JP3134714B2 - バンプ付電子部品の製造装置および製造方法 - Google Patents

バンプ付電子部品の製造装置および製造方法

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    • H01L2924/15311Connection portion the connection portion being formed only on the surface of the substrate opposite to the die mounting surface being a ball array, e.g. BGA
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/3457Solder materials or compositions; Methods of application thereof
    • H05K3/3478Applying solder preforms; Transferring prefabricated solder patterns

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークの電極に半田ボ
ールを搭載してバンプを形成するバンプ付電子部品の製
造装置および製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ワークの電極にバンプ(突出電極)を形
成してバンプ付電子部品を製造する方法として、半田ボ
ールを用いる方法が知られている。この方法は、ヘッド
の下面に多数形成された吸着孔に半田ボールを多数個真
空吸着するなどして、半田ボールを移送手段によりワー
クの電極上に移送搭載した後、ワークを加熱炉で加熱し
て半田ボールを溶融固化させ、バンプを生成する。この
方法は、ワークの電極に多数個のバンプを一括形成して
バンプ付電子部品を製造できるので、作業能率上きわめ
て有利である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在の
ところ、バンプ付電子部品を製造するための全工程を自
動化した技術は未だ確立されていない実情にある。
【0004】そこで本発明は、半田ボールをワークの電
極に作業性よく自動搭載してバンプ付電子部品を製造で
きるバンプ付電子部品の製造装置および製造方法を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、半
田ボールの供給部と、フラックスの貯溜部およびこの貯
溜部に貯溜されたフラックスの液面を平滑する平滑ヘッ
ドとから成るフラックスの塗布部と、ワークの位置決め
部と、半田ボールの移送手段と、この移送手段を半田ボ
ールの供給部と前記フラックスの塗布部と前記ワークの
位置決め部の間を移動させる移動手段とを備えたバンプ
付電子部品の製造装置であって、前記平滑ヘッドを前記
ヘッドの移動範囲外に配設するとともに、前記貯留部を
前記移動範囲に対して前進後退させる移動機構を設け
た。
【0006】また移送手段が移動手段に駆動されて半田
ボールの供給部の上方へ移動し、半田ボールをピックア
ップする工程と、フラックスの貯溜部が前記移送手段の
移動範囲内へ向って移動し、その際、この移動範囲外に
配設された平滑ヘッドによりこの貯溜部に貯溜されたフ
ラックスの液面を平滑する工程と、前記移送手段が前記
移動範囲内へ移動した前記貯溜部の上方へ移動し、そこ
で前記移送手段に保持された半田ボールを前記平滑ヘッ
ドにより平滑されたフラックスの液面に着水させてフラ
ックスを付着させる工程と、前記移送手段をワークの位
置決め部の上方へ移動させ、半田ボールをワークの上面
に搭載する工程とからバンプ付電子部品の製造方法を構
成した。
【0007】
【作用】上記構成によれば、移送手段が半田ボールの供
給部の半田ボールをピックアップしてからワークに搭載
するまでの工程を自動的に行える。また平滑ヘッドを移
送手段の移動範囲外に配設することにより、移送手段が
平滑ヘッドに衝突するのを回避し、移送手段を自由に移
動させながら、ワークに対する半田ボールの搭載作業を
行うことができる。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は、本発明の一実施例のバンプ付電子部
品の製造工程図、図2および図3は同バンプ付電子部品
の製造装置の平面図、図4および図5は同側面図であ
る。まず図1を参照して、バンプ付電子部品の全製造工
程を簡単に説明する。図1(a)において、3はワーク
としての基板であり、図1(b)に示すようにその上面
と下面に電極20を形成するとともに、電極20同士を
電気的に接続するスルーホール3aを形成する。
【0009】次に基板3の上面にチップCを搭載し(図
1(c))、チップCの上面の電極と基板3の上面の電
極20をワイヤWで接続する(図1(d))。次いでチ
ップCとワイヤWを保護するモールド体Mを合成樹脂に
より形成する(図1(e))。次いで基板3を上下反転
させて電極20の上面に半田ボール5を搭載する(図1
(f))。次いで基板3を加熱炉へ送って加熱し、半田
ボール5を溶融固化させることによりバンプ5’を形成
する(図1(g))。
【0010】以上によりバンプ付電子部品が完成する。
次に、各図を参照して、図1(f)(g)の工程、すな
わちバンプ用の電極20に半田ボール5を搭載し、バン
プ5’を形成する工程について詳しく説明する。
【0011】図2において、3は図1(e)に示す基板
であり、その下面にはチップCをモールドするモールド
体Mが形成されている。
【0012】図2および図5はフラックスの貯溜部が移
送手段の移動範囲外へ後退した状態を示しており、また
図3および図4は移動範囲内に前進した状態を示してい
る。また図6は本発明の一実施例のバンプ付電子部品の
製造装置の半田ボールの下面にフラックスを塗布中の要
部断面図、図7は同半田ボールを基板の電極に搭載中の
要部断面図、図8は同ヘッドと第1の光源の正面図、図
9は同ヘッドと発光部および受光部の正面図である。
【0013】図2において、1はテーブルであり、その
上面中央にはガイドレール2が2本配設されている。基
板3はガイドレール2に沿って搬送され、またガイドレ
ール2にクランプされて所定の位置に位置決めされる。
本実施例では、ガイドレール2による基板3の搬送方向
をX方向、これに直交する方向をY方向とする。テーブ
ル1の隅部には半田ボールの供給部4が設けられてい
る。図4に示すように、供給部4はボックスから成り、
その内部には半田ボール5が大量に貯溜されている。
【0014】図2および図5において、テーブル1の他
方の隅部にはフラックスの塗布部6が設けられている。
フラックスの塗布部6は、皿状の容器7と平滑ヘッド8
を備えている。容器7にはフラックス9が浅く貯溜され
ている。図4に示すように、容器7の底部にはスライダ
10が設けられている。スライダ10は、テーブル1上
に配設されたガイドレール11にスライド自在に嵌合し
ている。図2に示すように、容器7の側部にはナット1
2が結合されている。ナット12はテーブル1上に容器
7の長手方向に沿うように水平に配設された送りねじ1
3に螺合している。モータ14に駆動されて送りねじ1
3が回転すると、容器7はガイドレール11に沿ってX
方向へスライドする。すなわち、ナット12、送りねじ
13、モータ14などは、容器7の移動機構を構成して
いる。
【0015】図2および図4において、平滑ヘッド8
は、テーブル1に固定され、容器7の上方に架設された
台板15を備えている。台板15上にはシリンダ16が
2個設置されており、そのロッド17の下端部にスキー
ジ18a、18bが結合されている。シリンダ16のロ
ッド17が突没することにより、スキージ18a、18
bは上下動する。
【0016】図4は一方のスキージ18aは上方に退去
し、他方のスキージ18bは下降して、その下端部がフ
ラックス9に着水している状態を示している。また図4
は、容器7がガイドレール11に沿って右方へ前進した
状態を示しており、この状態で、フラックス9の液面は
一方のスキージ18bにより平滑されている。また図5
は、容器7がガイドレール11に沿って左方へ後退して
いる状態を示している。この状態で、一方のスキージ1
8aがフラックス9に着水し、他方のスキージ18bは
上方へ退去しており、フラックス9の液面はスキージ1
8aにより平滑される。このように何れか一方のスキー
ジ18aまたは18bをフラックス9に着水させ、その
状態で容器7をガイドレール11に沿って前進後退させ
ることにより、フラックス9の液面は平らに平滑され
る。
【0017】図2および図5において、半田ボールの供
給部4とフラックスの塗布部6の間には、半田ボールの
回収部19が設置されている。この回収部19はボック
スから成っている。回収部19は容器7の移動路の下方
に設置されており、したがって図2および図5に示すよ
うに容器7が左方へ後退すると回収部19は露呈し、図
3および図4に示すように容器7が右方へ前進すると、
回収部19は容器7の下方に隠れる。このように回収部
19の設置スペースを容器7の移動路の下方に設けるこ
とにより、装置全体を小型化している。
【0018】次に、半田ボールの移送手段としてのヘッ
ドとその移動手段について説明する。図2および図4に
おいて、21は箱形のヘッドである。ヘッド21の下面
には、半田ボール5を真空吸着して保持する吸着孔22
がマトリクス状に多数個形成されている(図6(a)も
参照)。ヘッド21はチューブ23を介してブロア装置
(図外)に接続されており、ブロア装置が作動すること
により、ヘッド21の内部は真空引きされ、その吸着孔
22に半田ボール5を真空吸着する。またブロア装置の
真空吸引を解除し、あるいはブロア装置を逆方向に作動
させてヘッド21の内部にエアを吹き込むことにより、
ヘッド21の真空吸引による保持状態は解除されて、半
田ボール5は吸着孔22から落下する。
【0019】図2において、テーブル1の上方には長尺
のフレーム24が架設されている。フレーム24には送
りねじ25とガイドレール26が平行に配設されてい
る。27は送りねじ25を回転させるモータである。ヘ
ッド21には、送りねじ25に螺合するナット28が結
合されている。したがってモータ27が駆動して送りね
じ25が回転すると、ナット28は送りねじ25に沿っ
てX方向へ水平移動し、ヘッド21もガイドレール26
に沿ってX方向へ水平移動する。
【0020】フレーム24の両側端部は、ガイドレール
29、30上にスライド自在に設置されている。このガ
イドレール29、30は上記ガイドレール26と直交し
ている。またガイドレール29と平行に送りねじ31が
配設されている。フレーム24の下面にはこの送りねじ
31が螺合するナット(図示せず)が設けられている。
したがってモータ32が駆動して送りねじ31が回転す
ると、フレーム24およびこれに結合されたヘッド21
はガイドレール29、30に沿ってY方向に水平移動す
る。
【0021】上述のように、送りねじ25、31、ガイ
ドレール26、29、30、モータ27、32などは、
ヘッド21をX方向やY方向へ水平移動させる移動手段
を構成しており、これによりヘッド21は半田ボールの
供給部4、回収部19、ガイドレール2に位置決めされ
た基板3の間を自由に移動する。図2および図3におい
て、Aはヘッド21の移動範囲である。図示するよう
に、平滑ヘッド8はヘッド21の移動範囲Aの外に配置
されており、このように配置することにより、ヘッド2
1がその移動範囲A内を自由に移動しても、平滑ヘッド
8に衝突することがないようにしている。また容器7を
ヘッド21の移動範囲A外(図2)と移動範囲A内(図
3)の間を前進後退させることにより、移動範囲Aの外
に配設されたスキージ18a、18bでフラックス9の
液面を平滑し、またヘッド21が平滑された容器7のフ
ラックス9上に到来できるようにしている。
【0022】次に検査手段について説明する。図2にお
いて、40は長尺の第1の光源である。この第1の光源
40は半田ボールの供給部4とフラックスの塗布部6の
間に設置されており、下方からヘッド21の下面へ向っ
て光を照射する(図8参照)。ヘッド21の内部には光
学センサ41が内蔵されている。したがってすべての吸
着孔22に半田ボール5が真空吸着されているときは、
吸着孔22は半田ボール5で完全に遮光されて光学セン
サ41には光は入射しないが、何れかの吸着孔22に半
田ボール5が真空吸着されていないときは、第1の光源
40から照射された光はその吸着孔22を通過して光学
センサ41に入射する。これにより、半田ボール5のピ
ックアップミスがあったことが判明する。すなわち第1
の光源40と光学センサ41はすべての吸着孔22に半
田ボール5が正しく真空吸着されているか否か、すなわ
ちピックアップミスの有無を検査する検査手段である。
【0023】図2において、フラックスの塗布部6とガ
イドレール2の間には、第2の光源42が設置されてい
る。第2の光源42は第1の光源40と同様に、ヘッド
21の下面へ向って光を照射し、すべての吸着孔22に
半田ボール5が正しく真空吸着されているか否か、すな
わち半田ボール5の落下の有無を検査する(図8を参
照)。この第2の光源42の設置理由は次のとおりであ
る。すなわち、ヘッド21を容器7の上方で上下動作さ
せて、その下面に真空吸着された半田ボール5をフラッ
クス9に着水させ、その下面にフラックス9を付着させ
るが(図6(a)(b)を参照)、フラックス9は粘性
が大きいため、半田ボール5をフラックス9に着水させ
ると、その粘性のために半田ボール5は吸着孔22から
落下することがある。このように半田ボール5が脱落し
たヘッド21を基板3の上方へ移動させて、半田ボール
5を基板3に搭載すると、基板3は半田ボール5が不足
する不良品となってしまう。そこでヘッド21を基板3
へ移動させる途中において、第2の光源42と光学セン
サ41により、すべての吸着孔22に半田ボール5が正
しく真空吸着されているか否かを検査する。すなわち第
2の光源42と光学センサ41は、半田ボール5の落下
の有無を検査する検査手段である。
【0024】図2において、ガイドレール2と供給部4
の間には発光部43と受光部44が設けられている。図
9に示すように、発光部43から受光部44へ向って光
が水平に照射される。ヘッド21は基板3に半田ボール
5を搭載した後、この発光部43と受光部44の間をそ
の光路に直交する方向へ移動して半田ボールの供給部4
上へ復帰するが、そのとき、ヘッド21の下面に半田ボ
ール5が残存付着していると光は遮られ、受光部44は
受光しない。また半田ボール5がすべて基板3に搭載さ
れ、ヘッド21の下面に半田ボール5がまったく残存付
着していないと、発光部43から照射された光は受光部
44に受光される。これにより、ヘッド21の下面に半
田ボール5が残存付着して保持しているか否か、すなわ
ちヘッド21がすべての半田ボール5を基板3に搭載し
たか否かの搭載ミスの有無を検査する。
【0025】このバンプ付電子部品の製造装置は上記の
ように構成されており、次に図1(f)(g)に示す工
程を行うための動作を説明する。図2において、ヘッド
21は半田ボールの供給部4の上方へ移動する(矢印
イ)。そこでヘッド21は上下動作を行って、その下面
の吸着孔22に複数の半田ボール5を真空吸着して同時
にピックアップする。なおヘッド21に上下動作を行わ
せる機構の説明は省略している。
【0026】図2において、次にヘッド21は左方(第
1の光源40の上方)へ移動し(矢印ロ)、図8を参照
しながら説明したように、半田ボール5のピックアップ
ミスの有無を検査する。ピックアップミスがあれば、ヘ
ッド21は半田ボールの供給部4の上方へ戻り(矢印
ハ)、そこで再度上下動作を行って、半田ボール5をピ
ックアップし、再度左方へ移動する(矢印ニ)。そして
第1の光源40によりピックアップミスの有無を再検査
する。
【0027】ピックアップミスがなく、すべての吸着孔
22に半田ボール5が正しく真空吸着して保持されてい
るときは、ヘッド21は回収部19の上方へ移動する。
これと前後して、図4および図5を参照しながら説明し
たように、フラックスの塗布部6の容器7はガイドレー
ル11上をスライドしてフラックス9の液面の平滑がス
キージ18a、18bにより行われ、容器7は図3およ
び図4に示す位置、すなわち回収部19上で停止する。
そこでヘッド21は上下動作を行って、その下面に真空
吸着された半田ボール5の下面にフラックス9を付着さ
せる。図6(a)(b)は、その動作を示している。
【0028】次に図2において、ヘッド21は容器7の
上方から第2の光源42の上方へ移動し(矢印ホ)、図
8を参照しながら説明したように、半田ボール5の落下
の有無を検査する。もし1個もしくはそれ以上の半田ボ
ール5がヘッド21の下面から落下していることが判明
したならば、ヘッド21は回収部19の上方へ復帰し
(矢印ヘ)、その下面に真空吸着している半田ボール5
をすべて回収部19に落下させる(図5矢印a参照)。
なおこのとき、容器7は左方へ退去している。すべての
半田ボール5を落下させたヘッド21は、半田ボールの
供給部4の上方へ移動し、上述した動作をやり直す。
【0029】さて、図3において、第2の光源42によ
り半田ボール5の落下がなかったことが検出されたなら
ば、ヘッド21は基板3の上方へ移動し(矢印ト)、そ
こで上下動作を行うとともに、半田ボール5の真空吸着
による保持状態を解除することにより、すべての半田ボ
ール5を一括して基板3の電極20に搭載する。図7は
この搭載動作を示している。
【0030】次にヘッド21は発光部43と受光部44
の手前へ移動し(図3矢印チ)、次に供給部4へ向って
移動する。このとき、図9を参照して説明したように、
ヘッド21の下面に半田ボール5が残存付着して保持し
ていないか否かを検査する。ここで、半田ボール5が残
存付着しているのが検出されたならば、この半田ボール
5は基板3に搭載し損ったもの、すなわち搭載ミスによ
るものであり、ヘッド21は回収部19の上方へ移動し
てこの半田ボール5を回収部19に落下させて回収す
る。また上記基板3は、半田ボール5が欠落しているの
で不良品であり、ライン外へ除去される。次に、ヘッド
21は半田ボールの供給部4の上方へ移動し(図2およ
び図3の矢印イ)、上述した動作が繰り返される。また
半田ボール5が正しく搭載された基板3は、ガイドレー
ル2に沿って次の工程へ向って搬送される。
【0031】以上のようにこのバンプ付電子部品の製造
装置によれば、ヘッドが供給部の半田ボールをピックア
ップし、半田ボールにフラックスを付着させて基板に搭
載するまでの一連の作業を自動的に連続して行うことが
できる。また半田ボールのピックアップミスや途中での
落下、あるいは基板への搭載ミスの有無を各工程の間に
おいてその都度速かに検出し、もしもこれらのミスがあ
ったときには、速かにリカバリー動作を行うことができ
る。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、ヘッドなどの移送手段
が半田ボールの供給部の半田ボールをピックアップして
からワークに搭載するまでの全工程を自動的に行える。
また平滑ヘッドを移送手段の移動範囲外に配設すること
により、移送手段が平滑ヘッドに衝突するのを回避し、
移送手段を自由に移動させながら、半田ボールの搭載作
業を行うことができる。また半田ボールのピックアップ
ミスや途中での落下、あるいは基板などのワークへの搭
載ミスの有無を各工程の間において速かに検出し、もし
もこれらのミスがあったときには、速かにリカバリー動
作を行うことができる。また回収部を移送手段の移動路
の下方に設けて、フラックスの貯溜部をこの回収部上を
前進後退させることにより、回収部の設置スペースのた
めに装置が大型化するのを解消し、装置を小型化でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のバンプ付電子部品の製造工
程図
【図2】本発明の一実施例のバンプ付電子部品の製造装
置の平面図
【図3】本発明の一実施例のバンプ付電子部品の製造装
置の平面図
【図4】本発明の一実施例のバンプ付電子部品の製造装
置の側面図
【図5】本発明の一実施例のバンプ付電子部品の製造装
置の側面図
【図6】本発明の一実施例のバンプ付電子部品の製造装
置の半田ボールの下面にフラックスを塗布中の要部断面
【図7】本発明の一実施例のバンプ付電子部品の製造装
置の半田ボールを基板の電極に搭載中の要部断面図
【図8】本発明の一実施例のバンプ付電子部品の製造装
置のヘッドと第1の光源の正面図
【図9】本発明の一実施例のバンプ付電子部品の製造装
置のヘッドと発光部および受光部の正面図
【符号の説明】 2 ガイドレール(ワークの位置決め部) 3 基板(ワーク) 4 半田ボールの供給部 5 半田ボール 6 フラックスの塗布部 7 容器 8 平滑ヘッド 9 フラックス 11 ガイドレール 12 ナット 13 送りねじ 14 モータ 18a,18b スキージ 19 回収部 21 ヘッド(移送手段) 22 吸着孔 25 送りねじ 27 モータ 28 ナット 31 送りねじ 32 モータ 40 第1の光源 41 光学センサ 42 第2の光源 43 発光部 44 受光部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/60 H05K 3/34 505

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半田ボールの供給部と、フラックスの貯溜
    部およびこの貯溜部に貯溜されたフラックスの液面を平
    滑する平滑ヘッドとから成るフラックスの塗布部と、ワ
    ークの位置決め部と、半田ボールの移送手段と、この移
    送手段を前記半田ボールの供給部と前記フラックスの塗
    布部と前記ワークの位置決め部の間を移動させる移動手
    段とを備えたバンプ付電子部品の製造装置であって、前
    記平滑ヘッドを前記移送手段の移動範囲外に配設すると
    ともに、前記貯溜部を前記移動範囲に対して前進後退さ
    せる移動機構を設けたことを特徴とするバンプ付電子部
    品の製造装置。
  2. 【請求項2】半田ボールの回収部を前記移動範囲に設
    け、かつ前記貯溜部をこの回収部の上方を前進後退させ
    ることを特徴とする請求項1記載のバンプ付電子部品の
    製造装置。
  3. 【請求項3】前記半田ボールの供給部と前記フラックス
    の塗布部の間に、前記移送手段に半田ボールが正しく保
    持されているか否かを検査する検査手段を設けたことを
    特徴とする請求項1記載のバンプ付電子部品の製造装
    置。
  4. 【請求項4】前記フラックスの塗布部と前記ワークの位
    置決め部の間に、前記移送手段に半田ボールが正しく保
    持されているか否かを検査する検査手段を設けたことを
    特徴とする請求項1記載のバンプ付電子部品の製造装
    置。
  5. 【請求項5】前記ワークの位置決め部と前記半田ボール
    の供給部の間に、前記移送手段に半田ボールが残存保持
    されていないか否かを検査する検査手段を設けたことを
    特徴とする請求項1記載のバンプ付電子部品の製造装
    置。
  6. 【請求項6】前記移送手段が、下面に半田ボールを真空
    吸着する吸着孔が形成されたヘッドであることを特徴と
    する請求項1〜請求項5のいずれかに記載のバンプ付電
    子部品の製造装置。
  7. 【請求項7】移送手段が移動手段に駆動されて半田ボー
    ルの供給部の上方へ移動し、半田ボールをピックアップ
    する工程と、 フラックスの貯留部が前記移送手段の移動範囲内へ向っ
    て移動し、その際、この移動範囲外に配設された平滑ヘ
    ッドによりこの貯留部に貯留されたフラックスの液面を
    平滑する工程と、 前記移送手段が前記移動範囲内へ移動した前記貯留部の
    上方へ移動し、そこで前記移送手段に保持された半田ボ
    ールを前記平滑ヘッドにより平滑されたフラックスの液
    面に着水させてフラックスを付着させる工程と、 前記移送手段をワークの位置決め部の上方へ移動させ、
    半田ボールをワークの上面に搭載する工程と、 を含むことを特徴とするバンプ付電子部品の製造方法。
  8. 【請求項8】バンプが形成される複数の電極を備えたワ
    ークを形成する工程と、このワークの電極上にバンプを
    形成する工程とから成るバンプ付電子部品の製造方法で
    あって、移送手段が移動手段に駆動されて半田ボールの
    供給部の上方へ移動し、複数の半田ボールを同時にピッ
    クアップする工程と、 フラックスの貯留部が前記移送手段の移動範囲内へ向っ
    て移動し、その際、この移動範囲外に配設された平滑ヘ
    ッドによりこの貯留部に貯留されたフラックスの液面を
    平滑する工程と、 前記移送手段が前記移動範囲内へ移動した前記貯留部の
    上方へ移動し、そこで前記移送手段に保持された複数の
    半田ボールを前記平滑ヘッドにより平滑されたフラック
    スの液面に着水させてフラックスを付着させる工程と、 前記移送手段をワークの位置決め部の上方へ移動させ、
    複数の半田ボールをワークの上面に搭載する工程と、 を含むことを特徴とするバンプ付電子部品の製造方法。
  9. 【請求項9】前記移送手段が、前記フラックスの塗布部
    から前記ワークの位置決め部へ移動する途中において、
    半田ボールが前記移送手段から落下していないか否かを
    検査手段により検査し、半田ボールが落下しているとき
    は、前記移送手段を半田ボールの回収部の上方へ移動さ
    せ、そこで真空吸着状態を解除して半田ボールを前記回
    収部に落下させて回収する工程を含むことを特徴とする
    請求項7または請求項8のいずれかに記載のバンプ付電
    子部品の製造方法。
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