JP3132500U - 尖頭型バーマグネット - Google Patents

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高彦 物集
富美幸 荻田
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株式会社マグネテックジャパン
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Abstract

【課題】異物除去装置において粉体と異物の混在する移送体内の前記異物の除去を効果的に行う簡便構造の尖頭型バーマグネットを提供する。
【解決手段】尖頭型バーマグネット100はマグネット単体1と極板2と連結シャフト3とエンドプラグ4及び本体チューブ5等との一体構造のものからなり、その構造形態としては従来のバーマグネットと同一のものであるが、すべての構成部材の輪郭が尖頭部8を有する膨出部7を形成するものからなる。この尖頭部8の存在により移送体15の粉体16が尖頭部8に堆積せずに落下し、尖頭部は常に一定の磁力を有するものからなり、鉄片17を磁着することができる。
【選択図】図5

Description

本考案は、バーマグネットに係り、特に端部が尖頭部を有する形状のものからなり、移送体内に混在する鉄片等の異物の磁着率を向上し得る尖頭型バーマグネットに関する。
バーマグネットは従来より異物除去装置等に多く使用され、粉体と鉄片等の異物とが混在する移送体の鉄片等の異物を効果的に除去する部材として広く使用されている。その形状としては各種のものがあるが、例えば、「特許文献1」の如きものが挙げられる。
特開平8−10642号(図1)
「特許文献1」の「特開平8−10642号」の「バーマグネット及びマグネットフィルタ」におけるバーマグネット(1)は後に説明する本考案のバーマグネットと同じく、マグネット単体(3)と極板(4)とを交互に連接し、この中心孔に挿入される連結シャフト(5)を左右端のエンドプラグ(6),(6)により螺着して全体を一体的構造に固定する形態のものからなる。また、マグネット単体(3)や極板(4)は本体チューブ(13)により被包される。なお、このバーマグネット(1)は図示のようにその中間部を支持フレーム(11)に固定するものであるが、この支持フレーム(11)のないものも当然存在している。
以上の構造のバーマグネットの場合、その(図3)や本考案において明記されている図6(a),(b)に示すようにマグネット単体や極板等の外輪郭形状が円型のものからなる。
図7は異物除去装置における従来の丸型バーマグネット(1)による移送体15の異物除去状態を示すものである。移送体15としては、例えば、粉体16と鉄片17からなり、上方側から粉体16と鉄片17とが混在した状態で落下供給される。この移送体15がバーマグネット(1)に当接すると当初は鉄片17がバーマグネット(1)の表面に磁着するが、粉体16それ自体もバーマグネット(1)の表面に積重されて堆積される。そのため、バーマグネット(1)の磁力が堆積されている粉体16によって弱まり、鉄片17を磁着する磁着力が低下する。そのため、異物である鉄片17が磁着されずにそのまま使用側に送り込まれる問題点が生ずる。この傾向はバーマグネット(1)の大きさや磁力程度に関係なく行われる。
本発明は、以上の問題点を解決すべく考案されたものであり、簡便に形成され、異物除去が確実にできる尖頭型バーマグネットを提供することを目的とする。
本考案は、以上の目的を達成するために、請求項1の考案は、交互に連設され、同一内径中心孔を有するマグネット単体及び極板と、前記中心孔に挿入され両端にねじ部を形成する連結シャフトと、前記ねじ部に螺着して前記マグネット単体及び極板を一体構造に固定する左右のエンドプラグと、前記マグネット単体及び極板の全体を被包するチューブとを設けるバーマグネットであって、前記マグネット単体,極板,エンドプラグ及びチューブが同一の外輪郭及び内輪郭を有するものからなり、この外輪郭及び内輪郭が尖頭型状の膨出部を有するものからなることを特徴とする。
本考案の請求項1の尖頭型バーマグネットによれば、バーマグネットの全体構造としては従来のものに類似しているが、そのマグネット単体部極板等の外輪郭が円形のものでなく尖頭形状の膨出部を有するものからなる。そのため、移送体の粉体はこの膨出部に沿って下方に送られ、外面に堆積することが殆ど生じない。よってバーマグネットは常に一定の磁力を保持し異物である鉄片等が確実に磁着され、異物除去効果の大幅な向上が図れる。
以下、本考案の尖頭型バーマグネットの実施の形態を図面を参照して詳述する。
本考案の尖頭型バーマグネット100は、図1に示すように大別してマグネット単体1と、極板2と、連結シャフト3と、右エンドプラグ4及び左エンドプラグ4aと、本体チューブ5等とからなり、右エンドプラグ4にはねじプラグ9が設けられている。
図1に示すように、マグネット単体1と極板2とは交互に連設して配置され、マグネット単体1のN,Sの磁極方向は図示のように配列される。連結シャフト3はマグネット単体1や極板の中心孔を貫通して左右にそのねじ部3a,3bをはみ出して配置される。右エンドプラグ4は連結シャフト3のねじ部3aに螺合するものであり、左エンドプラグ4aは連結シャフト3のねじ部3bに螺合するものからなる。この螺合によってマグネット単体1や極板2の全体が一体的構造に固定される。また、マグネット単体1や極板2及び左右のエンドプラグ4,4aは本体チューブ5により被包され、本体チューブ5の両端は左右のエンドプラグ4,4aのフランジ部に溶着される。なお、以上の構造は従来のものと同様であり、詳細な説明は省略する。
図2の(a),(b),(c),(d)は図1のA−A断面,B−B断面,C−C断面及びD−D断面を示すものである。本実施例では輪郭形状としてベース円6から膨出部7が円滑に連接する形状のものからなり膨出部7の尖端には尖頭部8が形成される。即ち、マグネット単体1と極板2とエンドプラグ4,4aの外輪郭は以上の形状の同一外輪郭形状のものからなり、本体チューブ5はその内輪郭が以上の形状のものからなる。勿論、左右エンドプラグ4,4aの前記のフランジ部は本体チューブ5の外輪郭と同一の輪郭のものからなる。
次に図1により右エンドプラグ4の部分の詳細構造を説明する。前記のようにバーマグネットが円形の場合はエンドプラグの構造は連結シャフト3のねじ部3a,3bに螺合する雌ねじ部を形成するものでよいが、本考案のように非対象の輪郭を有するものではマグネット単体1や極板2及びエンドプラグ4,4aの輪郭を合致する必要があるため特別な処置が必要となる。この処置の1つとして図1等に示すねじプラグ9が用いられる。このねじプラグ9は右エンドプラグ4に枢支される軸部10とこれに一体的に連結されるねじ廻し用頭部11からなり、軸部10には連結シャフト3のねじ部3aに螺合する雌ねじ部12が形成される。
以上の構造により、連結シャフト3のねじ部3bを左エンドプラグ4aに螺着した後にねじプラグ9により右エンドプラグ4を固定することにより全体の輪郭を合致された状態で全体を一体的構造に組み上げることができる。
図3はねじプラグの別の実施例を示すものである。このねじプラグ9aは尖頭型バーマグネット100を異物除去装置の固定壁18に片持ち支持する機能を有するものであり、図1に示したねじプラグ9のねじ廻し用頭部11にねじ軸13を一体的に伸延して連結したものからなる。このねじ軸13を固定壁18に貫通させねじ止め具14により螺着することにより尖頭型バーマグネット100は固定壁18に片持ち支持される。
以上の尖頭型バーマグネット100は図2等に示すような輪郭形状を示すものであるが輪郭形状としてはこれに限定するものではなく、図4に示すように、卵状(a),「なみだ状,水滴状,しずく状」(b)の如きものが採用される。勿論これ等に限定するものではない。
図5は、本考案の尖頭型バーマグネット100を異物除去装置に配置した場合の異物除去の状態を示すものである。図7の場合と同様に、移送体15は粉体16と異物の1つである鉄片17を混在したものからなり、尖頭型バーマグネット100に向かって落下供給される。尖頭型バーマグネット100はその尖頭部8を移送体15側に向けて配置される。この状態で移送体15が尖頭型バーマグネット100に当ると、尖頭部8の存在により粉体16は尖頭部8に堆積せず膨出部7のカーブに沿って落下する。このため尖頭部8の磁力は常に一定の状態の強力のまま保持されるため、鉄片17が尖頭部8や膨出部7に磁着する。以上により異物除去が確実に行われる。即ち、本考案は、マグネット単体1等の輪郭を尖頭形状にすることにより異物除去の効果を大幅に向上することができる。また、マグネット単体1等を尖頭形状にすることはそれ程難しいものではなく、比較的簡単に、かつ安価に実施することができる。
本考案は、以上の説明のものからなるが、勿論、以上の構造に限定するものではなく、同一技術的範疇のものが適用されることは勿論である。
産業上の利用の可能性
本考案の尖頭型バーマグネット100は異物除去装置に主として適用されるが、磁着を必要とするその他の装置にも適用され、その利用範囲は広い。
本考案の尖頭型バーマグネットの全体構造を示す軸断面図。 図1のA−A線,B−B線,C−C線及びD−D線の断面図(a),(b),(c),(d)。 ねじプラグの詳細構造を示す部分軸断面図。 マグネット単体等の各種の輪郭形状を示す断面図。 本考案の尖頭型バーマグネットを異物除去装置に適用した場合の異物除去の状態を示す模式図。 従来の円形のバーマグネットの概要構造を示す軸断面図(a)及びそのE−E線断面図(b)。 従来の円形のバーマグネットを異物除去装置に適用した場合の異物除去の状態を示す模式図。
符号の説明
1 マグネット単体
2 極板
3 連結シャフト
3a ねじ部(連結シャフト)
3b ねじ部(連結シャフト)
4 右エンドプラグ
4a 左エンドプラグ
5 本体チューブ
6 ベース円
7 膨出部
8 尖頭部
9 ねじプラグ
9a ねじプラグ
10 軸部
11 ねじ廻し用頭部
12 雌ねじ部
13 ねじ軸
14 ねじ止め具
15 移送体
16 粉体
17 鉄片
18 固定壁
100 尖頭型バーマグネット

Claims (1)

  1. 交互に連設され、同一内径中心孔を有するマグネット単体及び極板と、前記中心孔に挿入され両端にねじ部を形成する連結シャフトと、前記ねじ部に螺着して前記マグネット単体及び極板を一体構造に固定する左右のエンドプラグと、前記マグネット単体及び極板の全体を被包するチューブとを設けるバーマグネットであって、前記マグネット単体,極板,エンドプラグ及びチューブが同一の外輪郭及び内輪郭を有するものからなり、この外輪郭及び内輪郭が尖頭型状の膨出部を有するものからなることを特徴とする尖頭型バーマグネット。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3164152U (ja) * 2010-07-21 2010-11-18 株式会社マグネテックジャパン ペアシェイブ型バーマグネット
JP2011144976A (ja) * 2010-01-13 2011-07-28 Sanden Corp 加熱装置
JP2012192304A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Magnetec Japan Ltd 傾斜ヨーク配列構造を具備する棒状マグネット及び該棒状マグネットを用いる磁気分離装置
JP2020049479A (ja) * 2018-09-25 2020-04-02 株式会社マグネテックジャパン マグネットフィルタおよびアウターパイプ

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