JP3130935B2 - 医薬組成物 - Google Patents

医薬組成物

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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、医薬組成物に関し、より特定的には、本発
明は活性物質として酵素4−ヒドロキシフェニルピルベ
ートジオキシゲナーゼ(HPPD)を阻害する化合物を含有
する組成物に関する。この組成物は、例えば、部分的に
HPPDにより触媒される代謝経路における介入が望ましい
異常及び疾病、例えばチロジネーミア(tyrosinaemia)
(タイプI)として知られている状態の治療において有
用である。
本発明の背景 遺伝性のチロジネーミア(タイプI)は、先天性代謝
病である。患者は多くの器管の症状をわずらっており、
極めて初期の年令において重度の肝臓疾患を生じ、又
は、小結節性の硬変及び一次肝臓癌の発生をもたらす一
層進行性の肝疾患を発生させるかもしれない。腎臓及び
血液形成器管に対する損傷も生じるかもしれない。通常
20才になる前に死に至るが、僅かな人はより高い年令に
到達している。ある患者は、急性の腹部の痛み及び一般
的な不全麻痺の症状を発現しつつ、急性のポルフィリン
症の特徴的な徴候を示す。5−アミノレブリン酸(ポル
フィリンの前駆体)の排出が高まる。ポルフィリン様の
症状発現は死因となりうる。知的又は中枢神経系の機能
には障害はみられない。スウェーデンにおける発生は10
0,000人の出生に対して約1人である。しかしながら、
カナダの特定地域ではより高い発生率であり、例えばケ
ベック州のセントジーン湖地方では1800人の出生に対し
て約1人である。
この病気は、血液中の高いチロシン濃度及び尿中の
“フェノール酸”の排出を当初見い出したことに因んで
命名された。本来的に、第一次的な酵素欠陥は、4−ヒ
ドロキシフェニルピルベート(チロジンアミノトランス
フェラーゼの作用による第一次的な生成物)をホモゲン
チセートへ転換するときに触媒作用を行う酵素である、
HPPOの不足によるものと想像された。しかしながら、こ
の酵素のかなりの残留活性を有する患者がより重度の形
態のこの病気を生ずることが注目された。
遺伝性のチロジネーミア(タイプI)を示す患者は、
5−アミノレブリン酸に加えてスクシニルアセトアセテ
ート及びスクシニルアセトンを排出する。α−フェトプ
ロティンの血漿濃度はしばしば高く、このタンパク質の
劇的な増加は肝臓癌の発病を示す。スクシニルアセトア
セテートは、フマリルアセトアセテート(これは通常フ
マリルアセトアセターゼ酵素により加水分解される)及
びさらにマレイルアセトアセテート(ホモゲンチセート
に対するホモゲンチセート1,2−ジオキシゲナーゼの作
用の生成物)から形成され得る。遺伝性チロジネーミア
(タイプI)の患者によるスクシニルアセトアセテート
及びスクシニルアセトンの排出に基づいて、リンドステ
ット(Lindstedt)及び共同研究者(Proc、Natl、Aca
d、Sci.,1977,74,4641−4645)は、この病気の第一次的
欠陥は酵素フマリルアセトアセターゼの不足であると結
論した。
チロシン代謝生成物の生化学的な内部関係を、第1図
における情報に示す。スクシニルアセトンは、ヘム生合
成経路において5−アミノレブリン酸からポルフォビリ
ノーゲンを形成させることを触媒するポルフォビリノー
ゲンシンターゼの強力な抑制剤である。これは、5−ア
ミノレブリン酸の高められた排出及びポルフィリン性症
状に関する説明を提供する。
遺伝性チロジンネーミア(タイプI)の主要な治療法
は、食事によるチロシンの摂取を抑制することに基づく
ものである。これは、この病気の致命的な結果を防止す
るのに通常は効果的ではない。或る患者では肝臓移植が
実施でき、これはこの病気を改善させる。しかしなが
ら、チロシンの分解は肝臓及び腎臓の両方で起こるか
ら、肝移植はしばしばチロジネーミア(タイプI)と関
連する重度の腎臓の損傷の発生を防止しえない。したが
って、チロジネーミア(タイプI)のような疾病及び関
連する状態を治療するのに有効な手段はいまだに必要で
ある。
ところで、化合物2−(2−ニトロ−4−トリフルオ
ロメチルベンゾイル)−1,3−シクロヘキサンジオンが
酵素HPPDの触媒活性の抑制剤であり、これがHPPDの作用
の生成物が関与する病気、例えばチロジネーミア(タイ
プI)の治療に際して有用であることが見い出された
(そして、それがこの発明の基礎である)。
発明の開示 本発明によれば、活性成分として、化合物2−(2−
ニトロ−4−トリフルオロメチルベンゾイル)−1,3−
シクロヘキサンジオン(以下、“本化合物”と称する)
又はその薬剤的に許容しうる塩及び薬剤的に許容しうる
希釈液又は担体を含む医薬組成物が提供される。
本化合物は、1又は複数の互変異性体の形状で存在で
き、その1つは式Iで示される: そして、その形状はケトーエノール互変異性により容易
に相互変換される。本発明は、任意のそのような互変異
性体における又はそれらの混合物としての本化合物の使
用も含むものと理解されるべきである。
本化合物は、酸性であり、容易に広範囲の塩基と塩を
形成する。本発明の医薬組成物における活性成分として
使用するのに適当な本化合物の特に適切な塩は、例えば
薬学的に許容しうる塩基付加塩であり、例えば、アルカ
リ金属(カリウム又はナトリウム等)、アルカリ土類金
属(カルシウム又はマグネシウム等)及びアンモニウム
塩、及び生理学的に許容しうるカチオンを与える有機塩
基(メチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミ
ン、ピペリジン及びモルフォリン等)との塩を包含す
る。
本化合物は、構造的に類似の物質の製造に際して既知
の慣用の有機化学の方法により製造できる。例えば、後
記の実施例1に示されるように、本化合物は、アセトン
シアンヒドリン及びトリエチルアミンのような適当な塩
基の存在下で、2−ニトロ−4−トリフルオロメチルベ
ンゾイルクロリドとシクロヘキサン−1,3−ジオンの反
応により容易に得られる。出発物質の2−ニトロ−4−
トリフルオロメチルベンゾイルクロリドそれ自体は、相
応する安息香酸から、例えばReagents for Organic Syn
thesis(J Wiley and Soms,1967;編集者:Fieser L.F.及
びFieser M.;第1巻,第767〜769頁)に記載されている
とおりにして、チオニルクロリド又はオキザリルクロリ
ドとの反応により得ることができ、一般には特に精製す
ることなく使用される。同様にして、2−ニトロ−4−
トリフルオロメチル安息香酸は、例えば、ハウプスタン
インらのJ.Amer.Chem.Soc.,1954,76,1051に記載されて
いるようにして、又は、The Chemistry of Carboxylic
Acids and Esters(J.Wiley及びSons,1969;編集者:S.パ
タイ)及びSurvey of Organic Synthesis(J.Wiley及び
Sons,1970;C.A.ブヘラー及びD.F.ピアーソン)に記載さ
れた一般的方法の1つにより製造しうる。
本発明の組成物は、製薬業界で既知であり、ヒト及び
他の温血動物に投与するための薬剤目的に特に適した、
種々の慣用の形にしうる。従って、それらは、経口使用
のために適当な味のよいもの(例えば、錠剤、トローチ
剤、硬又は軟カプセル、水性又は油性の懸濁液、乳化
剤、分散性の粉末又は顆粒、シロップ又はエリキシ
ル)、又は非経口投与のためのもの(例えば、滅菌した
水性又は油性の静注、皮下、筋肉内又は脈管系内の投
与)、又は坐剤としての直腸の投与のためのものとしう
る。
本発明の組成物は、本分野で良く知られた慣用の薬剤
用の賦形剤を使用して慣用の方法で得ることができる。
このように、経口の目的のための組成物は、通常は、例
えば、少くとも1又は複数の着色剤、甘味剤、芳香剤及
び/又は保存剤を含み、硬ゼラチンカプセルの形にする
ことができ、この中で活性成分は不活性の固体希釈剤、
例えば、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム又はカオリ
ンと混合される。経口用の組成物は、さらに、軟ゼラチ
ンカプセルの形にすることができ、その中で活性成分は
水又はアラキス(arachis)油、液体パラフィン又はオ
リーブ油のような油と混合される。
錠剤の処方において作用するための薬剤的に許容しう
る賦形剤は、例えば、ラクトース、炭酸ナトリウム、リ
ン酸カルシウム又は炭酸カルシウムのような不活性希釈
剤、トウモロコシ澱粉又はアルギン酸のような顆粒化剤
及び崩壊剤;ゼラチン又はデン粉のような結合剤;ステ
アリン酸マグネシウム、ステアリン酸又はタルクのよう
な潤滑剤;エチル又はプロピルp−ヒドロキシベンゾエ
ートのような保存剤、及びアスコルビン酸のような抗−
酸化剤を含む。錠剤の処方は未コーティングであるか、
壊変及び引続く胃腸管内における活性成分の吸収を変更
するために、又はその安定性及び/又は外観を改善する
ためにコーティングされていてよく、いずれの場合に
も、本分野でよく知られた慣用のコーティング剤及び方
法が使用される。
水性懸濁液は一般に、カルボキシメチルセルロースナ
トリウム、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチ
ルセルロース、アルギン酸ナトリウム、ポリビニル−ピ
ロリドン、トラガンタゴム及びアカシアゴムのような1
又は複数の薬剤的に許容しうる懸濁剤;レシチン又はア
ルキレンオキシドと脂肪酸との縮合生成物(例えば、ポ
リオキシエチレンステアレート)又はエチレンオキシド
と長鎖脂肪族アルコール、例えばヘプタデカエチレンオ
キシセタノールとの縮合生成物、又はエチレンオキシド
と脂肪酸及びポリオキシエチレンソルビトールモノオレ
アートのようなヘキシトールに由来する部分エステルと
の縮合生成物、又はエチレンオキシドと脂肪酸及びヘキ
シトール無水物、例えばポリエチレンソルビタンモノ−
オレエートに由来する部分エステルとの縮合生成物のよ
うな分散剤又は湿潤剤と一緒に活性成分を含有する。水
性懸濁液は、典型的には、1又は複数の保存剤(エチル
又はプロピルp−ヒドロキシベンゾエート等)、抗−酸
化剤(アスコルビン酸等)、着色剤をも通常は芳香剤及
び/又は甘味剤(ショ糖、サッカリン又はアスパルテー
ム等)とともに含有する。
油性懸濁物は、活性成分を植物油(アラキス油、オリ
ーブ油、ゴマ油又はココナッツ油等)又は鉱物油(液体
パラフィン等)中に懸濁することにより調製しうる。油
性懸濁液は、ハチミツワックス、硬パラフィン又はセチ
ルアルコールのような濃化剤を含有してもよい。上述し
たような甘味剤、及び芳香族を、味のよい経口調製物を
提供するために添加してもよい。これらの組成物は、ア
スコルビン酸のような抗−酸化剤を添加して保存され得
る。
一般に、水を添加して水性懸濁液を調製するのに適し
た分散性粉末及び顆粒は、活性成分とともに分散化剤又
は湿潤剤、懸濁剤及び1又は複数の保存剤を含む。適当
な分散化剤又は湿潤剤及び懸濁剤は、上述したものによ
り示される。甘味剤、芳香剤及び着色剤のような付加的
かつ医薬的に許容しうる賦形剤が一般に存在しているで
あろう。
本発明の薬剤組成物は、また、水中油型の乳化剤の形
とすることができる。油相は、オリーブ油又はアラキス
油のような植物油、又は例えば液体パラフィンのような
鉱物油、又はこれらのいずれかの混合物であり得る。
適当な乳化剤は、例えば、アカシアゴム又はトラガン
タゴムのような天然に生ずるゴム、大豆のような天然に
生ずるフォスファチド、レシチン、又は脂肪酸とヘキシ
トールアンヒドリッドに由来するエステル又は部分エス
テル(例えば、ソルビタンモノオレエート)及びこの部
分エステルとポリオキシエチレンソルビタンモノオレエ
ートのようなエチレンオキシドの縮合生成物でありう
る。乳化液は、又、甘味剤、賦香剤及び保存剤を含むこ
ともできる。
シロップ及びエリキシルは、グリセロール、プロピレ
ングリコール、ソルビトール、アスパルテーム又はショ
糖のような甘味剤とともに処方でき、又、粘滑剤、保存
剤、賦香剤及び/又は着色剤を含みうる。
薬剤組成物は、又、滅菌注射可能な水性又は油状の懸
濁物の形であってよく、これは上述した/又は複数の適
当な分散化剤又は湿潤剤及び懸濁剤を使用して、既知の
方法により処方しうる。滅菌された注射可能な調製物
は、さらに無害の非経口的に許容しうる希釈剤又は溶
剤、例えば1,3−部ブタンジエンオール中の溶液のよう
な滅菌された注射可能な溶液又は懸濁液であり得る。
坐剤調製物は、活性成分と、通常の温度では固体であ
るが、直腸温度では液体となり、それゆえ、腸で溶解し
て薬物を放出する、適当な非刺激性の賦形剤を混合する
ことにより製造しうる。適当な賦形剤は、例えば、ココ
アバター及びポリエチレングリコールを含む。
単位投与形を製造するために1又は複数の賦形剤と結
合される活性成分の量は、治療される主体及び特定の投
与経路に依存して変化するであろう。例えば、ヒトに対
する経口投与を意図する調製物は、一般に例えば0.5mg
から200mgの活性剤と適当かつ便利な量の賦形剤(これ
は典型的には全組成物量の約10から約98重量%の間で変
化する)を組みあわせて含有するであろう。単位投与形
は、一般には約1mgから約400mgかの活性成分を含有する
であろう。しかしながら、治療下にある状態又は病気の
特性及び重症度、併用する治療法、及び治療を受ける患
者の年令、重量及び性別を考慮に入れるために、よく知
られた医薬プラクチスに従がって、投与される活性成分
の用量を変えることが必要であることは容易に理解され
るであろう。
本発明のもう1つの態様によれば、有効量の本化合物
(上記で定義したとおりである)又はそれの薬剤的に許
容しうる塩を投与することによる、一部、酵素HPPDによ
り触媒される代謝経路における介入が望ましい、ヒトの
ような温血動物に影響を与える異常又は病気の治療方法
が提供される。例えば、本化合物又はその薬剤的に許容
しうる塩を投与することによるチロジネーミア(タイプ
I)として既知の異常状態の治療は、本発明の特別な態
様に従がって提供される。
本発明のもう1つの態様として、酵素HPPDにより一部
触媒される代謝経路における介入が望ましい、ヒトのよ
うな温血動物に影響する異常又は疾病のためのヒト又は
獣医用医薬の製造における、本化合物(上記の定義のと
おり)、又はその薬剤的に許容しうる塩の使用が提供さ
れる。かかる異常又は疾病の1つは、チロジネーミア
(タイプI)として知られている。酵素HPPDの触媒作用
を抑制する際の式Iの本化合物の活性は、1又は複数の
標準的な方法を使用して実験室で評価され得る。
かかる方法の1つは、基質である4−ヒドロキシフェ
ニルピルベートの存在下におけるラットの肝臓の酵素の
酵素消費量をモニターすることを含む。この方法による
典型的なアッセイは、37℃で反応管においてpH7.2の0.2
モルのリン酸ナトリウム緩衝液とともに酵素電極を使用
する。次に、アスコルベート(約7μMの最終濃度)及
びラットの肝のシトソール(cytosol)(105,000×g上
澄み−約0.2ml,5mlのタンパク質に相当)を添加する。3
7℃で3〜5分間平衡化させた後に、基質の4−ヒドロ
キシフェニルピルベート(約200μMの最終濃度)を添
加して、酵素反応を開始させる。基質で反応を開始する
前に約5分間酵素と一緒にインキュベートするか又は反
応管へ基質とともに試験活性成分を注射することによ
り、試験物質がこのアッセイで評価され得る。
アッセイは、リンドステッドとその共同研究者(Meth
ods in Enzymology,1987,142,139〜142及び143〜148)
による記載に基づき、酵素源としてラット又はヒトの肝
のシトソルを使用しながら、4−ヒドロキシフェニル
(1−14C)ピルベートからの14CO2の放出に対する試験
物質の効果をモニターすることをも含む。
典型的には、本化合物、又はその薬剤的に許容しうる
塩を、100nM又はそれ以下の濃度で上記アッセイの1つ
において酵素の有意な抑制を示すことが見い出された
(即ち、酸素の取り込みの>30%抑制及び/又は14CO2
の放出の>30%減少)。本化合物は、一般に、特に温血
動物に対して特に有毒ではない。アカゲザルに対して毎
日10mg/kgの用量を経口投与した時、有意な毒性又は他
の副作用は示されていない。
治療上の使用において、本発明の組成物は、本化合物
(又は相応する量の薬剤的に許容しうるその塩)が一般
に0.01〜10mg/kgの範囲で(及びより好適には0.05〜5mg
/kgの範囲で)、もし必要ならば分割して与えられるよ
うに投与されることが示される。本化合物(又はその薬
剤的に許容しうる塩)の断続的な投与も望ましい。患者
の全体的な状態のアセスメントに加えて、本化合物又は
その塩の投与の効果は、チロシン代謝のレベル及びポル
フォビリノーゲンシンターゼ活性の効果を、例えば付記
した実施例において言及されているようにして評価する
ための標準的かつ臨床的な化学的及び血液学的アッセイ
によりモニターされ得る。
少くとも一部が酵素HPPDにより触媒される代謝経路に
おいて介入が望まれるヒトのような温血動物に影響を与
える異常又は疾病治療における本化合物又はその塩の有
用性は、臨床的及び生化学的なパラメーターの改善が生
ずる慣用の治療上の介入の試行において示され得る。こ
うして、チロジネーミア(タイプI)の治療における有
用性は、例えば、数ケ月の間、1又は複数の病気の生化
学的マーカーをモニターすることにより評価しうる。例
えば、これらは、典型的にはα−フェトプロティン及び
肝臓の機能不全の他の標準的な指標を包含する。加え
て、ポルフォビリノーゼンシンターゼ活性における改善
及び/又は尿中の5−アミノレブリン酸レベルの減少
は、初期の臨床効果の特に良好なマーカーである。典型
的な臨床的なプロトコールを、次の実施例において提示
する。
本発明を、後記の非限定的な実施例により説明する: 実施例1. [この実施例は、本化合物の製法を記載する] 2−ニトロ−4−トリフルオロメチルベンゾイルクロ
リド(19mM;それ自体は2−ニトロ−4−トリフルオロ
メチルベンゾイックアシッドと過剰のオキザリルクロリ
ドの反応により得られる)及びシクロヘキサン−1,3−
ジオン(19mM)をジクロロメタン(100ml)中で撹拌し
つつ、これにトリエチレンアミン(3.4mL,25mM)を滴加
した。室温で混合物を1時間撹拌し、次いでさらにトリ
エチルアミン(57mM)及びアセトンシアノヒドリン(0.
4ml)を添加した。さらに2.5時間撹拌を続け、次いでト
リエチルアミンを除くためにこの混合物を2Mの塩酸で完
全に洗った。次に、有機相を炭酸カリウム(5%W/V)
で完全に抽出した。あわせた塩基性油出物を、2Mの塩酸
で酸性化し、エーテルで抽出する。エーテル抽出物は塩
化ナトリウムの飽和溶液で洗い、乾燥させ(硫酸マグネ
シウム)、そして揮発性物質を真空にて回転蒸発により
除去する。こうして、満足しうるマイクロ分析及び赤外
及び核(プロトン)磁気、共鳴スペクトルを有し、融点
が88〜94℃の固体である(酢酸エチルから再結晶させ
た)2−(2−ニトロ−4−トリフルオロメチルベンゾ
イル)−1,3−シクロヘキサンジオンが得られた。
実施例2 以下に、ヒトにおいて治療又は予防的に使用するため
の、本化合物又はその薬剤的に許容しうる塩を含む医薬
用の投与形を示す: (a) 錠剤mg/錠剤 活性成分 50 ラクトース(Ph.Eur.) 223.75 クロスカルメロースナトリウム 6.0 トウモロコシデンプン 15.0 ポリビニルピロリドン (5%W/Vペースト) 2.25 ステアリン酸マグネシウム 3.0 (b) 錠剤 II mg/錠 活性成分 1.0 ラクトース(Ph.Eur.) 93.25 クロスカルメロースナトリウム 4.0 トウモロコシデンプンペースト (5%W/Vペースト) 0.75 ステアリン酸マグネシウム 1.0 (c) カプセル mg/カプセル 活性成分 10 ラクトース Ph.Eur. 488.5 ステアリン酸マグネシウム 1.5 上記処方は、薬学分野で既知の慣用の方法により得ら
れる。錠剤I及びIIは、もし必要ならば、例えばセルロ
ースアセテートフタレートによる慣用の方法で好都合に
腸溶性コーティングされ得る。
実施例3 [この実施例は、チロジネーミア(タイプI)における
本化合物の組成物の臨床的評価のための典型的プロトコ
ールを記載する] この病気の進行した形状を有する患者に、試験組成物
(一般的に体重kg当たり約0.2から2.0mgの活性成分)を
経口的に与える。血液試料は第1週の間は毎日採取し、
それ以降は医者の裁量でより頻度を下げる。尿試料は通
常、毎日集める。以下に記載する指標が試験組成物に対
する応答をモニターするために使用する。臨床的及び生
化学的に満足しうる応答が観察されるならば、その治療
を12ケ月まで維持する。そうでない場合には、投与され
た活性成分の用量を1日当たり最大約2mg/kgまで段階的
に増大させる。もし不利な指標が現われた場合には、生
化学的モニターリング又は臨床的評価に基づいて投与を
即座に停止する。
患者に、血漿チロシン濃度を500μmol/以下に保持
する目的で、チロシン制限食事を与える。血漿中のチロ
シン濃度の著しい増大が生ずることが期待されないが、
投与の間そのレベルをモニターする。スクシニルアセト
アセテート、スクシニルアセトン及び5−アミノレブリ
ン酸のような、下記の生化学的マーカーの排出における
変化が、ポルフォビリノーゲンシンターゼ及びα−フェ
トプロティン濃度に対する影響としてモニターされる。
生化学的指標: チロシン及びメチオニン−これらのアミノ酸は、アミノ
酸分析器を使用する標準的方法により血漿中で測定され
る。
スクシニルアセトアセテート及びスクシニルアセトン−
これらの化合物は、ガスクロマトグラフィー−質量分析
器により尿中で測定される。血漿中のスクシニルアセト
ンは、慣用のアッセイを使用するポルフォビリノーゲン
シンターゼの抑制を測定することにより測定される。
5−アミノレブリン酸−これは、慣用の比色定量アッセ
イにより尿中で測定される。
p−ヒドロキシフェニルピルベート及びp−ヒドロキシ
フェニルラクテート−これらの化合物は慣用のガスクロ
マトグラフ方法により尿中で測定される。
α−フェトプロティン−これは、慣用のラジオイムノア
ッセイ手法により血漿中で測定される。
ポルフォビリノーゲンシンターゼ−これは慣用の比色定
量アッセイを使用して赤血球中で測定される。
臨床化学、血液学及び凝固パラメーター−これは常法に
より測定される。
実施例4 [この実施例は、本発明の組成物の治療評価を記載す
る] 患者 1: 女子患者(2ケ月の年令)が、僅かに鼻から出血する
困難を生じ、かつ、親が腹部の膨張に気づいた後で、入
院した。
病院におけるチロジネーミア(タイプI)の診断にお
ける代謝スクリーニングは、尿中でのスクシニルアセト
ン、スクシニルアセトアセテート及び5−アミノレブリ
ン酸の異常な排出及び赤血球中のポルフォビリノーゲン
シンターゼの低活性に基づいていた。治療は、本化合物
(活性成分0.08mg/体重)のカプセル処方を使用し、実
施例2に記載されたプロトコールを本質的に利用して開
始した。これを、4日間に0.16mg/kg体重に増加し、投
与は朝と午後の投与の2回の部分に分割した。投与量
を、次に、5か月後に約0.6mg/kgに増加した。以下の観
察がなされた: (a)赤血球におけるポルフォビリノーゲンシンターゼ
活性における即座の増加と同時に起こる5−アミノレブ
リン酸の排出における減少が起こった。
(b) スクシニルアセトン及びスクシニルアセトアセ
テートの排出における即時の減少(50ミリモル/モルの
クレアチンから<1ミリモル/モルのクレアチンのレベ
ル)及び同様の血漿におけるスクシニルアセトンレベル
の即時の減少(約30日後に検出の限界まで)が起った。
(c) 当初極めて高く、ダィエットによりやや減少す
る血漿中のメチオニン濃度は、治療開始後極めて速やか
に通常のレベルに下がった。
(d) 尿中のアミノ酸の濃度は、治療前は極めて高
く、治療後は減少した(5〜10倍)。
(e) 当初肝臓の機能不全は、同時に起こるサイトメ
ガロウイルス感染により危険にさらされていたが、投与
の間に肝の機能不全の指標は急速に改善され、例えば血
清のα−フェトプロティン濃度は7.200μg/から96μg
/に減少した。
(f) 患者の全体的な臨床状態は治療の期間著しく改
善され、患者は病院から退院できた。投与は続けられて
いる。
患者 2: 男子患者(5才)に本化合物のカプセル処方を0.2mg/
kg体重で投与した。投与期間の最初の3ケ月間、ポルフ
ォビリノーゲンシンターゼ活性は正常のレベルに増大し
た。同様に、この治療の期間にスクシニルアセトン及び
5−アミノレブリン酸の尿中レベル及びスクシニルアセ
トン及びα−フェトプロティンの血清レベルが低下し、
後者は有意であり(約900から40μg/)、そして患者
の臨床状況は改善された。投与は続けられている。
患者 3: 男子患者(6才)に本化合物のカプセル処方の0.2mg/
kg体重を投与した。5か月後に、この投与量を0.6mg/kg
体重に増加し、2回に分けて投与した。この期間に、ス
クシニルアセトンの尿及び血漿中のレベル及び5−アミ
ノレブリン酸の尿中レブリンは、すべて実質的に低下し
た。同様に、α−フェトプロティンの血清レベルは実質
的に低下し(約900から11μg/)、そして患者の臨床
状態が改善された。
患者 4: 男子患者(3才)に本化合物のカプセル処方を0.2mg/
kg体重で投与した。5か月後、この用量を0.6mg/kg体重
に増加し、2又は3回に分割して投与した。この期間
に、スクシニルアセトンの尿中及び血漿レベル及び5−
アミノレブリン酸の尿中レベルはすべて実質的に低下し
た。同様に、α−フェトプロティンの血清レベルは実質
的に低下し(約2000から48μg/へ)、そして患者の臨
床的状態は改善された。
フロントページの続き (72)発明者 ロック,エドワード アラン イギリス国 エスケイ9 5エイチディ ー チェシャー ウィルムズロウ ボー ン ストリート 2 (72)発明者 マルクステット,マイ エリザベス ホ ルム スウェーデン国 S−42700 ビルダル アスダムスヴァーゲン 1 (72)発明者 マター,リンダ キャロル アメリカ合衆国 カリフォルニア 94952 ブルームフィールド ブロデリ ック ストリート 6651 (72)発明者 プリスビラ,マイケル ポール アメリカ合衆国 カリフォルニア 94803 リッチモンド モーウッド ド ライヴ 4804 (56)参考文献 米国特許4859234(US,A) 米国特許4774360(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 31/12 A61P 1/16 A61P 43/00 111 C07C 205/45 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】活性成分として化合物2−(2−ニトロ−
    4−トリフルオロメチルベンゾイル)−1,3−シクロヘ
    キサンジオン、又はその薬剤的に許容し得る塩を薬剤的
    に許容し得る希釈剤又は担持剤とともに含有する、4−
    ヒドロキシフェニルピルベートジオキシゲナーゼ酵素の
    拮抗剤である、医薬組成物。
  2. 【請求項2】活性成分が化合物2−(2−ニトロ−4−
    トリフルオロメチルベンゾイル)−1,3−シクロヘキサ
    ンジオンのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アン
    モニウム塩及び生理的に許容し得るカチオンを与える有
    機塩基との塩から選ばれている、請求項1記載の組成
    物。
  3. 【請求項3】経口、非経口又は直腸投与に適した形であ
    る、請求項1又は2記載の組成物。
  4. 【請求項4】錠剤、トローチ剤、硬カプセル、軟カプセ
    ル、水性懸濁液、油性懸濁液、乳濁液、分散性粉末、分
    散性顆粒、シロップ及びエリキシルから選ばれた経口投
    与に適した味のよい形のものである、請求項1又は2に
    記載の組成物。
  5. 【請求項5】滅菌した水性及び油性の溶液から選択され
    た非経口投与に適した形のものである、請求項1又は2
    に記載の組成物。
  6. 【請求項6】経口的に使用する硬又は軟ゼラチンカプセ
    ルの形のものである、請求項1又は2に記載の組成物。
  7. 【請求項7】2−(2−ニトロ−4−トリフルオロメチ
    ルベンゾイル)−1,3−シクロヘキサンジオン又はその
    薬剤的に許容し得る塩から成る、4−ヒドロキシフェニ
    ルピルベートジオキシゲナーゼ酵素の拮抗剤である、医
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