JP3132623B2 - シュラウドの予防保全装置及び予防保全方法 - Google Patents

シュラウドの予防保全装置及び予防保全方法

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JP3132623B2
JP3132623B2 JP06062415A JP6241594A JP3132623B2 JP 3132623 B2 JP3132623 B2 JP 3132623B2 JP 06062415 A JP06062415 A JP 06062415A JP 6241594 A JP6241594 A JP 6241594A JP 3132623 B2 JP3132623 B2 JP 3132623B2
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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子炉の金属部材に液
体のジェットを噴射することにより、金属材料に存在す
る引張残留応力を改善して応力腐食割れを防止する予防
保全装置に係り、特に運転を開始したBWRプラント炉
内構造物の炉心シュラウド下部胴,シュラウドサポート
シリンダ,シュラウドサポートレグ、およびシュラウド
サポートプレート夫々の溶接部、および溶接熱影響部に
存在する引張残留応力の緩和,改善を達成するのに好適
な予防保全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】応力腐食割れ発生の要因となる溶接部等
の残留応力の緩和方法としては、特開昭62−63614 号公
報に開示された技術がある。
【0003】これは、残留応力改善対象物である熱交換
器等の管の内部に高圧液体ジェットを噴出する回転ノズ
ル部を有する高圧水ショットピーニング装置を挿入し、
ジェットそのものの軸動圧エネルギー(ジェット噴流の
軸方向動圧エネルギー)で前記管内面をピーニングする
ことにより、前記管に元々存在していた引張残留応力を
圧縮残留応力に転化するものである。
【0004】また、特開平5−78738号公報に開示された
技術があり、これは、センタポールとする上部マストに
アームとなる下部マストを開くことにより、下部マスト
先端のウォータージェット噴出ヘッドを施工対象とする
シュラウド内面に向ける。ウォータージェット噴出ヘッ
ドのウォータージェット噴出ノズルから高圧ジェットを
噴射させることによりキャビテーション気泡を発生さ
せ、該キャビテーション気泡をシュラウド内面の表面に
衝突させて、表面応力状態を改善するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記特開昭62−63614
号公報による従来技術は、熱交換器等の管内面の残留応
力を改善する方法として有効な方法であるが、水噴流の
軸動圧力を有効に利用できるのは大気中の作業であり、
この技術を水中水噴流として使用するには、周囲水の抵
抗、及び同じ液相であるため噴流軸動圧力の減衰が大き
く、ピーニング効果を有効に得ることは難しく、大気中
噴流と同等の軸動圧力を得るには超高圧でのウォーター
ジェット噴出が必要となりポンプ及び関連機器のコスト
面で不利になる。
【0006】また、大気雰囲気施工のため炉内構造物の
炉心シュラウド下部胴,シュラウドサポートシリンダ,
シュラウドサポートレグ、およびシュラウドサポートプ
レートに適用することは、炉内構造物下部まで炉水位を
下げる必要があり、炉水位の低下は周囲放射線量率の上
昇につながることから困難である。
【0007】また、特開平5−78738号公報による従来技
術は、シュラウド中間胴内面を効率良く施工方法として
有効な方法であるが、アームとする下部マストを回転さ
せるため、中性子検出器を全数取外す必要がある。
【0008】また、炉心シュラウド下部胴、シュラウド
サポートシリンダ、およびシュラウドサポートレグ、に
適用することは、更に、制御棒,燃料支持金具,制御棒
案内管等を全数取外す必要が有り、作業性の観点より好
ましいとは言えない。
【0009】また、シュラウドサポートシリンダ,シュ
ラウドサポートレグの外面溶接部等の狭隘部、およびシ
ュラウドサポートプレートに適用するには、装置のアク
セス性を考慮すると、困難である。
【0010】本発明の目的は、水中雰囲気での施工が可
能で炉心シュラウド下部胴,シュラウドサポートシリ
ンダ、およびシュラウドサポートレグの溶接部,シュラ
ウドサポートシリンダ,シュラウドサポートレグの外面
溶接部、およびシュラウドサポートプレート溶接部の応
力腐食割れ発生の要因となる表面残留応力改善を効率良
く施工することができるシュラウドの予防保全装置及び
予防保全方法を提供することにある
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、予防保全の
対象箇所である炉心シュラウド下部胴、シュラウドサポ
ートシリンダ,シュラウドサポートレグ、およびシュラ
ウドサポートプレートに対し、炉心支持板に取付け可能
な上部アタッチメント、CRDハウジングに取付け可能
な下部アタッチメント,噴射ノズルおよびその駆動機構
を有するノズルユニット、並びに装置本体を備えた予防
保全装置を用いて、前記駆動機構および前記装置本体に
より、前記炉心支持板と前記CRDハウジングの間の領
域において、前記噴射ノズルを昇降,回転,旋回,前後
伸縮およびシュラウドの周方向移動させて、前記噴射ノ
ズルから高圧ジェット(炉水質相当)を噴射させること
により発生させたキャビテーション気泡を、対象箇所の
表面に衝突させることにより、対象箇所の表面残留応力
を改善する。この場合、キャビテーション気泡の崩壊圧
力で応力腐食割れが発生する要因のひとつである残留応
力を改善する。
【0012】好ましくは、前記噴射ノズルの前記周方向
移動に使用されるレールが前記ノズルユニットに取付け
られており、該レールを上部格子板および炉心支持板を
通過させ、その後、該レールを90°回転させてシュラ
ウドの周方向に設定して、前記噴射ノズルの前記周方向
移動を行う。
【0013】
【作用】本発明では、炉心支持板およびCRDハウジン
グに噴射ノズルを昇降,回転,旋回,前後伸縮,周方向
移動の各駆動機構を持たせた予防保全装置を設定し、噴
射ノズルから炉水質相当の高圧ジェットを噴射させ、周
囲水と噴射水流の圧力差,せん断作用等によりキャビテ
ーション気泡を発生させ、キャビテーション気泡の崩壊
時に発生する衝撃圧により、炉心シュラウド下部胴,シ
ュラウドサポートシリンダ,シュラウドサポートレグ、
およびシュラウドサポートプレートの表面をピーニング
し残留応力を改善する。
【0014】その際、噴射ノズルを炉心シュラウド下部
胴、およびシュラウドサポートシリンダの縦溶接部に対
しては、該予防保全装置の各駆動機構を制御し、炉水質
相当の高圧ジェットを噴射させながら、該縦溶接部の表
面をピーニングし残留応力を改善する。
【0015】炉心シュラウド下部胴,シュラウドサポー
トシリンダ、およびシュラウドサポートレグ夫々の周溶
接部においては、ノズル周方向走行レールに噴射ノズル
を移動させ、炉水質相当の高圧ジェットを噴射させなが
ら、炉心シュラウド下部胴,シュラウドサポートシリン
ダ、およびシュラウドサポートレグ夫々の該周溶接部の
表面をピーニングし残留応力を改善する。
【0016】また、予防保全装置のノズルユニットを取
替えることより、ノズルユニットをテレスコピック又は
パンタグラフ機構等でシュラウドサポートレグの間を通
し、ノズルユニットをシュラウドサポート外面に移動さ
せる。
【0017】噴射ノズルは、ノズルユニットにあるレー
ルを90°回転させ、該レール上を移動させて、シュラ
ウドサポートシリンダ、およびシュラウドサポートレグ
の外面溶接部、およびシュラウドサポートプレートに噴
射ノズルから炉水質相当の高圧ジェットを噴射させ、表
面をピーニングし残留応力を改善する。
【0018】また、予防保全装置は上部格子板の格子
および炉心支持板の制御棒案内管用穴などの狭い所を
アクセスし設定する。
【0019】設定後、噴射ノズルを周方向に移動させる
レールを90°回転させ、噴射ノズルをレール上に移動
させることで、周方向の施工範囲を拡大させる。
【0020】噴射ノズルは炉水質相当の高圧ジェットを
噴射させながら、炉心シュラウド下部胴,シュラウドサ
ポートシリンダ,シュラウドサポートレグ、およびシュ
ラウドサポートプレートの周方向に対し、表面をピーニ
ングし残留応力を改善する。また、予防保全装置の
,下部に取付けてあるアタッチメント部を取替えるこ
より、炉心シュラウド下部胴と同等の曲率を持つ円
筒内面において、噴射ノズルから炉水質相当の高圧ジェ
ットを噴射させ、表面をピーニングし残留応力を改善す
る。
【0021】噴射ノズルから高圧ジェットを噴射させる
際、噴射による反力が発生し、噴射ノズルがレール端へ
移動したとき噴射反力が最大となる。
【0022】この反力を受けるため、レールにサポート
および反力ノズルを持たせることにより、反力を抑え安
定した施工およびレール長を長くし施工範囲を拡大させ
る。
【0023】
【実施例】図1は、運転開始後の原子力発電プラントへ
本発明を適用した一実施例の構成を説明する図である
【0024】実施に際しては、図示を省略したが、原子
炉圧力容器の蓋,蒸気乾燥器,気水分離器,燃料集合
体,制御棒,燃料支持金具,制御棒案内管等を順次取外
す。
【0025】予防保全装置1は、原子炉建屋オペレーテ
ィングフロア2に設置されている燃料交換台車3のホイ
ストクレーン4とワイヤーロープ5につながれており、
燃料交換台車3を走行,横行させ、またホイストクレー
ン4を昇降させることにより予防保全装置1を所定の位
置に設定する。
【0026】尚、図示は省略したが予防保全装置1の設
定は、原子炉圧力容器6のフランジ7の上にベースを設
定し、ベース上に原子炉圧力容器6の中心を軸に回転自
在な旋回台車と旋回台車の上面に半径方向に移動自在な
移動台車を夫々設け、移動台車には予防保全装置1を所
定の位置に設定するために昇降させる昇降装置を持たせ
た作業用プラットホームで行っても良い。
【0027】予防保全装置1を設定する作業は、監視カ
メラ8の映像を監視しながら実施する。
【0028】監視カメラ8の映像は、制御盤9に組み込
まれたモニター10に映し出され、該装置と上部格子板
11の格子間および炉心支持板12の制御棒案内管用穴
13との位置関係の特に隙間を確認し、なるべく干渉し
ないように該装置を吊り降ろす。
【0029】また、該装置と他の炉内構造物との位置関
係や該装置の昇降位置を確認する。監視カメラ8の移動
操作は、操作員が本図では省略しているが、燃料交換台
車3上で監視カメラ8のケーブル14と該監視カメラ8
先端に取付けたロープ15を移動させることにより行
う。
【0030】原子炉建屋オペレーティングフロア2には
予防保全装置1を遠隔操作する制御盤9、および原子炉
水質相当の純水を高圧で供給する高圧ポンプ16を設置
する。
【0031】図示は省略したが、高圧ポンプ16は原子
炉建屋オペレーティングフロア2以外の例えば原子炉建
屋大物搬入口、あるいは原子炉建屋内の空スペースに設
置することも可能である。
【0032】その際、高圧ポンプ16と予防保全装置1
を継ぐ高圧ホース17は延長させる。
【0033】また制御盤9は、予防保全装置1を遠隔操
作する電気信号を送受信する制御ケーブル18,遠隔操
作するエアーを供給するエアーホース19、また高圧ポ
ンプ16を遠隔操作する電気信号を送受信する制御ケー
ブル20で夫々の装置と接続され、夫々の装置を遠隔操
作する。
【0034】遠隔操作は手動,自動モードの選択が可能
であり、基本的に施工は自動で実施し、噴射ノズル21
の位置調整等は手動で実施する。
【0035】また制御盤9は、噴射ノズル21の昇降,
回転,旋回,前後伸縮,周方向移動の各動作速度、およ
びピッチを施工に際し最適な値に調整できる。
【0036】尚、夫々の駆動機構は図5にて説明する。
【0037】予防保全装置1を遠隔操作する操作用エア
ーは原子炉建屋のエアー供給源からエアーホース22を
介し制御盤9へ導かれ、制御盤9内のバルブを制御する
ことにより予防保全装置1を遠隔操作する。
【0038】図示は省略したが、予防保全装置1を遠隔
操作するエアーは、原子炉建屋のエアー供給源以外にコ
ンプレッサーを設け、エアーホース22にエアーを供給
することも可能である。
【0039】また予防保全装置1に高圧純水を供給する
構成は、原子炉建屋の純水供給源から低圧ホース23を
介し原子炉水質相当の純水を高圧ポンプ16に供給し昇
圧する。
【0040】また図示は省略したが、高圧ポンプ16に
供給する純水は、原子炉建屋の純水供給源以外に、通常
の水を原子炉内に入れても問題とならない水質に調整す
る純水製造装置を介し、純水を供給しても良い。
【0041】また図2に示すように、炉水24をホース
25、および炉水に浮遊しているクラッド等を除去する
フィルター61を介し循環ポンプ26で高圧ポンプ16
に供給する事も可能である。
【0042】この場合、炉水24は高圧ポンプ16によ
って昇圧後、噴射ノズル21から噴射され再び炉内に戻
る、循環システムを構成する。
【0043】昇圧された純水(図2の循環システム場合
は炉水24)は、高圧ホース17を介し予防保全装置1
に導かれ、予防保全装置1に取付けられた噴射ノズル2
1から噴射され、キャビテーション気泡27が発生す
る。
【0044】尚、実施に際し、キャビテーション気泡2
7の崩壊圧力、および高圧水噴射による水流から巻き上
げられ、雰囲気線量の増大を起こす、放射能を帯びた酸
化鉄を主成分とするクラッドは、吸引口28を持つクラ
ッド回収装置29により回収する。
【0045】クラッド回収装置29は、吸引口28,ク
ラッド移送ホース30,クラッド移送ポンプ31から構
成され、炉水24と共に吸引されたクラッドは、クラッ
ド回収装置29内のフィルター32に回収される。
【0046】クラッドと共に回収された炉水24は、吐
出ホース33を介し使用済燃料プール34に戻される。
【0047】尚、図示は省略するが、クラッドを回収し
たフィルター32は高放射性廃棄物として遮蔽付きドラ
ム缶等の容器に詰め、原子力プラント内に保管する。
【0048】また、高圧水噴射により発生したキャビテ
ーション気泡27の内、崩壊しないで炉水面35にまで
到達するものは、前記した放射能を帯びたクラッドを抱
込み炉水面35で崩壊する際、汚染拡大の恐れが有るた
め、炉水面35を覆う集気カバー36で集気し、移送ホ
ース37を介し局所排気装置38で原子炉建屋に既設の
換気空調用排気ダクト39に排気する。
【0049】局所排気装置38内は、ダスト,ミストを
回収するフィルター40が組み込まれており、汚染物は
ここで回収される。
【0050】尚、図示は省略するが、ダスト,ミストを
回収したフィルター40は放射性廃棄物としてドラム缶
等の容器に詰め、原子力プラント内に保管する。
【0051】以上の実施において付帯する、前記クラッ
ド回収装置29および局所排気装置38により、原子炉
圧力容器6内の除染および汚染拡大の防止,被曝線量の
低減が同時に実施される。
【0052】図2は、他の実施例として前述した炉水2
4を噴射水として使用する循環システムの構成図を示
す。
【0053】循環ポンプ26を用い、ホース25で炉水
24を高圧ポンプ16に供給する以外のシステムは、図
1と同様である。
【0054】図3は、図1および図2における本発明の
主たる部分である原子炉圧力容器6底部および炉内構造
物下部廻りを示し、予防保全装置1を設定したところを
示す。
【0055】図4は、図1および図2に示した実施例の
詳細を示す。
【0056】まず、予防保全装置1の構成は、頭部に予
防保全装置1の回転方向を設定する上部アタッチメント
41、次に予防保全装置1本体を回転させる回転駆動機
構42、その下に予防保全装置1本体があり、先端にC
RDハウジング43頭部の開口部に固定する下部アタッ
チメント44からなる。
【0057】また、予防保全装置1本体には、噴射ノズ
ル21を駆動させるノズルユニットがある。
【0058】本図における予防保全装置1は、炉心支持
板12の制御棒案内管用穴13およびCRDハウジング
43に設定固定したものである。
【0059】固定方法は、制御棒案内管用穴13により
横方向に支持され、炉心支持板12上の位置決めピン4
5に予防保全装置1の上部アタッチメント41の切欠き
46を合わせることによって回転方向の位置が決定さ
れ、噴射ノズル21の施工開始位置が定まる。
【0060】また、CRDハウジング43頭部の開口部
に予防保全装置1の下部アタッチメント44を挿入し、
CRDハウジング43頭部の開口部に固定される。
【0061】次に噴射ノズル21の駆動機構について説
明する。
【0062】噴射ノズル21は予防保全装置1が設定さ
れた炉心シュラウド下部胴47,シュラウドサポートシ
リンダ48、およびシュラウドサポートレグ49に対し
昇降,回転,旋回,前後伸縮し、更に噴射ノズル21は
ノズル周方向走行レール50により周方向に移動でき
る。
【0063】ノズル周方向走行レール50の回転動作お
よび噴射ノズル21の周方向移動においては、図5にて
説明する。
【0064】また狭隘部用のユニットの詳細について
は、図6にて説明する。
【0065】噴射ノズル21の昇降動作は、予防保全装
置1本体に取付けたボールネジ51を予防保全装置1本
体上部に取付けた昇降用モーター52を回転させること
によって行う。
【0066】尚、この時予防保全装置1本体の内側に取
付けられたガイド53によりガイドされ、円滑かつ精度
良く昇降する。
【0067】噴射ノズル21の予防保全装置1の軸に対
する回転動作は、本図では省略したが回転駆動機構42
内にある、ギヤを回転用モーターのギヤを回転させるこ
とによって行う。
【0068】噴射ノズル21の旋回動作は、ノズル旋回
駆動機構54内にある、旋回用モーターを回転させるこ
とにより行う。
【0069】噴射ノズル21と施工対象箇所との距離を
調整する前後伸縮動作は、噴射ノズル21、ノズル周方
向走行レール50を固定しているレール回転駆動機構5
5がテーブル56上のレール57をシリンダにより走行
させ、前後伸縮を行う。
【0070】尚、噴射ノズル21の昇降,回転,旋回の
各動作を駆動する、昇降用モーター54、回転駆動機構
42内にある回転用モーター,ノズル旋回駆動機構58
内にある旋回用モーターは夫々のモーターにポテンショ
メーター等の回転位置および速度を検出する検出器を設
けており、その信号は制御ケーブル18を介し制御盤9
に送信され、予防保全施工に際し噴射ノズル21の走査
速度,噴射位置(昇降位置,回転位置,旋回角度)を最
適な条件に各モーターの回転を制御する。
【0071】高圧ポンプ16により昇圧された水は、高
圧ホース17を介し予防保全装置1に導かれ噴射ノズル
21から噴射される。
【0072】その際、周囲水(炉水)24と噴射水流と
の圧力差,せん断作用等によりキャビテーション気泡2
7を発生させ、このキャビテーション気泡27が炉内構
造物下部の表面およびその近傍において崩壊するときに
発生する衝撃圧力により対象箇所全般をピーニングし残
留応力を改善する。
【0073】噴射ノズル21の走査パターンは、炉心シ
ュラウド下部胴47、およびシュラウドサポートシリン
ダ48の縦溶接部位置,炉心シュラウド下部胴47,シ
ュラウドサポートシリンダ48,シュラウドサポートレ
グ49夫々の周溶接部位置を予め制御盤9内にて管理し
ておく。
【0074】縦溶接部位置に対しては、軸方向に最適な
施工速度で昇降動作および周方向に最適なピッチで回転
動作を繰り返し、隅部においては噴射ノズル21を旋回
させる。
【0075】また、周溶接部位置に対しては、周方向に
最適な施工速度で周方向移動動作,回転動作および軸方
向に最適なピッチで昇降動作を繰り返す。
【0076】以上の走査パターンにより施工対象となる
炉心シュラウド下部胴47,シュラウドサポートシリン
ダ48、およびシュラウドサポートレグ49夫々の溶接
部のSCC予防保全が実施される。
【0077】図5にノズル周方向走行レール50の回転
動作および噴射ノズル21のレール周方向移動動作の詳
細を示す。
【0078】ノズル周方向走行レール50のレール回転
動作は、ボールネジ51に取付けられたテーブル56上
のレール回転駆動機構55により、格納時縦置きになっ
ていたノズル周方向走行レール50を90°回転させ
る。
【0079】本図では省略したが、レール回転駆動の伝
達はレール軸58に取付けられているウォームホイール
が、ウォームギヤによって回転伝達される。
【0080】噴射ノズル21のレール周方向移動動作
は、ノズル走行駆動機構59により、噴射ノズル21を
レール60に移動させながら、高圧ジェットを噴射させ
る。
【0081】図6ノズルユニットの一実施例を説明す
る。
【0082】図示は、ノズルユニットの格納時,前後伸
縮時,レール回転時を示す。
【0083】予防保全装置のノズルユニットを本図によ
るノズルユニットに取替えることにより、噴射ノズル2
1は、対象箇所である狭隘部のシュラウドサポートシリ
ンダ48,シュラウドサポートレグ49の外面溶接部、
およびシュラウドサポートプレート62の溶接部に対し
昇降,回転,旋回,前後伸縮し、更にノズル走行レール
63により周方向に移動できる。
【0084】まず、ノズルユニットを施工対象箇所近傍
まで移動させるためのアーム64を伸ばす。
【0085】このアーム前後伸縮動作は、テレスコピッ
ク機構により駆動する。
【0086】また、本図では図示を省略したが、パンタ
グラフ機構を用いても良い。
【0087】ノズル走行レール63の回転は、レール回
転駆動機構65により90°回転される。
【0088】噴射ノズル21の昇降動作は予防保全装
置1本体に取付けたボールネジ55を昇降用モーター5
回転させることにより行う。
【0089】噴射ノズル21の回転動作も回転駆動機
構42内のギヤを回転用モーターのギヤ回転させるこ
とによって行う。
【0090】噴射ノズル21の旋回,移動動作は、ノズ
ル旋回・走行駆動機構66内にある、旋回モーターを回
転させることにより噴射ノズル21は旋回し、また、ノ
ズル旋回・走行駆動機構66内の走行駆動機構により噴
射ノズル21は、ノズル走行レール63上を移動する。
【0091】尚、噴射ノズル21の昇降,回転,旋回、
およびノズル走行レールの回転の各動作を駆動する、昇
降用モーター54,回転駆動機構42内にある回転用モ
ーター、ノズル旋回・走行駆動機構66内にある旋回用
モーターおよびノズル走行レールを回転させる回転モー
ターは夫々のモーターにポテンショメーター等の回転位
置および速度を検出する検出器を設けており、その信号
は制御ケーブル18を介し制御盤9に送信され、予防保
全施工に際し噴射ノズル21の走査速度,噴射位置(昇
降位置,回転位置,旋回角度,レール回転位置)を最適
な条件に各モーターの回転を制御する。
【0092】高圧ポンプ16により昇圧された水は、高
圧ホース17を介し予防保全装置1に導かれ噴射ノズル
21から噴射される。
【0093】その際、周囲水(炉水)24と噴射水流と
の圧力差,せん断作用等によりキャビテーション気泡2
7を発生させ、このキャビテーション気泡27が炉内構
造物下部の表面およびその近傍において崩壊するときに
発生する衝撃圧力により対象箇所物下部全般をピーニン
グし残留応力を改善する。
【0094】噴射ノズル21の走査パターンは、シュラ
ウドサポートシリンダ48,シュラウドサポートレグ4
9、およびシュラウドサポートプレート62の溶接部位
置を予め制御盤9内にて管理しておく。
【0095】シュラウドサポートシリンダ48,シュラ
ウドサポートレグ49の溶接部位置に対しては、周方向
に最適な施工速度で周方向移動動作、および軸方向に最
適なピッチで昇降動作を繰り返す。
【0096】シュラウドサポートプレート62の溶接部
位置に対しては、噴射ノズル21を旋回させ、周方向に
最適な施工速度で周方向移動動作、および軸方向に最適
なピッチで昇降動作を繰り返す。
【0097】以上の走査パターンにより施工対象となる
シュラウドサポートシリンダ48,シュラウドサポート
レグ49の外面溶接部、およびシュラウドサポートプレ
ート62溶接部のSCC予防保全が実施される。
【0098】図7により、レールが受ける噴射反力受け
機構について説明する。
【0099】噴射ノズルを周方向に移動させるノズル周
方向走行レール50、および狭隘部用のノズル走行レー
ル63には、噴射ノズルからの高圧ジェット噴射による
噴射反力を受ける。
【0100】これに対して、ノズル周方向走行レール5
0の端に噴射反力を受ける反力受けサポート67を設け
ることにより噴射反力を抑え、レール長を長くし周方向
に対しての施工範囲を拡大させることとした。
【0101】反力受けサポート67の先端には、レール
を昇降させやすくするため、ローラ69を設けた。
【0102】また、反力受けサポート67は、ノズル周
方向走行レール50格納時内側に倒れる構造となる。
【0103】尚、図8に装置設定箇所の一例を示す。
【0104】また、狭隘部用のノズル走行レール63に
おいては、図6に示すように噴射ノズル21の後に噴射
反力を受ける反力ノズル68を設けることにより噴射反
力を抑え、安定した施工をすることとした。
【0105】図8に上記実施例を適用するプラント
心支持板12を上部から平面的に見たものを示す。
【0106】この一例としたプラントは、予防保全装置
1設定する炉心支持板12の制御棒案内管用穴13が1
37箇所有る。
【0107】レール無しの予防保全装置1設定する場
合、周方向の対応が難しいため予防保全装置1は、外周
部を全周に渡り設定する必要がある。
【0108】これをレール有りの予防保全装置1設定す
ると、周方向の対応ができるため、設定箇所は図示に示
すように+印の20箇所となる。
【0109】更に、レールに噴射反力サポートを設けた
予防保全装置1を設定すれば、設定箇所は10箇所とな
り、施工対象となる炉心シュラウド下部胴,シュラウド
サポートシリンダ、およびシュラウドサポートレグ夫々
の周方向の施工範囲を拡大することができる。
【0110】
【発明の効果】本発明は、水中雰囲気での施工が可能で
あり、炉心シュラウド下部胴,シュラウドサポートシリ
ンダ、およびシュラウドサポートレグの溶接部,シュラ
ウドサポートシリンダ,シュラウドサポートレグの外面
溶接部、およびシュラウドサポートプレート溶接部の応
力腐食割れ発生の要因となる表面残留応力改善を効率良
く施工することができる。
【0111】
【0112】
【0113】
【0114】
【0115】
【0116】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による予防保全装置の全体
図。
【図2】本発明の他の実施例による予防保全装置の全体
図。
【図3】図1および図2に示した予防保全装置の下部を
原子炉圧力容器内に設定した状態を示す立面図。
【図4】図1および図2に示した予防保全装置の下部の
詳細立面図。
【図5】図4に示した予防保全装置のレ−ル付近の平面
図であり、(a)図はレ−ル格納時状況を示し、(b)
図はレ−ル90度回転時状況を示す。
【図6】本発明の各実施例に採用される狭隘部用ノズル
ユニットの平面的図であり、(a)図はノズルユニット
格納時状況を示し、(b)図はノズルユニット伸長時の
状況を示す。
【図7】本発明の各実施例に採用される噴射反力受け機
構の平面図。
【図8】本発明の各実施例における予防保全装置の設定
箇所を炉心支持板において平面的に示した平面図。
【符号の説明】
1…予防保全装置、2…オペレーティングフロア、3…
燃料交換台車、4…ホイストクレーン、5…ワイヤロー
プ、6…原子炉圧力容器、7…フランジ、8…監視カメ
ラ、9…制御盤、10…モニター、11…上部格子板、
12…炉心支持板、13…制御棒案内管用穴、14…ケ
ーブル、15…ロープ、16…高圧ポンプ、17…高圧
ホース、18…制御ケーブル、19,22…エアーホー
ス、20…制御ケーブル、21…噴射ノズル、23…低
圧ホース、24…炉水、25…ホース、26…循環ポン
プ、27…キャビテーション気泡、28…吸引口、29
…クラッド回収装置、30…クラッド移送ホース、31
…クラッド移送ポンプ、32,40,61…フィルタ
ー、33…吐出ホース、34…使用済燃料プール、35
…炉水面、36…集気カバー、37…移送ホース、38
…局所排気装置、39…換気空調用排気ダクト、41…
上部アタッチメント、42…回転駆動機構、43…CR
Dハウジング、44…下部アタッチメント、45…位置
決めピン、46…切欠き、47…炉心シュラウド下部
胴、48…シュラウドサポートシリンダ、49…シュラ
ウドサポートレグ、50…ノズル周方向走行レール、5
1…ボールネジ、52…昇降用モーター、53…ガイ
ド、54…ノズル旋回駆動機構、55…レール回転駆動
機構、56…テーブル、57,60…レール、58…レ
ール軸、59…ノズル走行駆動機構、62…シュラウド
サポートプレート、63…ノズル走行レール、64…ア
ーム、65…レール回転駆動機構、66…ノズル旋回・
走行駆動機構、67…反力受けサポート、68…反力ノ
ズル、69…ローラ。
フロントページの続き (72)発明者 黒沢 孝一 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式 会社 日立製作所 日立工場内 (72)発明者 千葉 昇 茨城県日立市会瀬町2丁目13番1号 日 立機装株式会社内 (72)発明者 吉久保 富士夫 茨城県日立市幸町三丁目2番2号 日立 ニュークリアエンジニアリング株式会社 内 (72)発明者 榎本 邦夫 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所 機械研究所内 (72)発明者 大高 正廣 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所 機械研究所内 (72)発明者 佐藤 一教 広島県呉市宝町3番36号 バブコック日 立株式会社 呉研究所内 (72)発明者 林 英策 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式 会社 日立製作所 日立工場内 (72)発明者 守中 廉 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式 会社 日立製作所 日立工場内 審査官 村田 尚英 (56)参考文献 特開 平5−78738(JP,A) 特開 平7−270590(JP,A) 特開 平5−195052(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G21C 19/02 G21C 13/00 G21D 1/00 JICSTファイル(JOIS) WPI(DIALOG)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原子炉圧力容器に溶接により固定されたシ
    ュラウドサポートレグ,前記シュラウドサポートレグに
    溶接により固定されたシュラウドサポートシリンダ、お
    よび前記シュラウドサポートシリンダ上端に溶接により
    固定された円筒状の炉心シュラウド下部胴夫々の溶接
    部,シュラウドサポートシリンダおよびシュラウドサポ
    ートレグの外面溶接部、並びにシュラウドサポートプレ
    ート溶接部に対して予防保全処理を行うシュラウドの予
    防保全装置であって、 炉心支持板に取付け可能な上部アタッチメントと、CR
    Dハウジングに取付け可能な下部アタッチメントと、噴
    射ノズルおよびその駆動機構を有するノズルユニット
    と、装置本体とを備え、 前記噴射ノズルは、前記炉心支持板と前記CRDハウジ
    ングの間の領域において、前記駆動機構および前記装置
    本体を用いて、昇降,回転,旋回,前後伸縮およびシュ
    ラウドの周方向移動が可能に構成され、 前記噴射ノズルから高圧ジェットを噴射させることによ
    り発生させたキャビテーション気泡を、 対象箇所である
    前記炉心シュラウド下部胴,シュラウドサポートシリン
    ダ,シュラウドサポートレグ、およびシュラウドサポー
    トプレートの表面に衝突させることにより、前記対象箇
    所の表面残留応力を改善することを特徴とするシュラウ
    ドの予防保全装置
  2. 【請求項2】請求項1において、前記噴射ノズルの前記
    周方向移動に使用されるレールが前記ノズルユニットに
    取付けられており、 該レールは、上部格子板および炉心支持板を通過後に、
    90°回転されてシュラウドの周方向に設定可能に構成
    されていることを特徴とするシュラウドの予防保全装
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記上部アタ
    ッチメントおよび前記下部アタッチメントは取替可能な
    構造を有していることを特徴とするシュラウドの予防保
    全装置
  4. 【請求項4】原子炉圧力容器に溶接により固定されたシ
    ュラウドサポートレグ、前記シュラウドサポートレグに
    溶接により固定されたシュラウドサポートシリンダ、お
    よび前記シュラウドサポートシリンダ上端に溶接により
    固定された円筒状の炉心シュラウド下部胴夫々の溶接
    部,シュラウドサポートシリンダおよびシュラウドサポ
    ートレグの外面溶接部、並びにシュラウドサポートプレ
    ート溶接部に対して予防保全処理を行うシュラウドの予
    防保全方法であって、 炉心支持板に取付け可能な上部アタッチメント,CRD
    ハウジングに取付け可能な下部アタッチメント,噴射ノ
    ズルおよびその駆動機構を有するノズルユニット、並び
    に装置本体を備えた予防保全装置を用いて、 前記駆動機構および前記装置本体により、前記炉心支持
    板と前記CRDハウジングの間の領域において、前記噴
    射ノズルを昇降,回転,旋回,前後伸縮およびシュラウ
    ドの周方向移動させて、 前記噴射ノズルから高圧ジェットを噴射させることによ
    り発生させたキャビテーション気泡を、対象箇所である
    前記炉心シュラウド下部胴,シュラウドサポートシリン
    ダ,シュラウドサポートレグ、およびシュラウドサポー
    トプレートの表面に衝突させることにより、前記対象箇
    所の表面残留応力を改善することを特徴とするシュラウ
    ドの予防保全方法
  5. 【請求項5】請求項4において、前記噴射ノズルの前記
    周方向移動に使用されるレールが前記ノズルユニットに
    取り付けられており、 該レールを上部格子板および炉心支持板を通過させ、そ
    の後、該レールを90°回転させてシュラウドの周方向に
    設定して、前記噴射ノズルの前記周方向移動を行うこと
    を特徴とするシュラウドの予防保全装置
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