JP3132403U - 鼾及び無呼吸抑制枕 - Google Patents

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Abstract

【課題】体格、体形、好み等に応じて枕本体の高さを変更でき、仰向け姿勢や横向き姿勢夫々で快適に使用でき、鼾や無呼吸症候群等の症状の解消や軽減等に役立ち、ひいては、理想的な睡眠が可能となり、脳の活性化、精神の安定化に役立ち、取扱い易く、構成簡素で、量産に適し、低廉で、経済的な鼾及び無呼吸抑制枕を提供する。
【解決手段】 枕支持台Aと枕本体Bとからなり、枕支持台Aは、ベース板A1と枕受板A2と連結具A3とからなり、連結具A3は、ベース板A1に対する枕受板A2の高さ調節や、前後方向での揺動が自在で、連結具A3にはストッパー13を設け、仰向け姿勢のときには、枕受板A2の後方への傾き状態を維持でき、横向き姿勢のときには、枕受板A2の前方への傾き状態を維持できるよう構成する。
【選択図】図2

Description

本考案は、仰向け姿勢で寝る人が使用する場合、或いは、横向き姿勢で寝る人が使用する場合、或いは、仰向け姿勢と横向き姿勢とを繰り返して寝るような人が使用する場合であっても、夫々の使用者は、鼾や無呼吸症候群等の症状の解消や軽減等を確実に図れるように工夫した鼾及び無呼吸抑制枕に関するものである。
従来、この種の枕としては、例えば、特許文献1に示すようないびき抑制枕が開示されている。
そして、このいびき抑制枕は、上向きに湾曲させたマクラの底面に枕底板を設け、枕底板の下側中央に脚を設け、軸を介して台に設けた支柱に接合したもので、マクラが左右方向に揺動して、頭を左右に向けさせ続けることができるように構成したものである。
特開2004−105288号公報
ところが、前述の如きいびき抑制枕にあっては、横向き姿勢で寝る人が使用するには適しているかもしれないが、仰向け姿勢で寝る人が使用する場合や、仰向け姿勢と横向き姿勢とを繰り返して寝るような人が使用する場合にあっては、これを使用することができない問題点があった。
そこで、本考案は、仰向け姿勢で寝る人が使用する場合や、横向き姿勢で寝る人が使用する場合や、仰向け姿勢と横向き姿勢とを繰り返して寝るような人が使用する場合であっても、夫々の使用者が快適に使用できて、しかも、鼾や無呼吸症候群等の症状の解消や軽減等に役立つような鼾及び無呼吸抑制枕を、比較的構成簡素に提供できるようにすべく案出されたものである。
しかして、請求項1記載の鼾及び無呼吸抑制枕にあっては、枕支持台Aと、この枕支持台Aの上部に装着される枕本体Bとからなる鼾及び無呼吸抑制枕であって、前記枕支持台Aは、ベース板A1と、このベース板A1の上方で略平行となるよう配されると共に、その上部に枕本体Bが装着される枕受板A2と、ベース板A1と枕受板A2との間に介装されてこれらを連結する連結具A3とからなり、この連結具A3は、ベース板A1に対する枕受板A2の高さ調節が可能となるよう形成されると共に、ベース板A1に対して枕受板A2が前後方向で揺動自在となるよう形成され、更に連結具A3には、枕受板A2の前方及び後方での傾き状態を夫々維持可能となるようなストッパー13を設けて、使用者が仰向け姿勢で使用するときには、枕受板A2の後方への所定の傾き状態が維持できるように形成し、使用者が横向き姿勢で使用するときには、枕受板A2の前方への所定の傾き状態が維持できるように構成する手段を採用した。
また、請求項2記載の鼾及び無呼吸抑制枕にあっては、枕支持台Aと、この枕支持台Aの上部に装着される枕本体Bとからなる鼾及び無呼吸抑制枕であって、前記枕支持台Aは、ベース板A1と、このベース板A1の上方で略平行となるよう配されると共に、その上部に枕本体Bが装着される枕受板A2と、ベース板A1と枕受板A2との間に介装されてこれらを連結する連結具A3とからなり、この連結具A3は、ベース板A1の上面に固定される下部構成体と、枕受板A2の下面に着脱可能に装着される上部構成体と、下部構成体と上部構成体とを連繋する中間部構成体とからなり、下部構成体と中間部構成体は、下部構成体に対して中間部構成体が上下方向に摺動自在となるよう形成されると共に、下部構成体の任意の高さで中間部構成体が固定できるよう形成されて、枕受板A2がベース板A1に対して高さ調節可能となるように構成し、上部構成体と中間部構成体は、中間部構成体に対して上部構成体が前後方向に揺動自在となるよう形成されると共に、前後方向での傾き範囲を規制できるよう形成されて、枕受板A2がベース板A1に対して前後方向で揺動自在となるように構成すると共に、枕受板A2の前方及び後方での傾き状態を夫々維持可能となるように構成され、使用者が仰向け姿勢で使用するときには、枕受板A2の後方への所定の傾き状態が維持できるように形成し、使用者が横向き姿勢で使用するときには、枕受板A2の前方への所定の傾き状態が維持できるように構成する手段を採用した。
更に、請求項3記載の鼾及び無呼吸抑制枕にあっては、前記枕本体Bは、その上面部分に於いて、中央前端寄り部分に、左右方向に沿うような凹部20を設け、使用者が横向き姿勢で使用したときに、少なくとも耳の一部が凹部20に納まるよう構成する手段を採用した。
従って、請求項1記載の鼾及び無呼吸抑制枕によれば、仰向け姿勢で寝る人が使用する場合や、横向き姿勢で寝る人が使用する場合や、仰向け姿勢と横向き姿勢とを繰り返して寝るような人が使用する場合であっても、夫々の使用者が快適に使用できて、更に、鼾や無呼吸症候群等の症状の解消や軽減等に役立つものとなる。
しかも、取扱い易く、構成簡素で、量産に適し、低廉で、経済的な鼾及び無呼吸抑制枕となる。
加えて、連結具A3は、ベース板A1に対する枕受板A2の高さ調節が可能となるよう形成されるので、使用者の体格や、体形や、好み等に応じて枕本体Bの高さを変更できるようになる。ひいては、使用者の肩や腕等を痛めないものとなる。
特に、連結具A3は、ベース板A1に対して枕受板A2が前後方向で揺動自在となるよう形成され、更に連結具A3には、枕受板A2の前方及び後方での傾き状態を夫々維持可能となるようなストッパー13を設けて、使用者が仰向け姿勢で使用するときには、枕受板A2の後方への所定の傾き状態が維持できるように形成し、使用者が横向き姿勢で使用するときには、枕受板A2の前方への所定の傾き状態が維持できるように構成したので、使用者が仰向け姿勢で使用して、枕受板A2が後方へ所定の傾き状態で維持された状態となると、頭頂部が稍下がり、且つ顎部分が少し上った状態となるため、気道が通り易い形となって、鼾や無呼吸症候群等の症状の解消や軽減等が可能となる。
しかも、使用者が横向き姿勢(或いは、仰向け姿勢から横向き姿勢となった場合も含む)で使用すると、枕受板A2が前方へ傾くと共に、所定の傾き状態が維持されるようになるため、無理のない横向き姿勢を維持できるようになり、鼾や無呼吸症候群等の症状の解消や軽減等が可能となる。ひいては、理想的な睡眠が可能となり、脳の活性化、精神の安定化に役立つものとなる。
また、請求項2記載の鼾及び無呼吸抑制枕によれば、仰向け姿勢で寝る人が使用する場合や、横向き姿勢で寝る人が使用する場合や、仰向け姿勢と横向き姿勢とを繰り返して寝るような人が使用する場合であっても、夫々の使用者が快適に使用できて、更に、鼾や無呼吸症候群等の症状の解消や軽減等に役立つものとなる。
しかも、取扱い易く、構成簡素で、量産に適し、低廉で、経済的な鼾及び無呼吸抑制枕となる。
加えて、下部構成体と中間部構成体は、下部構成体に対して中間部構成体が上下方向に摺動自在となるよう形成されると共に、下部構成体の任意の高さで中間部構成体が固定できるよう形成されて、枕受板A2がベース板A1に対して高さ調節可能となるように構成したので、使用者の体格や、体形や、好み等に応じて枕本体Bの高さを変更できるようになる。ひいては、使用者の肩や腕等を痛めないものとなる。
特に、上部構成体と中間部構成体は、中間部構成体に対して上部構成体が前後方向に揺動自在となるよう形成されると共に、前後方向での傾き範囲を規制できるよう形成されて、枕受板A2がベース板A1に対して前後方向で揺動自在となるように構成すると共に、枕受板A2の前方及び後方での傾き状態を夫々維持可能となるように構成され、使用者が仰向け姿勢で使用するときには、枕受板A2の後方への所定の傾き状態が維持できるように形成したので、使用者が仰向け姿勢で使用して、枕受板A2が後方へ所定の傾き状態で維持された状態となると、頭頂部が稍下がり、且つ顎部分が少し上った状態となるため、気道が通り易い形となって、鼾や無呼吸症候群等の症状の解消や軽減等が可能となる。
しかも、使用者が横向き姿勢(或いは、仰向け姿勢から横向き姿勢となった場合も含む)で使用すると、枕受板A2が前方へ傾くと共に、所定の傾き状態が維持されるようになるため、無理のない横向き姿勢を維持できるようになり、鼾や無呼吸症候群等の症状の解消や軽減等が可能となる。ひいては、理想的な睡眠が可能となり、脳の活性化、精神の安定化に役立つものとなる。
そして、上部構成体は、枕受板A2の下面に着脱可能に装着されるので、枕本体Bの互換装着や、枕本体Bを洗濯するために上部構成体から取外すこと等が簡単に行えるようになり、取扱い易く、使い勝手の優れた衛生的な鼾及び無呼吸抑制枕となる。
更に、請求項3記載の鼾及び無呼吸抑制枕によれば、使用者が横向き姿勢で使用したときに、少なくとも耳の一部が凹部20に納まるようになり、横向き姿勢を長い時間続けても、耳が痛くならないものとなり、より快適な睡眠が期待できるようになる。
以下、本考案を図示例に基づいて説明すると、次の通りである。
本考案の鼾及び無呼吸抑制枕は、枕支持台Aと、この枕支持台Aの上部に装着される枕本体Bとからなるものである。
そして、前記枕支持台Aは、ベース板A1と、このベース板A1の上方で略平行となるよう配されると共に、その上部に枕本体Bが装着される枕受板A2と、ベース板A1と枕受板A2との間に介装されてこれらを連結する連結具A3とからなっている。
それから、前記連結具A3は、ベース板A1に対する枕受板A2の高さ調節が可能となるよう形成されると共に、ベース板A1に対して枕受板A2が前後方向で揺動自在となる(水平状態の枕受板A2の前端縁や後端縁が上下に揺動して、前端縁や後端縁が水平位置より低い傾斜状態となる)よう形成されている。
更に、連結具A3には、枕受板A2の前方及び後方での傾き状態を夫々維持可能となるようなストッパー13を設けて、使用者が仰向け姿勢で使用するときには、枕受板A2の後方への所定の傾き状態(枕受板A2の後端縁が水平位置より低い傾斜状態)が維持できるように形成し、使用者が横向き姿勢で使用するときには、枕受板A2の前方への所定の傾き状態(枕受板A2の前端縁が水平位置より低い傾斜状態)が維持できるように構成されている。
また、前記枕本体Bは、その上面部分に於いて、中央前端寄り部分に、左右方向に沿うような凹部20を設け、使用者が横向き姿勢で使用したときに、少なくとも耳の一部が凹部20に納まるよう構成されている。
そして、図示例の鼾及び無呼吸抑制枕についてより具体的に説明すると、前記連結具A3は、ベース板A1の上面に固定される下部構成体と、枕受板A2の下面に着脱可能に装着される上部構成体と、下部構成体と上部構成体とを連繋する中間部構成体とからなっている。
それから、下部構成体と中間部構成体は、下部構成体に対して中間部構成体が上下方向に摺動自在となるよう形成されると共に、下部構成体の任意の高さで中間部構成体が固定できるよう形成されて、枕受板A2がベース板A1に対して高さ調節可能となるように構成されている。
また、上部構成体と中間部構成体は、中間部構成体に対して上部構成体が前後方向に揺動自在となるよう形成されると共に、前後方向での傾き範囲を規制できるよう形成されて、枕受板A2がベース板A1に対して前後方向で揺動自在となるように構成すると共に、枕受板A2の前方及び後方での傾き状態を夫々維持可能となるように構成されている。
すなわち、使用者が仰向け姿勢で使用するときには、枕受板A2の後方への所定の傾き状態が維持できるように形成し、使用者が横向き姿勢で使用するときには、枕受板A2の前方への所定の傾き状態が維持できるように構成されている。
前記ベース板A1は、例えば、適宜木製(或いは、適宜合成樹脂材や、適宜金属材や、適宜複合材で構成したものでも良い)で、略矩形板状を呈し、しかも、その前端縁中央部分は、適宜大きな窪みが形成されて、首や肩等に触れないように配慮されている。
また、ベース板A1は、例えば、敷布団やマットレス等の上に安定的に配置できるように形成されている。尚、ベース板A1の具体的構成、形状、寸法、材質等は、図示例のもの等に限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。
前記枕受板A2は、例えば、適宜木製(或いは、適宜合成樹脂材や、適宜金属材や、適宜複合材で構成したものでも良い)で、略矩形板状を呈しており、この上に枕本体Bを安定的に装着できるように形成されている。尚、枕受板A2の具体的構成、形状、寸法、材質等は、図示例のもの等に限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。
前記連結具A3の下部構成体は、例えば、ベース板A1の上面略中央部分に固定される取付プレート1と、この取付プレート1の上面略中央部分に固着されると共に、上方に向って突出するように配されるガイド支柱2とからなっている。
前記取付プレート1は、例えば、適宜金属製(或いは、適宜合成樹脂材や、適宜複合材で構成したものでも良い)で、比較的薄い略矩形板状を呈しており、その適宜位置に固定ネジ4用の小孔が複数穿設されている。すなわち、この小孔と固定ネジ4を介してベース板A1に固定できるように形成されている。
尚、取付プレート1は、ベース板A1上面に安定的に、確実に、且つ簡単に固定できるように形成されたものであれば良く、取付プレート1の具体的構成、形状、寸法、材質等は、図示例のもの等に限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。
前記ガイド支柱2は、例えば、適宜金属製(或いは、適宜合成樹脂材や、適宜複合材で構成したものでも良い)で、略縦長矩形板状を呈し、その下端が取付プレート1の上面略中央部分に固着(例えば、溶着)されている。尚、ガイド支柱2は、取付プレート1と一体的に設けたものであっても良い。
また、このガイド支柱2の中央部分には上下方向に沿うような縦長なガイド孔3が設けられており、このガイド孔3を利用して、中間部構成体が上下方向に摺動できるように形成されている。尚、ガイド支柱2の具体的構成、形状、寸法、材質、数、配設位置、取付プレート1への固着手段、ガイド孔3の具体的構成、形状、寸法、配設位置等は、図示例のもの等に限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。
更に、前記連結具A3の上部構成体は、例えば、連結分離可能な面着テープ(一対の面着雄テープと面着雌テープとが連結分離可能となるように構成されたもの)等を介して枕受板A2下面に着脱自在に固定される取付プレート10と、この取付プレート10の下面略中央部分に固着されると共に、下方に向って突出するように配される脚片11と、取付プレート10の下面に下方に突出するように固着されると共に、前記脚片11を前後方向で挟むように配される一対のストッパー13とからなっている。
前記取付プレート10は、例えば、適宜金属製(或いは、適宜合成樹脂材や、適宜複合材で構成したものでも良い)で、比較的薄い矩形板状を呈している。
尚、取付プレート10は、枕受板A2下面に安定的に、確実に、且つ簡単に固定できると共に、比較的容易に枕受板A2から分離できるように形成されたものであれば良く、取付プレート10の具体的構成、形状、寸法、材質等は、図示例のもの等に限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。
前記脚片11は、例えば、適宜金属製(或いは、適宜合成樹脂材や、適宜複合材で構成したものでも良い)で、略舌片状を呈し、その上端縁が取付プレート10の下面中央に固着(溶着)されている。尚、脚片11は、取付プレート10に一体的に設けたものであっても良い。
また、この脚片11の中央部分には、後述する中間部構成体の軸部7が挿通可能となる挿通孔12が穿設されており、この挿通孔12を利用して、上部構成体が中間部構成体に対して前後方向に揺動できるように形成されている。尚、脚片11の具体的構成、形状、寸法、材質、数、配設位置、挿通孔12の具体的構成、形状、寸法、材質、数、配設位置等は、図示例のもの等に限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。
前記一対のストッパー13は、例えば、適宜金属製(或いは、適宜合成樹脂材や、適宜複合材で構成したものでも良い)で、略て字状に折曲された帯板状を呈し、その上端折曲部分が取付プレート10の下面に固着(溶着)されている。尚、ストッパー13は、取付プレート10や脚片11と一体的に設けたものであっても良い。
また、一対のストッパー13は、前記脚片11の前がわと後がわに配してあり、枕受板A2(下部構成体)が後がわに傾く(枕受板A2の後端縁が水平位置より下方に下がるように傾斜する)と、後がわのストッパー13の下端部分がガイド支柱2に当接して、それ以上傾かないように形成され、また、枕受板A2(下部構成体)が前がわに傾く(枕受板A2の前端縁が水平位置より下方に下がるように傾斜する)と、前がわのストッパー13の下端部分がガイド支柱2に当接して、それ以上傾かないように形成されている。しかも、夫々の傾き角度は、例えば、水平状態から約7度程度下方に傾くように設定される。
尚、ストッパー13の具体的構成、形状、寸法、材質、数、配設位置、数等は、図示例のもの等に限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。
そして、前記連結具A3の中間部構成体は、例えば、中間プレート5と、この中間プレート5の下部に装着されると共に、下部構成体のガイド支柱2に設けたガイド孔3内に摺動自在に挿通されるボルト6と、中間プレート5の上部に固着されると共に、上部構成体の脚片11に設けた挿通孔12内に回動可能に挿通される軸部7とからなっている。
前記中間プレート5は、例えば、適宜金属製(或いは、適宜合成樹脂材や、適宜複合材で構成したものでも良い)で、略長円板状を呈しており、ガイド支柱2と脚片11とに跨るように形成されている。特に、ガイド支柱2に対しては、上下方向にのみ安定的に且つスムーズに摺動できるように形成されている。しかも、ガイド支柱2に対する中間プレート5の上下摺動範囲は、例えば、ベース板A1下面から枕本体B上面までの長さが約11cm〜15cmの間で調整できるように構成される。
尚、中間プレート5の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、数等は、図示例のもの等に限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。
前記ボルト6は、例えば、適宜金属製(或いは、適宜合成樹脂材や、適宜複合材で構成したものでも良い)で、中間プレート5の下部に挿通されると共に固着され、そのネジ棒部分が側方に突出し、この部分がガイド支柱2のガイド孔3に挿通されると共に、ナット8が螺着されて、中間プレート5をガイド支柱2の任意の高さに固定できるように形成されている。尚、ボルト6の具体的構成、形状、寸法、材質、数、配設位置等は、図示例のもの等に限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。
前記軸部7は、例えば、適宜金属製(或いは、適宜合成樹脂材や、適宜複合材で構成したものでも良い)で、略ネジ棒状を呈し、その基端部分が中間プレート5の上部に固着されて、側方に突出した状態に配され、脚片11の挿通孔12に挿通されると共に、ナット9が螺着されて、中間プレート5が脚片11に対して揺動自在となるように形成されている。尚、ナット9の締付けによって中間プレート5を脚片11に任意の角度で固定することも可能となる。ところで、軸部7の具体的構成、形状、寸法、材質、数、配設位置等は、図示例のもの等に限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。
前記枕本体Bは、枕受板A2上面に装着され、例えば、適宜発泡性樹脂材や適宜ゴム材や、適宜複合材等によって構成されており、枕受板A2の後端がわ上面には、比較的大きな湾曲状の大突出部が設けられ、枕受板A2の前端がわ上面には、比較的小さな湾曲状の小突出部が設けられ、これらの大突出部と小突出部との間が凹部20となるように構成されている。ところで、大突出部や小突出部は、例えば、その中心部分を低反発ウレタンフォーム等で構成し、この周りを比較的耐久性の優れたゴム材等で形成される適宜厚肉な被覆材で覆うようにして構成されている。尚、枕本体Bの具体的構成、形状、寸法、材質等は、図示例のもの等に限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。また、枕本体Bは、枕受板A2に着脱自在に装着できるように構成しても良い。
本考案の鼾及び無呼吸抑制枕は前述の如く構成されており、次にその使用例について説明すると、先ず、図2に示すように、使用者が仰向け姿勢で使用するときには、枕受板A2を後方へ傾け、後方のストッパー13がガイド支柱2に当接して、枕受板A2(枕本体B)を所定の傾き状態に維持させる。すると、頭頂部が稍下がり、且つ顎部分が少し上った状態となるため、気道が通り易い形となって、鼾や無呼吸症候群等の症状の解消や軽減等が可能となる。
また、図3に示すように、使用者が横向き姿勢(或いは、仰向け姿勢から横向き姿勢となった場合も含む)で使用するときには、枕受板A2を前方へ傾け、前方のストッパー13がガイド支柱2に当接して、枕受板A2(枕本体B)を所定の傾き状態に維持させる。すると、使用者は、無理のない横向き姿勢を維持できるようになり、鼾や無呼吸症候群等の症状の解消や軽減等が可能となる。ひいては、理想的な睡眠が可能となり、脳の活性化、精神の安定化に役立つものとなる。
ところで、本考案の鼾及び無呼吸抑制枕は、本願出願人が既に提案している実用新案登録第3119779号の鼻呼吸強制具を併用することにより、鼾や無呼吸症候群等の症状の解消や軽減等に於いて、より優れた効果を発揮するものとなる。
本考案の鼾及び無呼吸抑制枕を例示する分解斜視図である。 本考案の鼾及び無呼吸抑制枕の使用例を示す一部切欠側面図である。 本考案の鼾及び無呼吸抑制枕の使用例を示す側面図である。 本考案の鼾及び無呼吸抑制枕を例示する一部を省略した側面図である。 本考案の鼾及び無呼吸抑制枕を例示する一部を省略した一部切欠正面図である。
符号の説明
A 枕支持台
A1 ベース板
A2 枕受板
A3 連結具
1 取付プレート
2 ガイド支柱
3 ガイド孔
4 固定ネジ
5 中間プレート
6 ボルト
7 軸部
8 ナット
9 ナット
10 取付プレート
11 脚片
12 挿通孔
13 ストッパー
B 枕本体
20 凹部

Claims (3)

  1. 枕支持台と、この枕支持台の上部に装着される枕本体とからなる鼾及び無呼吸抑制枕であって、前記枕支持台は、ベース板と、このベース板の上方で略平行となるよう配されると共に、その上部に枕本体が装着される枕受板と、ベース板と枕受板との間に介装されてこれらを連結する連結具とからなり、この連結具は、ベース板に対する枕受板の高さ調節が可能となるよう形成されると共に、ベース板に対して枕受板が前後方向で揺動自在となるよう形成され、更に連結具には、枕受板の前方及び後方での傾き状態を夫々維持可能となるようなストッパーを設けて、使用者が仰向け姿勢で使用するときには、枕受板の後方への所定の傾き状態が維持できるように形成し、使用者が横向き姿勢で使用するときには、枕受板の前方への所定の傾き状態が維持できるように構成したことを特徴とする鼾及び無呼吸抑制枕。
  2. 枕支持台と、この枕支持台の上部に装着される枕本体とからなる鼾及び無呼吸抑制枕であって、前記枕支持台は、ベース板と、このベース板の上方で略平行となるよう配されると共に、その上部に枕本体が装着される枕受板と、ベース板と枕受板との間に介装されてこれらを連結する連結具とからなり、この連結具は、ベース板の上面に固定される下部構成体と、枕受板の下面に着脱可能に装着される上部構成体と、下部構成体と上部構成体とを連繋する中間部構成体とからなり、下部構成体と中間部構成体は、下部構成体に対して中間部構成体が上下方向に摺動自在となるよう形成されると共に、下部構成体の任意の高さで中間部構成体が固定できるよう形成されて、枕受板がベース板に対して高さ調節可能となるように構成し、上部構成体と中間部構成体は、中間部構成体に対して上部構成体が前後方向に揺動自在となるよう形成されると共に、前後方向での傾き範囲を規制できるよう形成されて、枕受板がベース板に対して前後方向で揺動自在となるように構成すると共に、枕受板の前方及び後方での傾き状態を夫々維持可能となるように構成され、使用者が仰向け姿勢で使用するときには、枕受板の後方への所定の傾き状態が維持できるように形成し、使用者が横向き姿勢で使用するときには、枕受板の前方への所定の傾き状態が維持できるように構成したことを特徴とする鼾及び無呼吸抑制枕。
  3. 前記枕本体は、その上面部分に於いて、中央前端寄り部分に、左右方向に沿うような凹部を設け、使用者が横向き姿勢で使用したときに、少なくとも耳の一部が凹部に納まるよう構成したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の鼾及び無呼吸抑制枕。
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