JP3135248B2 - 超音波治療装置 - Google Patents
超音波治療装置Info
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- JP3135248B2 JP3135248B2 JP02193162A JP19316290A JP3135248B2 JP 3135248 B2 JP3135248 B2 JP 3135248B2 JP 02193162 A JP02193162 A JP 02193162A JP 19316290 A JP19316290 A JP 19316290A JP 3135248 B2 JP3135248 B2 JP 3135248B2
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- Surgical Instruments (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Description
媒質とが非線形相互作用によって生じた衝撃波で破壊す
る衝撃波結石破砕装置や、超音波の収束エネルギーによ
る温熱作用で癌組織などを破壊する連続波温熱治療装置
などの超音波治療装置に関する。
において用いられているアプリケータは、第4図に示す
ような構成となっている。同図において、アプリケータ
1は、中央部に所定の穴を有し、且つ球面状に形成され
第2の超音波を発生するための超音波振動子2を有して
いる。
記穴に挿通され且つ送受波面(超音波アレイ)4aが超音
波振動子2の衝撃波送受波面と同一曲面あるいはその面
より後退させた位置となるように配置され、第1の超音
波としての超音波6を被検体7内の被治療物8に送波す
る。なお3は超音波振動子2と被治療物8との距離を調
整するための伸縮自在なゴム膜であり、5は前記ゴム膜
3に満たされ音響伝搬媒質としての水である。
ての結石を破砕する場合には、超音波振動子2から発射
される超音波9の収束点位置,すなわち焦点位置9aを結
石に合わせる必要があり、これを焦点位置決めと称して
いる。
モニタ上に前記プローブ4を用いて超音波の送受波によ
り得た被検体のBモード像と焦点位置9aとを示す焦点マ
ーカとを表示し、焦点マーカと結石位置とを表示画面上
で一致させた後、超音波と媒質(例えば水)との非線形
相互作用によって生じた衝撃波を結石に照射している。
ここで、焦点位置と被治療物の位置とを合わせるには、
ゴム膜3内の水5とゴム膜3の伸縮とを調整することに
よって行なっている。
例えばゴム膜とジャバラとアプリケータ内の音響伝搬媒
質としての水5の量とを調整することにより、焦点位置
と被治療物の位置とを合わせるよう位置決めするものも
ある。
1を含む装置内部の各装置、例えば被治療物8の位置を
Bモード像で表示するための超音波イメージング装置、
アプリケータ内の衝撃波発生源としての超音波振動子2
を駆動するための衝撃波駆動装置(パルサーなど)の装
置の準備状態をチェックしないで、照射スイッチをオン
動作することにより、超音波振動子2からの超音波と、
媒質(例えば水)との非線形相互作用によって生じた衝
撃波が被治療物に照射されていた。
より照射スイッチをオン動作させてしまうと、例えば被
検体に不必要な衝撃波が照射されることになり、被検体
の安全性に問題があった。またこのような問題は、超音
波を連続的に送波して収束エネルギーにより被治療物を
治療する連続波温度熱治療装置にも上記同様のことが言
える。
検体の安全性を確保して、被治療物を十分に破砕し得る
超音波治療装置を提供することにある。
ら被検体の被治療体に向けて治療用超音波を送波し当該
被治療体を治療する超音波治療装置において、前記超音
波振動子から前記治療用超音波を発生するために前記超
音波振動子を駆動するパルサーと、前記被治療体を含む
断面を超音波で走査し、その反射波に基づいて前記断面
に関するBモード像を表示するイメージングユニット
と、前記治療用超音波の発生を指示するための手動スイ
ッチと、前記手動スイッチがオンされ、且つ前記イメー
ジングユニットが前記Bモード像をリアルタイムで表示
している状態にあるとき、前記パルサーから前記超音波
振動子への駆動信号の出力を許可する制御手段とを具備
したことを特徴とする。
を呈する。操作者により手動スイッチがオンされたとし
ても、イメージングユニットの状態がBモード像をリア
ルタイムで表示している状態にない、例えば記録画像を
再生している状態にあるような場合には、超音波振動子
から治療用超音波が送波されない。従って、治療中は常
に、Bモード像により被治療体及びその周囲をリアルタ
イムで確認できる状態が確保され得る。
て衝撃波結石破砕装置の構成を示すブロック図、第2図
はシステムコントローラ20の詳細を示す図、第3図は前
記システムコントローラ20のフロー図である。
療物に対して第2の超音波を発射するための複数の振動
子を併設した超音波振動子2と、超音波振動子2の間に
第1の超音波を送波する複数の振動子を併設したプロー
ブ4とを有している。なお第2の超音波と水との非線形
相互作用とによって衝撃波が生じるものとなっている。
り、セクタ走査を行なうべく、超音波ビームの送波方向
が順次扇状に変わるように各々振動子の励振タイミング
を所望方向に応じて変化させていく。
メモリ15を有する。
ーブ4の振動子ごとに所定の方向に超音波を送波する如
く遅延時間を与え、この遅延されたレートパルスで前記
プローブ4を駆動する。プローブ4からの超音波は、被
検体に送波され、該被検体からの反射超音波は送受信回
路12に受信される。また前記送受信回路12は、前記受信
信号を所定レベルまで増幅し、各々の振動子からの受信
信号に対して、送信で遅延した時間と同じ遅延時間をか
け、さらにこれらの受信信号を加算する。
信信号の包絡線を検波し、Bモード像データ(断層像デ
ータ)を得、これを前記メモリ15に供給する。
ームメモリに書き込み、読み出したデータをTVモニタ30
に供給する。
部1aにアーム31が取り付けられている。アーム31は、関
節部32に掛けられ、さらにアーム制御部16に取り付けら
れている。アーム制御部16は、関節部32を介してアーム
31を移動させることによりアプリケータ1を上下方向,
左右方向及び傾斜及び任意の位置に移動制御するもので
ある。
35を介して水5をアプリケータ1内に循環させるもので
ある。
のベッド37を任意の位置に移動制御するものである。
るべく超音波振動子2を駆動するものである。
態のチェック及びの駆動制御,イメージング部12の準備
状態のチェック及びアプリケータ内プローブによるリア
ルタイムBモード像データを得るための制御,アーム制
御部16の準備状態のチェック及び駆動制御,水循環回路
17の準備状態のチェック及び駆動制御,ベッド制御部18
の準備状態のチェック及び駆動制御を行なうものとなっ
ている。
示す図である。システムコントローラ20は、電源SW(ス
イッチ)21,被検体(例えば患者)の治療後の画像をメ
モリ15に記憶するための患者治療記録SW22,水循環回路1
7の水循環を制御するために指令を与える水循環SW23,前
記アーム制御部16を制御することによりアプリケータ1
を移動させるためのアプリケータ移動SW24,衝撃波照射
条件SW25,衝撃波モードSW26,照射SW28を有する。
第3図に従って説明する。
ケータ1,イメージング部12,アーム制御部16,ベッド制御
部18,パルサー19の全てのモニタ電源をオンしたとき、
これら各部がオンラインであるか否かのチェックを行な
う。
プc)。システムコントローラ20は水循環SW23をオン
し、アプリケータ1内に水が満たされているか、温度は
上昇しているか、気泡はあるか否かチェックし、水が満
たされて一定温度になり、気泡がないときには水循環回
路17から準備完了信号を入力し、LED(発光ダイオー
ド)をオンする。
装置に記録されていた画像を再生していないか)をチェ
ックし且つアプリケータ内のプローブ3のリアルタイム
Bモード像を表示している準備状態をチェックして準備
完了信号を出力する。アーム制御部16,ベッド制御部18
ではパーク位置に配置されていないかどうかチェック
し、パーク位置に配置されていなければ、準備完了信号
を出力し、システムコントローラ20はLEDをオンする。
さらにパルサー19における故障をチェックし、正常であ
れば準備完了信号を出力し、システムコントローラ20は
LEDをオンする。
(ID)を入力,ハンドプローブでBモードを得た後、デ
ュアルモードSwで画面を移動し、その後、アプリケータ
内プローブへ切り換える(ステップd)。
置を調整する(ステップe)。
し、且つアプリケータ移動SW24をオンしてアーム制御部
16によりアプリケータ1を上下方向,左右方向,傾斜に
移動する。そしてイメージング部12によりTVモニタ30上
に得られたリアルタイムBモード像を用いて、結石位置
と前記焦点位置とを合わせるようにする(ステップ
f)。
を設定する(ステップg)。例えば衝撃波電圧,衝撃波
のパルスレート,最大ショット番号,パルスショット番
号を設定してLEDで示す。
オンすると、システムコントローラ20からパルサー19に
超音波振動子2を駆動するための指令が与えられる。そ
うすると、パルサー19からの駆動信号により超音波振動
子2が駆動されるので、超音波が送波される。
撃波が発生し、この衝撃波が被検体に照射される(ステ
ップh)。ここでは前記結石位置と前記焦点位置が合わ
せられた状態でスタートスイッチをオンすると、衝撃波
が被検体の被治療物に照射される。そして前記ショット
番号がカウントアップされ、停止ショット番号まで衝撃
波が照射され、停止スイッチがオンされる。
び破砕後の画像をイメージング部12内のメモリ15に記憶
する(ステップj)。また衝撃波照射条件及び砕後の画
像を図示しないプリンターなどにプリントアウトしても
良い。
1の位置をリセットし、患者ID情報を新たに入力し、ま
たヘッド制御部18をパーク位置に移動させる準備を行な
う(ステップk)。なお次の患者が治療を行なう場合に
は、前記ステップdに戻り上記同様な処理を行なえば良
い。
ない(ステップl)、電源SW21をオフする(ステップ
m)。
の動作準備状態を判定し、準備完了前にはアプリケータ
1の超音波振動子2に超音波を発射させないための信号
を与えるので、動作が正常であるときのみ超音波を発射
することができ、また衝撃波の誤照射を防止でき、被検
体の安全性が確保できる。
されていた超音波画像を再生している時に、衝撃波SW28
が誤ってオンされても、各部の準備完了信号が全てシス
テムコントローラ20に入力しなければ、衝撃波は照射さ
れなくなる。
い。上述した実施例においては、超音波治療装置の一実
施例として衝撃波結石破砕装置について説明したが、超
音波の連続波の収束エネルギーによる温熱効果作用で癌
組織などを治療する連続波温度熱治療装置にも本発明は
適用できる。この場合にあっては、複数の振動子を併設
したプローブから超音波を連続的に被治療物に送波する
ことによって治療を行なう。
施可能であるのは勿論である。
衝撃波結石破砕装置の構成を示すブロック図、第2図は
システムコントローラの詳細を示す図、第3図は前記シ
ステムコントローラのフロー図、第4図はアプリケータ
の構成を示す図である。 1……アプリケータ、2……超音波振動子、3……ゴム
膜、4……プローブ、5……水、8……被治療物、9a…
…焦点、12……イメージング部、13……送受信回路、14
……信号処理部、15……メモリ、16……アーム制御部、
17……水循環回路、18……ヘッド制御部、19……パルサ
ー、20……システムコントローラ、30……TVモニタ、31
……関節部、32……アーム、35……通路、37……ベッ
ド。
Claims (1)
- 【請求項1】超音波振動子から被検体の被治療体に向け
て治療用超音波を送波し当該被治療体を治療する超音波
治療装置において、 前記超音波振動子から前記治療用超音波を発生するため
に前記超音波振動子を駆動するパルサーと、 前記被治療体を含む断面を超音波で走査し、その反射波
に基づいて前記断面に関するBモード像を表示するイメ
ージングユニットと、 前記治療用超音波の発生を指示するための手動スイッチ
と、 前記手動スイッチがオンされ、且つ前記イメージングユ
ニットが前記Bモード像をリアルタイムで表示している
状態にあるとき、前記パルサーから前記超音波振動子へ
の駆動信号の出力を許可する制御手段とを具備したこと
を特徴とする超音波治療装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02193162A JP3135248B2 (ja) | 1990-07-23 | 1990-07-23 | 超音波治療装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02193162A JP3135248B2 (ja) | 1990-07-23 | 1990-07-23 | 超音波治療装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0479945A JPH0479945A (ja) | 1992-03-13 |
JP3135248B2 true JP3135248B2 (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=16303322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02193162A Expired - Lifetime JP3135248B2 (ja) | 1990-07-23 | 1990-07-23 | 超音波治療装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3135248B2 (ja) |
-
1990
- 1990-07-23 JP JP02193162A patent/JP3135248B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0479945A (ja) | 1992-03-13 |
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