JP3133454U - 木工用回転刃物装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】木くずの排出通路の改善を図った木工用回転刃物装置を提供する。
【解決手段】木工用回転刃物装置Kは、台金1と、台金1の周部に設けた凹状溝2と、この凹状溝2の一側壁2aに当接させて刃先3aを台金1の周面部より突出させると共に、貫通する取り付け孔を有する刃物体3と、刃物体3の凹状溝2の一側壁2aに当接する面は、当接面であり、この当接面と反対側の面は、反対側面3dであり、刃物体3の取り付け孔は、当接面と反対側面3dを貫通する孔であり、取り付け孔を介して凹状溝2の一側壁2aに刃物体3を取り付ける雄ネジ4と、この雄ネジ4の頂部4aは、反対側面3dより低い位置にある。
【選択図】図4

Description

本考案は、木工用回転刃物装置に係り、特に、木くずの排出通路の改善を図った木工用回転刃物装置に関する。
木工用回転刃物装置、例えば、カッタ本体(1)[台金]と、該カッタ本体(1)[台金]の周部に設けた切欠部(3)[凹状溝]と、この切欠部(3)[凹状溝]の一側壁に当接させて刃先をカッタ本体(1)[台金]より突出させると共に、貫通する取り付け孔を有する替刃(10)[刃物体]とを備え、替刃(10)[刃物体]は締付ボルト(5)により、カッタ本体(1)[台金]に取 り付けられるようになっている(例えば、特許文献1、図1参照)。
ところが、締付ボルト(5)の頂部は、替刃(10)[刃物体]より突出しているため、木を切削する際生じる木くずが、締付ボルト(5)の頂部に衝突し、衝撃音を発して騒音の要因となると共に、該木くずの抵抗となって切削抵抗を増加させ、更に、木くずに含まれる木のヤニ(樹液)が締付ボルト(5)の頂部に付着し易く、木のヤニ(樹液)が付着すると、該木のヤニ(樹液)に切削した木くずが更に付着し、該木くずが替刃(10)[刃物体]の排出通路を狭めて、切削抵抗を更に増加させ、引いては、切削効率を低下させるという問題点が生じた。
実公平7−55041号公報(図1)
本考案は、前記した問題点を除去するようにした木工用回転刃物装置を提供することを目的としている。
前記した目的を達成するための請求項1記載の木工用回転刃物装置は、台金と、該台金の周部に設けた凹状溝と、この凹状溝の一側壁に当接させて刃先を前記台金の周面部より突出させると共に、貫通する取り付け孔を有する刃物体と、前記刃物体の前記凹状溝の一側壁に当接する面は、当接面であり、この当接面と反対側の面は、反対側面であり、前記刃物体の前記取り付け孔は、前記当接面と前記反対側面を貫通する孔であり、前記取り付け孔を介して前記凹状溝の一側壁に前記刃物体を取り付ける雄ネジと、この雄ネジの頂部は、前記反対側面と同面である。
また、請求項2記載の木工用回転刃物装置は、台金と、該台金の周部に設けた凹状溝と、この凹状溝の一側壁に当接させて刃先を前記台金の周面部より突出させると共に、貫通する取り付け孔を有する刃物体と、前記刃物体の前記凹状溝の一側壁に当接する面は、当接面であり、この当接面と反対側の面は、反対側面であり、前記刃物体の前記取り付け孔は、前記当接面と前記反対側面を貫通する孔であり、前記取り付け孔を介して前記凹状溝の一側壁に前記刃物体を取り付ける雄ネジと、この雄ネジの頂部は、前記反対側面より低い位置にある。
また、請求項3記載の木工用回転刃物装置は、請求項1又は2記載の木工用回転刃物装置において、雄ネジの頂部には、工具の係止部に係止される被係止部が形成されているものである。
また、請求項4記載の木工用回転刃物装置は、請求項2記載の木工用回転刃物装置において、雄ネジの頂部は、反対側面よりHの高さ低い位置にあり、このHの高さは、刃物体を凹状溝の一側壁に取り付けた状態で、前記反対側面を研磨する研磨代として利用するものである。
請求項1記載の木工用回転刃物装置によれば、刃物体は、取り付け孔を介して凹状溝の一側壁に雄ネジにより取り付けられると共に、該雄ネジの頂部は、一側壁に刃物体が当接する当接面と反対側の面である反対側面と同面で、従来のように雄ネジの頂部が突出していないため、騒音が低減化すると共に、木を切削する際の木くずの抵抗とならず、しかも、従来のように雄ネジに木のヤニ(樹液)が付着せず、木くずが付着して排出通路を狭め、切削抵抗を増加させることをも防いで、切削効率を向上させることができる。
また、請求項2記載の木工用回転刃物装置によれば、刃物体は、取り付け孔を介して凹状溝の一側壁に雄ネジにより取り付けられると共に、該雄ネジの頂部は、一側壁に刃物体が当接する当接面と反対側の面である反対側面より低い位置で、従来のように雄ネジの頂部が突出していないため、騒音が低減化すると共に、木を切削する際の木くずの抵抗とならず、しかも、従来のように雄ネジに木のヤニ(樹液)が付着せず、木くずが付着して排出通路を狭め、切削抵抗を増加させることをも防いで、切削効率を向上させることができる。
また、請求項4記載の木工用回転刃物装置によれば、前述した請求項2記載の考案の効果に加え、雄ネジの頂部は、反対側面よりHの高さ低い位置にあり、このHの高さは、刃物体を凹状溝の一側壁に取り付けた状態で、前記反対側面を研磨する研磨代として利用することができるため、刃物体を凹状溝の一側壁に取り付けた状態で、反対側面を研磨して刃先の研磨をすることができる。
本考案の一実施例の木工用回転刃物装置を図面を参照して説明する。
図1〜図4において、Kは木工用回転刃物装置で、木工用回転刃物装置Kは 、概略的に、台金(刃物のボディ)1と、該台金1の周部に設けた凹状溝2と、この凹状溝2の一側壁2aに当接させて刃先3aを台金1の周面部より突出させると共に、貫通する取り付け孔3bを有する刃物体3とから構成されている。
なお、凹状溝2は、複数、本実施例では、4個、設けられ、これに伴い、刃物体3も、複数、本実施例では、4個、設けられている。
刃物体3の凹状溝2の一側壁2aに当接する面は、図2に示すように、当接面3cであり、この当接面3cと反対側の面は、反対側面3dであり、刃物体3の取り付け孔3bは、当接面3cと反対側面3dを貫通する孔であり、刃物体3は、取り付け孔3bを介して凹状溝2の一側壁2aに雄ネジ4により取り付けられている。
雄ネジ4の頂部4aは、図4に示すように、反対側面3dよりHの高さ低い位置にあり、Hは、例えば、0.1mmで、このHの高さは、刃物体3の刃先3aが摩耗した場合、刃物体3を凹状溝2の一側壁2aに取り付けた状態で、反対側面3dを研磨する研磨代として利用することができる。
また、雄ネジ4の頂部4aの凹溝部4bには、工具5の係止部5aに係止される被係止部が形成されて、雄ネジ4の脱着を容易にしている。
従って、上述した木工用回転刃物装置Kによれば、刃物体3は、取り付け孔3bを介して凹状溝2の一側壁2aに雄ネジ4により取り付けられると共に、該雄ネジ4の頂部4aは、凹状溝2の一側壁2aに刃物体3が当接する当接面3cと反対側の面である反対側面3dより低い位置で、従来のように雄ネジの頂部が突出していないため、騒音が低減化すると共に、木を切削する際の木くずの抵抗とならず、しかも、従来のように雄ネジに木のヤニ(樹液)が付着せず、木くずが付着して排出通路を狭め、切削抵抗を増加させることをも防いで、切削効率を向上させることができる。
なお、上述した実施例にあっては、雄ネジ4の頂部4aは、反対側面3dよりHの高さ低い位置に設定したが、本願考案にあっては、これに限らず、H=0、つまり、雄ネジ4の頂部4aと反対側面3dとを同面としても、上述した実施例と同様な効果を有する。
また、本願考案にあっては、上述した実施例(図1〜図4)記載のものに限らず、図5〜図8記載の木工用回転刃物装置(座堀カッタ)K’でも良い。
図5〜図8記載の木工用回転刃物装置(座堀カッタ)K’は、上述した実施例と同様に、台金(刃物のボディ)1と、該台金1の周部に設けた凹状溝2と、この凹状溝2の一側壁2aに当接させて刃先3aを台金1の周面部より突出させると共に、貫通する取り付け孔3bを有する刃物体3とを有し、雄ネジ4の頂部4aは、刃物体3の当接面3cと反対側の面である反対側面3dと同面または反対側面3dより低い位置にある。
これに加え、図5〜図8記載の木工用回転刃物装置(座堀カッタ)K’には、中心部に錐6、台金1の周面部に毛引刃7が、それぞれ設けられている。なお、図5に示す8は、加工する木材である。
図1は、本考案の一実施例の木工用回転刃物装置の概略的正面図である。 図2は、図1の一部を拡大すると共に、分解して示す概略的一部拡大分解断面図である。 図3は、図1の一部を拡大して示す概略的一部拡大断面図である。 図4は、図3の一部を拡大して示す概略的一部拡大断面図である。 図5は、図1と異なる他の実施例の木工用回転刃物装置の加工状態の概略的断面図である。 図6は、図5の木工用回転刃物装置を分解して示す概略的分解図である。 図7は、図6の一部の概略的断面図である。 図8は、図7の一部を分解して示す概略的分解断面図である。
符号の説明
K …………木工用回転刃物装置
1 …………台金
2 …………凹状溝
3 …………刃物体
3a …………刃先
3b …………取り付け孔
3c …………当接面
3d …………反対側面
4 …………雄ネジ

Claims (4)

  1. 台金と、
    該台金の周部に設けた凹状溝と、
    この凹状溝の一側壁に当接させて刃先を前記台金の周面部より突出させると共に、貫通する取り付け孔を有する刃物体と、
    前記刃物体の前記凹状溝の一側壁に当接する面は、当接面であり、この当接面と反対側の面は、反対側面であり、
    前記刃物体の前記取り付け孔は、前記当接面と前記反対側面を貫通する孔であり、
    前記取り付け孔を介して前記凹状溝の一側壁に前記刃物体を取り付ける雄ネジと、
    この雄ネジの頂部は、前記反対側面と同面である
    ことを特徴とする木工用回転刃物装置。
  2. 台金と、
    該台金の周部に設けた凹状溝と、
    この凹状溝の一側壁に当接させて刃先を前記台金の周面部より突出させると共に、貫通する取り付け孔を有する刃物体と、
    前記刃物体の前記凹状溝の一側壁に当接する面は、当接面であり、この当接面と反対側の面は、反対側面であり、
    前記刃物体の前記取り付け孔は、前記当接面と前記反対側面を貫通する孔であり、
    前記取り付け孔を介して前記凹状溝の一側壁に前記刃物体を取り付ける雄ネジと、
    この雄ネジの頂部は、前記反対側面より低い位置にある
    ことを特徴とする木工用回転刃物装置。
  3. 雄ネジの頂部には、工具の係止部に係止される被係止部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の木工用回転刃物装置。
  4. 雄ネジの頂部は、反対側面よりHの高さ低い位置にあり、このHの高さは、刃物体を凹状溝の一側壁に取り付けた状態で、前記反対側面を研磨する研磨代として利用する
    ことを特徴とする請求項2記載の木工用回転刃物装置。
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