JP3133107U

JP3133107U - 同一データ（写真等の素材を含む）を用いた印刷、彫刻、それにｌｅｄを組合わせた装飾体

Info

Publication number: JP3133107U
Application number: JP2006010839U
Authority: JP
Inventors: 励人北御門; 朱美今岡
Original assignee: 励人北御門; 朱美今岡
Priority date: 2006-12-20
Filing date: 2006-12-20
Publication date: 2007-07-05
Anticipated expiration: 2016-12-20

Abstract

【課題】彫刻とＬＥＤを用いた看板、ピクトサイン、装飾体と印刷した物の内側から照射する内照式の看板、ピクトサイン、装飾体の双方の短所を補う看板、ピクトサイン、装飾体を提供する。
【解決手段】同一データ（写真等の素材を含む）を用いて１枚もしくは複数枚の素材に印刷、彫刻を施した物を重ねる。１枚の場合は透明素材１の表面と裏面を使用し、複数枚の場合は表側にくる素材５に印刷、裏側にくる素材６に彫刻を施した物の順で重ねて端面よりＬＥＤで照射する。
【選択図】図２

Description

本考案は、印刷、彫刻、ＬＥＤを用いた装飾体に関するものである。

従来、透明素材のものに彫刻を施し、ＬＥＤ等の発光体を用いて照射して利用するというものはある。

また、素材に直接印刷したり、別の素材に印刷したものを重ねて内側から照射する形態の看板、ピクトサインや装飾体として利用するものはある。

解決しようとする問題点は、透明素材に彫刻を施し、ＬＥＤ等の発光体を用いて照射して看板、ピクトサインや装飾体として利用する場合は周囲の明るさにより見えづらいかったり、色が限定される場合があり、また、様々な素材に直接印刷したり、別の素材に印刷したものを重ねて内側から照射する形態の看板、ピクトサインや装飾体は全体的に光るため、主に意図する部分を目立たせることが難しい。
本考案は、この点に着目し、双方の短所を補う新しいタイプの看板、ピクトサイン、装飾体として利用できるものである。

同一データ（写真等の素材を含む）を用いて１枚もしくは複数枚の素材に印刷、彫刻を施したものを重ねる。１枚の場合は、透明素材１の表面２に直接印刷、もしくは別の透明素材に印刷したものを重ね、裏面３には彫刻を施し、端面よりＬＥＤ４で照射する（図１）。複数枚の場合は、表側に透明素材に直接印刷したもの５、もしくは別の透明素材に印刷して透明素材に重ねたもの、裏側に彫刻を施したもの６を重ね、端面よりＬＥＤ７で照射する。尚、複数枚の場合は、印刷面（重ねた場合も含めて）は５ａ、５ｂどちらでもよく、彫刻面も６ａ、６ｂのどちらでもよい（図２）。ＬＥＤを照射する端面は下部８、上部９、側面部１０、１１の何れか一方、もしくは複数方向のどの方向からでもよい（図３）。
本考案は、以上の構成よりなる装飾体ある。

本考案により製作された看板、ピクトサイン、装飾体は、周囲が明るい状態の時は表側の印刷面が見え、周囲が暗い状態の時は主に彫刻が施された画像や文字、イラスト等がＬＥＤで照射され見える。さらに周囲の明るさの度合い、もしくはＬＥＤの明るさの度合いにより、表側の印刷、裏面の彫刻を施された部分の両方を見ることができる等、表面の見え方がかわってくる。ＬＥＤの明るさの度合いで印刷面と彫刻が施された部分を見ることができる場合は、彫刻が施された部分がＬＥＤで照射され明るく輝くので、その箇所のみならず周囲をも光らすので装飾体として様々な楽しみ方ができるだけでなく、同一データ（写真等の素材を含む）を使用し、彫刻を施した箇所のみを光らせることができるという点をみれば看板やピクトサインとして利用すれば訴求効果があり、インパクトを与えることができる。

さらに、内側から照射する形態のものは多くが単一色（印刷面を見せるためには蛍光灯やＬＥＤであっても白色や電球色が多い）であるのに対し、本考案では彫刻を施した箇所を光らせることが目的であるため、様々な色のＬＥＤを使ったり、グラデーションのような変化のあるＬＥＤを使用することも可能である。それにより表面の色がＬＥＤの色と重なり合って違う印象を与えることができ、表現の幅が広がる。

以下、本考案の実施の形態を説明する。
１枚の場合は、図１に示すように、透明素材１の表面２に直接印刷、もしくは別の透明素材に印刷した物を重ね、裏面３にはレーザー加工機や電動ルーター等を用いて彫刻を施し、端面よりＬＥＤ４で照射する。複数枚の場合は、図２で示すように、表側に透明素材に直接印刷したもの５、もしくは別の透明素材に印刷して透明素材に重ねたもの、裏側に透明素材にレーザー加工機や電動ルーター等を用いて彫刻を施したもの６の順で重ね、端面よりＬＥＤ７で照射する。尚、複数枚の場合は、印刷面（重ねた場合も含めて）は５ａ、５ｂどちらでもよく、彫刻面も６ａ、６ｂのどちらでもよい。
本考案は、以上の構成よりなる。

本考案１枚の場合の断面図である。本考案複数枚の場合の断面図である。本考案ＬＥＤ照射方向の斜視図である。

符号の説明

１・・・透明素材
２・・・透明素材表面
３・・・透明素材裏面
４・・・ＬＥＤ
５・・・透明素材に印刷したもの
６・・・透明素材に彫刻を施したもの
７・・・ＬＥＤ
８・・・素材端面下部
９・・・素材端面上部
１０・・・素材端面側面部
１１・・・素材端面側面部

Claims

同一データ（写真等の素材を含む）を用いて、１枚の場合は透明素材の表面に直接印刷、もしくは別の透明素材に印刷した物を重ね、裏面に彫刻を施し、端面からＬＥＤで照射し、複数枚の場合は表側に透明素材に直接印刷、もしくは別の透明素材に印刷して透明素材に重ねた物、裏側に透明素材に彫刻した物を重ね、端面よりＬＥＤで照射する形態の看板、ピクトサイン、装飾体。