JP3130745U - コイル架台 - Google Patents

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Abstract

【課題】コイル受け台上設置された一対のコイル受けストッパは、コイル受け台上で可動状態にあり、この構造により、1台のコイル架台により、種々の径のコイルが安定した状態で載置される。
【解決手段】コイル架台1では、コイル受け台2上にコイル受けストッパ3が設置される。コイル受けストッパ3は、回転軸9、コイル当接部10等から構成され、回転軸9を利用してコイル受け台2上で可動する。この構造により、コイルを載置する際に、載置されるコイルの径に応じて、コイル受けストッパ3が可動し、コイル架台1上に安定してコイルが載置される。
【選択図】図1

Description

本考案は、安定したコイルの載置を目的とするコイル架台に関する。
従来のコイル架台の一実施例として、下記のコイル状重量物用パレットの構造が知られている。コイル状重量物用パレットは、載置部と、脚体部とから構成されている。載置部は、載置部本体と、一対のコイル支持部とから構成されている。そして、一対のコイル支持部は、谷状となるように向き合って傾斜面を形成するように配設されている。また、コイル支持部は、載置部本体上に垂直に設けられた複数の板状主柱により支えられている。この構造により、コイル状重量物が、安定してコイル状重量物用パレット上に載置されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−342945号公報(第6−7、15頁、第1−2、10図)
従来のコイル状重量物用パレットでは、上述したように、固定された一対のコイル支持部上にコイル状重量物が、載置される。また、使用用途に応じて種々の径のコイル状重量物が準備され、コイル状重量物用パレット上にコイル状重量物が載置されている。そのため、取り扱われるコイル状重量物の径に応じて、複数のコイル状重量物用パレットが必要となり、購入費用嵩み、また、コイル状重量物用パレットを配置するために、広大な領域を確保しなければならないという問題がある。
また、従来のコイル状重量物用パレットでは、一定幅の一対のコイル支持部上に、種々の径のコイル状重量物が、載置される。そのため、載置されるコイル状重量物のサイズと一対のコイル支持部間の離間距離とが、必ずしも適した関係になく、コイル状重量物用パレット上に安定してコイル状重量物が載置されないという問題がある。
また、従来のコイル状重量物用パレットでは、一対のコイル支持部は固定されており、コイル支持部の傾斜面も固定されている。そのため、載置されるコイル状重量物とコイル支持部との当接面積が狭くなり、コイル状重量物の荷重により、コイル状重量物が変形したり、コイル状重量物に外傷が発生し易く、コイル状重量物の製品品質を保ち難いという問題がある。
また、従来のコイル状重量物用パレットでは、取り扱われるコイル状重量物の径に合わせて適したコイル支持部を使用する場合には、その都度、コイル支持部を取り替える作業が必要となり、作業効率が悪いという問題がある。
上述した各事情に鑑みて成されたものであり、本考案のコイル架台では、コイル受け台と、前記コイル受け台上面に配置され、コイルを支持する一対のコイル受けストッパとを有し、前記コイル受けストッパは、回転軸と、コイルを支持する当接部からなり、前記コイル受けストッパは、載置される前記コイルの径に応じて、前記コイル受け台上で可動することを特徴とする。従って、本考案では、コイル受けストッパが、コイル受け台上で可動することで、コイルを載置する際に、コイル受けストッパとコイルとの位置関係が適した状態となる。この構造により、1台のコイル架台により、種々の径のコイルが載置され、購入費用が抑制され、また、設置領域が嵩張ることもない。
また、本考案のコイル架台では、前記コイルと当接する前記当接部の当接面は、少なくとも2つの傾斜面から成り、前記一対のコイル受けストッパは、4つの前記傾斜面により前記コイルを支持することを特徴とする。従って、本考案では、載置されるコイルとコイル受けストッパとの当接面積が増大し、コイル架台上に安定してコイルが載置される。
また、本考案のコイル架台では、前記コイル受け台は、前記コイル受けストッパの長手方向に前記回転軸を支持する複数の回転軸支持板を有し、前記コイル受けストッパは、その長手方向に複数のずれ防止板を有し、前記一対の回転軸支持板の内側に前記一対のずれ防止板が配置されていることを特徴とする。従って、本考案では、コイルの荷重によりコイル受けストッパがずれることが抑止され、コイル架台上に安定してコイルが載置される。
また、本考案のコイル架台では、前記コイル受けストッパの長手方向と直行する方向に複数の孔が配置された台座とを有し、前記コイル受け台下面には前記孔に脱着可能な複数のピンが設けられ、前記ピンを前記台座の孔に挿入することで、前記コイル受け台は前記台座上に固定され、前記一対のコイル受けストッパ間の離間距離は、前記コイル受け台の固定箇所に応じて可変となることを特徴とする。従って、本考案では、コイル受け台が台座に対し取り外しが可能となり、一対のコイル受けストッパ間の離間距離が、任意に設定される。この構造により、1台のコイル架台により、種々の径のコイルが載置される。
本考案では、コイル受け台上設置された一対のコイル受けストッパは、コイル受け台上で可動状態にある。この構造により、1台のコイル架台により、種々の径のコイルが安定した状態で載置される。
また、本考案では、コイル受け台上設置された一対のコイル受けストッパは、コイル受け台上で可動状態にある。この構造により、コイルを載置する際に、コイルの荷重等を利用し、コイル受けストッパは、コイルに対して適した位置関係となるため、作業性が向上される。
また、本考案では、コイル受けストッパのコイル当接部の当接面は、2つの傾斜面から構成されている。この構造により、載置されるコイルとコイル受けストッパとの当接面積が増大し、コイルが安定した状態で載置され、コイルの製品品質が保たれる。
また、本考案では、コイル受け台の回転軸支持板間に位置するように、コイル受けストッパにずれ防止板が配置されている。この構造により、コイルの荷重によりコイル受けストッパがずれることが抑止され、コイルが安定した状態で載置される。
また、本考案では、コイル受けストッパ間の離間距離が可変となる。この構造により、コイル受けストッパ間の離間距離も適宜変更でき、1台のコイル架台により、種々の径のコイルが安定した状態で載置される。
以下に、本考案の一実施の形態であるコイル架台について、図1から図6を参照し、詳細に説明する。図1は、本実施の形態のコイル架台を説明するための斜視図である。図2は、本実施の形態のコイル受け台及びコイル受けストッパを説明するための斜視図である。図3(A)は、本実施の形態のコイル受けストッパを説明するための断面図である。図3(B)は、本実施の形態のコイル受け台の回転軸支持板を説明するための断面図である。図4(A)は、本実施の形態のコイル架台にコイルが設置される状況を説明するための斜視図である。図4(B)は、本実施の形態のコイル架台にコイルが設置される状況を説明するための斜視図である。図5(A)は、本実施の形態のコイル架台を構成する台座を説明するための平面図である。図5(B)は、本実施の形態のコイル受け台を説明するための断面図である。図5(C)は、本実施の形態のコイル受け台を説明するための断面図である。図6は、本実施の形態のコイル架台を説明するための斜視図である。
図1に示す如く、コイル架台1は、主に、コイル受け台2と、コイル受けストッパ3から構成されている。尚、コイル架台1上には、鉄製コイル、アルミ製コイル、ステンレス製コイル、紙製コイル、フィルム製コイル、鉄のコーティング、塩化ビニールのコーティング等が施された表面処理鋼板から成るコイルが載置される。そして、以下の説明では、これらを総称してコイルとして記載する。
コイル受け台2は、ステンレス鋼材(SS材)等の形鋼材から成り、幅W1及び長さL1を有するように直方体形状に形成されている。コイル受け台2の幅W1は、載置されるコイルの径に応じて設計され、例えば、950(mm)である。また、コイル受け台2の長さL1は、例えば、1(m)〜10(m)の範囲で設計される。そして、コイル受け台2の表面側には、幅方向の両端部にコイル受けストッパ3を配置するための回転軸支持壁4、5、6、7、8が形成されている。尚、コイルの径は、例えば、600〜1800(mm)の間で形成されている。また、コイルの幅は、例えば、914〜1524(mm)の間で形成されている。そして、コイル受け台2の幅W1は、載置されるコイルの直径に応じて任意の設計変更が可能である。また、コイル受け台2の長さL1も設置場所等に応じて任意の設計変更が可能である。
コイル受けストッパ3は、ステンレス鋼材(SS材)等の形鋼材から成り、回転軸9と、コイル当接部10と、ずれ防止板11とから構成されている。コイル受けストッパ3は、コイル受け台2上に配置され、そのコイル当接部10にてコイルを支持する。そして、コイル当接部10の当接面は、例えば、V字形状となるように2つの傾斜面12、13から成る。それぞれの傾斜面12、13は、載置されるコイルと当接するように、傾斜面12と傾斜面13との成す角度は設計される。つまり、コイル受け台2の両端部上に配置された一対のコイル受けストッパ3の4つの傾斜面12、13により、コイルを支持することで、コイルを安定して状態で支持することができる。更に、コイル受けストッパ3とコイルとの当接面積が増大されることで、個々の当接領域へのコイル荷重が分散し、コイルへの外傷やコイルの変形が低減され、コイルの製品品質が維持される。また、図示していないが、コイル受けストッパ3の傾斜面12、13にゴムシートを掛けることで、コイルを載置する際のコイルへの外傷等を更に防止することができる。
図2に示す如く、コイル受け台2の回転軸支持板4、5間及び回転軸支持板6、7間は、それぞれ幅W2、例えば、300(mm)を有するように配置されている。そして、回転軸支持板4と回転軸支持板5には補強板17が溶接され、回転軸支持板6と回転軸支持板7には補強板18が溶接されている。尚、回転軸支持板8、14間及び回転軸支持板15、16間も同様に幅W2を有するように配置されている。
一方、コイル受けストッパ3のコイル当接部10の裏面側には、ずれ防止板19、20、21、22が配置されている。ずれ防止板19、20間及びずれ防止板21、22間は、それぞれ幅W3、例えば、290(mm)を有するように配置されている。そして、ずれ防止板19、20、21、22は、コイル当接部10の裏面側及び回転軸9に溶接されている。
この構造により、回転軸支持板4、5間にずれ防止板19、20が配置され、回転軸支持板6、7間にずれ防止板21、22が配置される。そして、コイル受けストッパ3上にコイルが載置されると、コイルの荷重によりコイル受けストッパ3がずれるが、当該ずれは、回転軸支持板4、5、6、7及びずれ防止板19、20、21、22により抑制される。更に、回転軸支持板4、5、6、7が、補強板17、18により強度が増大されることで、コイル受け台2上に安定してコイル受けストッパ3が配置される。そして、コイル架台1上には、コイルが安定して載置される。尚、図示していないが、回転軸支持板8と回転軸支持板14間及び回転軸支持板15と回転支持板16間にも、同様に、それぞれ補強板が溶接され、安定してコイル受け台2上にコイル受けストッパ3が支持される。
図3(A)では、コイル受けストッパ3のずれ防止板11が形成される領域の断面図が示されている。上述したように、コイル受けストッパ3のコイル当接部10の厚みt1は、例えば、6(mm)であり、コイル当接部10の表面側には傾斜面12、13が形成されている。そして、コイル当接部10には、ずれ防止板11が溶接され、ずれ防止板11を貫通するように回転軸9が形成されている。回転軸9の径φは、例えば、35(mm)であり、回転軸9も形鋼材から成り、ずれ防止板11と溶接されている。
図3(B)では、コイル受け台2の回転軸支持板8の断面図が示されている。回転軸支持板8には、その上部に回転軸9が配置される溝23が形成されている。溝23は直線部Lと曲線部Rとか成り、直線部Lの幅W4は、例えば、40(mm)であり、曲線部Rの曲率は、例えば、18.5である。この構造により、回転軸9は、溝23の曲線部Rの領域に配置され、コイル受けストッパ3は、その回転軸9により、コイル受け台2の回転軸支持板8上に支持される。そして、コイル受けストッパ3は、溝23の曲線部Rの領域を利用して、コイル受け台2上で可動する。
図3(A)及び(B)に示すように、コイル受けストッパ3は、載置されるコイル径に応じて、コイル受け台2上で可動し、コイル当接部10の傾斜面12、13と載置されるコイルとが、最も安定した状態となる。例えば、コイル受け台2の幅W1(図1参照)に対してコイル径が大きい場合には、コイル受け台2上面に対しコイル当接部10の傾斜面12、13が寝るように(一対の傾斜面12、13が開くように)、コイル受けストッパ3は可動する。一方、コイル受け台2の幅W1(図1参照)に対してコイル径が小さい場合には、コイル受け台2上面に対しコイル当接部10の傾斜面12、13が起きるように(一対の傾斜面12、13が閉まるように)、コイル受けストッパ3は可動する。この構造により、コイル受けストッパ3は、載置されるコイル径に応じて、コイル当接部10の傾斜面12、13とコイルとの当接面積が増大する方向へと可動する。そして、コイル当接部10の傾斜面12、13とコイルとの当接面積が増大させることで、コイル架台1に安定してコイルが載置される。
その一方で、コイル受けストッパ3の回転軸9は、載置されるコイルの荷重により、矢印方向(図3(B)参照)への外力を受け、コイルが載置された後は、安定した状態でコイル受け台2上に固定される。この構造により、コイルの荷重が除々にコイル受けストッパ3に加えられる過程において、コイル当接部10の傾斜面12、13上にコイルが、バランス良く載置されるように、コイル受けストッパ3が可動する。その後、コイル受けストッパ3は、コイル受け台2上に固定される。つまり、載置されるコイル径に応じてコイル当接部10の傾斜面12、13を調整する手間が省け、作業効率が向上される。尚、回転軸9の側面は曲面であり、回転軸9は溝23の曲線部Rの領域に配置されるため、回転軸9へのコイルの荷重は効率的に分散され、回転軸が、コイル荷重により破損され難い構造となる。
更に、コイル受けストッパ3間の離間距離は、実質、コイル受け台2の幅W1により決められ、固定されているが、コイル受けストッパ3は、載置されるコイル径に応じて可動する。この構造により、コイル架台1には、コイル受けストッパ3間の固定の離間距離に対して、一定範囲内の径を有する種々のコイルが、安定して載置される。つまり、1台のコイル架台1により、径が異なる複数種類のコイルに対応することができ、コイル径に応じて複数台のコイル架台を購入する必要が無くなり、使用者側の購入費用が抑制される。また、1台のコイル架台1により種々の径のコイルに対応でき、工場内に効率的に配置することができる。尚、コイル受けストッパ3間の離間距離は、設計時にコイル受け台2の幅W1(図1参照)を任意に設計変更することで、種々の径のコイルに対応することができる。
図4(A)及び(B)を用いて、コイル載置前とコイル載置後のコイル架台1について具体的に説明する。先ず、図4(A)に示すように、コイル受け台2上の両端部に一対のコイル受けストッパ3が配置されている。コイル受けストッパ3上にはコイル24が載置されていないため、コイル受けストッパ3はコイル受け台2上において自由に可動できる状態にある。そして、コイル24はコイル受け台2上方にワイヤ25にて玉掛けされ、クレーン(図示せず)にて宙吊りされた状態である。このとき、一対のコイル受けストッパ3の傾斜面12、13は、それぞれコイル受け台2上面とほぼ平行となるように配置されている。尚、一対のコイル受けストッパ3の傾斜面12、13は、必ずしもコイル受け台2上面とほぼ平行となっている必要はない。
次に、図4(B)に示すように、コイル24の中心が、コイル受けストッパ3間の中心に位置するように、コイル24が除々にコイル受け台2上へと降下される。そして、コイル24は、先ず、一対のコイル受けストッパ3の傾斜面13と当接し、コイル受けストッパ3の傾斜面12、13は、コイル受け台2上面と垂直となる方向へと除々に傾いていく。その後、コイル24がコイル受けストッパ3上に完全に降下されることで、コイル24は一対のコイル受けストッパ3の傾斜面12、13と当接し、一対のコイル受けストッパ3上に載置される。上述したように、一対のコイル受けストッパ3の回転軸9は、コイル受け台2の溝23内において、コイル24の荷重により固定され、一対のコイル受けストッパ3はコイル受け台2上に安定して固定される。
上述したように、本実施の形態では、コイル受け台2の幅W1(図1参照)が固定され、コイル受けストッパ3間の離間距離が固定される場合について説明したが、この場合に限定されるものではない。例えば、図5から図6を参照して下記に説明するように、コイル受けストッパ3間の離間距離が可変となる場合でも良い。
図5(A)に示すように、台座26は、例えば、2本のステンレス鋼材(SS材)等の形鋼材27、28が平行に配置されて構成されている。2本の形鋼材27、28は、長手方向の端部において、連結板29、30により固定されている。台座26は、2本の形鋼材27、28により、例えば、900(mm)の幅W5を有するように形成されている。そして、台座26のコイル受け台33(図5(B)参照)が設置される面には、長手方向において、例えば、100(mm)間隔で多数の孔31、32が配置されている。この構造により、コイル受け台33上に載置されるコイルの径に応じて、コイル受け台2間の離間距離は可変となり、コイル受けストッパ3(図1参照)間の離間距離も可変となる。尚、コイルの径は、例えば、600〜1800(mm)の間で形成されている。また、コイルの幅は、例えば、914〜1524(mm)の間で形成されており、台座26の幅W5も載置するコイル幅に応じて任意の設計変更が可能である。
図5(B)及び図5(C)に示すように、コイル受け台33は、台座26上に設置されるため、コイル受け台33の裏面側には、鋼製ピン(M22)34、35、36、37が突出している。そして、鋼製ピン34、35及び鋼製ピン36、37は、台座26の孔31、32に挿入されるため、それぞれ孔31、32の離間間隔と同じ間隔で配置されている。鋼製ピン34、35、36、37を台座26の孔31、32に挿入することで、コイル受け台33は、台座26上に安定して固定される。尚、コイル受け台33の幅W6は、台座26の幅W5と同等である。
一方、コイル受け台33の表面側には、回転軸支持板38、39、40、41が形成されている。そして、回転軸支持板38と回転軸支持板39には補強板42が溶接され、回転軸支持板40と回転軸支持板41には補強板43が溶接されている。尚、回転軸支持板38、39、40、41及び補強板42、43の構造及び用途は、上述した回転軸支持板4、5、6、7及び補強板17、18と同様であるため、ここではその説明を参照し、詳細説明は割愛する。
図6に示すように、台座26を構成する形鋼材27、28には、等間隔となるように2つのコイル受け台33が設置されている。上述したように、100(mm)間隔で配置される孔31、32により、コイル受け台33間の離間距離W7は、載置されるコイル径に応じて調整される。尚、図示したように、一対のコイル受け台33上には一対のコイル受けストッパ3が設置されるが、コイル受けストッパ3の構造及び用途は、図1から図4を用いて上述した通りであり、ここではその説明を参照し、詳細説明は割愛する。
つまり、コイル受け台33自体を台座26上で可動式とすることで、載置されるコイル径に応じて、種々の大きさのコイルの載置に対しても対応することができる。特に、上述したように、可動式のコイル受けストッパ3と可動式のコイル受け台2とを組み合わせることで、使用者の利便性や作業性を更に向上させることができる。
尚、本実施の形態では、コイル受けストッパ3の当接部10の当接面が、2つの傾斜面12、13から形成される場合について説明したが、この場合に限定するものではない。例えば、当接部10の当接面が、3つ以上の傾斜面から成る場合でもよく、また、当接部10の当接面が円弧面から成る場合でもよい。更に、当接部10の当接面が、内側へと傾斜する1つの傾斜面から成る場合でも良く、載置されるコイルと当接部10の当接面との当接面積が増大する形状であれば良い。その他、本考案の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
本考案の実施の形態におけるコイル架台を説明するための斜視図である。 本考案の実施の形態におけるコイル受け台及びコイル受けストッパを説明するための斜視図である。 本考案の実施の形態における(A)コイル受けストッパ架台を説明するための断面図、(B)コイル受け台の回転軸支持板を説明するための断面図である。 本考案の実施の形態におけるコイル架台にコイルが設置される状況を説明するための(A)斜視図、(B)斜視図である。 本考案の実施の形態における(A)コイル架台を構成する台座を説明するための平面図、(B)コイル受け台を説明するための断面図、(C)コイル受け台を説明するための断面図である。 本考案の実施の形態におけるコイル架台を説明するための斜視図である。
符号の説明
1 コイル架台
2 コイル受け台
3 コイル受けストッパ
4 回転軸支持板
9 回転軸
10 当接部
11 ずれ防止板
12 傾斜面
13 傾斜面
26 台座

Claims (4)

  1. コイル受け台と、
    前記コイル受け台上面に配置され、コイルを支持する一対のコイル受けストッパとを有し、
    前記コイル受けストッパは、回転軸と、コイルを支持する当接部からなり、前記コイル受けストッパは、載置される前記コイルの径に応じて、前記コイル受け台上で可動することを特徴とするコイル架台。
  2. 前記コイルと当接する前記当接部の当接面は、少なくとも2つの傾斜面から成り、前記一対のコイル受けストッパは、4つの前記傾斜面により前記コイルを支持することを特徴とする請求項1に記載のコイル架台。
  3. 前記コイル受け台は、前記コイル受けストッパの長手方向に前記回転軸を支持する複数の回転軸支持板を有し、
    前記コイル受けストッパは、その長手方向に複数のずれ防止板を有し、
    前記一対の回転軸支持板の内側に前記一対のずれ防止板が配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコイル架台。
  4. 前記コイル受けストッパの長手方向と直行する方向に複数の孔が配置された台座とを有し、
    前記コイル受け台下面には前記孔に脱着可能な複数のピンが設けられ、前記ピンを前記台座の孔に挿入することで、前記コイル受け台は前記台座上に固定され、
    前記一対のコイル受けストッパ間の離間距離は、前記コイル受け台の固定箇所に応じて可変となることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のコイル架台。
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JP2010058799A (ja) * 2008-09-02 2010-03-18 Jfe Steel Corp コイル状重量物保持器
CN106672394A (zh) * 2017-03-29 2017-05-17 贵州大学 一种物流装配线用外圆角钢托盘

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