JP3134631B2 - 印刷システム - Google Patents

印刷システム

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JP3134631B2
JP3134631B2 JP05269267A JP26926793A JP3134631B2 JP 3134631 B2 JP3134631 B2 JP 3134631B2 JP 05269267 A JP05269267 A JP 05269267A JP 26926793 A JP26926793 A JP 26926793A JP 3134631 B2 JP3134631 B2 JP 3134631B2
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洋 中村
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷要求の印刷属性に
対して所定の付加属性を付加することにより印刷属性を
補完して印刷処理を行う印刷システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリントシステム及び複写システ
ム等の印刷システムにおいては、印刷データに対して用
紙サイズ、トレイ番号、両面印刷の有無等からなる印刷
属性を付加し、該印刷属性に基づいて印刷処理を行うの
が一般的である。
【0003】例えば、プリントデータ又は複写データを
出力する場合には、出力する用紙サイズ、ページ数、両
面印刷の有無等の印刷属性を設定し、該印刷属性を文書
データ又は複写データとともに出力装置に送出すること
により、該データを所望の形式で出力することになる。
【0004】このように、印刷要求を行う際には、印刷
属性に基づいて印刷処理が行われるため、印刷属性の取
り扱いが重要となっている。
【0005】特に、最近の出力装置の高機能化に伴い、
2枚分のデータを1枚の用紙に出力する2UP印刷機能
を有するプリンタや、複数台の出力装置を論理的に取り
扱う論理プリンタ等が登場してきたため、高機能出力装
置を現有システムに導入する場合や、異なる機能を有す
るプリンタを論理プリンタの構成品とした場合に、印刷
属性の付与及び補完が重要な課題となっている。
【0006】かかる印刷属性の付与及び補完を行う従来
技術には、クライアントが取り扱う端末装置において付
与及び補完処理を行う技術や、出力装置を管理するプリ
ントサーバ等において該処理を行う技術等がある。
【0007】しかしながら、これらの技術は、いずれも
クライアントが本来指定すれば足りる印刷属性を単にク
ライアントに成り代わって付与・補完するものにすぎな
いため、現有システムに新たな機能を有する出力装置を
導入する場合には、端末装置の新たな機能に対応し得る
ソフトウエアの改修等を行わなければならない。
【0008】例えば、2UP印刷機能を有するプリンタ
を、該機能を有しない印刷システムに新規に採用した場
合には、単に該プリンタをシステムに接続しただけでは
2UP印刷を行うことはできず、クライアントが扱う端
末装置のソフトウエア等を2UP印刷に対応できるもの
に変更して、2UP印刷の指定を印刷属性に含めること
ができるようにする必要がある。
【0009】ところが、今日の技術の進展には著しいも
のがあるため、新たな機能を有する出力装置を導入する
都度、端末装置等のソフトウエアを改修していたので
は、ソフトウエア等の改修が完了するまでの間は新たな
機能を用いることができず、またその都度コストがかか
るため経済的ではない。
【0010】また、印刷機能の異なる複数種類のプリン
タを用いて論理プリンタとして扱う場合には、この論理
プリンタはクライアントにとって1台のプリンタとして
みなされるため、端末装置からは各プリンタに共通する
機能しか指定することはできない。
【0011】例えば、特開平3−29019号公報に開
示される仮想プリンタ制御方式においては、仮想プリン
タの使用機能を各プリンタの共通機能に限定するととも
に、特殊な機能を仮想プリンタの対象外としている。
【0012】このように、従来の印刷属性の付与・補完
技術を用いると、論理プリンタを構成するプリンタの中
に特殊機能を持つプリンタが存在するとしても、該プリ
ンタの特殊機能を有効利用できない結果となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明ではか
かる問題点を除去し、現有システムに新規機能を有する
出力装置を導入する場合や論理装置を用いる場合のよう
に、端末装置から指定又は特定できない印刷属性を効率
的かつ柔軟に指定することができる印刷システムを提供
することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明では、印刷要求を受け付ける複数の受付
部と、印刷要求の印刷処理を行う印刷実行部とを備える
印刷システムにおいて、前記印刷要求の印刷属性に付加
する所定の付加情報を前記複数の受付部ごとに記憶する
記憶手段と、受付部から前記印刷要求を受け付けた際
に、前記記憶手段に記憶した該受付部に対応する付加情
報を、前記印刷要求の印刷属性に付加する属性付加手段
とを具備したことを特徴とする。
【0015】また、第2の発明では、印刷要求を受け付
ける受付部と、印刷要求の印刷処理を行う複数の印刷実
行部とを備え、前記複数の印刷実行部から前記印刷要求
の出力を行う印刷実行部を選択する印刷システムにおい
て、前記印刷実行部による実行を行う際に必要となる所
定の付加属性を記憶する記憶手段と、前記印刷実行部を
選択した際に、設定されない前記印刷要求の印刷属性を
前記記憶手段に記憶した付加属性により補完する属性補
完手段とを具備したことを特徴とする。
【0016】
【作用】第1の発明によれば、クライアントが端末装置
から指定できない属性等を、付加属性として複数の受付
部に対応するように予め記憶手段に記憶しておき、クラ
イアントは印刷要求に適合する受付部を前記複数の受付
部から選択して印刷要求を行う。
【0017】そして、印刷要求を受け付けた受付部に対
応する属性付加手段が、前記記憶手段から、前記付加属
性を取り出して、前記印刷要求の印刷属性に付加する。
【0018】これにより、端末装置から指定することが
できない印刷属性を、効率的かつ柔軟に指定することが
できる。
【0019】また、第2の発明によれば、クライアント
が特定できない属性等を、付加属性として印刷実行部に
対応するように予め記憶手段に記憶しておき、クライア
ントは特定できる属性の範囲内で印刷属性を指定し、印
刷要求を行う。
【0020】そして、印刷要求を出力する印刷実行部が
選択された際に、前記属性補完手段により未設定の属性
を前記付加属性を用いて補完する。
【0021】これにより、端末装置では特定できない印
刷属性を、効率的かつ柔軟に補完することができる。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を分散複写シス
テムに適用した場合の実施例について説明する。
【0023】ここで、分散複写システムとは、従来の複
写機の機能をネットワーク上に分散配置した複写システ
ムのことであり、具体的には原稿を読み取る部分と、複
写指示を行う部分と、原稿画像を出力する部分(以下
「複写処理実行部」と言う。)とを分離してネットワー
クに配置したものである。
【0024】図1は、第1の実施例における分散複写シ
ステムの複写処理実行部1の構成を示すブロック図であ
る。
【0025】図1に示すように、複写処理実行部1は、
複数のジョブ受付部11a〜11cと、ジョブ制御部1
2と、複数のジョブ実行部13a〜13cと、オブジェ
クト処理部14と、オブジェクトファイル記憶部15と
から構成され、ジョブ受付部11a〜11cを介してネ
ットワーク2に接続されている。
【0026】ジョブ受付部11a〜11cは、複写処理
実行部1に対して送出されたジョブを受け付けて正規化
した後ジョブ制御部12に供給するものであり、各ジョ
ブ受付部11a〜11cでは、各ジョブ受付部11a〜
11cのジョブフォーマットに適合するジョブをそれぞ
れ受け付ける。
【0027】このジョブ受付部11a〜11cは、本実
施例に示すように複数設けることが可能であり、XNS
及びネットウエア(Netware)等の異なる通信プロトコ
ルや、ファイリング及びメーリング等のデータ転送プロ
トコルや、インタープレス(Interpress)及びポストス
クリプト(Postscript)等のデータ形式などに対応する
ことができる。なお、この第1の実施例においては3つ
のジョブ受付部を設けている。
【0028】ジョブ制御部12は、属性付加部12a〜
12c及び制御部12dから構成される。
【0029】属性付加部12a〜12cは、オブジェク
トファイル記憶部15に予め記憶した付加属性をオブジ
ェクト処理部14を介して受け取り、ジョブ受付部11
a〜cから入力されたジョブに付加属性を付与するもの
である。
【0030】この際、属性付加部12a〜12cにおい
ては、各ジョブ受付部のジョブフォーマットに対応する
付加属性を付与するため、本実施例においてはジョブ受
付部毎に属性付加部を設けている。なお、この属性付加
部12a〜12cを統合することもできる。
【0031】制御部12dは、ジョブの内容を解析し
て、指示された複写処理に対応するジョブ実行部13a
〜13cを選択するとともに、選択したジョブ実行部に
該ジョブを出力するものである。
【0032】次に、ジョブ実行部13a〜13cは、オ
ブジェクトファイル記憶部15に記憶したオブジェクト
ファイルをオブジェクト処理部14を介して受け取りジ
ョブの出力に必要な変換処理等を行った後、ジョブ実行
部内に設けられた複写出力部を用いて印刷出力するもの
である。このジョブ実行部13a〜13cは、実行形式
毎に複数設けることができ、本実施例においては3つの
ジョブ実行部を設定している。
【0033】オブジェクト処理部14は、オブジェクト
ファイル記憶部15に記憶した各種オブジェクトファイ
ルを、要求に応じてジョブ制御部12及びジョブ実行部
13a〜13cに出力するものである。
【0034】オブジェクトファイル記憶部15は、各種
オブジェクトを記憶する記憶部であり、具体的には属性
付加部12a〜12cにおいて付加する付加属性等をオ
ブジェクトファイルとして記憶する。
【0035】次に上記構成を有する複写処理実行部1を
用いた複写処理の流れについて説明する。
【0036】図2は、第1の実施例における複写処理の
流れを示すフローチャートである。
【0037】まず、図示しない端末装置から、この複写
処理実行部1に対して複写処理依頼を行う際には、ジョ
ブ受付部11a〜11cのジョブフォーマットを踏まえ
て、印刷データを所望のジョブ受付部に送出する。
【0038】そして、ジョブ受付部11a〜11cのい
ずれかが、端末装置からジョブを受け付けたならば(s
201)、該ジョブ受付部に対応する属性付加部に対し
て該ジョブを出力し、このジョブを受け取った属性付加
部12a〜12cでは、オブジェクト処理部14を介し
て取り出した付加属性を、該ジョブの印刷属性に付与す
る(s202)。
【0039】そして、付加属性を付与した該ジョブの内
容を解析してジョブ実行部を選択し(s203)、該ジ
ョブを選択したジョブ実行部において出力する(s20
4)。
【0040】上記処理を行うことにより、クライアント
が端末装置においてジョブに付加できない属性がある場
合に、該属性を付加属性として保持するジョブ受付部を
選択することにより、該ジョブを前記印刷属性を用いて
出力することができる。
【0041】次に、上記複写処理について具体例を用い
て説明する。
【0042】なお、この具体例においては、ジョブ実行
部13aが備えるプリンタは用紙サイズの指定のみが可
能であるのに対し、ジョブ実行部13b及び13cが備
えるプリンタは用紙サイズ、両面複写、2UP印刷の指
定が可能であるものとし、端末装置からは用紙サイズの
指定のみ行うことができるものとする。また、ジョブ受
付部11bにおいて受け付けたジョブについては両面印
刷を行う処理を、またジョブ受付部11cにおいて受け
付けたジョブについては2UP印刷を行うよう設定す
る。
【0043】図3は、クライアントが端末装置から複写
依頼を行う際の複写データとその印刷属性を示す図であ
り、図示したように、複写データとしては星型画像(3
01)を用いるとともに、印刷属性としてはA−4の用
紙サイズ(PaperSize)(302)を指定している。
【0044】この印刷属性を含む複写データを、ジョブ
受付部11bに出力した場合には、ジョブ受付部11b
に受け付けられた該ジョブは、属性付加部12bにおい
て、付加属性を付与される。
【0045】ここで、ジョブ受付部11bにおいて受け
付けたジョブについては両面印刷を行う処理を行うので
あるから、属性付加部12bにおいては、図4に示す両
面複写がon(401)でかつ2UP複写がoff(4
02)の付加属性を付与することになる。
【0046】したがって、属性付加部12bにおいて付
加属性を付与した後のジョブは、図5に示すように、用
紙サイズがA4、両面印刷on及び2UP印刷offの
属性を有する印刷属性(501)と、複写データ(30
2)とから構成されることになる。
【0047】同様にして、複写データをジョブ受付部1
1cに出力した場合には、図6に示す両面複写がoff
(601)でかつ2UP複写がon(602)の付加属
性が用いられるため、図7に示すように、用紙サイズが
A4、両面印刷off及び2UP印刷onの属性を有す
る印刷属性(701)と、複写データ(302)とから
構成される。
【0048】このように、予め端末装置から指定できな
い印刷属性を付加属性としてオブジェクトファイル記憶
部15に記憶しておき、各ジョブ受付部11a〜11c
に対応する属性付加部12a〜12cにおいて、ジョブ
に付加属性を付与するよう構成することにより、端末装
置から指定できない印刷機能を有するプリンタ等を導入
した場合でも付加属性を記憶するオブジェクトファイル
を更新することにより容易に対応することができる。
【0049】ところで、上記第1の実施例においては、
クライアントが端末装置から指定できない属性を付加属
性として付与する場合について示したが、属性を付与で
きる場合であっても手続が煩雑になるため印刷属性の指
定を省略したい場合がある。
【0050】かかる場合に、従来はクライアントが取り
扱う端末装置において、印刷属性を補完していたわけで
あるが、論理プリンタの概念を用いたシステムを構築し
た場合には、端末装置から複写依頼を行う時点で印刷属
性が確定していないため、問題となる。
【0051】そこで、この問題を解決するために、クラ
イアントが指定しない印刷属性を複写処理実行部におい
て補完する第2の実施例について説明する。
【0052】図8は、第2の実施例における分散複写シ
ステムの複写処理実行部8の構成を示すブロック図であ
る。
【0053】図8に示すように、複写処理実行部8は、
第1の実施例と同様に、複数のジョブ受付部11a〜1
1cと、ジョブ制御部12と、複数のジョブ実行部13
a〜13cと、オブジェクト処理部14と、オブジェク
トファイル記憶部15とから構成され、ジョブ受付部1
1a〜11cを介してネットワーク2に接続されてい
る。
【0054】なお、ジョブ受付部11a〜11c、ジョ
ブ制御部12及びオブジェクト処理部14については、
第1の実施例で示すものと同様の構成を有するため、こ
こでは第2の実施例の主体をなすジョブ実行部13a〜
13c及びオブジェクトファイル記憶部15に焦点をあ
てて説明する。
【0055】ジョブ実行部13a〜13cは、それぞれ
ジョブ実行部に対応する属性補完部及び複写出力部から
構成される。
【0056】複写出力部82a〜82cは、各ジョブの
持つ印刷属性で複写データを複写出力するものであり、
各複写処理部の出力形式は任意に設定できる。なお、各
複写処理部の出力機能自体が異なっていても構わない。
【0057】属性補完部81a〜82は、それぞれ対応
する複写実行部の処理に必要な属性であって、クライア
ントが指定せず、かつ属性付加部12a〜12cにおい
ても付加されなかった属性について補完する。具体的に
は、属性付加部12a〜12cと同様に、オブジェクト
ファイル記憶部15に補完属性ファイル84として記憶
した補完用の属性(以下「補完属性」と言う。)をオブ
ジェクト処理部14を介して取り出し、ジョブに対して
該補完属性を付与する。
【0058】すなわち、複写出力部82a〜82cが、
用紙サイズ、両面印刷及び2UP印刷をそれぞれ選択で
きる場合を考えると、複写出力部の用途に応じた用紙サ
イズ、両面印刷及び2UP印刷のデフォルト値を補完属
性として補完属性ファイル84に設定する。なお、クラ
イアント及び属性付加部12a〜12cが設定した属性
については、補完属性よりも優先して取り扱うものとす
る。
【0059】したがって、例えば、複写出力部82aに
対して、「A−4」、「両面印刷on」、「2UP印刷
off」の印刷属性を補完属性として設定した場合に、
用紙サイズに関してクライアント及び属性付加部12a
〜12cから設定されないときには、「A−4」の属性
を補完することになる。
【0060】また、オブジェクトファイル記憶部15に
は、付加属性ファイル84及び補完属性ファイル85が
記憶される。
【0061】この付加属性ファイル84には、属性付加
部12a〜12cで使用する付加属性が格納され、補完
属性ファイル85には、属性補完部81a〜81cで使
用する補完属性が格納される。
【0062】次に上記構成を有する複写処理実行部8を
用いた複写処理の流れについて説明する。
【0063】図9は、第2の実施例における複写処理の
流れを示すフローチャートである。
【0064】図9に示すように、ジョブ受付部11a〜
11cのいずれかが、端末装置からジョブを受け付けた
ならば(s901)、該ジョブをジョブ制御部12内の
属性付加部12a〜12cに出力し、このジョブを受け
取った属性付加部12a〜12cでは、オブジェクトフ
ァイル記憶部15に付加属性ファイルとして記憶した付
加属性を、オブジェクト処理部14を介して取り出し、
該ジョブの印刷属性に付加属性を付与する(s90
2)。
【0065】そして、制御部12dにおいて付加属性を
付与した該ジョブの内容を解析して出力するジョブ実行
部を選択し(s903)、選択したジョブ実行部に対し
て該ジョブを送出する。
【0066】次に、該ジョブを受け取った属性補完部8
1a〜81cでは、複写処理部82a〜82cに対応す
る補完属性を用いて未設定の属性を補完し(S90
4)、複写出力部82a〜82cを用いてジョブの複写
出力を行う(S905)。
【0067】上記処理を行うことにより、ジョブ実行部
が選択された時点で、未設定の印刷属性を属性付加部8
1a〜81cを用いて補完することが可能となる。
【0068】次に、上記処理を用いた第2の実施例にお
ける複写処理を具体例を用いて説明する。
【0069】図10は、クライアントが属性Bのみを指
定したジョブを、ジョブ受付部11bから受け付け、属
性付加部12bを用いた属性の付与を行った後、ジョブ
実行部13cを用いて出力する際の印刷属性の推移を示
す図である。
【0070】図10に示すように、クライアントから属
性Bがb0と指定(以下「B=b0」と言う。)された
ジョブ(100a)を受け付けたならば、属性付加部1
2bは付加属性ファイル83を取り出し、付加属性ファ
イル内に設定されたA=a2、C=c2の付加属性(1
00b)を、ジョブの印刷属性に付与する。
【0071】これにより、属性A=a2、B=b0、C
=c2と設定された印刷属性(100c)が得られる。
【0072】そして、該ジョブがジョブ実行部13cに
より出力される場合に、属性補完部81cが、A=a
4、B=b4、C=c4、D=d4、E=e4の補完属
性(100d)を有するとすれば、最終的なジョブの印
刷属性はA=a2、B=b0、C=c2、D=d4、E
=e4(100e)となる。
【0073】この場合には、属性C及びDが、クライア
ントにより端末装置から指定されず、かつ付加属性とし
ても付与されない属性として扱っている。
【0074】上記の具体例においては、印刷実行部81
cのみを使用する場合について示したが、複数の印刷実
行部を使用することも可能であるため、かかる場合の具
体例についても説明する。
【0075】図11は、クライアントが属性Bのみを指
定したジョブを、ジョブ受付部11cから受け付け、属
性付加部12a〜12cを用いて属性の付与を行った
後、ジョブ実行部13a〜13cを用いて出力する際の
印刷属性の推移を示す図である。
【0076】上記具体例と同様にして、B=b1の属性
を有するジョブを受け付けたならば、属性付加部12c
において属性Aを付与する。そして、このジョブは属性
補完部81a〜81cに転送され、各々の補完属性を用
いて印刷属性を補完する。
【0077】これにより、各印刷実行部内に設けた各複
写出力部の印刷形式に対応する属性を付与して印刷出力
を実施できることになる。
【0078】上述してきたように、第1の実施例におい
ては、クライアントが指定できない属性を、それぞれジ
ョブ受付部11a〜11cに対応するようオブジェクト
ファイル記憶部15に記憶しておき、印刷要求を受け付
けたジョブ受付部に対応する属性付加部12a〜12c
が、印刷属性に付加属性を付加するよう構成したので、
端末装置から指定することができない印刷属性を、効率
的かつ柔軟に指定することができる。
【0079】また、第2の実施例においては、クライア
ントが特定できない属性を、補完属性としてジョブ実行
部13a〜13cに対応するように予めオブジェクトフ
ァイル記憶部15に記憶しておき、印刷要求を出力する
ジョブ実行部が選択された際に、属性補完部により未設
定の属性を補完するよう構成したので、端末装置では特
定できない印刷属性を、効率的かつ柔軟に補完すること
ができる。
【0080】また、クライアントが印刷属性の指定を省
略した場合においても、該省略した印刷属性を効率的に
補完することができる。
【0081】なお、第1及び第2の実施例においては、
属性付加部12a〜12cをジョブ受付部毎にジョブ制
御部12内に設けることとしたが、本発明はこれに限定
されるものではない。すなわち、各ジョブ受付部毎に付
加属性を付与することができれば、属性付加部12a〜
12cを各ジョブ受付部内に設けたり、1つのジョブ受
付部で実現することも可能である。
【0082】また、第1及び第2の実施例においては、
分散複写システムを用いた場合を示したが、本発明はプ
リントサーバを用いたプリントシステム等広範に適用可
能である。
【0083】さらに、第2の実施例においては、論理プ
リンタを対象とせず、物理プリンタを対象とする場合に
おいても適用可能である。
【0084】
【発明の効果】第1の発明によれば、クライアントが端
末装置から指定できない属性等を、付加属性として複数
の受付部に対応するように予め記憶手段に記憶してお
き、クライアントは印刷要求に適合する受付部を前記複
数の受付部から選択して印刷要求を行う。そして、印刷
要求を受け付けた受付部に対応する属性付加手段が、前
記記憶手段から、前記付加属性を取り出して、前記印刷
要求の印刷属性に付加するように構成したので、端末装
置から指定することができない印刷属性を、効率的かつ
柔軟に指定することが可能になる。
【0085】また、第2の発明によれば、クライアント
が特定できない属性等を、付加属性として印刷実行部に
対応するように予め記憶手段に記憶しておき、クライア
ントは特定できる属性の範囲内で印刷属性を指定し、印
刷要求を行う。そして、印刷要求を出力する印刷実行部
が選択された際に、前記属性補完手段により未設定の属
性を前記付加属性を用いて補完するように構成したの
で、端末装置では特定できない印刷属性を、効率的かつ
柔軟に補完することが可能になる。
【0086】また、クライアントが印刷属性の指定を省
略した場合においても、該省略した印刷属性を効率的に
補完することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である分散複写システム
の複写処理実行部の構成を示す図。
【図2】図1に示す複写処理実行部で行う複写処理の流
れを示すフローチャート。
【図3】クライアントが指定する複写データとその印刷
属性の一例を示す図。
【図4】図1に示すオブジェクトファイル記憶部に記憶
した付加情報の一例を示す図。
【図5】図1に示す属性付加部の処理結果の一例を示す
図。
【図6】図1に示すオブジェクトファイル記憶部に記憶
した付加情報の別の例を示す図。
【図7】図1に示す属性付加部の処理結果の別の例を示
す図。
【図8】本発明の第2の実施例である分散複写システム
の複写処理実行部の構成を示す図。
【図9】図8に示す複写処理実行部で行う複写処理の流
れを示すフローチャート。
【図10】図9に示す複写処理に伴う印刷属性の推移の
一例を示す図。
【図11】図9に示す複写処理に伴う印刷属性の推移の
別の例を示す図。
【符号の説明】
1,8 複写処理実行部、 11a,11b,11c
ジョブ受付部、12 ジョブ制御部、 12a,12
b,12c 属性付加部、12d 制御部、 13a,
13b,13c ジョブ実行部、14 オブジェクト処
理部、 15 オブジェクトファイル記憶部、2 ネッ
トワーク、 81a,81b,81c 属性補完部、8
2a,82b,82c 複写出力部、 83 付加属性
ファイル、84 補完属性ファイル

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷要求を受け付ける複数の受付部と、
    印刷要求の印刷処理を行う印刷実行部とを備える印刷シ
    ステムにおいて、 前記印刷要求の印刷属性に付加する所定の付加情報を前
    記複数の受付部ごとに記憶する記憶手段と、 受付部から前記印刷要求を受け付けた際に、前記記憶手
    段に記憶した該受付部に対応する付加情報を、前記印刷
    要求の印刷属性に付加する属性付加手段とを具備したこ
    とを特徴とする印刷システム。
  2. 【請求項2】 印刷要求を受け付ける受付部と、印刷要
    求の印刷処理を行う複数の印刷実行部とを備え、前記複
    数の印刷実行部から前記印刷要求の出力を行う印刷実行
    部を選択する印刷システムにおいて、 前記印刷実行部による実行を行う際に必要となる所定の
    付加属性を記憶する記憶手段と、 前記印刷実行部を選択した際に、設定されない前記印刷
    要求の印刷属性を前記記憶手段に記憶した付加属性によ
    り補完する属性補完手段とを具備したことを特徴とする
    印刷システム。
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