JP3133685B2 - 引戸用ハンドル - Google Patents
引戸用ハンドルInfo
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- JP3133685B2 JP3133685B2 JP08275796A JP27579696A JP3133685B2 JP 3133685 B2 JP3133685 B2 JP 3133685B2 JP 08275796 A JP08275796 A JP 08275796A JP 27579696 A JP27579696 A JP 27579696A JP 3133685 B2 JP3133685 B2 JP 3133685B2
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- Japan
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- handle
- sliding door
- locking device
- lever
- unlocking lever
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、引戸用のハンドル
と施錠装置とを引戸に対して両者の位置関係を最適とし
つつ、扉への組付け作業効率が良好であり、且つ装着後
における扉の開閉，施錠作業を良好に行うことができる
引戸用ハンドルに関する。
と施錠装置とを引戸に対して両者の位置関係を最適とし
つつ、扉への組付け作業効率が良好であり、且つ装着後
における扉の開閉，施錠作業を良好に行うことができる
引戸用ハンドルに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より種々の形状，構造の引戸用のハ
ンドルが開発されている。そして、そのハンドルは、使
用する者が手に取りやすい形状としたものや、デザイン
的に優れたものが開発されている。また、引戸には施錠
装置も設けられているが、この施錠装置と引戸用ハンド
ルとは、別部材としている。
ンドルが開発されている。そして、そのハンドルは、使
用する者が手に取りやすい形状としたものや、デザイン
的に優れたものが開発されている。また、引戸には施錠
装置も設けられているが、この施錠装置と引戸用ハンド
ルとは、別部材としている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の引戸用ハンドルは、施錠装置とは別部材として存在し
ているので、引戸を取り付ける作業を行う際には、引戸
にハンドルと施錠装置とを別々に組付けていた。ところ
で、ハンドルと施錠装置とは、使用者にとって最も扱い
やすい位置関係が存在する。即ち、ハンドルと施錠装置
の開錠レバーの位置を近接させて、ハンドルを握りなが
ら施錠装置の開錠レバーを操作することができるように
することが好ましいものである。
の引戸用ハンドルは、施錠装置とは別部材として存在し
ているので、引戸を取り付ける作業を行う際には、引戸
にハンドルと施錠装置とを別々に組付けていた。ところ
で、ハンドルと施錠装置とは、使用者にとって最も扱い
やすい位置関係が存在する。即ち、ハンドルと施錠装置
の開錠レバーの位置を近接させて、ハンドルを握りなが
ら施錠装置の開錠レバーを操作することができるように
することが好ましいものである。
【０００４】しかし、引戸におけるハンドルと施錠装置
とを最も適正なる位置関係としながら引戸に固着するた
めに、引戸への取付位置をスケール等で正確に計測して
位置の決定を行い、ハンドルと施錠装置とをそれぞれ別
々に取り付けて行かねばならない。そのために、引戸に
対して、ハンドルの位置と施錠装置の位置をそれぞれ別
々に計測し、固着することとなり、その作業には比較的
多くの時間がかかってしまうこととなる。
とを最も適正なる位置関係としながら引戸に固着するた
めに、引戸への取付位置をスケール等で正確に計測して
位置の決定を行い、ハンドルと施錠装置とをそれぞれ別
々に取り付けて行かねばならない。そのために、引戸に
対して、ハンドルの位置と施錠装置の位置をそれぞれ別
々に計測し、固着することとなり、その作業には比較的
多くの時間がかかってしまうこととなる。
【０００５】さらに、ハンドルと施錠装置とは、なるべ
く近接させることが好ましいものであるが、施錠装置の
機構部が引戸の内部に装着されるため、引戸に対するハ
ンドルのビス等の固着具が引戸内の機構部に当たる可能
性があり、そのために、固着具を深く締めつけることが
できず、ハンドルと施錠装置とを近接させることが困難
となる場合があった。
く近接させることが好ましいものであるが、施錠装置の
機構部が引戸の内部に装着されるため、引戸に対するハ
ンドルのビス等の固着具が引戸内の機構部に当たる可能
性があり、そのために、固着具を深く締めつけることが
できず、ハンドルと施錠装置とを近接させることが困難
となる場合があった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】そこで、発明者は、上記
課題を解決すべく鋭意，研究を重ねた結果、本発明を、
ケース本体に開錠レバーを備えてなる施錠装置に、引戸
用のハンドルを一体化してなる引戸用ハンドルにおい
て、前記開錠レバーはハンドルの上端より上方に位置
し、且つハンドルを手で掴んだ状態で、該手の親指又は
人指し指による左右への回動により前記開錠レバーが回
動可能である引戸用ハンドル等としたことにより、引戸
への装着作業を極めて効率的に行うことができ、且つハ
ンドルと施錠装置との位置関係も最も適正なるものにで
き上記課題を解決したものである。
課題を解決すべく鋭意，研究を重ねた結果、本発明を、
ケース本体に開錠レバーを備えてなる施錠装置に、引戸
用のハンドルを一体化してなる引戸用ハンドルにおい
て、前記開錠レバーはハンドルの上端より上方に位置
し、且つハンドルを手で掴んだ状態で、該手の親指又は
人指し指による左右への回動により前記開錠レバーが回
動可能である引戸用ハンドル等としたことにより、引戸
への装着作業を極めて効率的に行うことができ、且つハ
ンドルと施錠装置との位置関係も最も適正なるものにで
き上記課題を解決したものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。本発明の引戸用ハンドルは、図１
（Ａ）及び（Ｂ）に示すように、ハンドル１と施錠装置
Ａとから構成される。ハンドル１は、握り部１ａと上部
屈曲部１ｂ及び下部屈曲部１ｃとから構成され、全体と
して略Ｃに形成されたものであり、且つ断面が円形状を
なしている。
に基づいて説明する。本発明の引戸用ハンドルは、図１
（Ａ）及び（Ｂ）に示すように、ハンドル１と施錠装置
Ａとから構成される。ハンドル１は、握り部１ａと上部
屈曲部１ｂ及び下部屈曲部１ｃとから構成され、全体と
して略Ｃに形成されたものであり、且つ断面が円形状を
なしている。
【０００８】その施錠装置Ａは、ケース本体２と開錠レ
バー３とから構成されている。そのケース本体２の具体
的な形状としては、図１（Ｂ），図２（Ｂ），図３
（Ａ）等に示すように、平面的に見て略小判形状となっ
ている。そして、表正面２ａにはハンドル１の被装着部
２ａ1 が形成されている。該被装着部２ａ1 は、浅い窪
み状をなし、ハンドル１の上部屈曲部１ｂの端部が入り
込めるようになっている。その被装着部２ａ1 の具体的
な形状としては、図３（Ａ）に示すように、ハンドル１
の上部屈曲部１ｂの端部と略同一形状で、且つ上部屈曲
部１ｂの端部が当接することができるように、上部屈曲
部１ｂの端部よりも僅かに大きく形成されている。
バー３とから構成されている。そのケース本体２の具体
的な形状としては、図１（Ｂ），図２（Ｂ），図３
（Ａ）等に示すように、平面的に見て略小判形状となっ
ている。そして、表正面２ａにはハンドル１の被装着部
２ａ1 が形成されている。該被装着部２ａ1 は、浅い窪
み状をなし、ハンドル１の上部屈曲部１ｂの端部が入り
込めるようになっている。その被装着部２ａ1 の具体的
な形状としては、図３（Ａ）に示すように、ハンドル１
の上部屈曲部１ｂの端部と略同一形状で、且つ上部屈曲
部１ｂの端部が当接することができるように、上部屈曲
部１ｂの端部よりも僅かに大きく形成されている。
【０００９】さらに、その被装着部２ａ1 には、ハンド
ル１を固着するためのビス等の固着具１１，１１，…が
貫通する固着用貫通孔２ａ2 ，２ａ2 ，…が穿孔されて
いる〔図３（Ａ），（Ｂ）参照〕。また、表正面２ａに
は、開錠レバー３が回動するための軸受孔２ｂが形成さ
れている〔図３（Ｂ）参照〕。その開錠レバー３は、レ
バー部３ａと開錠軸３ｂとからなり、レバー部３ａは、
前記軸受孔２ｂに回動自在に軸支される回動首部３ｃが
形成されている。
ル１を固着するためのビス等の固着具１１，１１，…が
貫通する固着用貫通孔２ａ2 ，２ａ2 ，…が穿孔されて
いる〔図３（Ａ），（Ｂ）参照〕。また、表正面２ａに
は、開錠レバー３が回動するための軸受孔２ｂが形成さ
れている〔図３（Ｂ）参照〕。その開錠レバー３は、レ
バー部３ａと開錠軸３ｂとからなり、レバー部３ａは、
前記軸受孔２ｂに回動自在に軸支される回動首部３ｃが
形成されている。
【００１０】そして、開錠レバー３は、回動首部３ｃを
中心として、レバー部３ａが略垂直面上を回動するよう
になっている（図５参照）。前記開錠軸３ｂは、断面が
角形状をなし、引戸Ｄ内に設けた施錠機構部１０の開錠
部１０ｂに連結させて、ロック１０ａを作動させること
ができる。ハンドル１の下部屈曲部１ｃは、下部ハンド
ルベース８を介して引戸Ｄに固着される（図１，図４等
参照）。その下部ハンドルベース８は、前記施錠装置Ａ
の被装着部２ａ1 と同様に円形状の窪みが形成されてい
る。
中心として、レバー部３ａが略垂直面上を回動するよう
になっている（図５参照）。前記開錠軸３ｂは、断面が
角形状をなし、引戸Ｄ内に設けた施錠機構部１０の開錠
部１０ｂに連結させて、ロック１０ａを作動させること
ができる。ハンドル１の下部屈曲部１ｃは、下部ハンド
ルベース８を介して引戸Ｄに固着される（図１，図４等
参照）。その下部ハンドルベース８は、前記施錠装置Ａ
の被装着部２ａ1 と同様に円形状の窪みが形成されてい
る。
【００１１】そのハンドル１の上部屈曲部１ｂが施錠装
置Ａの表正面２ａに形成された被装着部２ａ1 に当接さ
れて、その被装着部２ａ1 の裏面側より、ビス等の固着
具１１，１１，…により、固着され、施錠装置Ａとハン
ドル１とが一体的となるように構成する。そのハンドル
１と施錠装置Ａの開錠レバー３との位置関係は、そのハ
ンドル１の上部屈曲部１ｂを施錠装置Ａの被装着部２ａ
1 に固着することで、適正な位置関係を構成することが
できる。
置Ａの表正面２ａに形成された被装着部２ａ1 に当接さ
れて、その被装着部２ａ1 の裏面側より、ビス等の固着
具１１，１１，…により、固着され、施錠装置Ａとハン
ドル１とが一体的となるように構成する。そのハンドル
１と施錠装置Ａの開錠レバー３との位置関係は、そのハ
ンドル１の上部屈曲部１ｂを施錠装置Ａの被装着部２ａ
1 に固着することで、適正な位置関係を構成することが
できる。
【００１２】そこで、施錠装置Ａは、開錠レバー３の位
置と被装着部２ａ1 の位置とは予め適正なる位置関係と
なるように設定されるものである。その施錠装置Ａとハ
ンドル１との適正な位置関係は、具体的には、ハンドル
１を握ったときに、その親指にて、開錠レバー３を簡単
に操作できる位置関係のことであり、開錠レバー３とハ
ンドル１の上部屈曲部１ｂ箇所とは近接している。
置と被装着部２ａ1 の位置とは予め適正なる位置関係と
なるように設定されるものである。その施錠装置Ａとハ
ンドル１との適正な位置関係は、具体的には、ハンドル
１を握ったときに、その親指にて、開錠レバー３を簡単
に操作できる位置関係のことであり、開錠レバー３とハ
ンドル１の上部屈曲部１ｂ箇所とは近接している。
【００１３】上記開錠レバー３とハンドル１の上部屈曲
部１ｂ箇所とは、近接する位置関係であり、この最適な
位置関係とは、ハンドル１を握り部１ａを手で握ったと
きに、親指で開錠レバー３を操作しやすい位置関係のこ
とをいう。そのハンドル１の上部屈曲部１ｂの下端箇所
と開錠レバー３のレバー部３ａの操作中心との最適間隔
Ｈは、５cm乃至６cmが好適である〔図４（Ａ）及び
（Ｂ）参照〕。その最適間隔Ｈは、これを使用する者の
手の大きさ等に対応して、適宜に変更することができ
る。
部１ｂ箇所とは、近接する位置関係であり、この最適な
位置関係とは、ハンドル１を握り部１ａを手で握ったと
きに、親指で開錠レバー３を操作しやすい位置関係のこ
とをいう。そのハンドル１の上部屈曲部１ｂの下端箇所
と開錠レバー３のレバー部３ａの操作中心との最適間隔
Ｈは、５cm乃至６cmが好適である〔図４（Ａ）及び
（Ｂ）参照〕。その最適間隔Ｈは、これを使用する者の
手の大きさ等に対応して、適宜に変更することができ
る。
【００１４】その施錠装置Ａとハンドル１とは、固着具
１１，１１，…にて固着し、施錠装置Ａとハンドル１と
を一体的なる構成として引戸Ｄに装着するものである。
引戸Ｄには、施錠機構部１０が内装され、開錠部材１０
ｂに施錠装置Ａの開錠軸３ｂが挿入するようになってい
る。そして、施錠装置Ａは装着具６を介して引戸Ｄに固
着することができ、そのときに、施錠装置Ａとともにハ
ンドル１が引戸Ｄに取り付けることができる構造となっ
ている〔図２（Ａ）及び（Ｂ）参照〕。
１１，１１，…にて固着し、施錠装置Ａとハンドル１と
を一体的なる構成として引戸Ｄに装着するものである。
引戸Ｄには、施錠機構部１０が内装され、開錠部材１０
ｂに施錠装置Ａの開錠軸３ｂが挿入するようになってい
る。そして、施錠装置Ａは装着具６を介して引戸Ｄに固
着することができ、そのときに、施錠装置Ａとともにハ
ンドル１が引戸Ｄに取り付けることができる構造となっ
ている〔図２（Ａ）及び（Ｂ）参照〕。
【００１５】さらに、ハンドル１と施錠装置Ａとは、固
着具以外の固着手段が用いられることもあり、たとえ
ば、接着剤等を使用して固着してもよい。さらに、施錠
装置Ａのケース本体２とハンドル１とを一体成形により
成形してもよい。この場合には、ハンドル１と施錠装置
Ａのケース本体２とは合成樹脂による一体成形とした
り、或いは金属材による鋳物等の一体成形としてもよい
〔図６（Ａ）参照〕。
着具以外の固着手段が用いられることもあり、たとえ
ば、接着剤等を使用して固着してもよい。さらに、施錠
装置Ａのケース本体２とハンドル１とを一体成形により
成形してもよい。この場合には、ハンドル１と施錠装置
Ａのケース本体２とは合成樹脂による一体成形とした
り、或いは金属材による鋳物等の一体成形としてもよい
〔図６（Ａ）参照〕。
【００１６】また、ハンドル１の形状は、前述したよう
にＣ字形状に形成されたもの以外にも種々の形状が存在
している。その他の具体的な形状としては、ハンドル１
の上部のみが固定される片持タイプとしたものである。
即ち、ハンドル１には、下部屈曲部１ｃが存在しないで
自由端としたものであり、上部屈曲部１ｂのみが形成さ
れ、施錠装置Ａに固着される〔図６（Ｂ）参照〕。ま
た、施錠装置Ａの開錠レバー３の構造も上記の実施の形
態に限定されるものではなく、図示しないが押しボタン
タイプとすることもできる。
にＣ字形状に形成されたもの以外にも種々の形状が存在
している。その他の具体的な形状としては、ハンドル１
の上部のみが固定される片持タイプとしたものである。
即ち、ハンドル１には、下部屈曲部１ｃが存在しないで
自由端としたものであり、上部屈曲部１ｂのみが形成さ
れ、施錠装置Ａに固着される〔図６（Ｂ）参照〕。ま
た、施錠装置Ａの開錠レバー３の構造も上記の実施の形
態に限定されるものではなく、図示しないが押しボタン
タイプとすることもできる。
【００１７】
【作用】施錠装置Ａのケース本体２にハンドル１の上部
を固着し、施錠装置Ａとハンドル１とを一体的とする。
その施錠装置Ａのケース本体２は、装着具６によって、
固着される。その装着具６は、引戸Ｄの内部に装着さ
れ、且つ引戸Ｄの反対側には、同様のハンドル１が装着
される構造となっている。引戸Ｄの反対側のハンドル１
を固着するには上部台座７と下部ハンドルベース８によ
り装着される。
を固着し、施錠装置Ａとハンドル１とを一体的とする。
その施錠装置Ａのケース本体２は、装着具６によって、
固着される。その装着具６は、引戸Ｄの内部に装着さ
れ、且つ引戸Ｄの反対側には、同様のハンドル１が装着
される構造となっている。引戸Ｄの反対側のハンドル１
を固着するには上部台座７と下部ハンドルベース８によ
り装着される。
【００１８】ハンドル１と施錠装置Ａとは一体化された
ものであり、図４に示すように、そのハンドル１を使用
する者が握り範囲の上端と開錠レバー３のレバー部３ａ
の操作範囲の最適間隔Ｈを施錠装置Ａにハンドル１を取
り付けるときに決定しておくことで、本発明の引戸用ハ
ンドルを引戸Ｄに装着完了したときに、最適な状態にす
ることができ、ハンドル１を手で掴んだ状態で、該手の
親指又は人指し指による左右への回動により前記開錠レ
バー３を回動することができる。
ものであり、図４に示すように、そのハンドル１を使用
する者が握り範囲の上端と開錠レバー３のレバー部３ａ
の操作範囲の最適間隔Ｈを施錠装置Ａにハンドル１を取
り付けるときに決定しておくことで、本発明の引戸用ハ
ンドルを引戸Ｄに装着完了したときに、最適な状態にす
ることができ、ハンドル１を手で掴んだ状態で、該手の
親指又は人指し指による左右への回動により前記開錠レ
バー３を回動することができる。
【００１９】
【発明の効果】請求項１の発明においては、ケース本体
２に開錠レバー３を備えてなる施錠装置Ａに、引戸用の
ハンドル１を一体化してなる引戸用ハンドルにおいて、
前記開錠レバー３はハンドル１の上端より上方に位置
し、且つハンドル１を手で掴んだ状態で、該手の親指又
は人指し指による左右への回動により前記開錠レバー３
が回動可能である引戸用ハンドルとしたことにより、ハ
ンドル１を手で掴んだ状態のままで、開錠レバー３の回
動操作性を良好にでき、ハンドル１と施錠装置Ａとを単
一部品とすることができる効果を奏する。
２に開錠レバー３を備えてなる施錠装置Ａに、引戸用の
ハンドル１を一体化してなる引戸用ハンドルにおいて、
前記開錠レバー３はハンドル１の上端より上方に位置
し、且つハンドル１を手で掴んだ状態で、該手の親指又
は人指し指による左右への回動により前記開錠レバー３
が回動可能である引戸用ハンドルとしたことにより、ハ
ンドル１を手で掴んだ状態のままで、開錠レバー３の回
動操作性を良好にでき、ハンドル１と施錠装置Ａとを単
一部品とすることができる効果を奏する。
【００２０】これらの効果を詳述すると、前記開錠レバ
ー３はハンドル１の上端より上方に位置し、且つハンド
ル１を手で掴んだ状態で、該手の親指又は人指し指によ
る左右への回動により前記開錠レバー３が回動可能であ
るため、開錠操作を簡易且つ迅速にでき、操作性を優れ
たものにできる。
ー３はハンドル１の上端より上方に位置し、且つハンド
ル１を手で掴んだ状態で、該手の親指又は人指し指によ
る左右への回動により前記開錠レバー３が回動可能であ
るため、開錠操作を簡易且つ迅速にでき、操作性を優れ
たものにできる。
【００２１】また、そのハンドル１と施錠装置Ａとを一
体的な構造、即ち略単一状の部品とすることができるも
のである。このハンドル１と施錠装置Ａとを引戸Ｄの所
定箇所に設置するのに、ハンドル１と施錠装置Ａとを別
々に装着する必要がなく、施錠装置Ａのみを引戸Ｄに固
着することで、ハンドル１も施錠装置Ａとともに引戸Ｄ
に固着することができる。さらに、ハンドル１と施錠装
置Ａとを一体的にまとめあげたことで、総合的なデザイ
ンは、美観に優れ、整然としたものにすることができ、
より一層、使いやすさを強調することができるものであ
る。
体的な構造、即ち略単一状の部品とすることができるも
のである。このハンドル１と施錠装置Ａとを引戸Ｄの所
定箇所に設置するのに、ハンドル１と施錠装置Ａとを別
々に装着する必要がなく、施錠装置Ａのみを引戸Ｄに固
着することで、ハンドル１も施錠装置Ａとともに引戸Ｄ
に固着することができる。さらに、ハンドル１と施錠装
置Ａとを一体的にまとめあげたことで、総合的なデザイ
ンは、美観に優れ、整然としたものにすることができ、
より一層、使いやすさを強調することができるものであ
る。
【００２２】さらに、ハンドル１と施錠装置Ａとを引戸
Ｄに対して別々に取り付ける必要がないので、取付作業
の工程を大幅に短縮し、作業における手間を格段に省
き、作業員の負担を減らすことができる。それゆえに、
取付に要するコストを従来タイプのものに比較して低く
することができる。さらに、施錠装置Ａとハンドル１と
を一体としたことで、部品点数も極めて僅かで、トータ
ルコストを下げることができる。
Ｄに対して別々に取り付ける必要がないので、取付作業
の工程を大幅に短縮し、作業における手間を格段に省
き、作業員の負担を減らすことができる。それゆえに、
取付に要するコストを従来タイプのものに比較して低く
することができる。さらに、施錠装置Ａとハンドル１と
を一体としたことで、部品点数も極めて僅かで、トータ
ルコストを下げることができる。
【００２３】次に、請求項２の発明は、請求項１におい
て、施錠装置Ａのケース本体２の表正面２ａには、前記
開錠レバー３より下方に近接した位置に被装着部２ａ1
を形成し、前記ハンドル１の上部屈曲部１ｂの下端箇所
と前記開錠レバー３のレバー部３ａの操作中心との最適
間隔Ｈは、５cm乃至６cmとしてなる引戸用ハンドルとし
たことにより、特に、ハンドル１を握り部１ａを手で握
ったときに、親指等で開錠レバー３が操作しやすい位置
関係にあり、開錠レバー３の操作性を極めて良好にでき
る利点がある。
て、施錠装置Ａのケース本体２の表正面２ａには、前記
開錠レバー３より下方に近接した位置に被装着部２ａ1
を形成し、前記ハンドル１の上部屈曲部１ｂの下端箇所
と前記開錠レバー３のレバー部３ａの操作中心との最適
間隔Ｈは、５cm乃至６cmとしてなる引戸用ハンドルとし
たことにより、特に、ハンドル１を握り部１ａを手で握
ったときに、親指等で開錠レバー３が操作しやすい位置
関係にあり、開錠レバー３の操作性を極めて良好にでき
る利点がある。
【図１】（Ａ）は本発明の引戸用ハンドルを引戸に装着
した状態を示す斜視図 （Ｂ）は施錠装置及びハンドルの斜視図
した状態を示す斜視図 （Ｂ）は施錠装置及びハンドルの斜視図
【図２】（Ａ）は本発明の引戸用ハンドルを引戸に装着
した状態を示す一部断面にした側面図 （Ｂ）は施錠装置及びハンドルの正面図
した状態を示す一部断面にした側面図 （Ｂ）は施錠装置及びハンドルの正面図
【図３】（Ａ）は施錠装置の斜視図 （Ｂ）は施錠装置及びハンドルの裏面側より見た一部切
除した分解斜視図
除した分解斜視図
【図４】本発明の引戸用ハンドルを引戸に装着する状態
を示す作用図
を示す作用図
【図５】本発明の引戸用ハンドルを引戸の使用状態を示
す作用図
す作用図
【図６】（Ａ）は本発明の別の実施の形態引戸用ハンド
ルを引戸に装着した状態を示す一部断面にした側面図 （Ｂ）は本発明においてハンドルを片持タイプとした実
施形態の斜視図
ルを引戸に装着した状態を示す一部断面にした側面図 （Ｂ）は本発明においてハンドルを片持タイプとした実
施形態の斜視図
Ａ…施錠装置 Ｈ…最適間隔 １…ハンドル １ｂ…上部屈曲部 ２…ケース本体 ２ａ1 …被装着部 ３…開錠レバー ３ａ…レバー部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片桐 不二夫 東京都台東区下谷３丁目13番地11号 株 式会社シモダイラ内 (56)参考文献 特開 平９−100656（ＪＰ，Ａ) 実開 昭62−73060（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭52−46354（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭50−47892（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−130469（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) E05B 1/00 311 E05B 3/00 E05C 1/14 E05C 1/16
Claims (2)
- 【請求項１】 ケース本体に開錠レバーを備えてなる施
錠装置に、引戸用のハンドルを一体化してなる引戸用ハ
ンドルにおいて、前記開錠レバーはハンドルの上端より
上方に位置し、且つハンドルを手で掴んだ状態で、該手
の親指又は人指し指による左右への回動により前記開錠
レバーが回動可能であることを特徴とした引戸用ハンド
ル。 - 【請求項２】 請求項１において、前記施錠装置のケー
ス本体の表正面には、前記開錠レバーより下方に近接し
た位置に被装着部を形成し、前記ハンドルの上部屈曲部
の下端箇所と前記開錠レバーのレバー部の操作中心との
最適間隔は、５cm乃至６cmとしてなることを特徴とした
引戸用ハンドル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08275796A JP3133685B2 (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | 引戸用ハンドル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08275796A JP3133685B2 (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | 引戸用ハンドル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10121793A JPH10121793A (ja) | 1998-05-12 |
| JP3133685B2 true JP3133685B2 (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=17560543
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08275796A Expired - Fee Related JP3133685B2 (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | 引戸用ハンドル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3133685B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002129783A (ja) * | 2000-10-20 | 2002-05-09 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 食器消毒保管庫用ハンドル |
| JP5604553B1 (ja) * | 2013-04-01 | 2014-10-08 | 大建工業株式会社 | 引き戸用ハンドルバー及びこれを用いた引き戸 |
-
1996
- 1996-10-18 JP JP08275796A patent/JP3133685B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10121793A (ja) | 1998-05-12 |
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