JP3132644B2 - 13位置換ミルベマイシン 5−オキシム誘導体 - Google Patents
13位置換ミルベマイシン 5−オキシム誘導体Info
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- JP3132644B2 JP3132644B2 JP08259445A JP25944596A JP3132644B2 JP 3132644 B2 JP3132644 B2 JP 3132644B2 JP 08259445 A JP08259445 A JP 08259445A JP 25944596 A JP25944596 A JP 25944596A JP 3132644 B2 JP3132644 B2 JP 3132644B2
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Description
駆虫活性を示す13位に置換基を有するミルベマイシン
誘導体に関し、有害昆虫、とりわけノミ類に対して優れ
た殺虫活性を有する新規なミルベマイシン化合物の開発
に関するものである。
類は一連の16員マクロライド化合物であり、例えば特
開昭50−29742号、同56−32481号、同5
4−61198号公報等に記載されている、公知の下記
の式(II)[式中、Meはメチル基を示す。]で表され
る化合物である。
チン類は、いずれも殺虫、殺ダニまたは駆虫活性を有す
ることが知られており、それらの13位に種々の置換基
を導入した半合成ミルベマイシン類も上記生物活性を有
することが報告されている。13位にエステル結合を有
するミルベマイシン類としては、特開昭61−1807
87号公報において、置換または無置換アルカン酸の1
3−エステルミルベマイシン類が記載されている。ま
た、特開平1−104078号公報においては、アルカ
ン酸のα位にアルキル側鎖を有することを特徴とする1
3−エステルミルベマイシン類が記載されている。さら
に、特開平5−255343号公報においては、アルカ
ン酸のα位に複素環官能基を有することを特徴とする1
3−エステルミルベマイシン類が記載されている。
ベマイシン類としては、例えば特開平2−174780
号公報において、13位に2−フェニルエトキシ基を有
することを特徴とする13−エーテルミルベマイシン類
が記載されている。
類としては、例えば特開昭60−142991号公報に
おいて、特開昭62−89685号公報において、特開
昭62−252788号公報、特開昭63−10791
号公報、特開昭63−264484号公報、特開平1−
199591号公報及び特開平2−19383号公報に
おいて記載が見いだされる。
虫、殺ダニまたは駆虫活性を有する新規なミルベマイシ
ン化合物を開発することであるが、有害昆虫、とりわけ
ノミ類に対して優れた殺虫活性を有する新規なミルベマ
イシン化合物を開発することである。
生物活性を示す13−置換ミルベマイシン類を探索した
結果、新たに、以下に示されるような5位にオキシム基
を有する置換誘導体に、強い殺ノミ虫活性を見い出し、
本発明を完成した。
イミノミルベマイシン誘導体に関するものである。
基;又はsec-ブチル基を示し、Xはカルボニル基;又は
メチレン基を示し、Zは、式:=C=(R2 )2 (i)
(式中、R2 は、C1 −C3 アルキル基を示す。);又
は式: =C=(CH2 )m (ii) (式中、mは、2乃至5示す。)で表される基を示し、
nは0又は1を示し、R3 は、ニトロ基;アミノ基;C
1 −C4 アルキル置換アミノ基;C2 −C8ジアルキル
置換アミノ基;C1 −C4 アルコキシ基;C1 −C3 ア
ルコキシC2−C3 アルコキシ基;下記式:(ii
i)、:(iv)、(v)、:(vi)、:(vi
i)、:(viii)、:(ix)で表わされる基を示
す。
キル基;置換基群Aから選択された置換基を少なくとも
1個有するC1 −C6 アルキル基;C3 −C6 シクロア
ルキル基;置換基群Bから選択された置換基を少なくと
も1個有するC3 −C6 シクロアルキル基;C6 −C14
アリール基;置換基群Cから選択された置換基を少なく
とも1個有するC6 −C14アリール基;酸素、窒素、硫
黄原子から選択された少なくとも1個の原子を環原子と
して有する3乃至6員複素環基;置換基群Cから選択さ
れた置換基を少なくとも1個有し、酸素、窒素、硫黄原
子から選択された少なくとも1個の原子を環原子として
有する3乃至6員複素環基;酸素、窒素、硫黄原子から
選択された少なくとも1個の原子を環原子として有する
3乃至6員複素環チオ基;置換基群Cから選択された置
換基を少なくとも1個有し、酸素、窒素、硫黄原子から
選択された少なくとも1個の原子を環原子として有する
3乃至6員複素環チオ基を示し、R5 は水素原子;C1
−C4 アルキル基を示し、R6 は水素原子;C1 −C6
アルキル基を示し、R7 はC1 −C6 アルキル基;C3
−C6 シクロアルキル基;C7 −C11アラルキル基(C
6 −C10アリール+C1 −C4 アルキル);置換基群C
から選択された置換基を少なくとも1個有するC7 −C
11アラルキル基(C6 −C10アリール+C1 −C4 アル
キル);C6 −C14アリール基;置換基群Cから選択さ
れた置換基を少なくとも1個有するC6 −C14アリール
基を示し、又はR6 とR7 は結合して3乃至6員含窒素
複素環基を形成し、Yは酸素原子;硫黄原子を示し、r
は1、2又は3の整数を示し、Qはカルボニル基;又は
メチレン基を示し、R8 はC1 −C4 アルキル基;C6
−C10アリール基;置換基群Cから選択された置換基を
少なくとも1個有するC6 −C10アリール基を示し、R
9 はC1 −C6 アルキル基;C3 −C6 シクロアルキル
基;C6 −C10アリール基;置換基群Cから選択された
置換基を少なくとも1個有するC6 −C10アリール基;
C7 −C11アラルキル基(C6 −C10アリール+C1 −
C4 アルキル);置換基群Cから選択された置換基を少
なくとも1個有するC7 −C11アラルキル基(C6 −C
10アリール+C1 −C4 アルキル)を示し、R10は酸
素、窒素、硫黄原子から選択された少なくとも1個の原
子を環原子として有する5又は6員芳香族複素環基;置
換基群Dから選択された置換基を少なくとも1個有する
酸素、窒素、硫黄原子から選択された少なくとも1個の
原子を環原子として有する5又は6員芳香族複素環基を
示し、R11はC1 −C4 アルキル基を示す。
1 −C4 アルコキシ基;C2 −C5 アルカノイル基;C
2 −C5 アルカノイルオキシ基;C2 −C5 アルコキシ
カルボニル基;C6 −C10アリールオキシ基;C1 −C
4 アルキルチオ基;C6 −C10アリールチオ基;C1 −
C4 アルキルスルホニル基;C6 −C10アリールスルホ
ニル基;アミノ基;C2 −C5 アルカノイルアミノ基;
C2 −C5 ハロアルカノイルアミノ基;N−(C2 −C
5 アルカノイル)−N−(C1 −C3 アルキル)アミノ
基;C2 −C5 アルコキシカルボニルアミノ基;C3 −
C5 ハロアルコキシカルボニルアミノ基;N−(C2 −
C5 アルコキシカルボニル)−N−(C1 −C3 アルキ
ル)アミノ基;置換基群Cから選択された置換基を有し
てもよいC6 −C10アリール基;C7 −C11アリールカ
ルボニルアミノ基(C6 −C10アリール);C7 −C11
アラルキルアミノ基(C6 −C10アリール+C1 −C4
アルキル);置換基群Cから選択された置換基を有して
もよい酸素・素・硫黄原子から選択された少なくとも1
個の原子を環原子として有する3乃至6員複素環基;置
換基群Cから選択された置換基を有してもよい酸素・素
・硫黄原子から選択された少なくとも1個の原子を環原
子として有する3乃至6員複素環チオ基;C8 −C12ア
ラルキルオキシカルボニルアミノ基(C6 −C10アリー
ル+C1 −C4 アルキル) 置換基群B:ハロゲン原子;C1 −C4 アルコキシ基;
C2 −C5 アルカノイルオキシ基 置換基群C:ハロゲン原子;水酸基;シアノ基;ニトロ
基;C1 −C4 アルキル基;C1 −C4 アルコキシ基;
C2 −C5 アルコキシカルボニル基;オキソ基 置換基群D:アミノ基;C2 −C5 アルカノイルアミノ
基;C2 −C5 ハロアルカノイルアミノ基;C2 −C6
アルコキシカルボニルアミノ基]以下に詳細に説明す
る。
れた「メチル、エチル、イソプロピル、又はsec-ブチル
基」のうち、好適には、メチル基又はエチル基であり、
更に好適には、エチル基である。Xはメチレンまたはカ
ルボニル基を示し、好適には、カルボニル基である。
「C1 −C3 アルキル基」は例えば、メチル、エチル、
n−プロピル、イソプロピル基であり、好適には、メチ
ル、エチル基であり、更に好適にはメチル基である。
ば、m=2のときシクロプロピル、m=3、シクロブチ
ル、m=4、シクロペンチル、m=5、シクロヘキシル
基のように13位に置換したカルボン酸基中の1個のメ
チレン基の側鎖が結合してなるスピロシクロアルキル基
の炭素数を表わしており、好適には、3(シクロブチ
ル)、4(シクロペンチル基)であり、更に好適には、
4(シクロペンチル基)である。
位が可能であるが、好適には、4位である。
基」は、例えば、メチルアミノ、エチルアミノ、プロピ
ルアミノ、イソプロピルアミノ、ブチルアミノ、sec-ブ
チルアミノ、tert- ブチルアミノ基のように1個の「C
1 −C4 アルキル基」が「アミノ基」と結合してなる基
であり、好適には、C1 −C2 アルキルアミノ基であ
り、更に好適には、メチルアミノ基である。
ノ基」は、例えば、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、
ジプロピルアミノ、ジイソプロピルアミノ、ジブチル、
ジイソブチルジtert- ブチルのように2個の「C1 −C
4 アルキル基」が「アミノ基」と結合してなる基であ
り、好適には、ジC1 −C2 アルキルアミノ基であり、
更に好適には、ジメチルアミノ基である。
は、例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプ
ロポキシ、ブトキシ基であり、好適には、メトキシ、エ
トキシ基であり、特に好適には、メトキシ基である。
−C3 アルコキシ基」は、例えば、メトキシエトキシ、
エトキシエトキシ、プロポキシエトキシ、ブチルオキシ
エトキシ基であり、好適には、メトキシエトキシ、エト
キシエトキシ基である。
おける「C1 −C6 アルキル基」は、例えば、メチル、
エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、sec-ブチ
ル、tert- ブチル、ペンチル、イソペンチル、sec-ペン
チル、ネオペンチル、ヘキシル、イソヘキシル、sec-ヘ
キシル、ネオヘキシル基のような直鎖又は分枝鎖のアル
キル基であり、好適にはC1 −C4 アルキル基であり、
更に好適にはC1 −C2アルキル基であり、特に好適に
は、メチル基である。
おける「置換基群Aから選択された置換基を少なくとも
1個有するC1 −C6 アルキル基」は、例えば、ブロモ
メチル、クロロメチルメチル、トリフルオロメチル、ク
ロロエチル、トリフルオロエチル、クロロブチル、クロ
ロペンチル、クロロヘキシルのようにハロゲン原子が置
換したC1 −C6 アルキル基(以下、アルキル基と略
す。);シアノメチル2−シアノエチル基のようにシア
ノ基が置換したアルキル基;メトキシメチル、エトキシ
メチル、メトキシエチル、プロポキシメチル、ブトキシ
メチルのようにC1 −C4 アルコキシ基が置換したアル
キル基;メチルチオメチル、エチルチオメチル、プロピ
ルチオメチル、ブチルチオメチルのようにC1 −C4 ア
ルキルチオ基が置換したアルキル基;フェニルチオメチ
ル、フェニルチオプロピル、フェニルチオエチル、フェ
ニルチオヘキシル、ナフチルチオメチルのようにC6 −
C10アリールチオ基が置換したアルキル基;アセチルオ
キシメチル、プロピオニルオキシメチル、ブチリルオキ
シメチル、バレリルオキシメチル、アセチルオキシブチ
ル、、アセチルオキシヘキシルのようなC2 −C5 アル
カノイルオキシ基が置換したアルキル基;メトキシカル
ボニルメチル、メトキシカルボニルエチル、エトキシカ
ルボニルメチル、プロポキシカルボニルメチル、tert-
ブトキシカルボニルメチル基のようなC2 −C5 アルコ
キシカルボニル基が置換したアルキル基;フェノキシメ
チル、フェノキシエチル、フェノキシプロピル、ナフト
キシメチルのようにC6 −C10アリールオキシ基が置換
したアルキル基;メチルスルホニルメチル、エチルホニ
ルメチル、プロピルスルホニルメチル、ブチルスルホニ
ルメチルメチルスルホニルプロピル、メチルスルホニル
ブチル、メチルスルホニルヘキシルのようなC1 −C4
アルキルスルホニル基が置換したアルキル基;フェニル
スルホニルメチル、フェニルスホニルエチル、フェニル
スルホニルプロピル、ナフチルスルホニルメチルのよう
なC6 −C10アリールスルホニル基が置換したアルキル
基;アミノメチル、1−アミノエチル、2−アミノエチ
ル、アミノプロピル、アミノブチル、アミノペンチル、
アミヘキシルのようなアミノ基が置換したアルキル基;
アセチルアミノメチル、アセチルアミノエチル、アセチ
ルアミノプロピル、アセチルアミノブチル、アセチルア
ミノヘキシル、プロピオニルアミノメチル、プロピオニ
ルアミノエチル、プロピオニルアミノブチル、プロピオ
ニルアミノヘキシル、ブチリルアミノメチル、ペンタノ
イルアミノメチルのようにC2 −C5 アルカノイルアミ
ノ基で置換されたアルキル基;トリフルオロアセチルア
ミノメチル、ブロモアセチルアミノエチル、クロロアセ
チルアミノプロピル、ブロモプロピオニルアミノメチ
ル、ブロモブチリルアミノメチル、クロロペンタノイル
アミノメチルのようにC2 −C5 ハロアルカノイルアミ
ノ基で置換されたアルキル基;N−アセチル−N−メチ
ルアミノメチル、N−プロピオニル−N−メチルアミノ
メチル、N−ブチリル−N−メチルアミノメチル、N−
ペンタノイル−N−メチルアミノメチルのように、N−
(C2 −C5 アルカノイル)−N−(C1 −C3 アルキ
ル)アミノ基で置換されたアルキル基;メトキシカルボ
ニルアミノメチル、メトキシカルボニルアミノエチル、
メトキシカルボニルアミノプロピル、メトキシカルボニ
ルアミノブチル、メトキシカルボニルアミノペンチル、
メトキシカルボニルアミノヘキシル、エトキシカルボニ
ルアミノメチル、エトキシカルボニルアミノエチル、エ
トキシカルボニルアミノプロピル、エトキシカルボニル
アミノブチル、エトキシカルボニルアミノヘキシル、プ
ロポキシカルボニルアミノメチル、プロポキシカルボニ
ルアミノエチル、ブトキシカルボニルアミノエチル、te
rt- ブトキシカルボニルアミノメチルのようにC2 −C
5 アルコキシカルボニルアミノ基で置換されたアルキル
基;クロロエトキシカルボニルアミノメチル、ブロモプ
ロポキシカルボニルアミノメチル、ジクロロブトキシカ
ルボニルアミノエチル、トリクロロエトキシカルボニル
アミノメチルのようにC3 −C5 ハロアルコキシカルボ
ニルアミノ基で置換されたアルキル基;N−メトキシカ
ルボニル−N−メチルアミノメチル、N−メトキシカル
ボニル−N−メチルアミノエチル、N−エトキシカルボ
ニル−N−メチルアミノメチル、N−メトキシカルボニ
ル−N−エチルアミノメチル、N−メトキシカルボニル
−N−エチルアミノプロピルのように、N−(C2 −C
5 アルコキシカルボニル)−N−(C1 −C3 アルキ
ル)アミノ基で置換されたアルキル基;ベンゾイルアミ
ノメチル、ベンゾイルアミノエチル、ナフトイルアミノ
メチルのようなC7 −C11アリールカルボニルアミノ基
で置換されたアルキル基;ベンジルアミノメチル、ベン
ジルアミノエチル、ベンジルアミノプロピル、ベンジル
アミノペンチル、ベンジルアミノヘキシル、フェネチル
アミノメチル、ナフチルメチルアミノメチルのようにC
7 −C11アラルキル(C6 −C10アリール+C1 −C4
アルキル)アミノ基で置換されたアルキル基;フェニル
メチル、フェニルエチル、フェニルプロピル、フェニル
ブチル、フェニルペンチル、フェニルヘキシル、ナフチ
ルメチル、ナフチルエチルのようにC6 −C10アリール
基で置換されたアルキル基;4−クロロフェニルメチ
ル、4−フルオロフェニルエチル、4−ニトロフェニル
メチル、4−メトキシフェニルブチル、4−メトキシフ
ェニルメチル、2−メチルナフチルメチル、4−クロロ
ナフチルエチルのように置換基群Cから選択された基を
有するC6 −C10アリール基で置換されたアルキル基;
2−ピリミジルメチル、2−ピリジルメチル、2−チア
ゾリジニルメチルのよう3乃至6員複素環基で置換され
たアルキル基;2−ピリミジルチオメチル、2−ピリジ
ルチオメチル、2−チアゾリジニルチオメチルのよう3
乃至6員複素環チオ基で置換されたアルキル基;アセチ
ルメチル、アセチルエチル、プロピオニルメチル、ブチ
リルメチル、ペンテノイルメチル、アセチルプロピル、
アセチルヘキシルのようにC2 −C5 アルカノイル基が
置換したアルキル基;ベンジルオキシカルボニルアミノ
メチル、ベンジルオキシカルボニルアミノエチル、ベン
ジルオキシカルボニルアミノブチル、ベンジルオキシカ
ルボニルアミノヘキシル、フェネチルオキシカルボニル
アミノメチル、フェニルブチルオキシカルボニルアミノ
メチル、ナフチルメチルオキシカルボニルアミノメチル
基のようなC8 −C12アラルキルオキシカルボニルアミ
ノ基(C6 −C10アリール+C1 −C4 アルキル)が置
換したアルキル基;チエニル−2−メチル(テニル)、
3ブロモチエニル−2−メチル(テニル)、フリル−2
−メチル、3−クロロフリル−2−メチル、ピリダジル
−3−メチル、ピリダジル−3−プロピル、4−クロロ
ピリダジル−3−メチル、ピリダジル−3−ブチル、ピ
リダジル−3−ヘキシルのように置換基群Cから選択さ
れた置換基を有してもよい酸素・素・硫黄原子から選択
された少なくとも1個の原子を環原子として有する3乃
至6員複素環基で置換されたアルキル基;ピリミジルチ
オメチル、クロロピリミジルチオメチル、メチルピリミ
ジルチオメチル、ブロモピリミジルチオメチル、ピリミ
ジルチオエチル、ピリミジルチオブチル、ピリジルチオ
メチル、ピリジルチオヘキシル、チアゾリジニルチオメ
チルのように置換基群Cから選択された置換基を有して
もよい酸素・素・硫黄原子から選択された少なくとも1
個の原子を環原子として有する3乃至6員複素環チオ基
で置換されたアルキル基を挙げることができるが、好適
には、C1 −C4 アルキルチオ基が置換したアルキル
基;C6 −C10アリールチオ基が置換したアルキル基;
C1 −C4 アルコキシ基が置換したアルキル基;シアノ
基が置換したアルキル基;C2 −C5 アルカノイルオキ
シ基が置換したアルキル基;C2 −C5 アルカノイルア
ミノ基で置換されたアルキル基;アミノ基が置換したア
ルキル基;C2 −C5 アルコキシカルボニルアミノ基で
置換されたアルキル基;置換基群Cから選択された置換
基を有してもよい酸素・素・硫黄原子から選択された少
なくとも1個の原子を環原子として有する3乃至6員複
素環チオ基で置換されたアルキル基が挙げられるが、特
に好適には、C1 −C4 アルコキシ基が置換したアルキ
ル基;シアノ基が置換したアルキル基;C2 −C5 アル
カノイルオキシ基が置換したアルキル基;C2 −C5 ア
ルカノイルアミノ基で置換されたアルキル基;C2 −C
5 アルコキシカルボニルアミノ基で置換されたアルキル
基である。
おける「C3 −C6 シクロアルキル基」は、例えば、シ
クロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロ
ヘキシル基のような環状のアルキル基であり、好適には
シクロC4 −C6 アルキル基であり、特に好適には、シ
クロヘキシル基である。
おける「置換基群Bから選択された置換基を少なくとも
1個有するC3 −C6 シクロアルキル基」は、例えば、
クロロシクロプロピル、ブロモシクロブチル、メトキシ
シクロペンチル、アセチルシクロヘキシル基のような置
換環状アルキル基であり、好適にはメトキシシクロブチ
ル基である。
おける「C2 −C6 アルケニル基」は、例えば、ビニ
ル、アリル、プロペニル、、ブテニル、イソブテニル、
ペンテニル、ヘキセニル基のような二重結合を有する基
であり、好適にはプロペニル基である。
おける「C2 −C6 アルキニル基」は、例えば、アセチ
レニル、プロピニル、ブチニル、ペンチニル、ヘキシニ
ル基のような三重結合を有する基であり、好適にはアセ
チレニル基である。
おける「C6 −C14アリール基」は、例えば、フェニ
ル、ナフチル、アンスラニル基であり、好適にはフェニ
ル、ナフチル基であり、特に好適にはフェニル基であ
る。
おける「置換基群Cから選択された置換基を少なくとも
1個有するC6 −C14アリール基」は、例えば、2−ヒ
ドロキシフェニル、4−ヒドロキシフェニルのようなヒ
ドロキシフェニル基;2−シアノフェニルのようなシア
ノフェニル基;2−アセチルフェニル、4−アセチル、
4−プロピオニルフェニルのようなC2 −C5 アルカノ
イル化フェニル基;2−フルオロフェニル、3−フルオ
ロフェニル、4−フルオロフェニル、3−クロロフェニ
ル、4−クロロフェニルのようなハロゲン化フェニル
基;4−メチルフェニル、4−エチルフェニル、4−te
rt- ブチルフェニルのようなC1 −C4 アルキルフェニ
ル基;3−ニトロフェニル、4−ニトロのようなニトロ
フェニル基;3−メトキシフェニル、4−メトキシフェ
ニル、3,4−ジメトキシフェニルのような(C1 −C
4 )アルコキシフェニル基;2−メチルナフチル、4−
メチルナフチルのような(C1 −C4 アルキル)ナフチ
ル基;5−クロロアンスラニル基であり、好適にはハロ
ゲン化フェニル基であり、特に好適にはフルオロフェニ
ル基である。
おける「酸素、窒素、硫黄原子から選択された少なくと
も1個の原子を環原子として有する3乃至6員複素環
基」は、例えば、アジリジル、アゼチジニル、フリル、
チエニル、ピロリジニル、ピロリル、ピラゾリル、トリ
アゾリル、チアゾリル、チアゾリジニル、イソキサゾリ
ル、ピリジル、ピペリジル、ピリミジル、ピラニル、ピ
ラジル、ピリダジルのような飽和又は不飽和複素環基で
あり、好適には、ピロリジニル、ピペリジル基である。
おける「置換基群Cから選択された置換基を少なくとも
1個有し、酸素、窒素、硫黄原子から選択された少なく
とも1個の原子を環原子として有する3乃至6員複素環
基」は、例えば、3−クロロフリル、3−ブロモチエニ
ル、2−クロロチアゾリル、4−ブロモイソキサゾリル
のようなハロゲン化複素環基;1−メトキシカルボニル
ピロリジニル、1−メトキシカルボニルピペリジル、1
−メトキシカルボニルチアゾリジニルのようなC2 −C
5 アルコキシカルボニル化複素環基;2−メチルピラジ
ルのようなC1−C4 アルキル化複素環基であり、好適
には、アルコキシカルボニル化複素環基であり、特に好
適には、1−メトキシカルボニルピロリジニル基である R3 が式:(iii)、:(iv)、:(vii)、:
(viii)、:(iv)を示すときのR5 における
「C1 −C4 アルキル基」は、例えば、メチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、sec-ブチル、te
rt- ブチル基であり、好適にはC1 −C2 アルキル基で
あり、特に好適には、メチル基である。
R7 における「C1 −C6 アルキル基」はR4 と同意義
を示す。
ける「C3 −C6 シクロアルキル基」はR4 と同意義を
示す。
ける「C7 −C11アラルキル基」は、例えば、ベンジ
ル、フェネチル、フェニルプロピル、フェニルブチル、
ナフチルメチル、ナフチルエチル基のような基であり、
アリール基部分はC6 −C10アリール基であり、アルキ
ル基部分はC1 −C4 アルキル基であり、好適には、ベ
ンジル基である。
ける「C6 −C14アリール基」はR4 と同意義を示す。
7 が結合して形成した3乃至6員含窒素複素環基は、例
えば、アジリジル、アゼチジル、ピロリジル、ピペリジ
ル基であり、置換基としてオキソ基を有することがあ
り、好適には、ピロリジルである。
原子又は硫黄原子を示し、好適には、酸素原子である。
(アゼチジジル基を示す。)、2(ピロリジニル基を示
す。)、3(ピペリジル基を示す。)の整数であり、好
適には、2又は3である。
レン基又はカルボニル基であり、好適には、カルボニル
基である。
(オキサゾリン基を示す。)、3(オキサジン基を示
す。)の整数であり、好適には、2である。
ける「C1 −C4 アルキル基」はR5 と同意義を示す。
おける「C1 −C4 アルキル基」は、R5 と同意義を示
す。
おける「C6 −C10アリール基」及び「置換基群Cから
選択された置換基を少なくとも1個有するC6 −C10ア
リール基」は、R4 における「C6 −C14アリール」に
含まれる「C6 −C10アリール」と同意義を示す。
における「C1 −C6 アルキル基」はR4 と同意義を示
す。
における「C3 −C6 シクロアルキル基」はR4 と同意
義を示す。
における「C6 −C10アリール基」及び「置換基群Cか
ら選択された置換基を少なくとも1個有するC6 −C10
アリール基」はR4 における「C6 −C14アリール」に
含まれる「C6 −C10アリール」と同意義を示す。
ける「「酸素、窒素、硫黄原子から選択された少なくと
も1個の原子を環原子として有する5乃至6員複素環
基」は、R4 と同意義を示す。
ける「C1 −C3 アルキル基」は、例えば、メチル、エ
チル、プロピル、イソプロピル基であり、好適にはC1
−C2 アルキル基であり、更に好適には、メチル基であ
る。
子」は、例えば、フッ素、塩素、臭素、沃素原子であ
り、好適には、臭素原子、フッ素原子である。
同意義を示す。
ば、メチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、イソプロ
ピルチオ、ブチルチオ、イソブチルチオ基のように上記
R5の定義の「C1 −C4 アルキル基」が硫黄原子と結
合してなる基であり、好適には、メチルチオ、エチルチ
オ基である。
えば、アセチル、プロピオニル、イソプロピオニル、ブ
チリル、イソブチリル、sec-ブチリル、tert- ブチリ
ル、ペンチニル基であり、好適にはアセチル、プロピオ
ニル基であり、特に好適には、アセチル基である。
は、例えば、アセトキシ、プロピオニルオキシ、イソプ
ロピオニルオキシ、ブチリルオキシ、イソブチリルオキ
シ、sec-ブチリルオキシ、tert- ブチリルオキシ、ペン
チニルオキシ基のように上記「C2 −C5 アルカノイル
基」に酸素原子が結合してなる基であり、好適にはアセ
チルオキシ、プロピオニルオキシ、イソプロピオニルオ
キシ基であり、特に好適には、アセチルオキシ基であ
る。
基」は、例えば、メトキシカルボニル、エトキシカルボ
ニル、プロポキシカルボニル、プロポキシカルボニル、
ブトキシカルボニル、イソブトキシカルボニル、sec-ブ
トキシカルボニル、tert- ブトキカルボニル基のように
上記R3 の定義における「C1 −C4 アルコキシ基」と
「カルボニル基」が結合してなる基であり、好適には、
メトキシカルボニル、エトキシカルボニル基であり、特
に好適には、メトキシカルボニル基である。
例えば、フェノキシ、ナフトキシ基のようにR8 に記載
のとものと同意義を有する「C6 −C10アリール基」と
酸素原子が結合してなる基であり、好適には、フェノキ
シ基である。
えば、フェニルチオ、ナフチルチオ基のようにR8 に記
載のとものと同意義を有する「C6 −C10アリール基」
とイオ硫黄原子が結合してなる基であり、好適には、フ
ェニルチオ基である。
は、例えば、フェニル(ベンゼン)スルホニル、ナフチ
ルスルホニル基のようにR8 に記載のとものと同意義を
有する「C6 −C10アリール基」とスルホニル基が結合
してなる基であり、好適には、フェニルスルホニル基で
ある。
は例えば、アセチルアミノ、プロピオニルアミノ、ブチ
リルアミノ基のように上記「C2 −C5 アルカノイル
基」とアミノ基が結合してなる基であり、好適には、ア
セチルアミノ、プロピオニルアミノ基であり、特に好適
には、アセチルアミノ基である。
基」は例えば、クロロアセチルアミノ、トリクロロアセ
チルアミノ、ブロモアセチルアミノ、α−ブロモブチリ
ルアミノ基のように上記「C2 −C5 アルカノイルアミ
ノ基」のC3 −C5 アルカノイル基がハロゲン原子で置
換されてなる基であり、好適には、クロロアセチルアミ
ノ、ブロモアセチルアミノ基である。
N−(C1 −C3 アルキル)アミノ基」は例えば、N−
アセチル−N−メチルアミノ、N−プロピオニル−N−
メチルアミノ、N−ブチリル−N−メチルアミノ、N−
バレリル−N−メチルアミノ、N−アセチル−N−エチ
ルアミノ、N−プロピオニル−N−エチルアミノ基のよ
うに上記「C2 −C5 アルカノイルアミノ基」のアミノ
基に「C1 −C3 アルキル」が結合してなる基であり、
好適には、N−アセチル−N−メチルアミノ基である。
ミノ基」は、例えば、メトキシカルボニルアミノ、エト
キシカルボニルアミノ、プロポキシカルボニルアミノ、
イソプロポキシカルボニルアミノ、ブトキシカルボニル
アミノ、イソブトキシカルボニルアミノ、sec-ブトキシ
カルボニルアミノ、tert- ブトキシカルボニルアミノ基
のような上記「C2 −C5 アルコキシカルボニル基」と
「アミノ基」が結合して生成した基であり、好適にはメ
トキシカルボニルアミノ、エトキシカルボニルアミノ基
であり、特に好適には、メトキシカルボニルアミノ基で
ある。
ルアミノ基」は、例えば、トリクロロエトキシカルボニ
ルアミノ基のようにアルコキシ基がハロゲン原子で置換
した「C3 −C5 アルコキシカルボニルアミノ基」であ
り、好適には、トリクロロエトキシカルボニルアミノ基
である。
ニル)−N−(C1 −C3 アルキル)アミノ基」は、例
えば、N−メトキシカルボニル−Nメチルアミノ、N−
エトキシカルボニル−Nメチルアミノ、N−プロポキシ
カルボニル−Nメチルアミノ、N−メトキシカルボニル
−Nエチルアミノ基のように上記「C2 −C5 アルコキ
シカルボニルアミノ基」のアミノ基に「C1 −C3 アル
キル基」が結合してなる基であり、好適には、N−メト
キシカルボニル−Nメチルアミノ、N−エトキシカルボ
ニル−Nメチルアミノ基であり、特に好適には、N−メ
トキシカルボニル−Nメチルアミノ基である。
有してもよいC6 −C10アリール基」の「C6 −C10ア
リール基」は、R4 で定義されたものと同意義を示す。
ノ基」は、例えば、ベンゾイルアミノ、ナフトイルアミ
ノ基のように上記「C6 −C10アリール基」とカルボニ
ル基とアミノ基が結合してなる基であり、好適には、ベ
ンゾイルアミノ基である。
6 −C10アリール+C1 −C4 アルキル)」は、例え
ば、ベンジルアミノ、フェネチルアミノ、フェニルプロ
ピルアミノ、ナフチルメチルアミノ基のように上記「C
6 −C10アリール基」と「C1−C4 アルキル基」とア
ミノ基が結合してなる基であり、好適には、ベンジルア
ミノ基である。
ニルアミノ基(C6 −C10アリール+C1 −C4 アルキ
ル)」は、例えば、ベンジルオキシカルボニルアミノ、
フェネチルオキシカルボニルアミノ、フェニルプロピル
オキシカルボニルアミノ、フェニルブチルオキシカルボ
ニルアミノ、ナフチルメチルオキシカルボニルアミノ基
のように上記「C7 −C11アラルキル基」と酸素原子と
カルボニル基とアミノ基が結合してなる基であり、好適
には、ベンジルオキシカルボニルアミノ基である。
有してもよい酸素・窒素・硫黄原子から選択された少な
くとも1個の原子を環原子として有する3乃至6員複素
環基」及び「置換基群Cから選択された置換基を有して
もよい酸素・素・硫黄原子から選択された少なくとも1
個の原子を環原子として有する3乃至6員複素環チオ
基」の「酸素・素・硫黄原子から選択された少なくとも
1個の原子を環原子として有する3乃至6員複素環基」
は、R4 に記載されたものと同意義を有する。
有してもよい酸素・窒素・硫黄原子から選択された少な
くとも1個の原子を環原子として有する3乃至6員複素
環チオ基」は、例えば、ピリミジニルチオ、ピリジルチ
オ、チアゾリジニルチオ基のように上記R4 と同意義の
3乃至6員複素環基と硫黄原子が結合してなる基であ
り、好適には、ピリジルチオ、ピリミジルチオ、チアゾ
リジニルチオ基である。置換基群Bの定義における: a.「ハロゲン原子」は置換基群Aの定義と同意義を示
す。
定義と同意義を示す。
は置換基群Aに記載の定義と同意義を示す。
義を示す。
載の定義と同意義を示す。
記載の定義と同意義を示す。
基」は置換基群Aに記載の定義と同意義を示す。
5 ハロアルカノイルアミノ基」;「C2 −C5 アルコキ
シカルボニルアミノ基」は置換基群Aに記載の定義と同
意義を示す。
において、好適な化合物は、(1)R1 はメチル基;エ
チル基を示し、(2)Xはカルボニル基;メチレン基を
示し、(3)Zが示す式:(i)中の、R2 は、メチル
基;エチル基を示し、(4)Zが示す式:(ii)中
の、mは、2乃至4を示し、(5)nは0を示し、
(6)R3 は、ニトロ基;アミノ基;C1 −C2 アルキ
ル置換アミノ基;C1 −C2 アルコキシ基;式:(ii
i)、:(iv)、:(vi)、:(vii)、:(v
ii)、:(viii)で表される基を示し、
8 、R9 について; (7)R4 は水素原子;C1 −C4 アルキル基;置換基
群A1 から選択された置換基を少なくとも1個有するC
1 −C2 アルキル基;C4 −C6 シクロアルキル基;置
換基群B1 から選択された置換基を1個有しているC4
−C6 シクロアルキル基;C6 −C10アリール基;置換
基群C1 から選択された置換基を1個有するC6 −C10
アリール基;酸素、窒素、硫黄原子から選択された少な
くとも1個の原子を環原子として有する5又は6員複素
環基;置換基群C1 から選択された置換基を少なくとも
1個有し、酸素、窒素、硫黄原子から選択された少なく
とも1個の原子を環原子として有する5又は6員複素環
基を示し、(8)R5 は水素原子;C1 −C2 アルキル
基を示し、(9)R6 は水素原子;C1 −C4 アルキル
基を示し、(10)R7 はC1 −C4 アルキル基;C4
−C6 シクロアルキル基;C7 −C11アラルキル基;置
換基群C1 から選択された置換基を少なくとも1個有す
るC7 −C11アラルキル基;C6 −C10アリール基;置
換基群C1 から選択された置換基を少なくとも1個有す
るC6 −C10アリール基を示し、又はR6 とR7 は結合
して5乃至6員含窒素複素環基を形成し、(11)Yは
酸素原子;硫黄原子を示し、(12)rは2又は3の整
数を示し、(13)Qはカルボニル基を示し、(14)
R8 はC1 −C2 アルキル基;C6 −C10アリール基;
置換基群C1 から選択された置換基を1個有するC6 −
C10アリール基を示し、(15) R9 はC1 −C4 ア
ルキル基;C4 −C6 シクロアルキル基;C6 −C10ア
リール基;置換基群C1 から選択された置換基を少なく
とも1個有するC6 −C10アリール基;C7 −C11アラ
ルキル基;置換基群C1 から選択された置換基を少なく
とも1個有するC7 −C11アラルキル基を示す化合物。
シアノ基;C1 −C2 アルコキシ基;C2 −C3 アルカ
ノイル基;C2 −C3 アルカノイルオキシ基;C2 −C
3 アルコキシカルボニル基;フェノキシ基;C1 −C2
アルキルチオ基;フェニルチオ基;C1 −C2 アルキル
スルホニル基;フェニルスルホニル基;アミノ基;C2
−C3 アルカノイルアミノ基;C2 −C3 ハロアルカノ
イルアミノ基;N−(C2 −C3 アルカノイル)−N−
(C1 −C2 アルキル)アミノ基;C2 −C3 アルコキ
シカルボニルアミノ基;C3 −C4 ハロアルコキシカル
ボニルアミノ基;N−(C2 −C3 アルコキシカルボニ
ル)−N−(C1 −C2 アルキル)アミノ基;置換基群
C1 から選択された置換基を有してもよいフェニル基;
ベンゾイルアミノ基;ベンジルアミノ基;置換基群C1
から選択された置換基を有してもよい酸素・素・硫黄原
子から選択された少なくとも1個の原子を環原子として
有する5又は6員複素環基;置換基群C1 から選択され
た置換基を有してもよい酸素・素・硫黄原子から選択さ
れた少なくとも1個の原子を環原子として有する5又は
6員複素環チオ基;ベンジルオキシカルボニルアミノ基 置換基群B1 :フッ素・塩素・臭素原子;C1 −C2 ア
ルコキシ基;C2 −C3 アルカノイルオキシ基 置換基群C1 :フッ素・塩素・臭素原子;水酸基;シア
ノ基;ニトロ基;C1 −C2 アルキル基;C1 −C2 ア
ルコキシ基;C2 −C3 アルコキシカルボニル基;オキ
ソ基より好適な化合物は、(16)R1 がエチル基を示
す化合物。
に置換している化合物。
合物は、(18)Xはメチレン基を示し、(19)Zが
示す式:(i)における R2 はメチル基を示し、(2
0)R3 はメトキシカルボニルグリシルアミノ基;アセ
チルグリシルアミノ基;1−メトキシカルボニル−2−
ピロリジルカルボニルアミノ基を示す化合物、特に好適
には、一般式(I)において、(21)Xがカルボニル
基を示し、(22)Zが示す式:(i)におけるR2 が
メチル基;又はエチル基を示し、Zが示す式:(ii)
におけるmが3又は4を示し、(23)R3 は、アミノ
基;アセチルアミノ基;シアノアセチルアミノ基;ベン
ゾイルアミノ基;2−フルオロベンゾイルアミノ基;3
−フルオロベンゾイルアミノ基;アセチルグリシルアミ
ノ基;メトキシカルボニルグリシルアミノ基;N−メチ
ル−N−メトキシカルボニルアミノアセチルアミノ(メ
トキシカルボニルグリシルアミノ)基;メトキシカルボ
ニル基;フェニルウレイド基;2−オキソオキサゾリン
−3−イル基;トリフルオロアセチルアミノ基;エトキ
シアセチルアミノ基;アセトキシアセチルアミノ基;メ
チルスルフォニルアミノ基;エチルスルフォニルアミノ
基を示す化合物。
ニル)−2−メチルプロピオニルオキシ]−5−ヒドロ
キシイミノミルベマイシン A4 (25)13−{2−[4−(N−アセチルグリシル)
アミノフェニル]−2−メチルプロピオニルオキシ}−
5−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 (26)13−{2−[4−(N−メトキシカルボニル
グリシル)メチルアミノフェニル]−2−メチルプロピ
オニルオキシ}−5−ヒドロキシイミノミルベマイシン
A4 (27)13−[2−(4−メトキシカルボニルアミノ
フェニル)−2−メチルプロピオニルオキシ]−5−ヒ
ドロキシイミノミルベマイシン A4 (28)13−{2−[4−(N−フェニルカルバモイ
ルアミノ)フェニル]−2−メチルプロピオニルオキ
シ}−5−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 (29)13−{2−[4−(2−オキソオキサゾリン
−3−イル)フェニル]−2−メチルプロピオニルオキ
シ}−5−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 (30)13−[1−(4−アミノフェニル)シクロペ
ンタンカルボニルオキシ]−5−ヒドロキシイミノミル
ベマイシン A4 (31)13-[1-(4-アセチルアミノフェニル)シクロヘ゜ンタンカルホ゛ニルオキシ]-5-ヒト゛ロ
キシイミノミルヘ゛マイシン A4 (32)13−[1−(4−アセトキシアセチルアミノ
フェニル)シクロペンタンカルボニルオキシ]−5−ヒ
ドロキシイミノミルベマイシン A4 (33)13−[1−(4−メタンスルホニルアミノフ
ェニル)シクロペンタンカルボニルオキシ]−5−ヒド
ロキシイミノミルベマイシン A4 (34)13−[1−(4−アセチルアミノフェニル)
−1−エチルブチリルオキシ]−5−ヒドロキシイミノ
ミルベマイシン A4 (35)13−[1−(4−アセチルアミノフェニル)
シクロブタンカルボニルオキシ]−5−ヒドロキシイミ
ノミルベマイシン A4 次に、本発明の化合物の具体例を表1に示すが、表中、
R1 、R3 、X、Z及びnは、一般式(I)に示された
ものと同意義を示す。
6、26、28、33、34、35、36、37、3
8、39、40、41、42、43、44、45、4
6、47、48、49、51、63、64、65、6
6、69、74、75、76、77、78、81、8
9、91、95、96、107、110、112、12
1、132、138、139、140、144、14
5、148、151、160、161、164、16
5、171、174、181、191、193、19
8、199、200、201、202、205、20
9、211、212、213、214、218、22
8、229、230、231、234、240、24
1、242、243、246、256、272、27
7、286、289、297、309、310、31
3、316、320、325、326、329、33
0、332、333、335、336、337、33
9、346、347、348、349、350、35
1、352、353、354、355、362、36
3、366、367、369、372、380、38
1、392、399、429、431、452、45
3、455、457、458、461、465、46
6、467、468、469、470、472、47
3、474、475、476、484、485、48
8、489、490、491、494、500、50
1、503、504、547、548、551、552
及び553であり、更に好適には、化合物番号9、2
6、42、46、63、64、65、91、96、12
1、144、165、171、191、209、21
3、214、313、320、336、457、54
7、548及び553である。
は、次の工程図に示す方法により製造することができ
る。
上記と同意義を示す。Meはメチル基を示す。
ミノ基、置換アミノ基を除く基を示し、(Ia )は、一
般式(I)で表される化合物のうち、R3aをフェニル基
上に置換基として有する化合物を示す。(Ia1)は、上
記(Ia )のうち、R3aがニトロ基である化合物を示
す。
基を示し、(Ib )は、一般式(I)で表される化合物
のうち、R3bをフェニル基上に有する化合物を示す。
ミノ基を示し、(Ic )は、一般式(I)で表される化
合物のうち、R3cをフェニル基上に置換基として有する
化合物を示す。
シリル基又はジメチルtert- ブチルシリル基のようなア
ルキル基が同一又は異なったC1 −C4 アルキル基を示
すトリアルキルシリル基を示し、(Ibsi )は、一般式
(I)で表される化合物のうち、R3bをフェニル基上に
置換基として有し、かつ、R12を5位ヒドロキシイミノ
の保護基として有する化合物を示し、また、(Icsi )
は、一般式(I)で表される化合物のうち、R3cをフェ
ニル基上に置換基として有し、かつ、R12を5位ヒドロ
キシイミノ基の保護基として有する化合物を示す。
れる15−ヒドロキシミルベマイシン誘導体は、特開昭
60−158191号公報に記載の公知化合物である。
一般式(V )で表される化合物には、フェニル基上の置
換基として上記R3aを有し、下記一般式(Va)、(V
b)、(Vc)、(Vd)として表される化合物のバリエー
ションがあり、既知の方法を組み合わせ、市販試薬を出
発物質として利用することにより得られ、以下(1)又
は(2)に概略を示す。
し、m’は、0乃至3の整数を示す。],(1)n=1
である場合、市販のアルカン酸エステルの、塩基−アル
キルハライドによるα位のアルキル化、次いでα位のハ
ロゲン化により得られたα−アルキル−α−ハロゲノア
ルカン酸エステル又はその市販品を塩基存在下、フェノ
ールと反応させて得られたα−(フェノキシ)−α−ア
ルキルアルカン酸エステルを加水分解して、一般式(V
a)で表されるカルボン酸が得られる。用いるアルキル
ハライドとして、1,2-ジブロモエタン、1,3-ジブロモプ
ロパン、又は1,4-ジブロペンタン等のジハロアルカンを
使用すれば一般式(Vc)で表されるシクロアルカンカルボ
ン酸が得られる。得られたカルボン酸をリチウムアルミ
ニウムハイドライドのような金属水素化物で還元するこ
とにより一般式(Vb)、(Vd)で表されるアルコールが
得られる。 (2)n=0である場合、市販のフェニル酢酸エステル
の、塩基−アルキルハライドによるα位のアルキル化に
より得られたα−フェニル−α、α−ジアルキル酢酸エ
ステルを加水分解して(VIIa)のカルボン酸が得られる。
用いるアルキルハライドとして、1,2-ジブロモエタン、
1,3-ジブロモプロパン、又は1,4-ジブロペンタン等のジ
ハロアルカンを使用すれば一般式(Vc)で表されるシクロ
アルカンカルボン酸が得られる。得られたカルボン酸を
リチウムアルミニウムハイドライドのような金属水素化
物で還元することにより一般式(Vb)、(Vd) で表され
るアルコールが得られる。工程Aは、一般式(IV)で表
される化合物の製造法であり、一般式(III)で表される
化合物に、強力な有機酸であるトリフルオロメタンスル
ホン酸の存在下、一般式(V)で表わされるカルボン酸あ
るいはアルコールを作用させることにより、行なわれ
る。
の量は、原則として触媒量であって、1当量は必要とし
ないが、使用されるカルボン酸の反応性の違いにより大
幅に変わりうる。
加すると、反応を促進し、良好な結果をあたえる場合が
ある。そのような無機化合物としては、トリフルオロメ
タンスルホン酸銅、沃化第一銅、沃化亜鉛、沃化コバル
ト、沃化ニッケルのような金属塩、セライト、シリカゲ
ル、アルミナ等を挙げることができ、好適には、トリフ
ルオロメタンスルホン酸銅、沃化第一銅のような銅塩で
あり、最も好適には、沃化第一銅である。
害せず、出発物質をある程度溶解するものであれば特に
限定はない。好適には、ベンゼン、トルエン、キシレン
のような芳香族炭化水素類;メチレンクロリド、1,2
−ジクロロエタン、クロロホルムのようなハロゲン化炭
化水素類;酢酸エチル、酢酸プロピルのようなエステル
類;ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、ジメトキシエタンのようなエーテル類;ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホス
ホロトリアミドのようなアミド類;ジメチルスルホキシ
ドのようなスルホキシド類及びアセトニトリルのような
ニトリル類などを挙げることができる。反応温度は−1
0℃乃至100℃で行なわれ、好適には、0℃乃至50
℃である。
は使用される溶媒の種類によって異なるが、通常5分間
乃至6時間であり、好適には10分乃至2時間である。
物をヒドロキシルアミンと反応させ、5位のカルボニル
基をヒドロキシルアミノ基に変換し、一般式(Ia )で
表される化合物を製造する工程である。
使用することが出来るが、そのような塩として、塩酸塩
や硫酸塩の様な無機酸や酢酸塩や修酸の有機酸との塩を
あげることができるが、好適には塩酸塩である。
であれば特に限定なく使用しうるが、水と自由に混ざり
あう、メタノール、エタノール、プロパノール等の低級
アルコールやテトラヒドロフランやジオキサンの様なエ
ーテル類と水との混液の使用が特に好適である。
反応時間は1時間乃至10時間である。
物のニトロ基を還元して、アミノ基を有する一般式(I
b )で表される化合物を製造する工程である。
使用できる。そのような例のひとつとして貴金属触媒を
使用した接触還元をあげることができる。反応に使用す
る触媒に好適なものとしてパラジウム−炭素、パラジウ
ム−硫酸バリウム、酸化白金等をあげることができる。
は、例えばメタノール、エタノールのようなアルコール
類;テトラヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテル
類;または酢酸エチルのようなエステル類をあげること
ができる。
り、反応時間は通常10分間乃至5時間程度である。
溶媒下の亜鉛末による還元を挙げることができる。
反応時間は通常30分乃至12時間程度である。
媒の存在下にナトリウムボロハイドライドによる還元を
挙げることができる。 ニッケル触媒としては塩化ニッ
ケルや臭化ニッケルのようなニッケル塩が使用しうるが
より好適にはこれらニッケル塩のトリフェニルホスフィ
ン錯体である。
は、例えばメタノール、エタノールのようなアルコール
類;テトラヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテル
類をあげることができる。
反応時間は通常10分乃至120分程度である。
使用できる。そのような例のひとつとして貴金属触媒を
使用した接触還元をあげることができる。反応に使用す
る触媒に好適なものとしてパラジウム−炭素、パラジウ
ム−硫酸バリウム、酸化白金等をあげることができる。
反応に使用する溶媒に好適なものとしては、例えばメタ
ノール、エタノールのようなアルコール類;テトラヒド
ロフラン、ジオキサンのようなエーテル類;または酢酸
エチルのようなエステル類をあげることができる。
り、反応時間は通常10分間乃至5時間程度である。
溶媒下の亜鉛末による還元を挙げることができる。
反応時間は通常30分乃至12時間程度である。
媒の存在下にナトリウムボロハイドライドによる還元を
挙げることができる。 ニッケル触媒としては塩化ニッ
ケルや臭化ニッケルのようなニッケル塩が使用しうるが
より好適にはこれらニッケル塩のトリフェニルホスフィ
ン錯体である。
例えばメタノール、エタノールのようなアルコール類;
テトラヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテル類を
あげることができる。
反応時間は通常10分乃至120分程度である。
物のアミノ基と、式:A−OH(Aは、下記する)で表
される酸もしくはその反応性誘導体又は下記一般式(x
v)で表されるイソシアネート類とを反応させることに
より、フェニル基上の置換基としてR3C(置換アミノ
基)を有する一般式(Ic )で表される化合物を製造す
る工程である。
その反応性誘導体におけるAは、下記式: R4 −C=O − (x)、 R6 R7 NC=Y − (R6 ≠H)(xi)、 R8 SO2 − (xii)、 R9 OC=O − (xiii)、 R10C(=NOR11)C=O− (xiv)、 で表される基を示し、また、イソシアネート類は下記の
式 R7 N=C(=Y) (xv) (式中、R4 、R5 、R6 、R7 、R8 、R9 、R10、
R11、Yは前記と同意義を示す。)で表される。
としては、例えば酸ハライド(酸クロリド、酸ブロミド
等)、酸無水物、混合酸無水物、活性エステル、活性ア
ミドなど、縮合反応に通常用いられるものがあげられ
る。
ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)、よう化2
−クロロ−1−メチルピリジニウム、p−トルエンスル
ホン酸、硫酸等の脱水剤が使用され、好適には、よう化
2−クロロ−1−メチルピリジニウムである。その使用
量は、式:A−OHで表される酸に対して、通常1〜5
当量、好適には1〜2当量である。
物質をある程度溶解するものであれば特に限定はない
が、好適には、ヘキサン、石油エーテル、ベンゼン、ト
ルエンのような炭化水素類、クロロホルム、塩化メチレ
ン、1,2−ジクロロエタンのようなハロゲン化炭化水
素類、エチルエーテル、テトラヒドロプランのようなエ
ーテル類、N,N−ジメチルホルムアミドのようなアミ
ド類、ジメチルスルホキシドのようなスルホキシド類及
びアセトニトリルのようなニトリル類並びにこれらの溶
媒の混合物等であり、更に好適には、ジクロロメタン、
1,2−ジクロロエタンである。
が、好適には0〜60℃である。反応時間は、主に反応
温度、原料化合物、反応試薬又は使用される溶媒の種類
によって異なるが、通常、15分〜一昼夜であり、好適
には30分乃至6時間である。
ドを用いる場合は、反応は溶媒中、好適には塩基の存在
下で行われ、好適な塩基としては、たとえば、トリエチ
ルアミン、N,N−ジメチルアニリン、ピリジン、4−
ジメチルアミノピリジン、1,5−ジアザビシクロ
[4.3.0]ノネン−5(DBN)または1,8−ジ
アザビシクロ[5.4.0]ウンデセン−7(DBU)
のような有機塩基が挙げられる。
量、そして塩基は、通常2〜8当量使用される。
間等は、上記A−OHで表される酸を使用するときと、
それぞれ同様である。
反応時間は5分乃至2時間である。 c.式:(xv)で表されるイソシアネートを用いる場
合は、反応は溶媒中で行われる。
使用される。
間等は、上記A−OHで表される酸を使用するときとそ
れぞれ、同様である。
合物の5位ヒドロキシイミノ基をトリアルキルシリル基
で保護後、ニトロ基を還元して、一般式(Ibsi )で表
される化合物を製造する工程である。
方法が使用できる。即ち、一般式(Ia1)で表される化
合物を溶媒中、脱ハロゲン化水素酸剤存在下にトリアル
キルシリルハライドを加えることにより達成される。
ールのようなイミダゾール類;ピリジン、4−ジメチル
アミノピリジンのようなピリジン類;トリエチルアミ
ン、トリブチルアミンのような三級アミンが挙げられる
が、好適には、イミダゾール類であり、更に好適には、
イミダゾールである。トリアルキルシリルハライドとし
ては、トリメチルシリルクロリド、トリエチルシリルク
ロリド又はジメチルtert- ブチルシリルクロリドであ
り、好適には、ジメチルtert- ブチルシリルクロリドで
ある。
ばヘキサン、石油エーテル、ベンゼン、トルエンのよう
な炭化水素類;クロロホルム、塩化メチレン、1,2−
ジクロロエタンのようなハロゲン化炭化水素類;テトラ
ヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテル類;または
酢酸エチルのようなエステル類を挙げることができる
が、好適には、ハロゲン化炭化水素類であり、更に好適
には、塩化メチレンである。
り、反応時間は通常10分間乃至5時間程度である。
われる。工程D1 は、一般式(Ibsi )で表される化合
物のアミノ基と、上記式:A−OHで表される酸もしく
はその反応性誘導体又は一般式(xv)で表されるイソ
シアネート類とを反応させる(アシル化反応)ことによ
り、フェニル基上の置換基としてR3C(置換アミノ基)
を有し、かつ、5位ヒドロキシイミノ基がR12で保護さ
れた一般式(Icsi )で表される化合物を製造する工程
である。
われる。工程D2 は、一般式(Icsi )で表される化合
物の5位ヒドロキシイミノ基の保護基R12を溶媒中、酸
触媒存在下で脱保護化し、(Ic )で表される化合物を
製造する工程である。
タノールのようなアルコール類;テトラヒドロフラン、
ジオキサンのようなエーテル類をあげることができるが
好適には、アルコール類であり、更に好適には、メタノ
ールである。
のような無機酸、メタンスルホン酸パラトルエンスルホ
ン酸のような有機酸が挙げられるが好適には、無機酸で
あり更に好適には、塩酸である。各工程の反応終了後、
それぞれの目的物である式(IV)、(Ia )、(Ia1)
(Ib )及び(Ic )の化合物は、周知の方法で反応混
合物より単離され、必要に応じカラムクロマトグラフィ
ー等の公知の手段によって精製される。
のミルベマイシン類およびその類縁化合物は醗酵生産物
であって、単一化合物もしくはそれらの混合物のいずれ
でもありえる。従って、一般式(I)で表される化合物
も単一化合物もしくは混合物として製造されうる。
剤として使用する場合は、液体飲料として経口的に投与
することができる。飲料は普通ベントナイトのような懸
濁剤および湿潤剤またはその他の賦形剤と共に適当な非
毒性の溶剤または水での溶液、懸濁液または分散液であ
る。一般に飲料はまた消泡剤を含有する。飲料処方一般
に活性化合物を約0.01〜0.5重量%、好適には
0.01〜0.1重量%を含有する。
ることが望ましい場合は、普通所望量の活性化合物を含
有するカプセル、丸薬または錠剤を使用する。これらの
使用形態は、活性成分を適当な細かく粉砕された希釈
剤、充填剤、崩壊剤および/または結合剤、例えばデン
プン、乳糖、タルク、ステアリン酸マグネシウム、植物
性ゴムなどと均質に混和することによって製造される。
このような単位使用処方は、治療される宿主動物の種
類、感染の程度および寄生虫の種類および宿主の体重に
よって駆虫剤の重量および含量に関して広く変化させる
ことができる。
飼料に均質に分散させるか、トップドレッシングとして
使用されるかまたはペレットの形態として使用される。
普通望ましい抗寄生虫効果を達成するためには、最終飼
料中に活性化合物を0.0001〜0.02%を含有し
ている。
せたものは、前胃内、筋肉内、気管内または皮下に注射
によって非経口的に動物に投与することができる。非経
口投与のために、活性化合物は好適には落花生油、棉実
油のような適当な植物油と混合する。このような処方
は、一般に活性化合物を0.05〜50重量%含有す
る。
素溶剤のような適当な担体と混合することによって局所
的に投与し得る。この製剤はスプレーまたは直接的注加
によって動物の外部表面に直接適用される。
使用量は、治療される動物の種類および寄生虫感染の型
および程度によってきまるが、一般に動物体重1kg当
り約0.01〜100mg、好適には0.5〜50.0
mgを経口投与することによって得られる。このような
使用量は一度にまたは分割した使用量で1〜5日のよう
な比較的短期間にわたって与えられる。
る場合には、種々の製剤として使用される。例えば、粉
剤、粗粉剤、水溶剤、微粒剤、水和剤、粒剤、ドライフ
ロアブル、錠剤、乳液、乳剤、水性若しくは油性懸濁
剤、水性若しくは油性液剤(懸濁剤、液剤は直接噴霧さ
れ、希釈もできる。)、エアゾール又は高分子物質中の
カプセルをあげることができる。使用される担体は有機
若しくは無機の天然物又は合成物でありえ、活性化合物
を作用点に到達させることの補助のため、及び活性化合
物の貯蔵、輸送、取扱いの便をよくするため等に使用さ
れる。又、担体に関する周知の技術に従って、固体、液
体及び気体の担体が選択される。
ば、活性化合物を担体、希釈剤(溶剤等)又は必要に応
じて界面活性剤とよく混合し、必要に応じて粉砕・造粒
・打錠・被覆・吸収等の工程を経て製剤化される。
粉剤、ドライフロアブル、錠剤等の固形剤を調製するた
めの担体としては、カオリナイト及びパイロフィライト
系クレー、タルク、炭酸カルシウム、ベントナイト・酸
性白土等のモンモリロナイト系クレー、アタパルジャイ
ト、セピオライト、珪藻土、軽石、珪砂等の天然鉱物の
粉末またはそれらの粒状物、含水または無水の合成無晶
形二酸化珪素、珪酸カルシウム、炭酸マグネシウム等の
無機化合物の微粉、砂糖、乳糖、グルコース等の糖類、
でんぷん、デキストリン、微結晶セルロース、木粉、コ
ーヒー豆の粉末、籾殻粉末、小麦粉、タブ粉等の有機
物、硫酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリ
ウム、リン酸ナトリウム、硫酸カルシウム、硫酸アンモ
ニウム等の無機塩類、尿素等を挙げることが出来る。
る;キシレン、メチルナフタレン、アルキルベンゼン、
フェニルキシリルエタン等の芳香族高沸点溶剤、パラフ
ィン系及びナフテン系高沸点溶剤、オレイン酸、アジピ
ン酸、ラウリン酸、ヤシ油脂肪酸、マレイン酸、フター
ル酸等種々のカルボン酸のエステル類、種々のリン酸エ
ステル類、シクロヘキサノン、メチルイソブチルケトン
等のケトン類、N−アルキルピロリドン類、ジメチルス
ルホキサイドのような極性溶剤、エチレングリコール、
プロピレングリコール、ブタンジオール、ヘキシレング
リコール等のグリコール類並びにそれらのポリマー、及
びこれら種々のグリコールのエーテルまたはエステル
類、メチルアルコール、エチルアルコール、プロピルア
ルコール、ブチルアルコール、ヘキシルアルコール、オ
クチルアルコール、ラウリルアルコール等のアルコール
類及びこれらアルコールの種々のエステル並びにエーテ
ル類、エポキシ化されてもよいヤシ油、大豆油のような
植物油;または水。
有する製剤を得るために用い、通常の農薬製剤に用いる
ノニオン、アニオン、カチオン、両性イオン性の界面活
性剤を用いることができる。
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアル
キルエステル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエ
ーテル、ポリオキシエチレンアリールアリールエーテ
ル、ポリオキシエチレンソルビタンアルキルエステル、
ソルビタンアルキルエステル、砂糖の脂肪酸エステル、
グリセリン及びペンタエリスリットの脂肪酸エステル、
プルロニックタイプの界面活性剤、アセチレンアルコー
ル並びにアセチレンジオール及びこれらにエチレンオキ
サイドを付加した界面活性剤、シリコン系界面活性剤、
アルキルグルコサイド等を挙げることができる。
キルベンゼンスルホン酸塩、ジアルキルスルホ琥珀酸
塩、アルキルサルフェートの塩、アルキルメチルタウラ
イドの塩、上記のエチレンオキサイドを付加したノニオ
ン界面活性剤を硫酸またはリン酸でエステル化し、必要
によってはこれを適当なアルカリで中和したアニオン界
面活性剤、リグニンスルホン酸塩、(アルキル)ナフタ
レンスルホン酸及びその縮合物の塩、フェノールスルホ
ン酸及びその縮合物の塩、アクリル酸・マレイン酸・ス
チレンスルホン酸・及びビニル基等の縮合物の塩よりな
る種々のポリカルボン酸型及びポリスルホン酸型ポリソ
ープ、1−(2−オクテノイル)−ソヂウムサクシネー
トを付加したでんぷんまたはデキストリンのようなでん
ぷん系の界面活性剤、カルボキシメチルセルロースの
塩、高級脂肪酸のナトリウム、カリウム塩のような石鹸
類、α−オレフィンスルホン酸塩等を挙げることができ
る。
ン塩型、第4級アンモニウム塩型、高級脂肪族アミン及
び脂肪酸アミドのエチレンオキサイド付加物等を挙げる
ことができる。
アミノ酸型或いはベタイン型の界面活性剤、レシチン等
を挙げることができる。
または全部をフッソ原子で置換した界面活性剤もまた、
表面張力を低下させる作用が強く、有効に使用し得る。
独で或いは混合して用いられる。
剤、結合剤、粘着剤又はそれらの混合物を含むことがで
き、さらに特別の効果を達成するために、受精促進剤、
その他活性物質を含むこともある。
む(但し、%し重量で表わす。):活性化合物0.01
〜99%、好適には0.1〜95%;固体又は液体添加
物1〜99.99%;界面活性剤0〜25%、好適には
0.1〜25%、販売品が濃縮された形である場合に
は、一般に使用する前に、有効成分濃度が0.001〜
0.0001重量%(1〜10ppm)に希釈される。
な製剤及び、それらの製剤によって調製された使用形態
で、他の活性化合物、例えば、殺虫剤、毒餌、殺菌剤、
殺ダニ剤、殺センチュウ剤、殺カビ剤、生長調整剤又は
除草剤との混合剤として、存在することもできる。ここ
で、上記殺虫剤としては、例えば、有機リン剤、カーバ
メート剤、カーボキシレート系薬剤、クロル化炭化水素
系薬剤、微生物より生産される殺虫性物質などを挙げる
ことができる。
剤としても、存在することができ、斯る製剤及び、使用
形態は、商業上有用なものを挙げることができる。該共
力剤は、それ自体、活性である必要はなく、活性化合物
の作用を増幅する化合物である。
する。
ピオニルオキシ]−5−ヒドロキシイミノミルベマイシ
ン A4 (V:R1= Et、X= CO 、Z= =C(CH3)2 、R3= 4-NO
2 、n= 0) (例示化合物番号21) . (工程A) 15−ヒドロキシ−5−オキソミルベマイ
シンA4 (188mg, 0.34mmol )と、2−(4−ニトロフ
ェニル)−2−メチルプロピオン酸(212mg 、1.01mmo
l) のジクロロメタン溶液(8 ml) に、アルゴン気流
下、氷冷しながらトリフルオロメタンスルホン酸(15μ
l)を加え、室温で30分撹拌した。反応終了後、反応液
を水にあけ、酢酸エチルで抽出した。抽出液を5%重そ
う水と飽和食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥後、
溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで精製して、13−[2−(4−ニトロフェニ
ル)−2−メチルプロピオニルオキシ]−5−オキソミ
ルベマイシン A4 (IV:R1= Et、X= CO 、Z= =C(CH3)
2 、R3= 4-NO2 、n= 0)502mg(58%)を得た。
m):8.16(2H, d, J=9.8Hz), 6.54(1H,t, J=1.8Hz), 5.
69〜5.91(2H, m), 5.29 〜5.47(3H, m), 4.91(1H, d, J
=10.5Hz ), 4.70(2H, br-s), 3.84 (1H, s), 1.63(6H,
6H). (工程B)工程Aで得られた5−オキソ体 (186mg, 0.2
5mmol) をジオキサン(1.5 ml)に溶解し、水 (0.75 m
l) 、メタノール (1.5 ml) 、及びヒドロキシルアミン
の塩酸塩 (165 mg) を加え40℃で3時間撹袢した。
反応終了後、反応液に酢酸エチル (20 ml) を加え、3
回水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下に溶媒
を留去した。 残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーで精製して、目的化合物 170 mg (89.2%) を得た。
3) : 8.17(2H, d, J=8.7Hz), 8.00(1H, br),7.47(2H,
d, J=8.7Hz), 5.71〜5.90(3H, m), 5.27 〜5.48
(3H, m), 4.91(1H, d,J=10.
6Hz), 4.70 and 4.68(2H, A
B−q, J=15.0Hz), 4.65(1H,
s), 3.97(1H, s),3.57(1H,
m),3.36(1H, m), 3.04(1H,
dt, J=2.3 and 9.3Hz), 1.9
3(3H, s), 1.63(3H, s), 1.
60(3H, s), 1.29(3H, s),
0.99(3H, t, J=7.3Hz), 0.8
2(6H, d, J=6.5Hz). 本方法に準じて、以下の実施例2から実施例8までの化
合物が合成された。収率は工程A、Bを通算した値を表
す。
ピオニルオキシ]−5−ヒドロキシイミノミルベマイシ
ン A4 (V:R1= Et、X= CO 、Z= =C(CH3)2 、R3= 3-NO
2 、n= 0) (例示化合物番号3) . 収率: 64.3% 核磁気共鳴スペクトル(270MHz)δ(ppm):8.19(1H, d
d, J=1.9 and 1.9Hz),8.12(1H, dd, J=1.9 and 7.9Hz),
7.63(1H, dd, J=1.9 and 7.9Hz), 7.49(1H,dd, J=7.9
and 7.9Hz), 5.70〜5.90(3H, m), 5.29 〜5.47(3H, m),
4.92(1H, d,J=10.6Hz ), 4.73 and 4.68(2H, AB-q, J=
14.4Hz), 4.66(1H, s), 3.97(1H, s), 3.57(1H, m),3.3
6(1H, m), 3.04(1H, dt, J=2.1 and 9.1Hz), 1.93(3H,
s), 1.66(3H, s), 1.61(3H, s), 1.29(3H, s), 0.96(3
H, t, J=7.3Hz), 0.84(3H, d,J=6.5Hz), 0.83(3H, d, J
=6.4Hz).
ロピオニルオキシ]−5−ヒドロキシイミノミルベマイ
シン A4 (V:R1= Et、X= CO 、Z= =C(CH3)2R3= 4-MeO
、n= 0) (例示化合物番号16). 質量スペクトル(FAB-MS) (m/z):748(M + H+,M=C43H
57NO10). 核磁気共鳴スペクトル(270MHz)δ(CDCl3) :
7.95(1H, br.s), 7.22(2H,
d,J=8.8Hz), 6.83(2H, d,J
=8.8Hz), 4.86(1H, d, J=1
0.5Hz), 4.73 and 4.68(2H,
AB−q, J=18.8 & 14.4Hz),
4.65(1H, s), 3.96(1H, s),
3.79(3H, s), 3.56(1H,
m), 3.36(1H, m), 3.04(1H,
dd, J=2.3 and 9.2Hz), 1.
93(3H, s), 1.56(3H, s),1.
53(3H, s), 1.30(3H, s),
0.98(3H, t, J=7.3Hz), 0.8
3(3H, d, J=6.4Hz), 0.82(3
H, d, J=6.5Hz).
カルボニルオキシ]−5−ヒドロキシイミノミルベマイ
シン A4 (V:R1= Et、X= CO 、Z= =C(CH3)4R3= 2-MeO
、n= 0) (例示化合物番号181) . 質量スペクトル(FAB-MS) (m/z):774(M + H+,M=C45H
59NO10). 核磁気共鳴スペクトル(270MHz)δ(CDCl3) : 7.25(2H,
d,J=8.6Hz), 6.81(2H,d, J=8.6Hz), 4.80(1H, d, J=1
0.6Hz), 4.72 and 4.70(2H, AB-q, J=14.4Hz),4.65(1H,
s), 3.96(1H, s), 3.78(3H, s), 3.56(1H, m), 3.36(1
H, m), 3.02(1H, dd, J=2.2 and 9.2Hz), 2.66-2.54(2
H, m), 1.93(3H, s), 1.29(3H, s), 0.97(3H, t, J=7.3
Hz), 0.82(3H, d, J=6.6Hz), 0.82(3H, d, J=6.6Hz),
0.77(3H, d, J=5.9Hz).
ロピオニルオキシ]−5−ヒドロキシイミノミルベマイ
シン A4 (V:R1= Et、X= CO 、Z= =C(CH3)2R3= 4-NO2
、n= 0) (例示化合物番号23) . 収率: 41.6% 核磁気共鳴スペクトル(270MHz)δ(CDCl3) : 7.90(1H,
br), 7.22(2H, d, J=8.7Hz), 6.83(2H, d, J=8.7Hz),
5.71〜5.90(3H, m), 5.29 〜5.49(3H, m), 4.86(1H, d,
J=10.5Hz), 4.72 and 4.68(2H, AB-q, J=14.4Hz), 4.6
5(1H, s), 3.96(1H, s), 3.79(3H, s), 3.57(1H, m),
3.36(1H, m), 3.04(1H, dt, J=2.2 and 9.2Hz), 1.93(3
H, s), 1.58(6H, s), 1.30(3H, s), 0.98(3H, t, J=7.3
Hz), 0.83(3H, d, J=6.5Hz), 0.82(3H, d, J=6.5Hz).
ルボニルオキシ]−5−ヒドロキシイミノミルベマイシ
ン A4 (V :R1= Et、X= CO 、Z= =C=(CH2)2、R3= 4-
NO2 、n=0 )(例示化合物番号387) . 収率: 60.7% 核磁気共鳴スペクトル(270MHz)δ(CDCl3) : 8.18(2H,
d, J=8.7Hz), 7.51(2H, d, J=8.7Hz), 5.82(1H, s),
5.71 〜5.90(2H, m), 5.27 〜5.46(3H, m), 4.91(1H,
d, J=10.6Hz), 4.72 and 4.66(2H, AB-q, J=14.4Hz),
4.65(1H, s), 3.93(1H, s), 3.55(1H, m),3.35(1H, m),
3.03(1H, dt, J=2.2 and 9.2Hz), 1.93(3H, s), 1.36
(3H, s), 0.97(3H, t, J=7.3Hz), 0.91(3H, d, J=6.5H
z), 0.82(3H,d, J=6.5Hz).
ボニルオキシ]−5−ヒドロキシイミノミルベマイシン
A4 (V:R1= Et、X= CO 、Z= =C=(CH2)3、R3= 4-NO
2 、n= 0) (例示化合物番号451) . 収率: 66.1% 核磁気共鳴スペクトル(270MHz)δ(CDCl3) : 8.18(2H,
d, J=8.9Hz), 7.42(2H, d, J=8.9Hz), 5.72〜5.89(3H,
m), 5.27 〜5.46(3H, m), 4.88(1H, d, J=10.5Hz), 4.
73 and 4.67(2H, AB-q, J=14.4Hz), 4.66(1H, s), 3.95
(1H, s), 3.56(1H, m),3.36(1H, m), 3.03(1H, dt, J=
2.3 and 9.2Hz), 1.93(3H, s), 1.35(3H,s), 0.98(3H,
t, J=7.3Hz), 0.82(3H, d, J=6.4Hz), 0.78(3H, d, J=
6.6Hz).
ピルオキシ]−5−ヒドロキシイミノミルベマイシン
A4 (V:R1= Et、X= CH2、Z= =C(CH3)2 、R3=4-NO2 、n
= 0) (例示化合物番号513) . 核磁気共鳴スペクトル(270MHz)δ(CDCl3) : 8.14(2H,
d, J=8.9Hz), 7.51(2H, d, J=8.9Hz), 5.71〜5.90(3H,
m), 5.27 〜5.46(3H, m), 4.65(1H, s), 3.94(1H, s),
3.31(1H, d, J=9.0Hz), 3.13(2H, d, J=9.0Hz), 1.87
(6H, s). 収率: 65.3%
ピオニルオキシ]−5−ヒドロキシイミノミルベマイシ
ン A4 (VI :R1= Et、X= CO 、Z= =C(CH3)2、R3= 4-N
H2 、n= O) (例示化合物番号6) . 実施例1で得られたニトロ体 (1.00g, 1.31mmol) をメ
タノール (13 ml) 及びテトラヒドロフラン (7 ml) の
混液に溶解し、ニッケル(II)クロライドのトリフェニィ
ルフォスフィン錯体 (85 mg, 0.13 mmol) を加え、氷冷
下、ナトリウムボロハイドライド (100 mg, 2.6 mmol)
を加えて30分撹袢した。 反応液に酢酸エチル (70 m
l) を加え、3回水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、減圧下に溶媒を留去した。 残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーで精製して、目的化合物 802 mg
(83.8%) を得た。
3) : 8.0(1H, br), 7.09(2H, d, J=8.5Hz), 6.62(2H,
d, J=8.5Hz), 5.71 〜5.95(3H, m), 5.25 〜5.50(3H,
m), 4.86(1H, d, J=10.5Hz), 4.75 and 4.68(2H, AB-q,
J=15.0Hz), 4.66(1H, s), 3.57(1H, m),3.36(1H, m),
3.04(1H, dt, J=2.1 and 9.0Hz), 1.93(3H, s), 1.54(3
H, s), 1.51(3H, s), 1.32(3H, s), 0.98(3H, t, J=7.2
Hz), 0.82(6H, d, J=6.4Hz). 本方法に準じて、以下の実施例10から実施例13まで
の化合物が合成された。
ピオニルオキシ]−5−ヒドロキシイミノミルベマイシ
ン A4 (V:R1= Et、X= CO 、Z= =C(CH3)2 、、R3= 3-
NH2 、n= 0) (例示化合物番号7) . 核磁気共鳴スペクトル(270MHz)δ(ppm):7.42(1H,
m), 7.21(1H, m), 6.90(1H, m), 5.70 〜5.90(3H, m),
5.29 〜5.48(3H, m), 4.89(1H, d, J=10.6Hz ),4.73 an
d 4.68(2H, AB-q, J=14.4Hz), 4.65(1H, s), 3.97(1H,
br-s), 3.57(1H, m),3.36(1H, m), 3.04(1H, m), 1.93
(3H, s), 1.65(3H, s), 1.62(3H, s), 1.29(3H, s), 0.
97(3H, t, J=7.3Hz), 0.84(3H, d, J=6.5Hz), 0.83(3H,
d, J=6.4Hz).
ルボニルオキシ]−5−ヒドロキシイミノミルベマイシ
ン A4 (VI:R1= Et、X= CO 、Z= =C=(CH2)2、R3= 4-
NH2 、n=0 )(例示化合物番号388) . 核磁気共鳴スペクトル(270MHz)δ(CDCl3) : 7.25(2H,
d, J=8.1Hz), 7.01(2H, d, J=8.1Hz), 5.86(1H, s),
5.71 〜5.95(2H, m), 5.25 〜5.50(3H, m), 4.82(1H,
d, J=10.5Hz), 4.75 and 4.68(2H, AB-q, J=16.2Hz),
4.66(1H, s), 3.56(1H, m),3.36(1H, m), 3.03(1H, dt,
J=2.2 and 9.2Hz), 1.96(3H, s), 1.40(3H, s), 0.98
(3H, t, J=7.2Hz), 0.90(3H, d, J=6.5Hz), 0.83(3H,
d, J=6.4Hz).
ボニルオキシ]−5−ヒドロキシイミノミルベマイシン
A4 (VI:R1= Et、X= CO 、Z= =C=(CH2)3、R3= 4-NH
2 、n=0 )(例示化合物番号452) . 核磁気共鳴スペクトル(270MHz)δ(CDCl3) : 7.19(2H,
d, J=8.1Hz), 7.01(2H, d, J=8.1Hz), 5.71〜5.95(3H,
m), 5.25 〜5.50(3H, m), 4.82(1H, d, J=10.5Hz), 4.
66(1H, s), 3.57(1H, m),3.36(1H, m), 3.03(1H, dt, J
=2.2 and 9.2Hz), 1.96(3H, s), 1.40(3H, s), 0.98(3
H, t, J=7.2Hz), 0.89(3H, d, J=6.5Hz),0.82(3H, d, J
=6.5Hz).
ピルオキシ]−5−ヒドロキシイミノミルベマイシン
A4 (V:R1= Et、X= CH2、Z= =C(CH3)2 、R3=4-NH2 、n
= 0) (例示化合物番号514) . 核磁気共鳴スペクトル(270MHz)δ(CDCl3) : 7.14(2H,
d, J=8.5Hz), 6.63(2H, d, J=8.5Hz), 5.71〜5.90(3H,
m), 5.27 〜5.46(3H, m), 4.65(1H, s), 3.94(1H, s),
3.22(1H, d, J=8.9.0Hz).
アミノフェニル)−2−メチルプロピオニルオキシ]−
5−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4(I:R1= E
t、X= CO 、Z= =C(CH3)2 、R3= 4-NHCOCH2NHCOOMe、n=
0) (例示化合物番号81) . N−メトキシカルボニルグリシン(2.0g, 15.0 mmol)
の塩化メチレン溶液 (20 ml) に、13−[2−(4−
アミノフェニル)−2−メチルプロピオニルオキシ]ミ
ルベマイシンA4 (3.61 g, 5.0 mmol) 、トリエチルア
ミン (1.012 g,10.0 mmol) 及びよう化2−クロロ−1
−メチルピリジニウム (2.56g, 10.0 mmol) を順次加
え、その後室温で1.5時間撹拌した。反応終了後、反
応液を水にあけ、酢酸エチルで抽出した。抽出液を、乾
燥(MgSO4 )、濃縮し、残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーで精製し、3.53g(84.4%)
の目的物を得た。
3) : 8.30(1H, br-s), 7.96(1H, br-s), 7.45(2H, d, J
=8.5Hz), 7.24(2H, d, J=8.5Hz), 5.71 〜5.89(3H,
m), 5.26 〜5.51(4H, m), 4.86(1H, d, J=10.8Hz), 4.6
5 and 4.73(2H, AB-q, J=15.0Hz), 3.99(1H, d, J=5.6H
z), 3.97(3H, s), 3.75(3H, s). 前記した方法に準じて、実施例13で得られた13−
[2−(4−アミノフェニル)−2−メチルプロピルオ
キシ]−5−ヒドロキシイミノミルベマイシン4 から以
下の実施例15及び実施例16の化合物が合成された。
アミノフェニル)−2−メチルプロピルオキシ]−5−
ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 (I:R1= Et、
X= CH2、Z= =C(CH3)2 、R3= 4-NHCOCH2NHCOOMe、n= 0)
(例示化合物番号547) . 質量スペクトル(FAB-MS) (m/z):983(M + H+ + トリエ
タノールアミン = 833+1+149). 核磁気共鳴スペクトル(270MHz)δ(CDCl3) : 7.88(1H,
br), 7.80(1H, br),7.42(2H, d, J=8.9Hz), 7.31(2H,
d, J=8.9Hz), 5.69〜5.85(3H, m), 5.26 〜5.45(3H,
m), 5.12(1H, m), 4.70(2H, m), 4.66(1H, s), 3.98(2
H, d, J=5.9Hz),3.90(1H, s), 3.74(3H, s), 3.57(1H,
br), 3.36(1H, t, J=2.4Hz), 3.25(1H,d, J=8.9Hz), 3.
04 〜3.13(3H, m).
ン−2−カルボニルアミノ)フェニル)−2−メチルプ
ロピルオキシ]−5−ヒドロキシイミノミルベマイシン
A4 (I:R1= Et、X= CH2、Z= =C(CH3)2 、R3= 4-NH
COCH2NHCOOMe、n= 0) (例示化合物番号553) 質量スペクトル(FAB-MS) (m/z):1023( M + H+ + トリ
エタノールアミン = 873+1+149). 核磁気共鳴スペクトル(270MHz)δ(CDCl3) : 7.89(1H,
br), 7.44(2H, d, J=8.5Hz), 7.30(2H, d, J=8.5Hz),
5.69〜5.85(3H, m), 5.27 〜5.44(3H, m), 5.14(1H,
m), 4.75(2H, m), 4.66(1H, s), 4.47(1H, bs), 3.91(1
H, s), 3.77(3H,s), 3.57(1H, br), 3.38〜3.73(4H,
m), 3.37(1H, t, J=2.4Hz), 3.25(1H, d, J=8.7Hz), 3.
04 〜3.14(3H, m).
ロパンカルボニルオキシ]−5−ヒドロキシイミノミル
ベマイシン A4 (VI:R1= Et、X= CO 、Z= =C=(C
H2)2、R3= 4-AcNH、n=0 )(例示化合物番号392) . 実施例11で得られた13−[1−(4−アミノフェニ
ル)シクロプロパンカルボニルオキシ]−5−ヒドロキ
シイミノミルベマイシン A4 (98.0 mg, 0.134 mmol)
をジクロルメタン (1.0 ml) に溶解し、氷冷下、ピリジ
ン (0.0121 ml,0.15 mmol) のジクロルメタン (1.0 ml)
溶液、及び無水酢酸 (0.0142 ml, 0.15 mmol) のジク
ロルメタン (1.0 ml) 溶液を加え、同温度で30分、次
いで室温で10分撹袢した。 反応液に酢酸エチル (15
ml) を加え、3回水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、減圧下に溶媒を留去した。 残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーで精製して、目的化合物 70.0 m
g (67.6%) を得た。
3) : 7.41(2H, d, J=8.4Hz), 7.34(2H, d, J=8.4Hz),
5.83(1H, s), 5.73 〜5.90(2H, m), 5.27 〜5.44(3H,
m), 4.90(1H, d, J=10.4Hz), 4.70(2H, m), 4.66(1H,
s), 3.93(1H, s), 3.56(1H, m),3.35(1H, m), 3.04(1H,
dt, J=2.2 and 9.2Hz), 2.13(3H, s), 1.93(3H, s),
1.38(3H, s), 0.97(3H, t, J=7.2Hz), 0.93(3H, d, J=
6.6Hz), 0.83(3H, d, J=6.5Hz).
−2−メチルプロピオニルオキシ]−5−ヒドロキシイ
ミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = CO,Z = =C(M
e)2, R3 = 4-NHSO2Me, n = 0)(化合物番号148) 工程A ジクロロメタン(25ml) 中の13−[2−(4−ニト
ロフェニル)−2−メチルプロピオニルオキシ]−5−
ヒドロキシイミノミルベマイシンA4 (2.289g、
3.0mmol、実施例1に記載のようにして調製した)の
溶液に、イミダゾール(245mg、3.6mmol)、塩化
t−ブチルジメチルシリル(543mg、3.6mmol) 及
び4−ジメチルアミノピリジン(20mg)を加え、混合
物を40℃で2時間攪拌した。反応混合物を酢酸エチル
(100ml)で希釈し、0.2Mクエン酸、水、4%炭
酸水素ナトリウム及び水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリ
ウム上で乾燥させ、減圧下蒸発させた。残渣を、カラム
クロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/ヘキサ
ン=1:9)で精製し、13−[2−(4−ニトロフェ
ニル)−2−メチルプロピオニルオキシ]−5−t−ブ
チルジメチルシリルオキシイミノミルベマイシンA4
(2.542g、96.6%)を非晶質固体として得
た。
で得た)をメタノール(15ml)中に溶解させ、ビス
(トリフェニルホスフィン)−ニッケル(II)クロリド
(253mg)を加えた。得られた溶液に、水素化硼素ナ
トリウムを、攪拌下10分以内に加え、攪拌を更に7分
間続けた。反応混合物を1%酢酸(200ml)に注ぎ、
酢酸エチル(200ml、50ml)で抽出した。抽出物を
水、4%炭酸水素ナトリウム及び水で順次洗浄し、無水
硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下蒸発させた。残渣
を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチ
ル/ヘキサン=3:7)で精製し、13−[2−(4−
アミノフェニル)−2−メチルプロピオニルオキシ]−
5−t−ブチルジメチルシリルオキシイミノミルベマイ
シンA4 (2.101g、91.5%)を非晶質固体と
して得た。
mg、0.20mmol、上記工程Bで得た)の溶液に、ピリ
ジン(0.177ml、2.20mmol)及びメタンスルホ
ニルクロリド(252mg、2.20mmol)を加え、得ら
れた混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物を酢酸
エチル(20ml)で希釈し、0.2M クエン酸、水、4
%炭酸水素ナトリウム及び水で順次洗浄し、無水硫酸ナ
トリウム上で乾燥させ、減圧下蒸発させた。残渣をメタ
ノール(3.0ml)中に溶解し、この溶液に1M 塩酸
(0.3ml) を加えた。混合物を室温で20分間攪拌し
た後、反応混合物を酢酸エチル(20ml)で希釈し、
水、4%炭酸水素ナトリウム及び水で順次洗浄し、無水
硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下蒸発させた。残渣
を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチ
ル/ヘキサン=6:4)で精製し、表記化合物(717
mg、94.5%)を非晶質固体として得た。
+, M = C43H58N1O11S). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.14(1H, 幅広の
s), 7.26(2H, d, J=8.6Hz), 7.20(2H, d, J=8.6 Hz),
6.35(1H, br-s), 4.87(1H, d, J=9.9Hz), 4.71 及び4.6
9(2H, ABq, J=14.5Hz), 4.65(1H, s), 3.95(1H, s), 3.
56(1H, m), 3.36(1H, m), 3.04(1H, m), 2.98(3H, s),
1.93(3H, s), 1.58(3H, s), 1.55(3H, s),1.31(3H, s),
0.98(3H, t, J=7.3Hz), 0.84-0.80(6H, m). 実施例19〜56 実施例18と同様の手順を用いて、実施例19〜56の
化合物を調製した。
メチルプロピオニルオキシ]−5−ヒドロキシイミノミ
ルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = CO, Z = =C(Me)2,
R3 = 4-NHCOPh, n = 0) (化合物番号63) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :837 (M + H+, M = C49H
60N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 7.89-7.31(2H,
m), 7.77(1H, 幅広のs),7.60-7.47(5H, m), 7.31(2H,
d, J=8.6Hz), 4.89(1H, d, J=10.6Hz), 4.71 及び4.
69(2H, ABq, J=15.2Hz), 4.
65(1H, s), 3.95(1H, s),
3.56(1H, m), 3.36(1H,m),
3.04(1H, m), 1.93(3H, s),
1.59(3H, s), 1.56(3H,
s), 1.33(3H, s), 0.98(3H,
t, J=7.3Hz), 0.85−0.82(6
H, m).
ル)−2−メチルプロピオニルオキシ]−5−ヒドロキ
シイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = E
t, X = CO, Z = =C(Me)2, R
3 = 4−NHCOOMe, n = 0)(化合物
番号121) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :791 (M + H+, M = C44H
58N2O11). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 7.82(1H, 幅広の
s), 7.31(2H, d, J=8.6Hz), 7.23(2H, d, J=8.6Hz), 6.
56(1H,幅広のs), 4.87(1H, d, J=10.6Hz), 4.71及び4.6
9(2H, ABq, J=14.5Hz), 4.65(1H, s), 3.96(1H, s), 3.
78(3H, s), 3.56(1H, m), 3.36(1H, m), 3.04(1H, dt,
J=2.6及び9.2Hz), 1.93(3H, s), 1.56(3H, s), 1.53(3
H, s), 1.30(3H, s), 0.98(3H, t, J=7.3Hz), 0.84-0.8
1(6H, m).
チルプロピオニルオキシ]−5−ヒドロキシイミノミル
ベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = CO, Z = =C(Me)2, R3
= 4-NHCOCH3, n = 0)(化合物番号26 ) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :775 (M + H+, M = C44H
58N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 7.83(1H, 幅広の
s), 7.42(2H, d, J=8.6Hz), 7.25(2H, d, J=8.6Hz), 7.
11(1H,幅広のs), 4.87(1H, d, J=10.6Hz), 4.71及び4.6
9(2H, ABq, J=14.5Hz), 4.65(1H, s), 3.95(1H, s), 3.
56(1H, m), 3.36(1H, m), 3.04(1H, dt, J=2.3 及び9.2
Hz), 2.18(3H, s), 1.93(3H, s), 1.57(3H, s), 1.53(3
H, s), 1.30(3H, s), 0.98(3H, t, J=7.3Hz), 0.84-0.8
0(6H, m).
ル)−2−メチルプロピオニルオキシ]−5−ヒドロキ
シイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X =CO, Z =
=C(Me)2, R3 = 4-NHCOOPh, n = 0)(化合物番号13
1) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :853 (M + H+, M = C49H
60N2O11). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 7.89(1H, 幅広の
s), 7.43-7.37(4H, m),7.29-7.24(2H, m), 7.19(2H, d,
J=7.3Hz), 6.91 (1H, 幅広のs), 4.88(1H, d,J=10.6H
z), 4.72 及び4.69(2H, ABq, J=14.5Hz), 4.65(1H, s),
3.96(1H, s), 3.56(1H, m), 3.36(1H, m), 3.04(1H,
m), 1.93(3H, s), 1.57(3H, s), 1.55(3H,s), 1.31(3H,
s), 0.98(3H, t, J=7.3Hz), 0.83(6H, d, J=6.6Hz).
メチルプロピオニルオキシ]−5−ヒドロキシイミノミ
ルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = CO, Z = =C(Me)2,
R3 = 4-NHCOCH=CHMe(トランス), n = 0) (化合物番号
59) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :801 (M + H+, M = C46H
60N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.16(1H, s), 7.
48(2H, d, J=8.5 Hz), 7.26(2H, d, J=8.5 Hz), 7.11(1
H, s), 7.00(1H, m), 5.93(1H, dd, J=1.4及び15.2Hz),
5.84(1H, ddd, J=2.0, 2.0 及び11.5Hz), 4.87(1H, d,
J=10.6Hz), 4.73及び4.66(2H, d-ABq, J=1.9Hz 及び1
4.6Hz), 4.65(1H, s), 3.97(1H, s), 3.56(1H, m), 3.3
6(1H, m), 3.04(1H, dt, J=2.0 及び9.4Hz), 1.93(3H,
s), 1.57(3H, s), 1.54(3H, s), 1.30(3H, s), 0.98(3
H, t, J=7.3Hz), 0.83(3H, d, J=6.3Hz), 0.81(3H, d,
J=6.3Hz).
アミノフェニル]−2−メチルプロピオニルオキシ}−
5−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 (I:R1 = Et,
X = CO, Z = =C(Me)2, R3 = 4-NHCOBu(t-), n = 0)
(化合物番号38) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :817 (M + H+, M = C47H
64N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 7.81(1H, s), 4.
88(1H, d, J=10.6Hz), 4.72 及び4.69(2H, ABq, J=13.9
Hz), 4.65(1H, s), 3.96(1H, s), 3.56(1H, m),3.36(1
H, m), 3.04(1H, dt, J=2.6 及び9.2Hz), 1.
93(3H, s), 1.57(3H, s),
1.53(3H, s), 1.32(12H,
s), 0.98(3H, t, J=7.3Hz),
0.83(6H, d, J=6.3Hz).
チルプロピオニルオキシ]−5−ヒドロキシイミノミル
ベマイシン A4 (I: R1 = Et, X =
CO, Z = =C(Me)2, R3 = 4−
NHCOBu, n = 0) (化合物番号36) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :817 (M + H+, M = C47H
64N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 7.90(1H, 幅広の
s), 7.44(2H, d, J=8.6Hz), 7.24(2H, d, J=8.6 Hz),
7.08(1H, s), 4.87(1H, d, J=10.6Hz), 4.72 及び4.69
(2H, ABq, J=15.8Hz), 4.65(1H, s), 3.96(1H, s), 3.5
6(1H, m), 3.36(1H,m), 3.04(1H, m), 1.93(3H, s), 1.
57(3H, s), 1.53(3H, s), 1.31(3H, s), 0.98(3H, t, J
=7.3Hz), 0.95(3H, t, J=7.6Hz), 0.84-0.81(6H, m).
フェニル]−2−メチルプロピオニルオキシ}−5−ヒ
ドロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = C
O, Z = =C(Me)2, R3 = 4-NHCOPh(3-F), n = 0)(化合物
番号65) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :855 (M + H+, M = C49H
59FN2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 9.05(1H, 幅広の
s), 7.97(1H, s), 7.65-7.56(2H, m), 7.57(2H, d, J=
8.6Hz), 7.32-7.20(1H, m), 7.29(2H, d, J=8.6Hz), 4.
88(1H, d, J=10.5Hz), 4.70及び4.68(2H, ABq, J=15.2H
z), 4.65(1H, s),4.00(1H, s), 3.56(1H, m), 3.36(1H,
m), 3.05(1H, m), 1.91(3H, s), 1.58(3H, s), 1.56(3
H, s), 1.33(3H, s), 0.98(3H, t, J=7.2Hz), 0.83(6H,
d, J=6.6Hz).
ル)−2−メチルプロピオニルオキシ]−5−ヒドロキ
シイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = CO, Z =
=C(Me)2, R3 = 4-NHCOCH2SMe, n = 0) (化合物番号5
1) 質量スペクトル(FAB−MS) m/z :821
(M + H+, M = C45H60N2O
10S). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.67(1
H, s), 8.30(1H,幅広のs), 7.50(2H, d, J=8.6Hz), 7.2
8(2H, d, J=8.6Hz), 4.88(1H, d, J=10.5Hz), 4.72 及
び4.69(2H, ABq, J=14.6Hz), 4.66(1H, s), 3.97(1H,
s), 3.56(1H, m), 3.36(1H, m), 3.35(2H, s), 3.04(1
H, m), 2.05(3H, s), 1.93(3H, s), 1.57(3H, s), 1.55
(3H, s), 1.32(3H, s), 0.98(3H, t, J=7.2Hz), 0.83(6
H, d, J=6.4Hz).
−2−メチルプロピオニルオキシ]−5−ヒドロキシイ
ミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = CO,Z = =C(M
e)2, R3 = 4-NHCOCH2OMe, n = 0) (化合物番号47) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :805 (M + H+, M = C45H
60N2O11). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 9.01(1H, 幅広の
s), 8.24(1H, s), 7.51(2H, d, J=8.6Hz), 7.28(2H, d,
J=8.6Hz), 4.87(1H, d, J=10.5Hz), 4.71及び4.68(2H,
ABq, J=15.2Hz), 4.66(1H, s), 3.97(3H, s), 3.58(1
H, m), 3.51(3H, S), 3.36(1H, m), 3.04(1H, m), 1.92
(3H, s), 1.57(3H, s), 1.54(3H, s), 1.30(3H, s), 0.
98(3H, t, J=7.2Hz), 0.83(3H, d, J=6.4Hz), 0.82(3H,
d, J=6.4Hz).
ェニル)−2−メチルプロピオニルオキシ]−5−ヒド
ロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et,X = CO,
Z = =C(Me)2, R3 = 4-NHCOPr(シクロ-), n = 0)(化合
物番号39) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :801 (M + H+, M = C46H
60N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.80(1H, 幅広の
s), 7.49(1H, s), 7.44(2H, d, J=8.6 Hz), 7.24(2H,
d, J=8.6 Hz), 4.87(1H, d, J=10.6Hz), 4.72及び4.
69(2H, ABq, J=14.8Hz), 4.
66(1H, s), 3.57(1H, m),
3.36(1H, m), 3.04(1H,m),
1.92(3H, s), 1.56(3H, s),
1.53(3H, s), 1.30(3H,
s), 1.09(2H, m), 0.98(3H,
t, J=7.3Hz), 0.83(3H, d,
J=6.3Hz), 0.82(3H, d, J=
6.5Hz).
ェニル)−2−メチルプロピオニルオキシ]−5−ヒド
ロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 =
Et,X = CO, Z = =C(Me)2,
R3 = 4−NHCOcHex (シクロ-), n = 0)
(化合物番号40) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :843 (M + H+, M = C49H
66N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 7.99(1H, 幅広の
s), 7.45(2H, d, J=8.6Hz), 7.24(2H, d, J=8.6Hz), 7.
10(1H,幅広のs), 4.87(1H, d, J=10.6Hz), 4.72及び4.7
0(2H, ABq, J=14.5Hz), 4.65(1H, s), 3.96(1H, s), 3.
57(1H, m), 3.36(1H, m), 3.04(1H, m), 1.93(3H, s),
1.56(3H, s), 1.53(3H, s), 1.31(3H, s), 0.98(3H, t,
J=7.3Hz), 0.83(3H, d, J=6.3Hz), 0.82(3H, d, J=6.5
Hz).
アミノフェニル]−2−メチルプロピオニルオキシ}−
5−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 (I:R1 = Et,
X = CO, Z = =C(Me)2, R3 = 4-NHCOCH2Ph(4-MeO), n =
0) (化合物番号62) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :881 (M + H+, M = C51H
64N2O11). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 7.91(1H, 幅広の
s), 7.34(2H, d, J=8.6Hz), 7.25(2H, d, J=8.6Hz), 7.
21(2H, d, J=8.6Hz), 7.01 (1H, 幅広のs), 6.94(2H,
d, J=8.6Hz), 4.86(1H, d, J=10.5Hz), 4.72 及び4.70
(2H, ABq, J=14.3Hz), 4.66(1H, s), 3.96(1H, s), 3.8
4(3H, s), 3.69(2H,s), 3.58(1H, m), 3.36(1H, m), 3.
04(1H, m), 1.94(3H, s), 1.54(3H, s), 1.51(3H, s),
1.29(3H, s),0.98(3H, t, J=7.2Hz), 0.82(6H, d, J=6.
6Hz).
ェニル]−2−メチルプロピオニルオキシ}−5−ヒド
ロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et,X = CO,
Z = =C(Me)2, R3 = 4-NHCOPh(4-NO2), n = 0)(化合物
番号73) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :882 (M + H+, M = C49H
60N3O12). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 9.10(1H, 幅広の
s), 8.35(2H, d, J=8.6Hz), 8.05(2H, d, J=8.6Hz), 7.
82(1H, s), 7.58(2H, d, J=8.6Hz), 7.34(2H, d,J=8.6H
z), 4.89(1H, d, J=10.6Hz), 4.74及び4.66(2H, ABq, J
=15.0Hz), 4.65(1H, s), 3.97(1H, s), 3.57(1H, m),
3.35(1H, m), 3.04(1H, m), 1.93(3H, s),1.60(3H, s),
1.57(3H, s), 1.33(3H, s), 0.98(3H, t, J=7.3Hz),
0.90-0.80(4H, m).
−2−メチルプロピオニルオキシ}−5−ヒドロキシイ
ミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = CO,Z = =C(M
e)2, R3 = 4-NHCOFur(2-), n = 0)(化合物番号77) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :827 (M + H+, M = C47H
58N2O11). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.08(1H, s), 7.
59(2H, d, J=8.6Hz), 7.51(1H, d, J=2.0Hz), 7.30 (2
H, d, J=8.6Hz), 7.26(1H, d, J=3.7Hz), 6.56(1H, dd,
J=2.0 及び3.7Hz), 4.88(1H, d, J=10.5Hz), 4.71 及
び4.68(2H, ABq, J=14.3Hz), 4.66(1H, s), 3.97(1H,
s), 3.57(1H, m), 3.36(1H, m), 3.04(1H, m), 1.92(3
H, s), 1.58(3H, s), 1.56(3H, s), 1.31(3H, s), 0.98
(3H, t, J=7.3Hz), 0.83(6H, d, J=6.4Hz).
2−メチルプロピオニルオキシ]−5−ヒドロキシイミ
ノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = CO, Z= =C(Me)
2, R3 = 4-NHCOC≡CH, n = 0)(化合物番号60) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :785 (M + H+, M = C45H
56N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 7.61(1H, 幅広の
s), 7.62 (1H, s), 7.45(2H, d, J=8.6Hz), 7.27(2H,
d, J=8.6Hz), 4.87(1H, d, J=10.5Hz), 4.71 及び4.69
(2H, ABq, J=14.4Hz), 4.66(1H, s), 3.98(1H,幅広の
s), 3.57(1H, m), 3.36(1H, m), 3.04(1H, m), 2.93(1
H, s), 1.92(3H, s), 1.57(3H, s), 1.54(3H, s), 1.30
(3H, s), 0.98(3H, t, J=7.3Hz), 0.84(3H, d, J=6.4H
z), 0.83(3H, d,J=6.5Hz).
ミノフェニル]−2−メチルプロピオニルオキシ}−5
−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1= Et, X
= CO, Z = =C(Me)2, R3 = 4-NHCOCH2Ph(4-NO2), n = 0)
(化合物番号61) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :896 (M + H+, M = C50H
61N3O12). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.25(2H, d, J=
8.6Hz), 7.80(1H, 幅広のs), 7.54(2H, d, J=8.6Hz),
7.39(2H, d, J=8.6Hz), 7.24(2H, d, J=8.6Hz), 7.11(1
H,幅広のs), 4.87(1H, d, J=10.6Hz), 4.71 及び4.69(2
H, ABq, J=14.1Hz),4.65(1H, s), 3.96(1H, s), 3.82(2
H, s), 3.58(1H, m), 3.36(1H, m), 3.03(1H,dt, J=2.2
及び7.1Hz), 1.93(3H, s), 1.56(3H, s), 1.52(3H,
s), 1.29(3H,s), 0.98(3H, t, J=7.3Hz), 0.84-0.80(6
H, m).
フェニル]−2−メチルプロピオニルオキシ}−5−ヒ
ドロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = C
O, Z = =C(Me)2, R3 = 4-NHCOPh(4-MeO), n = 0)(化合
物番号69) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :867 (M + H+, M = C50H
62N2O11). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 7.85(2H, d, J=
8.8Hz), 7.70(1H, 幅広のs), 7.57(2H, d, J=8.7Hz),
7.30(2H, d, J=8.7Hz), 6.98(2H, d, J=8.8Hz), 4.88(1
H, d, J=10.4Hz), 4.72 及び4.70(2H, ABq, J=14.6Hz),
4.65(1H, s), 3.96(1H, s), 3.88(3H, s), 3.57(1H,
m), 3.35(1H, m), 3.04(1H, dt, J=2.4及び9.1H
z), 1.93(3H, s), 1.59(3H,
s), 1.56(3H, s), 1.32(3
H, s), 0.98(3H, t, J=7.3H
z), 0.83(6H, d, J=6.3Hz).
ノフェニル]−2−メチルプロピオニルオキシ}−5−
ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1
=Et, X = CO, Z = =C(M
e)2, R3 = 4−NHCOPh(4−t−B
u), n = 0) (化合物番号72) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :893 (M + H+, M = C53H
68N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 7.81(2H, d, J=
8.4Hz), 7.76(1H, 幅広のs), 7.58(2H, d, J=8.6Hz),
7.51(2H, d, J=8.4Hz), 7.31(2H, d, J=8.6Hz), 4.89(1
H, d, J=10.4Hz), 4.72 及び4.70(2H, ABq, J=14.8Hz),
4.65(1H, s), 3.97(1H, s), 3.56(1H, m), 3.35(1H,
m), 3.04(1H, m), 1.93(3H, s), 1.58(3H, s), 1.56(3
H, s), 1.36(9H, s), 1.33(3H, s), 0.99(3H, t, J=7.2
Hz), 0.78(6H,d, J=6.3Hz).
ェニル]−2−メチルプロピオニルオキシ}−5−ヒド
ロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et,X = CO,
Z = =C(Me)2, R3 = 4-NHCOPh(4-Cl), n = 0) (化合物
番号67) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :871 (M + H+, M = C49H
59ClN2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 7.94(1H, 幅広の
s), 7.83(2H, d, J=8.5Hz), 7.74 (1H, 幅広のs), 7.57
(2H, d, J=8.6Hz), 7.48(2H, d, J=8.5Hz), 7.32(2H,
d, J=8.6Hz), 4.89(1H, d, J=10.5Hz), 4.72 及び4.69
(2H, ABq, J=14.4Hz), 4.65(1H, s), 3.97(1H, s), 3.5
6(1H, m), 3.35(1H, m), 3.04(1H, m), 1.93(3H, s),
1.59(3H, s), 1.56(3H, s), 1.32(3H, s), 0.99(3H, t,
J=7.3Hz), 0.83(6H, d, J=6.4Hz).
ニル)−2−メチルプロピオニルオキシ]−5−ヒドロ
キシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X= CO, Z
= =C(Me)2, R3 = 4-NHCOcBu, n = 0)(化合物番号4
0) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :815 (M + H+, M = C47H
62N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 9.24(1H, 幅広の
s), 7.46(2H, d, J=8.6Hz), 7.24(2H, d, J=8.6Hz), 7.
20(1H, s), 4.87(1H, d, J=9.9Hz), 4.71 及び4.67(2H,
ABq, J=14.9Hz), 4.66(1H, s), 3.99(1H,幅広のs), 3.
57(1H, m), 3.36(1H, m), 3.15(1H, m), 3.04(1H, m),
1.91(3H, s), 1.56(3H, s), 1.53(3H, s),1.30(3H, s),
0.98(3H, t, J=7.3Hz), 0.83(3H, d, J=6.3Hz), 0.82
(3H, d, J=6.4Hz).
ェニル)−2−メチルプロピオニルオキシ]−5−ヒド
ロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et,X = CO,
Z = =C(Me)2, R3 = 4-NHCOcPen, n = 0) (化合物番号
41) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :829 (M + H+, M = C48H
64N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 7.46(2H, d, J=
8.6Hz), 7.24(2H, d, J=8.6Hz), 7.21(1H, s), 4.87(1
H, d, J=10.5Hz), 4.72 及び4.69(2H, ABq, J=15.3Hz),
4.66(1H, s), 3.57(1H, m), 3.36(1H, m), 3.04(1H,
m), 2.67(1H, m), 1.92(3H, s), 1.56(3H, s), 1.53(3
H, s), 1.31(3H, s), 0.98(3H, t, J=7.3Hz),0.83(3H,
d, J=6.3Hz), 0.82(3H, d, J=6.5Hz).
−メチルプロピオニルオキシ]−5−ヒドロキシイミノ
ミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = CO, Z ==C(Me)2,
R3 = 4-NHCOEt, n = 0) (化合物番号33) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :789 (M + H+, M = C45H
60N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 9.09(1H, 幅広の
s), 7.45(2H, d, J=8.6Hz), 7.24(2H, d, J=8.6Hz), 4.
87(1H, d, J=10.6Hz), 4.71 及び4.69(2H, ABq,J=14.5H
z), 4.66(1H, s), 3.98(1H,幅広のs), 3.57(1H, m), 3.
36(1H, m), 3.04(1H, m), 2.38(1H, q, J=7.6Hz), 1.92
(3H, s), 1.56(3H, s), 1.53(3H, s), 1.30(3H, s), 0.
98(3H, t, J=7.3Hz), 0.83(3H, d, J=6.4Hz), 0.82(3H,
d, J=6.5Hz).
−メチルプロピオニルオキシ]−5−ヒドロキシイミノ
ミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = CO, Z ==C(Me)2,
R3 = 4-NHCOCH2iPr, n = 0) (化合物番号37) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :817 (M + H+, M = C47H
64N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.70(1H, 幅広の
s), 7.45(2H, d, J=8.6Hz), 7.25(2H, d, J=8.6Hz), 7.
16(1H, s), 4.87(1H, d, J=10.5Hz), 4.71及び4.68(2H,
ABq, J=15.0Hz), 4.66(1H, s), 3.88(1H,幅広のs), 3.
57(1H, m), 3.36(1H, m), 3.04(1H, m), 2.21(2H, d, J
=2.3Hz), 1.92(3H, s), 1.56(3H, s), 1.53(3H, s), 1.
31(3H, s), 1.02-0.92(9H, m), 0.83(3H, d, J=6.6Hz),
0.82(3H,d, J=6.3Hz).
−メチルプロピオニルオキシ]−5−ヒドロキシイミノ
ミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = CO, Z ==C(Me)2,
R3 = 4-NHCOiPr, n = 0)(化合物番号35) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :803 (M + H+, M = C46H
62N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 9.20(1H, 幅広の
s), 7.45(2H, d, J=8.6Hz), 7.31(1H, s), 7.24(2H, d,
J=8.6Hz), 4.87(1H, d, J=10.5Hz), 4.71及び4.69(2H,
ABq, J=15.3Hz), 4.66(1H, s), 4.01(1H,幅広のs), 3.
57(1H, m), 3.36(1H, m), 3.04(1H, m), 2.33(1H, m),
1.92(3H, s), 1.56(3H, s), 1.53(3H, s),1.31(3H, s),
1.03-0.95(9H, m), 0.83(3H, d, J=6.2Hz), 0.82(3H,
d, J=6.4Hz).
チルプロピオニルオキシ]−5−ヒドロキシイミノミル
ベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = CO, Z = =C(Me)2, R3
= 4-NHCOPr, n = 0) (化合物番号34) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :803 (M + H+, M = C46H
62N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 9.35(1H, 幅広の
s), 7.45(2H, d, J=8.6Hz), 7.35(1H, s), 7.24(2H, d,
J=8.6Hz), 4.87(1H, d, J=10.5Hz), 4.72及び4.69(2H,
ABq, J=15.0Hz), 4.66(1H, s), 3.99(1H,幅広のs), 3.
57(1H, m), 3.36(1H, m), 3.04(1H, m), 2.51(1H, t, J
=6.8Hz), 1.91(3H, s), 1.56(3H, s), 1.53(3H, s), 1.
31(3H, s), 0.98(3H, t, J=7.2Hz), 0.83(3H, d, J=6.3
Hz), 0.82(3H, d, J=6.5Hz).
2−メチルプロピオニルオキシ]−5−ヒドロキシイミ
ノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = CO, Z= =C(Me)
2, R3 = 4-NHCOCH2Br, n = 0)(化合物番号43) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :853 (M + H+, M = C44H
57BrN2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.09(1H, 幅広の
s), 7.47(2H, d, J=8.6Hz), 7.30(2H, d, J=8.6Hz), 4.
88(1H, d, J=10.7Hz), 4.72 及び4.69(2H, ABq,J=14.6H
z), 4.65(1H, s), 4.03(2H, s), 3.56(1H, m), 3.37(1
H, m), 3.04(1H,dt, J=2.0 及び8.9Hz), 1.93(3H, s),
1.58(3H, s), 1.56(3H, s), 1.31(3H, s), 0.98(3H, t,
J=7.2Hz), 0.83-0.74(6H, m).
2−メチルプロピオニルオキシ]−5−ヒドロキシイミ
ノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = CO, Z= =C(Me)
2, R3 = 4-NHCOCH2CN, n = 0)(化合物番号43) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :853 (M + H+, M = C45H
57N3O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 7.69(1H, 幅広の
s), 7.44(2H, d, J=8.6Hz), 7.30(2H, d, J=8.6Hz), 4.
88(1H, d, J=10.5Hz), 4.72 及び4.70(2H, ABq,J=14.8H
z), 4.66(1H, s), 3.57(1H, m), 3.56(2H, s), 3.36(1
H, m), 3.04(1H,m), 1.93(3H, s), 1.58(3H, s), 1.55
(3H, s), 1.31(3H, s), 0.98(3H, t, J=7.2Hz), 0.84-
0.74(6H, m).
ェニル]−2−メチルプロピオニルオキシ}−5−ヒド
ロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et,X = CO,
Z = =C(Me)2, R3 = 4-NHCOPh(3-NO2), n = 0)(化合物
番号74) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :871 (M + H+, M = C49H
59N3O12). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.71(1H, s), 8.
43(1H, dd, J=1.4及び8.0Hz), 8.27(1H, d, J=8.0Hz),
7.88(1H,幅広のs), 7.73(1H, dd, J=8.0及び8.0Hz), 7.
60(2H, d, J=8.6Hz), 7.35(2H, d, J=8.6Hz), 4.90(1H,
d, J=10.5Hz), 4.72 及び4.69(2H, ABq, J=14.4Hz),
4.65(1H, s), 3.56(1H, m), 3.36(1H, m),3.04(1H, dt,
J=2.2及び9.7Hz), 1.93(3H, s), 1.60(3H, s), 1.57(3
H, s), 1.33(3H, s), 0.99(3H, t, J=7.2Hz), 0.88-0.7
9(6H, m).
ェニル]−2−メチルプロピオニルオキシ}−5−ヒド
ロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et,X = CO,
Z = =C(Me)2, R3 = 4-NHCOPh(3-Cl), n = 0) (化合物
番号68) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :871 (M + H+, M = C49H
59ClN2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 7.87-7.85(1H,
m), 7.76-7.70(2H, m), 7.57(2H, d, J=8.6Hz), 7.44(1
H, dd, J=7.8 及び7.8Hz), 7.32(2H, d, J=8.6Hz), 4.8
9(1H, d, J=10.5Hz), 4.71 及び4.69(2H, ABq, J=14.2H
z), 4.65(1H, s),3.56(1H, m), 3.36(1H, m), 3.04(1H,
m), 1.93(3H, s), 1.59(3H, s), 1.56(3H, s), 1.32(3
H, s), 0.98(3H, t, J=7.3Hz), 0.84-0.77(6H, m).
フェニル]−2−メチルプロピオニルオキシ}−5−ヒ
ドロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = C
O, Z = =C(Me)2, R3 = 4-NHCOPh(4-F), n = 0)(化合物
番号66) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :855 (M + H+, M = C49H
59FN2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 7.90(2H, d, J=
8.5Hz), 7.72 (1H,幅広のs), 7.57(2H, d, J=8.6Hz),
7.32(1H, d, J=7.6Hz), 7.18(2H, d, J=8.5Hz), 4.89(1
H, d, J=10.5Hz), 4.72 及び4.69(2H, ABq, J=14.4Hz),
4.65(1H, s), 3.56(1H, m), 3.36(1H, m), 3.04(1H, d
t, J=1.9及び8.9Hz), 1.93(3H, s), 1.59(3H, s), 1.56
(3H, s), 1.32(3H, s), 0.98(3H, t, J=7.2Hz), 0.83(6
H, d, J=6.3Hz).
フェニル]−2−メチルプロピオニルオキシ}−5−ヒ
ドロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = C
O, Z = =C(Me)2, R3 = 4-NHCOPh(2-F), n = 0)(化合物
番号64) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :855 (M + H+, M = C49H
59FN2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 7.61(2H, d, J=
8.6Hz), 7.31(1H, d, J=7.6Hz), 4.89(1H, d, J=10.5H
z), 4.72及び4.69(2H, ABq, J=14.4Hz), 4.65(1H,s),
3.56 (1H, m), 3.36 (1H, m), 3.04(1H, m), 1.93(3H,
s), 1.59(3H, s), 1.56(3H, s), 1.32(3H, s), 0.98(3
H, t, J=7.3Hz), 0.83(6H, d, J=6.3Hz).
ル)−2−メチルプロピオニルオキシ]−5−ヒドロキ
シイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X =CO, Z =
=C(Me)2, R3 = 4-NHCOCF3, n = 0)(化合物番号44) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :829 (M + H+, M = C44H
55F3N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.81(1H, 幅広の
s), 8.03(1H, s), 7.51(2H, d, J=8.7Hz), 7.33(2H, d,
J=8.7Hz), 4.88(1H, d, J=10.5Hz), 4.71及び4.68(2H,
ABq, J=14.2Hz), 4.65(1H, s), 3.98(1H,幅広のs),
3.57(1H, m), 3.36(1H,
m), 3.04(1H, m), 1.92(3H,
s), 1.58(3H, s), 1.56(3
H, s), 1.31(3H, s),0.98(3
H, t, J=7.3Hz), 0.83(6H,
d, J=6.4Hz).
ル)−2−メチルプロピオニルオキシ]−5−ヒドロキ
シイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = E
t, X = CO, Z = =C(Me)2, R
3 = 4−NHCOCHF2, n = 0) (化
合物番号45) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :811 (M + H+, M = C44H
56F2N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.72(1H, 幅広の
s), 7.93(1H, s), 7.52(2H, d, J=8.7Hz), 7.31(2H, d,
J=8.7Hz), 6.02(1H, t, J=54.6Hz), 4.88(1H, d, J=1
0.5Hz), 4.71 及び4.69(2H, ABq, J=15.2Hz), 4.65(1H,
s), 3.98(1H,幅広のs), 3.57(1H, m), 3.36(1H, m),
3.04(1H, m), 1.92(3H, s), 1.58(3H, s), 1.55(3H,
s), 1.30(3H, s), 0.98(3H, t, J=7.3Hz), 0.83(3H, d,
J=6.4Hz), 0.82(3H, d, J=6.5Hz).
フェニル]−2−メチルプロピオニルオキシ}−5−ヒ
ドロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = C
O, Z = =C(Me)2, R3 = 4-NHCOPh(3-MeO), n = 0)(化合
物番号70) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :867 (M + H+, M = C50H
62N2O11). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.05(1H, 幅広の
s), 7.78(1H, s), 7.58(2H, d, J=8.6Hz), 7.44(1H, d,
J=1.4Hz), 7.34-7.41(2H, m), 7.31(2H, d, J=8.6Hz),
7.09(1H, m), 4.88(1H, d, J=10.5Hz), 4.72 及び4.69
(2H, ABq, J=14.5Hz), 4.65(1H, s), 3.96(1H, s), 3.8
8(3H, s), 3.57(1H, m), 3.35(1H, m), 3.04(1H, dt, J
=2.0及び9.3Hz), 1.93(3H, s), 1.59(3H, s), 1.56(3H,
s), 1.32(3H, s), 0.98(3H, t, J=7.3Hz), 0.83(6H,
d, J=5.8Hz).
チルプロピオニルオキシ]−5−ヒドロキシイミノミル
ベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = CO, Z = =C(Me)2, R3
= 4-NHCOThi(2-), n = 0)(化合物番号78) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :843 (M + H+, M = C47H
58N2O10S). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.09(1H, s), 7.
66(1H, s), 7.62(1H, m), 7.55(2H, d, J=8.7Hz), 7.55
(1H, dd, J=2.0及び4.2Hz), 7.30(2H, d, J=8.7Hz), 7.
14(1H, dd, J=4.2及び4.2Hz), 5.84(1H, ddd, J=2.1,
2.1, 及び11.5Hz),5.78(1H, m), 4.88(1H, d, J=10.4H
z), 4.73 及び4.67(2H, d-ABq, J=2.0 及び14.5Hz), 4.
65(1H, s), 3.97(1H, s), 3.56(1H, m), 3.36(1H, m),
3.04(1H, dt, J=2.3 及び9.3Hz), 1.93(3H, d, J=1.4H
z), 1.59(3H, s), 1.56(3H, s), 1.31(3H, s), 0.98(3
H, t, J=7.2Hz), 0.83(6H, d, J=6.5Hz).
−メチルプロピオニルオキシ]−5−ヒドロキシイミノ
ミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = CO, Z ==C(Me)2,
R3 = 4-NHCOPyr(3-), n = 0)(化合物番号75) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :838 (M + H+, M = C48H
59N3O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 9.09(1H, s), 8.
78(1H, d, J=4.8Hz), 8.61(1H, s), 8.23(1H, d, J=7.9
Hz), 7.91(1H, s), 7.58(2H, d, J=8.6Hz), 7.46(1H, d
d, J=4.8及び7.9Hz), 7.33(2H, d, J=8.6Hz), 4.89(1H,
d, J=10.6Hz), 4.73 及び4.67(2H, d-ABq, J=2.0 及び
14.7Hz), 4.66(1H, s), 4.02(1H, s), 3.57(1H, m), 3.
36(1H, m), 3.04(1H, dt, J=2.2 及び9.3Hz), 1.92(3H,
d, J=1.5Hz), 1.59(3H, s), 1.56(3H, s), 1.33(3H,
s), 0.98(3H, t, J=7.3Hz), 0.83(6H, d, J=6.6Hz).
−2−メチルプロピオニルオキシ]−5−ヒドロキシイ
ミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = CO,Z = =C(M
e)2, R3 = 4-NHCOPyr(4-), n = 0)(化合物番号76) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :838 (M + H+, M = C48H
59N3O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.81(2H, d, J=
5.7Hz), 8.52(1H, s), 7.88(1H, s), 7.72(2H, d, J=5.
7Hz), 7.58(2H, d, J=8.6Hz), 7.33(2H, d, J=8.6Hz),
4.89(1H, d, J=10.5Hz), 4.73及び4.67(2H, d-ABq, J=
2.0 及び13.5Hz), 4.66(1H, s), 3.99 (1H, s), 3.57(1
H, m), 3.36(1H, m), 3.04(1H, dt, J=2.2及び9.3Hz),
1.93(3H, s), 1.59(3H, s), 1.57(3H, s), 1.32(3H,
s), 0.98(3H, t, J=7.3Hz), 0.83(6H, d, J=6.5Hz).
ルボニルオキシ]−5−ヒドロキシイミノミルベマイシ
ン A4 (I: R1 = Et, X = CO, Z = =C(CH2)4, R3 = 4-NH
2, n = 0) (化合物番号171) 工程A ジクロロメタン(50ml) 中の15−ヒドロキシ−5−
オキソミルベマイシンA4 (1.95g、3.50mmo
l)の溶液に、1−(4−ニトロフェニル)シクロペン
タンカルボン酸(4.11g、17.5mmol) 、無水硫
酸第二銅(2.0g)及びトリフルオロメタンスルホン
酸(8滴)を加え、得られた混合物を窒素雰囲気下、室
温で20分間攪拌した。反応混合物をろ過し、不溶物質
を除去し、ろ液を4%炭酸水素ナトリウムと酢酸エチル
の混合物に攪拌下注いだ。酢酸エチル層を混合物から分
離し、水層を少量の酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル
溶液を集め、4%炭酸水素ナトリウム、その後水で洗浄
し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下蒸発させ
た。残渣は、更に精製することなく次の工程に用いた。
(20ml) に溶解させ、この溶液に水(10ml)、メタ
ノール(20ml)及び塩酸ヒドロキシルアミン(3.0
g)を加えた。この混合物を55℃で1時間攪拌した
後、酢酸エチルで希釈し、水で2回洗浄し、減圧下蒸発
させた。残渣は、更に精製することなく次の工程に用い
た。
誘導体(工程Bで得た)の溶液に、イミダゾール(28
6mg、4.2mmol) 、t−ブチルジメチルシリルクロリ
ド(634mg、4.2mmol) 及び4−ジメチルアミノピ
リジン(20mg) を加え、この混合物を40℃で2時間
攪拌した。反応混合物を酢酸エチル(200ml)で希釈
し、0.2M クエン酸、水、4%炭酸水素ナトリウム及
び水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、
減圧下蒸発させた。残渣を、カラムクロマトグラフィー
(シリカゲル、酢酸エチル/ヘキサン=1:9)で精製
し、13−1−(4−ニトロフェニル)シクロペンタン
カルボニルオキシ]−5−t−ブチルジメチルシリルオ
キシイミノミルベマイシンA4 (2.327g、73.
6%)を非晶質固体として得た。
ml)中に溶解させ、ビス(トリフェニルホスフィン)−
ニッケル(II)クロリド(327mg)を加えた。得られ
た溶液に、水素化硼素ナトリウム(230mg)を、攪拌
下10分以内に加え、攪拌を更に7分間続けた。反応混
合物を1%酢酸(200ml)に注ぎ、酢酸エチル(20
0ml、50ml)で抽出した。抽出物を水、4%炭酸水素
ナトリウム及び水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウム上
で乾燥させ、減圧下蒸発させた。残渣を、カラムクロマ
トグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/ヘキサン=
3:7)で精製し、13−1−(4−アミノフェニル)
シクロペンタンカルボニルオキシ]−5−t−ブチルジ
メチルシリルオキシイミノミルベマイシンA4 (1.8
34g、81.5%)を非晶質固体として得た。
得た)873mg(1.0mmol)の溶液に、1M 塩酸
(2.0ml)を加え、混合物を室温で20分間攪拌し
た。反応混合物を酢酸エチル(20ml)で希釈し、水、
4%炭酸水素ナトリウム及び水で順次洗浄し、無水硫酸
ナトリウム上で乾燥させ、減圧下蒸発させた。残渣を、
カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/
ヘキサン=6:4)で精製し、表記化合物(717mg、
94.5%)を非晶質固体として得た。
+, M = C44H58N2O9). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.59(1H, 幅広の
s), 7.11(2H, d, J=8.5Hz), 6.60(2H, d, J=8.5Hz), 4.
80(1H, d, J=10.5Hz), 4.65(1H, s), 3.90(2H,幅広の
s), 3.55(1H, m), 3.36(1H, m), 3.02(1H, dt, J=2.1及
び9.3Hz), 2.60(2H,m), 1.93(3H, s), 1.31(3H, s), 0.
97(3H, t, J=7.3Hz), 0.82(3H, d, J=6.4Hz), 0.77(3H,
d, J=6.5Hz).
ルプロピオニルオキシ]−5−ヒドロキシイミノミルベ
マイシン A4 (I: R1 = Et, X = CO, Z = =C(Me)2, R3 =
4-NHMe, n = 0) (化合物番号174) 1−(4−ニトロフェニル)シクロペンタンカルボン酸
の代わりに2−[4−(N−(4−ニトロベンジルオキ
シカルボニル)メチルアミノフェニル]−2−メチルプ
ロピオン酸を用いた以外は、実施例57と同様の方法で
表記化合物を調製した。
+, M = C43H58N2O9). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.13 (1H,幅広の
s), 7.12(2H, d, J=8.6Hz), 7.54 (2H, d, J=8.6 Hz),
5.86(1H, ddd, J=2.1, 2.1及び11.2Hz), 5.79(1H, m),
5.77(1H, dd, J=11.2 及び14.0Hz), 4.86(1H, d, J=10.
4Hz), 4.74及び4.71(2H, d-ABq, 2.1 及び14.5Hz), 4.6
5(1H, s), 3.97(1H,幅広のs), 3.57(1H, m), 3.36(1H,
m), 3.04(1H, dt, J=2.3及び9.4Hz), 2.82(3H, s), 1.9
3(3H, d, J=1.4Hz), 1.54(3H, s), 1.51(3H, s), 1.32
(3H, s), 0.98(3H, t, J=7.2Hz), 0.83(6H, d, J=6.5H
z).
ンタンカルボニルオキシ]−5−ヒドロキシイミノミル
ベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = CO, Z = =C(CH2)4, R
3 = 4-NHCOMe, n = 0)(化合物番号191 ) ジクロロメタン(15ml) 中の13−[1−(4−アミ
ノフェニル)シクロペンタンカルボニル]−5−t−ブ
チルジメチルシリルオキシイミノミルベマイシンA4
(1.31g、1.50mmol、実施例57、工程Cに記
載の方法で調製した)の溶液にピリジン(0.137m
l、1.70mmol) 及び無水酢酸(0.161ml、1.
70mmol) を加え、この混合物を室温で20分間攪拌し
た。反応混合物を酢酸エチル(100ml)で希釈し、
0.2M クエン酸、水、4%炭酸水素ナトリウム及び水
で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧
下蒸発させた。残渣をメタノール(30ml)中に溶解さ
せ、この溶液に1M 塩酸(3.0ml) を加えた。混合物
を室温で20分間攪拌した後、反応混合物を酢酸エチル
で希釈し、水、4%炭酸水素ナトリウム及び水で順次洗
浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下蒸発さ
せた。残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲ
ル、酢酸エチル/ヘキサン=6:4)で精製し、表記化
合物(717mg、94.5%)を非晶質固体として得
た。
+, M = C46H60N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.34(1H, s), 7.
41(2H, d, J=8.5Hz), 7.28(2H, d, J=8.5Hz), 7.17(1H,
s), 5.83(1H, m), 5.78(1H, m), 5.77(1H, m),4.80(1
H, d, J=10.5Hz), 4.74 及び4.60(2H, d-ABq, J=1.9 及
び14.6Hz), 4.65(1H, s), 3.97(1H, s), 3.54(1H, m),
3.36(1H, m), 3.02(1H, dt, J=2.2 及び9.3Hz), 2.61(2
H, m), 2.17(3H, s), 1.93(3H, s), 1.29(3H, s), 0.97
(3H, t, J=7.3Hz), 0.82(3H, d, J=6.5Hz), 0.76(3H,
d, J=6.5Hz). 実施例60〜71 実施例59と同様の手順を用いて、実施例60〜71の
化合物を調製した。
シクロペンタンカルボニルオキシ]−5−ヒドロキシイ
ミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = CO,Z = =C(C
H2)4, R3 = 4-NHSO2Me, n = 0) (化合物番号313) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :837 (M + H+, M = C45H
60N2O11S). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.74(1H, 幅広の
s), 7.32(2H, d, J=8.6Hz), 7.14(2H, d, J=8.6Hz), 6.
72(1H,幅広のs), 4.80(1H, d, J=10.6Hz), 4.73及び4.6
0(2H, ABq, J=14.5Hz), 4.65(1H, s), 3.99(1H, s), 3.
54(1H, m), 3.36(1H, m), 3.01(1H, dt, J=2.2 及び9.3
Hz), 2.96(3H, s), 2.61(2H, m), 1.91(3H, s), 1.28(3
H, s), 0.96(3H, t, J=7.2Hz), 0.81(3H, d, J=6.3Hz),
0.74(3H,d, J=6.5Hz).
アミノフェニル]シクロペンタンカルボニルオキシ}−
5−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 (I:R1 = Et,
X = CO, Z = =C(CH2)4, R3 = 4-NHCOBu(t-), n = 0)
(化合物番号203) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :843 (M + H+, M = C49H
66N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.50(1H, 幅広の
s), 7.44(2H, d, J=8.7Hz), 7.20-7.30(3H, m), 4.81(1
H, d, J=10.5Hz), 4.75 及び4.67(2H, ABq, J=14.5Hz),
4.65(1H, s), 3.96(1H,幅広のs), 3.55(1H, m), 3.36
(1H, m), 2.59(2H,m), 1.92(3H, s), 1.31(3H, s), 1.1
4(3H, d, J=5.9Hz), 1.02(3H, d, J=6.4Hz), 0.82 (3H,
d, J=6.4Hz).
ェニル)シクロペンタンカルボニルオキシ]−5−ヒド
ロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et,X = CO,
Z = =C(CH2)4, R3 = 4-NHCO-c-Hex(シクロ-), n = 0)
(化合物番号207) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :869 (M + H+, M = C51H
68N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.75(1H, 幅広の
s), 7.44(2H, d, J=8.6Hz), 7.27(2H, d, J=8.6Hz), 7.
17(1H, s), 4.81(1H, d, J=10.6Hz), 4.74及び4.66(2H,
ABq, J=15.2Hz), 4.66(1H, s), 4.00(1H,幅広のs), 3.
55(1H, m), 3.36(1H, m), 3.02(1H, m), 2.59(2H, m),
1.92(3H, s), 1.30(3H, s), 0.97(3H, t,J=7.3Hz), 0.8
2(3H, d, J=6.4Hz), 0.76(3H, d, J=6.5Hz).
ンタンカルボニルオキシ]−5−ヒドロキシイミノミル
ベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = CO, Z = =C(CH2)4, R
3 = 4-NHCOn-Bu, n = 0)(化合物番号201) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :843 (M + H+, M = C49H
66N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.30(1H, 幅広の
s), 7.43(2H, d, J=8.5Hz), 7.27(2H, d, J=8.5Hz), 7.
08(1H, s), 4.81(1H, d, J=10.6Hz), 4.75及び4.67(2H,
ABq, J=15.0Hz), 4.66(1H, s), 3.95(1H,幅広のs), 3.
55(1H, m), 3.36(1H, m), 3.02(1H, m), 2.60(2H, m),
1.93(3H, s), 1.31(3H, s), 1.00-0.90(4H, m), 0.82(3
H, d, J=6.4Hz), 0.76(3H, d, J=6.5Hz).
ロペンタンカルボニルオキシ]−5−ヒドロキシイミノ
ミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = CO, Z ==C(C
H2)4, R3 = 4-NHCOEt, n = 0)(化合物番号198) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :815 (M + H+, M = C47H
62N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.50(1H, 幅広の
s), 7.43(2H, d, J=8.5Hz), 7.27(2H, d, J=8.5Hz), 7.
12(1H,幅広のs), 4.81(1H, d, J=10.5Hz), 4.74及び4.6
6(2H, ABq, J=15.2Hz), 4.65(1H, s), 3.95(1H,幅広の
s), 3.55(1H, m),3.36(1H, m), 3.02(1H, m), 2.60(2H,
m), 1.92(3H, s), 1.30(3H, s), 0.97 (3H, t, J=7.2H
z), 0.82(3H, d, J=6.3Hz), 0.76(3H, d, J=6.5Hz).
ェニル)シクロペンタンカルボニルオキシ]−5−ヒド
ロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et,X = CO,
Z = =C(CH2)4, R3 = 4-NHCOc-Pr(シクロ-), n = 0)
(化合物番号204) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :827 (M + H+, M = C48H
62N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.11(1H, 幅広の
s), 7.52-7.28(5H, m),4.80(1H, d, J=10.4Hz), 4.75
及び4.68(2H, d-ABq, J=1.8 及び14.9Hz), 4.65(1H,
s), 3.97(1H,幅広のs), 3.55(1H, m), 3.36(1H, m), 3.
03(1H, m), 2.62(2H, m), 1.93(3H, s), 1.29(3H, s),
0.97(3H, t, J=7.2Hz), 0.82(3H, d, J=6.4Hz), 0.76(3
H, d, J=6.5Hz).
フェニル]シクロペンタンカルボニルオキシ}−5−ヒ
ドロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = C
O, Z = =C(CH2)4, R3 = 4-NHCOc-Bu(シクロ-), n = 0)
(化合物番号205) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :843 (M + H+, M = C49H
64N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.13(1H, s), 7.
44(2H, d, J=8.7Hz), 7.27(2H, d, J=8.7Hz), 6.97(1H,
s), 4.81(1H, d, J=10.4Hz), 4.74及び4.68(2H,ABq, J
=14.4Hz), 4.65(1H, s), 3.97(1H, s), 3.55(1H, m),
3.36(1H, m), 3.02(1H, m), 2.58(2H, m), 1.93(3H,
s), 1.30(3H, s), 0.97(3H, t, J=7.2Hz), 0.82(3H, d,
J=6.4Hz), 0.76(3H, d, J=6.5Hz).
クロペンタンカルボニルオキシ]−5−ヒドロキシイミ
ノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = CO, Z= =C(C
H2)4, R3 = 4-NHCOCH2CN, n = 0) (化合物番号21
1) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :826 (M + H+, M = C47H
59N3O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.07(1H, s), 7.
70(1H, s), 7.42(2H, d,J=8.7Hz), 7.33(2H, d, J=8.7H
z), 4.81(1H, d, J=10.4Hz), 4.74及び4.68(2H,ABq, J=
14.4Hz), 4.65(1H, s), 3.97(1H, s), 3.55(2H, s), 3.
54(1H, m), 3.36(1H, m), 3.02(1H, m), 2.61(2H, m),
1.93(3H, d, J=1.6Hz), 1.30(3H, s), 0.97(3H, t, J=
7.2Hz), 0.82(3H, d, J=6.5Hz), 0.76(3H, d, J=6.5H
z).
ンタンカルボニルオキシ]−5−ヒドロキシイミノミル
ベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = CO, Z = =C(CH2)4, R
3 = 4-NHCOn-Pr, n = 0)(化合物番号199) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :829 (M + H+, M = C48H
64N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.12(1H, s), 7.
43(2H, d, J=8.6Hz), 7.28(2H, d, J=8.6Hz), 7.09(1H,
s), 4.81(1H, d, J=10.4Hz), 4.74及び4.67(2H,d-ABq,
J=2.0 及び14.4Hz), 4.65(1H, s), 3.97(1H, s), 3.54
(1H, m), 3.36(1H, m), 3.02(1H, m), 2.61(2H, m), 1.
93(3H, d, J=1.6Hz), 1.30(3H, s), 1.03-0.95 (6H,
m), 0.82(3H, d, J=6.4Hz), 0.76(3H, d, J=6.4Hz).
ロペンタンカルボニルオキシ]−5−ヒドロキシイミノ
ミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = CO, Z ==C(C
H2)4, R3 = 4-NHCOiPr, n = 0) (化合物番号200) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :829 (M + H+, M = C48H
64N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.11(1H, s), 7.
44(2H, d, J=8.6Hz), 7.28(2H, d, J=8.6Hz), 7.10(1H,
s), 4.81(1H, d, J=10.4Hz), 4.75及び4.68(2H,d-ABq,
J=2.0 及び14.4Hz), 4.65(1H, s), 3.97(1H, s), 3.54
(1H, m), 3.36(1H, m), 3.02(1H, m), 2.60(2H, m), 1.
93(3H, d, J=1.6Hz), 1.30(3H, s), 1.26(6H, d, J=6.8
Hz), 0.97(3H, t, J=7.2Hz), 0.82(3H, d, J=6.4Hz),
0.77(3H, d, J=6.4Hz).
ロペンタンカルボニルオキシ]−5−ヒドロキシイミノ
ミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = CO, Z ==C(C
H2)4, R3 = 4-NHCOiBu, n = 0) (化合物番号202) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :843 (M + H+, M = C49H
66N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.14(1H, 幅広の
s), 7.43(2H, d, J=8.6Hz), 7.28(2H, d, J=8.6 Hz),
7.07(1H, s), 4.81(1H, d, J=10.4Hz), 4.74 及び4.68
(2H, d-ABq, J=1.8 及び14.2Hz), 4.65(1H, s), 3.97(1
H, s), 3.54(1H, m), 3.36(1H, m), 3.02(1H, m), 2.60
(2H, m), 1.93(3H, d, J=1.4Hz), 1.30(3H,s), 1.02(6
H, d, J=7.2Hz), 0.97(3H, t, J=7.2Hz), 0.82(3H, d,
J=6.4Hz), 0.76(3H, d, J=6.4Hz).
ノ)フェニル]シクロペンタンカルボニルオキシ}−5
−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 =Et, X
= CO, Z = =C(CH2)4, R3 = 4-NHCOc-Pen , n = 0)(化
合物番号206) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :855 (M + H+, M = C50H
66N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.16(1H, 幅広の
s), 7.44(2H, d, J=8.4Hz), 7.27(2H, d, J=8.4Hz), 7.
12(1H, s), 4.81(1H, d, J=10.8Hz), 4.74及び4.68(2H,
d-ABq, J=1.8 及び14.2Hz), 4.65(1H, s), 3.97(1H,
s), 3.54(1H, m),3.36(1H, m), 3.03(1H, m), 2.66(1H,
m), 2.61(2H, m), 1.93(3H, d, J=1.4Hz), 1.30(3H,
s), 0.97(3H, t, J=7.3Hz), 0.82(3H, d, J=6.4Hz), 0.
76(3H, d, J=6.4Hz).
ミノ)フェニル]−2−メチルプロピオニルオキシ}−
5−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 (I:R1 = Et,
X = CO, Z = =C(Me)2, R3 = 4-N(Me)SO2Me, n = 0)
(化合物番号151) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :825 (M + H+, M = C44H
60N2O11S). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.05(1H, s), 7.
31(4H, s), 4.87(1H, d,J=10.7Hz), 4.73及び4.67(2H,
d-ABq, J=2.0 及び14.3Hz), 4.65(1H, s), 3.96(1H,
s), 3.57(1H, m), 3.36(1H, m), 3.30(3H, s), 3.03(1
H, dd, J=2.3及び9.3Hz), 2.81(3H, s), 1.93(3H, s),
1.59(3H. s), 1.56(3H, s), 1.29(3H, s), 0.98(3H, t,
J=7.3Hz), 0.83(3H, d, J=6.6Hz), 0.81(3H, d, J=6.6
Hz).
アミノ)フェニル]−2−メチルプロピオニルオキシ}
−5−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = E
t, X = CO, Z = =C(Me)2, R3 = 4-N(Me)COOMe, n = 0)
(化合物番号123) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :805 (M + H+, M = C45H
60N2O11). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.10(1H, s), 7.
27(2H, d, J=8.5Hz), 7.16(2H, d, J=8.5Hz), 4.87(1H,
d, J=10.6Hz), 4.73 及び4.67(2H, d-ABq, J=2.0 及び
14.5Hz), 4.65(1H, s), 3.97(1H, s), 3.71(3H, s), 3.
57(1H, m), 3.36(1H, m), 3.27(3H, s), 3.03(1H, dd,
J=2.2 及び9.3Hz), 1.93(3H, s), 1.59(3H. s), 1.56(3
H, s), 1.29(3H, s), 0.98(3H, t, J=7.3Hz), 0.83(3H,
d, J=6.5Hz), 0.81(3H, d, J=6.5Hz). 実施例74〜83 実施例18と同様の手順を用いて、13−[1−(4−
ニトロフェニル)シクロブタンカルボニルオキシ]−5
−ヒドロキシイミノミルベマイシンA4 (実施例7に記
載の方法で調製した)から実施例74〜83の化合物を
調製した。
タンカルボニルオキシ]−5−ヒドロキシイミノミルベ
マイシン A4 (I: R1 = Et, X = CO, Z = =C(CH2)3, R3
= 4-NHCOMe, n = 0)(化合物番号457) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :787 (M + H+, M = C45H
58N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.34(1H, s), 7.
41(2H, d, J=8.5Hz), 7.28(2H, d, J=8.5Hz), 7.17(1H,
s), 5.83(1H, m), 5.78(1H, m), 5.77(1H, m),4.80(1
H, d, J=10.5Hz), 4.74 及び4.60(2H, d-ABq, J=1.9 及
び14.6Hz), 4.65(1H, s), 3.97(1H, s), 3.54(1H, m),
3.36(1H, m), 3.02(1H, dt, J=2.2 及び9.3Hz), 2.61(2
H, m), 2.17(3H, s), 1.93(3H, s), 1.29(3H, s), 0.97
(3H, t, J=7.3Hz), 0.82(3H, d, J=6.5Hz), 0.76(3H,
d, J=6.5Hz).
ル)シクロブタンカルボニルオキシ]−5−ヒドロキシ
イミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = CO,Z = =C
(CH2)3, R3 = 4-NHCOOMe, n = 0) (化合物番号49
1) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :803 (M + H+, M = C45H
58N2O11). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 7.82(1H, 幅広の
s), 7.32(2H, d, J=8.6Hz), 7.21(2H, d, J=8.6Hz), 6.
57(1H,幅広のs), 4.84(1H, d, J=10.6Hz), 4.72及び4.7
0(2H, ABq, J=14.5Hz), 4.65(1H, s), 3.95(1H, s), 3.
78(3H, s), 3.54(1H, m), 3.36(1H, m), 3.03(1H, dt,
J=2.3及び9.2Hz), 2.86-2.70(2H, m), 2.52-2.41(3H,
m), 1.93(3H, s), 1.34(3H, s), 0.98(3H, t, J=7.3H
z), 0.82(3H,d, J=6.6Hz), 0.76(3H, d, J=6.6Hz).
シクロブタンカルボニルオキシ]−5−ヒドロキシイミ
ノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = CO, Z= =C(C
H2)3, R3 = 4-NHSO2Me, n = 0) (化合物番号503) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :823 (M + H+, M = C44H
58N2O11S). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 7.85(1H, 幅広の
s), 7.27(2H, d, J=8.6Hz), 7.17(2H, d, J=8.6Hz), 6.
35(1H,幅広のs), 4.85(1H, d, J=10.6Hz), 4.73及び
4.70(2H, ABq, J=14.5Hz),
4.66(1H, s), 3.96(1H, s),
3.54(1H, m), 3.36(1H,
m), 3.03(1H, m), 2.98(3H,
s), 2.88−2.73(2H, m), 2.
53−2.42(3H, m), 1.93(3H,
s), 1.34(3H, s), 0.97(3H,
t, J=7.3Hz), 0.82(3H, d,
J=6.4Hz), 0.76(3H, d, J=
6.6Hz).
ェニル]シクロブタンカルボニルオキシ}−5−ヒドロ
キシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 =
Et, X= CO, Z = =C(CH2)3,
R3 = 4−NHCOPh(4−NO2), n =
0) (化合物番号478) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :894 (M + H+, M = C50H
59N3O12). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.60(1H, 幅広の
s), 8.35(2H, d, J=8.8Hz), 8.05(2H, d, J=8.4Hz),7.8
5(1H, s), 7.59(2H, d, J=8.4Hz), 7.31(2H, d,J=8.8H
z), 4.87(1H, d, J=10.4Hz), 4.74 及び4.68(2H, d-AB
q, J=1.6 及び14.4Hz), 4.65(1H, s), 3.96(1H, s), 3.
54(1H, m), 3.36(1H, m), 3.03(1H, m), 2.88-2.75(2H,
m), 1.93(3H, s), 1.36(3H, s), 0.98(3H, t, J=7.3H
z), 0.82(3H,d, J=6.4Hz), 0.79(3H, d, J=6.4Hz).
ノ)フェニル]シクロブタンカルボニルオキシ}−5−
ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X =
CO, Z = =C(CH2)3, R3 = 4-NHCO(4-t-BuPh), n = 0)
(化合物番号479) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :905 (M + H+, M = C54H
68N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.02 (1H,幅広の
s), 7.81(2H, d, J=8.4Hz), 7.77(1H, s), 7.59 (2H,
d, J=8.4Hz), 7.50(2H, d, J=8.4 Hz), 7.29(1H,s), 4.
86(1H, d, J=10.4Hz), 4.75 及び4.68(2H, ABq, J=14.7
Hz), 4.66(1H, s), 3.95(1H, s), 3.55(1H, m), 3.36(1
H, m), 3.03(1H, m), 2.87-2.74(2H, m),1.93(3H, s),
1.36(12H, m), 0.98(3H, t, J=7.4Hz), 0.82(3H, d, J=
6.4Hz), 0.78(3H, d, J=6.8Hz).
フェニル]シクロブタンカルボニルオキシ}−5−ヒド
ロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et,X = CO,
Z = =C(CH2)3, R3 = 4-NHCO(4-MeOPh), n = 0) (化合
物番号476) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :867 (M + H+, M = C50H
62N2O11). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.23(1H, 幅広の
s), 7.85(2H, d, J=8.8Hz), 7.73(1H, s), 7.58(2H, d,
J=8.6Hz), 7.28(1H, s), 6.98(2H, d, J=8.8Hz), 4.86
(1H, d, J=10.4Hz), 4.75 及び4.68(2H, d-ABq, J=1.8
及び14.6Hz), 4.66(1H, s), 3.95(1H, s), 3.88(3H,
s), 3.54(1H, m), 3.36(1H, m), 3.03(1H, m), 2.87-2.
74(2H, m), 1.93(3H, s), 1.36(3H, m), 0.98(3H, t, J
=7.4Hz), 0.82(3H, d, J=6.6Hz), 0.78(3H, d, J=6.4H
z).
ェニル]シクロブタンカルボニルオキシ}−5−ヒドロ
キシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X= CO, Z
= =C(CH2)3, R3 = 4-NHCO(4-ClPh), n = 0)(化合物番
号477) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :883 (M + H+, M = C50H
59ClN2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.04(1H, 幅広の
s), 7.82(2H, d, J=8.8Hz), 7.76(1H, s), 7.57(2H, d,
J=8.4Hz), 7.47(2H, d, J=8.4Hz), 7.28(2H, d,J=8.8H
z), 4.86(1H, d, J=10.4Hz), 4.75及び4.68(2H, d-ABq,
J=1.8 及び14.6Hz), 4.66(1H, s), 3.96(1H, s), 3.54
(1H, m), 3.36(1H, m), 3.03(1H, m), 2.87-2.74(2H,
m), 1.93(3H, s), 1.36(3H, s), 0.98(3H, t, J=7.2H
z), 0.82(3H,d, J=6.4Hz), 0.78(3H, d, J=6.4Hz).
タンカルボニルオキシ]−5−ヒドロキシイミノミルベ
マイシン A4 (I: R1 = Et, X = CO, Z = =C(CH2)3, R3
= 4-NHCOBu, n = 0)(化合物番号461) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :829 (M + H+, M = C48H
64N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.48(1H, 幅広の
s), 7.46(2H, d, J=8.6Hz), 7.22(2H, d, J=8.6Hz), 7.
11(1H, s), 4.85(1H, d, J=10.4Hz), 4.75及び4.68(2H,
d-ABq, J=1.6 及び14.4Hz), 4.66(1H, s), 3.96(1H,
s), 3.54(1H, m),3.36(1H, m), 3.03(1H, m), 2.84-2.7
2(2H, m), 1.93(3H, s), 1.34(3H, s), 0.99-0.93(6H,
m), 0.82(3H, d, J=6.4Hz), 0.77(3H, d, J=6.4Hz).
ミノ)フェニル]シクロブタンカルボニルオキシ}−5
−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1= Et, X
= CO, Z = =C(CH2)3, R3 = 4-NHCOt-Bu, n = 0)(化合
物番号462) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :829 (M + H+, M = C48H
64N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.09 (1H,幅広の
s), 7.47 (2H, d, J=8.8Hz), 7.29(1H, s), 7.23 (2H,
d, J=8.8Hz), 4.85(1H, d, J=10.8Hz), 4.75及び4.68(2
H, d-ABq, J=1.8 及び14.2Hz), 4.66(1H, s), 3.95(1H,
s), 3.54(1H, m), 3.36(1H, m), 3.03(1H, m), 2.85-
2.72(2H, m), 1.93(3H, s), 1.34(3H, s),1.32(9H, s),
0.98(3H, t, J=7.4Hz), 0.82(3H, d, J=6.8Hz), 0.78
(3H, d, J=6.4Hz).
ノ)フェニル]シクロブタンカルボニルオキシ}−5−
ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X =
CO, Z = =C(CH2)3, R3 = 4-NHCOc-Hex , n = 0)(化合
物番号464) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :855 (M + H+, M = C50H
66N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.20(1H, 幅広の
s), 7.47(2H, d, J=8.6Hz), 7.22(2H, d, J=8.6Hz), 7.
12(1H, s), 4.85(1H, d, J=10.4Hz), 4.75及び4.68(2H,
d-ABq, J=1.8 及び14.2Hz), 4.66(1H, s), 3.95(1H,
s), 3.54(1H, m),3.36(1H, m), 3.05(1H, m), 2.85-2.7
1(2H, m), 1.93(3H, s), 1.34(3H, s), 0.97 (3H, t, J
=7.2Hz), 0.82(3H, d, J=6.4Hz), 0.77(3H, d, J=6.4H
z).
2−エチルブチリルオキシ]−5−ヒドロキシイミノミ
ルベマイシン A 4 (I: R 1 = Et, X = CO, Z = =C(Et) 2 ,
R 3 = 4-NH 2 , n = 0)(化合物番号332) 工程A 15−ヒドロキシ−5−オキソミルベマイシンを、実施
例57、工程Aに記載の条件下、1−(4−ニトロフェ
ニル)−1−エチル酪酸で処理し、生成物を実施例57
(工程B、C及びD)と同様の方法で処理し、13−
[1−(4−アミノフェニル)−1−エチルブチリルオ
キシ]−5−t−ブチルジメチルシリルオキシイミノミ
ルベマイシンA4 (46.9%)を非晶質固体として得
た。
体(工程Aで得た)から表記化合物を調製した。
+, M = C44H60N2O9). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 7.84(1H, s), 6.
99(2H, d, J=8.6Hz), 6.61(2H, d, J=8.6Hz), 4.88(1H,
d, J=10.7Hz), 4.73 及び4.67(2H, d-ABq, J=2.2 及び
14.4Hz), 4.65(1H, s), 3.99(1H, s), 3.65-3.50(3H,
m), 3.36(1H, m),3.04(1H, dd, J=2.2及び9.4Hz), 1.93
(3H, d, J=1.8Hz), 1.27(3H, s), 0.98(3H, t, J=7.3H
z), 0.83(3H, d, J=6.1Hz), 0.82(3H, d, J=6.4Hz), 0.
72(3H, t, J=7.4Hz), 0.67(3H, t, J=7.4Hz).
ニル)−2−エチルブチリルオキシ]−5−ヒドロキシ
イミノミルベマイシン A 4 (I: R 1 = Et, X = CO, Z = =
C(Et) 2 ,R 3 = 4-NHCOMe, n = 0) (化合物番号336) ジクロロメタン(2.0ml) 中の13−1−(4−アミ
ノフェニル)−1−エチルブチリルオキシ]−5−t−
ブチルジメチルシリルオキシイミノミルベマイシンA4
(172mg、0.20mmol、実施例84、工程Aに記載
のようにして調製した)の溶液に、ピリジン(0.01
8ml、0.22mmol)及び無水酢酸(0.021ml、
0.22mmol)を加え、この混合物を室温で20分間攪
拌した。反応混合物を酢酸エチル(20ml)で希釈し、
0.2M クエン酸、水、4%炭酸水素ナトリウム及び水
で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧
下蒸発させた。残渣を、メタノール(4.0ml) に溶解
させ、1M 塩酸(0.4ml)を加えた。この混合物を室
温で20分間攪拌した後、反応混合物を酢酸エチル(2
0ml) で希釈し、水、4%炭酸水素ナトリウム及び水で
順次洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下
蒸発させた。残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリ
カゲル、酢酸エチル/ヘキサン=6:4)で精製し、表
記化合物(149mg、92.7%)を非晶質固体として
得た。
+, M = C46H62N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.30(1H, s), 7.
42(2H, d, J=8.6Hz), 7.17(2H, d, J=8.6Hz), 7.15(1H,
幅広のs), 4.89(1H, d, J=10.6Hz), 4.73 及び4.65(2H,
ABq, J=14.3Hz), 4.65(1H, s), 3.99(1H, s), 3.58(1
H, m), 3.37(1H, m), 3.03(1H, m), 2.17(3H, s), 1.93
(3H, s), 1.25(3H, s), 0.98(3H, t, J=7.1Hz), 0.84-
0.79(6H, m), 0.72-0.65(6H, m). 実施例85と同様の手順を用いて、実施例86〜89の
化合物を調製した。
ミノフェニル)−2−エチルブチリルオキシ]−5−ヒ
ドロキシイミノミルベマイシン A 4 (I: R 1 = Et, X = C
O, Z = ==C(Et) 2 , R 3 = 4-NHSO 2 Me, n = 0)(化合物番
号380) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :839 (M + H+, M =C45H62
N2O11S). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.15(1H, s), 7.
23(2H, d, J=8.6Hz), 7.14(2H, d, J=8.6 Hz), 6.43(1
H, s), 4.89(1H, d, J=10.6Hz), 4.73 及び4.65(2H, AB
q, J=15.4Hz), 4.65(1H, s), 4.00(1H, s), 3.57(1H,
m), 3.36(1H, m), 3.04(1H, m), 2.98(3H, s), 1.93(3
H, s), 1.27(3H, s), 0.98(3H, t, J=7.3Hz),0.83(3H,
d, J=6.6Hz), 0.79(3H, d, J=6.0Hz), 0.75-0.66(6H,
m).
イルアミノ)フェニル]−2−エチルブチリルオキシ}
−5−ヒドロキシイミノミルベマイシン A 4 (I: R 1 = E
t, X = CO, Z = =C(Et) 2 , R 3 = 4-NHCOPh(4-Cl), n =
0) (化合物番号356) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :899 (M + H+, M =C51H64
ClN2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.65(1H, s), 7.
82(2H, d, J=8.5Hz), 7.73(1H, s), 7.56(2H, d, J=8.6
Hz), 7.48 (2H, d, J=8.5Hz), 7.24(2H, d, J=8.7Hz),
4.91(1H, d, J=10.5Hz), 4.74 及び4.66(2H, ABq, J=1
4.4Hz), 4.65(1H,s), 4.00(1H, s), 3.58(1H, m), 3.35
(1H, m), 3.05(1H, m), 1.93(3H, s), 1.28(3H, s), 0.
99(3H, t, J=7.3Hz), 0.81-0.84 (6H, m), 0.76-0.66(6
H, m).
ニル)−2−エチルブチリルオキシ]−5−ヒドロキシ
イミノミルベマイシン A 4 (I: R 1 = Et, X = CO, Z = =
C(Et) 2 ,R 3 = 4-NHCOBu, n = 0) (化合物番号342) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :845 (M + H+, M =C49H68
N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.34(1H, 幅広の
s), 7.43(2H, d, J=8.6Hz), 7.17(2H, d, J=8.6Hz), 7.
09(1H, s), 4.90(1H, d, J=10.8Hz), 4.73及び4.65(2H,
d-ABq, J=2.2 及び14.6Hz), 4.65(1H, s), 3.99(1H,
s), 3.57(1H, m),3.36(1H, m), 3.04(1H, m), 2.20(1H,
dd, J=11.6 及び24.0Hz), 1.93(3H, s),1.26(3H, s),
1.00-0.88(6H, m), 0.86-0.77(6H, m), 0.73-0.66(6H,
m).
ルボニルアミノ)フェニル]−2−エチルブチリルオキ
シ}−5−ヒドロキシイミノミルベマイシン A 4 (I: R 1
= Et, X= CO, Z = =C(Et) 2 , R 3 = 4-NHCOcHex , n =
0)(化合物番号345) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :871 (M + H+, M =C51H70
N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.05(1H, 幅広の
s), 7.45(2H, d, J=8.6Hz), 7.16(2H, d, J=8.6Hz), 7.
11(1H, s), 4.90(1H, d, J=10.8Hz), 4.73及び4.65(2H,
d-ABq, J=2.0 及び14.4Hz), 4.65(1H, s), 3.99(1H,
s), 3.57(1H, m),3.36(1H, m), 3.04(1H, m), 1.93(3H,
s), 1.27(3H, s), 0.98(3H, t, J=7.2Hz), 0.84-0.80
(6H, m), 0.73-0.67(6H, m). 実施例90〜97 実施例18と同様の手順を用いて、13−[1−(4−
ニトロフェニル)シクロプロパンカルボニルオキシ]−
5−ヒドロキシイミノミルベマイシンA4 (実施例6に
記載のようにして調製した)から実施例90〜97の化
合物を調製した。
シクロプロパンカルボニルオキシ]−5−ヒドロキシイ
ミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = CO,Z = =C(C
H2)2, R3 = 4-NHSO2Me, n = 0) (化合物番号441) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :809 (M + H+, M = C43H
56N2O11S). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.13(1H, s), 7.
32(2H, d, J=8.5Hz), 7.15(2H, d, J=8.5Hz), 6.50(1H,
s), 4.88(1H, d, J=10.4Hz), 4.73及び4.70(2H,d-ABq,
J=2.0 及び14.5Hz), 4.65(1H, s), 3.93(1H, s), 3.55
(1H, m), 3.36(1H, m), 3.03(1H, m), 3.01(3H, s), 1.
93(3H, d, J=1.4Hz), 1.38(3H, s), 1.17(2H. m), 0.97
(3H, t, J=7.3Hz), 0.92(3H, d, J=6.5Hz), 0.82(3H,
d, J=6.5Hz).
ル)シクロプロパンカルボニルオキシ]−5−ヒドロキ
シイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = CO, Z =
=C(CH2)2, R3 = 4-NHCOOMe, n = 0) (化合物番号42
9) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :789 (M + H+, M = C44H
56N2O11). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.11(1H, s), 7.
31(2H, d, J=8.4Hz), 7.26(2H, d, J=8.4Hz), 6.61(1H,
s), 4.86(1H, d, J=10.4Hz), 4.73及び4.65(2H,d-ABq,
J=2.1 及び14.5Hz), 4.65(1H, s), 3.92(1H, s), 3.78
(3H, s), 3.55(1H, m), 3.36(1H, m), 3.03(1H, dt, J=
2.2及び9.3Hz), 1.93(3H, s), 1.37(3H,s), 1.15(2H.
m), 0.97(3H, t, J=7.3Hz), 0.91(3H, d, J=6.5Hz), 0.
82(3H, d,J=6.5Hz).
クロプロパンカルボニルオキシ]−5−ヒドロキシイミ
ノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = CO, Z= =C(C
H2)2, R3 = 4-NHCOCH2Br, n = 0) (化合物番号40
2) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :851 (M + H+, M = C44H
55BrN2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.14(1H, s), 8.
13(1H, s), 7.47(2H, d,J=8.4Hz), 7.32(2H, d, J=8.4H
z), 4.87(1H, d, J=10.5Hz), 4.73及び4.66(2H,d-ABq,
J=2.0 及び15.3Hz), 4.65(1H, s), 4.04(2H, s), 3.93
(1H, s), 3.55(1H, m), 3.36(1H, m), 3.03(1H, dt, J=
2.2 及び9.4Hz), 1.93(3H, dd, J=1.5及び1.5Hz), 1.37
(3H, s), 1.15(2H. m), 0.97(3H, t, J=7.3Hz), 0.91(3
H, d, J=6.5Hz), 0.83(3H, d, J=6.5Hz).
フェニル)シクロプロパンカルボニルオキシ]−5−ヒ
ドロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = C
O, Z = =C(CH2)2, R3 = 4-NHCOOiBu, n = 0)(化合物番
号431) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :831 (M + H+, M = C47H
62N2O11). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.01(1H, s), 7.
32(2H, d, J=8.6Hz), 7.26(2H, d, J=8.6Hz), 6.60(1H,
s), 4.86(1H, d, J=10.5Hz), 4.73及び4.67(2H,d-ABq,
J=2.0 及び14.6Hz), 4.65(1H, s), 3.96(2H, d, J=6.7
Hz), 3.92(1H, s), 3.55(1H, m), 3.36(1H, m), 3.03(1
H, dt, J=2.2 及び9.4Hz), 1.93(3H,
s),1.37(3H, s), 1.15(2H.
m), 0.97(6H, d, J=6.9H
z), 0.97(3H, t, J=7.2Hz),
0.91(3H, d, J=6.5Hz), 0.
83(3H, d, J=6.5Hz).
クロプロパンカルボニルオキシ]−5−ヒドロキシイミ
ノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et,
X = CO, Z= =C(CH2)2, R3 =
4−NHCOCH2CN, n = 0) (化合物
番号401) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :798 (M + H+, M = C45H
55N3O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.24(1H, s), 7.
80(1H, s), 7.42(2H, d,J=8.6Hz), 7.32(2H, d, J=8.6H
z), 4.88(1H, d, J=10.5Hz), 4.73及び4.67(2H,d-ABq,
J=1.9 及び14.6Hz), 4.65(1H, s), 3.94 (1H, s), 3.55
(1H, m), 3.54(2H, s), 3.36(1H, m), 3.03(1H, dt, J=
2.1 及び9.5Hz), 1.93(3H, d, J=1.5Hz), 1.38(3H, s),
1.18(2H. m), 0.97(3H, t, J=7.3Hz), 0.92(3H, d, J=
6.6Hz),0.83(3H, d, J=6.5Hz).
ェニル]シクロプロパンカルボニルオキシ}−5−ヒド
ロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et,X = CO,
Z = =C(CH2)2, R3 = 4-NHCOPh(4-NO2), n = 0) (化合
物番号416) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :880 (M + H+, M = C49H
58N3O12). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.35(2H, d, J=
8.8Hz), 8.07(1H, s), 8.05(2H, d, J=8.8Hz), 7.88(1
H, s), 7.58(2H, d, J=8.4Hz), 7.37(2H, d, J=8.4Hz),
4.90(1H, d, J=10.4Hz), 4.73及び4.66(2H, d-ABq, J=
1.9 及び14.4Hz), 4.64(1H, s), 3.94(1H, s), 3.55(1
H, m), 3.54(2H, s), 3.36(1H, m), 3.03(1H,m), 1.93
(3H, s), 1.39(3H, s), 1.18(2H. m), 0.97(3H, t, J=
7.2Hz), 0.93(3H, d, J=6.4Hz), 0.83(3H, d, J=6.4H
z).
ノ)フェニル]シクロプロパンカルボニルオキシ}−5
−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 =Et, X
= CO, Z = =C(CH2)2, R3 = 4-NHCOPh(4-t-Bu), n = 0)
(化合物番号41 7) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :913 (M + Na+, M = C53H
67N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.08(1H, 幅広の
s), 7.81(2H, d, J=8.8Hz), 7.79(1H, s), 7.58 (2H,
d, J=8.4Hz), 7.51(2H, d, J=8.8Hz), 7.33(2H, d, J=
8.4Hz), 4.88(1H, d, J=10.4Hz), 4.73 及び4.66(2H, d
-ABq, J=1.9 及び14.6Hz), 4.65(1H, s), 3.92 (1H,
s), 3.55(1H, m), 3.36(1H, m), 3.03(1H, m),1.93(3H,
s), 1.38(3H, s), 1.18(2H. m), 0.97(3H, t, J=7.2H
z), 0.92(3H, d, J=6.4Hz), 0.83(3H, d, J=6.4Hz).
ミノ)フェニル]シクロプロパンカルボニルオキシ}−
5−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 (I:R1 = Et,
X = CO, Z = =C(CH2)2, R3 = 4-NHCOPh(3,4- ジ-MeO),
n = 0) (化合物番号415) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :895 (M + H+, M = C51H
62N2O12). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 7.76(1H, d, J=
7.5Hz), 7.59(1H, s), 7.11(2H, d, J=7.9Hz), 6.91 (1
H, d, J=8.6 Hz), 6.63(2H, d, J=8.6 Hz), 4.85(1H,
d, J=10.8Hz), 4.78-4.64 (2H, m), 4.68(1H, s), 3.96
(3H, s), 3.95(3H,s), 3.55(1H, m), 3.37(1H, m), 3.
03(1H, m), 1.95(3H, s), 1.39(3H, s), 1.18(2H. m),
1.00-0.92(6H, m), 0.83(3H, d, J=6.6Hz).
ロピオニル)アミノフェニル]−2−メチルプロピオニ
ルオキシ}−5−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4
(I: R1 = Et, X = CO, Z = =C(Me)2, R3 = 4-NHCOCH2CH
2NHCOOMe, n =0)(化合物番号427) ジクロロメタン(2.0ml) 中の3−メトキシカルボニ
ルアミノプロピオン酸(44mg、0.30mmol)の溶液
に、トリエチルアミン(0.032ml、 0.30mmol)
及びイソブチルクロロホルメート(41mg、0.30mm
ol)を4℃で加え、得られた混合物を5分間攪拌した。
13−[2−(4−アミノフェニル)−2−メチルプロ
ピオニルオキシ]−5−t−ブチルジメチルシリルオキ
シイミノミルベマイシンA4 (101mg、0.12mmo
l、実施例18、工程A、Bに記載のようにして調製し
た)を加えた後、混合物を室温で2時間攪拌した。反応
混合物を酢酸エチル(20ml)で希釈し、0.2M クエ
ン酸、水、4%炭酸水素ナトリウム及び水で順次洗浄
し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下蒸発させ
た。残渣をメタノール(2.0ml) に溶解させ、1M 塩
酸(0.2ml) を加えた。この混合物を室温で20分間
攪拌した後、反応混合物を酢酸エチル(20ml)で希釈
し、水、4%炭酸水素ナトリウム及び水で順次洗浄し、
無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下蒸発させた。
残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸
エチル/ヘキサン=6:4)で精製し、表記化合物(9
6mg、92.8%)を非晶質固体として得た。
+, M = C47H63N3O12). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.39(1H, s), 7.
50(1H, s), 7.44(2H, d,J=8.6Hz), 7.26(2H, d, J=8.6H
z), 4.87(1H, d, J=10.6Hz), 4.73及び4.67 (2H, d-AB
q, J=2.0及び14.7Hz), 4.66(1H, s), 3.98 (1H, s), 3.
78(3H, s), 3.55(1H, m), 3.36(1H, m), 3.04(1H, dt,
J=2.2 及び9.3Hz), 1.93(3H, s), 1.56(3H, s), 1.54(3
H, s), 1.31(3H, s), 0.98(3H, t, J=7.3Hz), 0.83(3H,
d, J=6.0Hz) 0.82(3H, d, J=6.3Hz). 実施例99〜109 実施例98と同様の手順を用いて、実施例99〜109
の化合物を調製した。
ニルグリシル)アミノフェニル]−2−メチルプロピオ
ニルオキシ}−5−ヒドロキシイミノミルベマイシン A
4 (I: R1 = Et, X = CO, Z = =C(Me)2, R3 = 4-NHCOCH2
N(Me)COOMe, n= 0)(化合物番号95) 質量スペクトル(FAB−MS) m/z :862
(M + H+, M = C47H63N
3O12). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.22(1
H, s), 7.45(2H, d, J=8.6Hz), 7.26(2H, d, J=8.6Hz),
4.87(1H, d, J=10.4Hz), 4.74 及び4.67(2H, d-ABq, J
=2.0 及び14.5Hz), 4.66(1H, s), 4.03(2H, s), 3.97(1
H, s), 3.78(3H, s), 3.57(1H, m), 3.36(1H, m), 3.06
(3H, s), 3.04(1H, dt, J=2.3及び9.4Hz), 1.93(3H,d,
J=1.4Hz), 1.56(3H, s), 1.53(3H, s), 1.31(3H, s),
0.98(3H, t, J=7.3Hz), 0.83(3H, d, J=6.5Hz) 0.82(3
H, d, J=6.5Hz).
ル)アミノフェニル]−2−メチルプロピオニルオキ
シ}−5−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1
= Et, X = CO, Z = =C(Me)2, R3 = 4-NH プロリル(N-C
OOMe), n = 0) (化 合物番号112) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :888 (M + H+, M = C49H
65N3O12). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.13(1H, s), 7.
46(2H, d, J=8.6Hz), 7.24(2H, d, J=8.6Hz), 4.88(1H,
d, J=10.6Hz), 4.74 及び4.68(2H, d-ABq, J=2.0 及び
14.4Hz), 4.66(1H, s), 3.97(1H, s), 3.78(3H, s), 3.
73(1H, m), 3.57(1H, m), 3.36(1H, m), 3.04(1H, dt,
J=2.3 及び9.3Hz), 1.93(3H, d, J=1.5Hz), 1.56(3H,
s), 1.53(3H, s), 1.32(3H, s), 0.98(3H, t, J=7.3H
z), 0.83(6H,d, J=6.5Hz).
ル)メチルアミノフェニル]−2−メチルプロピオニル
オキシ}−5−ヒドロキシイミノミルベマイシンA4 (I:
R1 = Et, X = CO, Z = =C(Me)2, R3 = 4-N(Me)COCH2NH
COOMe, n = 0)(化合物番号96) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :862 (M + H+, M = C47H
63N3O12). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.12(1H, s), 7.
38(2H, d, J=8.5Hz), 7.14(2H, d, J=8.5Hz), 4.88(1H,
d, J=10.4Hz), 4.73 及び4.68(2H, d-ABq, J=1.9 及び
14.7Hz), 4.65(1H, s), 3.97(1H, s), 3.64(3H, s), 3.
57(1H, m), 3.36(1H, m), 3.23(3H, s), 3.04(1H, dt,
J=2.2 及び9.4Hz), 1.93(3H, d, J=1.5Hz), 1.61(3H,
s), 1.58(3H, s), 1.31(3H, s), 0.98(3H, t, J=7.2H
z), 0.83(3H,d, J=6.4Hz) 0.82(3H, d, J=6.3Hz).
グリシル)アミノフェニル]−2−メチルプロピオニル
オキシ}−5−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4
(I: R1 = Et, X = CO, Z = =C(Me)2, R3 = 4-NHCOCH2NH
COOtBu, n = 0)(化合物番号89) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z : 890 (M + H+, M = C49H
67N3O12). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.19(1H, s), 8.
07(1H,幅広のs), 7.36(2H, d, J=8.4Hz), 7.26(2H, d,
J=8.4Hz), 4.87(1H, d, J=10.4Hz), 4.74 及び4.67(2H,
d-ABq, J=1.7 及び14.6Hz), 4.65(1H, s), 3.97(1H,
s), 3.92(2H, d, J=6.0Hz), 3.57(1H, m), 3.36(1H,
m), 3.04(1H, m), 1.93(3H, s), 1.60(3H, s), 1.56(3
H, s), 1.53(3H, s), 1.48(9H, s), 0.98(3H, t, J=7.4
Hz), 0.83(6H,d, J=6.5Hz).
−ジメチルグリシル)アミノフェニル]−2−メチルプ
ロピオニルオキシ}−5−ヒドロキシイミノミルベマイ
シン A4 (I: R1 = Et, X = CO, Z = =C(Me)2, R3 = 4-N
HCOC(Me)2NHCOOMe, n = 0)(化合物番号107) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z : 874 (M + H+, M = C48H
63N3O12). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.67(1H, 幅広の
s), 8.17(1H, s), 7.47(2H, d, J=8.6Hz), 7.28(2H, d,
J=8.6Hz), 5.13(1H, s), 4.87(1H, d, J=10.4Hz), 4.7
4 及び4.67(2H, d-ABq, J=1.8 及び14.6Hz),
4.65(1H, s), 3.92(1H, s),
3.71(3H, s), 3.56(1H, m),
3.36(1H, m), 3.04(1H,
m), 1.93(3H, s), 1.61(6H,
s), 1.38(3H s), 0.98(3H,
t, J=7.4Hz), 0.83(6H, d,
J=6.5Hz).
ル)アミノフェニル]シクロプロパンカルボニルオキ
シ}−5−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4
(I : R1 = Et, X = CO, Z =
=C(CH2)2, R3 = 4−NHCOCH2N
HCOOMe, n = 0)(化合物番号422) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :846 (M + H+, M = C46H
59N3O12). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.43(1H, s), 8.
00(1H,幅広のs), 7.46(2H, d, J=8.5Hz), 7.29(2H, d,
J=8.5 Hz), 4.87(1H, d, J=10.4Hz), 4.73及び4.67(2H,
d-ABq, J=2.0 及び14.7Hz), 4.66(1H, s), 4.00(2H,
d, J=5.9Hz), 3.94(1H, s), 3.75(3H, s), 3.55(1H,
m), 3.36(1H, m), 3.03(1H, dt, J=2.0及び9.3Hz), 1.9
3(3H, d, J=1.6Hz), 1.36(3H, s), 1.15(2H, m), 0.97
(3H, t, J=7.2Hz), 0.91(3H, d, J=6.5Hz) 0.83(3H, d,
J=6.4Hz).
ル)アミノフェニル]シクロブタンカルボニルオキシ}
−5−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 (I:R1 = E
t, X = CO, Z = =C(CH2)3, R3 = 4-NHCOCH2NHCOOMe, n
= 0)(化合物番号484) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z : 860 (M + H+, M = C47H
61N3O12). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.23(1H, s), 7.
94(1H,幅広のs), 7.46(2H, d, J=8.4Hz), 7.23(2H, d,
J=8.4 Hz), 5.47(1H, m), 4.84(1H, d, J=10.4Hz), 4.7
5 及び4.68(2H, d-ABq, J=1.9 及び14.6Hz), 4.66(1H,
s), 4.00(2H, d,J=6.0Hz), 3.96(1H, s), 3.75(3H, s),
3.55(1H, m), 3.36(1H, m), 3.03(1H, m), 2.84-2.73
(2H, m), 1.93(3H, s), 1.33(3H, s), 0.97(3H, t, J=
7.2Hz), 0.82(3H, d, J=6.4Hz), 0.77(3H, d, J=6.4H
z).
ル)アミノフェニル]シクロペンタンカルボニルオキ
シ}−5−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1
= Et, X = CO, Z = =C(CH2)4, R3 = 4-NHCOCH2NHCOOM
e, n = 0)(化合物番号246) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z : 874 (M + H+, M = C48H
63N3O12). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.34(1H, s), 7.
96(1H,幅広のs), 7.43(2H, d, J=8.4Hz), 7.29(2H, d,
J=8.4 Hz), 5.50(1H, 幅広のs), 4.81(1H, d, J=10.4H
z), 4.74 及び4.67(2H, d-ABq, J=1.8 及び14.4Hz), 4.
66(1H, s), 3.99(2H, d, J=6.0Hz), 3.98(1H, s), 3.75
(3H, s), 3.55(1H, m), 3.36(1H, m), 3.03(1H, m), 2.
64-2.56(2H, m), 2.17(1H, dd, J=11.6及び24.0Hz), 1.
93(3H, s),1.29(3H, s), 0.97(3H, t, J=7.2Hz), 0.82
(3H, d, J=6.4Hz), 0.76(3H, d, J=6.4Hz).
−ジメチルグリシル)アミノフェニル]シクロペンタン
カルボニルオキシ}−5−ヒドロキシイミノミルベマイ
シン A4 (I: R1 = Et, X = CO, Z = =C(CH2)4, R3 = 4-
NHCOC(Me)2NHCOOMe, n = 0) (化合物番号272) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z : 902 (M + H+, M = C50H
67N3O12). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.64(1H, 幅広の
s), 7.45(2H, d, J=8.4Hz), 7.28(2H, d, J=8.4 Hz),
5.20(1H, 幅広のs), 4.82(1H, d, J=10.4Hz), 4.75 及
び4.68(2H, d-ABq, J=1.8 及び14.2Hz), 4.66(1H, s),
3.67(3H, s), 3.55(1H, m), 3.36(1H, m), 3.03(1H,
m), 2.65-2.52(2H, m), 2.18(1H, dd, J=11.6及び24.0H
z), 1.93(3H, s), 1.60(3H, s), 1.58(3H, s), 1.32(3
H, s), 0.97(3H, t, J=7.2Hz), 0.82(3H, d, J=6.4Hz),
0.78(3H, d, J=6.4Hz).
ェニル]シクロペンタンカルボニルオキシ}−5−ヒド
ロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et,X = CO,
Z = =C(CH2)4, R3 = 4-NHCOCH2NHCOMe, n = 0) (化合
物番号256) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z : 858 (M + H+, M = C48H
63N3O11). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.50(1H, s), 8.
45(1H,幅広のs), 7.45(2H, d, J=8.6Hz), 7.28(2H, d,
J=8.6 Hz), 6.56(1H, m), 4.80(1H, d, J=10.4Hz), 4.7
4 及び4.67(2H, d-ABq, J=1.8 及び14.6Hz), 4.10(2H,
d, J=5.2Hz), 4.00(1H, s), 3.55(1H, m), 3.36(1H,
m), 3.03(1H, m), 2.64-2.56(2H, m), 2.17(1H, dd, J=
11.6及び24.0Hz), 2.09(3H, s), 1.93(3H, s), 1.29(3
H, s), 0.97(3H, t, J=7.4Hz), 0.82(3H, d, J=6.4Hz),
0.75(3H, d, J=6.4Hz).
ェニル]−2−メチルプロピオニルオキシ}−5−ヒド
ロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et,X = CO,
Z = =C(Me)2, R3 = 4-NHCOCH2NHCOMe, n = 0)(化合物
番号91) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :832 (M + H+, M = C46H
61N3O11). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.34(1H, 幅広の
s), 7.46(2H, d, J=8.4Hz), 7.26(2H, d, J=8.4Hz), 6.
48(1H,幅広のs), 4.87(1H, d, J=10.5Hz), 4.72及び4.7
0(2H, ABq, J=14.4Hz), 4.66(1H, s), 4.09(2H, d, J=
4.4Hz), 3.55(1H,m), 3.36(1H, m), 3.04(1H, dt, J=2.
1及び8.9Hz), 2.10(3H, s), 1.93(3H, s), 1.57(3H,
s), 1.54(3H, s), 1.30(3H, s), 0.98(3H, t, J=7.3H
z), 0.84-0.76(6H, m).
ル)シクロペンタンカルボニルオキシ]−5−ヒドロキ
シイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = CO, Z =
=C(CH2)4, R3 = 4-NHCOCH2OCOMe, n = 0)(化合物番号
214) ジクロロメタン(2.0ml) 中の13−[2−(4−ア
ミノフェニル)−2−メチルプロピオニルオキシ]−5
−t−ブチルジメチルシリルオキシイミノミルベマイシ
ンA4 (87.3mg、0.10mmol、 実施例57、工程
A〜Dに記載のようにして調製した)の溶液に、3−ア
セトキシ酢酸(47.2mg、0.40mmol)、トリエチ
ルアミン(0.028ml、0.20mmol) 及びヨウ化2
−クロロ−1−メチルピリジニウム(51.1mg、0.
20mmol) を加え、得られた混合物を1.5時間攪拌し
た。反応混合物を酢酸エチル(20ml)で希釈し、0.
2M クエン酸、水、4%炭酸水素ナトリウム及び水で順
次洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下蒸
発させた。残渣をメタノール(2.0ml) に溶解させ、
1M 塩酸(0.2ml) を加えた。この混合物を室温で2
0分間攪拌した後、反応混合物を酢酸エチル(20ml)
で希釈し、水、4%炭酸水素ナトリウム及び水で順次洗
浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下蒸発さ
せた。残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲ
ル、EtOH/ジクロロメタン=3:97)で精製し、
表記化合物(66.4mg、77.4%)を非晶質固体と
して得た。
+, M = C48H62N2O12). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.00(1H, s), 7.
74(1H, s), 7.46(2H, d,J=8.6Hz), 7.31(2H, d, J=8.6H
z), 4.81(1H, d, J=10.4Hz), 4.74及び4.68 (2H, d-AB
q, J=1.9及び14.6Hz), 4.69(2H, s), 4.65(1H, s), 3.9
7 (1H, s), 3.55(1H, m), 3.36(1H, m), 3.03(1H, dt,
J=2.2 及び9.3Hz), 2.62(2H, m), 2.25(3H, s), 1.93(3
H, s), 1.29(3H, s), 0.97(3H, t, J=7.4Hz), 0.82(3H,
d, J=6.4Hz) 0.77(3H, d, J=6.4Hz). 実施例111〜113 実施例110と同様の手順を用いて、実施例111〜1
13の化合物を調製した。
ル)シクロペンタンカルボニルオキシ]−5−ヒドロキ
シイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X =CO, Z =
=C(CH2)4, R3 = 4-NHCOCH2OEt, n = 0)(化合物番号2
13) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :845 (M + H+, M = C48H
64N2O11). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.27(1H, s), 8.
13(1H, s), 7.49(2H, d,J=8.4Hz), 7.30(2H, d, J=8.4H
z), 4.81(1H, d, J=10.4Hz), 4.74及び4.67 (2H, d-AB
q, J=1.8及び14.6Hz), 4.65(1H, s), 4.05(2H, s), 3.9
7 (1H, s), 3.66(2H, q, J=7.2Hz), 3.54(1H, m), 3.36
(1H, m), 3.02(1H, dt, J=2.1 及び9.4Hz), 2.61(2H,
m), 1.93(3H, s), 1.31(3H, t, J=7.2Hz), 1.29(3H,
s), 0.97(3H,t, J=7.4Hz), 0.82(3H, d, J=6.4Hz) 0.76
(3H, d, J=6.4Hz).
ル)シクロペンタンカルボニルオキシ] −5−ヒドロキ
シイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X =CO, Z =
=C(CH2)4, R3 = 4-NHCOCH2SPh, n = 0)(化合物番号2
18) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :909 (M + H+, M = C52H
64N2O10S). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.54(1H, s), 8.
09(1H, s), 7.40-7.21(9H, m), 4.80(1H, d, J=10.4H
z), 4.75及び4.68 (2H, d-ABq, J=1.8及び14.6Hz),4.66
(1H, s), 3.97 (1H, s), 3.77(2H, s), 3.54(1H, m),
3.36(1H, m), 3.02(1H, dt, J=2.2 及び9.3Hz), 2.60(2
H, m), 1.93(3H, d, J=1.4Hz), 1.29(3H, s), 0.97(3H,
t, J=7.2Hz), 0.82(3H, d, J=6.5Hz) 0.76(3H, d, J=
6.4Hz).
フェニル)シクロペンタンカルボニルオキシ]−5−ヒ
ドロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = C
O, Z = =C(CH2)4, R3 = 4-NHCOCH2SO2Ph, n = 0)(化合
物番号217) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :941 (M + H+, M = C52H
64N2O12S). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.46(1H, s), 8.
06(1H, s), 7.92(2H, d,J=7.3Hz), 7.70(1H, dd, J=7.4
及び, 7.4Hz), 7.58(2H, dd, J=7.3及び7.4Hz), 7.42
(2H, d, J=8.7Hz), 7.31(2H, d, J=8.7Hz), 4.82(1H,
d, J=10.5Hz), 4.75 及び4.68 (2H, d-ABq, J=1.8及び1
4.5Hz), 4.65(1H, s), 4.15(2H, s) 3.97 (1H, s), 3.5
5(1H, m), 3.36(1H, m), 3.02(1H, dt, J=2.2及び9.
4Hz), 2.62(2H,m), 1.93(3
H, d, J=1.6Hz), 1.31(3H,
s), 0.97(3H, t, J=7.3Hz),
0.82(3H, d, J=6.5Hz) 0.7
6(3H, d, J=6.5Hz).
フェニル]−2−メチルプロピオニルオキシ}−5−ヒ
ドロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1
= Et, X = CO, Z = =C(M
e)2, R3 = 4−NHCONHMe, n =
0) (化合物番号132) ジクロロメタン(2.0ml) 中の13−[2−(4−ア
ミノフェニル)−2−メチルピロピオニルオキシ]−5
−t−ブチルジメチルシリルオキシイミノミルベマイシ
ンA4 (101mg、0.12mmol、実施例18、工程
A、Bに記載のようにして調製した)の溶液に、メチル
イソシアネート(11.4mg、0.20mmol)を加え、
得られた混合物を5時間攪拌した。反応混合物を減圧下
蒸発させた。残渣をメタノール(2.0ml) に溶解さ
せ、この溶液に1M 塩酸(0.2ml)を加えた。混合物
を室温で20分間攪拌した後、反応混合物を酢酸エチル
(20ml) で希釈し、水、4%炭酸水素ナトリウム及び
水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減
圧下蒸発させた。残渣を、カラムクロマトグラフィー
(シリカゲル、酢酸エチル/ヘキサン=6:4)で精製
し、表記化合物(87mg、91%)を非晶質固体として
得た。
+, M = C44H59N3O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.14(1H, 幅広の
s), 7.26(2H, d, J=8.6Hz), 7.20(2H, d, J=8.6 Hz),
6.27(1H, 幅広のs), 4.87(1H, d, J=10.6Hz), 4.72 及
び4.69(2H, ABq, J=15.2Hz), 4.66(1H, s), 3.95 (1H,
s), 3.55(1H, m), 3.36(1H, m), 3.04(1H, m), 2.84(3
H, d, J=4.7Hz), 1.93(3H, s), 1.58(3H, s),1.54(3H,
s), 1.31(3H, s), 0.98(3H, t, J=7.3Hz), 0.83-0.81(6
H, m). 実施例115〜119 実施例114と同様の手順を用いて、実施例115〜1
19の化合物を調製した。
ノ)フェニル]−2−メチルプロピオニルオキシ}−5
−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 =Et, X
= CO, Z = =C(Me)2, R3 = 4-NHCONHPh, n = 0) (化合
物番号144) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :852 (M + H+, M = C49H
61N3O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.22(1H, 幅広の
s), 6.69(1H,幅広のs),6.64(1H,幅広のs), 4.87(1H, d,
J=10.6Hz), 4.72 及び4.70(2H, ABq, J=14.5Hz), 4.66
(1H, s), 3.95(1H, s), 3.55(1H, m), 3.36(1H, m), 3.
04(1H, m), 1.92(3H, s), 1.58(3H, s), 1.54(3H, s),
1.32(3H, s), 0.98(3H, t, J=7.3Hz), 0.83(6H, d, J=
6.6Hz).
ノ)フェニル]−2−メチルプロピオニルオキシ}−5
−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1= Et, X
= CO, Z = =C(Me)2, R3 = 4-NHCSNHMe, n = 0) (化合
物番号145) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :806 (M + H+, M = C44H
59N3O9S). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 7.94(1H, 幅広の
s), 7.61(1H,幅広のs),7.37(2H, d, J=8.6Hz), 7.14(2
H, d, J=8.6 Hz), 5.97(1H, 幅広のs), 4.89(1H,d, J=1
0.6Hz), 4.72 及び4.70(2H, ABq, J=14.5Hz), 4.66(1H,
s), 3.96(1H, s), 3.55(1H, m), 3.36(1H, m), 3.14(3
H, d, J=4.6Hz), 3.03(1H, dd, J=2.0 及び9.2Hz), 1.9
3(3H, s), 1.59(3H, s), 1.57(3H, s), 1.34(3H, s),
0.98(3H, t, J=7.3Hz), 0.83(6H, d, J=6.5Hz).
フェニル]シクロブタンカルボニルオキシ}−5−ヒド
ロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et,X = CO,
Z = =C(CH2)3, R3 = 4-NHCONHMe, n = 0)(化合物番号
494) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :802 (M + H+, M = C45H
59N3O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.30(1H, 幅広の
s), 7.22(4H, s), 6.31(1H, 幅広のs), 4.85(1H, d, J=
10.6Hz), 4.73 及び4.70(2H, ABq, J=14.5Hz), 4.66(1
H, s), 3.95(1H, s), 3.55(1H, m), 3.36(1H, m), 3.03
(1H, dd, J=2.3 及び9.2Hz), 2.84(3H, d, J=4.6Hz),
2.53-2.42(3H, m), 1.93(3H, s), 1.35(3H,s), 0.97(3
H, t, J=7.3Hz), 0.82(3H, d, J=6.6Hz), 0.77(3H, d,
J=6.3Hz).
ノ)フェニル]シクロブタンカルボニルオキシ}−5−
ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X =
CO, Z = =C(CH2)3, R3 = 4-NHCONHPh, n = 0)(化合物
番号500) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :864 (M + H+, M = C50H
61N3O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.56(1H, s), 7.
35-7.30(4H, m), 7.25-7.19(4H, m), 7.15-7.10(1H,
m), 6.89(1H, s), 6.75(1H, s), 4.86(1H, d, J=10.4H
z), 4.75 及び4.68(2H, d-ABq, J=1.6 及び14.8Hz), 4.
67(1H, s), 3.95(1H,s), 3.55(1H, m), 3.36(1H, m),
3.04(1H, m), 2.84-2.72(2H, m), 1.91(3H, s), 1.36(3
H, s), 0.96(3H, t, J=7.4Hz), 0.82(3H, d, J=6.5Hz),
0.79(3H, d,J=6.5Hz).
ノ)フェニル]シクロペンタンカルボニルオキシ}−5
−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 =Et, X
= CO, Z = =C(CH2)4, R3 = 4-NHCONHPh, n = 0)(化合
物番号309) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :878 (M + H+, M = C51H
63N3O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.80(1H, 幅広の
s), 7.40-7.00(10H, m),4.86(1H, d, J=10.3Hz), 4.74
及び4.66(2H, ABq, J=15.5Hz), 4.66(1H, s), 3.95(1H,
s), 3.53(1H, m), 3.36(1H, m), 3.01(1H, m), 2.60(2
H, m), 1.88(3H,s), 1.34(3H, s), 0.95(3H, t, J=7.2H
z), 0.81(3H, d, J=6.3Hz), 0.76(3H, d,J=6.4Hz).
フェニル]シクロプロパンカルボニルオキシ}−5−ヒ
ドロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = C
O, Z = =C(CH2)2, R3 = 4-NHCONHMe, n = 0)(化合物番
号432) 工程A 実施例18、工程A及びBと同様の手順を用いて、13
−[1−(4−ニトロフェニル)−シクロプロパンカル
ボニルオキシ〕−5−ヒドロキシイミノミルベマイシン
A4 (実施例6に記載のようにして調製した)を13−
[1−(4−アミノフェニル)−シクロプロパンカルボ
ニルオキシ〕−5−t−ブチルジメチルシリルオキシイ
ミノミルベマイシンA4 に変換した。アミノ誘導体(8
45mg、1.0mmol) をジクロロメタン(10ml)に溶
解させ、得られた溶液にピリジン(0.081ml、1.
0mmol) 及び2−クロロホルミル−1,2,4−トリア
ゾロ[4,3−a〕ピリジン−3−オン(198mg、
1.0mmol) を4℃で加えた。この混合物を室温で20
分間攪拌した後、反応混合物を酢酸エチル(100ml)
で希釈し、0.2M クエン酸、水、4%炭酸水素ナトリ
ウム及び水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥
させ、減圧下蒸発させた。残渣を、カラムクロマトグラ
フィー(シリカゲル、酢酸エチル/ヘキサン=1:1)
で精製し、13−{1−[4−(1,2,4−トリアゾ
ロ[4,3−a]ピリジン−3−オン−2−カルボニ
ル)アミノフェニル]−シクロプロパンカルボニルオキ
シ}−5−t−ブチルジメチルシリルオキシイミノミル
ベマイシンA4 (995mg、97.4%)を非晶質固体
として得た。
[4−(1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]ピリジ
ン−3−オン−2−カルボニル)アミノフェニル]−シ
クロプロパンカルボニルオキシ}−5−t−ブチルジメ
チルシリルオキシイミノミルベマイシンA4 (153m
g、0.15mmol、上記工程Aで得た)の溶液に、40
%メチルアミン(H2 O中、19.4mg、0.25mmo
l)を加え、この混合物を室温で1時間攪拌した。反応
混合物を酢酸エチル(20ml) で希釈し、水、0.2M
クエン酸、水、4%炭酸水素ナトリウム及び水で順次洗
浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下蒸発さ
せた。残渣を、メタノール(2.0ml) に溶解させ、こ
の溶液に1M 塩酸(0.2ml) を加えた。この混合物を
室温で20分間攪拌した後、反応混合物を酢酸エチル
(20ml) で希釈し、水、4%炭酸水素ナトリウム及び
水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減
圧下蒸発させた。残渣を、カラムクロマトグラフィー
(シリカゲル、エタノール/ジクロロメタン=5:9
5)で精製し、表記化合物(109mg、 92.4%)を
非晶質固体として得た。
+, M = C44H57N3O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.86(1H, s), 7.
27(2H, d, J=8.4Hz), 7.21(2H, d, J=8.4Hz), 6.53(1H,
s), 4.87(1H, d, J=10.4Hz), 4.81(1H, m), 4.73 及び
4.67(2H, d-ABq, J=1.8 及び14.6Hz), 4.67(1H, s), 3.
93(1H, s), 3.55(1H, m), 3.36(1H, m), 3.03(1H, dd,
J=2.1 及び9.4Hz), 2.83(3H, d, J=4.9Hz), 1.93(3H,
s), 1.38(3H, s), 1.16(2H, m), 0.97(3H, t, J=7.3H
z), 0.92(3H,d, J=6.5Hz), 0.82(3H, d, J=6.5Hz). 実施例121〜124 実施例120と同様の手順を用いて、実施例121〜1
24の化合物を調製した。
ノ)フェニル]シクロプロパンカルボニルオキシ}−5
−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1= Et, X
= CO, Z = =C(CH2)2, R3 = 4-NHCO(1-Pyrd), n = 0)
(化合物番号437) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :828 (M + H+, M = C47H
61N3O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.37(1H, s), 7.
35(2H, d, J=8.6Hz), 7.23(2H, d, J=8.6Hz), 6.15(1H,
s), 4.86(1H, d, J=10.4Hz), 4.73及び4.67(2H,d-ABq,
J=1.9 及び14.7Hz), 4.66(1H, s), 3.92(1H, s), 3.55
(1H, m), 3.47(4H, m), 3.36(1H, m), 3.03(1H, dd, J=
2.2及び9.4Hz), 1.98(4H, m),
1.93(3H,d, J=1.5Hz), 1.36
(3H, s), 1.15(2H, m), 0.9
7(3H, t, J=7.3Hz), 0.90(3
H, d,J=6.5Hz), 0.83(3H,
d, J=6.5Hz).
フェニル]シクロプロパンカルボニルオキシ}−5−ヒ
ドロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1
= Et, X = CO, Z = =C(M
e)2, R3 = 4−NHCONHBu, n =
0) (化合物番号138) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :832 (M + H+, M = C47H
65N3O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.24(1H, 幅広の
s), 7.25(2H, d, J=8.6Hz), 7.20(2H, d, J=8.6 Hz),
6.28(1H, 幅広のs), 4.87(1H, d, J=10.6Hz), 4.72 及
び4.69(2H, ABq, J=14.5Hz), 4.66(1H, s), 3.95(1H,
s), 3.56(1H, m), 3.36(1H, m), 3.25(2H, q, J=6.6H
z), 3.03(1H, m), 1.93(3H, s), 1.57(3H, s),1.54(3H,
s), 1.31(3H, s), 0.98(3H, t, J=7.3Hz), 0.84-0.81
(6H, m).
ノ)フェニル]シクロプロパンカルボニルオキシ}−5
−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1= Et, X
= CO, Z = =C(Me)2, R3 = 4-NHCONHt-Bu, n = 0) (化
合物番号139) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :832 (M + H+, M = C47H
65N3O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.22(1H, 幅広の
s), 7.23(2H, d, J=8.6Hz), 7.17(2H, d, J=8.6 Hz),
6.13(1H, 幅広のs), 4.87(1H, d, J=10.6Hz), 4.72 及
び4.69(2H, ABq, J=14.5Hz), 4.66(1H, s), 3.95(1H,
s), 3.56(1H, m), 3.36(1H, m), 3.03(1H, dt, J=1.7
及び8.9Hz), 1.93(3H, s), 1.56(3H, s), 1.53(3H, s),
1.37(9H, s), 1.32(3H, s), 0.98(3H, t, J=7.3Hz),
0.84-0.80(6H, m).
アミノ)フェニル]シクロプロパンカルボニルオキシ}
−5−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = E
t, X = CO, Z = =C(Me)2, R3 = 4-NHCONHcHex, n = 0)
(化合物番号140) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :858 (M + H+, M = C49H
67N3O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.17(1H, 幅広の
s), 7.25(2H, d, J=8.6Hz), 7.19(2H, d, J=8.6 Hz),
6.18(1H, 幅広のs), 4.87(1H, d, J=10.5Hz), 4.72 及
び4.69(2H, ABq, J=14.5Hz), 4.66(1H, s), 3.95(1H,
s), 3.56(1H, m), 3.36(1H, m), 3.04(1H, dt, J=1.9
及び9.2Hz), 1.93(3H, s), 1.57(3H, s), 1.54(3H, s),
1.31(3H, s), 0.98(3H, t, J=7.3Hz), 0.84-0.81(6H,
m).
ルアミノ)フェニル]シクロプロパンカルボニルオキ
シ}−5−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4(I: R1
= Et, X = CO, Z = =C(CH2)2, R3 = 4-NHCOCH2S(2-Py
m), n = 0) (化合物番号406) 実施例18と同様の手順を用いて、13−[1−(4−
ニトロフェニル)−シクロプロパンカルボニルオキシ]
−5−ヒドロキシイミノミルベマイシンA4 (実施例6
に記載のようにして調製した)を13−[1−(4−ブ
ロモアセチルアミノフェニル)−シクロプロパンカルボ
ニルオキシ]−5−t−ブチルジメチルシリルオキシイ
ミノミルベマイシンA4 に変換した。ブロモアセチル誘
導体(115mg、0.12mmol) をN−メチルピロリド
ン(2.0ml)に溶解させ、得られた溶液に2−メルカ
プトピリミジン(22.4mg、0.20mmol) 及び水素
化ナトリウム(55%、6.5mg、0.15mmol) を加
えた。この混合物を室温で30分間攪拌した後、反応混
合物を酢酸エチル(20ml) で希釈し、0.2M クエン
酸、水、4%炭酸水素ナトリウム及び水で順次洗浄し、
無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下蒸発させた。
残渣を、メタノール(2.0ml) に溶解させ、この溶液
に1M 塩酸(0.2ml) を加えた。混合物を室温で20
分間攪拌した後、反応混合物を酢酸エチル(20ml) で
希釈し、水、4%炭酸水素ナトリウム及び水で順次洗浄
し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下蒸発させ
た。残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、
エタノール/ジクロロメタン=2.5:97.5)で精
製し、表記化合物(105mg、99.1%)を非晶質固
体として得た。
+, M = C48H58N4O10S). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 9.13(1H, s), 8.
63(2H, d, J=5.1Hz), 8.28(1H, s), 7.40(2H, d, J=8.4
Hz), 7.25(2H, d, J=8.4Hz), 7.13(1H, t, J=5.1Hz),
4.85(1H, d, J=10.5Hz), 4.73及び4.66(2H, d-ABq, J=
2.0 及び14.5Hz), 4.65(1H, s), 3.93(3H, s), 3.54(1
H, m), 3.36(1H, m), 3.02(1H, dd, J=2.2 及び9.4Hz),
1.93(3H, d, J=1.5Hz), 1.36(3H, s), 1.13(2H, m),
0.97(3H, t, J=7.3Hz), 0.89(3H, d, J=6.5Hz), 0.82(3
H, d, J=6.5Hz). 実施例126〜127 実施例125と同様の手順を用いて、実施例126〜1
27の化合物を調製した。
チルアミノ)フェニル]シクロプロパンカルボニルオキ
シ}−5−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1
= Et, X = CO, Z = =C(CH2)2, R3 = 4-NHCOCH2S(2-Thd
n), n = 0)(化合物番号408) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :890 (M + H+, M = C47H
59N3O10S2). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.21(1H, s), 7.
41(2H, d, J=8.5Hz), 7.27(2H, d, J=8.5Hz), 4.87(1H,
d, J=10.5Hz), 4.73 及び4.66(2H, d-ABq, J=2.0 及び
14.5Hz), 4.65(1H, s), 4.31(2H, t, J=8.0Hz), 3.92(3
H, s), 3.79(2H,s), 3.56(1H, m), 3.54(2H, t, J=8.0H
z), 3.36(1H, m), 3.03(1H, dd, J=2.2及び9.4Hz), 1.9
3(3H, d, J=1.4Hz), 1.37(3H, s), 1.14(2H, m), 0.97
(3H, t, J=7.3Hz), 0.91(3H, d, J=6.5Hz), 0.82(3H,
d, J=6.5Hz).
アミノ)フェニル]シクロプロパンカルボニルオキシ}
−5−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = E
t, X = CO, Z = =C(CH2)2, R3 = 4-NHCOCH2S(2-Pyr), n
= 0) (化合物番号407) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :882 (M + H+, M = C49H
59N3O10S). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.55(1H, d, J=
5.2Hz), 8.18(1H, s), 7.60(1H, m), 7.42(2H, d, J=8.
6Hz), 7.32(1H, d, J=8.0Hz), 7.25(2H, d, J=8.6Hz),
7.16(1H, dd, J=5.2 及び7.2Hz), 4.85(1H, d, J=10.5H
z), 4.73 及び4.66(2H, d-ABq, J=2.0 及び14.6Hz), 4.
65(1H, s), 3.92(1H, s), 3.89(2H, s), 3.54(1H, m),
3.36(1H, m), 3.03(1H, dd, J=2.2及び9.4Hz), 1.93(3
H, m), 1.36(3H, s), 1.13(2H, m), 0.97(3H, t, J=7.3
Hz), 0.89(3H, d, J=6.4Hz), 0.82(3H, d, J=6.5Hz). 実施例128〜137 実施例1と同様の手順を用いて、実施例128〜137
の化合物を調製した。
ェニル]シクロペンタンカルボニルオキシ}−5−ヒド
ロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et,X = CO,
Z = =C(CH2)4, R3 = 4-N(Me)COMe, n = 0) (化合物番
号193) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :815 (M + H+, M = C47H
62N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.70(1H, 幅広の
s), 7.38(2H, d, J=8.3Hz), 7.11(2H, d, J=8.3Hz), 4.
81(1H, d, J=10.5Hz), 4.74 及び4.66(2H, ABq,J=14.9H
z), 4.65(1H, s), 3.95(1H,幅広のs), 3.55(1H, m), 3.
35(1H, m), 3.23(3H, s), 3.02(1H, m), 2.65(2H, m),
1.92(3H, s), 1.84(3H, s), 1.30(3H, s), 0.97(3H, t,
J=7.2Hz), 0.82(3H, d, J=6.3Hz), 0.76(3H, d, J=6.5
Hz).
ェニル]シクロペンタンカルボニルオキシ}−5−ヒド
ロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et,X = CO,
Z = =C(CH2)4, R3 = 4-N(Bu)COMe, n = 0) (化合物番
号196) 質量スペクトル(FAB−MS) m/z :857
(M + H+, M = C50H68N
2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.11(1
H, s), 7.38(2H, d, J=8.6Hz), 7.07(2H, d, J=8.6Hz),
4.80(1H, d, J=10.4Hz), 4.74 及び4.67(2H, ABq, J=1
4.4Hz), 4.65(1H, s), 3.97(1H, s), 3.66((2H, t, J=
7.6Hz), 3.55(1H, m), 3.36(1H, m), 3.03(1H, m), 2.6
5(2H, m), 1.93(3H, s), 1.78(3H, s), 1.28(3H, s),0.
97(3H, t, J=7.3Hz), 0.87(3H, t, J=7.2Hz), 0.82(3H,
d, J=6.4Hz), 0.72(3H, d, J=6.4Hz).
ミノ)フェニル]シクロペンタンカルボニルオキシ}−
5−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 (I:R1 = Et,
X = CO, Z = =C(CH2)4, R3 = 4-N(Me)SO2Me, n = 0)
(化合物番号316) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :851 (M + H+, M = C46H
62N2O11S). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.13(1H, s), 7.
35(2H, d, J=8.7Hz), 7.29(2H, d, J=8.7Hz), 4.80(1H,
d, J=10.4Hz), 4.74 及び4.67(2H, d-ABq, J=1.8 及び
14.2Hz), 4.65(1H, s), 3.97(1H, s), 3.55(1H, m), 3.
36(1H, m), 3.29(3H, s), 3.02(1H, m), 2.80(3H, s),
2.62(2H, m), 1.93(3H, s), 1.27(3H, s),0.97(3H, t,
J=7.2Hz), 0.82(3H, d, J=6.4Hz), 0.75(3H, d, J=6.4H
z).
ミノ)フェニル]シクロペンタンカルボニルオキシ}−
5−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 (I:R1 = Et,
X = CO, Z = =C(CH2)4, R3 = 4-N(Bu)SO2Me, n = 0)
(化合物番号319) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :893 (M + H+, M = C49H
68N2O11S). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.03(1H, s), 7.
36(2H, d, J=8.7Hz), 7.25(2H, d, J=8.7Hz), 4.79(1H,
d, J=10.8Hz), 4.74 及び4.67(2H, d-ABq, J=1.8 及び
14.6Hz), 4.65(1H, s), 3.97(1H, s), 3.64(2H, t, J=
6.8Hz), 3.55(1H,m), 3.36(1H, m), 3.03(1H, m), 2.83
(3H, s), 2.65(2H, m), 1.93(3H, s), 1.27(3H, s), 0.
97(3H, t, J=7.3Hz), 0.86(3H, t, J=7.2Hz), 0.82(3H,
d, J=6.4Hz), 0.72(3H, d, J=6.4Hz).
ル]−2−メチルプロピオニルオキシ}−5−ヒドロキ
シイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = CO, Z =
=C(Me)2, R3 = 4- (2-oxo-1-Pip), n = 0) (化合物番
号161) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :815 (M + H+, M = C47H
62N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.18(1H, s), 7.
31(2H, d, J=8.5Hz), 7.18(2H, d, J=8.5Hz), 4.87(1H,
d, J=10.8Hz), 4.73 及び4.66(2H, d-ABq, J=1.8 及び
14.6Hz), 4.65(1H, s), 3.96(1H,幅広のs), 3.62-3.52
(3H, m), 3.36(1H,m), 3.03(1H, m), 2.57(2H, m), 1.9
2(3H, s), 1.58(3H, s), 1.55(3H, s), 1.29(3H, s),
0.98(3H, t, J=7.4Hz), 0.84-0.82(6H, m).
フェニル]−2−メチルプロピオニルオキシ}−5−ヒ
ドロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = C
O, Z = =C(Me)2, R3 = 4-(2-oxo-1- Pyrd ), n = 0)
(化合物番号163) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :801 (M + H+, M = C46H
60N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.80 (1H,幅広の
s), 7.55(2H, d, J=8.6Hz), 7.30(2H, d, J=8.6 Hz),
4.88(1H, d, J=10.6Hz), 4.74及び4.65(2H, ABq,J=14.5
Hz), 4.65(1H, s), 3.96(1H, s), 3.71(2H, s), 3.57(1
H, m), 3.38(1H,m), 3.04(1H, m), 2.62(2H, t, J=8.2H
z), 2.17(2H, t, J=7.5Hz), 1.93(3H, s), 1.57(3H,
s), 1.54(3H, s), 1.32(3H, s), 0.98 (3H, t, J=7.2H
z), 0.85-0.82(6H, m).
ル)フェニル]−2−メチルプロピオニルオキシ}−5
−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 =Et, X
= CO, Z = =C(Me)2, R3 = 4-(2-oxo-1-Azt), n = 0)
(化合物番号160) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :787 (M + H+, M = C45H
58N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 7.99(1H, s), 7.
28-7.26(4H, m), 4.87(1H, d, J=10.8Hz), 4.74 及び4.
67(2H, d-ABq, J=2.0 及び14.4Hz), 4.66(1H, s), 3.97
(1H, s), 3.63-3.60(2H, m), 3.57(1H, m), 3.38(1H,
m), 3.13-3.10(2H,m), 3.03(1H, m), 1.93(3H, s), 1.5
8(3H, s), 1.54(3H, s), 1.32(3H, s), 0.98(3H, t, J=
7.2Hz), 0.84-0.81(6H, m).
ェニル]−2−メチルプロピオニルオキシ}−5−ヒド
ロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et,X = CO,
Z = =C(Me)2, R3 = 4-(2,6-dioxo-1-Pip), n = 0)(化
合物番号162) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :829 (M + H+, M = C47H
60N2O11). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.12(1H, s), 7.
36(2H, d, J=8.6Hz), 7.01(2H, d, J=8.6Hz), 4.86(1H,
d, J=10.4Hz), 4.72 及び4.66(2H, d-ABq, J=2.1 及び
14.5Hz), 4.65(1H, s), 3.96(1H, s), 3.56(1H, m), 3.
35(1H, m), 3.04(1H, m), 2.81(4H, t, J=6.6Hz), 2.11
(2H, m), 1.93(3H, s), 1.61(3H, s), 1.56(3H, s), 1.
23(3H, s), 0.98(3H, t, J=7.2Hz), 0.84(3H, d, J=6.5
Hz), 0.83(3H, d, J=6.4Hz).
ニル)フェニル]−2−メチルプロピオニルオキシ}−
5−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 (I:R1 = Et,
X = CO, Z = =C(Me)2, R3 = 4- (2,5-dioxo-1-Pyrd), n
= 0)(化合物番号164) 質量スペクトル(FAB−MS) m/z :815
(M + H+, M = C46H58N
2O11). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.25(1
H, s), 7.39(2H, d, J=8.5Hz), 7.23(2H, d, J=8.5Hz),
4.88(1H, d, J=10.6Hz), 4.73 及び4.67(2H, d-ABq, J
=2.0 及び14.5Hz), 4.65(1H, s), 3.97(1H, s), 3.56(1
H, m), 3.36(1H, m), 3.04(1H, dd, J=2.2 及び9.5Hz),
2.90(4H, s), 1.93(3H, d, J=1.5Hz), 1.60(3H, s),
1.56(3H, s), 1.27(3H, s), 0.98(3H, t, J=7.3Hz), 0.
84(3H, d, J=6.5Hz),0.83(3H, d, J=8.5Hz).
ル)フェニル]−2−メチルプロピオニルオキシ}−5
−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1= Et, X
= CO, Z = =C(Me)2, R3 = 4- (2-oxo-3-Oxaz), n = 0)
(化合物番号165) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :803 (M + H+, M = C45H
58N2O11). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.19(1H, 幅広の
s), 7.48(2H, d, J=9.0Hz), 7.30(2H, d, J=9.0Hz), 4.
88(1H, d, J=10.5Hz), 4.74 及び4.66(2H, d-ABq, J=2.
0 及び14.5Hz), 4.65(1H, s), 4.49(2H, m), 4.05(2H,
m), 3.97(1H, s),3.57(1H, m), 3.36(1H, m), 3.04(1H,
dd, J=2.2 及び9.4Hz), 1.93(3H, d, J=1.4Hz), 1.58
(3H, s), 1.55(3H, s), 1.32(3H, s), 0.98(3H, t, J=
7.3Hz), 0.83(3H, d, J=6.5Hz), 0.82(3H, d, J=6.5H
z). 実施例138〜139 実施例18と同様の手順を用いて、13−[2−(3−
ニトロフェニル)−2−メチルプロピオニルオキシ]−
5−ヒドロキシイミノミルベマイシンA4 (実施例2に
記載のようにして調製した)から実施例138〜139
の化合物を調製した。
チルプロピオニルオキシ]−5−ヒドロキシイミノミル
ベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = CO, Z = =C(Me)2, R3
= 3-NHCOMe, n = 0) (化合物番号32) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :775 (M + H+, M = C44H
58N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 7.87(1H, 幅広の
s), 7.50(1H, d, J=8.6Hz), 7.39(1H, s), 7.22(1H, d,
J=7.9Hz), 7.10(1H, 幅広のs), 7.02(1H, d, J=7.9H
z), 4.87(1H, d, J=10.6Hz), 4.71 及び4.69(2H, ABq,
J=13.9Hz), 4.65(1H, s), 3.95(1H, s), 3.57(1H, m),
3.36(1H, m), 3.04(1H, m), 2.18(3H, s), 1.93(3H,
s), 1.57(3H, s), 1.54(3H, s), 1.28(3H, s), 0.98(3
H, t, J=7.3Hz),0.84-0.81(6H, m).
−2−メチルプロピオニルオキシ]−5−ヒドロキシイ
ミノミルベマイシン A4 (I: R1 = Et, X = CO,Z = =C(M
e)2, R3 = 3-NHSO2Me, n = 0)(化合物番号150) 質量スペクトル(FAB-MS) m/z :711 (M + H+, M = C43H
58N2O11S). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 7.76(1H, 幅広の
s), 7.50-7.10(24, m),6.33(1H,幅広のs), 4.88(1H, d,
J=10.6Hz), 4.71 及び4.70(2H, ABq, J=14.5Hz), 4.65
(1H, s), 3.94(1H, s), 3.57(1H, m), 3.36(1H, m), 3.
04(1H, m), 2.99(3H, s), 1.93(3H, s), 1.58(3H, s),
1.56(3H, s), 1.31(3H, s), 0.98(3H, t,J=7.3Hz), 0.8
4-0.81(6H, m).
ンタンカルボニルオキシ]−5−ヒドロキシイミノミル
ベマイシン A3 (I: R1 = Me, X = CO, Z = =C(CH2)4, R
3 = 4-NHCOCH3, n = 0) (化合物番号23) 実施例57及び59と同様の方法を用いて、15−ヒド
ロキシ−5−オキソミルベマイシンA3 から表記化合物
を調製した。
+, M = C45H58N2O10). 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.11(1H, s), 7.
41(2H, d, J=8.6Hz), 7.28(2H, d, J=8.6Hz), 7.13(1H,
s), 4.81(1H, d, J=10.4Hz), 4.75及び4.69(2H,ABq, J
=14.7Hz), 4.65(1H, s), 3.97(1H, s), 3.52(1H, m),
3.36(1H, m), 3.21(1H, m), 2.61(2H, m), 2.17(3H,
s), 1.93(3H, s), 1.29(3H, s), 1.14(3H, d, J=6.4H
z), 0.83(3H, d, J=6.5Hz), 0.75(3H, d, J=6.5Hz).
ン−2−カルボニルアミノ)フェニルオキシ]−2−メ
チルプロピニルオキシ}−5−ヒドロキシイミノミルベ
マイシン A4 (I: R1 = Et, X = CO, Z = =C(Me)2, R3 =
4-NHCO(1-COOMe-Pyrd), n = 1) (化合物番号111) 実施例57及び110と同様の方法を用いて、15−ヒ
ドロキシ−5−オキソミルベマイシンA4 から表記化合
物を調製した。
H++ triethanolamine= 903+ 1+149) 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.63(1H, br.s),
7.34(2H, d, J=8.8Hz), 6.74(2H, d, J=8.8Hz), 5.86-
5.79(3H, m), 5.45-5.30(3H, m,), 5.02(1H, d,J=10.9H
z), 4.79- 4.68(2H, ABq, J=14.5Hz), 4.67(1H, s), 4.
45(1H, br.s),4.00(1H, s), 3.77(3H, s), 3.73-3.38(5
H, m), 3.65-3.42(3H, m), 3.37(1H, m), 3.06(1H, m)
アミノ)フェニルオキシ]−2−メチルプロピニルオキ
シ}−5−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 (I: R1
= Et, X = CO, Z = =C(Me)2, R3 = 4-NHCONHCOOMe), n
= 1) (化合物番号80) 実施例57及び110と同様の方法を用いて、15−ヒ
ドロキシ−5−オキソミルベマイシンA4 から表記化合
物を調製した。
H++ triethanolamine= 863+ 1+149) 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δppm: 8.27(1H, br.s),
7.83(1H,br.s), 7.31(2H, d, J=8.9Hz), 6.74(2H, d,
J=8.9Hz), 5.90-5.82(3H, m), 5.50-5.31(4H,m,), 5.00
(1H, d,J=10.4Hz), 4.73- 4.67(2H, ABq, J=14.4Hz),
4.66(1H, s), 3.97(1H,s), 3.74(3H,s), 3.66-3.55(1H,
m), 3.37(1H, m), 3.05(1H, m).
果を示す。
60-142991 号公報中の実施例に記載の5−ヒドロキシイ
ミノミルベマイシン A4 (ミルベマイシン A4 オキ
シム)であり、比較化合物2は、特開平5-255343号公報
中の実施例に記載の化合物であり、比較化合物3は、特
開昭63-10791号公報中の実施例に記載の化合物であり、
次に示す構造を有する化合物である。[式中、Meは、
メチル基を示す。]
と牛血清を隔離した試験容器を用意し、牛血清に 1 ppm
濃度の薬剤を添加し、37℃でパラフィルムを通して
ノミに吸血させる。1群20匹のノミを使用し、48時
間後に、死亡したノミの数から試験薬剤の殺ノミ効果を
判定した。 なお、死亡率は薬剤無添加の対照群の生存
率から補正した。その結果を表2に示す。
規13−置換ミルベマイシン 5−オキシム誘導体は殺
虫、殺ダニ又は駆虫活性を有し、とりわけ、ペットや人
間に寄生するノミ類に対して優れた殺虫効果を示し、こ
れらの駆除薬として極めて有効である。
cephalides felis) 、イヌノミ(Ctenocephalides cani
s) 等を挙げることができる。
明の新規化合物を種々の有害な動物寄生虫(内部および
外部寄生虫)、例えば、昆虫類およびぜん虫に対して使
用して有効である。このような動物寄生虫の例として
は、以下の如き害虫を例示することができる。
philus spp.)、サシバエ(Stomoxysspp.) 、ハジラミ(Tr
ichodectes spp.) 、サシガメ(Rhodnius spp.) 等を挙
げることができる。 また、動物に寄生するマダニ科
(Ixodidae)、ワクモ科(Dermanyssid-ae)およびヒゼ
ンダニ科(Sarcoptidae ) 等に対してすぐれた殺ダニ
活性を有している。
シン誘導体は農園芸害虫よって引き起こされる種々の病
害に対してすぐれた防除効果を示す。
卉に寄生するハダニ科(Tetranychidae)及びフシダニ科
(Eriophyidae)等のハダニ類の成虫及び卵等に対して殺
ダニ活性を有しているばかりではなく、既存の殺ダニ剤
が効かなくなり近年大問題となって来ている抵抗性のダ
ニに対しても、すぐれた活性を有している。
ぶ線虫(Meloidogyne) 、マツノザイ線虫(Bursapholench
us) 、ネダニ(Phizoglyphus)等に対しても活性である。
現わす。従って、それらは、殺虫剤として、使用するこ
とができる。そして、本発明の活性化合物は、栽培植物
に対し、薬害を与えることなく、有害昆虫に対し、的確
な防除効果を発揮する。また本発明化合物は広範な種々
の害虫、有害な吸汁性昆虫、咀嚼系昆虫およびその他の
植物寄生害虫、貯蔵害虫、衛生害虫等の防除のために使
用でき、それらの駆除撲滅のために適用できる。
き害虫類を例示することができる。昆虫類として、鞘翅
目害虫、例えば、アズキゾウムシ(Callosobruchus chin
ensis)、コクゾウムシ(Sitophilus zeamais)、コクヌス
トモドキ(Tribolium castaneum) 、ニジュウヤホシテン
トウ(Epilachna vigitioctomaculata)、トビイロムナボ
ソコメツキ(Agriores fuscicollis)、ヒメコガネ(Anoma
la rufocuprea)、コロラドポテトビートル(Leptinotars
a decemkineata) 、ジアブロテイカ(Diabrotica spp.)
、マツノマダラカミキリ(Monochamus alternatus) 、
イネミズゾウムシ(Lissorhoptrus oryzophilus) 、ヒラ
タキクイムシ(Lyctusbruneus) 、鱗翅目虫、例えば、マ
イマイガ(Lymantria dispar)、ウメケムシ(Malacosoma
neustria)、アオムシ(Pieris rapae)、ハスモンヨトウ
(Spodoptera litura) 、ヨトウガ(Mamestra brassica
e)、ニカメイチュウ(Chilosuppressalis) 、アワノメイ
ガ(Pyrausta nubilalis)、コナマダラメイガ(Ephestia
cautella) 、コカクモンハマキ(Adoxophyes orana)、コ
ドリンガ(Carpocapsa pomonella)、カブラヤガ(Agrotis
fucosa) 、ハチミツガ(Galleria mellonella) 、コナガ
(Plutella mylostella) 、ミカンハモグリガ(フェニル
yllocnistis citrella);半翅目虫、例えばツマグロヨ
コバイ(Nephotettix cincticeps)、トビイロウンカ(Nil
aparvata lugens)、クワコナカイガラムシ(Pseudococcu
scomstocki) 、ヤノネカイガラムシ(Unaspis yanonensi
s)、モモアカアブラムシ(Myzus persicae)、リンゴアブ
ラムシ(Aphis pomi)、ワタアブラムシ(Aphis gossypi
i)、ニセダイコンアブラムシ(Rhopalosiphum pseudobra
ssicas) 、ナシグンバイ(Stephanitis nashi) 、アオカ
メムシ(Nazara spp.) 、トコジラミ(Cimex lectulariu
s) 、オンシツコナジラミ(Trialeurodes vaporariorum)
、キジラミ(Psylla spp.) 、直翅目虫、例えば、チャ
バネゴキブリ(Blatella germanica)、ワモンゴキブリ(P
eriplaneta americana)、ケラ(Gryllotalpa african
a)、バッタ(Locusta migratoria migratoriodes);等翅
目虫、例えば、ヤマトシロアリ(Deucotermes speratu
s)、イエシロアリ(Coptotermes formosamus);双翅目
虫、例えば、イエバネ(Musca domestica) 、ネッタイシ
マカ(Aedes aegypti) 、タネバエ(Hylemia platura) 、
アカイエカ(Culexpipiens) 、シナハマダラカ(Anophele
s sinensis)、コガタアカイエエ(Culex tritaeniorhync
hus) 等を挙げることができる。
駆虫剤として優れた殺寄生虫活性を有している。
鶏のような家畜、家禽およびペットに感染する次の線虫
に有効である。ヘモンクス属(Haemonchus)、トリコスト
ロンギルス属(Trichostrongylus)、オステルターギヤ属
(Ostertagia)、ネマトディルス属(Nematodirus) 、クー
ペリア属(Cooperia)、アスカリス属(Ascaris) 、ブノス
トムーム属(Bunostomum)、エスファゴストムーム属(Oes
ophagostomum) 、チャベルチア属(Chabertia) 、トリキ
ュリス属(Trichuris) 、ストロンギルス属(Storongylu
s) 、トリコネマ属(Trichonema)、デイクチオカウルス
属(Dictyocaulus)、キャピラリア属(Capillaria)、ヘテ
ラキス属(Heterakis) 、トキソカラ属(Toxocara)、アス
カリディア属(Ascaridia) 、オキシウリス属(Oxyuris)
、アンキロストーマ属(Ancylostoma) 、ウンシナリア
属(Uncinaria) 、トキサスカリス属(Toxascaris)及びパ
ラスカリス属(Parascaris)。
ファゴストムーム属のある種のものは腸管を攻撃し、一
方ヘモンクス属及びオステルターギア属のものは胃に寄
生し、ティクチオカウルス属の寄生虫は肺に見出される
が、これらにも活性を示す。また、フィラリア科(Filar
iidae)やセタリヤ科(Setariidae)の寄生虫は心臓及び血
管、皮下及びリンパ管組織のような他の組織及び器官に
見出され、これらにも活性を示す。
用であり、人間の消化管の最も普通の寄生虫は、アンキ
ロストーマ属(Ancylostoma) 、ネカトール属(Necator)
、アスカリス属(Asdaris) 、ストロンギィロイデス属
(Strongyloides) 、トリヒネラ属(Trichinella) 、キャ
ピラリア属(Capillaria)、トリキュリス属(Trichuris)
およぴエンテロビウス属(Enterobius)である。
官に見出される他の医学的に重要な寄生虫であるフィラ
リア科のブツヘレリア属(Wuchereria)、ブルージア属(B
rugia)、オンコセルカ属(Onchoceca) 及びロア糸状虫属
(Loa) 並びに蛇状線虫科(Dracunculidae) のドラクンク
ルス属(Deacunculus) の寄生虫、腸管内寄生虫の特別な
腸管外寄生状態におけるストロンギロイテス属及びトリ
ヒネラ属にも活性を示す。
Claims (17)
- 【請求項1】下記一般式(I)で表されるミルベマイシ
ン誘導体。 【化1】 [式中、Meは、メチル基を示す。R1 はメチル基;エ
チル基;イソプロピル基;又はsec-ブチル基を示し、 Xはカルボニル基;又はメチレン基を示し、 Zは、式:=C=(R2 )2 (i) (式中、R2 は、C1 −C3 アルキル基を示す。);又
は式: =C=(CH2 )m (ii) (式中、mは、2乃至5示す。)で表される基を示し、
nは0又は1を示し、R3 は、C1 −C4 アルキル置換アミノ基 ;C2 −C8
ジアルキル置換アミノ基;C1 −C4 アルコキシ基;C
1 −C3 アルコキシC2 −C3 アルコキシ基;下記式:
(iii)、:(iv)、(iv)、:(vi)、:
(vii)、:(viii)、:(ix)で表わされる
基を示す。 【化2】 (式中、R4 は水素原子;C1 −C6 アルキル基;置換
基群Aから選択された置換基を少なくとも1個有するC
1 −C6 アルキル基;C3 −C6 シクロアルキル基;置
換基群Bから選択された置換基を少なくとも1個有する
C3 −C6 シクロアルキル基;C2 −C6 アルケニル
基;C2 −C6 アルキニル基;C6 −C14アリール基;
置換基群Cから選択された置換基を少なくとも1個有す
るC6 −C14アリール基;酸素、窒素、硫黄原子から選
択された少なくとも1個の原子を環原子として有する3
乃至6員複素環基;置換基群Cから選択された置換基を
少なくとも1個有し、酸素、窒素、硫黄原子から選択さ
れた少なくとも1個の原子を環原子として有する3乃至
6員複素環基を示し、 R5 は水素原子;C1 −C4 アルキル基を示し、 R6 は水素原子;C1 −C6 アルキル基を示し、 R7 はC1 −C6 アルキル基;C3 −C6 シクロアルキ
ル基;C7 −C11アラルキル基(C6 −C10アリール+
C1 −C4 アルキル);置換基群Cから選択された置換
基を少なくとも1個有するC7 −C11アラルキル基(C
6 −C10アリール+C1 −C4 アルキル);C6 −C14
アリール基;置換基群Cから選択された置換基を少なく
とも1個有するC6 −C14アリール基を示し、又はR6
とR7 は結合して3乃至6員含窒素複素環基を形成し、 Yは酸素原子;硫黄原子を示し、 rは1、2又は3の整数を示し、 Qはカルボニル基;又はメチレン基を示し、 R8 はC1 −C4 アルキル基;C6 −C10アリール基;
置換基群Cから選択された置換基を少なくとも1個有す
るC6 −C10アリール基を示し、 R9 はC1 −C6 アルキル基;C3 −C6 シクロアルキ
ル基;C6 −C10アリール基;置換基群Cから選択され
た置換基を少なくとも1個有するC6 −C10アリール
基;C7 −C11アラルキル基(C6 −C10アリール+C
1 −C4 アルキル);置換基群Cから選択された置換基
を少なくとも1個有するC7 −C11アラルキル基(C6
−C10アリール+C1 −C4 アルキル)を示し、 R10は酸素、窒素、硫黄原子から選択された少なくとも
1個の原子を環原子として有する5又は6員芳香族複素
環基;置換基群Dから選択された置換基を少なくとも1
個有する酸素、窒素、硫黄原子から選択された少なくと
も1個の原子を環原子として有する5又は6員芳香族複
素環基を示し、 R11はC1 −C4 アルキル基を示す。 置換基群A: ハロゲン原子;シアノ基;C1 −C4 アルコキシ基;C
2 −C5 アルカノイル基;C2 −C5 アルカノイルオキ
シ基;C2 −C5 アルコキシカルボニル基;C6 −C10
アリールオキシ基;C1 −C4 アルキルチオ基;C6 −
C10アリールチオ基;C1 −C4 アルキルスルホニル
基;C6 −C10アリールスルホニル基;アミノ基;C2
−C5 アルカノイルアミノ基;C2 −C5 ハロアルカノ
イルアミノ基;N−(C2 −C5 アルカノイル)−N−
(C1 −C3 アルキル)アミノ基;C2 −C5 アルコキ
シカルボニルアミノ基;C2 −C5 ハロアルコキシカル
ボニルアミノ基;N−(C2 −C5 アルコキシカルボニ
ル)−N−(C1 −C3 アルキル)アミノ基;置換基群
Cから選択された置換基を有してもよいC6 −C10アリ
ール基;C7 −C11アリールカルボニルアミノ基(C6
−C10アリール);C7 −C11アラルキルアミノ基(C
6 −C10アリール+C1 −C4 アルキル);置換基群C
から選択された置換基を有してもよい酸素・窒素・硫黄
原子から選択された少なくとも1個の原子を環原子とし
て有する3乃至6員複素環基;置換基群Cから選択され
た置換基を有してもよい酸素・窒素・硫黄原子から選択
された少なくとも1個の原子を環原子として有する3乃
至6員複素環チオ基;C8 −C12アラルキルオキシカル
ボニルアミノ基(C6 −C10アリール+C1 −C4 アル
キル) 置換基群B: ハロゲン原子;C1 −C4 アルコキシ基;C2 −C5 ア
ルカノイルオキシ基 置換基群C: ハロゲン原子;水酸基;シアノ基;ニトロ基;C1 −C
4 アルキル基;C1 −C4 アルコキシ基;C2 −C5 ア
ルコキシカルボニル基;オキソ基 置換基群D: アミノ基;C2 −C5 アルカノイルアミノ基;C2 −C
5 ハロアルカノイルアミノ基;C2 −C6 アルコキシカ
ルボニルアミノ基] - 【請求項2】一般式(I)において、 R1 はメチル基;エチル基を示し、 Xはカルボニル基;又はメチレン基を示し、 Zが示す式:(i)におけるR2 は、C1 −C2 アルキ
ル基を示し、式:(ii)におけるmは、2乃至4を示
し、 nは0を示し、 R3 は、シアノ基;C1 −C2 アルキル置換アミノ基;
C2 −C4 ジアルキル置換アミノ基;C1 −C2 アルコ
キシ基、下記式:(iii)、:(iv)、:(v
i)、:(vii)及び:(viii)で表わされる基
を示す[請求項1]に記載の化合物。 【化3】 (式中、R4 は水素原子;C1 −C4 アルキル基;置換
基群A1 から選択された置換基を少なくとも1個有する
C1 −C2 アルキル基;C4 −C6 シクロアルキル基;
置換基群B1 から選択された置換基を1個有しているC
4 −C6 シクロアルキル基;C6 −C10アリール基;置
換基群C1 から選択された置換基を1個有するC6 −C
10アリール基;酸素、窒素、硫黄原子から選択された少
なくとも1個の原子を環原子として有する5又は6員複
素環基;置換基群C1 から選択された置換基を少なくと
も1個有し、酸素、窒素、硫黄原子から選択された少な
くとも1個の原子を環原子として有する5又は6員複素
環基を示し、 R5 は水素原子;C1 −C2 アルキル基を示し、 R6 は水素原子;C1 −C4 アルキル基を示し、 R7 はC1 −C4 アルキル基;C4 −C6 シクロアルキ
ル基;C7 −C10アラルキル基(C6 アリール+C1 −
C4 アルキル);置換基群C1 から選択された置換基を
少なくとも1個有するC7 −C10アラルキル基(C6 ア
リール+C1 −C4 アルキル);C6 −C10アリール
基;置換基群C1 から選択された置換基を少なくとも1
個有するC6 −C10アリール基を示し、又はR6 とR7
は結合して5乃至6員含窒素複素環基を形成し、 Yは酸素原子;硫黄原子を示し、 rは2又は3の整数を示し、 Qはカルボニル基を示し、 R8 はC1 −C2 アルキル基;C6 −C10アリール基;
置換基群C1 から選択された置換基を1個有するC6 −
C10アリール基を示し、 R9 はC1 −C4 アルキル基;C4 −C6 シクロアルキ
ル基;C6 −C10アリール基;置換基群C1 から選択さ
れた置換基を少なくとも1個有するC6 −C10アリール
基;C7 −C10アラルキル基(C6 アリール+C1 −C
4 アルキル);置換基群C1 から選択された置換基を少
なくとも1個有するC7 −C10アラルキル基(C6 アリ
ール+C1 −C4 アルキル)を示す。) 置換基群A1 : フッ素・塩素・臭素原子;シアノ基;C1 −C2 アルコ
キシ基;C2 −C3 アルカノイル基;C2 −C3 アルカ
ノイルオキシ基;C2 −C3 アルコキシカルボニル基;
フェノキシ基;C1 −C2 アルキルチオ基;フェニルチ
オ基;C1 −C2 アルキルスルホニル基;フェニルスル
ホニル基;アミノ基;C2 −C3 アルカノイルアミノ
基;C2 −C3 ハロアルカノイルアミノ基;N−(C2
−C3 アルカノイル)−N−(C1 −C2 アルキル)ア
ミノ基;C2 −C3 アルコキシカルボニルアミノ基;C
3 −C4 ハロアルコキシカルボニルアミノ基;N−(C
2 −C3 アルコキシカルボニル)−N−(C1 −C2 ア
ルキル)アミノ基;置換基群C1 から選択された置換基
を有してもよいフェニル基;ベンゾイルアミノ基;C7
−C10アラルキルアミノ基(C6 アリール+C1 −C4
アルキル);置換基群C1 から選択された置換基を有し
てもよい酸素・素・硫黄原子から選択された少なくとも
1個の原子を環原子として有する5又は6員複素環基;
置換基群C1 から選択された置換基を有してもよい酸素
・素・硫黄原子から選択された少なくとも1個の原子を
環原子として有する5又は6員複素環チオ基;C8 −C
12アラルキルオキシカルボニルアミノ基(C6 アリール
+C1 −C4 アルキル) 置換基群B1 : フッ素・塩素・臭素原子;C1 −C2 アルコキシ基;C
2 −C3 アルカノイルオキシ基 置換基群C1 : フッ素・塩素・臭素原子;水酸基;シアノ基;ニトロ
基;C1 −C2 アルキル基;C1 −C2 アルコキシ基;
C2 −C3 アルコキシカルボニル基;オキソ基 - 【請求項3】一般式(I)において、R1 がエチル基を
示す[請求項2]に記載のミルベマイシン誘導体。 - 【請求項4】一般式(I)において、R3 が4位に置換
していることを特徴とする[請求項3]に記載のミルベ
マイシン誘導体。 - 【請求項5】一般式(I)において、Xはメチレン基を
示し、 Zが示す式:(i)における R2 はメチル基を示し、 R3 はメトキシカルボニルアミノアセチルアミノ基(以
下、アンダーラインした部分はグリシルと称する場合が
ある。);アセチルグリシルアミノ基;1−メトキシカ
ルボニル−2−ピロリジルカルボニルアミノ基を示す
[請求項4]に記載の化合物。 - 【請求項6】一般式(I)において、Xがカルボニル基
を示し、 Zが示す式:(i)におけるR2 がメチル基;又はエチ
ル基を示し、Zが示す式:(ii)におけるmが3又は
4を示し、R3 は、アセチルアミノ基 ;シアノアセチルアミノ基;
ベンゾイルアミノ基;2−フルオロベンゾイルアミノ
基;3−フルオロベンゾイルアミノ基;アセチルグリシ
ルアミノ基;メトキシカルボニルグリシルアミノ基;N
−メチル−N−メトキシカルボニルアミノアセチルアミ
ノ(メトキシカルボニルグリシルアミノ)基;メトキシ
カルボニルアミノ基;フェニルカルバモイルアミノ基;
2−オキソオキサゾリン−3−イル基;トリフルオロア
セチルアミノ基;エトキシアセチルアミノ基;アセトキ
シアセチルアミノ基;メチルスルフォニルアミノ基;エ
チルスルフォニルアミノ基を示す[請求項4]に記載の
化合物。。 - 【請求項7】13−[2−(4−シアノアセチルアミノ
フェニル)−2−メチルプロピオニルオキシ]−5−ヒ
ドロキシイミノミルベマイシン A4 - 【請求項8】13−{2−[4−(N−アセチルグリシ
ル)アミノフェニル]−2−メチルプロピオニルオキ
シ}−5−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 - 【請求項9】13−{2−[4−(N−メトキシカルボ
ニルグリシル)メチルアミノフェニル]−2−メチルプ
ロピオニルオキシ}−5−ヒドロキシイミノミルベマイ
シンA4 - 【請求項10】13−[2−(4−メトキシカルボニル
アミノフェニル)−2−メチルプロピオニルオキシ]−
5−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 - 【請求項11】13−{2−[4−(N−フェニルカル
バモイルアミノ)フェニル]−2−メチルプロピオニル
オキシ}−5−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 - 【請求項12】13−{2−[4−(2−オキソオキサ
ゾリン−3−イル)フェニル]−2−メチルプロピオニ
ルオキシ}−5−ヒドロキシイミノミルベマイシン A
4 - 【請求項13】 13−[1−(4−アセチルアミノフェ
ニル)シクロペンタンカルボニルオキシ]−5−ヒドロ
キシイミノミルベマイシン A4 - 【請求項14】 13−[1−(4−アセトキシアセチル
アミノフェニル)シクロペンタンカルボニルオキシ]−
5−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 - 【請求項15】 13−[1−(4−メタンスルホニルア
ミノフェニル)シクロペンタンカルボニルオキシ]−5
−ヒドロキシイミノミルベマイシン A4 - 【請求項16】 13−[1−(4−アセチルアミノフェ
ニル)−1−エチルブチリルオキシ]−5−ヒドロキシ
イミノミルベマイシン A4 - 【請求項17】 13−[1−(4−アセチルアミノフェ
ニル)シクロブタンカルボニルオキシ]−5−ヒドロキ
シイミノミルベマイシン A4
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JP25296595 | 1995-09-29 | ||
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