JP3131873B2 - 粗粉砕装置 - Google Patents

粗粉砕装置

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JP3131873B2 JP10004728A JP472898A JP3131873B2 JP 3131873 B2 JP3131873 B2 JP 3131873B2 JP 10004728 A JP10004728 A JP 10004728A JP 472898 A JP472898 A JP 472898A JP 3131873 B2 JP3131873 B2 JP 3131873B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,粗粉砕装置に関
し,詳しくは,硬質材料であるタングステンカーバイト
等の原料となる固い塊りを粗粉砕するための粗粉砕装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】タングステン・カーバイト(以下,WC
と呼ぶ)粉末は,原料となるタングステンとカーボンと
の混合粉を充填ケースと呼ばれる容器に充填し,炉で熱
処理後,粉砕工程を経て製造される。この混合粉は,炉
で熱処理されると固い塊となるため,熱処理工程の次の
工程で粗粉砕,及びそれに続く微粉砕が必要とされる。
【0003】図4は従来技術による粗粉砕を行う装置の
概略構成を示す図である。図5は図4のB部分のジョー
クラッシャーを示す拡大図である。図6は図5のジョー
クラッシャーの動作を概略的に説明するための断面図で
ある。図4を参照すると,装置50は,手作業によって
破砕を行うための手動粉砕用原料容器51と,機械的粉
砕を行う装置とを備えている。機械的粉砕を行う装置
は,投入用シュート52と,さく岩機用架台53と,投
入フィダー54と,ジョークラッシャー投入口55と,
ジョークラッシャー56と,ジョークラッシャー受容器
62とを備えて構成されている。
【0004】この装置を用いて,粗粉砕する手順は,ま
ず,図4に示すように,充填ケースから取り出された4
00×200×300(mm)の大きさのWC半製品の
凝集粉(以下,ワークと呼ぶ)71を作業者がさく岩機
用架台53上で手動粉砕用原料容器51内にて手動式さ
く岩機を用いて粗粉砕装置(以下,ジョークラッシャー
と呼ぶ)にて処理出来る大きさ(最大80×80×80
mm)まで砕く。上記工程にて砕かれたワーク71は,
手動粉砕用原料容器51を矢印72に示すように,転倒
させて,最大高さ1500mm,最小高さ1000mm
の側壁を有する投入シュート52と,長さ500mmの
投入フィーダー54を通り,ジョークラッシャー投入口
55に供給される。
【0005】次に,図5及び図6を参照すると,ジョー
クラッシャー56には,固定歯57に対して角度をなす
ように動歯板58が設けられ,動歯板58の一端は,ス
イングジョー59に取り付けられ,他端側は,トグルプ
レート60及びテンションロッド61に支持されてい
る。
【0006】図6に最も良く示されるように,ジョーク
ラッシャー56に供給されたワークは,固定歯57に対
して,動歯板58がスイングジョー59の作用によって
動作軌跡65に示すように,揺動するので,粗粉砕前に
おいては,符号63に示されるように,固定歯57と動
歯板58に挟み込まれ,その圧接動作によって,次工程
の微粉砕装置で処理出来る大きさ(最大10×10×1
0mm)まで粉砕され,符号64で示される粗粉砕後の
状態となる。さらに,粉砕されたワークは,図4に示す
ジョークラッシャー受容器62に入り,次工程へ運搬さ
れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上述の
ジョークラッシャー56を使用する場合,作業者が,さ
く岩機用架台53上で手動粉砕用原料容器51内にある
ワークを手動式さく岩機を用い,ジョークラッシャー5
6で処理出来る大きさ(最大80×80×80mm)ま
で粉砕する必要がある。これは作業者にとって重労働で
あり,作業負担の大きい作業となっている。またこの作
業のため作業者が必ずついていなければならず作業効率
が悪く,将来自動無人運転化を考慮した時も問題となる
作業である。
【0008】また,上記の作業で粉砕されたワークは手
動粉砕用原料容器51を転倒,投入シュート52,投入
フィーダー54を通り,ジョークラッシャー投入口55
まで供給されるが,品種変更時これらすべてを清掃する
ことが必要となる。また,上述の工程で粉砕されたワー
クを一度でこぼれないように受けるため,投入シュート
52は高さが約1000mm,ジョークラッシャーに定
量供給するための投入フィーダー54も長さが約500
あり清掃範囲が非常に広くなっている。また,投入シュ
ート52からジョークラッシャー投入口55までの清掃
は,手動式さく岩機用架台53の下となるためやりづら
く,かなりの時間を費やし,作業効率の悪い作業となっ
ている。また,ジョークラッシャー本体についても開口
部が狭いため,固定歯57と動歯板58に付着したワー
クを取り除くことは非常に困難であり時間がかかるだけ
でなく,他品種混入の原因ともなっていた。
【0009】さらに,カーボンケースからのワークの取
出しからFLまで高さ4800mm,大きさも架台を含
め巾×奥行が3000mm×2800mmとかなりの大
型装置であり,設置スペースをとっている。将来,設備
増設の際,スペースが問題となる可能性がある。
【0010】一方,製造量を増加させるための下記
(イ)〜(ホ)に示す条件を満たす粗粉砕装置が要求さ
れている。しかし,市場にはその条件を満たすものがな
い。
【0011】(イ)固い塊が微粉砕装置で処理出来る大
きさ(最大10×10×10mm)まで粗粉砕できるこ
と。
【0012】(ロ)多品種の粉末を扱うため,清掃が短
時間でかつ容易に行える構造であること。
【0013】(ハ)作業負担の軽減及び作業効率の向上
につながる装置であること。
【0014】(ニ)出来る限りスペースのとらないコン
パクトな装置であること。
【0015】(ホ)将来,次工程も含めた自動化につな
がる装置であること。
【0016】そこで,本発明の技術的課題は,上記条件
を全て備えた粗粉砕装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明によれば,被粉砕
物を落下させて破砕する及び/又はプレス機によって破
砕する圧砕部と,破砕された被粉砕物をスクリューによ
って粉砕する粉砕部とを備え,前記圧砕部及び前記粉砕
部は,同時に作動し得るとともに一体化されて構成され
ている粗粉砕装置において,前記圧砕部は,前記プレス
機により水平方向に移動する移動加圧板と,前記移動加
圧板と対向する位置にある固定加圧板と,前記固定加圧
板の下端部に配置された破砕刃とを備え,前記粉砕部
は,前記スクリューとして,前記プレス圧砕部の下部に
位置し,前記プレス機に連動する駆動スクリューと,前
記駆動スクリューに平行に配置され,当該駆動スクリュ
ーの回転をギヤで受け同調回転する従動スクリューとを
備えていることを特徴とする粗粉砕装置が得られる。
【0018】また,本発明によれば,前記粗粉砕装置に
おいて,前記圧砕部及び前記粉砕部は,四角筒状の構造
体内に配置されていることを特徴とする粗粉砕装置が得
られる。
【0019】また,本発明によれば,前記いずれかの粗
粉砕装置において,前記粉砕部の前記駆動スクリュー及
び従動スクリューは,外周に突出するとともに螺旋状に
形成されたスクリュー山を夫々備え,前記夫々のスクリ
ュー山は,回転時干渉しない様にねじれ方向が互いに逆
向きの形状を成し,且つ前記駆動スクリュー及び従動ス
クリューは,当該一対のスクリュー間を一定間隔に保つ
よう同調回転するように構成されていることを特徴とす
る粗粉砕装置が得られる。
【0020】また,本発明によれば,前記粗粉砕装置に
おいて,前記一対のスクリューは,それぞれ前記スクリ
ュー山に粉砕刃を備えることを特徴とする粗粉砕装置が
得られる。
【0021】また,本発明によれば,前記粗粉砕装置に
おいて,前記粉砕刃が超硬チップからなることを特徴と
する粗粉砕装置が得られる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施の形態につい
て,図面を参照して説明する。
【0023】図1は本発明の実施の形態による粗粉砕装
置の全体構成を示す図である。図1に示すように,粗粉
砕装置は,角筒形状を備えた胴部21内に形成された圧
砕部20と,粉砕部30とを備えている。圧砕部20
は,胴部21の上端に設けられた原料投入口1と,この
原料投入口1の近傍に設けられた投入検知センサー2
と,胴部の一側部に設けられた油圧プレス3と,油圧プ
レス3の加圧側端部に設けられた移動加圧板4と,移動
加圧板4に対向して,胴部21内に設けられた固定加圧
板5と,移動加圧板4及び固定加圧板5の下方に設けら
れたワーク衝突板6とを備えている。また,粉砕部30
は,水平方向に並列に設けられた駆動粉砕スクリュー7
と,従動粉砕スクリュー8とを備え,さらに,胴部21
の下端に設けられた排出口9とを備えている。
【0024】図2(a)は図1の粗粉砕装置の圧砕部2
0側から粉砕部30を見た斜視図である。また,図2
(b)は(a)のワーク衝突板6を示す拡大斜視図であ
る。図2(a)に示すように,圧砕部20の固定加圧板
の下端で,駆動粉砕スクリュー7の上方には,ワーク衝
突板6が複数,この駆動粉砕スクリュー7の長さ方向に
並んで配置されている。このワーク衝突板6は,図2
(b)に示されるように,ワークを衝突させて破砕させ
るように,上部には,破砕刃6aが形成されている。
【0025】図3は図1の粗粉砕装置の粉砕部30の概
略構成を示す平面図である。図3に示すように,粉砕部
30は,駆動粉砕スクリュー7と,従動粉砕スクリュー
8と,駆動粉砕スクリュー7を駆動伝達部17を介して
回転させるモータ11と,駆動粉砕スクリュー7と従動
粉砕スクリュー8とを互いに逆方向に回転させるため
に,夫々のスクリュー7,8の軸部材13,16の一端
部に設けられ,互いに噛み合わさるギア10,10を夫
々備えている。
【0026】駆動粉砕スクリュー7は,胴部21内に配
置され,外周に破砕刃をなす超硬チップ19の先端部が
突出するように外周に沿って螺旋状に形成されたスクリ
ュー山12が設けられた部分と,その両端から軸方向に
胴部21を貫通し,突出した軸部材13,14を夫々備
えている。軸部材14の先端は,駆動伝達部17を介し
て,モータの回転軸に接続されている。駆動伝達部17
は互いに噛み合わさる歯車から形成されている。また,
軸部材13の先端には,ギア10が設けられている。こ
こで,軸部材13,14は駆動粉砕スクリュー7の円筒
部と一体物でも良く,また,スクリューの円筒部ととも
に回転できるように,スクリューの円筒部を貫通して芯
をなすようにする一本の軸又は互いに結合されて一体と
なっているものであっても良い。
【0027】一方,従動粉砕スクリュー8は,胴部21
内に配置され,外周に破砕刃をなす超硬チップ1の先端
部が突出するように外周に沿って螺旋状に形成されたス
クリュー山15が設けられた部分と,その両端から軸方
向に胴部21を貫通し,突出した軸部材16,17を夫
々備えている。軸部材17の先端は,図示しない軸受け
に支持されており,軸部材16の先端には,駆動粉砕ス
クリュー7の軸部材13のギア10と噛み合わさる同様
のギア10が設けられている。ここで,軸部材16,1
7は,従動粉砕スクリュー8の円筒部と一体物でも良
く,また,従動粉砕スクリュー8の円筒部とともに回転
できるように,スクリュー8内を芯を為す用に貫通した
一本の軸又は互いに結合されて一体となっているもので
あっても良い。
【0028】夫々のスクリュー7及び8のスクリュー山
12及び15は,互いに逆方向に回転するに従って,互
いに噛み合うように,互いに対称形に形成されており,
ワークは,矢印18で示されるように,軸方向に沿って
移動する。
【0029】次に,図1乃至図3を用いて,本発明の実
施の形態による粗粉砕装置の粗粉砕方法の動作について
説明する。本発明の実施の形態による粗粉砕装置では,
400×200×300mmの大きさのワークを微粉砕
装置で処理出来る大きさ(最大10×10×10mm)
まで粉砕することができる。
【0030】まず,第1工程において,原料投入口1よ
り投入されたワーク22は,ワーク衝突板6に衝突,そ
の落下による衝撃で大まかに破砕される。
【0031】次に,第2の工程において,ワーク投入の
有無を原料投入口1の側面に取り付けた投入検知センサ
ー2で確認後,油圧プレス3が可動する。油圧プレス3
によって,移動加圧板4が前進し,ワーク衝突板6で破
砕出来ない固い塊を固定加圧板5とではさみ圧砕する。
【0032】次に第3工程において,上記各工程で破砕
されたワーク22は10×10×10mm以下のものは
円周上に超硬チップ19がとりつけられた粉砕スクリュ
ー7,8間より排出口9へ落ち,粗粉砕完了となる。
【0033】尚,10×10×10mm以上のものはス
クリュー間を通過出来ないため第4工程となる。超硬チ
ップ19を備えたスクリュー山12,15が設けられた
粉砕スクリュー7,8は,油圧プレス3の可動と同時に
回転を始め,モーター11で駆動伝達部17を介して,
駆動粉砕スクリュー7を動かし,ギヤ10により従動粉
砕スクリュー8を回転させて互いのスクリューが干渉し
ない様,且つ隙間の調整を行なっている。駆動粉砕スク
リュー7と従動粉砕スクリュー8は互いに干渉しない様
ねじれが対称になっており,ギヤで同調させることによ
り隙間を一定に保ちながら逆回転させている。
【0034】この第4工程において,図3に示すよう
に,粉砕スクリューを正転,逆転させることによりスク
リュー上にあるワークを矢印18に示すように,軸方向
に沿う方向(左右に)移動させ,ほぐしながら砕いてい
く。ある一定の大きさになると2本のスクリューの円周
上のスクリュー山12,15を形成するように取り付け
られた超硬チップ19に食い込み,さらに粉砕されてス
クリュー間を通過し,粗粉砕完了となる。
【0035】このように,従来においては,作業者が手
動式さく岩機を用い,ジョークラッシャーで処理出来る
大きさまで破砕する作業が,本発明の実施の形態におい
ては,ワーク衝突板6による衝撃破砕と油圧プレス3に
よる移動加圧板4及び固定加圧板5による圧砕という機
械による処理に替えることが実現出来て,人手による作
業を省くことが出来る。従って,本発明の実施の形態に
おいては,作業者の労力負担の軽減につながり,且つ作
業者の混在しない無人化操業につなげることが出来る。
【0036】また,上述の破砕と圧砕の機械的解決手段
の一元化が破砕部20によって,実現出来たことによ
り,図4のところで説明したように,従来の手動粉砕用
原料容器51,投入シュート52,投入フィーダー5
4,ジョークラッシャー本体まで,約3500mmの高
さを約1000mmとすることが出来る。その結果,ワ
ークの接する場所が少なく清掃範囲が大幅に縮小するこ
とができる。
【0037】また,粗粉砕装置においても,開口部が4
20×300mmと広く,デッドゾーンのない簡単な構
造になったため,清掃効率が大幅に向上された。また,
他品種混入の可能性が少なくなり,品質向上にもつなが
る。
【0038】また,前記したように,従来の3000×
2800×4800(mm)の装置が,本発明の実施の
形態によれば,1250×1000×2000(mm)
とコンパクトな装置となり,設置スペースの縮小につな
がった。
【0039】また,本発明の実施の形態においては,粉
砕スクリュー7,8の回転スピードを変えることによ
り,定量供給が可能となり,次工程の微粉砕装置とライ
ン一体の自動化につなげることが出来る。
【0040】尚,本発明の実施の形態においては,粗粉
砕後のワークの大きさが一定であるためスクリューの軸
間を一定としたが,所望するワークの大きさに応じ軸間
を変えることも可能である。
【0041】具体的に,本発明の実施の形態による粗粉
砕装置を用いたところ,コンパクトな装置となり,設置
スペースが約1/6となった。また,1バッチあたりの
粉砕時間が,1時間から約15〜20分間となり,大幅
に減少された。またその間作業者がついている必要がな
くなり,無人化とすることが出来た。さらに,品種変更
時の清掃時間が2時間から約15分間に短縮され,作業
効率の向上につながった。また,清掃範囲も大幅に縮小
されたため作業労力の軽減にもつながった。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
粗粉砕方法を落下による破砕,プレスによる圧砕,スク
リューによる粗粉砕の各機構を装置として一体化したこ
とにより,コンパクトな装置となり,設置スペースの大
幅縮小につながる粗粉砕装置を提供することができる。
【0043】また,本発明によれば,装置本体が四角筒
状の構造であり,デットゾーンをなくしたことにより完
全排出が可能となり,歩留向上につながるとともに,清
掃範囲が大幅に縮小したことから,清掃もしやすくな
り,作業者の作業負担の軽減につながり,作業効率の向
上や他品種混入もなくなり品質向上にもつながる粗粉砕
装置を提供することができる。
【0044】また,本発明によれば,粗粉砕工程の機械
化によって粗粉砕方法を改善することができ,粉砕時間
が短縮され作業効率の向上につながった。また,作業者
が付きっきりしなくてもよい作業となり定量供給も可能
となったことから将来次工程である微粉砕装置とライン
を一本化し,自動無人化運転につなげることが可能であ
り,且つ工業化が容易である粗粉砕装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による粗粉砕装置の概略構
成を示す断面図である。
【図2】(a)は図1の粗粉砕装置の圧砕部20から粉
砕部30を見た斜視図である。(b)は(a)のワーク
衝突板6を示す拡大斜視図である。
【図3】図1の粗粉砕装置の要部を示す断面図である。
【図4】従来技術による粗粉砕装置を示す図である。
【図5】図4の粗粉砕装置の要部を示す図である。
【図6】図5の粗粉砕装置の要部の動作説明に供せられ
る概略図である。
【符号の説明】
1 原料投入口 2 投入検知センサー 3 油圧プレス 4 移動加圧板 5 固定加圧板 6 ワーク衝突板 6a 破砕刃 7 駆動粉砕スクリュー 8 従動粉砕スクリュー 9 排出口 10 ギヤ 11 モーター 12,15 スクリュー山 13,14,16,17 軸部材 19 超硬チップ 51 手動粉砕用原料容器 52 投入シュート 53 さく岩機用架台 54 投入フィーダー 55 ジョークラッシャー投入口 56 ジョークラッシャー 57 固定歯 59 スイングジョー 60 トグルプレート 61 テンションロッド 62 ジョークラッシャー受容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B02C 1/00 B02C 19/00 - 25/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被粉砕物を落下させて破砕する及び/又
    はプレス機によって破砕する圧砕部と,破砕された被粉
    砕物をスクリューによって粉砕する粉砕部とを備え,前
    記圧砕部及び前記粉砕部は,同時に作動し得るとともに
    一体化されて構成されている粗粉砕装置において,前記
    圧砕部は,前記プレス機により水平方向に移動する移動
    加圧板と,前記移動加圧板と対向する位置にある固定加
    圧板と,前記固定加圧板の下端部に配置された破砕刃と
    を備え,前記粉砕部は,前記スクリューとして,前記プ
    レス圧砕部の下部に位置し,前記プレス機に連動する駆
    動スクリューと,前記駆動スクリューに平行に配置さ
    れ,当該駆動スクリューの回転をギヤで受け同調回転す
    る従動スクリューとを備えていることを特徴とする粗粉
    砕装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の粗粉砕装置において,前
    記圧砕部及び前記粉砕部は,四角筒状の構造体内に配置
    されていることを特徴とする粗粉砕装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の粗粉砕装置におい
    て,前記粉砕部の前記駆動スクリュー及び従動スクリュ
    ーは,外周に突出するとともに螺旋状に形成されたスク
    リュー山を夫々備え,前記夫々のスクリュー山は,回転
    時干渉しない様にねじれ方向が互いに逆向きの形状を成
    し,且つ前記駆動スクリュー及び従動スクリューは,当
    該一対のスクリュー間を一定間隔に保つよう同調回転す
    るように構成されていることを特徴とする粗粉砕装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の粗粉砕装置において,前
    記一対のスクリューは,それぞれ前記スクリュー山に粉
    砕刃を備えることを特徴とする粗粉砕装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の粗粉砕装置において,前
    記粉砕刃が超硬チップからなることを特徴とする粗粉砕
    装置。
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