JP3134234U - ロールペーパーホルダー - Google Patents

Abstract

【課題】 本考案は、構造が簡単でありながら、片手で容易に使用可能なロールペーパーホルダーを提供することにある。
【解決手段】 ロールペーパーＰを回転自在に支持する支持軸５の両端を保持する保持体２と、先端切断部８に下向きに鋸刃状の刃を設けた上蓋７及びロールペーパーＰの側面に接する側面４に突起を有し湾曲した制止板３から成り、上蓋７と制止板３の接合部にあって制止板３の側面４がロールペーパーＰの側面と可能な限り多く接することが出来る位置に回転軸６を配置したロールペーパーホルダー。
【選択図】図２

Description

本考案はロールペーパーホルダーに関する。

従来のロールペーパーホルダーは、ロールペーパーを回転自在に保持し、使用時には、ペーパーを必要な長さだけ引き出した後、このロールペーパーの上に配置した上蓋をロールペーパーに押し当てて、刃状になった上蓋の先端部で、所定の長さに切断するものである。

従って、ペーパーを切断する際にロールペーパーが回転してしまい、回転を抑えるために片手は上蓋を押さえ、もう一方の手でペーパーを切断するという具合に、両手を使用せねばならず、片手での切断は困難であった。

近年、種々の試みがなされ片手で切断が可能になったかに見えたが、装置が複雑になりペーパーロールの交換に手間取るなどいまだ解決すべき点が多い（特許文献１参照）。
特開平１１−１５１１７８

本考案は、以上のような従来の欠点を解消するべく創出されたもので、キッチンペーパーないしトイレットペーパー等のロールペーパーを回転自在に保持しながら、使用の際にはペーパーを片手で容易に引き出し・抑え・切断できる、簡単な構造のロールペーパーホルダーを提供することを目的としている。

本考案の上記並びにその他の目的と新規な特徴は、以下の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになる。
但し、図面は専ら解説のためのものであって、本考案の記述範囲を限定するものではない。

上記の目的を達成するために、本考案の第一の手段は、ロールペーパーＰを回転自在に支持する支持棒５の両端を保持する保持体２と、回転軸６で自在に回転が可能であって、ロールペーパーＰの側面に接する側面４に突起を有し湾曲した制止板３を配置することである。

第二の手段は、制止板３と上蓋７とを回転軸６を介して一体化し、制止板３と上蓋７の動きを連動させることである。

第三の手段は、上蓋７の先端切断部８に鋸刃状の刃を設けることにある。

本考案は、上記のように構成したことによって、当初の目的を達成する。

すなわち、構造が簡単でありながら、キッチンペーパーないしトイレットペーパー等のロールペーパーを使用する際に、片手で容易にペーパーを引き出して、必要な長さに切断することが可能となり、この結果、従来のように一方の手で上蓋７を押さえながら、もう一方の手でペーパーを切断するという両手での作業は不要となった。

以下、図面を参照して、本考案の実施の形態を詳細に説明する。

本考案のロールペーパーにおいては、ペーパーは制止板３の側面４に沿い、上蓋７の下側を経て、鋸刃状の刃を有する先端切断部８に導かれる（図２参照）。

ペーパーを片手で、下方向に引き出した後、上方向に引っ張ると、制止板３の側面４がロールペーパーＰの側面と接し、制止板３の側面４の突起部分に応力が集中してロールペーパーＰの回転が抑えられる。

また、上蓋７の先端切断部８の鋸刃にペーパーが引っ掛かることにより、さらに確実にロールペーパーの回転が抑えられると共に、鋸刃によってペーパーが容易に切断される。

この考案の一実施例を示す斜視図 この考案の一実施例を示す断面図

符号の説明

Ｐ ロールペーパー
１ 支持体
２ 保持体
３ 制止板
４ 制止板の側面
５ 支持軸
６ 回転軸
７ 上蓋
８ 先端切断部

Claims (1)

1. ロールペーパーＰを回転自在に支持する支持軸５の両端を保持する保持体２、先端切断部８に下向きに鋸刃状の刃を設けた上蓋７、ロールペーパーＰの側面に接する側面６に突起を有し湾曲した制止板３、上蓋７と制止板３の接合部にあり、かつ制止板３の側面４がロールペーパーＰの側面と可能な限り多く接することが出来る位置に配置した回転軸６より成るロールペーパーホルダー。
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