JP3097991U - 調整型枕の構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】子供から大人まで頭部の異なる重量に対応し、快適な睡眠を高める調整型の枕の構造を提供すること。
【解決手段】調整型枕1は程良い桑らかさの弾性素材からなり、中央にはアーチ型の空洞部11を具有しており、空洞部11の中に程よい桑らかさの弾性素材の段差を設けた形の枕の支え2を設け、枕の支え2の中央上面に凹型の凹部21を設け、凹部21の両側面にそれぞれ傾斜面22を設け、使用者が仰向けに寝るときに枕に圧力ががかり、凹部へしっかり収まり、傾斜面22により頭部を決められた位置で支え、頭部が枕から落ちることを防ぎ、枕の支え2の両側にはそれぞれ補助枕23を具有し、使用者が左右横側を向いて寝ても該空洞部11の中にある枕の支え2を取り除き、或いは平らに整えた綿を取付け、枕の高さを調整する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は子供から大人まで頭部の異なる重量に対応できる調整型枕の構造に関する。また抗圧力及び、緩衝な弾性を具有し、頭頸部への圧迫感を避け、更に気体の対流を促進し、蒸し暑くなることが無い調整型枕の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1に示すように、公知枕の構造は両側面が高く中央が低い馬の鞍のような形状をした枕であり、凹型に窪んだ円弧型へ頭部を置き、また両端に凸型に突出する円弧型が頸部を支え、枕の異なる弧の高さにより使用者は仰向き、横向きと寝てもフィットするように設計されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前記公知枕の構造は発泡材により形成されており、枕が一定の弧の高さに設定されており、大人から子供までの異なる頭部の大きさや重量に適合しないので、それぞれ個々に合うサイズの枕を購入しなくてはならないので相当なお金の浪費となる。
【0004】
上記公知構造の欠点を解決するため、本考案は調整型枕の提供を課題とする。
【0005】
本考案は子供から大人まで頭部の異なる重量に対応できる調整型枕に係り、また抗圧力及び、緩衝弾性を具有し、顕頸部への圧迫感を避け、更に気体の射流を促進し、蒸し暑くなることも無く快適な睡眠の向上を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案は下記の調整型枕を提供する。
【0007】
枕の支えは補助枕の両側にある補助枕の中敷を使用者の肩幅に合わせ、枕を適当な高さにし、圧迫感を避け、また使用者の頭部が枕から離れそうになっても、もとの位置に戻る。
【0008】
また、異なる頭部の重量により、枕の支えを取り除き、枕の高さを低くすると比較的頭部の重量が軽い子供に適合することができる。
【0009】
高さを高くし、程良い柔らかさの弾性素材を使用し平らに整えた綿を空洞部へ取付け、枕の高さを高くすると比較的頭部の重量が重い大人に適合する。該空洞部は更に頭部より産出される熱気を対流発散することにより快適な睡眠を提供することができる。
【0010】
【考案の実施の形態】
本考案に係る調整型枕は、図2,3に示すように、主に枕1、枕の支え2により構成してある。
【0011】
枕1は程良い柔らかさの弾性素材により一体を形成し、中央には緩衝弾性を備えるアーチ型の空洞部11を具有し、枕1の表面上端には断熱効果を具有する断熱綿13、通気性ガーゼ14を設け、枕の支え2は程良い柔らかさの弾性素材により形成し、また段差を設けた形を呈し、(本考案の好適実施側は前記枕の支え2を使用者の異なる需要に対応して形成する)中央には凹部21を設け、凹部21の両側面にそれぞれ傾斜面22を形成し、該傾斜面22の両側面にそれぞれ補助枕23を設け、該補助枕23は小さい円弧型が波のように設けられる。なお、或いは図12に示すように、枕の支え2を平らに設計しても良い。
【0012】
ここで、枕の支え2は枕1の空洞部11へ設け、空洞部11の中へ取付けてある。したがって、頭部を枕1へのせ使用者が仰向きに寝るとき、枕1に圧力がかかり枕1の弾性力により使用者の頭部が凹部21へしっかり収まる。
【0013】
また図4に示すように、一側面は外へ向かって柔らかな弾性を形成する弧状凸部15によリ、使用者の肩頸部を支える効果となり、好適な寝る姿勢を確保し、全身の血液循環もよく、両傾斜面22を利用して頸部が決められた位置に収まる。
【0014】
図5に示すように、頭部が枕1から落ちることを防止できる。
【0015】
図6に示すように、該枕の支え2は補助枕23の両側にある補助枕23の中敷を使用者の肩幅に合わせ、枕1を適当な高さにすることができる。
【0016】
図7に示すように、圧迫感を避け、また使用者の頭部が枕1から離れそうになっても、枕1の弾性力によりもとの位置に戻り、長時間使用しても変形することは無い。
【0017】
また、この他に枕1は異なる頭部の重量により、枕の支え2を取り除き、
図8に示すように、枕1の高さを低くすると比較的頭部の重量が軽い子供に適合する。
【0018】
図9に示すように、高さを高くし、程良い柔らかさの弾性の素材を使用した平らに整えた綿3を空洞部11へ取付け、図10に示すように、枕1の高さを高くすると比較的頭部の重量が重い大人に適合する。
【0019】
図7に示すように、該空胴部11は更に頭部より産出される熱気Aを対流発散することにより快適な睡眠を得られる。
【0020】
図11に示すように、また枕1及び枕の支え2の両端にそれぞれ面ファスナー16、25を設けることにより、両者は完全に取付けることができるという効果を達成する。
【0021】
この設計は枕の支え2の組み込み、取り外しに係り、更に便利にまた上記の特色を同様に達成する。
【0022】
【考案の効果】
枕の支えを枕の空洞部へ設け、枕の支えは空洞部の中へ取付け、頭部を枕へのせ使用者が仰向きに寝るとき、枕に圧力がかかり枕の弾性により使用者の頭部が凹部へしっかり収まることができる。
【0023】
また一側面は外へ向かって柔らかな弾性を形成する弧状凸部により、使用者の肩頸部を震える効果となり、好適な寝る姿勢を確保し、全身の血液循環も良く、両傾斜面を利用して頭部が決められた位置に収まり、頭部が枕から落ちることを防止し、該枕の支えは補助枕の両側にある補助枕の中敷を使用者の肩幅に合わせ、枕を適当な高さにし、圧迫感を避けることができる。また使用者の頭部が枕から離れそうになっても、枕の弾性によりもとの位置に戻ることができる、
該空洞部は更に頭部より産出される熱気を対流発散することにより快適な睡眠を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】公知枕の構造を示す立体外観図である。
【図2】本考案に係る調整型枕の立体外観図である。
【図3】本考案に係る調整型枕の立体分解図である。
【図4】本考案に係る調整型枕の一実施例を示す図であり、仰向きに寝たときの側面断面指示図である。
【図5】本考案に係る調整型枕の一実施例を示す図であり、仰向きに寝たときの別の方向から見た断面指示図である。
【図6】本考案に係る調整型枕の一実施例を示す図であり、横向きに寝たときの別方向から見た断面指示図である。
【図7】本考案に係る調整型枕の一実施例を示す図であり、横向きに寝たときの側面断面図である。
【図8】本考案に係る調整型枕の一実施例を示す図であり、別の使用状態を示す断面図である。
【図9】本考案に係る調整型枕のもう一つの実施例を示す図であり、平らに整えた綿を有する調整型枕を示す立体分解図である。
【図10】本考案に係る調整型枕のもう一つの実施例を示す解剖図である。
【図11】本考案に係る調整型枕のもう一つの実施例を示す図であり、面ファスナーを使用する場合の調整型枕の立体分解図である。
【図12】本考案に係る調整型枕のもう一つの実施例を示す図であり、補助枕の設計が平らな調整型枕の立体分解図である。
【符号の説明】
1  枕
11 空洞部
13 断熱綿
14 通気性のガーゼ
15 弧状凸部
16 面ファスナー
2  枕の支え
21 凹部
22 傾斜面
23 補助枕
25 面ファスナー
3  平らに整えた綿
A  熱気

Claims (3)

  1. 調整型枕の枕を支える中心部分の構造であって、
    前記枕を程良い桑らかさの弾性の素材により形成し、中央にアーチ型の空洞部を設け、空洞部の中に程良い柔らかさの弾性の素材からなる枕の支えを取付け、段差を設けた形の中央に凹型の凹部を設け、該凹部の両側面にそれぞれ傾斜面を形成し、使用者が仰向けになって寝るとき、該枕に圧力がかかり当該使用者の頭部が両傾斜面により凹部へしっかりと収まり、一方、前記枕の支えの両側面にそれぞれ補助枕を設け、該補助枕は主に小さい円弧型が波のように設けられ、使用者が左右横を向いて寝るときに前記空洞部の前記補助枕の中敷を使用者の肩幅にあわせ、前記枕の高さを調整することを特徴とする調整型枕の構造。
  2. 空洞部の中に平らに整えた綿を取付けることができ、枕の支えは使用者の必要とする形状に設計することもでき、補助枕は平らに設計することができることを特徴とする請求項1記載の調整型枕の構造。
  3. 枕と枕の支えの両端にそれぞれ面ファスナーを設け、それにより前記枕と前記枕の支えを取付けることを特徴とする請求項1記載の調整型枕の構造。
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