JP3131726B2 - 射出成形機の型締力設定方法 - Google Patents

射出成形機の型締力設定方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は異なる複数の金型を
同時に型締する型締装置を備えた射出成形機の型締力設
定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、可動盤と固定盤間に配した異なる
複数の金型を、当該各金型の位置に対応して配した複数
の型締用アクチュエータにより同時に型締する型締装置
を備えた射出成形機は、例えば、特公平3−69694
号公報で知られている。
【0003】この種の射出成形機は複数の金型、例え
ば、一次成形を行う一次金型と二次成形を行う二次金
型、さらに、各金型に対応する一対の型締用アクチュエ
ータをそれぞれ備え、成形時には、各型締用アクチュエ
ータにより各金型を同時に型締するとともに、最初に、
一次金型により一次成形を行った後、各可動型を反転
(交換)し、二次金型により二次成形を行うもので、こ
れにより、二層(二色)成形品が成形される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近時、製品
の多様化や成形工程の合理化、或いはTPE等に代表さ
れる新素材の開発により、従来の二色成形に代わって異
材質成形が多くなりつつある。異材質成形の場合には、
例えば、後工程で組付けていたパッキンを一体成形する
等、一次金型のキャビティ内面積と二次金型のキャビテ
ィ内面積の差が大きくなる傾向がある。このため、一次
金型と二次金型間における型締力のアンバランス拡大に
より、各金型に対して的確な型締力が付与されず、結
局、一方の金型、特に、二次金型での成形時にバリ不良
を発生するなど、成形品質の低下を生じやすい問題があ
った。
【0005】また、各金型に対して的確な型締力が付与
されなくなることから、型締時に無駄なエネルギーが発
生し、省エネルギ性及び経済性の面でも好ましくない。
【0006】本発明はこのような従来の技術に存在する
課題を解決したものであり、バリ不良の発生を確実に防
止し、常に高い成形品質を確保できるとともに、省エネ
ルギ性及び経済性を高めることができる射出成形機の型
締力設定方法の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び実施の形態】本発明に
係る射出成形機の型締力設定方法は、可動盤3と固定盤
4間に配した異なる複数の金型2a,2bを、当該金型
2a,2bの位置に対応して配した複数の型締用アクチ
ュエータ5a,5bにより同時に型締する型締装置1を
備える射出成形機Mにおいて、複数の金型2a,2bに
おける各可動型2am,2bmの進退方向位置をそれぞ
れ検出する型位置センサ6a,6bを、各可動型2a
m,2bmの位置に対応させて設けるとともに、複数の
金型2a,2bに樹脂Ma,Mbを充填させた際におけ
る型位置センサ6a,6bから得る検出値Da,Dbに
基づいて各金型2a,2bに対する型締力を設定するよ
うにしたことを特徴とする。
【0008】この場合、好適な実施の形態によれば、型
位置センサ6a,6bにより、可動型2am,2bmを
支持する可動盤ユニット7の端部位置を検出して、可動
型2am,2bmの進退方向位置を検出できる。また、
型締力を設定するに際しては、金型2a,2bへの樹脂
Ma,Mbの充填中に、型位置センサ6a,6bから得
る検出値Da,Dbと予め設定した型締位置に対応した
基準値Sa,Sbの偏差が零になるように型締力に対す
るフィードバック制御を行うとともに、充填中に付与さ
れる型締力の検出結果に基づいて設定することもできる
し、或いは、予め、所定の大きさの型締力を付与すると
ともに、金型2a,2bへの樹脂Ma,Mbの充填中に
おける型位置センサ6a,6bの検出データXa,Xb
を表示部8に表示し、かつ当該表示部8の表示に基づい
て設定することもできる。
【0009】これにより、異なる複数の金型2a,2b
を対応する複数の型締用アクチュエータ5a,5bによ
り同時に型締する場合であっても、樹脂Ma,Mbの充
填中における型位置センサ6a,6bから得る検出結果
を利用して、各金型2a,2bに対する型締力がそれぞ
れ個別に設定されるため、各金型2a,2bに対して的
確な型締力が確実に設定されるとともに、各金型2a,
2bに対して必要な最小限の型締力が設定可能となる。
【0010】
【実施例】次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図
面に基づき詳細に説明する。
【0011】まず、本発明に係る型締力設定方法を実施
できる射出成形機Mの構成について、図2を参照して説
明する。
【0012】射出成形機Mは、型締装置1と、仮想線で
示す一対の射出装置10a,10bを備える。型締装置
1において、4は固定盤であり、この固定盤4の四隅に
はクランプシャフト11…の一端を直角に固定するとと
もに、各クランプシャフト11…の他端はシリンダユニ
ット12に固定する。また、各クランプシャフト11…
には可動盤3をスライド自在に装填する。この可動盤3
の内面には回転盤13を重ねて配するとともに、可動盤
3の外面には当該回転盤13を180゜単位で回転させ
る回転駆動部14を取付ける。なお、可動盤3,回転盤
13及び回転駆動部14は可動盤ユニット7を構成す
る。
【0013】一方、回転盤13上であって中心に対して
180゜対向する位置には、一対の可動型2am,2b
mを取付けるとともに、各可動型2am,2bmに対面
する固定盤4上には、一対の固定型2ac,2bcを取
付ける。これにより、一対の金型2aと2bが構成さ
れ、固定型2ac側が一次金型2a、また、固定型2b
c側が二次金型2bとなる。なお、各可動型2am,2
bmは交互に反転(交換)して用いられるため、符号2
am,2bmは、個々の可動型を指すものではなく、固
定型2acに対向する可動型が2amとなり、固定型2
bcに対向する可動型が2bmとなる。
【0014】他方、シリンダユニット12における一次
金型2aの位置に対応する部位には型締シリンダ15a
(型締用アクチュエータ5a)を設けるとともに、二次
金型2bの位置に対応する部位には型締シリンダ15b
(型締用アクチュエータ5b)を設ける。各型締シリン
ダ15a,15bにはそれぞれ型締ピストン16a,1
6bを内蔵し、各型締ピストン16a,16bのロッド
先端は可動盤3に固定する。
【0015】また、可動盤3と固定盤4間には型位置セ
ンサ6a,6bを配設する。この場合、型位置センサ6
a,6bは可動盤3の端部と固定盤4の端部間、より具
体的には可動盤3(回転盤13)の軸線に対する直角方
向であって、各可動型2am,2bmを通る直線上にお
ける可動盤3(可動盤ユニット7)の端部間に配設する
ことにより、各可動型2am,2bmの進退方向位置を
間接的に検出する。型位置センサ6a,6bをこのよう
に配することにより、可動型2am(又は2bm)が僅
かに変位した場合であっても、拡大された変位量を検出
できるため、検出の確実性と精度が高められる。なお、
型位置センサ6a,6bとしては、リニアスケール,ポ
テンショメータ等の各種位置センサを利用できる。
【0016】他方、各型締シリンダ15a,15bは油
圧回路20に接続する。油圧回路20は一次回路部20
aと二次回路部20bからなり、一次回路部20aは油
圧ポンプ21,型締力調整弁22,サーボ弁23及び型
締力センサ24を備えるとともに、二次回路部20bは
油圧ポンプ21,型締力調整弁25,サーボ弁26及び
型締力センサ27を備える。
【0017】また、30は各種シーケンス制御等を行う
コンピュータ機能を備えた制御部であり、この制御部3
0の入力側には、各型位置センサ6a,6bと、各型締
力センサ24,27をそれぞれ接続するとともに、制御
部30の出力側には型締力調整弁22,25と、サーボ
弁23,26をそれぞれ接続する。さらに、制御部30
にはCRT等の表示部8を接続する。
【0018】次に、このような射出成形機Mを用いた本
発明の第一実施例に係る型締力設定方法について、図3
に示すフローチャートと共に、図1及び図2を参照して
説明する。
【0019】まず、型締シリンダ15a,15bの後油
室に圧油を供給し、型締ピストン16a,16bを前進
させて型締を行う。一方、型位置センサ6aからは可動
型2amの進退方向位置が検出され、得られた検出値D
aは、制御部30に内蔵する処理アンプ31aを介して
比較処理部32aの一方の入力部に付与される。また、
比較処理部32aの他方の入力部には可動型2amの型
締位置に対応した基準値Saが付与されるとともに、比
較処理部32aの出力部からは検出値Daと基準値Sa
の偏差に基づく制御信号が出力し、この制御信号は処理
アンプ33aを介して型締力調整弁22に付与される。
同様に、型位置センサ6bからは可動型2bmの進退方
向位置が検出され、得られた検出値Dbは、処理アンプ
31bを介して比較処理部32bの一方の入力部に付与
される。また、比較処理部32bの他方の入力部には基
準値Sbが付与されるとともに、比較処理部32bの出
力部からは検出値Dbと基準値Sbの偏差に基づく制御
信号が出力し、この制御信号は処理アンプ33bを介し
て型締力調整弁25に付与される。
【0020】このような制御系により、可動型2am,
2bmが少しでも開こうとすれば、比較処理部32a,
32bの出力部から制御信号が出力し、型締力調整弁2
2,25は型締力が大きくなるようにフィードバック制
御される。したがって、金型2a,2bは、常時、必要
な最小限の型締力で型締される。
【0021】よって、今、一次側の射出装置10aから
一次金型2aに第一樹脂Maを射出充填することにより
一次成形を行えば、金型2aへの第一樹脂Maの充填が
進行するに従って、型締力が大きくなるように制御され
る。したがって、射出工程が終了した時点において、例
えば、検出された型締力の最大値に対して所定の余裕度
を考慮した一定値を加算すれば、目的とする型締力を得
ることができ、得られた型締力を設定値として設定でき
る(ステップS1,S2)。
【0022】一方、一次成形により得られた一次成形品
に対して良否判別を行う。不良品の場合には射出装置1
0a側における射出条件を変更し、良品が得られるま
で、以上の処理を繰り返す(ステップS3,S4)。良
品の場合には、可動盤3を後退させて型開し、回転盤1
3を180゜回転させることにより、一次金型2aと二
次金型2bの可動型2am,2bmを反転させた後、型
締する(ステップS3,S5)。
【0023】そして、二次側の射出装置10bから、既
に第一樹脂Maが充填された二次金型2bに第二樹脂M
bを射出充填して二次成形を行う(ステップS6)。二
次成形においても、一次成形と同様に、金型2bへの第
二樹脂Mbの充填が進行するに従って、型締力が大きく
なるように制御されるため、射出工程が終了した時点に
おいて、例えば、検出された型締力の最大値に対して所
定の余裕度を考慮した一定値を加算すれば、目的とする
型締力を得ることができ、得られた型締力を設定値とし
て設定できる(ステップS7)。
【0024】また、二次成形により得られた二次成形品
(二層成形品,二色成形品)に対して良否判別を行う。
良品の場合には自動成形工程に移行する(ステップS
8,S9)。不良品の場合には、射出装置10b側にお
ける射出条件を変更し、良品が得られるまで、以上の処
理を繰り返す(ステップS8,S10,S11,S1
2,S13,S14)。そして、良品が得られれば、自
動成形工程に移行する(ステップS9)。
【0025】このような一次金型2a及び二次金型2b
に対する型締力設定方法により、目的とする型締力を自
動化処理により容易に設定できるとともに、必要な最小
限の型締力を各金型毎に的確に設定できる。
【0026】次に、本発明の第二実施例に係る型締力設
定方法について、図4に示すフローチャートと共に、図
2,図5及び図6を参照して説明する。第二実施例と第
一実施例の異なる点は、第一実施例が自動で設定するの
に対して、第二実施例はマニュアル操作により設定する
点である。
【0027】まず、型締シリンダ15a,15bの後油
室に圧油を供給し、型締ピストン16a,16bを前進
させて型締を行う。この際の型締力は最大型締力の80
%に設定する。そして、一次側の射出装置10aから一
次金型2aに第一樹脂Maを射出充填して一次成形を行
う(ステップS21)。そして、一次成形により得られ
た一次成形品に対して良否判別を行う。不良品の場合に
は、射出条件を変更し、良品を得るまで、以上の処理を
繰り返す(ステップS22,S23)。
【0028】一方、良品の場合には、可動盤3を後退さ
せて型開し、回転盤13を180゜回転させることによ
り、一次金型2aと二次金型2bの可動型2am,2b
mを反転させた後、型締する(ステップS22,S2
4)。この場合の型締力も一次成形と同様に最大型締力
の80%に設定する。
【0029】次いで、二次側の射出装置10bから、既
に第一樹脂Maが充填された二次金型2bに第二樹脂M
bを射出充填して二次成形を行う(ステップS25)。
そして、二次成形により得られた二次成形品に対して良
否判別を行う。良品の場合には、自動成形工程に移行す
る(ステップS26,S27)。
【0030】他方、不良品の場合であって、バリ不良が
発生していれば、型締力が不十分であるため、図6に示
すように型位置センサ6a,6bから得られる可動型2
am,2bmの進退方向位置(型位置変位量)の経時変
化を示す検出データXa,Xbを表示部8に表示する
(ステップS28,S29)。この際、射出装置10b
側の射出工程に係わるプロファイルを一緒に表示し、検
出データXa,Xbと対比できるようにすることが望ま
しい。なお、図5は二次金型2bが開いて、二次金型2
b側に位置する可動盤3の端部位置が正規の型締位置X
hから開方向にLbだけ変位するとともに、一次金型2
a側に位置する可動盤3の端部位置が正規の型締位置X
hから閉方向にLaだけ変位した状態を示している。図
6は、この状態を型位置センサ6a,6bにより検出し
た結果であり、一方の型位置センサ6aは負側の変位量
Laを出力し、他方の型位置センサ6bは正側の変位量
Lbを出力する。
【0031】よって、表示部8に表示される検出データ
Xa,Xbからは、二次金型2bに対する型締力が不足
している点が読み取れるため、マニュアル操作により二
次金型2bに対する型締力を高めればよい。さらに、表
示部8に表示されるプロファイルを考慮して、射出装置
10b側における充填末期の射出速度を低下させること
によりピーク圧力の発生を抑えたり、或いは保圧切換点
を早めに設定することによりピーク圧力を抑えるなど、
必要な射出条件の変更を行うことができる(ステップS
30)。以上の処理は良品が得られるまで繰り返す(ス
テップS31,S32,S33,S34)。そして、良
品が得られれば、自動成形工程に移行させる(ステップ
S27)。
【0032】以上、実施例について詳細に説明したが、
本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、
細部の構成,形状,手法,数量等において、本発明の要
旨を逸脱しない範囲で任意に変更できる。
【0033】例えば、金型は一対の場合を例示したが、
三以上であってもよい。また、型締用アクチュエータは
型締シリンダを用いた油圧式を例示したが、サーボモー
タを用いた電動式であってもよい。さらに、型位置セン
サの配設位置は例示に限られるものではない。
【0034】
【発明の効果】このように、本発明に係る射出成形機の
型締力設定方法は、複数の金型における各可動型の進退
方向位置をそれぞれ検出する型位置センサを、当該各可
動型の位置に対応させて設けるとともに、複数の金型に
樹脂を充填させた際における型位置センサから得る検出
値に基づいて各金型に対する型締力を設定するようにし
たため、次のような顕著な効果を奏する。
【0035】 異なる複数の金型を対応する複数の型
締用アクチュエータにより同時に型締する場合であって
も、各金型毎に的確な型締力を設定できるため、バリ不
良の発生を確実に防止し、常に高い成形品質を確保でき
る。
【0036】 各金型に対して必要な最小限の型締力
を設定できるため、省エネルギ性及び経済性を高めるこ
とができる。
【0037】 好適な実施の形態により、可動型を支
持する可動盤ユニットの端部位置を検出して、可動型の
進退方向位置を検出すれば、可動型が僅かに変位した場
合であっても、拡大された変位量を検出できるため、検
出の確実性と精度を高めることができる。
【0038】 好適な実施の形態により、金型への樹
脂の充填中に、型位置センサから得る検出値と予め設定
した型締位置に対応した基準値の偏差が零になるように
型締力に対するフィードバック制御を行うとともに、充
填中に付与される型締力の検出結果に基づいて型締力を
設定すれば、当該型締力を自動化処理により容易に設定
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例に係る型締力設定方法を実
施する際における射出成形機の要部構成図、
【図2】本発明の型締力設定方法を実施できる射出成形
機(型締装置)の構成図、
【図3】本発明の第一実施例に係る射出成形機の型締力
設定方法の処理手順を示すフローチャート、
【図4】本発明の第二実施例に係る射出成形機の型締力
設定方法の処理手順を示すフローチャート、
【図5】可動型が型締位置から変位した状態を示す説明
図、
【図6】本発明の第二実施例に係る型締力設定方法に用
いる表示部を示す説明図、
【符号の説明】
1 型締装置 2a… 金型 2am…可動型 3 可動盤 4 固定盤 5a… 型締用アクチュエータ 6a… 型位置センサ 7 可動盤ユニット 8 表示部 M 射出成形機 Ma… 樹脂 Da… 検出値 Sa… 基準値 Xa… 検出データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/84

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動盤と固定盤間に配した異なる複数の
    金型を、当該金型の位置に対応して配した複数の型締用
    アクチュエータにより同時に型締する型締装置を備える
    射出成形機の型締力設定方法において、前記複数の金型
    における各可動型の進退方向位置をそれぞれ検出する型
    位置センサを、当該各可動型の位置に対応させて設ける
    とともに、前記複数の金型に樹脂を充填させた際におけ
    る前記型位置センサから得る検出値に基づいて各金型に
    対する型締力を設定することを特徴とする射出成形機の
    型締力設定方法。
  2. 【請求項2】 前記型位置センサにより、前記可動型を
    支持する可動盤ユニットの端部位置を検出して、前記可
    動型の進退方向位置を検出することを特徴とする請求項
    1記載の射出成形機の型締力設定方法。
  3. 【請求項3】 前記金型への樹脂の充填中に、前記型位
    置センサから得る検出値と予め設定した型締位置に対応
    した基準値の偏差が零になるように型締力に対するフィ
    ードバック制御を行うとともに、充填中に付与される型
    締力の検出結果に基づいて型締力を設定することを特徴
    とする請求項1記載の射出成形機の型締力設定方法。
  4. 【請求項4】 予め、所定の大きさの型締力を付与する
    とともに、前記金型への樹脂の充填中における前記型位
    置センサの検出データを表示部に表示し、かつ当該表示
    部の表示に基づいて型締力を設定することを特徴とする
    請求項1記載の射出成形機の型締力設定方法。
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