JP3133681B2 - 水晶振動子 - Google Patents

水晶振動子

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JP3133681B2 JP08226450A JP22645096A JP3133681B2 JP 3133681 B2 JP3133681 B2 JP 3133681B2 JP 08226450 A JP08226450 A JP 08226450A JP 22645096 A JP22645096 A JP 22645096A JP 3133681 B2 JP3133681 B2 JP 3133681B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水晶振動子に関し、
特に、水晶素子とリアクタンス素子からなる水晶振動子
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の水晶振動子はその気密容器内部に
水晶素子のみを有し、コンデンサあるいはコイルなどを
有する発振回路に組み込み所望の発振周波数を出力す
る。
【0003】しかしながら、この種の水晶振動子では、
水晶素子とリアクタンス素子とを別々に実装するため、
高密度実装の障害となっている。
【0004】上記課題を解決する手段として、例えば、
特開昭62−241417号公報に記載されている水晶
振動子が知られている。
【0005】図13は、この水晶振動子の断面図であ
る。
【0006】図13において、水晶振動子は、水晶素子
20と水晶素子の両面に形成された励振用電極21とか
ら構成され、引き出し電極25に電気的に接続される。
引き出し電極25はリード線26に対して半田24によ
って電気的に接続される。
【0007】コンデンサ19は、リード線26に電気的
に接続されており、リード線27に対しては半田24に
よって電気的に接続されている。
【0008】リード線26および27は、ガラス23の
蒸着によりシェル22に機械的に固定される。リード線
26および27のシェル22への固定により、水晶振動
子およびコンデンサ19もシェルに固定されており、シ
ェル22の上面からはキャップ18がかぶせられ、気密
封止されている。
【0009】この公報記載の水晶振動子では、水晶振動
子とコンデンサ19とが電気的に接続されているととも
に、これらがキャップ18により気密封止された容器に
格納されているため、高密度実装化が可能となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の水晶振動子では、リード線が使用されているため、
表面実装化が困難になるという問題が生じる。
【0011】また、水晶振動子の共振周波数の温度偏差
や温度特性を気密封止後調整することができないという
課題がある。
【0012】本発明の目的は、上記課題を解決するとと
もに、発振回路に組み込んだときに発振周波数温度偏差
を小さくするような水晶振動子を歩留まり良く提供する
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、水晶素
子と複数のコンデンサとからなる水晶振動子において、
前記複数のコンデンサは互いに異なる温度係数を有し、
前記複数のコンデンサは予め互いに電気的に並列に接続
され、前記複数のコンデンサと前記水晶素子とは互いに
直列あるいは並列に接続されている前記水晶振動子であ
って、前記水晶振動子を組み込んだ発振回路の所定の温
度範囲における発振周波数温度特性偏差が小さくなるよ
うに、前記複数のコンデンサの内の1個を選択し、選択
されなかったコンデンサは、前記水晶素子に対する電気
的な接続を絶つことによって、発振回路から電気的に独
立させたことを特徴とする水晶振動子が得られる。
【0014】更に本発明によれば、前記複数のコンデン
サは、前記水晶素子を気密封止する容器の内部あるいは
外部表面に実装されたことを特徴とする水晶振動子が得
られる。
【0015】また本発明によれば、前記複数のコンデン
サは、予め、前記複数のコンデンサにそれぞれ接続され
た複数の導電パターンを介して、互いに電気的に並列に
接続されており、前記選択されなかったコンデンサの前
記水晶素子に対する電気的な接続を絶つことが、前記選
択されなかったコンデンサに接続された導電パターンを
切断することによって、行われていることを特徴とする
水晶振動子が得られる。
【0016】更に本発明によれば、水晶素子と複数のリ
アクタンス素子とからなる水晶振動子において、前記複
数のリアクタンス素子は互いに異なる温度係数を有し、
前記複数のリアクタンス素子は予め互いに電気的に並列
に接続され、前記複数のリアクタンス素子と前記水晶素
子とは互いに直列あるいは並列に接続されている前記水
晶振動子であって、前記水晶振動子を組み込んだ発振回
路の所定の温度範囲における発振周波数温度特性偏差が
小さくなるように、前記複数のリアクタンス素子の内の
1個を選択し、選択されなかったリアクタンス素子は、
前記水晶素子に対する電気的な接続を絶つことによっ
て、発振回路から電気的に独立させたことを特徴とする
水晶振動子が得られる。
【0017】また本発明によれば、前記複数のリアクタ
ンス素子は、前記水晶素子を気密封止する容器の内部あ
るいは外部表面に実装されたことを特徴とする水晶振動
子が得られる。
【0018】更に本発明によれば、前記複数のリアクタ
ンス素子は、予め、前記複数のリアクタンス素子にそれ
ぞれ接続された複数の導電パターンを介して、互いに電
気的に並列に接続されており、前記選択されなかったリ
アクタンス素子の前記水晶素子に対する電気的な接続を
絶つことが、前記選択されなかったリアクタンス素子に
接続された導電パターンを切断することによって、行わ
れていることを特徴とする水晶振動子が得られる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の水晶振動子は、以下に詳
述するように、水晶素子と複数のリアクタンス素子から
なり、最初、複数のリアクタンス素子は電気的に並列に
接続され、複数のリアクタンス素子と水晶素子は電気的
に並列又は直列に接続されており、前記水晶振動子を組
み込んだ発振回路の所定の温度範囲における発振周波数
温度特性偏差が小さくなるように、前記複数のリアクタ
ンス素子の内の1個を選択し、選択されなかったリアク
タンス素子は発振周波数に影響を及ぼさないように発振
回路から電気的に独立させたことを特徴とする。
【0020】より具体的には、対向する第1および第2
の入出力電極を備える水晶素子と、複数のコンデンサあ
るいはコイルと、対向する第3および第4の入出力端子
と、第3および第4の入出力端子を電気的に接続する電
極パターンと、電極パターンの両端部に設けられたスル
ーホールと、シームリングとを備え、水晶素子と、コン
デンサあるいはコイルとを電極パターンに実装した後に
シームリングにカバーを取り付けて気密封止することを
特徴とする。
【0021】このように、本発明の水晶振動子は、水晶
素子と温度特性の異なる複数のリアクタンス素子を有
し、本発明の水晶振動子を組み込んだ発振回路の所定の
温度範囲における発振周波数温度偏差が最小になるよう
に複数のリアクタンス素子の内の1つを選択する。この
ため発振周波数温度安定度の高い発振回路が歩留まり良
く生産できるようになる。リアクタンス素子の選択は気
密容器を封止した後も可能である。
【0022】又、本発明の水晶振動子は表面実装が可能
である。
【0023】次に、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。
【0024】図1は本発明の第1の実施例による水晶振
動子の開封上面図である。また、図2は図1のA−A′
断面図である。気密容器に内蔵された水晶素子1の入出
力端子は導電性接着剤7によって電極パターン6に接続
される。片方の電極パターンは水晶振動子の入出力端子
4とスルーホール9を介して直接電気的に接続されてお
り、もう片方の電極パターンはコンデンサ(チップコン
デンサ)2a、2b、及び2cの入出力端子に接続さ
れ、コンデンサ2a、2b、及び2cのもう片方の入出
力端子はスルーホール9を介して水晶振動子の入出力端
子5に電気的に接続されている。図1及び図2は気密封
止前の図であり、実際の製品はシームリング8の上にカ
バー(図示せず)をシーム溶接によって取り付ける。図
3は図1及び図2の水晶振動子を電気的等価回路で表し
た図である。
【0025】なお、コンデンサ2a、2b、及び2c
は、それぞれ、CHタイプのコンデンサ、SHタイプの
コンデンサ、及びUJタイプのコンデンサである。CH
タイプのコンデンサとは、その1次温度係数が0±60
ppm/℃であるコンデンサのことである。SHタイプ
のコンデンサとは、その1次温度係数が−330±60
ppm/℃であるコンデンサのことである。また、UJ
タイプのコンデンサとは、その1次温度係数が−750
±120ppm/℃であるコンデンサのことである。
【0026】導電パターン6は、図3に示すBの×印の
部分で1本を残して切断される。図3はコンデンサ2c
を選択した例である。この場合、コンデンサ2aと2b
は矢印Bで示す×印の部分でのパターンカットにより端
子5に対して電気的に開放状態となり、等価回路的には
水晶素子1とコンデンサ2cのみの直列接続となる。
【0027】次に、第1の実施例の動作について、図4
〜図6を参照して詳細に説明する。
【0028】図4は本発明のATカット水晶振動子を用
いた19.2MHzのコルピッツ発振回路図であり、水
晶素子1とコンデンサ2(図1及び図3のコンデンサ2
a、2b、及び2cの内の選択された一つとする)を有
する気密容器3の入出力端子の一端が、一端が接地され
た可変コンデンサCvの他端に接続される。気密容器3
の入出力端子の他端は、抵抗R3およびR2の一端に接
続され、抵抗R3の他端は接地されている。抵抗R2の
他端は、コンデンサC3の一端に接続され、コンデンサ
C3の他端は接地されている。抵抗R1の一端は抵抗R
2の他端およびコンデンサC3の一端に接続され、他端
は3Vの電源端子に接続されている。電源端子には、コ
ンデンサC2の一端および抵抗R4の一端が接続され、
コンデンサC2の他端は接地、抵抗R4の他端はトラン
ジスタTr1のコレクタに接続され、他端(OUT)か
ら発振回路の発振周波数が出力される。トランジスタT
r1のベースは、抵抗R2およびR3によってバイアス
され、エミッタは、トランジスタTr2のコレクタに接
続される。トランジスタTr2のベースは、抵抗R3に
よりバイアスされるとともに、コンデンサC4およびC
5を介して接地されている。また、トランジスタTr2
のエミッタは、コンデンサC4およびC5に接続される
とともに、抵抗R5を介して接地されている。
【0029】このような回路において、電源端子から3
Vの直流電圧が印加されると、トランジスタTr1およ
びTr2がオンになり、端子OUTから発振回路の発振
周波数が出力される。
【0030】図5はコンデンサ2にCHタイプのコンデ
ンサを用いたときの外部温度の変化に伴う発振周波数の
温度偏差を示す図であり、図6は、コンデンサ2にUJ
タイプのコンデンサを用いたときの外部温度の変化に伴
う発振周波数の温度偏差を示す図である。
【0031】図5は1次温度係数が0ppm/℃のCH
タイプのコンデンサを用いたときのシミュレーション結
果を示し、図6は1次温度係数が−750ppm/℃の
UJタイプのコンデンサを用いたときのシミュレーショ
ン結果を示す。
【0032】図5および図6とにおいて、水晶素子1の
直列共振周波数温度特性を●印で示し、CHタイプのコ
ンデンサあるいはUJタイプのコンデンサをコンデンサ
2として用いた場合の温度特性を実線で示す。両者で
は、温度範囲が−10〜+60℃の場合、CHタイプの
コンデンサを用いたときの温度偏差は−2.0〜+1.
3ppmであり、UJタイプのコンデンサを用いたとき
は−1.6〜+1.0ppmであり、CHタイプのコン
デンサを用いた場合よりUJタイプのコンデンサを用い
た場合の方が温度偏差が小さくなることがわかる。
【0033】このように水晶素子の直列共振周波数温度
特性に対してチップコンデンサの温度特性を適宜組み合
わせれば水晶素子の直列共振周波数温度偏差より発振周
波数温度偏差が小さい発振回路をつくることが可能にな
る。
【0034】また、コンデンサ2の温度特性をあらかじ
め複数種類(図1及び図3の2a、2b、及び2c)用
意しておき、気密容器3の底面に位置する導電パターン
6をカットすることでコンデンサ2の温度特性を選択で
きるようにしたことにより、水晶素子1を気密容器3に
実装後封止した状態で水晶素子の直列共振周波数温度特
性を端子4と水晶素子測定用端子28(図1)を用いて
測定すれば、前記直列共振周波数温度特性をみてコンデ
ンサ2の温度特性を選択することが可能になり、水晶振
動子の共振周波数温度偏差に対する歩留まりを向上させ
ることが可能になる。
【0035】更にコンデンサ2は発振周波数を設定する
上で重要なパラメータであり、コンデンサ2を水晶振動
子の気密容器に取り込むことにより、外部回路の部品点
数を削減できる。
【0036】次に本発明の第2の実施例による水晶振動
子について、図7〜図9を参照して説明する。
【0037】図7は本発明の第2の実施例による水晶振
動子の開封上面図であり、図8は図7のC−C′断面図
である。また、図9は図7及び図8の水晶振動子の等価
回路図である。図8及び図9の矢印Dの部分を電気的に
接続させれば、気密容器13に内蔵されるコンデンサ2
a、2b、あるいは2cは水晶素子1に並列に接続され
る。
【0038】図9はコンデンサ2cを選択した例であ
る。この場合、Dに示す部分でのパターン接続によりコ
ンデンサ2cは水晶素子1に並列接続され、コンデンサ
2aと2bは端子5に対して電気的に開放状態のままで
ある。等価回路的には水晶素子1とコンデンサ2cのみ
の平列接続となる。
【0039】このように水晶素子の直列共振周波数温度
特性に対してチップコンデンサの温度特性を適宜組み合
わせれば水晶素子の直列共振周波数温度偏差より発振周
波数温度偏差が小さい発振回路をつくることが可能にな
り、第1の実施例と同様な効果を得ることができる。
【0040】更に本発明の第3の実施例による水晶振動
子について、図10〜図12を参照して説明する。
【0041】CHタイプのコンデンサ41aまたはUJ
タイプのコンデンサ41bが入出力端子4と接地端子4
0との間に挿入されたこと、及び導電パターンを図12
に示すGの×印の部分で切断することによりコンデンサ
41aを選択したこと以外は第1の実施例と同じであ
り、コンデンサ2a〜2cとコンデンサ41a及び41
bを組み合わせることにより、水晶素子の直列共振周波
数温度特性に対するより細かな温度補償が可能になる。
【0042】
【発明の効果】本発明による第1の効果は、本発明の水
晶振動子を組み込んだ発振回路の発振周波数温度偏差を
水晶素子の共振周波数温度偏差より小さくすることが可
能になるということである。
【0043】その理由は、気密容器の内部、又は、外部
表面にリアクタンス素子を含む回路を有し、水晶素子の
共振周波数温度特性をリアクタンス成分の温度特性によ
って補正するようにするからである。
【0044】本発明による第2の効果は、水晶振動子の
共振周波数温度特性偏差に対する歩留まりを容易に向上
させることが可能になるということである。
【0045】その理由は、水晶素子の直列共振周波数温
度特性をみて、リアクタンス素子の温度特性を簡単な作
業で選択することが可能になるからである。
【0046】第3の効果は、水晶振動子に直列、又は、
並列に接続されるリアクタンス素子を省略できるという
ことである。これにより、発振回路の部品点数を削減で
きるようになる。
【0047】その理由は、水晶振動子に直列、又は、並
列に接続されるリアクタンス素子を水晶振動子の気密容
器の内部、又は、外部表面に取り込むからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による水晶振動子の開封
上面図である。
【図2】図1をA−A′線で切断したときの水晶振動子
の断面図である。
【図3】図1及び図2の水晶振動子の等価回路図であ
る。
【図4】図3の水晶振動子が適用される発振回路の回路
図である。
【図5】図4の発振回路の水晶振動子のコンデンサにC
Hタイプのコンデンサを用いたときの発振回路の発振周
波数温度特性を示す図である。
【図6】図4の発振回路の水晶振動子のコンデンサにU
Jタイプのコンデンサを用いたときの発振回路の発振周
波数温度特性を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施例による水晶振動子の開封
上面図である。
【図8】図7をC−C′線で切断したときの断面図であ
る。
【図9】図7及び図8の水晶振動子の等価回路図であ
る。
【図10】本発明の第3の実施例による水晶振動子の開
封上面図である。
【図11】図10をE−E′線で切断したときの断面図
である。
【図12】図10及び図11の水晶振動子の等価回路図
である。
【図13】従来の水晶振動子の断面図である。
【符号の説明】
1 水晶素子 2 コンデンサ 2a コンデンサ(CH特性) 2b コンデンサ(SH特性) 2c コンデンサ(UJ特性) 3 気密容器 4 入出力端子 5 入出力端子 6 導電パターン 7 導電性接着剤 8 シームリング 9 スルーホール 18 キャップ 19 コンデンサ 20 水晶素子 21 励振用電極 22 シェル 23 ガラス 24 半田 25 引き出し電極 26 リード線 27 リード線 28 水晶素子測定用端子 R1〜R5 抵抗 Cv 可変コンデンサ Tr1,Tr2 トランジスタ 40 接地端子 41a コンデンサ(CH特性) 41b コンデンサ(UJ特性)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仙波 清隆 東京都渋谷区恵比寿1丁目35番9号 日 興電子株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−235638(JP,A) 特開 平5−218741(JP,A) 特開 平5−218739(JP,A) 特開 昭54−154986(JP,A) 特開 昭54−133381(JP,A) 特開 昭52−28890(JP,A) 特開 昭53−75790(JP,A) 実開 昭55−5645(JP,U) 実開 昭61−116424(JP,U) 実公 昭48−19569(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03H 9/00 - 9/215 H03B 5/32

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水晶素子と複数のコンデンサとからなる
    水晶振動子において、前記複数のコンデンサは互いに異
    なる温度係数を有し、前記複数のコンデンサは予め互い
    に電気的に並列に接続され、前記複数のコンデンサと前
    記水晶素子とは互いに直列あるいは並列に接続されてい
    る前記水晶振動子であって、前記水晶振動子を組み込ん
    だ発振回路の所定の温度範囲における発振周波数温度特
    性偏差が小さくなるように、前記複数のコンデンサの内
    の1個を選択し、選択されなかったコンデンサは、前記
    水晶素子に対する電気的な接続を絶つことによって、発
    振回路から電気的に独立させたことを特徴とする水晶振
    動子。
  2. 【請求項2】 前記複数のコンデンサは、前記水晶素子
    を気密封止する容器の内部あるいは外部表面に実装され
    たことを特徴とする請求項1記載の水晶振動子。
  3. 【請求項3】 前記複数のコンデンサは、予め、前記複
    数のコンデンサにそれぞれ接続された複数の導電パター
    ンを介して、互いに電気的に並列に接続されており、 前記選択されなかったコンデンサの前記水晶素子に対す
    る電気的な接続を絶つことが、前記選択されなかったコ
    ンデンサに接続された導電パターンを切断することによ
    って、行われていることを特徴とする請求項1記載の水
    晶振動子。
  4. 【請求項4】 水晶素子と複数のリアクタンス素子とか
    らなる水晶振動子において、前記複数のリアクタンス素
    子は互いに異なる温度係数を有し、前記複数のリアクタ
    ンス素子は予め互いに電気的に並列に接続され、前記複
    数のリアクタンス素子と前記水晶素子とは互いに直列あ
    るいは並列に接続されている前記水晶振動子であって、
    前記水晶振動子を組み込んだ発振回路の所定の温度範囲
    における発振周波数温度特性偏差が小さくなるように、
    前記複数のリアクタンス素子の内の1個を選択し、選択
    されなかったリアクタンス素子は、前記水晶素子に対す
    る電気的な接続を絶つことによって、発振回路から電気
    的に独立させたことを特徴とする水晶振動子。
  5. 【請求項5】 前記複数のリアクタンス素子は、前記水
    晶素子を気密封止する容器の内部あるいは外部表面に実
    装されたことを特徴とする請求項4記載の水晶振動子。
  6. 【請求項6】 前記複数のリアクタンス素子は、予め、
    前記複数のリアクタンス素子にそれぞれ接続された複数
    の導電パターンを介して、互いに電気的に並列に接続さ
    れており、 前記選択されなかったリアクタンス素子の前記水晶素子
    に対する電気的な接続を絶つことが、前記選択されなか
    ったリアクタンス素子に接続された導電パターンを切断
    することによって、行われていることを特徴とする請求
    項4記載の水晶振動子。
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