JP3131124B2 - モップの絞り機能を備えた清掃用バケツ - Google Patents

モップの絞り機能を備えた清掃用バケツ

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JP3131124B2
JP3131124B2 JP07129750A JP12975095A JP3131124B2 JP 3131124 B2 JP3131124 B2 JP 3131124B2 JP 07129750 A JP07129750 A JP 07129750A JP 12975095 A JP12975095 A JP 12975095A JP 3131124 B2 JP3131124 B2 JP 3131124B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は清掃用バケツに関するも
のであり、更に詳しくは、モップの絞り機能を備えた清
掃用バケツに関するものである。
【0002】
【従来の技術】モップの絞り機能を備えたこの種の清掃
用バケツとして、水を入れるためのバケツ本体の上部に
一対のローラを設け、これらのローラをペダルの踏み込
み操作で閉じるように構成したものが公知であり、この
ものは、上記一対のローラ間にモップの濡れた糸束を挟
持させた状態で、該糸束をローラから引き抜くことによ
り絞るものである。ところが、上記従来の清掃用バケツ
は、一対のローラとペダル及びそれらを結合する結合機
構等を有しているため、部品数が多くなって構造が複雑
であるばかりでなく、取り扱いも面倒であり、一般家庭
で手軽に使用するものとしては不向きであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、構造
が簡単で手軽に使用できる、モップの絞り機能を備えた
清掃用バケツを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明によれば、上面が開口するバケツ本体と、該
バケツ本体の上端部に該バケツ本体を横断するように取
り付けられて左右どちらの側にも起倒自在の把手とを含
み、上記把手が、倒した状態でバケツ本体の上面に臨む
位置に、モップの濡れた糸束を押し付けて絞るための多
孔状の窪み部を有することを特徴とするモップの絞り機
能を備えた清掃用バケツが提供される。本発明の具体的
な実施形態によれば、上記把手が、それを倒した状態で
バケツ本体の上面の一部を覆うプレート状をなしてい
て、持ち運びのための手提げ穴を有すると共に、表面の
適宜位置に上記窪み部を有し、且つ、バケツ本体を横断
する辺を除く外周部分の表裏両面に、該把手を倒したと
きバケツ本体の外周部に係合可能な壁を有し、表面側の
壁が、絞られた水が把手の上面を伝って外部に漏出する
のを防止する漏水防止壁の機能を備えている。 上記把手
の裏面には、補強の機能と雑巾の乾燥時に通気用の間隙
を形成する機能とを備えた複数のリブを設けることがで
きる。 本発明においては、上記窪み部が、上記把手のバ
ケツ本体を横断する辺側に偏寄する位置に設けられてい
て、該窪み部の一端が上記辺側において開放し、絞られ
た水がこの開放端からバケツ本体内に流下可能となって
いても良い。 また、上記把手は多孔状とすることができ
る。
【0005】
【作用】上記構成の清掃用バケツは、バケツ本体内に適
量の水を入れ、モップによる水拭き清掃に使用する。こ
のとき把手は、窪み部が上を向く側に倒しておく。水に
浸漬したモップの糸束を絞る時は、該糸束を多孔状の窪
み部内において把手に強く押し付けることにより、該糸
束が圧縮されて余分の水分が絞り出され、その水分がバ
ケツ本体内に還流する。かくして上記清掃用バケツは、
把手に多孔の窪み部を設けただけの簡単な構成であるに
も拘らず、上記窪み部を利用してモップを簡単且つ確実
に絞ることができ、このため取り扱いが容易で、一般家
庭においても手軽に使用することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明するに、図1乃至図3に示す清掃用バケツは、
上端部が開口するバケツ本体1と、該バケツ本体1の上
端部にピン3で左右どちらの側にも起倒自在なるように
取り付けられたプレート状の把手2とからなっている。
【0007】上記把手2は、図2から分かるように、そ
れを倒した状態でバケツ本体1の上面のほぼ半部を覆う
形状及び大きさを有し、起立させた状態で頂部となる部
分には持ち運びのための手提げ穴4が形成され、バケツ
本体1の中央部を横断する底辺2a側に偏寄した位置に
は、該把手2の表面側を窪ませることにより、モップ1
0(図4参照)の糸束13を押し付けて絞るための多孔
状の窪み部5が形成されている。
【0008】上記窪み部5は、把手2の一部を断面がV
字形やU字形、円弧形等をなす溝状に窪ませて、その溝
壁に多数の通水用孔6を開けたもので、該窪み部5の一
端は底辺2a側において開放し、この開放端からも絞ら
れた水がバケツ本体1内に流下できるようになってい
る。この場合、上記窪み部5を、開放端側が若干低くな
るように傾斜させても良い。
【0009】一方、上記把手2の裏面側においては、上
記窪み部5の部分が突起状に盛り上がっているが、この
裏面側に、把手2の強度高めるための補強用のリブ7が
適宜間隔で複数本設けられている。このれらリブ7は、
把手2の強度を増すだけでなく、該把手2の裏面を利用
して濡れた雑巾を干すような場合に、適当な通気間隙を
形成するために有効に機能する。上記リブ7は把手2の
表面に設けることもでき、また、該リブ7を設ける方向
は任意であって、縦横の何れの方向でも良く、両方向に
格子状に設けることもできる。上記把手2には、上記手
提げ穴4及び通水用孔6の他に、適当な大きさ及び形状
の孔を複数明けても良く、これにより、該把手2を多孔
状に形成することもできる。
【0010】上記把手2の外周のバケツ本体を横断する
底片2aを除く部分には、表裏両面側に立ち上がったフ
ランジ状の壁8a,8bが形成され、これらの壁8a,
8bは、把手2を倒したときバケツ本体1における上縁
1aの外周部に係合可能となっている。このうち裏面側
の壁8aは、モップ10の糸束13を絞る際にバケツ本
体1の上縁外周部に係合し、把手2が下向きに変形する
のを防止する係止壁として機能するものであり、一方、
表面側の壁8bは、絞られた水が把手の上面を伝って外
部に漏出するのを防止する漏水防止壁として機能するも
のである。従って、裏面側の壁8aは、必ずしもフラン
ジ状に連続している必要はなく、断続的なものであって
も良く、あるいは、ピン3,3に近い位置だけに局部的
に設けても良い。
【0011】図4に、上記清掃用バケツと共用するのに
適したモップ10を例示している。このモップ10は、
柄棒11の先端に細長いヘッドプレート12を固定し
て、このヘッドプレート12に払掃用の糸束13を取り
付けたT形モップであって、上記柄棒11の基端部に左
右に突出するアーム部材14,14を取り付け、このア
ーム部材14,14によってモップ10を柄棒11の軸
線回りに回転させ易くしたものである。上記アーム部材
14,14は、鎖線で示す如く柄棒11に沿って倒すこ
とができるのが望ましく、より望ましくは、倒した状態
でグリップとして兼用できるようにしておくことであ
る。
【0012】上記構成を有する清掃用バケツは、バケツ
本体1内に適量の水を入れ、モップ10による水拭き清
掃に使用する。このとき把手2は、図2及び図3に示す
ように窪み部5が上を向く側に倒しておく。モップ10
の糸束13を水に浸漬する作業は、バケツ本体1の上面
の把手2で覆われていない半部を通じて行い、水に浸漬
した糸束13を絞る時は、図3に示すように、該糸束1
3を多孔の窪み部5内において把手2に強く押し付ける
ようにする。これにより、上記糸束13が圧縮されて余
分の水分が絞り出され、その水分が孔6を通じてバケツ
本体1内に還流する。また、表面側の壁8bにより、絞
られた水が把手2の上面を伝って外部に漏出するのが防
止される。
【0013】更に、糸束13を絞る際の把手2の変形
は、裏面側の壁8aがバケツ本体1の上縁外周部に係合
することにより防止される。かくして上記清掃用バケツ
は、把手2をプレート状に形成して多孔の窪み部5を設
けただけの簡単な構成であるにも拘らず、上記窪み部5
を利用してモップを簡単且つ確実に絞ることができ、こ
のため取り扱いが容易で、一般家庭においても手軽に使
用することができる。
【0014】清掃用バケツの不使用時には、把手2を図
2及び図3とは逆に裏面を上向きにして倒すことによ
り、該裏面を雑巾等を干すのに有効に利用することがで
きる。特に該裏面側には、上記窪み部5の部分が盛り上
がっているだけでなく、補強用のリブ7が形成されてい
るため、これらの窪み部5とリブ7とによって雑巾等の
下面に適当な通気間隙が形成され、乾燥効率が良い。把
手2が多孔状に形成されている場合には更に乾燥効率が
良くなる。
【0015】なお、図示の実施例では、上記窪み部5を
直線溝状に形成しているが、このような溝状にすること
なく、平面視円形や楕円形のような形の窪み部とするこ
ともできる。また、把手の一部に穴を明け、ここに金網
等の多孔性部材を取り付けることにより窪み部5を形成
することもできる。更に、バケツ本体1が平面視円形状
をしていて、把手2が半円形状をしているが、バケツ本
体1及び把手2の形状はこのようなものに限定されない
ことは発明の趣旨から当然のことであり、例えばバケツ
本体1を平面視四角形やその他の多角形とし、把手2を
その半部を覆うような形状とすることができる。
【0016】
【発明の効果】このように本発明の清掃用バケツによれ
ば、把手に多孔状の窪み部を設けただけの簡単な構成に
より、上記窪み部を利用してモップを簡単且つ確実に絞
ることができ、このため取り扱いが容易で、一般家庭に
おいても手軽に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る清掃用バケツの一実施例を示す斜
視図である。
【図2】図1の清掃用バケツの、把手を一側に倒した状
態の平面図である。
【図3】図2におけるA−A線での断面図である。
【図4】モップの平面図である。
【符号の説明】
1 バケツ本体 2 把手 4 手提げ穴 5 窪み部 6 通水用孔 7 リブ 8a,8b 壁 10 モップ 13 糸束
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 13/58 A47J 47/18

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面が開口するバケツ本体と、該バケツ本
    体の上端部に該バケツ本体を横断するように取り付けら
    て左右どちらの側にも起倒自在の把手とを含み、 上記把手が、倒した状態でバケツ本体の上面に臨む位置
    に、モップの濡れた糸束を押し付けて絞るための多孔状
    の窪み部を有する、 ことを特徴とするモップの絞り機能を備えた清掃用バケ
    ツ。
  2. 【請求項2】上記把手が、倒した状態でバケツ本体の上
    面の一部を覆うプレート状をなしていて、持ち運びのた
    めの手提げ穴を有すると共に、表面の適宜位置に上記窪
    み部を有し、且つ、バケツ本体を横断する辺を除く外周
    部分の表裏両面に、該把手を倒したときバケツ本体の外
    周部に係合可能な壁を有し、表面側の壁が、絞られた水
    が把手の上面を伝って外部に漏出するのを防止する漏水
    防止壁としての機能を備えていることを特徴とする請求
    項1に記載のモップの絞り機能を備えた清掃用バケツ。
  3. 【請求項3】上記把手の裏面に、補強の機能と雑巾の乾
    燥時に通気用の間隙を形成する機能とを備えた複数のリ
    ブを有することを特徴とする請求項2に記載のモップの
    絞り機能を備えた清掃用バケツ。
  4. 【請求項4】上記窪み部が、上記把手のバケツ本体を横
    断する辺側に偏寄する位置に設けられていて、該窪み部
    の一端が上記辺側において開放し、絞られた水がこの開
    放端からバケツ本体内に流下可能であることを特徴とす
    る請求項2又は3に記載のモップの絞り機能を備えた清
    掃用バケツ。
  5. 【請求項5】把手が多孔状をなしていることを特徴とす
    る請求項2から4までの何れかに記載のモップの絞り機
    能を備えた清掃用バケツ。
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