JP3132158B2 - 子供用シート付自動車シート - Google Patents
子供用シート付自動車シートInfo
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- JP3132158B2 JP3132158B2 JP04171422A JP17142292A JP3132158B2 JP 3132158 B2 JP3132158 B2 JP 3132158B2 JP 04171422 A JP04171422 A JP 04171422A JP 17142292 A JP17142292 A JP 17142292A JP 3132158 B2 JP3132158 B2 JP 3132158B2
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- Japan
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- cushion
- seat
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- child
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種の態様で使用するこ
とができると共に楽な姿勢で坐ることができる子供用シ
ート付自動車シートに関する。
とができると共に楽な姿勢で坐ることができる子供用シ
ート付自動車シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車に幼児を乗せる際、大人用
のシートベルトの着用が不可能であるため、いわゆるチ
ャイルドシートが使用されている。チャイルドシート
は、自動車の助手席あるいは後部座席に据え付けて使用
するため、大人が乗る際には邪魔になり、その都度、取
り付けたり、取り外したりしなければならなかった。こ
の為、チャイルドシートの必要性が認められているにも
かかわらず、着用率は以外と低いものであった。
のシートベルトの着用が不可能であるため、いわゆるチ
ャイルドシートが使用されている。チャイルドシート
は、自動車の助手席あるいは後部座席に据え付けて使用
するため、大人が乗る際には邪魔になり、その都度、取
り付けたり、取り外したりしなければならなかった。こ
の為、チャイルドシートの必要性が認められているにも
かかわらず、着用率は以外と低いものであった。
【0003】そこで、助手席シート等に、予めチャイル
ドシートを組み込んだ型式のものが、新たに開発されて
いる。図19ないし図21に示したものは、シートクッ
ション100とシートバック101から成る助手席シー
ト102のシートバック101を改良してチャイルドシ
ートにしたもので、シートバック101の一部が前方に
倒れて、これを幼児が坐るクッション103としたもの
である。ヘッドレスト104は下に折り曲げてクッショ
ン103の高さを一定にすると共に、クッション103
の内側に内蔵した固定ベルト105をシートクッション
100に装着したバックル106に係着してクッション
103の固定を図っている。そして、クッション103
の内側に内蔵した保護ベルト107を幼児に装着して保
護を図っている。また、大人が乗る際には、クッション
103を起こして通常のシートバック101として利用
することができる。
ドシートを組み込んだ型式のものが、新たに開発されて
いる。図19ないし図21に示したものは、シートクッ
ション100とシートバック101から成る助手席シー
ト102のシートバック101を改良してチャイルドシ
ートにしたもので、シートバック101の一部が前方に
倒れて、これを幼児が坐るクッション103としたもの
である。ヘッドレスト104は下に折り曲げてクッショ
ン103の高さを一定にすると共に、クッション103
の内側に内蔵した固定ベルト105をシートクッション
100に装着したバックル106に係着してクッション
103の固定を図っている。そして、クッション103
の内側に内蔵した保護ベルト107を幼児に装着して保
護を図っている。また、大人が乗る際には、クッション
103を起こして通常のシートバック101として利用
することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、幼児が
少し大きくなると、手を伸ばすことで、ドアロックのノ
ブあるいはインサイドハンドルに手が届き、走行中、保
護者の注意が必要である。また、幼児が大きくなると、
チャイルドシートでは小さくなり、使用期間が限られて
いる。さらに、幼児が坐ったとき、クッション103が
平面であるため、脚が水平状態となり、楽な姿勢ではな
かった。
少し大きくなると、手を伸ばすことで、ドアロックのノ
ブあるいはインサイドハンドルに手が届き、走行中、保
護者の注意が必要である。また、幼児が大きくなると、
チャイルドシートでは小さくなり、使用期間が限られて
いる。さらに、幼児が坐ったとき、クッション103が
平面であるため、脚が水平状態となり、楽な姿勢ではな
かった。
【0005】本発明は上記課題を解決し、幼児、学童、
大人による使用が可能であり、かつ幼児あるいは学童が
坐ったとき、楽な姿勢を保つことができる子供用シート
付自動車シートを提供することを目的とする。
大人による使用が可能であり、かつ幼児あるいは学童が
坐ったとき、楽な姿勢を保つことができる子供用シート
付自動車シートを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、シートバックの前面に、凹部を形成し、この
凹部内に、下端部を中心に回動して前方に倒れる幼児用
クッションと、幼児用クッションより幅の広い学童用ク
ッションを並設して内蔵した自動車シートであって、上
記幼児用クッションおよび学童用クッションの先端部
を、前倒し状態で、前下りの傾斜面に形成し、これら傾
斜面に合致する傾斜面を上記凹部内上辺部に形成したこ
とにある。
するため、シートバックの前面に、凹部を形成し、この
凹部内に、下端部を中心に回動して前方に倒れる幼児用
クッションと、幼児用クッションより幅の広い学童用ク
ッションを並設して内蔵した自動車シートであって、上
記幼児用クッションおよび学童用クッションの先端部
を、前倒し状態で、前下りの傾斜面に形成し、これら傾
斜面に合致する傾斜面を上記凹部内上辺部に形成したこ
とにある。
【0007】
【作 用】幼児を助手席シートに坐らせて運転する際に
は、幼児用クッションを倒して、幼児を坐らせ、保護ベ
ルトを幼児に装着する。こうして、幼児を運転をしてい
る保護者の側近くに坐らせることができるので、幼児か
らドアロックのノブあるいはインサイドハンドルが遠く
なり、これらのものを誤って操作する虞がなくなる。次
に、幼児より大きい学童を乗せるには、学童用クッショ
ンを倒して、これに学童を座らせ、車体に装備されてい
るシートベルトを装着する。また、幼児用クッションお
よび学童用クッションを倒して幼児と学童の両方を坐ら
せることができる。幼児および学童が大きくなった場合
は、幼児用クッションおよび学童用クッションをシート
バックに収納して、通常のシートとして使用することが
できる。そして、幼児あるいは学童は幼児用クッション
および学童用クッションの前端部に設けられた傾斜面に
沿って脚を伸ばすことができるので、楽な姿勢で坐るこ
とができる。また、幼児用クッションおよび学童用クッ
ションはシートバックに収納すると、シートバックの凹
部が隠れるので、外観を損ねることがない。
は、幼児用クッションを倒して、幼児を坐らせ、保護ベ
ルトを幼児に装着する。こうして、幼児を運転をしてい
る保護者の側近くに坐らせることができるので、幼児か
らドアロックのノブあるいはインサイドハンドルが遠く
なり、これらのものを誤って操作する虞がなくなる。次
に、幼児より大きい学童を乗せるには、学童用クッショ
ンを倒して、これに学童を座らせ、車体に装備されてい
るシートベルトを装着する。また、幼児用クッションお
よび学童用クッションを倒して幼児と学童の両方を坐ら
せることができる。幼児および学童が大きくなった場合
は、幼児用クッションおよび学童用クッションをシート
バックに収納して、通常のシートとして使用することが
できる。そして、幼児あるいは学童は幼児用クッション
および学童用クッションの前端部に設けられた傾斜面に
沿って脚を伸ばすことができるので、楽な姿勢で坐るこ
とができる。また、幼児用クッションおよび学童用クッ
ションはシートバックに収納すると、シートバックの凹
部が隠れるので、外観を損ねることがない。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0009】図1ないし図6は本発明の子供用シート付
自動車シートを助手席シートに適用して実施例を示した
もので、1は運転席シート、2は助手席シートである。
助手席シート2は車体3中心のフロアトンネル4上部側
まで延長して設けられている。
自動車シートを助手席シートに適用して実施例を示した
もので、1は運転席シート、2は助手席シートである。
助手席シート2は車体3中心のフロアトンネル4上部側
まで延長して設けられている。
【0010】この助手席シート2はシートクッション5
とシートバック6で構成され、このシートバック6の前
面に、幼児用クッション7と学童用クッション8が内蔵
されている。
とシートバック6で構成され、このシートバック6の前
面に、幼児用クッション7と学童用クッション8が内蔵
されている。
【0011】この助手席シート2のシートバック6には
前面に凹部9が形成されており、この凹部9内に上記幼
児用クッション7および学童用クッション8が収納され
ている。
前面に凹部9が形成されており、この凹部9内に上記幼
児用クッション7および学童用クッション8が収納され
ている。
【0012】幼児用クッション7は、運転席寄りに配置
され、学童用クッション8よりも横幅W1が狭くW1<
W2、かつ長さL1が短くL1<L2形成されている。
幼児用クッション7には、シートバック6と幼児用クッ
ション7との間に、幼児用の保護ベルト10が内装され
ており、幼児用クッション7の使用時に、幼児に装着さ
せるものである。
され、学童用クッション8よりも横幅W1が狭くW1<
W2、かつ長さL1が短くL1<L2形成されている。
幼児用クッション7には、シートバック6と幼児用クッ
ション7との間に、幼児用の保護ベルト10が内装され
ており、幼児用クッション7の使用時に、幼児に装着さ
せるものである。
【0013】保護ベルト10は、幼児用クッション7に
装着されたバックル11と、シートバック6に装着され
た腹部保護パッド12で構成されており、腹部保護パッ
ド12はシートバック6の裏面側に配置されたリトラク
タ(図示せず)から引き出されたベルト13に装着され
ている。
装着されたバックル11と、シートバック6に装着され
た腹部保護パッド12で構成されており、腹部保護パッ
ド12はシートバック6の裏面側に配置されたリトラク
タ(図示せず)から引き出されたベルト13に装着され
ている。
【0014】一方、学童用クッション8は、両側面にベ
ルトガイド14が装着されており、使用時にはシートベ
ルト15のベルト16を掛けて学童の身体に合うように
している。シートベルト15のラッチ17を留めるバッ
クル18はシートクッション5に形成した長穴19内に
収納されており、シートベルト15の使用時に引き出す
ようにしている。
ルトガイド14が装着されており、使用時にはシートベ
ルト15のベルト16を掛けて学童の身体に合うように
している。シートベルト15のラッチ17を留めるバッ
クル18はシートクッション5に形成した長穴19内に
収納されており、シートベルト15の使用時に引き出す
ようにしている。
【0015】次に幼児用クッション7および学童用クッ
ション8の構造について図7ないし図16に従って説明
する。幼児用クッション7は図7ないし図11に示すよ
うに、クッション本体20内に図8に示すような補強プ
レート21を内装したものである。補強プレート21は
2枚のプレート22,23をピン24で回動可能に結合
し、一方のプレート23の両端部に固定用のステー25
を装着したものである。幼児用クッション7は、シート
バック6に内装されたフレーム26に装着されたセンタ
ーブラケット27とヒンジブラケット28にネジ29お
よびナット30を介して回動可能に螺着されている。幼
児用クッション7は、先端部を前下りの傾斜面Iに形成
され、かつ補強プレート21の接続個所で折曲げ可能に
形成され、幼児が脚を斜め下方向に伸ばせるようにして
ある。
ション8の構造について図7ないし図16に従って説明
する。幼児用クッション7は図7ないし図11に示すよ
うに、クッション本体20内に図8に示すような補強プ
レート21を内装したものである。補強プレート21は
2枚のプレート22,23をピン24で回動可能に結合
し、一方のプレート23の両端部に固定用のステー25
を装着したものである。幼児用クッション7は、シート
バック6に内装されたフレーム26に装着されたセンタ
ーブラケット27とヒンジブラケット28にネジ29お
よびナット30を介して回動可能に螺着されている。幼
児用クッション7は、先端部を前下りの傾斜面Iに形成
され、かつ補強プレート21の接続個所で折曲げ可能に
形成され、幼児が脚を斜め下方向に伸ばせるようにして
ある。
【0016】次に、学童用クッション8は図12ないし
図15に示すように、クッション本体31内に補強フレ
ーム32と、スプリング33を内装したもので、その先
端部を前下りの傾斜面Iに形成してある。補強フレーム
32はU字状に折曲げ、その両端部をフレーム34で連
結し、このフレーム34の一端折曲げ部と、補強フレー
ム32の一端部をクッション本体31の外部に突設させ
て固定用のヒンジアーム35を形成している。この学童
用クッション8はシートバック6のセンターブラケット
27とヒンジブラケット36にネジ37およびつば付ナ
ット38を介してヒンジアーム35を回動可能に螺着さ
れている。
図15に示すように、クッション本体31内に補強フレ
ーム32と、スプリング33を内装したもので、その先
端部を前下りの傾斜面Iに形成してある。補強フレーム
32はU字状に折曲げ、その両端部をフレーム34で連
結し、このフレーム34の一端折曲げ部と、補強フレー
ム32の一端部をクッション本体31の外部に突設させ
て固定用のヒンジアーム35を形成している。この学童
用クッション8はシートバック6のセンターブラケット
27とヒンジブラケット36にネジ37およびつば付ナ
ット38を介してヒンジアーム35を回動可能に螺着さ
れている。
【0017】図16はセンターブラケット27とヒンジ
アーム35との接続を示したもので、つば付バット38
をヒンジアーム35の取付穴35aに挿入し、つば付ナ
ット38にブッシュ39を嵌合すると共にこのブッシュ
39をセンターブラケット27の取付穴27aに圧入し
てワッシャ40を介してネジ37を螺合したものであ
る。なお、幼児用クッション7も同様にしてセンターブ
ラケット27の別の取付穴35aに取付けられている。
アーム35との接続を示したもので、つば付バット38
をヒンジアーム35の取付穴35aに挿入し、つば付ナ
ット38にブッシュ39を嵌合すると共にこのブッシュ
39をセンターブラケット27の取付穴27aに圧入し
てワッシャ40を介してネジ37を螺合したものであ
る。なお、幼児用クッション7も同様にしてセンターブ
ラケット27の別の取付穴35aに取付けられている。
【0018】上記シートバック6の凹部9内上辺部6a
は図17および図18に示すように、幼児用クッション
7および学童用クッション8の傾斜面Iに合致する斜面
Iに形成されている。この上辺部6aは幼児あるいは学
童が幼児用クッション7および学童用クッション8に坐
るときにヘッドレスト45の役目をするものである。
は図17および図18に示すように、幼児用クッション
7および学童用クッション8の傾斜面Iに合致する斜面
Iに形成されている。この上辺部6aは幼児あるいは学
童が幼児用クッション7および学童用クッション8に坐
るときにヘッドレスト45の役目をするものである。
【0019】41は幼児用クッション7とシートバック
6との間に設けられた保護用ネットであり、これは幼児
用クッション7を水平に保つものである。42はサイド
ドア43の内面に設けられたウィンドレギュレータであ
り、44はインサイドハンドルである。
6との間に設けられた保護用ネットであり、これは幼児
用クッション7を水平に保つものである。42はサイド
ドア43の内面に設けられたウィンドレギュレータであ
り、44はインサイドハンドルである。
【0020】上記構成による子供用シート付自動車シー
トの使用方法を説明する。大人が助手席シート2に坐る
場合は、幼児用クッション7および学童用クッション8
をシートバック6に収納して使用する(図3参照)。
トの使用方法を説明する。大人が助手席シート2に坐る
場合は、幼児用クッション7および学童用クッション8
をシートバック6に収納して使用する(図3参照)。
【0021】次に、幼児を乗せて走行する場合には、幼
児用クッション7を前方に倒して、幼児用クッション7
に幼児を坐らせ、幼児の身体に保護ベルト10を装着す
る(図4参照)。幼児は幼児用クッション7の傾斜面I
に沿って脚を出せるので楽な姿勢で坐ることができる。
こうして、保護者の側近くに幼児を坐らせて運転をする
ことができる。幼児からウィンドレギュレータ42およ
びインサイドハンドル44が遠くなることから、幼児に
よるこれらのものに対する操作を防止することができ
る。
児用クッション7を前方に倒して、幼児用クッション7
に幼児を坐らせ、幼児の身体に保護ベルト10を装着す
る(図4参照)。幼児は幼児用クッション7の傾斜面I
に沿って脚を出せるので楽な姿勢で坐ることができる。
こうして、保護者の側近くに幼児を坐らせて運転をする
ことができる。幼児からウィンドレギュレータ42およ
びインサイドハンドル44が遠くなることから、幼児に
よるこれらのものに対する操作を防止することができ
る。
【0022】また、幼児よりも少し成長した学童を乗せ
て走行する場合には、学童用クッション8を前方に倒し
て、これに学童を坐らせる。学童は学童用クッション8
の傾斜面Iに沿って脚を出せるので楽な姿勢で坐ること
ができる。学童には、車体に装備されているシートベル
ト15を装着する。シートベルト15のベルト16は学
童用クッション8に装着されているベルトガイド14に
引掛けてからバックル18に留める(図5参照)。こう
して、学童はシートクッション5に坐るよりも視界が開
け、かつシートベルト15のベルト16をベルトガイド
14に掛けて装着するので、身体の適正位置にシートベ
ルト15を装着することができる。
て走行する場合には、学童用クッション8を前方に倒し
て、これに学童を坐らせる。学童は学童用クッション8
の傾斜面Iに沿って脚を出せるので楽な姿勢で坐ること
ができる。学童には、車体に装備されているシートベル
ト15を装着する。シートベルト15のベルト16は学
童用クッション8に装着されているベルトガイド14に
引掛けてからバックル18に留める(図5参照)。こう
して、学童はシートクッション5に坐るよりも視界が開
け、かつシートベルト15のベルト16をベルトガイド
14に掛けて装着するので、身体の適正位置にシートベ
ルト15を装着することができる。
【0023】次に幼児と学童の二人を乗せて走行する場
合には、幼児用クッション7と学童用クッション8の両
方を前方に倒して使用する(図2参照)。こうして、幼
児と学童の二人を助手席シート2に乗せて走行すること
ができる。幼児および学童はシートバック6の上辺部6
aがヘッドレスト45の役目をするので、ヘッドレスト
45まで届かない学童であっても頭部を沿わせることが
できる。
合には、幼児用クッション7と学童用クッション8の両
方を前方に倒して使用する(図2参照)。こうして、幼
児と学童の二人を助手席シート2に乗せて走行すること
ができる。幼児および学童はシートバック6の上辺部6
aがヘッドレスト45の役目をするので、ヘッドレスト
45まで届かない学童であっても頭部を沿わせることが
できる。
【0024】また、幼児と共に大人が助手席シート2に
坐る場合には、幼児用クッション7を倒して幼児を坐ら
せ、大人はその横に坐ることができる(図4参照)。助
手席シート2の幅をフロアトンネル4の上部側まで延長
しているので、幼児と共に大人が坐ることもできる。
坐る場合には、幼児用クッション7を倒して幼児を坐ら
せ、大人はその横に坐ることができる(図4参照)。助
手席シート2の幅をフロアトンネル4の上部側まで延長
しているので、幼児と共に大人が坐ることもできる。
【0025】幼児用クッション7および学童用クッショ
ン8をシートバック6の凹部9に収納した状態では、凹
部9の上辺部6aが斜面Iに形成されているので、図1
8に示すように、凹部9内が外部からは見えない。
ン8をシートバック6の凹部9に収納した状態では、凹
部9の上辺部6aが斜面Iに形成されているので、図1
8に示すように、凹部9内が外部からは見えない。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による子供用
シート付自動車シートによれば、シートバックの前面
に、凹部を形成し、この凹部内に、下端部を中心に回動
して前方に倒れる幼児用クッションと、幼児用クッショ
ンより幅の広い学童用クッションを並設して内蔵した自
動車シートであって、上記幼児用クッションおよび学童
用クッションの先端部を、前倒し状態で、前下りの傾斜
面に形成し、これら傾斜面に合致する傾斜面を上記凹部
内上辺部に形成したので、幼児および学童は楽な姿勢で
脚を伸ばすことができる。また、シートバックの凹部内
は外部からは見えないのの外観の向上を図ることができ
る。
シート付自動車シートによれば、シートバックの前面
に、凹部を形成し、この凹部内に、下端部を中心に回動
して前方に倒れる幼児用クッションと、幼児用クッショ
ンより幅の広い学童用クッションを並設して内蔵した自
動車シートであって、上記幼児用クッションおよび学童
用クッションの先端部を、前倒し状態で、前下りの傾斜
面に形成し、これら傾斜面に合致する傾斜面を上記凹部
内上辺部に形成したので、幼児および学童は楽な姿勢で
脚を伸ばすことができる。また、シートバックの凹部内
は外部からは見えないのの外観の向上を図ることができ
る。
【図1】本発明の子供用シート付自動車シートを適用し
た一実施例を示す自動車の平面図である。
た一実施例を示す自動車の平面図である。
【図2】図1の室内を示す斜視図である。
【図3】幼児用クッションおよび学童用クッションを収
納した状態の斜視図である。
納した状態の斜視図である。
【図4】幼児用クッション使用状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図5】学童用クッション使用状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図6】助手席シートを示す正面図である。
【図7】幼児用クッションの取付構造を示す斜視図であ
る。
る。
【図8】幼児用クッションの補強プレートである。
【図9】幼児用クッションの平面図である。
【図10】図9の右側面図である。
【図11】図9のA−A線断面図である。
【図12】学童用クッションの取付構造を示す斜視図で
ある。
ある。
【図13】学童用クッションの平面図である。
【図14】図13の右側面図である。
【図15】図13のA−A線断面図である。
【図16】図12の組立状態におけるA−A線断面図で
ある。
ある。
【図17】学童用クッションに学童が坐った状態を示す
側面図である。
側面図である。
【図18】学童用クッションをシートバックの凹部に収
納した状態の合せ面を示す概念図である。
納した状態の合せ面を示す概念図である。
【図19】従来の子供用シート付自動車シートを示す斜
視図である。
視図である。
【図20】図19の子供用シートを前倒しにした状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図21】図19の子供用シートの使用状態を示す斜視
図である。
図である。
1 運転席シート 2 助手席シート 3 車体 4 フロアトンネル 5 シートクッション 6 シートバック 7 幼児用クッション 8 学童用クッション 9 凹部 10 保護ベルト 11 バックル 12 腹部保護パッド 13 ベルト 14 ベルトガイド 15 シートベルト 45 ヘッドレスト 6a 上辺部 I 傾斜面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高根 均 静岡県浜松市西伊場町6−407 (56)参考文献 実開 昭62−28641(JP,U) 特表 平6−507589(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60N 2/00 - 2/72 B60R 22/10
Claims (1)
- 【請求項1】 シートバックの前面に、凹部を形成し、
この凹部内に、下端部を中心に回動して前方に倒れる幼
児用クッションと、幼児用クッションより幅の広い学童
用クッションを並設して内蔵した自動車シートであっ
て、上記幼児用クッションおよび学童用クッションの先
端部を、前倒し状態で、前下りの傾斜面に形成し、これ
ら傾斜面に合致する傾斜面を上記凹部内上辺部に形成し
たことを特徴とする子供用シート付自動車シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04171422A JP3132158B2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 子供用シート付自動車シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04171422A JP3132158B2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 子供用シート付自動車シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0616073A JPH0616073A (ja) | 1994-01-25 |
JP3132158B2 true JP3132158B2 (ja) | 2001-02-05 |
Family
ID=15922843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04171422A Expired - Fee Related JP3132158B2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 子供用シート付自動車シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3132158B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2011270523B2 (en) * | 2010-06-22 | 2014-03-20 | Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha | Vehicle seat mounting structure |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP04171422A patent/JP3132158B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0616073A (ja) | 1994-01-25 |
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