JP3130519U - 入れ子管の連結スリーブ - Google Patents

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Abstract

【課題】材料からではなく、連結スリーブの構成を簡単にでき、使用寿命を改善可能な入れ子管の連結スリーブを提供する。
【解決手段】入れ子管の伸縮可能な内外両管の間の連結スリーブ4であって、その軸方向に沿うように、前記内外両管にそれぞれ緊迫的に外嵌することができる本体部40と末端部41とを連続的に有しており、前記末端部は環状になり、該環状の内面410には複数の中空状係止部411が前記内管を周りから緊迫的に挟むことができるように突出していることを特徴とする、入れ子管の連結スリーブ4。中空状係止部411としては、例として、末端部が前記内管に外嵌していない時、末端部の横断面または縦断面においてアーチ形になっているものとすれば良い。また、アーチ形としては、その両端縁とも前記内面と連続しているものはもちろん、その一端縁が前記内面と連続しており、他端縁が前記内面に隙間を空けるように臨んでいるものも良い。
【選択図】図5

Description

本考案は、入れ子管の連結スリーブに関し、特に入れ子管の伸縮可能な内外両管の間の連結スリーブに関する。
従来から、伸縮式ロッドや、カメラ用三脚、登山用杖などに入れ子管構造が多用されている。入れ子管とは、2以上の直径が異なるパイプを出入り可能に嵌合させてなる、長さ調整可能なものである。
図1の登山用杖を例として挙げると、このような入れ子管構造1は、通常、入れ子管1の伸縮可能な内12外11両管の間には連結スリーブ2が設けられている。この連結スリーブ2は、その両端部で前記内外両管にそれぞれ外嵌することができる上、その、内管12に外嵌する端部の内面には、図2に示すように、複数の係止部21が前記内管12を周りから緊迫的に挟んで一時的に係止することができるように突起しているので、特に力を入れない限り各内外両管をいずれかの伸縮位置に保持することができる。
しかしながら、このような突起構造は、複数で周りから内管を挟んで係止することにより、内外両管を所定の伸縮位置に一時的に保持することができるが、それ自体が、内外両管の伸縮時に繰り返し折り曲げられるので、破裂させられたり磨耗されたりしやすい欠点がある。
この欠点に対し、連結スリーブの構成材料から考え、例えば可撓性及び強靭性のもっと良いものを使用すれば多少軽減させることができるが、コスト増を招来するのがその欠点である。
前記問題点に鑑みて、本考案は、材料からではなく、連結スリーブの構成を簡単に改善して前記欠点を解消するのが、その目的である。
前記目的を達成するために、本考案は、入れ子管の伸縮可能な内外両管の間の連結スリーブであって、その軸方向に沿うように、前記内外両管にそれぞれ緊迫的に外嵌することができる本体部と末端部とを連続的に有しており、前記末端部は環状になり、該環状の内面には複数の中空状係止部が前記内管を周りから緊迫的に挟むことができるように突出していることを特徴とする、入れ子管の連結スリーブを提供する。
前記中空状係止部としては、例として、前記末端部が前記内管に外嵌していない時、前記末端部の横断面または縦断面においてアーチ形になっているものとすれば良い。
また、前記アーチ形としては、その両端縁とも前記内面と連続しているものはもちろん、その一端縁が前記内面と連続しており、他端縁が前記内面に隙間を空けるように臨んでいるものも良い。
前記構成による連結スリーブは、入れ子管の内管を係止する複数の係止部が中空状であるので、弾性があって、可撓性及び変形性が良く、入れ子管の内外両管の伸縮時に繰り返し折り曲げられるのに対し、従来のものより丈夫で、破裂させられたり磨耗されたりしにくくなる。従って、前記構成による連結スリーブは、特に可撓性及び強靭性の良い材料に変えられなくても、使用寿命が改善される。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、図中、似ている部品には、同一の参照符号を付する。
まず、図3〜図8を参照しながら本考案の第1の実施形態の入れ子管の連結スリーブを説明する。
この実施形態の入れ子管の連結スリーブ4は、図3に示すように、従来の連結スリーブと同じく、入れ子管3の伸縮可能な内32外31両管の間に設けられるものであるが、その軸方向に沿うように、内32外31両管にそれぞれ緊迫的に外嵌することができる末端部41と本体部40とを連続的に有している。末端部41は環状になり、該環状の内面410には複数の中空状係止部411が内管32を周りから緊迫的に挟むことができるように突出している。
次に、図4及び図5をも参照すると、中空状係止部411は、末端部41が内管32に外嵌していない時、末端部41の横断面においてアーチ形になっている。
また、前記アーチ形は、前記横断面において、その中央部がピーク412になっており、且つ他のあらゆる中空状係止部411(この例においては他に三つの中空状係止部411がある)のアーチ形のピーク412と、その内径dが内管32の外径Dより大きくない円形に隙間を空けて並んでいる(この例においては90°の角距離おきに並んでいる)。
なお、前記アーチ形は、その両端縁414、414とも内面410と連続しており、且つ各端縁414と内面410との間にV字形415のグルーブが形成してある。
次に、図6及び図7を参照すると、この実施形態の連結スリーブが入れ子管3の伸縮可能な内32外31両管の間に設けられているとき、末端部41は複数の中空状係止部411で内管32に外嵌している上、各中空状係止部411はそれぞれの中空部413により可撓性が良いので、内管32を周りから弾性的且つ緊迫的に挟んで一時的に係止している。それがために、特に力を入れて相対的に引っ張ったりまたは押し付けたりしない限り各内32外31両管をいずれかの伸縮位置に保持することができる。
次に、図8を参照しながら本実施形態の変形例を説明する。この変形例における前記アーチ形は、その一端縁414AがV字形のグルーブ415Aを介して内面410と連続しているが、他端縁414Bが内面410に隙間416を空けるように臨んでいる外、他の構造は、前記実施形態例とまったく同じなので、ここでその説明を省く。この異なる点により、中空状係止部411Aの可撓性・変形性がもっと良くなっている。
そして、図9〜図11を参照しながら本考案の第2の実施形態の入れ子管の連結スリーブを説明する。
この実施形態の連結スリーブ4Bの中空状係止部411Bは、図9に示すように、末端部41Bが内管32に外嵌していない時、末端部41Bの縦断面においてアーチ形になっている。
また、前記アーチ形は、前記縦断面において、その中央部がピーク412Bになっており、且つ、前記横断面において、他のあらゆる中空状係止部411Bのアーチ形ピーク412Bと、その内径dが内管32の外径Dより大きくない円形の連続的な稜線になっている。
なお、前記アーチ形は、末端部41Bの内面410Bの軸方向における開口縁から最内縁までに延在している上、その両端縁とも内面410Bと連続している。
本実施形態の入れ子管の連結スリーブの他の構造は、前記第1の実施形態のと同じなので、ここでその説明を省く。
さらに、図11を参照しながら本実施形態の変形例を説明する。この変形例においては、前記アーチ形は、その一端縁414Dが内面410Cと連続しており、他端縁414Eが内面410Cに隙間416Aを空けるように臨んでいる外、他の構造は、前記実施形態例とまったく同じなので、ここでその説明を省く。
従って、本実施形態の入れ子管の連結スリーブは、縦断面においてアーチ形になっている中空状係止部(411B、411C)を有していて、第1実施形態における中空状係止部411の内管32を周りから緊迫的に挟んで一時的に係止することと同じ効果を果たすことができる。
本考案は、その精神及び必須の特徴事項から逸脱することなく他のやり方で実施することができる。従って、本明細書に記載した好ましい実施例は例示的なものであり、限定的なものではない。
叙上のように、本考案の連結スリーブは、その係止部が弾性的変形性が良くて、入れ子管の内外両管の伸縮時に繰り返し折り曲げられるのに対し、従来のものより丈夫で、破裂させられたり磨耗されたりしにくくなるので、使用寿命が改善され、産業上の利用価値が向上される。
従来の連結スリーブが備わっている登山用杖の側面図である。 図1の2−2線に沿う拡大断面図である。 本考案の第1の実施形態の連結スリーブが備わっている入れ子管の部分縦断面図(部分分解時)である。 本考案の第1の実施形態の連結スリーブの横断面図である。 本考案の第1の実施形態の連結スリーブの斜め下からみた斜視図である。 本考案の第1の実施形態の連結スリーブが備わっている入れ子管の部分縦断面図(結合時)である。 図6の7−7線断面図である。 本考案の第1の実施形態の連結スリーブの変形例の横断面図である。 本考案の第2の実施形態の連結スリーブが備わっている入れ子管の部分縦断面図(部分分解時)である。 本考案の第2の実施形態の連結スリーブが備わっている入れ子管の部分縦断面図(結合時)である。 本考案の第2の実施形態の連結スリーブの変形例が備わっている入れ子管の部分縦断面図である。
符号の説明
3 入れ子管
31 外管
32 内管
4、4B 連結スリーブ
40 本体部
41、41B 末端部
410、410B、410C 内面
411、411A、411B、411C 中空状係止部
412、412B ピーク
413 中空部
414、414C 端縁
414A、414D 一端縁
414B、414E 他端縁
415、415A V字形グルーブ
416、416A 隙間
D 内管の外径
d 末端部の内径

Claims (10)

  1. 入れ子管の伸縮可能な内外両管の間の連結スリーブであって、
    その軸方向に沿うように、前記内外両管にそれぞれ緊迫的に外嵌することができる末端部と本体部とを連続的に有しており、
    前記末端部は環状になり、該環状の内面には複数の中空状係止部が前記内管を周りから緊迫的に挟むことができるように突出していることを特徴とする、入れ子管の連結スリーブ。
  2. 前記中空状係止部は、前記末端部が前記内管に外嵌していない時、前記末端部の横断面においてアーチ形になっていることを特徴とする、請求項1に記載の入れ子管の連結スリーブ。
  3. 前記中空状係止部は、前記末端部が前記内管に外嵌していない時、前記末端部の縦断面においてアーチ形になっていることを特徴とする、請求項1に記載の入れ子管の連結スリーブ。
  4. 前記アーチ形は、前記横断面において、その中央部がピークになっており、且つ他のあらゆる中空状係止部のアーチ形のピークと、その内径が前記内管の外径より大きくない円形に隙間を空けて並んでいることを特徴とする、請求項2に記載の入れ子管の連結スリーブ。
  5. 前記アーチ形は、その両端縁とも前記内面と連続しており、且つ各端縁と前記内面との間にV字形のグルーブが形成してあることを特徴とする、請求項2に記載の入れ子管の連結スリーブ。
  6. 前記アーチ形は、その一端縁が前記内面と連続しており、他端縁が前記内面に隙間を空けるように臨んでおり、また、前記一端縁と前記内面との間にV字形のグルーブが形成してあることを特徴とする、請求項2に記載の入れ子管の連結スリーブ。
  7. 前記アーチ形は、前記縦断面において、その中央部がピークになっており、且つ、前記横断面において、他のあらゆる中空状係止部のアーチ形ピークと、その内径が前記内管の外径より大きくない円形の連続的な稜線になっていることを特徴とする、請求項3に記載の入れ子管の連結スリーブ。
  8. 前記アーチ形は、前記内面の軸方向における開口縁から最内縁までに延在していることを特徴とする、請求項3に記載の入れ子管の連結スリーブ。
  9. 前記アーチ形は、その両端縁とも前記内面と連続していることを特徴とする、請求項3に記載の入れ子管の連結スリーブ。
  10. 前記アーチ形は、その一端縁が前記内面と連続しており、他端縁が前記内面に隙間を空けるように臨んでいることを特徴とする、請求項3に記載の入れ子管の連結スリーブ。
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