JP3130098U - 非常時開錠装置用不正使用防止装置 - Google Patents

Abstract

【課題】 マンション用の消防隊進入用非常時開錠装置を不正使用した部外者の不正侵入の解消。
【解決手段】 従来の消防隊進入用非常時開錠装置４０の開錠スイッチ１２のＯＮ操作時に従来の消防隊進入用非常時開錠装置４０の警報装置３へ供給される起動電源を分岐して非常時開錠装置用不正使用防止装置２０のリレー９に接続し、リレー９を起動させ、リレー９の起動信号をオフディレータイマー１に接続し、任意設定した時間、警報装置３による警報音と回転灯やフラッシングのンプ４を点灯させることにより威嚇を行い、この課題を解決する。
【選択図】図１

Description

本考案は、マンション用の消防隊進入用非常時開錠装置の不正使用防止用器具に関する。

従来のマンション用の消防隊進入用非常時開錠装置では、開錠スイッチ操作時で警報音を鳴らし、電気錠の開錠操作を行うことで、消防隊の進入を可能にしていた。

しかし、開錠スイッチを復帰させた時点で警報音が鳴り止むため、瞬間的な開錠スイッチのＯＮ、ＯＦＦ操作では、警報音も瞬間的にしか鳴らない、しかし、瞬間的なＯＮ、ＯＦＦ操作でも集合玄関の電気錠や自動ドアは開錠してしまうため、部外者のマンション建物内への不正侵入が容易になっている。

そこで、開錠スイッチのＯＮ操作時の警報装置への電源を分岐してリレーを起動させ、リレーの接点出力端子をオフディレータイマーに接続し、任意設定した時間、警報装置による警報音と回転灯やフラッシングランプを点灯させることにより威嚇を行う。

よって、本考案の非常時開錠装置用不正使用防止装置により、非常時開錠装置を悪用した、不正侵入を防ぐことが出来る。

本考案に係る非常時開錠装置用不正使用防止装置２０は、図１に示すように、従来の消防隊進入用非常時開錠装置４０の開錠スイッチ１２の操作により、従来の消防隊進入用非常時開錠装置４０の警報装置３へ発生する電源を分岐してリレー９の起動電源入力端子１０に接続し、リレー９を起動させ、リレー９の接点出力端子１１をオフディレータイマー１の起動入力端子６に接続する、オフディレータイマー１は、任意設定された時間、接点出力端子８より起動信号を出力し、交流電源５を整流した整流回路２よりの電源供給を警報装置３と回転灯やフラッシングランプ４へ行う。
オフディレータイマー１が駆動するための電源は電源入力端子７より供給する。

本考案に係る非常時開錠装置用不正使用防止装置の回路図及び従来の消防隊進入用非常時開錠装置及び従来の電気錠又は自動ドアとの接続を示したものである。

符号の説明

１ オフディレータイマー
２ 整流回路
３ 警報装置
４ 回転灯やフラッシングランプ
５ 交流電源
６ 起動入力端子
７ 電源入力端子
８ 接点出力端子
９ リレー
１０ 起動電源入力端子
１１ 接点出力端子
１２ 開錠スイッチ
２０ 非常時開錠装置用不正使用防止装置
３０ 従来の電気錠
４０ 従来の消防隊進入用非常時開錠装置

Claims (1)

1. マンション用の消防隊進入用非常時開錠装置の警報装置への起動電源を分岐してリレーに接続し起動させ、リレーの接点出力をオフディレータイマーに接続し、任意設定した時間で、警報装置の警報音と回転灯やフラッシングランプを点灯させる非常時開錠装置用の不正使用防止装置。

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