JP3130923U - 骨折部位補強プレート用補助具 - Google Patents

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一雄 西岡
浩喜 佐藤
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Abstract


【課題】橈骨の遠位端近傍(手首)の骨折治療を行う際、骨折部位補強プレートの施術の迅速簡易化を実現する補助具を提供する。
【解決手段】基方固定部2の長孔22に挿通可能で且つ長孔の細幅部分より幅広で、適宜高さに形成した支持脚部3と、支持脚部の上方に連続して長孔内で回転できる大きさで、基方固定部2の厚さに対応した軸部4と、軸部の上方に指による操作を可能とした大きさの操作部5とを備えてなる。
【選択図】図3

Description

本考案は、主として橈骨の遠位端近傍(手首)の骨折治療に、骨折部位補強プレートを使用した施術時に使用する補助具に関するものである。
橈骨の遠位端近傍(手首)の骨折の治療に際して、骨折部位補強プレートが使用されている。この骨折部位補強プレートAは、種々の形態の物が使用されているが、橈骨Bの骨折部位の掌側に固定されるプレートは、図2(イ)、(ロ)に示すとおり幅広の先方固定部1と細幅板状の基方固定部2とが、15〜20度の角度をもって傾斜し、先方固定部1及び基方固定部2に鋲孔11,21を複数設けると共に、基方固定部2には、少なくとも鋲位置及び鋲打ち角度を選択できるように長孔22を設けており、更に先方固定部1と基方固定部2とは橈骨の遠位端の傾斜に対応して屈曲若しくは湾曲して傾斜させているものである。
更に詳細に説明すると、図2(イ)に示した骨折部位補強プレートAは、特許文献1(特開2004−223042号公報)に開示されており、先方固定部1が幅広の逆三角形で、基方固定部2が細幅の板状に形成され、特に先方固定部1には、主として骨移植を必要とする場合を想定して外形に対応した三角透窓12を備えている。また図2(ロ)に示すように、先方固定部1と基方固定部2とがT状に形成されているプレートや、先方固定部が逆三角形で、鋲孔を横二列に設けたものなどが知られている。
特開2004−223042号公報。
前記の骨折部位補強プレートAを骨折治療に使用する場合には、骨折箇所を切開した後、橈骨Bの遠位端に先方固定部1を所定のスクリューCで固定し、その後基方固定部2を橈骨Bに固定するもので、先方固定部1の鋲止め施術時には、補強プレートAを安定させるために、図5(切開される筋肉部分は省略した)に示すように、補助具Dを使用していた。
この従前の補助具Dは、頂部に螺孔を形成した支持脚01と、前記支持脚01に装着する固定ネジ02で構成され、所望の高さを備えた支持脚01を選択して基方固定部2の鋲孔21の下方に位置させ、鋲孔21を通して固定ネジ02を螺合し、補強プレートAの安定を図っているものである。
然し前記の骨折部位補強プレートAへの補助具Dの装着は、煩瑣なものであり、また先方固定部1の固定後は直ちに外し、基方固定部2を橈骨Bに鋲結固定する必要があるので、より補助具Dの着脱には操作性の簡易化が要求される。
そこで本考案は、骨折部位補強プレートAを使用した施術に使用される新規な補助具を提案したものである。
本考案に係る骨折部位補強プレート用補助具は、 幅広の先方固定部と細幅板状の基方固定部とが、15〜20度の角度をもって傾斜し、先方固定部及び基方固定部に鋲孔を複数設けると共に、基方固定部には、少なくとも鋲位置を選択できる長孔を設けた骨折部位補強用プレートに使用される補助具であって、基方固定部の長孔に挿通可能で且つ長孔の細幅部分より幅広で、適宜高さに形成した支持脚部と、支持脚部の上方に連続して長孔内で回転できる大きさで、基方固定部の厚さに対応した軸部と、軸部の上方に指による操作を可能とした大きさの操作部とを備えてなることを特徴とするものである。
従って所望の支持脚部の高さを備えた器具を選択使用するもので、操作部を指で摘み、骨折部位補強用プレートの基方固定部の長孔から支持脚部を差し入れて、軸部が長孔位置に至り90度回動させると、支持脚部の上端縁と操作部の下端縁とで長孔の側縁部分を上下から挟持することになり、支持脚部を人体側に当接させて、基方固定部の鋲止めを行なう。
本考案は上記の構成を採用してなるものであるから、所定の角度で傾斜している橈骨の遠位端近傍(手首)の骨折の治療に際して使用する骨折部位補強プレートの固定手術が、迅速に且つ確実に行なわれるものである。
次に本考案の実施の形態について説明する。最初に本考案に係る補助具の使用対象となる橈骨の遠位端近傍(手首)の骨折の治療に際して使用される骨折部位補強プレートAについて説明する。
骨折部位補強プレートAは、金属板製で、先側が幅広の逆三角形の先方固定部1で、基方が細幅の板状の基方固定部2が形成されていると共に、先方固定部1の先端縁に鋲孔12を複数設けてなるものである。特に例示のプレートは、先方固定部1に外形に対応した三角透窓12が形成されている。
また基方固定部2には、少なくとも基端に鋲孔21と鋲位置及び鋲打ち角度を選択できる長孔22を設けたもので、基方固定部2は、図2に例示するとおり骨切部位に応じて定まる数種類のプレートAが容易され、基方固定部2の長さに対応して鋲孔21の数が定められている。更に先方固定部1と基方固定部とは橈骨の遠位端の傾斜に対応して屈曲傾斜している。
本考案の補助具Eは、樹脂や金属で一体若しくは組み合わせで形成したもので、支持脚部3と軸部4と操作部5とを備えてなるものである。
支持脚部3は、前記骨折部位補強プレートAの基方固定部2の長孔22に挿通可能で且つ長孔22の細幅部分(短径)より幅広で、適宜高さに形成したものである。即ち図1(ロ)において、幅lが長孔22の短径より長く且つ長径より短く、厚さtが長孔22の短径より薄くし、また高さhは、補強プレートAの基方固定部2の長さに応じて変化するために、適宜な高さとした器具を数種類用意しておくものである。
軸部4は、支持脚部3の上方に連続するもので、前記長孔22内で回転できる大きさとしたもので、径rは長孔22の短径と対応し、高さhは基方固定部2の厚さと対応させてなるものである。
操作部5は、軸部4の上方に連続して設けられたもので、軸部4より外周に張り出し、且つ指による操作を可能とした大きさとしたものである。
而して前記の補助具Eの使用は、基本的には従前の補助具Dと同様に使用されるもので、橈骨Bの遠位端近傍(手首)の骨折の治療に際して、橈骨Bの骨折部位に対応して基方固定部2が必要長さを備えた補強プレートAを使用し、骨折部位を切開し、橈骨Bを露出させ、補強プレートAの基方固定部2の長さ及び・先方固定部1の取り付け箇所の橈骨Bの傾斜に対応した補助具Eを予め選択し(手術前にレントゲン写真の橈骨Bに、補強プレートA並びにスクリューCを合わせて、プレートの取り付け位置を確認しておく)、操作部5を指で摘み、骨折部位補強用プートAの基方固定部2の長孔22から支持脚部3を差し入れて、軸部4が長孔22の位置に至ると90度回動させ、支持脚部3の上端縁と操作部5の下端縁とで長孔22の側縁部分を上下から挟持して、補強プレートAに補助具を装着する。
そして基方固定部2を固着箇所にあわせ、支持脚部3を人体側に当接させ、プレートの安定を図った状態で基方固定部2の鋲止めを行なうものである。
また先方固定部1の固定後は、操作部5を摘んで90度回動し、長孔22から支持脚部3を引き抜き、補助具Eを補強プレートAから外し、基方固定部2を橈骨Bに鋲結固定し、切開箇所を縫合して手術を終了するものである。
従って、補強プレートAを用いた橈骨Bの骨切治療手術がより簡素化され迅速に行うことができたものである。
尚1個の補助具で支持脚部3の高さを複数設定できる器具として、図4に示すように、支持脚部3の途中に軸部4aを設けた、多段構成としても良い。
また本考案の補助具の使用対象となる骨折部位補強用プレートは、図示した物品に限定されるものではなく、鋲孔及び長孔を備えると共に、傾斜形成されている先方固定部と基方固定部で構成されているものであれば、本考案に係る補助具は、全てに適用できるものである。
本考案の実施形態の説明図で(イ)は全体斜視図(ロ)は寸法説明図。 同使用対象の骨折部位補強プレートの斜視図。 同使用状態の説明図。 同別例の正面図。 従前器具の使用説明図。
符号の説明
A 骨折部位補強プレート
1 先方固定部
11 鋲孔
12 三角透窓
2 基方固定部
21 鋲孔
22 長孔
E 補助具
3 支持脚部
4 軸部
5 操作部

Claims (3)

  1. 幅広の先方固定部と細幅板状の基方固定部とが、15〜20度の角度をもって傾斜し、先方固定部及び基方固定部に鋲孔を複数設けると共に、基方固定部には、少なくとも鋲位置を選択できる長孔を設けた骨折部位補強用プレートに使用される補助具であって、基方固定部の長孔に挿通可能で且つ長孔の細幅部分より幅広で、適宜高さに形成した支持脚部と、支持脚部の上方に連続して長孔内で回転できる大きさで、基方固定部の厚さに対応した軸部と、軸部の上方に指による操作を可能とした大きさの操作部とを備えてなることを特徴とする骨折部位補強プレート用補助具。
  2. 支持脚部と軸部と操作部とを、扁平板状に一体に形成してなる請求項1記載の骨折部位補強プレート用補助具。
  3. 軸部を多段に設けてなる請求項1又は2記載の骨折部位補強プレート用補助具。
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