JP3131330U - 脳内活性化カレンダー - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷適性および各種筆記具適性に優れた用紙を使用し、カレンダーとしての機能を果たした後に、脳内活性に役立つ脳内活性化カレンダーを提供する。
【解決手段】カレンダー用紙になぞり書き練習用文字が薄墨印刷されており、薄墨印刷部dと日付印刷部eがミシン目fにより上下切り離し可能であって、該用紙はステキヒトサイズ度3秒以上、平滑度は10〜500秒、白色度は40%以上であることが好ましい脳内活性化カレンダー。
【選択図】図2

Description

本考案は、カレンダーとして使用するだけでなく、カレンダーとしての機能を果たした後に、さらに脳内活性化に役立つカレンダーに関する。
多くの場合、カレンダーは、その月が終わればその用紙は消耗品となってしまうが、そのような中で、さまざまな機能性付与や工夫がなされたものも出回っている。例えば、特許文献1は、塗り絵式安全標語を印刷したカレンダー、特許文献2は、日めくり式短冊カレンダーにことわざを印刷したもの、特許文献3は、使用目的に関するイラストや写真などの表現形態を差し替え可能にし、マーカーを用いてその暦の目標評価が行えるカレンダー、特許文献4は、カレンダー用紙の裏面に翌月に関する内容を記載できるようにして、使い終った月のカレンダーも再利用可能としたもの、特許文献5は、クーポン付きや配達メニューを記載することで販促ツールとなるカレンダーである。
しかしながら、どれも、その機能性を付与するためのカレンダー用紙としての規定がなく、また、機能性に関しても、購入、使用する人の脳内活性化に役立つものではない。
特開2003−12252号公報 特開2004−130567号公報 特開2005−145025号公報 特開2005−313471号公報 特開2005−319719号公報
上記のように、各種機能カレンダーが発売されているものの、昨今の風潮から、より購入者、使用者が脳内活化に役立つものが望まれている。
本考案者らは、上記課題を解決するため、鋭意研究を重ね、以下のカレンダーを開発作製するに至った。
すなわち、考案の第1は、表紙とその他複数の用紙により構成されるカレンダーであって、各用紙の表面には、日付の他に、なぞり書き練習用文字が薄墨印刷されている。
考案の第2は、該用紙において、なぞり書き練習用文字は、用紙の上半分に、日付は用紙の下半分に印刷がされており、ミシン目によって、上下を切り離し可能である。
考案の第3は、該用紙のJIS P 8122ステキヒトサイズ度が、3秒以上である。
考案の第4は、該用紙のJ.TAPPI−5(王研式平滑度)平滑度が、10〜500秒である。
考案の第5は、該用紙のJIS P 8148(ISO白色度)白色度が、40%以上である。
本考案のカレンダーは、カレンダーとして日付を表示するだけでなく、カレンダーとしての機能を果たした後に、なぞり書き練習をすることで、脳内活性化に役立つだけでなく、額に入れて装飾用にも使用可能である。
次に、本考案に実施形態を図面に基づいて説明するが本考案はこの例に限定されるものではない。
図1.図2は本考案を実施する形態の一例であって図1は本考案の脳内活性カレンダーの斜視図であって、図2は平面図である。
図1に本考案に係るカレンダーの一実施形態における外観斜視図を示す。図1において、aはカレンダー表紙、bはカレンダー用紙を示している。カレンダーは、1枚のカレンダー用紙に何ヶ月分表示するかによって、全体の枚数が異なる。例えば、1ヶ月分を1枚に表示する場合には、カレンダー用紙が12枚必要であり、カレンダー表紙を合わせて全体で13枚構成となる。本実施形態では、カレンダー用紙1枚に1ヶ月分を表示した13枚構成のカレンダーの場合を例にとって説明する。したがって、カレンダー用紙は、12枚必要となる。カレンダーは、カレンダー表紙aとカレンダー用紙bが綴じ具cにより綴じられて一体に形成されている。綴じ具cとしては、紙や天金具など周知のものを用いることができるが、環境問題に配慮すると紙を用いることが望ましい。綴じ具cは、カレンダー表紙aおよび1番下側のカレンダー用紙に塗布された糊と圧着する等の手法により綴じられることになる。また、カレンダー表紙aの綴じ具cと下端と接する位置には、図面左右方向に沿ってミシン目が設けられており、このミシン目に従ってカレンダー表紙aをカレンダー本体から切離すことができるようになっている。
また、図2に示すようにカレンダー用紙のそれぞれには、薄墨印刷部dと日付印刷部eがあり、その間にミシン目fを設けることにより、薄墨印刷部と日付印刷部を切り離して使用することが出来る。
近年、脳内活性化グッズとして、ゲーム機や書籍が多数発売されている。
書籍類には、クイズやパズルを解くものや、塗り絵、鉛筆なぞり書きなどがある。本考案は、このような流行を鑑み、1年間を通して使用されるカレンダーにおいて、脳内活性化を図ろうとするものである。本考案のカレンダーは、表紙と他の複数の用紙より構成されるものである。カレンダーに付与する脳内活性化機能としては、なぞり書き練習用文字を薄墨印刷することとした。また、なぞり書き練習用の薄墨印刷部と日付印刷部で上下ミシン目を入れて切り取れる工夫をした。なぞり書きは、毛筆(筆ペンを含む)や鉛筆、ボールペン、マジックなど所望する筆記具での筆記可能とする。そのため、カレンダー用紙には、通常の印刷適性に加え、各種筆記具に対する筆記性が求められる。そのため、カレンダー用紙に使用する紙のステキヒトサイズ度は、3秒が好ましい。3秒未満では、カレンダー印刷工程でのインキにじみが発生しやすい。また、平滑度は、10〜500秒が好ましい。10秒未満では、印刷鮮明性が劣り、500秒を超えて高平滑になると鉛筆筆記性が低下してくる。用紙の白色度は、40%以上が好ましい。それ以上に白色度が低く、色の濃い用紙を使用すると、薄墨印刷をしても目立ちにくく、せっかくなぞり書きをした文字も用紙の色で沈んで見えてしまう。
なお、前述したように、なぞり書き練習用文字の薄墨印刷部は、日付部と上下に切り離すことが出来る。なぞり書きした文字がきれいに出来た場合は、用紙の上部のみを切り離し、保存もしくは、額などに入れて飾っておくことが可能である。そのため、練習用文字には、通常良くある鉛筆でのなぞり書きだけでなく、毛筆書きにも対応可能な用紙を選定し、なぞり書きの書を飾っておいても見栄えがするものとする。また、さらになぞり書き練習用に上に透明度の高い別紙を載せて練習することも可能である。上に載せて練習する紙としては透明度の高いものが好ましく、グラシンやトレーシングペーパー等が好ましい。
なぞり書き練習用文字には、格言や短歌、俳句や古典文章などを印刷する。カレンダー用紙1枚に対し、文字の大きさや文字数など、各種筆記用具での書きやすさを考慮すると短文が好ましい。
カレンダー用紙に使用する紙は、以下の方法で製造される。使用するパルプは針葉樹パルプ、広葉樹パルプのいずれも使用可能である。また、蒸解方法や漂白方法は特に限定されない。また木材パルプ以外にも、麻パルプやケナフ、竹などの非木材パルプも使用可能であり、さらにレーヨン繊維やナイロン繊維、その他熱融着繊維など、パルプ繊維以外の材料も副資材として配合することも可能である。また再生パルプの配合や、染料による色づけを行っても良いが、白色度は40%未満とならない範囲で添加量を調整する。上記のパルプスラリーには、製紙用に用いられる公知の内添薬品を適宜添加することができる。例えば、紙力増強剤、湿潤紙力増強剤、硫酸バンド、カチオン化デンプン、各種定着剤等が挙げられる。ステキヒトサイズ度の調整には、通常公知の内添サイズ剤や表面サイズ剤を適宜使用することができる。
このように調成したパルプスラリー原料を、長網抄紙機、短網抄紙機等、公知の抄紙機を適宜使用して抄紙する。また、この用紙にオンマシンまたはオフコーターで塗工層を設けても良い。塗工層は、デンプンやポリビニルアルコール、表面紙力剤や表面サイズ剤ななどの樹脂バインダーのみでも良く、炭酸カルシウムやカオリンなどの顔料を添加した顔料塗工層でも良い。また、抄紙された紙は、オンマシンカレンダーやオフカレンダーで、所定の平滑度に調整する。
(カレンダー用紙の作成)
針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)10%と、広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)90%を混合し、実機DDRにて、カナダ標準ろ水度400mlcsfになるように叩解した。上記パルプスラリーに、内添薬品として、パルプ質量に対し、絶乾でポリアクリルアミド系紙力剤(荒川化学工業社製:ポリストロン1250)0.3%、内添サイズ剤(荒川化学工業社製:サイズパインK−903)0.1%、硫酸バンド0.5%を添加した。
上記紙料を、円網抄紙機で135g/m抄紙し、さらにオンマシンサイズプレスにて、サイズプレス液(デンプン(王子コンスターチ社製:エースA)5%+表面サイズ剤(荒川化学工業社製:ポリマロン1308S)0.15%混合)を固形分として1g/m付着させ表面強度を付与、オンマシンカンレダー処理をして所望するカレンダー用紙を得た。
得られたカレンダー用紙の紙質は以下の通りである。
坪量:136g/cm
ステキヒドサイズ度:30秒
平滑度:40秒
白色度:85%
本カレンダー用紙は、印刷適性だけではく、各種筆記適性も良好であった。
実施例1と同様のパルプスラリーに、さらに炭酸カルシウム(奥多摩工業社製:TP−121)を8%添加して、円網抄紙機で115g/m抄紙し、さらに、実施例1と同様のオンマシンサイズプレス処理をした。この原紙にオフコーターで表裏各10g/mの顔料塗工層を設けた。顔料塗工層の処方は以下の通りである。
分散剤(東亜合成社製:アロンT−50) 0.3部
カオリン(白石カルシウム社製:カオグロス−90) 80部
炭酸カルシウム(白石カルシウム社製:ブリリアント15S) 20部
デンプン(王子コンスターチ社製:エースA) 4部
SBR(JSR社製:S2562A) 14部
耐水化剤(住友化学工業社製:SPI−102A) 0.6部
消泡剤(サンノプコ社製:ノプコ1407K) 0.1部

このようにして得られたカレンダー用紙の紙質は以下の通りである。
坪量:136g/cm
ステキヒドサイズ度:90秒
平滑度:25秒
白色度:95%
本カレンダー用紙は、顔料塗工層を設けたことで印刷適性も優れており、さらに各種筆記適性も良好であった。
評価方法は以下の通りとする。
・ステキヒドサイズ度:JIS P 8122に準拠する。
・平滑度:J.TAPPI−5(王研式平滑度)に準拠する。
・白色度:JIS P 8148(ISO白色度)に準拠する。
カレンダーの作成
上記カレンダー用紙に日付印刷および百人一首のなぞり書き練習用文字を薄墨印刷と図柄を印刷後、日付印刷部と薄墨印刷部の間にミシン目を入れて表紙をあわせて13枚にして綴じ脳内活性カレンダーを作成した。
本考案に係るカレンダーの全体を示す図である。 本考案に係るカレンダー用紙bの一実施形態を示す平面図である。
符号の説明
a…カレンダー表紙
b…カレンダー用紙
c…綴じ具
d…薄墨印刷部
e…日付印刷部
f…ミシン目

Claims (5)

  1. 表紙とその他複数の用紙により構成されるカレンダーであって、各用紙の表面には、日付の他に、なぞり書き練習用文字が薄墨印刷されていることを特徴とする脳内活性化カレンダー。
  2. 前記用紙において、なぞり書き練習用文字は、用紙の上半分に、日付は用紙の下半分に印刷がされており、ミシン目によって、上下を切り離し可能な請求項1記載の脳内活性化カレンダー。
  3. 前記用紙のJIS P 8122ステキヒトサイズ度が、3秒以上であることを特徴とする請求項1又は2記載の脳内活性化カレンダー。
  4. 前記用紙の平滑度が、10〜500秒であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の脳内活性化カレンダー。
  5. 前記用紙の白色度が、40%以上であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の脳内活性化カレンダー
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