JP3130980B2 - 光ファイバカプラの製造装置 - Google Patents

光ファイバカプラの製造装置

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JP3130980B2 JP03253999A JP25399991A JP3130980B2 JP 3130980 B2 JP3130980 B2 JP 3130980B2 JP 03253999 A JP03253999 A JP 03253999A JP 25399991 A JP25399991 A JP 25399991A JP 3130980 B2 JP3130980 B2 JP 3130980B2
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fusion
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバ通信システ
ム等に用いられる融着型光ファイバカプラの製造装置に
関するものである。
【0002】
【従来技術】光カプラの一つに複数本の光ファイバの中
間部の被覆をそれぞれ除去し、この被覆除去部を整列さ
せ、融着延伸して製造する融着型光ファイバカプラが知
られている。
【0003】図6、図7は融着型光ファイバカプラの製
造装置を示すもので図6は製造装置の平面図、図7は製
造装置にファイバを整列させた状態を示す整列部の構成
図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【0004】はじめに製造装置は図6のように複数本の
光ファイバFを把持して延伸させる一対の延伸ステージ
101、102、延伸ステージ101、102と直交し
て配置された一対のガスバーナステージ103、10
4、ガスバーナステージ103、104を光ファイバF
の長手方向に移動させるための移動テーブル105より
構成される。ガスバーナステージ103、104は移動
テーブル105に固定されている。106、107は延
伸ステージ用駆動装置、108、109はガスバーナス
テージ用駆動装置である。延伸ステージ101、102
には複数本の光ファイバFを整列させるためのL溝ブロ
ック201、202が設けられており、複数本の光ファ
イバFをL溝ブロック201、202で整列させたとき
複数本の光ファイバFが一直線になるように位置決めさ
れている。ガスバーナステージ103、104にはガス
バーナ119、120が固定されている。
【0005】次に融着型光ファイバカプラの製造工程
は、複数本の光ファイバFの被覆を一部除去し、この光
ファイバFの被覆除去部がL溝ブロック201、202
の両方にかかるように位置決めをおこない、光ファイバ
Fの片側の被覆部を延伸テーブル101に取り付けられ
ている把持具117で把持し、張力付与持具によって複
数本のファイバFに等しい張力を作用させ、前記被覆除
去部をL溝ブロック201、202と、それとは別体の
L溝ブロック203、204を用いて2箇所で被覆除去
部を図6の通り整列させ、延伸テーブル102に取り付
けられている把持具118によって複数本の光ファイバ
の残りの片側の被覆部を把持する。各L溝ブロック20
1〜204の溝の高さは裸光ファイバ(被覆除去部)の
外径寸法より小さく作られており、L溝ブロック20
1、202上にL溝ブロック203、204を載せて被
覆除去部の上下方向の動きを拘束し、L溝ブロック20
3、204を横方向にスライドさせて被覆除去部の横方
向の動きを拘束し、これによって被覆除去部を整列させ
る。さらにL溝ブロック201、203とL溝ブロック
202、204はそれぞれ板ばね205、206で位置
がずれないように固定される。またL溝ブロック20
1、202はあらかじめ軸合わせが施されているので、
L溝ブロック203、204で前記被覆除去部を整列さ
せるだけで複数本の光ファイバは一直線になる。
【0006】次に、ガスバーナステージ103、104
に固定されたガスバーナ119、120から噴射するガ
スを着火し、移動テーブル105をファイバFの長手方
向に反復移動させながらガスバーナステージ103、1
04を整列された被覆除去部に接近させて加熱し、加熱
部が十分軟化した後に延伸ステージ101、102を同
じ速度で互いに遠隔させて加熱部の融着工程を行う。
【0007】次にガスバーナ119、120から噴射す
るガスの流量を延伸工程用に設定し、再び移動テーブル
105を反復移動させながらガスバーナステージ10
3、104を被覆除去部に接近させて加熱し、融着工程
と同様に延伸ステージ101、102を同じ速度で互い
に遠隔させて融着部の延伸工程を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ここで、従来の製造装
置を用いて融着型光ファイバカプラを作製する場合、L
溝ブロック203、204は板ばね205、206によ
ってL溝ブロック201、202にそれぞれ固定されて
いるが、移動ステージ105がファイバFの長手方向に
移動するときの振動によってL溝ブロック203、20
4の位置ずれが生じることがある。
【0009】また、L溝ブロック201、202及びL
溝ブロック203、204の微小な傷やばり等で光ファ
イバFの整列工程時に、L溝ブロック203、204を
横方向にスライドさせると被覆除去部の表面に傷が生
じ、光ファイバの引っ張り強さを著しく低下させること
がある。
【0010】さらに、被覆除去部の整列は人の手による
もので、整列しているか否かの判断は人間の経験による
部分が大きくその再現性にばらつきが生じる。
【0011】また、融着型光ファイバカプラはその融着
延伸部が微小な径になるので、わずかな外力が作用して
も破断してしまう。そのために作製後に装置から光カプ
ラを取り外す際、特に板ばね205、206及びL溝ブ
ロック203、204を外すときに十分注意しなければ
ならない。
【0012】本発明は光ファイバの被覆除去部の整列性
の向上、再現性の向上、及び製造工程の作業性の向上を
目的とした融着型光ファイバカプラの製造装置を提供す
るものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の光ファイバカプラの製造装置は、中間に被覆
除去部を設けた複数本の光ファイバの両端を一対の延伸
テーブル上に整列させた状態で固定する融着型光ファイ
バカプラの製造装置において、周面にV溝を有するテー
パローラを前記延伸テーブル上に設け、前記被覆除去部
をテーパローラに載せて長手方向に数回繰り返し摺動さ
せることによりV溝に沿って整列させるものである。
【0014】
【作用】上記のようなテーパローラを複数本の光ファイ
バの被覆除去部の整列機構として使用することにより、
被覆除去部の整列性、密着性、再現性が良くなるばかり
でなく、被覆除去部の整列が容易にでき、整列部の構成
が簡単になる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を図1〜図4に示す実施例に基
づいて説明する。
【0016】図1、図2は本発明の第一実施例を示すも
ので、図1は融着型光ファイバカプラの製造装置の平面
図、図2は整列部の構成図で、(a)は正面図、(b)
はA−A断面図である。
【0017】はじめに図2を用いて本発明の被覆除去部
の整列方法について説明する。
【0018】301、302は周面にV溝を設けたテー
パローラ、303、304はテーパローラの回転軸、3
05、306は光ファイバFの被覆除去部である。テー
パローラ301、302のテーパ面は被覆除去部30
5、306に傷を生じさせない程度の表面粗さに加工が
施されている。テーパローラ301、302は回転軸3
03、304を中心に滑らかに回転し、その上に被覆除
去部305、306を載せることによってテーパローラ
301、302上で被覆除去部305、306を密着、
整列する。また、この被覆除去部305、306をテー
パローラ301、302上で光ファイバの長手方向に数
回摺動させることにより、複数本の光ファイバFの被覆
除去部の密着性、整列性が向上する。
【0019】図1は融着型光ファイバカプラの製造装置
を示すもので、図5に示した従来の製造装置と同一部位
には同一番号を付す。図1に示した第一実施例の製造装
置は、テーパローラ301、302が延伸ステージ10
1、102の中央よりの部分に取り付けられ、その上に
光ファイバFの被覆除去部を載せて密着、整列されたと
きに光ファイバFが一直線になるようにテーパローラ3
01、302の位置調整が施されている。
【0020】これらの位置調整が施されたテーパローラ
301、302上にゴミなどを十分に除去した光ファイ
バFの被覆除去部を載せて、長手方向に数回摺動するこ
とによって、各テーパローラ上で被覆除去部の密着、整
列が十分に行われ、それによって融着延伸部となるテー
パローラ305、306の間での被覆除去部の密着、整
列が行われる。
【0021】また図3は第二実施例を示し、光ファイバ
押さえ機構401で光ファイバFの被覆除去部305、
306の上下方向の動きを拘束、振動などによる光カプ
ラ製造工程中の光ファイバの融着部の位置ずれを防ぐこ
とが出来る。この押さえ機構401は重力もしくはばね
力等で被覆除去部の上下方向の位置ずれを防ぐものであ
る。また上記301、302と同様のテーパローラを用
いると融着部の密着性がさらに向上する。
【0022】さらに、融着型光ファイバカプラを製造す
る場合、テーパローラの位置でファイバの方向を変える
ことが出来るので、製造装置を図4の第三実施例に示す
ように重量などのような外力を利用して方向を変える構
成に置き換えることも可能である。
【0023】さらに、テーパローラのV溝の角度を変え
ることによって密着の程度を変えることが出来る。
【0024】さらに、テーパローラの材質によっては、
耐熱性の優れたもの、対磨耗性の優れたもの、テーパ面
の表面粗さを使用部分によって選定することによってよ
り安定した、密着性、整列性を容易に得ることができ
る。例えばセラミック製のテーパローラを用いれば整列
性、密着性、再現性、耐熱性に優れたものとなるだけで
なくローラの表面粗さを小さくしてファイバの傷等の欠
陥を防ぐことができる。
【0025】第4実施例として、図5のようにローラ5
01に複数のV溝加工を施したV溝ローラを用いると、
複数本の光ファイバFの被覆除去部の整列に十分有効で
ある。
【0026】
【効果】上記説明の通り本発明は中間に被覆除去部を設
けた複数本の光ファイバの両端を一対の延伸テーブル上
に整列させた状態で固定する融着型光ファイバカプラの
製造装置において、周面にV溝を有するテーパローラを
前記延伸テーブル上に設け、前記被覆除去部をテーパロ
ーラに載せて長手方向に数回繰り返し摺動させることに
よりV溝に沿って整列させる光ファイバカプラの製造装
置としたので、その光ファイバの整列は容易になり、ま
た再現性がよく、作製者の違いによる整列状態のばらつ
きもない。
【0027】また、作製した光ファイバカプラはテーパ
ローラの上に載せているだけなので、その取外しが容易
に出来、取外し時の破断がない。
【0028】さらに、テーパローラ上の光ファイバの被
覆除去部は製造工程中の振動等に対してその融着部の密
着性が安定して良いことから、光カプラの強度や光学特
性が向上し、それに伴い光カプラの歩留りも向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す融着型光ファイバカ
プラの製造装置の平面図である。
【図2】本発明の第一実施例を示す整列部の構成図で
(a)は正面図、(b)はA−A断面図である。
【図3】本発明の第二実施例を示す整列部の構成図であ
る。
【図4】本発明の第三実施例を示す整列部の構成図であ
る。
【図5】本発明の第四実施例を示すV溝ローラの正面図
である。
【図6】従来の融着型光ファイバカプラの製造装置の平
面図である。
【図7】従来の製造装置におけるファイバ整列部の構成
図で(a)は正面図、(b)は側面図である。
【符号の説明】
101、102 延伸テーブル 301、302 テーパローラ F 光ファイバ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中間に被覆除去部を設けた複数本の光ファ
    イバの両端を一対の延伸テーブル上に整列させた状態で
    固定し、前記複数本の光ファイバの被覆除去部を融着延
    する融着型光ファイバカプラの製造装置において、周
    面にV溝を有する2つのテーパローラを前記延伸テーブ
    ル上に設け、前記被覆除去部をこれら2つのテーパロー
    ラに載せて長手方向に数回繰り返し摺動させることによ
    りV溝に沿って整列させるようにしたことを特徴とした
    光ファイバカップラの製造装置。
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