
ステル、アルケニルコハク酸メチルハーフエステル、フ
マル酸メチルハーフエステル、メサコン酸メチルハーフ
エステルの如き不飽和二塩基酸のハーフエステル;ジメ
チルマレイン酸、ジメチルフマル酸の如き不飽和二塩基
酸エステル;アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、
ケイヒ酸の如きα,β−不飽和酸;クロトン酸無水物、
ケイヒ酸無水物の如きα,β−不飽和酸無水物、該α、
β−不飽和酸と低級脂肪酸との無水物;アルケニルマロ
ン酸、アルケニルグルタル酸、アルケニルアジピン酸、
これらの酸無水物及びこれらのモノエステルが挙げられ
る。
スチレン−アクリル系共重合体が主成分となるようなモ
ノマーの組み合わせが好ましい。
性モノマーで架橋された重合体であってもよい。
ニルベンゼン、ジビニルナフタレンが挙げられ;アルキ
ル鎖で結ばれたジアクリレート化合物類として例えば、
エチレングリコールアクリレート、1,3−ブチレング
リコールジアクリレート、1,4−ブタンジオールジア
クリレート、1,5−ペンタンジオールアクリレート、
1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ネオペンチ
ルグリコールジアクリレート、及び以上の化合物のアク
リレートをメタアクリレートに代えたものが挙げられ;
エーテル結合を含むアルキル鎖で結ばれたジアクリレー
ト化合物類としては、例えば、ジエチレングリコールジ
アクリレート、トリエチレングリコールジアクリレー
ト、テトラエチレングリコールジアクリレート、ポリエ
チレングリコール#400ジアクリレート、ポリエチレ
ングリコール#600ジアクリレート、ジプロピレング
リコールジアクリレート、及び以上の化合物のアクリレ
ートをメタアクリレートに代えたものが挙げられ;芳香
族基及びエーテル結合を含む鎖で結ばれたジアクリレー
ト化合物類として例えば、ポリオキシエチレン(2)−
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンジア
クリレート、ポリオキシエチレン(4)−2,2−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパンジアクリレート、
及び以上の化合物のアクリレートをメタアクリレートに
代えたものが挙げられ;ポリエステル型ジアクリレート
化合物類として例えば、商品名MANDA(日本化薬)
が掲げられる。多官能の架橋剤としては、ペンタエリス
リトールトリアクリレート、トリメチロールエタントリ
アクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレー
ト、テトラメチロールメタンテトラアクリレート、オリ
ゴエステルアクリレート、及び以上の化合物のアクリレ
ートをメタアクリレートに代えたもの;トリアリルシア
ヌレート、トリアリルトリメリテート;が挙げられる。
0重量%に対して、0.01〜5重量%(更に好ましく
は0.03〜3重量%)用いることができる。
ン、エポキシ樹脂、ポリビニルブチラール、ロジン、変
性ロジン、テルペン樹脂、フェノール樹脂、脂肪族また
は脂環族炭化水素樹脂、芳香族系石油樹脂等を必要に応
じて前述した結着樹脂に混合して用いることができる。
ガラス転移温度(Tg)は、45〜80度C、好ましく
は、50〜70度Cである。
方法としては、塊状重合法、溶液重合法、懸濁重合法、
乳化重合法の如き重合法が利用できる。
を兼ねても良いが、磁性材料を含有している。本発明の
磁性トナー中に含まれる磁性材料としては、マグネタイ
ト、r−酸化鉄フェライト、鉄過剰型フェライト等の酸
化鉄;鉄、コバルト、ニッケルのような金属或いはこれ
らの金属とアルミニウム、コバルト、銅、鉛、マグネシ
ウム、スズ、亜鉛、アンチモン、ベリリウム、ビスマ
ス、カドミウム、カルシウム、マンガン、セレン、チタ
ン、タングステン、バナジウムのような金属との合金お
よびその混合物等が挙げられる。
μm、好ましくは0.1〜0.5μm程度のものが望ま
しく、磁性トナー中に含有させる量としては樹脂成分1
00重量部に対し60〜110重量部、好ましくは樹脂
成分100重量部に対し65〜100重量部である。
有してもよい。
ナー粒子に配合(内添)、またはトナー粒子と混合(外
添)して用いることが好ましい。荷電制御剤によって、
現像システムに応じた最適の荷電量コントロールが可能
となり、特に本発明では結着樹脂と荷電とのバランスを
さらに安定したものとすることが可能である。正荷電制
御剤としては、ニグロシンおよび脂肪酸金属塩等による
変性物;トリブチルベンジルアンモニウム−1−ヒドロ
キシ−4−ナフトスルフォン酸塩、テトラブチルアンモ
ニウムテトラフルオロボレートの如き四級アンモニウム
塩;ジプチルスズオキサイド、ジオクチルスズオキサイ
ド、ジシクロヘキシルスズオキサイドの如きジオルガノ
スズオキサイド;ジプチルススズボレート、ジオクチル
スズボレート、ジシクロヘキシルスズボレートの如きジ
オルガノスズボレートを単独であるいは2種類以上組合
せて用いることができる。これらの中でもニグロシン
系、四級アンモニウム塩の如き荷電制御剤が特に好まし
く用いられる。
は置換または未置換のアルキル基(好ましくは、C1 〜
C4 )を示す。〕で表されるモノマーの単重合体;また
は前述したようなスチレン、アクリル酸エステル、メタ
クリル酸エステルの如き重合性モノマーとの共重合体を
正荷電性制御剤として用いることができ、この場合これ
らの荷電制御剤は、結着樹脂(の全部または一部)とし
ての作用をも有する。
例えば有機金属錯体、キレート化合物が有効である。モ
ノアゾ金属錯体、芳香族ヒドロキシカルボン酸、金属錯
体、芳香族ジカルボン酸系の金属錯体が挙げられる。他
には、芳香族ハイドロキシカルボン酸、芳香族モノ及び
ポリカルボン酸及びその金属塩、無水物、エステル類、
ビスフェノールのフェノール誘導体類が挙げられる。
用を有しないもの)は、微粒子状として用いることが好
ましい。この場合、この荷電制御剤の個数平均粒径は、
具体的には、4μm以下(更には3μm以下)が好まし
い。
剤は、結着樹脂100重量部に対して0.1乃至20重
量部(更には0.2乃至10重量部)用いることが好ま
しい。
種々の添加剤を内添あるいは外添混合してもよい。着色
剤として従来より知られている染料、顔料が使用可能で
あり、通常、結着樹脂100重量部に対して0.5乃至
20重量部使用しても良い。
が、流動化剤としては、磁性トナーに添加することによ
り、流動性が添加前後を比較すると増加し得るものであ
れば、どのようなものでも使用可能である。例えば、フ
ッ化ビニリデン微粉末、ポリテトラフルオロエチレン微
粉末等のフッ素系樹脂粉末、湿式製法シリカ、乾式製法
シリカ等の微粉末シリカ、それらシリカをシランカップ
リング剤、チタンカップリング剤、シリコンオイル等に
より表面処理を施した処理シリカ等がある。
ン化合物の蒸気相酸化により生成された微粉体であり、
いわゆる乾式法シリカ又はヒュームドシリカと称される
もので、従来公知の技術によって製造されるものであ
る。例えば、四塩化ケイ素ガスの酸水素焔中における熱
分解酸化反応を利用するもので、基礎となる反応式は次
の様なものである。
又は塩化チタン等他の金属ハロゲン化合物をケイ素ハロ
ゲン化合物と共に用いることによってシリカと他の金属
酸化物の複合微粉体を得ることも可能であり、それらも
包含する。その粒径は、平均の一次粒径として、0.0
01〜2μmの範囲内であることが望ましく、特に好ま
しくは、0.002〜2μmの範囲内のシリカ微粉体を
使用するのが良い。
の蒸気相酸化により生成された市販のシリカ微粉体とし
ては、例えば以下の様な商品名で市販されているものが
ある。 AEROSIL(日本アエロジル社) 130 200 300 380 TT600 MOX170 MOX80 COK84 Ca−O−SiL(CABOT Co.社) M−5 MS−7 MS−75 HS−5 EH−5 Wacker HDK N 20(WACKER−CH
EMIE GMBH社) V15 N20E T30 T40 D−C Fine Silica(ダウコーニングC
o.社) Fransol(Fransil社)
湿式法で製造する方法は、従来公知である種々の方法が
適用できる。例えば、下記の一般反応式で示すケイ酸ナ
トリウムの酸による分解が挙げられる。 Na2 O・XSiO2 +HCl+H2 O→SiO2 ・n
H2 O+NaCl
類またはアルカリ塩類による分解、ケイ酸ナトリウムよ
りアルカリ土類金属ケイ酸塩を生成せしめた後、酸で分
解しケイ酸とする方法、ケイ酸ナトリウム溶液をイオン
交換樹脂によりケイ酸とする方法、天然ケイ酸またはケ
イ酸塩を利用する方法などがある。
ケイ素(コロイド状シリカ)、その他、ケイ酸アルミニ
ウム、ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウム、ケイ酸マグ
ネシウム、ケイ酸の如きケイ酸塩を適用できる。
しては、例えば、以下のような商品名で市販されている
ものがある。 カープレックス 塩野儀製薬 ニープシール 日本シリカ トクシール、ファインシール 徳山曹達 ビタシール 多木製肥 シルトン、シルネックス 水沢化学 スタシール 神島化学 ヒメジール 愛媛薬品 サイロイド 富士デビソン化学 Hi−Sil(ハイシール) Pittsburgh Plate Glass.Co
(ピッツバーグ プレート グラス) Durosil(ドウロシール) Ultorasil(ウルトラシール) Fiillstoff−Gesellschaft M
arquart(フュールストッフ・ゲゼールシャフト
マルクオルト) Manosil(マノシール) Hardman and Holden(ハードマン
アンド ホールデン) Hoesch(ヘッシュ) Chemische Fabrik Hoesch K
−G(ヒエミツシェ・フアブリーク・ヘッシュ) Sil−Stone(シルーストーン) Stoner Rubber Co.(ストナー ラバ
ー) Nalco(ナルコ) Nalco Chem Co.(ナルコ ケミカル) Quso(クソ) Philadelphia Quartz Co.(フ
ィラデルフィア クオーツ) Imsil(イムシル) Illinois Minerals Co.(イリノ
イス ミネラル) Calcium Silikat(カルシウムジリカー
ト) Chemische Fabrik Hoesch.K
−G(ヒエミッシェファブリーク ヘッシュ) Calsil(カルジル) Fiillstoff−Gesellschaft M
arquart(フュールストッフ−ゲゼルシャフト
マルクオルト) Fortafil(フォルタフィル) Imperial Chemical Iudustr
ies.Ltd.(インペリアル ケミカル インダス
トリーズ) Microcal(ミクロカル) Joseph Crosfiels&Sons.Lt
d.(ジョセフ クロスフィールド アンド サンズ) Manosil(マノシール) Hardman and Holden(ハードマン
アンド ホールデン) Vulkasil(ブルカジール) Farbenfabriken Bryer,A.−
G.(ファルベンファブリーケンバーヤー) Tufknit(タフニット) Durham Chemicals.Ltd.(ドウル
ハム ケミカルズ) シルモス 白石工業 スターレックス 神島化学 フリコシル 多木製肥
定した窒素吸着による比表面積が30m2 /g以上(特
に50乃至400m2 /g)の範囲内のものが良好な結
果を与える。磁性トナー100重量部に対してシリカ微
粉体0.01乃至8重量部、好ましくは0.1乃至5重
量部使用するのが良い。
ナーとして用いる場合には、トナーの摩耗防止のために
添加するシリカ微粉体としても、負荷電性であるより
は、正荷電性シリカ微粉体を用いた方が帯電安定性を損
なうこともなく、好ましい。
は、上述した未処理のシリカ微粉体を、側鎖に窒素原子
を少なくとも1つ以上有するオルガノ基を有するシリコ
ンオイルで処理する方法、あるいは窒素含有のシランカ
ップリング剤で処理する方法、またはこの両者で処理す
る方法がある。
ーオフ法で測定した時に、鉄粉キャリアーに対してプラ
スのトリボ電荷を有するものをいう。
原子を有するシリコンオイルとしては、少なくとも下記
式で表される部分構造を具備するシリコンオイルが使用
できる。
ルコキシ基を示し、R2はアルキレン基またはフェニレ
ン基を示し、R3 およびR4 は水素、アルキル基、また
はアリール基を示し、R5 は含窒素複素環基を示す) 上記式中アルキル基、アリール基、アルキレン基、フェ
ニレン基は窒素原子を有するオルガノ基を有していても
良いし、また帯電性を損ねない範囲で、ハロゲンの如き
置換基を有していても良い。
剤は、一般に下記式で示される構造を有する。
ノ基または窒素原子を少なくとも1つ以上有するオルガ
ノ基を示し、mおよびnは1乃至3の整数であってm+
n=4である。)
ガノ基としては、有機基を置換基として有するアミノ基
または含窒素複素環基または含窒素複素環基を有する基
が例示される。含窒素複素環基としては、不飽和複素環
基または飽和複素環基があり、それぞれ公知のものが適
用可能である。不飽和複素環基としては、例えば下記の
ものが例示される。
が例示される。
定性を考慮すると五員環の六員環のものが良い。
ピルトリメトキシシラン、アミノプロピルトリエトキシ
シラン、ジメチルアミノプロピルトリメトキシシラン、
ジエチルアミノプロピルトリエトキシシラン、ジプロピ
ルアミノプロピルトリメトキシシラン、ジブチルアミノ
プロピルジメトキシシラン、モノブチルアミノプロピル
トリエトキシシラン、ジオクチルアミノプロピルトリエ
トキシシラン、ジブチルアミノプロピルトリメトキシシ
ラン、ジブチルアミプロピルモノメトキシシラン、ジメ
チルアミノフェニルトリエトキシシラン、トリメトキシ
シリル−γ−プロピルフェニルアミン、トリメトキシシ
リル−γ−プロピルベンジルアミンがあり、さらに含窒
素複素環基としては前述の構造のものが使用でき、その
ような化合物の例としては、トリメトキシシリル−γ−
プロピルピペリジン、トリメトキシシリル−γ−プロピ
ルモルホリン、トリメトキシシリル−γ−プロピルイミ
ダゾールがある。
の適用量は、正荷電性磁性トナー100重量部に対し
て、0.01乃至8重量部のときに効果を発揮し、特に
好ましくは0.1乃至5重量部添加した時に優れた安定
性を有する正の帯電性を示す。添加形態については好ま
しい態様を述べれば、正荷電性磁性トナー100重量部
に対して、0.1乃至3重量部の処理されたシリカ微粉
体がトナー粒子表面に付着している状態にあるのが良
い。なお、前述した未処理のシリカ微粉体も、これと同
様の適用量で用いることができる。
に応じてシランカップリング剤、疎水化の目的で有機ケ
イ素化合物などの処理剤で処理されていても良く、シリ
カ微粉体と反応あるいは物理吸着する上記処理剤で処理
される。そのような処理剤としては、例えばヘキサメチ
ルシラン、トリメチルシラン、トリメチルクロルシラ
ン、トリメチルエトキシシラン、ジメチルジクロルシラ
ン、メチルトリクロルシラン、アリルジメチルクロルシ
ラン、アリルフェニルジクロルシラン、ベンジルジメチ
ルクロルシラン、プロムメチルジメチルクロルシラン、
α−クロルエチルトリクロルシラン、β−クロルエチル
トリクロルシラン、クロルメチルジメチルクロルシラ
ン、トリオルガノシリルメルカプタン、トリメチルシリ
ルメルカプタン、トリオルガノシリアリレート、ビニル
ジメチルアセトキシシラン、ジメチルエトキシシラン、
ジメチルジメトキシシラン、ジフェニルジエトキシシラ
ン、ヘキサメチルジシロキサン、1,3−ジビニルテト
ラメチルジシロキサン、1,3−ジフェニルテトラメチ
ルジシロキサン、および1分子当り2から12個のシロ
キサン単位を有し、末端に位置する単位にそれぞれ1個
宛のSiに結合した水酸基を含有するジメチルポリシロ
キサンがある。これら1種あるいは2種以上の混合物で
用いられる。
は、マグネシウム、亜鉛、セリウム、アルミニウム、コ
バルト、鉄、ジルコニウム、マンガン、クロム、ストロ
ンチウムなどの酸化物及びチタン酸カルシウム、チタン
酸マグネシウム、チタン酸ストロンチウム、チタン酸バ
リウム等の複合金属酸化物などが挙げられる。なかで
も、酸化亜鉛、酸化セリウム、酸化アルミニウム、酸化
コバルト、二酸化マンガン、チタン酸ストロンチウム、
チタン酸マグネシウムが本発明の効果をより発揮できる
ことから好ましいものである。特に、チタン酸ストロン
チウムの粉末が好ましい。
ば焼結法によって生成し、機械粉砕した後、風力分級に
より、分級し、重量平均粒径(mD4)が0.6〜5μ
mであり、個数平均粒径(mD1)が、0.5〜4μm
であり、(mD4)/(mD1)が1.0〜2.4である
粒度のものを用いる。
00重量部に対して0.01〜20重量部、好ましくは
0.1〜10重量部用いられることが好ましい。
脂、磁性体、必要に応じて着色剤、荷電制御剤またはそ
の他の添加剤を、ヘンシェルミキサー、ボールミルの如
き混合機により充分混合し、加熱ロール、ニーダー、エ
クストルダーの如き熱混練機を用いて溶融、捏和及び練
肉して樹脂類を互いに相溶せしめ、溶融混練物を冷却固
化後に固化物を粉砕し、粉砕物を分級して本発明の磁性
トナーを得ることができる。
化物粉末とトナーとヘンシェルミキサーの如き混合機に
より充分混合し、トナー粒子表面に添加剤を有する本発
明の現像剤を得ることができる。
いては、種々の方法によって測定できるが、本発明にお
いてはコールターカウンターのマルチサイザーを用いて
行った。
ウンターのマルチサイザーII型(コールター社製)を
用い、個数分布、体積分布を出力するインターフェイス
(日科機製)及びCX−1パーソナルコンピューター
(キヤノン製)を接続し、電解液は特級または1級塩化
ナトリウムを用いて1%NaCl水溶液を調製する。測
定法としては前記電解水溶液100〜150ml中に分
散剤として界面活性剤、好ましくはアルキルベンゼンス
ルホン酸塩を0.1〜5ml加え、さらに測定試料を2
〜20mg加える。試料を懸濁した電解液は超音波分散
器で約1〜3分間分散処理を行い、前記コールターカウ
ンターのマルチサイザーII型により、アパーチャーと
して、トナー粒径を測定するときは、100μmアパー
チャーを用い、無機微粉末粒径を測定するときは13μ
mのアパーチャーを用いて測定する。トナー及び金属酸
化物粉末の体積、個数を測定して、体積分布と、個数分
布とを算出した。それから本発明に係わるところの体積
分布から求めた重量基準の重量平均径を体積分布から求
める。
る。
成工程を実施するために用いることができる具体的な装
置の一例を説明する。像担持体である感光体ドラム
(1)がR1方向に回転自在状態にある。感光体ドラム
(1)の周囲には回転方向に沿って、帯電ローラー
(2)、画面露光手段(4)、から成る静電潜像形成手
段、次いで現像手段として現像剤担持体から成る現像器
(5)が配置されている。
(1)表面を、例えばマイナスに一様に帯電させ、画像
露光手段(4)により静電潜像を形成する。この静電潜
像は感光ドラム上のマイナス帯電に対しプラスに帯電し
ている現像器(5)中の現像剤によって現像され、現像
剤像を形成する。次に、感光体ドラム上の現像剤像は、
転写手段としての転写ローラー(6)により、転写材
(8)に転写される。転写材(8)は定着器(11)へ
搬送され画像形成物として排出される。
面では、転写後の残留現像剤等の付着汚染物質をクリー
ニング装置(9)で清浄面化し、更に除電露光装置(1
0)により除電されて、繰り返して作像する。
示すものは、現像剤担持体(2)に内接された固定磁石
(4)の1つの磁極N1に対向する位置に、磁性体より
成るブレード(1)を設け、該電極と磁性体ブレード間
の磁力線に沿って現像剤(3)を穂立たせ、これをブレ
ード先端のエッジ部で切ることにより磁力の作用を利用
して現像剤層の厚みを規制するものであり、(6)より
現像バイアスが現像剤担持体に印加される。この図5に
示す現像器を現像器[ア]型とする。ここで(5)は像
担持体、(7)は現像剤である。
の弾性ブレード(1)を現像剤担持体(2)に圧接し、
これにより現像剤層(3)を厚みを規制するものであ
り、現像バイアスは(6)より現像剤担持体に印加され
る。ここで(4)は固定磁石、(5)は像担持体、
(7)は現像剤である。この図6に示す現像器を現像器
[イ]型とする。
ストロンチウム600gと酸化チタン320gをボール
ミルにて、8時間湿式混合した後濾過乾燥した。この混
合物を5kg/cm2 の圧力で成型し、1100℃の温
度で8時間仮焼きした。
4 )2.0μm、個数重量平均粒径(mD1 )0.8μ
m、((mD4 )/(mD1 ))2.5のチタン酸スト
ロンチウム微粉体を得た。これをチタン酸ストロンチウ
ム[A]とする。これを、コアンダ効果を利用したエル
ボジェット分級機により、粗粉および微粉を同時に除去
して、重量平均粒径(mD4 )2.6μm、個数平均粒
径(mD1 )1.5μm、((mD4 )/(mD1 ))
1.7であるチタン酸ストロンチウム微粉体[1]を得
た。
チタン酸ストロンチウム[2]、[4]を得た。
ン酸ストロンチウムをエルボジェット分級機により分級
し、チタン酸ストロンチウム[3]を得た。
量部 ・スチレン−ブタジエン共重合体(84:16) 15
重量部 ・低分子量ポリプロピレン 4重量部 ・ニグロシン 2重量部 ・磁性酸化鉄 85重量部
た後、150℃で2軸混練押出機により溶融混練を行っ
た。混練物を放冷後、粗粉砕、微粉砕し、更にエルボジ
ェット分級機により、重量平均粒径(mD4 )8.3μ
mの黒色磁性トナーを得た。
性正電荷シリカ(BET値:130m2 /g)0.6重
量部、チタン酸ストロンチウム[1]1.5重量部をヘ
ンシェルミキサーにて外添添加して現像剤[1]を得
た。また、疎水性シリカのみ0.6重量部外添添加して
得られた現像剤を、現像剤[R]とする。
を有する画像形成装置を乾式電子写真複写機(キヤノン
製、NP6030)に搭載し、現像剤[1]を投入し画
出し評価を行った。ここで、現像バイアス用電源(1
3)から現像器(5)に印加される現像バイアス電圧
は、周波数f=1800Hz、ピーク・トゥー・ピーク
電圧Vpp=1300V、直流成分Vdc=−260V、t
1 /(t1 +t2 )の値は0.25に設定されている。
イン原稿(A4サイズ)を用い、10000枚連続複写
を行った後、転写中抜けおよび飛び散りを中心に画質比
較評価を実施した。画質評価結果、および現像剤担持体
上ならびに現像された状態の像担持体上の現像剤の帯電
量を表2に示す。複写画像は、飛び散り、転写中抜け、
かすれの少ない良質な画像が得られた。
2 )の値を0.35にした以外は、実施例1と全て同じ
条件で画出し評価を行った。結果を表2に示す。実施例
1の場合と同様に、飛び散り、転写中抜け、かすれの少
ない良質な画像が得られた。
2 )の値を0.45にした以外は、実施例1と全て同じ
条件で画出し評価を行った。結果を表2に示す。実施例
1、2と比べ、やや飛び散りが目立つが比較的良質な画
像が得られた。
チタン酸ストロンチウム[1]を[2]にし、[現像剤
の製造例]と全く同様な製造方法で現像剤を製造した。
これを現像剤[2]とする。
施例1と全て同じ条件で画出し評価を行った。結果を表
2に示す。複写画像は、飛び散り、転写中抜け、かすれ
の少ない良質な画像が得られた。
ン樹脂から成る弾性ブレードを装着した以外は、実施例
4と全て同じ条件で画出し評価を行った。結果を表2に
示す。複写画像は、飛び散り、転写中抜け、かすれがほ
とんど無く、非常に優良な画質の画像が得られた。
し、t1 /(t1 +t2 )の値を0.50にした以外
は、実施例1と全て同じ条件で画出し評価を行った。結
果を表2に示す。複写画像は、転写中抜け、飛び散り、
かすれが多く、劣悪な画像が得られた。
チタン酸ストロンチウム[1]を[A]にし、[現像剤
の製造例]と全く同様な製造方法で現像剤を製造した。
これを現像剤[A]とする。
施例1と全て同じ条件で画出し評価を行った。結果を表
2に示す。比較例1よりは転写中抜けが改善されたが、
実用上許容される画質ではない。
チタン酸ストロンチウム[1]を[3]にし、[現像剤
の製造例]と全く同様な製造方法で現像剤を製造した。
これを現像剤[3]とする。
施例1と全て同じ条件で画出し評価を行った。結果を表
2に示す。飛び散り、かすれが認められ、実用上許容さ
れる画質ではない。
チタン酸ストロンチウム[1]を[4]にし、[現像剤
の製造例]と全く同様な製造方法で現像剤を製造した。
これを現像剤[4]とする。
施例1と全て同じ条件で画出し評価を行った。結果を表
2に示す。飛び散りが目立ち、実用上許容される画質で
はない。
2 )の値を0.50にした以外は、実施例1と全て同じ
条件で画出し評価を行った。結果を表2に示す。得られ
た画像は、実用上許容される画質ではない。
2 )の値を0.55にした以外は、実施例1と全て同じ
条件で画出し評価を行った。結果を表2に示す。飛び散
り、転写中抜け、かすれが激しく、劣悪な画質の画像が
得られた。
の金属酸化物粉末を含有する現像剤を用い、かつ波形が
規定された交番電圧を現像バイアス電圧として印加する
ため、像担持体上の静電潜像に付着した現像剤の帯電量
を高めることができ、その結果像担持体上の現像剤の付
着力及び転写材への転写性を向上させ、画像ラインの転
写中抜け、画像細線のかすれ、及び飛び散りを抑制し、
複写画質を向上させることができる。
一例を示す説明図を示す。
示す説明図である。
きる具体的な装置の一例を示す概略図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 像担持体上に静電潜像を形成する潜像形
成手段と、 該像担持体と現像剤担持体とを現像部に於て一定の間隙
を設けて配置し、現像剤を該現像剤担持体上に上記間隙
よりも薄い厚さに規制して現像部に搬送し、該現像剤担
持体に印加される交番電圧により静電潜像を現像して現
像剤像を形成する現像手段と、 該現像剤像を転写材に転写するための像担持体に接触し
たローラー、及び転写後の転写材を像担持体から分離す
るための転写分離装置を有する転写手段とを備えた画像
形成装置を用いた画像形成方法に於て、 該現像剤が、磁性トナー、流動化剤、および、0.6〜
5μmの重量平均粒径(mD4 )、0.5〜4μmの個
数平均粒径(mD1 )及び1.0〜2.4の(mD4 )
/(mD1 )を有する金属酸化物粉末を含有し、かつ上
記交番電圧の波形が、現像剤を上記現像剤担持体に付着
させる方向に作用する電圧の最大点から、現像剤を現像
剤担持体に付着させない方向に作用する電圧の最大点ま
での時間をt1 とし、逆に現像剤を現像剤担持体に付着
させない方向に作用する電圧の最大点から、現像剤を現
像剤担持体に付着させる方向に作用する電圧の最大点ま
での時間をt2 とした時、下記条件 t1 /(t1 +t2 )<0.5 を満たすよう設定されていることを特徴とする画像形成
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05033349A JP3135405B2 (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | 画像形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05033349A JP3135405B2 (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | 画像形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06250445A JPH06250445A (ja) | 1994-09-09 |
JP3135405B2 true JP3135405B2 (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=12384103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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JP (1) | JP3135405B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102059015B (zh) * | 2010-11-22 | 2012-09-05 | 宋健 | 一种层式过滤组件 |
-
1993
- 1993-02-23 JP JP05033349A patent/JP3135405B2/ja not_active Expired - Fee Related
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