JP3133296U - ねじ締結具アセンブリ - Google Patents
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Abstract
【課題】従来技術の欠点を解決することができるねじ締結具アセンブリを提供する。
【解決手段】ねじ締結具(3)の軸部(30)の自由端(302)がスリーブ(2)の第1の端部(20)の外側へ延在するように、ねじ締結具(3)の頭部(31)に締り嵌めによって嵌められた均一な厚さを有する弾性スリーブ(2)を含む。スリーブ(2)は、第2の端部(21)を通してねじ回しのビットが自体の中へ延在することを許容する。ねじ締結具(3)の頭部(31)の係合溝(310)はねじ回しのビットと係合し、これにより、ねじ回しは、ねじ締結具(3)とスリーブ(2)とからなるアセンブリを移動させ、回転させることができ、最終的に、スリーブ(2)の第1の端部(20)が物体の表面と接触して、スリーブ(2)及び物体のねじ穴に対するねじ締結具(3)の移動を可能にする。
【選択図】図2
【解決手段】ねじ締結具(3)の軸部(30)の自由端(302)がスリーブ(2)の第1の端部(20)の外側へ延在するように、ねじ締結具(3)の頭部(31)に締り嵌めによって嵌められた均一な厚さを有する弾性スリーブ(2)を含む。スリーブ(2)は、第2の端部(21)を通してねじ回しのビットが自体の中へ延在することを許容する。ねじ締結具(3)の頭部(31)の係合溝(310)はねじ回しのビットと係合し、これにより、ねじ回しは、ねじ締結具(3)とスリーブ(2)とからなるアセンブリを移動させ、回転させることができ、最終的に、スリーブ(2)の第1の端部(20)が物体の表面と接触して、スリーブ(2)及び物体のねじ穴に対するねじ締結具(3)の移動を可能にする。
【選択図】図2
Description
本出願は、2006年4月25日出願の台湾出願第095114706号の優先権を主張するものである。
本考案はねじ締結具(screw fastener)に関し、より具体的には、ねじ締結具アセンブリ(assembly)に関する。
図1に、鼻パッド100をパッド取付け座130に結合するのに従来のねじ11を使用する眼鏡の一部分を示す。従来のねじ11は一般に小さなサイズを有する。そのため、鼻パッド100の組付け時に、このような小さなねじ11をパッド取付け座130のねじ穴131と整列させることは難しく、他方、鼻パッド100の取外し時に、ねじ回し13を、従来のねじ11の頭部111と整列させることも難しく、その結果、従来のねじ11のねじ込み操作は厄介なものとなる。
従って、本考案の目的は、従来技術の上述の欠点を解決することができるねじ締結具アセンブリを提供することにある。
本考案によれば、物体とともに使用するように適合されたねじ締結具アセンブリが提供される。この物体は、ねじ穴を備えた表面を有する。このねじ締結具アセンブリは、
互いに反対側にある接続端と自由端とを有する軸部と、軸部の接続端に接続された頭部とを有し、頭部が、係合溝を備えた係合面を有するねじ締結具と、
均一な厚さを有し、反対側にある第1及び第2の端部を有する弾性スリーブであって、ねじ締結具の軸部の自由端がこのスリーブの第1の端部の外側へ延在するように、ねじ締結具の頭部に締り嵌めによって嵌められた弾性スリーブと、
を備えている。
互いに反対側にある接続端と自由端とを有する軸部と、軸部の接続端に接続された頭部とを有し、頭部が、係合溝を備えた係合面を有するねじ締結具と、
均一な厚さを有し、反対側にある第1及び第2の端部を有する弾性スリーブであって、ねじ締結具の軸部の自由端がこのスリーブの第1の端部の外側へ延在するように、ねじ締結具の頭部に締り嵌めによって嵌められた弾性スリーブと、
を備えている。
スリーブは、第2の端部を通してねじ回しのビットが自体の中へ延在することを許容するように適合されており、更に、締り嵌めによってねじ回しに嵌められるように適合されている。ねじ締結具の頭部の係合面の係合溝は、ねじ回しのビットと係合するように適合されており、これにより、ねじ回しは、ねじ締結具とスリーブとからなるアセンブリを移動させ、回転させることができ、最終的に、スリーブの第1の端部が物体の表面と接触して、スリーブ及び物体のねじ穴に対するねじ締結具の移動を可能にする。
本考案の他の特徴及び利点は、添付図面を参照した好ましい実施形態の以下の詳細な説明から明白となろう。
本考案を詳細に説明する前に、本開示の全体を通じ同様の要素は同じ参照符号によって指示されることに触れておく。
図2及び3を参照すると、物体とともに使用するように適合された本考案に基づくねじ締結具アセンブリの第1の好ましい実施形態が示されている。この実施形態では、この物体が、鼻パッド10を取り付けるための眼鏡のパッド取付け座12である。パッド取付け座12は、ねじ穴121を備えた表面120を有する。このねじ締結具アセンブリは、ねじ締結具3と弾性スリーブ(resilient sleeve)2とを含む。
鼻パッド10をパッド取付け座12に結合するのに適した小さなねじ等のねじ締結具3は、互いに反対側にある接続端301と自由端302とを有する軸部30と、軸部30の接続端301に接続された頭部31とを有する。頭部31は、係合溝310を備えた係合面を有する。
弾性スリーブ2は均一な厚さを有し、反対側にある第1及び第2の端部20、21を有する。スリーブ2は、ねじ締結具3の軸部30の自由端302がスリーブ2の第1の端部20の外側へ延在するように、ねじ締結具3の頭部31に締り嵌めによって嵌められる。
実際の使用では、図3に示すように、スリーブ2が、第2の端部21を通してねじ回し5のビット(bit)50がスリーブ2の中へ延在することを許容するように適合され、更に、締り嵌めによってねじ回し5に嵌められるように適合される。ねじ締結具3の頭部31の係合面の係合溝310は、ねじ回し5のビット50と係合するように適合され、これにより、ねじ回し5は、図4に示すように、ねじ締結具3とスリーブ2とからなるアセンブリを移動させ、回転させることができ、最終的に、スリーブ2の第1の端部20がパッド取付け座12の表面120と接触して、図5に示すように、スリーブ2及びパッド取付け座12のねじ穴121に対するねじ締結具3の移動を可能にする。
図6に、本考案に基づくねじ締結具アセンブリの第2の好ましい実施形態を示す。これは、第1の好ましい実施形態の変更形態である。この実施形態では、図7に示すように、スリーブ2’の第2の端部21’が円錐台形であり、スリーブ2’の第1の端部20’に向かって次第に縮寸しており、スリーブ2’の中へのねじ回し5の挿入を誘導するように適合されている。更に、図8に示すように、スリーブ2’の第1の端部20’が円錐台形であり、スリーブ2’の第2の端部21’に向かって次第に縮寸しており、パッド取付け座12に結合されたねじ締結具3をパッド取付け座12から遠ざけるときのスリーブ2’の中へのねじ回し5の頭部31の挿入を誘導するように適合されている。
要するに、スリーブ2、2’の存在によって、比較的に小さなサイズを有するねじ締結具3を、パッド取付け座12のねじ穴121に容易かつ正確にねじ込むことができる。
最も実用的で最も好ましい実施形態と考えられるものについて本考案を説明したが、本考案は開示された実施形態に限定されないこと、及び、本考案は、最も幅広い解釈の趣旨及び範囲に含まれるさまざまな配置をカバーし、このような全ての変更及び等価の配置を包含することが意図されていることを理解されたい。
2 弾性スリーブ
2’ 弾性スリーブ
3 ねじ締結具
5 ねじ回し
10 鼻パッド
11 従来のねじ
12 パッド取付け座
13 ねじ回し
20 弾性スリーブ2の第1の端部
20’ 弾性スリーブ2’の第1の端部
21 弾性スリーブ2の第2の端部
21’ 弾性スリーブ2’の第2の端部
30 ねじ締結具3の軸部
31 ねじ締結具3の頭部
50 ねじ回し5のビット
100 鼻パッド
111 従来のねじ11の頭部
120 パッド取付け座12の表面
121 パッド取付け座12のねじ穴
130 パッド取付け座
131 パッド取付け座130のねじ穴
301 軸部30の接続端
302 軸部30の自由端
310 頭部31の係合溝
2’ 弾性スリーブ
3 ねじ締結具
5 ねじ回し
10 鼻パッド
11 従来のねじ
12 パッド取付け座
13 ねじ回し
20 弾性スリーブ2の第1の端部
20’ 弾性スリーブ2’の第1の端部
21 弾性スリーブ2の第2の端部
21’ 弾性スリーブ2’の第2の端部
30 ねじ締結具3の軸部
31 ねじ締結具3の頭部
50 ねじ回し5のビット
100 鼻パッド
111 従来のねじ11の頭部
120 パッド取付け座12の表面
121 パッド取付け座12のねじ穴
130 パッド取付け座
131 パッド取付け座130のねじ穴
301 軸部30の接続端
302 軸部30の自由端
310 頭部31の係合溝
Claims (3)
- ねじ穴(121)を備えた表面(120)を有する物体(12)とともに使用するように適合されたねじ締結具アセンブリであって、
互いに反対側にある接続端(301)と自由端(302)とを有する軸部(30)と、該軸部(30)の前記接続端(301)に接続された頭部(31)とを有し、該頭部(31)が、係合溝(310)を備えた係合面を有するねじ締結具(3)と、
均一な厚さを有し、反対側にある第1及び第2の端部(20、21;20’、21’)を有する弾性スリーブ(2、2’)であって、前記ねじ締結具(3)の前記軸部(30)の前記自由端(302)が前記スリーブ(2、2’)の前記第1の端部(20、20’)の外側へ延在するように、前記ねじ締結具(3)の前記頭部(31)に締り嵌めによって嵌められた弾性スリーブ(2、2’)と
を備え、
該スリーブ(2、2’)は、前記第2の端部(21、21’)を通してねじ回し(5)のビットが自体の中へ延在することを許容するように適合されており、更に、締り嵌めによって前記ねじ回し(5)に嵌められるように適合されており、前記ねじ締結具(3)の前記頭部(31)の前記係合面の前記係合溝(310)は、前記ねじ回し(5)の前記ビットと係合するように適合されており、これにより、前記ねじ回し(5)は、前記ねじ締結具(3)と前記スリーブ(2、2’)とからなるアセンブリを移動させ、回転させることができ、最終的に、前記スリーブ(2、2’)の前記第1の端部(20、20’)が前記物体(12)の前記表面(120)と接触して、前記スリーブ(2、2’)及び前記物体(12)の前記ねじ穴(121)に対する前記ねじ締結具(3)の移動を可能にした、
ことを特徴とするねじ締結具アセンブリ。 - 前記スリーブ(2’)の前記第2の端部(21’)は円錐台形であり、前記スリーブ(2’)の前記第1の端部(20’)に向かって次第に縮寸しており、前記スリーブ(2’)の中への前記ねじ回し(5)の挿入を誘導するように適合されていることを特徴とする請求項1に記載のねじ締結具アセンブリ。
- 前記スリーブ(2’)の前記第1の端部(20’)は円錐台形であり、前記スリーブ(2’)の前記第2の端部(21’)に向かって次第に縮寸しており、前記スリーブ(2’)の中への前記ねじ締結具の前記頭部(31)の挿入を誘導するように適合されていることを特徴とする請求項1に記載のねじ締結具アセンブリ。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
TW095114706A TW200741110A (en) | 2006-04-25 | 2006-04-25 | Screwing device for small screw |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007002989U Expired - Fee Related JP3133296U (ja) | 2006-04-25 | 2007-04-25 | ねじ締結具アセンブリ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3133296U (ja) |
TW (1) | TW200741110A (ja) |
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2006
- 2006-04-25 TW TW095114706A patent/TW200741110A/zh unknown
-
2007
- 2007-04-25 JP JP2007002989U patent/JP3133296U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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TWI323765B (ja) | 2010-04-21 |
TW200741110A (en) | 2007-11-01 |
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