JP3132098U - 折り畳み式携帯電話 - Google Patents

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Abstract

【課題】各種機能を有するアタッチメントの交換を手軽に行えるようにし、且つ、専用の充電器を用いることなくバッテリの充電を可能にすることで、拡張性の良い便利な折り畳み式携帯電話を提供する。
【解決手段】第一の筐体2と第二の筐体3とがヒンジ部4を介して開閉可能に連結されている折り畳み式携帯電話1において、第一の筐体2に、折り畳んだ際に第二の筐体3と相対する筐体内面7aの反対に位置する筐体外面9aに、コンセントに接続することによって、第二の筐体3に内蔵されているバッテリ9に充電可能な電源プラグ10を設けて、同電源プラグ10を介してアタッチメントの着脱を可能にする。
【選択図】図1

Description

本考案は、二つの筐体がヒンジ部を介して開閉可能に連結されている折り畳み式携帯電話の技術に関する。
折り畳み式(フリップ式とも呼ばれる)携帯電話は、液晶のディスプレイ等が設けられている第一の筐体と、電話番号をダイヤルしたり、メール等の文字入力を行う操作キー等が設けられている第二の筐体とがヒンジ部を介して連結されている。そして、携帯電話を使って電話やメールをする場合は、第一の筐体を第二の筐体に対して開いた状態にし、使用しないときには、第一の筐体と第二の筐体とを閉じて折り畳む。携帯電話に装着されているバッテリの充電は、コンセントに接続する電源プラグとバッテリの給電口に接続するアダプタとを備えた専用の充電器により行われている。
ところで、携帯電話の普及率は約80%と高く、特に若い世代ではほぼ1人1台の割合で携帯電話を所有している。これらの携帯電話の利用者の多くは、いつでも電話やメールを受け取ることができるように、携帯電話を常に自分の手の届くところに置いている。このように、いつも身近に置いている携帯電話を活用する様々な提案がなされている。例えば、鏡、口紅、ファンデーション、アイシャドウのような化粧用具を備えた携帯電話や(例えば、特許文献1参照)、ライター付き携帯電話(例えば、特許文献2参照)、芳香剤の噴霧装置を備えた携帯電話(例えば、特許文献3参照)などである。
特開2005−117248号公報(第4〜5頁、第1図) 特開2005−061671号公報(第5頁、第1図) 特開2006−019794号公報(第5頁、第1図)
しかしながら、上記したような携帯電話は、各機能を有する器具や装置が携帯電話の筐体と一体型になっているため、別の機能を有する器具や装置に変更する場合は、携帯電話自体を交換する必要がある。また、バッテリの充電は専用の充電器が必要になるため、充電器が手元にない場合は充電できないか、取扱店に行って充電しなければならない不便さがある。
そこで本考案は、各種機能を有するアタッチメントの交換を手軽に行えるようにし、且つ、専用の充電器を用いることなくバッテリの充電を可能にすることで、拡張性の良い便利な折り畳み式携帯電話を提供することを目的としている。
請求項1の折り畳み式携帯電話は、二つの筐体がヒンジ部を介して開閉可能に連結されている折り畳み式携帯電話であって、少なくとも一方の筐体に、折り畳んだ際に他方の前記筐体と相対する筐体内面の反対に位置する筐体外面に、コンセントに一対の端子刃を接続することによって、少なくとも一方の前記筐体に内蔵されているバッテリに充電可能な電源プラグを設けて、同電源プラグを介してアタッチメントの着脱を可能にすること特徴としている。
この請求項1にかかる折り畳み式携帯電話によれば、前記アタッチメントを着脱可能にすることによって、一台の携帯電話に対して各種機能を有したアタッチメントに交換することができるので、機能の拡張性を高めることができる。また、前記電源プラグを備えているので、専用の充電器が不要となり、手軽に充電を行うことができる。さらに、前記電源プラグを利用して前記アタッチメントの装着を行うため、別途連結部を設ける場合のように構造が複雑化することを避けることができる。
前記アタッチメントとしては、例えば、鏡・ファンデーションやパフ等を備えたコンパクト・香水容器等の化粧用具や、シェーバー・くし・マウススプレー容器等の身だしなみ用具、防犯用ブザー・防犯用スプレー等の防犯用具、ライター、小銭・札・薬等を入れる小物入れ、メモリカード用のケース、ボイスレコーダ、衣服に装着するためのクリップ、大容量バッテリパックなどがあげられる。
なお、前記電源プラグは前記第一の筐体及び前記第二の筐体の両方に設けることもでき、したがって、前記アタッチメントも両方の前記筐体に設けることができる。また、前記バッテリについても、前記第一の筐体及び前記第二の筐体の両方に内蔵することもできる。
請求項2にかかる折り畳み式携帯電話は、一対の端子刃を前記アタッチメントに設けた一対の接続口にそれぞれ差し込むことにより、前記電源プラグと前記アタッチメントとを連結することを特徴としている。この請求項2の折り畳み式携帯電話によれば、前記アタッチメントと前記電源プラグとが連結しやすくなる。
請求項3にかかる折り畳み式携帯電話は、一対の端子刃の先端部にはそれぞれ、コンセント内で係止される抜け止め用の穴を設けて、これらの前記抜け止め用の穴とアタッチメントに設けた接続部とを軸を介して連結することを特徴としている。この請求項3の折り畳み式携帯電話によれば、前記電源プラグと前記アタッチメントとを前記軸を介して連結することができるため、緩み等による前記アタッチメントの脱落を防止することができる。
請求項4にかかる折り畳み式携帯電話は、電源プラグを、一対の端子刃が固定された可動部と、同可動部を両方の前記端子刃に直交する軸と平行な軸周りに回転可能に支持する支持部とで構成し、同支持部を前記筐体に対し、前記可動部と同一方向に回転可能に取り付け、前記筐体外面に開口する孔を形成することにより設けた収納部に収納可能にすることを特徴としている。
請求項5にかかる折り畳み式携帯電話は、電源プラグを、一対の端子刃が固定された可動部で構成し、同可動部を前記筐体に対し、両方の前記端子刃に直交する軸と平行な軸周りに回転可能に取り付け、前記筐体外面に開口する孔を形成することにより設けた収納部に収納可能にすることを特徴としている。
これらの請求項4の折り畳み式携帯電話及び請求項5の折り畳み式携帯電話によれば、前記電源プラグを折り畳んで前記収納部に収納することができるため、不使用の前記電源プラグが前記携帯電話の操作性を阻害することがない。また、前記電源プラグに前記支持部が設けられている請求項5の折り畳み携帯電話は特にそうであるが、前記電源プラグの可動範囲が増すため、前記アタッチメントの着脱やコンセントに対して抜き差ししやすくなる。
請求項6にかかる折り畳み式携帯電話は、筐体に係止部を設け、前記アタッチメントを、電源プラグに連結するとともに、前記アタッチメントに設けた係合部を前記係止部に係合することにより取り付けることを特徴としている。この請求項6の折り畳み式携帯電話によれば、前記アタッチメントの不用意な脱落を防止することができる。
請求項7にかかる折り畳み式携帯電話は、筐体外面において一端部に前記電源プラグが設けるとともに他端部に前記係止部を設け、同係止部を前記端子刃側面と平行な方向に長さを有する断面あり状の溝とし、同溝を前記他端部から一端を外部に臨ませ、この溝の一端を開閉するストッパを、閉じる方向に付勢された状態で前記他端部に設ける。一方、前記係合部を、取り付けたときに前記筐体外面と相対する面に設けられ、前記係止部と同一方向に長さを有する断面あり状の突出部とし、前記係合部を、前記ストッパを開状態にして前記係止部内に滑り込ませることによって前記係止部に係止させることを特徴としている。
この請求項7の折り畳み式携帯電話によれば、前記係止部内に滑り込ませた前記係合部は、前記ストッパが閉じることによって前記係止部内に確実に保持されるため、前記アタッチメントの不用意な脱落を防止することができる。
請求項8にかかる折り畳み式携帯電話は、電源プラグを第一の筐体と第二の筐体との両方に設けることを特徴としている。この請求項8の折り畳み式携帯電話によれば、前記アタッチメントを前記第一の筐体と前記第二の筐体の両方に設けることができる。
請求項1の折り畳み式携帯電話は、使用者の好みに応じて機能を付加することができ、また、コンセントさえあれば何処でも充電することができる。しかも、アタッチメントの取り付けは電源プラグを介して行うので、別途取り付け部を設けることによって構造が複雑化することを避け、コストを押さえることができる。
請求項2の折り畳み式携帯電話は、アタッチメントの交換が簡単且つ手軽に行える。
請求項3の折り畳み式携帯電話は、アタッチメントの紛失を避けることができる。
請求項4及び請求項5の折り畳み式携帯電話は、使い易さが向上する。
請求項6の折り畳み式携帯電話は、アタッチメントの紛失を避けることができる。
請求項7の折り畳み式携帯電話は、係合部と係止部との厚みを抑えることができ、薄型の携帯電話に適用した場合でも、内部構造に与える影響が少なく、設計や製造がしずらくなることを避けることができる。
請求項8の折り畳み式携帯電話は、拡張性を高めることができる。
以下に、本考案にかかる折り畳み式携帯電話の実施形態について、図1〜11を参照しつつ説明する。図1及び2に示すように、フリップ式とも呼ばれる折り畳み式の携帯電話1は、略長方形で平たい形状の第一の筐体2と第二の筐体3とが、長手方向の一端部においてヒンジ部4を介して開閉可能に連結されている。
第一の筐体2のヒンジ部4側は二股形状になっており、その先端部には連結軸5を挿通するための軸筒部6がそれぞれ設けられていて、折り畳まれたときに第二の筐体3と相対する面(以下、筐体内面7a)には、図示しない液晶のカラーディスプレイが設けられている。一方、第二の筐体3は、ヒンジ部4側の幅方向両端部を長手方向に突出させた形状になっており、突出した部分の各先端部には連結軸5を挿通する軸筒部8が設けられていて、第一の筐体2と相対する面(以下、筐体内面7b)には電話番号をダイヤルしたり、文字入力などを行う操作キー(図示省略)が配設されている。この第二の筐体3にバッテリ9が内蔵されている。なお、バッテリは第一の筐体2及び第二の筐体3の両方に設けておくこともできるし、当然ながら第一の筐体2のみに設けておくこともできる。
上記ヒンジ部4は、連結軸5に第一の筐体2の軸筒部6と第二の筐体3の軸筒部8とを挿通して、第一の筐体2と第二の筐体3とを連結軸5に対して揺動可能にした構造で、第一の筐体2に設けられている軸筒部6は、長手方向の二箇所で分断されており、この分断された箇所に第二の筐体3の軸筒部8が嵌り込んだ状態になっている。
そして、第一の筐体2には、筐体内面7aの反対に位置する筐体外面9aに、コンセントに接続可能な電源プラグ10が設けられている。この電源プラグ10は、一対の端子刃11が固定されている可動部12と、同可動部12を両側から支持するとともに可動部12を両方の端子刃11に直交する軸と平行な軸周りに回転可能に支持している一対の板状部材からなる支持部13とで構成されている。支持部13を構成している各板状部材は長方形状に形成されており、長手方向の一端部が可動部12と連結され、他端部は第一の筐体2に設けられている電源プラグ用の収納部14内において、携帯電話1の開閉方向と同方向に回転可能に取り付けられている。
収納部14は、第一の筐体1の二股形状になっている間の部分に設けられており、電源プラグ10を折り畳んだ状態で収納可能になっている。即ち、支持部13をヒンジ部4側に回転させる一方(図1(c))、可動部12をヒンジ部4と反対側に回転させて電源プラグ10を折り畳めば収納部14に収めることができる(図1(b))。したがって、不使用の電源プラグ10が携帯電話の操作を妨げることがない。また、第一の筐体1のヒンジ部4側を二股形状にしているため、端子刃11の向きをヒンジ部4の方に向けることができるので充電がしやすくなる。なお、収納部14は、第一の筐体1の厚み方向において、筐体内面7a側の厚みを僅かに残した状態にして、残りの厚み分を二股形状とすることもできる。
また、第一の筐体2には、筐体外面9aにおけるヒンジ部4と反対の筐体先端部に、断面あり状の溝を第一の筐体2の長手方向(端子刃11の側面に平行な方向)に形成することにより係止部15が設けられている(図1(a)、(d))。この係止部15は、第一の筐体2のほぼ幅方向中央部に位置し、溝の一端を筐体先端部から外部に臨ませた形状になっている。
そして、第一の筐体2の筐体先端には、外部に臨ませている係止部15の端を塞ぐことができるストッパ16が、第一の筐体2の幅方向にスライド可能に取り付けられている。ストッパ16は係止部15を塞ぐ方向に付勢されており、付勢方向と逆方向にスライドさせることによって、係止部15の端を開放し外部に臨ませることができる。
このように、筐体外面9aに電源プラグ10と係止部15とが設けられている第一の筐体2には、各種アタッチメントの取り付けを行うことができる。例えば、身なり整えるための鏡や、ファンデーションなどを備えた化粧用のコンパクト、香水用容器、ケースからワンプッシュで飛び出すくし、マウススプレー用容器、シェーバー、ライター、小銭や札・薬等を入れることができる小物ケース、メモリカード用ケース、防犯ブザー、防犯スプレー用容器、ボイスレコーダ、ベルト等に取り付けたり、メモ用紙を挟むためのクリップ、大容量のバッテリなどである。
アタッチメントは、例えば、次のような形状を有している。即ち、図2(a)に示すように、アタッチメント100は、第一の筐体2の大きさに対応した略長方形の平たい形状に形成されており、長手方向の一方の端面には電源プラグ10の各端子刃11をそれぞれ挿入することができる一対の接続口101が設けられている。また、接続口101と反対の端部には、第一の筐体2に取り付けたときに筐体外面9aと相対する面102に、長手方向に連続する断面あり状の突出部を形成することによって、第一の筐体2の係止部15に着脱可能に係合する係合部103が設けられている(図2(a)、(b))。この係合部103は、断面が係止部15に比べてやや小さくなっており、外部に臨ませた側の端から係止部15内に滑り込ませることで係止部15に係止され、第一の筐体2の厚み方向に抜けないようになっている。
アタッチメント100の取り付けは、まず電源プラグ10の支持部13をヒンジ部4側に回転させて直立状態にするとともに(図1(c))、可動部12を支持部13と反対方向に回転させることにより、一対の端子刃11を第一の筐体2に対し平行の状態にする。そして、ストッパ16を移動させて係止部15の端を開放状態にし、接続口101を一対の端子刃11に対向させたアタッチメント100を、その係合部103を係止部15内に滑り込ませながらヒンジ部4側に移動させ、各接続口101に端子刃11それぞれ挿入するように電源プラグ10に連結する。このとき、ストッパ16は係合部103が係合部15内に完全に収まると元の位置に復帰するため、係合部103が係止部15内に保持されて、アタッチメント100の不用意な脱落が防止される。アタッチメント100と電源プラグ10との連結は、一対の端子刃11を一対の接続口101に接続する構造であるため、連結しやすくなっている。
一方、アタッチメント100の取り外しは、ストッパ16を移動させて係止部15の端を開いた状態にし、アタッチメント100をヒンジ部4と反対側に移動させて、係合部103を係止部15から引き出しつつ、端子刃11と接続口101とを分離することにより行う。
バッテリ9の充電は、アタッチメント100を電源プラグ10から取り外したうえで、一対の端子刃11をコンセントに差し込めば自動的に行うことができる。電源プラグ10を介して取り入れられた交流電流は、図示しないコンバータで直流電流に変換されてバッテリ9に蓄えられる。
次に、本考案にかかる携帯電話の変形例を説明する。なお、上記実施形態と同一又は相当するものは同一の符号で示している。図2(c)に示す携帯電話1’は、第一の筐体2’に設けられている電源プラグ10’が一対の端子刃11と可動部12とからなり、可動部12が直接収納部14に取り付けられている。アタッチメント100’は、第一の筐体2に取り付けたときにヒンジ部4側の端部に設けた接続部101’と、電源プラグ10’の端子刃11とがピン結合されることにより、電源プラグ10’と連結される。このように、ピン結合を用いれば、アタッチメント100’の不用意な脱落を防止できる。
また、取り付けたときに第一の筐体2の筐体外面9aと相対する面における接続部101’と反対の端部に、先端部を屈曲させてつめを設けた係合部103’が設けられている。一方、この係合部103’と係脱可能な係止部15’が、第一の筐体2の筐体外面9aにおいてヒンジ部4と反対の端部に形成した凹部内に設けられている。係止部15a’にもつめが突出して設けられており、係止部15a’のつめと係合部103’のつめとが係合するようになっている。したがって、アタッチメント100’は電源プラグ10’とのピン結合及び係合部103’と係止部15’との係合によって、第一の筐体2の筐体外面9aに取り付けられている。
上記の携帯電話1及び携帯電話1’は第一の筐体2(2’)にのみにアタッチメント100(100’)が取り付けられるようになっている実施形態を示したものであるが、第一の筐体2と第二の筐体3との両方にアタッチメント100を取り付け可能な構造とすることができる。
例えば、図3に示すように、第二の筐体3の筐体内面7bと反対の筐体外面9bに、電源プラグ10と係止部15及びストッパ16を、第一の筐体2の筐体外面9aと同じようにして設ける(図3(a))。この場合、第二の筐体3のヒンジ側4の端部は、第一の筐体2と同様に二股形状になっている。そして、アタッチメント100を第一の筐体2と同様にして第二の筐体3に取り付ける(図3(b))。こうすれば、携帯電話1の機能の拡張性を高めることができる。
ところで、上記の携帯電話1は電源プラグ10をコンパクトに折り畳むことができるため、収納部14を小さくできるメリットを有しているが、アタッチメント100の長手方向の長さが短くなるデメリットもある。このデメリットを解消し長いアタッチメント100を取り付け可能とするには、図4に示すように、電源プラグ10の収納部14において支持部12をヒンジ部4寄りに取り付ける。こうすると、支持部13をヒンジ部4側に回転させて直立状態にし、且つ、可動部12をヒンジ部4と反対に回転させて一対の端子刃11を第一の筐体2の筐体外面9aと平行にしたときに、端子刃11がヒンジ部4寄りの配置となるからである(図4(c))。よって、長いアタッチメント100を取り付けることが可能になる(図4(b))。
この場合も上記同様、第二の筐体3の筐体外面9bに電源プラグ10と係止部15及びストッパ16を第一の筐体2と同じように設けて、アタッチメント100を取り付けて機能を拡張することができる(図5(a))。なお、第二の筐体3の電源プラグ10を図1(b)のように設けて、電源プラグ10の位置が第一の筐体2と第二の筐体3とで異なるように構成することもできる(図5(b))。
次に、薄型タイプの折り畳み式携帯電話1の場合を説明する。図6に示すように、第一の筐体2及び第二の筐体3はヒンジ部4側が二股形状になっており、その間の第一の筐体2及び第二の筐体3にできた空間が電源プラグ10の収納部14になっている。そして、収納部14の内側に電源プラグ10の支持部13の一端部が回転可能に取り付けられている。電源プラグ10は、支持部13をヒンジ部4と反対に倒して携帯電話1の長手方向と平行にし、且つ、可動部12を支持部13と反対方向に回転させて端子刃11を前記長手方向と平行にすることによって、収納部14に収めることができる(図6(b))。なお、図4(a)のように、端子刃11が収まる部分を、第一の筐体2及び第二の筐体3に設けておけば、可動部12を支持部13と反対方向に回転させて、電源プラグ10を収納部14に収納することができる。
この携帯電話1にアタッチメント100を取り付ける場合には、支持部13をヒンジ部4側に回転させて直立状態にするとともに、可動部12をヒンジ部4と反対側に回転させて端子刃11を第一の筐体2と平行にして、アタッチメント100(図示省略)を電源プラグ10と連結するとともに、係合部103を係止部15に係合させる。
また、電源プラグ10の支持部13を、第一の筐体2と第二の筐体3との連結軸5に取り付けることができる。図6(d)に示すように、第二の筐体3の軸筒部8は筐体内面7b上のヒンジ部4側に設けられて、第一の筐体2と第二の筐体3とが連結軸5を介して開閉可能に連結されている。この連結軸5に、支持部13が第一の筐体2と第二の筐体3と共に揺動可能に取り付けられている。この構造であれば、支持部13を360°回転させることができ、任意の電源プラグ10を任意の方向に向けて充電することができる。
次に、アタッチメント100について図7〜11を参照しつつ説明する。図7(a)、(b)は化粧用のコンパクのアタッチメントを携帯電話1(図4(a))に取り付けた状態を示している。このアタッチメント100は、長方形状のトレイ104に上蓋105が長手方向における電源プラグ10側の端部で開閉可能に取り付けられたもので、トレイ104にはファンデーション106やパフ107が収められており、上蓋108の裏面には鏡が取り付けられている。
図7(c)、(d)は香水容器とライターとが一体になったアタッチメント100を携帯電話1に取り付けた状態を示している。このアタッチメント100は、長手方向における電源プラグ10側にあるボタン109を押し込むと、反対側の側面から香水が噴霧される仕組みになっている。また、反対側はライターになっており、キャップ110を開けてボタン111を押せば着火口112に火を着けることができる。
図8及び図9は、小物入れのアタッチメント100を携帯電話1に取り付けた状態を示している。図8(a)〜(c)のアタッチメント100は高さの低い長方形の箱型形状を有し、図8(b)は上蓋114が下容器113に対して幅方向の一端部で開閉可能に取り付けられており、図8(c)は上蓋114が下容器113に対して長手方向における電源プラグ10側の一端部で開閉可能に取り付けられている。図9(a)〜(d)は引き出しタイプであり、一側面に開口部117を有する中空の収納ケース115から引き出し116を引き出せるようになっている。図9(a)、(b)は引き出し116を長手方向に引き出すもので、図9(c)、(d)は引き出し116を幅方向に引き出すものである。
図10(a)は防犯ブザーのアタッチメント100を携帯電話1の第二の筐体3側に取り付けた状態を示している。なお、第一の筐体2の電源プラグ10は収納部に収納されている。この防犯ブザーのアタッチメント100はストラップ118を引けば大音量のアラーム音を鳴らすことができる。図10(b)はキーホルダーケースのアタッチメント100を携帯電話1に取り付けた状態を示している。このキーホルダーケースのアタッチメント100は、略長方形状で平たい中空ケース119の一部に出し入れ口120が開口されており、その内部には長手方向の電源プラグ10側の面に、複数のフック121が幅方向に所定の間隔で取り付けられている。キー122は出し入れ口120から中空ケース119内に入れフック121に引っ掛けておく。
図10(c)、(d)は、ワンプッシュで飛び出すくしのアタッチメント100を携帯電話1に取り付けた状態を示している。ワンプッシュで飛び出すくしのアタッチメント100は、略長方形状で平たい中空ケース123に、その長手方向における電源プラグ10側とは反対の側面に開口部125が設けられており、図示しないボタンを押すことによって内部に収納されているくし124が開口部125から飛び出す仕組みになっている。
図11(a)〜(d)はクリップのアタッチメント100を携帯電話1(図6(a))に取り付けた状態を示している。図11(a)、(b)に示すクリップのアタッチメント100は、略矩形の上片126と下片127とが長手方向の一端部で開閉可能に、且つ、閉じる方向に付勢した状態で連結されたものである。このアタッチメント100は、端子刃11と接続口とを接続する代わりに、上片126と下片127との連結軸128(接続部に相当)に端子刃11の先端部の孔129を嵌め込むことで連結されている。図11(a)、(b)のアタッチメント100は、下片127を上片126と同様に短くして、連結軸128と端子刃11とのみで連結しているものである。このように、クリップのアタッチメント100を携帯電話1に取り付けておけば、メモを挟んだり、ズボンのベルトに装着したりすることが可能になる。
また、図示は省略するが、大容量のバッテリのアタッチメントを取り付けておけば、携帯電話に内蔵されているバッテリ残量がなくなっても引き続き使用することができる。この大容量のバッテリのアタッチメントに蓄えられている電力は、電源プラグから供給するように構成することができる。
(a)は本考案にかかる折り畳み式携帯電話の実施形態を示す正面図、(b)は図(a)におけるA−A矢視断面図、(c)は図(b)の支持部を直立させた状態を示す図、図(d)は図(a)におけるB−B矢視部分拡大断面図。 (a)は図1(a)の折り畳み式携帯電話にアタッチメントを取り付けた状態を示す断面図、(b)は図(a)におけるC−C矢視断面図、(c)は本考案にかかる折り畳み式携帯電話の別の実施形態を示す断面図、図(d)は図(c)における係止部の部分拡大図。 (a)電源プラグと係止部及びストッパを第一の筐体と第二の筐体との両方に設けた携帯電話の断面図、(b)は図(a)に示す携帯電話の第一の筐体と第二の筐体との両方にアタッチメントを取り付けた状態を示す断面図。 (a)は本考案にかかる携帯電話のさらに別の実施形態を示し、(a)は携帯電話の正面図、(b)、(c)は図(a)におけるD−D矢視断面図、(d)はアタッチメントを第一の筐体に取り付けた状態を示す断面図。 図4の携帯電話の第一の筐体と第二の筐体との両方にアタッチメントを取り付けている状態を示す断面図、(b)は第一の筐体と第二の筐体とに設けた電源プラグの位置が長手方向において異なっている携帯電話を示し、各電源プラグにアタッチメントを取り付けた状態の断面図。 本考案を薄型タイプの携帯電話に適用した実施形態を示し、(a)は正面図、(b)は図(a)におけるE−E矢視断面図、(c)は支持部を直立させた状態を示す断面図、(d)は第一の筐体と第二の筐体との連結軸に電源プラグを取り付けている携帯電話の断面図、(e)は図(d)の電源プラグを回転させた状態の断面図。 (a)、(b)は化粧用コンパクトのアタッチメントを取り付けた携帯電話を示し、(a)は上蓋を閉じた状態の斜視図、(b)は蓋を開いた状態の斜視図。(c)、(d)は香水容器とライターとが一体になったアタッチメントが取り付けられている携帯電話を示し、(c)は香水を噴霧している状態の斜視図、(d)はライターのキャップを外した状態を示す斜視図。 (a)〜(c)は蓋付きの小物入れのアタッチメントを取り付けた携帯電話を示し、(a)は上蓋を閉じた状態の斜視図、(b)は幅方向に開閉する上蓋を開いた状態の斜視図、(c)は長手方向に開閉する上蓋を開いた状態の斜視図。 (a)〜(d)は小物入れのアタッチメントを取り付けた形態電話を示し、(a)は引き出しを収納している状態の斜視図、(b)は引き出しを長手方向に引き出した状態の斜視図、(c)は引き出しを収納している状態の斜視図、(d)は引き出しを幅方向に引き出した状態の斜視図。 (a)は防犯ブザーのアタッチメントを取り付けた携帯電話を示す斜視図。(b)はキーホルダーケースのアタッチメントを取り付けた携帯電話を示す斜視図。(c)、(d)はワンプッシュでケースから飛び出すくしのアタッチメントを取り付けた携帯電話を示し、(c)はくしを収納している状態の斜視図、(d)はくしが飛び出した状態を示す斜視図。 (a)、(b)はクリップのアタッチメントを取り付けた携帯電話を示す図で、(a)は第二の筐体の筐体外面側から見た図、(b)は側面図。(c)、(d)は別のクリップのアタッチメントを取り付けた携帯電話を示す図で、(a)は第二の筐体の筐体外面側から見た図、(b)は側面図。
符号の説明
1 折り畳み式の携帯電話
2 第一の筐体
3 第二の筐体
4 ヒンジ部
10 電源プラグ
7a 筐体内面
7b 筐体内面
9a 筐体外面
9b 筐体外面
100 アタッチメント

Claims (8)

  1. 二つの筐体がヒンジ部を介して開閉可能に連結されている折り畳み式携帯電話であって、
    少なくとも一方の筐体に、折り畳んだ際に他方の前記筐体と相対する筐体内面の反対に位置する筐体外面に、コンセントに一対の端子刃を接続することによって、少なくとも一方の前記筐体に内蔵されているバッテリに充電可能な電源プラグが設けられており、同電源プラグを介してアタッチメントの着脱が可能になっていることを特徴とする折り畳み式携帯電話。
  2. 前記一対の端子刃を前記アタッチメントに設けた一対の接続口にそれぞれ差し込むことにより、前記電源プラグと前記アタッチメントとが連結されることを特徴とする請求項1記載の折り畳み式携帯電話。
  3. 前記一対の端子刃の先端部にはそれぞれ、コンセント内で係止される抜け止め用の穴が設けられており、これらの前記抜け止め用の穴とアタッチメントに設けた接続部とが軸を介して連結されることを特徴とする請求項1記載の折り畳み式携帯電話。
  4. 前記電源プラグが、前記一対の端子刃が固定された可動部と、同可動部を両方の前記端子刃に直交する軸と平行な軸周りに回転可能に支える支持部とからなり、同支持部が前記筐体に対し、前記可動部と同一方向に回転可能に取り付けられており、前記筐体外面に開口する孔を形成することにより設けた収納部に収納可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の折り畳み式携帯電話。
  5. 前記電源プラグが、一対の端子刃が固定された可動部とからなり、同可動部が前記筐体に対し、両方の前記端子刃に直交する軸と平行な軸周りに回転可能に取り付けられ、前記筐体外面に開口する孔を形成することにより設けた収納部に収納可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の折り畳み式携帯電話。
  6. 前記筐体に係止部が設けられており、前記アタッチメントが、前記電源プラグに連結されるとともに、前記アタッチメントに設けた係合部を前記係止部に係止させることにより取り付けられることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の折り畳み式携帯電話。
  7. 前記筐体外面において一端部に前記電源プラグが設けられるとともに他端部に前記係止部が設けられ、同係止部は前記端子刃側面と平行な方向に長さを有する断面あり状の溝であって、同溝は前記他端部から一端を外部に臨ませており、この溝の一端を開閉するストッパが、閉じる方向に付勢された状態で前記他端部に設けられ、
    前記係合部は、取り付けたときに前記筐体外面と相対する面に設けられ、前記係止部と同一方向に長さを有する断面あり状の突出部であり、
    前記係合部を、前記ストッパを開状態にして前記係止部内に滑り込ませることによって前記係止部に係止させることを特徴とする請求項6に記載の折り畳み式携帯電話。
  8. 前記電源プラグが前記第一の筐体と前記第二の筐体との両方に設けられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の折り畳み式携帯電話。
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