JP3130068B2 - 読取装置 - Google Patents
読取装置Info
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- JP3130068B2 JP3130068B2 JP03062866A JP6286691A JP3130068B2 JP 3130068 B2 JP3130068 B2 JP 3130068B2 JP 03062866 A JP03062866 A JP 03062866A JP 6286691 A JP6286691 A JP 6286691A JP 3130068 B2 JP3130068 B2 JP 3130068B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿面からの反射光を
鏡を用いて固体撮像素子列に案内する形式の読取装置に
関する。
鏡を用いて固体撮像素子列に案内する形式の読取装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ファクシミリ、イメージ入力装置
等における原稿の読取装置として、図５に示すように、
原稿１を走行させる搬送ローラ２、３と、その原稿を読
み取る読取ユニット４を有する読取装置が知られてい
る。この読取ユニット４は、原稿１の読取位置Ａを照射
する光源５と、その反射光の光軸を折り返すよう配置さ
れた鏡６、７と、結像レンズ８と、個体撮像素子列９
と、これらの各部品を取り付けたシャーシ１０等を有し
ており、原稿面からの反射光が鏡６、７で反射され、結
像レンズ８によって個体撮像素子列９上に結像され、固
体撮像素子列９によって電気信号に変化されていた。こ
こで、結像レンズ８としては、通常、倍率、物像間距
離、直径等の決まったレンズが使用され、専用のレンズ
取付具（図示せず）によってシャーシ１０に固定されて
いた。また、鏡６、７は、シャーシ１０に取付けられた
結像レンズ８に原稿からの反射光を入射させ、かつその
結像レンズ８に必要な物像間距離を確保することができ
る位置に配置されている。そして、シャーシ１０は、そ
の結像レンズ８に対応した大きさに設計され、且つ鏡取
付位置に鏡保持部１１、１２が一体に形成されており、
その鏡保持部１１、１２に鏡６、７を取り付けることに
より、その鏡が所定位置に位置決めされ、固定されるよ
うになっていた。
等における原稿の読取装置として、図５に示すように、
原稿１を走行させる搬送ローラ２、３と、その原稿を読
み取る読取ユニット４を有する読取装置が知られてい
る。この読取ユニット４は、原稿１の読取位置Ａを照射
する光源５と、その反射光の光軸を折り返すよう配置さ
れた鏡６、７と、結像レンズ８と、個体撮像素子列９
と、これらの各部品を取り付けたシャーシ１０等を有し
ており、原稿面からの反射光が鏡６、７で反射され、結
像レンズ８によって個体撮像素子列９上に結像され、固
体撮像素子列９によって電気信号に変化されていた。こ
こで、結像レンズ８としては、通常、倍率、物像間距
離、直径等の決まったレンズが使用され、専用のレンズ
取付具（図示せず）によってシャーシ１０に固定されて
いた。また、鏡６、７は、シャーシ１０に取付けられた
結像レンズ８に原稿からの反射光を入射させ、かつその
結像レンズ８に必要な物像間距離を確保することができ
る位置に配置されている。そして、シャーシ１０は、そ
の結像レンズ８に対応した大きさに設計され、且つ鏡取
付位置に鏡保持部１１、１２が一体に形成されており、
その鏡保持部１１、１２に鏡６、７を取り付けることに
より、その鏡が所定位置に位置決めされ、固定されるよ
うになっていた。
【０００３】図６は、図５の読取装置よりも物像間距離
の長い、かつ直径の大きい結像レンズ８Ａを使用した従
来の読取装置を示すものである。この読取装置の読取ユ
ニット４Ａでは、図５のシャーシ１０よりも大きいシャ
ーシ１０Ａが使用され、かつそのシャーシ１０Ａに、結
像レンズ８Ａが専用のレンズ取付具（図示せず）によっ
て取付けられ、更に、その結像レンズ８Ａに原稿からの
反射光を入射させ、かつ所定の長い物像間距離を確保し
うる位置に鏡保持部１１Ａ、１２Ａが一体に形成され、
鏡６、７を取り付けるようになっていた。
の長い、かつ直径の大きい結像レンズ８Ａを使用した従
来の読取装置を示すものである。この読取装置の読取ユ
ニット４Ａでは、図５のシャーシ１０よりも大きいシャ
ーシ１０Ａが使用され、かつそのシャーシ１０Ａに、結
像レンズ８Ａが専用のレンズ取付具（図示せず）によっ
て取付けられ、更に、その結像レンズ８Ａに原稿からの
反射光を入射させ、かつ所定の長い物像間距離を確保し
うる位置に鏡保持部１１Ａ、１２Ａが一体に形成され、
鏡６、７を取り付けるようになっていた。
【０００４】図７は、上記従来の読取装置において結像
レンズをシャーシに取付けるために用いるレンズ取付具
１３を示すもので、このレンズ取付具１３は結像レンズ
８を挿入させるための取付穴１３ａと、結像レンズ固定
用の止めねじ１３ｂと、シャーシへの取付用フランジ部
１３ｃを有していた。
レンズをシャーシに取付けるために用いるレンズ取付具
１３を示すもので、このレンズ取付具１３は結像レンズ
８を挿入させるための取付穴１３ａと、結像レンズ固定
用の止めねじ１３ｂと、シャーシへの取付用フランジ部
１３ｃを有していた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる構成で
は、結像レンズをシャーシに取付けるために専用のレン
ズ取付具を使用しているため、直径の異なる結像レンズ
に対して、それぞれ形状の異なるレンズ取付具を用意し
なければならず、また、倍率や物像間距離の異なる結像
レンズに対して異なる形状のシャーシを使用しているた
め、シャーシの共用を行うこともできず、従って、結像
レンズの異なる複数機種の読取装置を製造する場合、各
機種に応じたレンズ取付具やシャーシを製作しなければ
ならず、製造工程の簡略化ができないという問題があっ
た。
は、結像レンズをシャーシに取付けるために専用のレン
ズ取付具を使用しているため、直径の異なる結像レンズ
に対して、それぞれ形状の異なるレンズ取付具を用意し
なければならず、また、倍率や物像間距離の異なる結像
レンズに対して異なる形状のシャーシを使用しているた
め、シャーシの共用を行うこともできず、従って、結像
レンズの異なる複数機種の読取装置を製造する場合、各
機種に応じたレンズ取付具やシャーシを製作しなければ
ならず、製造工程の簡略化ができないという問題があっ
た。
【０００６】なお、従来より倍率を変更可能なレンズを
使用した読取装置或いは記録装置が知られており、それ
らの装置では鏡がレンズの倍率変更に応じて移動する構
成となっている（例えば、特開昭６０−１１２０２０
号、特開昭６２−２３９６５７号公報参照）。従って、
この構成を利用すれば、シャーシの共用は可能である。
しかしながら、鏡が移動するようにするには複雑な機構
を必要とし、却ってコストアップとなるので上記問題点
の解決策とはならない。
使用した読取装置或いは記録装置が知られており、それ
らの装置では鏡がレンズの倍率変更に応じて移動する構
成となっている（例えば、特開昭６０−１１２０２０
号、特開昭６２−２３９６５７号公報参照）。従って、
この構成を利用すれば、シャーシの共用は可能である。
しかしながら、鏡が移動するようにするには複雑な機構
を必要とし、却ってコストアップとなるので上記問題点
の解決策とはならない。
【０００７】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
もので、直径、倍率、物像間距離等の異なる結像レンズ
に対して共通のシャーシを使用可能な読取装置を提供す
ることを目的とする。
もので、直径、倍率、物像間距離等の異なる結像レンズ
に対して共通のシャーシを使用可能な読取装置を提供す
ることを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の問題点
を解決するため、請求項１に係る発明は、原稿面からの
反射光を折り返す鏡を保持する鏡保持部と前記鏡により
折り返された前記反射光を結像する結像レンズを所定位
置に設置するレンズ保持体とを一体として設けたシャー
シを備え、このシャーシは前記レンズ保持体に設置され
る異なる直径の結像レンズ毎に対応する鏡取付位置に前
記鏡保持部を備えたものである。また、請求項２に係る
発明は、請求項１に係る発明の構成に加え、レンズ保持
体は、異なる直径の前記結像レンズを設置するＶ字型の
溝部を備えたものである。
を解決するため、請求項１に係る発明は、原稿面からの
反射光を折り返す鏡を保持する鏡保持部と前記鏡により
折り返された前記反射光を結像する結像レンズを所定位
置に設置するレンズ保持体とを一体として設けたシャー
シを備え、このシャーシは前記レンズ保持体に設置され
る異なる直径の結像レンズ毎に対応する鏡取付位置に前
記鏡保持部を備えたものである。また、請求項２に係る
発明は、請求項１に係る発明の構成に加え、レンズ保持
体は、異なる直径の前記結像レンズを設置するＶ字型の
溝部を備えたものである。
【０００９】
【作用】本発明は上述したように、請求項１に係る発明
は、異なる直径の結像レンズに対応する鏡取付位置にそ
れぞれ鏡保持部を備えたことにより、直径が異なる結像
レンズを取り付けたとしても鏡を移動するような複雑な
機構を必要としないので、簡易な構成でシャーシを構成
でき、コストアップを防止することができる。また、直
径の異なる結像レンズに対応する鏡保持部をシャーシと
一体して備えたことにより、直径が異なる結像レンズに
対応する位置の鏡保持部に鏡を取り付けることによっ
て、その結像レンズに対応した光路および光軸長さを得
ることができるので、同一形状のシャーシを異なる種類
の結像レンズに共有することができ、コストダウンを図
ることができる。また、請求項２に係る発明は、結像レ
ンズを設置するためＶ字型の溝部を備えたことにより、
直径の異なる結像レンズをＶ字型の溝部に押し付けるだ
けで着座させることができるので、直径の異なる結像レ
ンズをそれぞれ所定位置に固定することができる。
は、異なる直径の結像レンズに対応する鏡取付位置にそ
れぞれ鏡保持部を備えたことにより、直径が異なる結像
レンズを取り付けたとしても鏡を移動するような複雑な
機構を必要としないので、簡易な構成でシャーシを構成
でき、コストアップを防止することができる。また、直
径の異なる結像レンズに対応する鏡保持部をシャーシと
一体して備えたことにより、直径が異なる結像レンズに
対応する位置の鏡保持部に鏡を取り付けることによっ
て、その結像レンズに対応した光路および光軸長さを得
ることができるので、同一形状のシャーシを異なる種類
の結像レンズに共有することができ、コストダウンを図
ることができる。また、請求項２に係る発明は、結像レ
ンズを設置するためＶ字型の溝部を備えたことにより、
直径の異なる結像レンズをＶ字型の溝部に押し付けるだ
けで着座させることができるので、直径の異なる結像レ
ンズをそれぞれ所定位置に固定することができる。
【００１０】
【実施例】図１は本発明の一実施例による読取装置を示
す概略断面図、図２は図１の読取装置の読取ユニットを
下方から見た概略下面図である。なお、図５に示す従来
例と同一部品には同一符号を付けて示している。図１、
図２において、１は原稿、２、３は原稿を搬送する搬送
ローラ、４Ｂは読取ユニット、５は光源、６、７は鏡、
８、８Ａは結像レンズ、９は固体撮像素子列、１０Ｂは
シャーシである。このシャーシ１０Ｂは、直径及び物像
間距離の異なる２種類の結像レンズ８、８Ａに使用可能
な大きさを有しており、かつ、結像レンズの取付位置に
レンズ保持体１５が一体に形成されている。レンズ保持
体１５は、図３、図４に示すように、結像レンズ８、８
Ａのいずれをも着座させうる大きさのＶ溝１５ａを有し
ており、このＶ溝１５ａに結像レンズ８又は８Ａを押し
付け、取付バンド１６Ａ、１６Ｂを取付けることにより
結像レンズ８又は８Ａを所定位置に固定できる構成とな
っている。なお、レンズ保持体１５に取付けた結像レン
ズ８の光軸Ｏ1 と結像レンズ８Ａの光軸Ｏ2 とは、高さ
方向の位置が異なっている。
す概略断面図、図２は図１の読取装置の読取ユニットを
下方から見た概略下面図である。なお、図５に示す従来
例と同一部品には同一符号を付けて示している。図１、
図２において、１は原稿、２、３は原稿を搬送する搬送
ローラ、４Ｂは読取ユニット、５は光源、６、７は鏡、
８、８Ａは結像レンズ、９は固体撮像素子列、１０Ｂは
シャーシである。このシャーシ１０Ｂは、直径及び物像
間距離の異なる２種類の結像レンズ８、８Ａに使用可能
な大きさを有しており、かつ、結像レンズの取付位置に
レンズ保持体１５が一体に形成されている。レンズ保持
体１５は、図３、図４に示すように、結像レンズ８、８
Ａのいずれをも着座させうる大きさのＶ溝１５ａを有し
ており、このＶ溝１５ａに結像レンズ８又は８Ａを押し
付け、取付バンド１６Ａ、１６Ｂを取付けることにより
結像レンズ８又は８Ａを所定位置に固定できる構成とな
っている。なお、レンズ保持体１５に取付けた結像レン
ズ８の光軸Ｏ1 と結像レンズ８Ａの光軸Ｏ2 とは、高さ
方向の位置が異なっている。
【００１１】図１、図２において、シャーシ１０Ｂに
は、更に、レンズ保持体１５に取付けられた結像レンズ
８に対応する鏡取付位置に鏡保持部１１、１２が一体に
形成されており、また、そのレンズ保持体１５に取付け
られた結像レンズ８Ａに対応する鏡取付位置にも鏡保持
部１１Ａ、１２Ａが一体に形成されている。ただし、図
２から良くわかるように、これらの鏡保持部１１、１２
及び１１Ａ、１２Ａの幅方向の取付位置は互いに干渉し
ないようにずらしている。このシャーシ１０Ｂは通常、
アルミダイキャスト或いはプラスチックの成形等で作ら
れる。なお、図示は省略しているが、光源５、固体撮像
素子列９等を、シャーシ１０Ｂに取り付けるための部品
が用いられている。
は、更に、レンズ保持体１５に取付けられた結像レンズ
８に対応する鏡取付位置に鏡保持部１１、１２が一体に
形成されており、また、そのレンズ保持体１５に取付け
られた結像レンズ８Ａに対応する鏡取付位置にも鏡保持
部１１Ａ、１２Ａが一体に形成されている。ただし、図
２から良くわかるように、これらの鏡保持部１１、１２
及び１１Ａ、１２Ａの幅方向の取付位置は互いに干渉し
ないようにずらしている。このシャーシ１０Ｂは通常、
アルミダイキャスト或いはプラスチックの成形等で作ら
れる。なお、図示は省略しているが、光源５、固体撮像
素子列９等を、シャーシ１０Ｂに取り付けるための部品
が用いられている。
【００１２】以上のように構成された読取装置につい
て、以下、その動作を説明する。直径の小さい、物像間
距離の短い方に結像レンズ８を用いた読取装置を作成す
る場合には、図１、２に示すように、レンズ保持体１５
に結像レンズ８を取付け、鏡６、７を、その結像レンズ
８に対応する位置に配置されている鏡保持部１１、１２
に取り付け、また、固体撮像素子列９を結像レンズ８に
よる結像位置に取り付ける。これにより、原稿１からの
反射光が鏡６、７で光路変更して結像レンズ８に入射
し、結像レンズ８によって固体撮像素子９上に結像さ
れ、読み取られる。一方、物体間距離の長い方の結像レ
ンズ８Ａを用いた読取装置を製作する場合には、図１に
二点鎖線で示すように、結像レンズ８Ａをレンズ保持体
１５に取付け、鏡６、７を、その結像レンズ８Ａに対応
する位置に配置されている鏡保持部１１Ａ、１２Ａに取
り付け、また、固体撮像素子列９を結像レンズ８Ａによ
る結像位置に取り付けるる。この場合にも、原稿１から
の反射光が鏡６、７で光路変更して結像レンズ８Ａに入
射し、結像レンズ８Ａによって固体撮像素子列９上に結
像され、読み取られる。このように、直径及び物像間距
離の異なる結像レンズ８、８Ａに対して、共通のシャー
シ１０Ｂを用いて読取装置を製造することができる。
て、以下、その動作を説明する。直径の小さい、物像間
距離の短い方に結像レンズ８を用いた読取装置を作成す
る場合には、図１、２に示すように、レンズ保持体１５
に結像レンズ８を取付け、鏡６、７を、その結像レンズ
８に対応する位置に配置されている鏡保持部１１、１２
に取り付け、また、固体撮像素子列９を結像レンズ８に
よる結像位置に取り付ける。これにより、原稿１からの
反射光が鏡６、７で光路変更して結像レンズ８に入射
し、結像レンズ８によって固体撮像素子９上に結像さ
れ、読み取られる。一方、物体間距離の長い方の結像レ
ンズ８Ａを用いた読取装置を製作する場合には、図１に
二点鎖線で示すように、結像レンズ８Ａをレンズ保持体
１５に取付け、鏡６、７を、その結像レンズ８Ａに対応
する位置に配置されている鏡保持部１１Ａ、１２Ａに取
り付け、また、固体撮像素子列９を結像レンズ８Ａによ
る結像位置に取り付けるる。この場合にも、原稿１から
の反射光が鏡６、７で光路変更して結像レンズ８Ａに入
射し、結像レンズ８Ａによって固体撮像素子列９上に結
像され、読み取られる。このように、直径及び物像間距
離の異なる結像レンズ８、８Ａに対して、共通のシャー
シ１０Ｂを用いて読取装置を製造することができる。
【００１３】なお、上記実施令は、２種類の結像レンズ
に対してシャーシを共用しうるように構成した場合を説
明したが、本発明はこの場合に限らず、３種類以上の結
像レンズに対応させることも可能である。
に対してシャーシを共用しうるように構成した場合を説
明したが、本発明はこの場合に限らず、３種類以上の結
像レンズに対応させることも可能である。
【００１４】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は異なる直径の結像レンズに対応する鏡取付位置にそれ
ぞれ鏡保持部を備えたことにより、直径が異なる結像レ
ンズを取り付けたとしても鏡を移動するような複雑な機
構を必要としないので、簡易な構成でシャーシを構成で
き、コストアップを防止することができる。また、直径
の異なる結像レンズに対応する鏡保持部をシャーシと一
体して備えたことにより、直径が異なる結像レンズに対
応する位置の鏡保持部に鏡を取り付けることによって、
その結像レンズに対応した光路および光軸長さを得るこ
とができるので、同一形状のシャーシを異なる種類の結
像レンズに共有することができ、コストダウンを図るこ
とができるという効果を有している。 また、結像レンズ
を設置するためＶ字型の溝部を備えたことにより、直径
の異なる結像レンズをＶ字型の溝部に押し付けるだけで
着座させることができるので、直径の異なる結像レンズ
をそれぞれ所定位置に固定することができるという効果
を有している。
は異なる直径の結像レンズに対応する鏡取付位置にそれ
ぞれ鏡保持部を備えたことにより、直径が異なる結像レ
ンズを取り付けたとしても鏡を移動するような複雑な機
構を必要としないので、簡易な構成でシャーシを構成で
き、コストアップを防止することができる。また、直径
の異なる結像レンズに対応する鏡保持部をシャーシと一
体して備えたことにより、直径が異なる結像レンズに対
応する位置の鏡保持部に鏡を取り付けることによって、
その結像レンズに対応した光路および光軸長さを得るこ
とができるので、同一形状のシャーシを異なる種類の結
像レンズに共有することができ、コストダウンを図るこ
とができるという効果を有している。 また、結像レンズ
を設置するためＶ字型の溝部を備えたことにより、直径
の異なる結像レンズをＶ字型の溝部に押し付けるだけで
着座させることができるので、直径の異なる結像レンズ
をそれぞれ所定位置に固定することができるという効果
を有している。
【図１】本発明の一実施例による読取装置を示す概略断
面図
面図
【図２】図１の読取装置の読取ユニットを下方から見た
概略下面図
概略下面図
【図３】図１の実施例に用いるレンズ保持体に結像レン
ズ８を取付けた状態を示すもので、 （ａ）はその概略断面図 （ｂ）はその概略下面図
ズ８を取付けた状態を示すもので、 （ａ）はその概略断面図 （ｂ）はその概略下面図
【図４】図１の実施例に用いるレンズ保持体に結像レン
ズ８Ａを取付けた状態を示すもので、 （ａ）はその概略断面図 （ｂ）はその概略下面図
ズ８Ａを取付けた状態を示すもので、 （ａ）はその概略断面図 （ｂ）はその概略下面図
【図５】従来の読取装置の１例を示す概略断面図
【図６】従来の読取装置の他の例を示す概略断面図
【図７】従来の読取装置に用いるレンズ取付具の概略断
面図
面図
１ 原稿 ２、３ 搬送ローラ ４、４Ａ、４Ｂ 読取ユニット ５ 光源 ６、７ 鏡 ８、８Ａ 結像レンズ ９ 固体撮像素子列 １０、１０Ａ、１０Ｂ シャーシ １１、１２ 鏡保持部 １１Ａ、１２Ａ 鏡保持部 １５ レンズ保持体 １５ａ Ｖ溝 １６Ａ、１６Ｂ 取付バンド
Claims (2)
- 【請求項１】 原稿面からの反射光を折り返す鏡を保持
する鏡保持部と前記鏡により折り返された前記反射光を
結像する結像レンズを所定位置に設置するレンズ保持体
とを一体として設けたシャーシを備え、このシャーシは
前記レンズ保持体に設置される異なる直径の結像レンズ
毎に対応する鏡取付位置に前記鏡保持部を備えたことを
特徴とする読取装置。 - 【請求項２】 前記レンズ保持体は、異なる直径の前記
結像レンズを設置するＶ字型の溝部を備えたことを特徴
とする請求項１記載の読取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03062866A JP3130068B2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | 読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03062866A JP3130068B2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | 読取装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04298157A JPH04298157A (ja) | 1992-10-21 |
| JP3130068B2 true JP3130068B2 (ja) | 2001-01-31 |
Family
ID=13212643
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03062866A Expired - Fee Related JP3130068B2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | 読取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3130068B2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-27 JP JP03062866A patent/JP3130068B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04298157A (ja) | 1992-10-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |