JP3133239U - 盛り篭用花枠及び花枠を取付けた盛り篭 - Google Patents
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Abstract
【課題】葬儀の盛り篭に装着される花枠であって、ボックスが配置される支持棚への取付け・取外しが簡単に出来る花枠の提供。
【解決手段】上桟11、下桟13、及び両縦桟12,12から成る四角形枠体で、枠体には複数の造花が取付けられ、そして枠体には篭本体6に取付けて果物やお菓子を入れたボックスが配置される支持棚7に載って装着される支持棒14,14を備えている。
【選択図】図3
【解決手段】上桟11、下桟13、及び両縦桟12,12から成る四角形枠体で、枠体には複数の造花が取付けられ、そして枠体には篭本体6に取付けて果物やお菓子を入れたボックスが配置される支持棚7に載って装着される支持棒14,14を備えている。
【選択図】図3
Description
本考案は葬儀において、近い親戚、及び親しい友人が故人を偲んで、供養の為に祭壇に供える盛り篭及び該盛り篭に取付ける花枠に関するものである。
葬儀の様式も地域によって多少の違いがある為に、本考案が対象とする盛り篭は我が国全土の葬儀に当て嵌まるものではないかも知れない。しかし、少なくとも出願人の所在する地域では、故人を偲んでその供養の為に近い親戚及び親しい友人は祭壇に盛り篭を飾ることが多い。
この盛り篭とは図4に示しているような形態であり、篭本体(イ)に果物や菓子類などを盛り付けし、その上には透明のビニールシートを被せて紐で結んである。そして、持ち手(ロ)には造花(ハ)、(ハ)・・が取付けられている。ところで、大きな葬儀、例えば生前に大きな業績を残した会社経営者や著名人の葬儀ともなれば、花輪や献花はもとより、数多くの盛り篭が所狭しと配列される。
そして、該葬儀が終ったところで盛り篭は解体されて盛り付けされている果物や菓子類などを取出し、葬儀に出席した人に配ることが昔からの慣習となっている。ところが、これら数多くの盛り篭を解体して必要な人数分に分けることは非常に時間がかかると共に面倒な作業となる。葬儀が終って出棺し、少なくとも火葬されたお骨を火葬場から持ち帰るまでの間に準備しなくてはならない。
葬儀においては他に多くの仕事がある為に、数多くの盛り篭の解体作業に時間が足りないのが実状である。そして、盛り篭内の果物や菓子類などを必要な人数分に分ける場合、種類及び個数が片寄ることなく均等になるように分けることが必要であることから、一段と時間がかかってしまう。さらに、盛り篭を解体することで上げ底状態で盛り付けしている多くのラップや紙屑が周りに散乱し、この後始末も面倒となる。
出願人はこの問題を解決する為に平成14年7月10日付けで「葬儀用盛り篭」の特許出願を行っている(特開2004−41350)。この葬儀用盛り篭は、果物や菓子類などをボックスに収容し、篭本体には台板を備えた支持棚を配置し、該支持棚の台板に上記果物や菓子類を入れたボックスを載せて盛り付けしたものである。
従って、葬儀が終って該盛り篭を解体して出席した親戚や友人に分け与える場合に、ボックス毎差し上げることが出来る。ボックスには果物や菓子類が前以て均等に収容されている為に、均等に分配する作業は不要となる。そして、篭本体に入っているラップなどのゴミの発生はなく、盛り篭の後始末に手間がかからない。勿論、ボックス毎分配することが出来る為に、果物などにキズが付くこともない。
一方、持ち手(ロ)には数多くの色々な造花(ハ)、(ハ)・・が取付けられ、これら造花(ハ)、(ハ)・・は盛り篭を使う時に一々取付けている。使用しないときには倉庫や物置に各盛り篭を積み上げて収納する為に、持ち手(ロ)に取付けられている造花(ハ)、(ハ)・・は潰れたり、損傷してしまう。取付ける手段としてはテープやワイヤーが使用されるが、造花の取付け・取外しの作業は面倒である。
特開2004−41350に係る「葬儀用盛り篭」
このように、従来の盛り篭には上記のごとき問題がある。本考案が解決しようとする課題はこの問題点であり、盛り篭に簡単に取付けることが出来ると共に取り外しも簡単な花枠、及び該花枠を取付けた盛り篭を提供する。
本考案に係る花枠は門形又は四角形の枠体に複数の造花を取付けたものであり、両縦桟には内側へ延びる支持棒を設けている。そして、本考案に係る葬儀用盛り篭は、果物や菓子類等をボックスに一旦収容し、該ボックスを篭本体に取付けた支持棚に配置される。ここでボックスの形態は限定しないが、仕切りを有したボックスに個々の果物や菓子類などを収容し、一般には複数個のボックスを支持棚の台板に配置することが出来る。
勿論、上記仕切りを備えないボックスとすることも出来る。そして、複数個のボックスを配置した支持棚の周りに花枠が装着され、造花によって飾り付けされる。支持棚に装着される花枠の取付け方法は色々あり、一般には縦桟から延びる支持棒を台板に載置・位置決めするが、これに限定するものではない。上桟に支持棒その他の手段を設けて支持棚の背板に取付けることも可能である。
本考案の花枠は門形又は四角形の枠体に複数の造花を取付けたものであり、この花枠を盛り篭の支持棚に載せて装着することが出来る。例えば、支持棚には溝が形成され、枠体の縦桟に設けた支持棒を嵌めることでワンタッチで装着可能であると共に、取外しも簡単である。従って、盛り篭を収納する場合には花枠は取外され、葬儀に使用する際に、該花枠を取付けて出荷出来る。その為に、枠体に取付けられている造花が損傷したり、潰れることはない。
そして、支持棚の台板には果物やお菓子などを入れたボックスが配置されているために、葬儀が終って該盛り篭を解体して出席した親戚や友人に分け与える場合に、ボックス毎差し上げることが出来る。ボックスには果物や菓子類が前以て均等に収容されている為に、均等に分配する作業は不要となる。又、篭本体に入っているラップなどのゴミの発生はなく、盛り篭の後始末に手間がかからない。
図1は果物及び菓子を収容したボックス1を示している。該ボックス1は一般に紙製であって、比較的厚手の紙を折畳んで構成し、ボックス本体2と蓋3から成っている。そして、ボックス本体2には複数の果物が収容され、一方の蓋3にも複数の菓子が納まっている。蓋3はボックス本体2に取付けられて開閉することが出来、ボックス本体2の両側には持ち運び出来るように持ち手4,4が取付けられている。
図2は上記ボックス1に果物やお菓子を入れて盛り篭に配置した場合を表している。この盛り篭には3個のボックス1,1,1が蓋3を開けた状態で配置されている。そして、配置されたボックス1,1,1の周りを覆うように造花5,5・・が取付けられている。ここで、造花5,5・・の種類及びその形態は色々あり、葬儀に適した造花5,5・・が取付けられる。
図2は上記ボックス1に果物やお菓子を入れて盛り篭に配置した場合を表している。この盛り篭には3個のボックス1,1,1が蓋3を開けた状態で配置されている。そして、配置されたボックス1,1,1の周りを覆うように造花5,5・・が取付けられている。ここで、造花5,5・・の種類及びその形態は色々あり、葬儀に適した造花5,5・・が取付けられる。
図3は果物やお菓子を入れた上記ボックス1,1・・を取除き、及び造花5,5・・も一部取外した場合を表している。ところで、ボックス1,1・・を篭本体6に直接入れては見栄え良く盛り付けすることは出来ない為に、本考案では支持棚7を使用している。該支持棚7は背板8に台板9,9を所定の間隔をおいて平行に取着している。上記背板8は下方へ延びてその下端は篭本体6の底に当ると共に、篭本体6に支持されて転倒しないように僅かに傾斜した状態で配置されている。背板8の幅は篭本体6に嵌って横ズレしない寸法としている。
そこで、台板9,9には上記ボックス1,1…を載せることが出来、該ボックス底は背板8に当り、台板9,9は傾斜している為にボックス1,1・・が落下することはなく、安定して載置される。ここで、上記支持棚7の具体的な形態は限定するものではなく、図3に示す支持棚7はあくまでも1具体例に過ぎず、ボックス1,1・・を載せる台板9の枚数も限定されない。
ところで、本考案ではこの支持棚7に花枠10を装着している。該花枠10は上桟11、下桟13、及び両縦桟12,12を有す四角形の枠体で構成され、この花枠10に複数の造花5,5・・が取付けられている。花枠10は支持棚7より一回り大きく、支持棚7に装着した花枠10は該支持棚7の周囲を造花5,5・・で覆うことが出来る。
花枠10は支持棚7に装着されているが、縦桟12,12から内側へ延びる支持棒14,14が台板9に載って位置決めされている。台板9には溝が形成され、この溝に支持棒14、14が嵌って位置決めされた状態で該台板9に載置される。そして、花枠10の上桟11は背板8に固定されて上方へ延びる支え棒15の上端に取着した受け16に当って後方へ倒れないように支持されている。
そこで、花枠10には複数の色々な造花5,5・・が取付けられ、支持棒14,14を台板9に載せると共に溝に嵌め、上桟11を受け16に当てることでワンタッチで装着できる。逆に上桟11を持ち上げることで花枠10は支持棚7から取外すことが出来る。
大きな葬儀ともなれば、数多くの盛り篭を準備しなくてはならず、その為に該盛り篭は収納庫や倉庫に保管される。この場合、花枠10は盛り篭から取外された状態で保管され、葬儀が出来て盛り篭を出荷する際に花枠10が装着される。数多くの盛り篭は収納に際して積み重ねられるが、花枠10は取外されて別に保管されることで、造花5,5・・が潰れたり破損することはない。
1 ボックス
2 ボックス本体
3 蓋
4 持ち手
5 造花
6 篭本体
7 支持棚
8 背板
9 台板
10 花枠
11 上桟
12 縦桟
13 下桟
14 支持棒
15 支え棒
16 受け
2 ボックス本体
3 蓋
4 持ち手
5 造花
6 篭本体
7 支持棚
8 背板
9 台板
10 花枠
11 上桟
12 縦桟
13 下桟
14 支持棒
15 支え棒
16 受け
Claims (4)
- 葬儀の盛り篭に装着される花枠において、上桟、下桟、及び両縦桟から成る四角形枠体、又は上桟と両縦桟からなる門形枠体で、枠体には複数の造花が取付けられ、そして枠体には篭本体に取付けて果物やお菓子を入れたボックスが配置される支持棚に載って装着される支持棒を備えたことを特徴とする葬儀に用いる盛り篭用花枠。
- 支持棚の台板両側に載置すると共に、溝に嵌めて位置決めされる支持棒を両縦桟から内側へ延ばして設けた請求項1記載の葬儀に用いる盛り篭用花枠。
- 篭本体に支持棚を取付け、該支持棚の台板に果物やお菓子を入れたボックスを配置する葬儀の盛り篭において、該支持棚には花枠を装着し、花枠は上桟、下桟、及び両縦桟から成る四角形の枠体又は上桟及び両縦桟からなる門形枠体に造花が取付けられ、該枠体に設けた支持棒を介して支持棚に位置決めして装着したことを特徴とする花枠を取付けた盛り篭。
- 花枠の両縦桟から内側へ延びる支持棒を支持棚の台板に載せると共に両側に形成した溝に嵌めて位置決めし、支持棚の背板から上方へ延びる支え棒上端の受けに上桟を当てて支持した請求項3記載の花枠を取付けた盛り篭。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007002895U JP3133239U (ja) | 2007-04-23 | 2007-04-23 | 盛り篭用花枠及び花枠を取付けた盛り篭 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007002895U JP3133239U (ja) | 2007-04-23 | 2007-04-23 | 盛り篭用花枠及び花枠を取付けた盛り篭 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3133239U true JP3133239U (ja) | 2007-07-05 |
Family
ID=43283924
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007002895U Expired - Lifetime JP3133239U (ja) | 2007-04-23 | 2007-04-23 | 盛り篭用花枠及び花枠を取付けた盛り篭 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3133239U (ja) |
-
2007
- 2007-04-23 JP JP2007002895U patent/JP3133239U/ja not_active Expired - Lifetime
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