JP3131087U - 輪転機で合紙可能なスキミング防止用カード - Google Patents

輪転機で合紙可能なスキミング防止用カード Download PDF

Info

Publication number
JP3131087U
JP3131087U JP2007000694U JP2007000694U JP3131087U JP 3131087 U JP3131087 U JP 3131087U JP 2007000694 U JP2007000694 U JP 2007000694U JP 2007000694 U JP2007000694 U JP 2007000694U JP 3131087 U JP3131087 U JP 3131087U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skimming
card
rotary press
aluminum film
embossing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007000694U
Other languages
English (en)
Inventor
利典 渡邉
Original Assignee
株式会社 ウイル・コーポレーション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 ウイル・コーポレーション filed Critical 株式会社 ウイル・コーポレーション
Priority to JP2007000694U priority Critical patent/JP3131087U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3131087U publication Critical patent/JP3131087U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

【課題】電界も磁界も適切にシールドしてスキミングを防止でき、かつカードの生産に際し反りが生じず、輪転機で合紙可能なスキミング防止カードを提供する。
【解決手段】輪転機で合紙可能なスキミング防止カードが、エンボス加工によりヘアライン模様の施されたアルミフィルム1と、前記アルミフィルムの両面に接着されたポリエチレンテレフタラート2と、からなること。その結果、生産効率が飛躍的に向上し、印刷の不具合も減少し、生産時間及びコストを大幅に削減することが可能となる。
【選択図】図1

Description

本考案は、スキミング防止用カードに関する。
従来、キャッシュカード等のカードは磁気カードが主に使用されている。また、近年のカード犯罪増加により、磁気カードに変わりICカードが採用されてきている。
そして、そのようなカードに対するスキミングを防止するため、アルミフィルムをポリエチレンテレフタラート(PET)等で挟んだシートが開示されている(特許文献1参照)。
しかし、スキミングの防止には電界のシールドだけでなく磁界のシールドも必要となるのであり、アルミフィルムは磁界のシールドに適さないため、スキミングの防止には不十分である。
そこで、電界のシールド及び磁界のシールドも可能な、金属はくを備えたプラスチックフィルムが開示されており(特許文献2参照)、当該プラスチックフィルムを挟んだカードが、現在スキミング防止用カードとして最も広く利用されている。
特開2006−53761(請求項) 特開2006−114679(請求項)
しかし、上記に示されたスキミング防止用カードは、その生産に際し輪転機による合紙に適さない、という大きな問題点があった。
すなわち、プラスチックフィルムとポリエチレンテレフタラート(PET)とを合紙する際には、プラスチックフィルムに張力をかける必要及び熱をかける必要があり、合紙されたシートに、大きな反りが生じてしまうという問題点があった。
そして、反りが大きいために、ロール状シートにして輪転機で合紙することが出来ず、適度な大きさのシート状に切断し、平版合紙するしかなかった。そのため合紙効率が大変悪く、大量生産に適さず、コストも高いものであった。
そこで、本考案は、電界も磁界も適切にシールドしてスキミングを防止でき、かつカードの生産に際し反りが生じず、輪転機で合紙可能なスキミング防止カードを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本考案者は鋭意研究の結果、エンボス加工によりヘアライン模様を施されたアルミフィルムは、電界のみならず磁界も十分にシールドすること、かつ当該アルミフィルムは、ポリエチレンテレフタラート(PET)と合紙しても反りが殆ど生じないことを発見したものである。
そこで、本考案の輪転機で合紙可能なスキミング防止用カードは、エンボス加工によりヘアライン模様の施されたアルミフィルムと、前記アルミフィルムの両面(上面及び下面)に接着されたポリエチレンテレフタラートと、からなる。
なお、エンボス加工によりヘアライン模様を施されたアルミフィルムは、例えば東洋アルミニウム株式会社が電磁波防止用と全く無関係な冷蔵庫・看板・建築用装材などの表面材として生産しているものが利用可能である。
電界のシールド力に関し、エンボス加工によりヘアライン模様を施されたアルミフィルムが、金属はくを備えたプラスチックフィルムと同等以上の電界のシールド力を有することをKEC法により測定した結果を下記表1に示す。
Figure 0003131087
磁界のシールド力に関し、エンボス加工によりヘアライン模様を施されたアルミフィルムが、金属はくを備えたプラスチックフィルムと同等以上の磁界のシールド力を有することKEC法により測定した結果を下記表2に示す。
Figure 0003131087
このような効果は単なるアルミフィルムからは得られない効果であり、本考案の、輪転機で合紙可能なスキミング防止カードに最も適しているものである。
本考案は以上の構成を有するので、電界も磁界も適切にシールドしてスキミングを防止でき、かつカードの生産に際し反りが生じず、輪転機で合紙可能なスキミング防止カードを提供することができる。
その結果、生産効率が飛躍的に向上し、あとの工程の印刷の不具合も減少し、生産時間及びコストを大幅に削減することが可能となったものである。
本考案の実施の形態の例を図面に基づいて説明する。
図1は、本考案の輪転機で合紙可能なスキミング防止カードを示す断面図である。
エンボス加工によりヘアライン模様を施されたアルミフィルム1は、電界のシールドのみならず磁界のシールドも可能となっているものである。厚さは12μm程度が好適である。そして、ポリエチレンテレフタラート(PET)2は、接着剤3により前記エンボス加工によりヘアライン模様を施されたアルミフィルム1と合紙されている。厚さは、125μm程度が好適である。
アルミフィルムを合紙する際には、張力をかける必要も熱をかける必要も生じないので、プラスチックフィルムと異なり反りが生じないものである。
本考案は以上の構成から、電界も磁界も適切にシールドしてスキミングを防止でき、かつカードの生産に際し反りが生じず、輪転機で合紙可能であるという、従来とは全く異なるスキミング防止カードを提供できるものである。
本考案の輪転機で合紙可能なスキミング防止カードを示す断面図である。
符号の説明
1 エンボス加工によりヘアライン模様を施されたアルミフィルム
2 ポリエチレンテレフタラート(PET)
3 接着剤

Claims (1)

  1. エンボス加工によりヘアライン模様の施されたアルミフィルムと、
    前記アルミフィルムの両面に接着されたポリエチレンテレフタラートと、
    からなることを特徴とする、輪転機で合紙可能なスキミング防止用カード。
JP2007000694U 2007-02-08 2007-02-08 輪転機で合紙可能なスキミング防止用カード Expired - Fee Related JP3131087U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007000694U JP3131087U (ja) 2007-02-08 2007-02-08 輪転機で合紙可能なスキミング防止用カード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007000694U JP3131087U (ja) 2007-02-08 2007-02-08 輪転機で合紙可能なスキミング防止用カード

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3131087U true JP3131087U (ja) 2007-04-19

Family

ID=43281901

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007000694U Expired - Fee Related JP3131087U (ja) 2007-02-08 2007-02-08 輪転機で合紙可能なスキミング防止用カード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3131087U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009038915A (ja) ステータコアの製造方法
JP3131087U (ja) 輪転機で合紙可能なスキミング防止用カード
JP5005453B2 (ja) フィルム吸着装置
JP2016189412A5 (ja)
JP5968941B2 (ja) 切り抜きラミネートシートおよびその調製方法
KR101606714B1 (ko) 다층식 그라파이트 필름 제조 방법
WO2011023346A3 (de) Folienverbund und verfahren zur herstellung des folienverbundes sowie verfahren zur herstellung eines sicherheitsdokumentes mit einem solchen folienverbund
ITMI20040984A1 (it) Elemento di sicurezza per documenti in genere ed in particolare banconote carte di sicurezza e simili
MXPA04006628A (es) Una lamina de troquel para una troqueladora de hoja delgada de metal.
JP2009157428A (ja) 非接触型icタグインレットの製造方法および非接触型icタグインレット
JP3182764U (ja) シリコーンゴムプレスパッド
KR101386191B1 (ko) 그라파이트 복합 필름 제조 방법
CN201726603U (zh) 一种过显影蚀刻脱膜用导板
US8083883B2 (en) Method for making laminated, paper cards
JP2009023126A (ja) 磁気隠蔽カードとその製造方法
TW406045B (en) Method and device for hot press
JP2011230308A (ja) フレキシブル銅張積層板及びフレキシブルプリント配線板
JP5434452B2 (ja) 磁気カード
JP2010176477A (ja) 非接触icカード及びその製造方法
JPH0756909B2 (ja) 片面印刷回路板の製造法および製造装置ならびに前記製造に用いる金属箔張積層板
JP6208276B2 (ja) 切り抜きラミネートシート
KR101833994B1 (ko) 격자무늬 점착시트 및 제조방법
JP3137978U (ja) スキミング防止カード
JP2008135469A (ja) プリント配線板および電子機器
CN104619132A (zh) 挠性印刷电路板的加工方法

Legal Events

Date Code Title Description
A623 Registrability report

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A623

Effective date: 20070313

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100328

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110328

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110328

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120328

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130328

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees