JPH04242207A - 読取り装置 - Google Patents
読取り装置Info
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- JPH04242207A JPH04242207A JP365491A JP365491A JPH04242207A JP H04242207 A JPH04242207 A JP H04242207A JP 365491 A JP365491 A JP 365491A JP 365491 A JP365491 A JP 365491A JP H04242207 A JPH04242207 A JP H04242207A
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- Japan
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- optical axis
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- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 8
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 6
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
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- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置など
光学的に画像を読取る読取り装置に関し、詳しくは結像
レンズの支持体を焦点調整可能に固定するための取付装
置に関する。
光学的に画像を読取る読取り装置に関し、詳しくは結像
レンズの支持体を焦点調整可能に固定するための取付装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような用途に用いられるレンズの支
持体の取付装置の典型的な先行技術は、図6に示されて
いる。ファクシミリ装置には、原稿の読取りにおいて、
レンズを有する光学系が多く用いられているが、そのレ
ンズにおいては、光源から原稿に反射された光をミラー
を介してレンズに投入し、その光を電荷結合素子CCD
等で実現される受光素子上に結像されている。その場合
、CCD上に結像させるのにレンズを光軸に対して前後
移動させ焦点を合わせた上で、レンズを動かないように
固定する必要がある。
持体の取付装置の典型的な先行技術は、図6に示されて
いる。ファクシミリ装置には、原稿の読取りにおいて、
レンズを有する光学系が多く用いられているが、そのレ
ンズにおいては、光源から原稿に反射された光をミラー
を介してレンズに投入し、その光を電荷結合素子CCD
等で実現される受光素子上に結像されている。その場合
、CCD上に結像させるのにレンズを光軸に対して前後
移動させ焦点を合わせた上で、レンズを動かないように
固定する必要がある。
【0003】レンズを固定するための従来の構造として
は、レンズ押え板20とこれを機体22に固定するため
のビス21およびレンズを収納する支持体24の前面と
後面とに塵埃が付着しないように支持体24を覆うよう
に貼り付けた保護テープ23とを備えている。
は、レンズ押え板20とこれを機体22に固定するため
のビス21およびレンズを収納する支持体24の前面と
後面とに塵埃が付着しないように支持体24を覆うよう
に貼り付けた保護テープ23とを備えている。
【0004】支持体24の調整および固定の方法として
は、まず機体22に設けられている支持凹所27に支持
体24をはめ込ませ、支持体24の中央部24aと接す
るようにレンズ押え板20を機体22に固定するが、レ
ンズ押え板20はビス21によって機体22に若干の移
動可能に軽く止めておく。この状態では図示しない光源
から発した光は図示しない調整用パターンに反射し、さ
らに図示しないミラーによって反射して、レンズ面24
bに対し垂直な光軸25を形成する。
は、まず機体22に設けられている支持凹所27に支持
体24をはめ込ませ、支持体24の中央部24aと接す
るようにレンズ押え板20を機体22に固定するが、レ
ンズ押え板20はビス21によって機体22に若干の移
動可能に軽く止めておく。この状態では図示しない光源
から発した光は図示しない調整用パターンに反射し、さ
らに図示しないミラーによって反射して、レンズ面24
bに対し垂直な光軸25を形成する。
【0005】支持体24を矢示線L方向に手で動かし、
機体22の後部に固定されているCCD26上に焦点を
合わせる。焦点が正しく合致したところで支持体24の
移動を止めてビス21を締め付ける。この締め付けによ
って、バネ性を有するレンズ押え板20は、支持体24
の中央部24aを矢示線M方向に向けて押圧力で固定す
る。その後、支持体24の前面と後面に塵埃が付着しな
いよう、機体22に設けられた開口28を覆うように、
支持体24の上部に保護テープ23を当て合わせて機体
22に貼り付ける。このときの固定状態は図7に平面図
で示したとおりである。
機体22の後部に固定されているCCD26上に焦点を
合わせる。焦点が正しく合致したところで支持体24の
移動を止めてビス21を締め付ける。この締め付けによ
って、バネ性を有するレンズ押え板20は、支持体24
の中央部24aを矢示線M方向に向けて押圧力で固定す
る。その後、支持体24の前面と後面に塵埃が付着しな
いよう、機体22に設けられた開口28を覆うように、
支持体24の上部に保護テープ23を当て合わせて機体
22に貼り付ける。このときの固定状態は図7に平面図
で示したとおりである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような図6、図7
に示される先行技術では、レンズ押え板20のバネ性に
よって支持体24を光軸25に直角の方向Mに加えられ
る力によってのみ固定しているため、光軸方向Lに支持
体24が移動しやすく、僅かでも動くとCCD26での
焦点がズレて原稿の画像がピンボケを起こす。また、支
持体24を矢示線L方向に動かして結像焦点のピント調
整を行う場合、支持体24を手で動かすに際し、支持凹
所27にはめ込んでいることから支持体24を動かし難
く、作業に時間がかかる不都合がある。
に示される先行技術では、レンズ押え板20のバネ性に
よって支持体24を光軸25に直角の方向Mに加えられ
る力によってのみ固定しているため、光軸方向Lに支持
体24が移動しやすく、僅かでも動くとCCD26での
焦点がズレて原稿の画像がピンボケを起こす。また、支
持体24を矢示線L方向に動かして結像焦点のピント調
整を行う場合、支持体24を手で動かすに際し、支持凹
所27にはめ込んでいることから支持体24を動かし難
く、作業に時間がかかる不都合がある。
【0007】その上、レンズ調整後、貼り付ける保護テ
ープ23が時間の経過に伴ってはがれるおそれも十分あ
る。
ープ23が時間の経過に伴ってはがれるおそれも十分あ
る。
【0008】本発明の目的は、レンズ押え板に対応する
調整部材に、支持体の光軸方向の動きを抑える係止構造
を持たせるとともに支持凹所の開口を覆う防塵機能を持
たせることによって、焦点調整操作を容易にしながら、
支持体の固定を確実に行わせ得る読取り装置を提供する
ことである。
調整部材に、支持体の光軸方向の動きを抑える係止構造
を持たせるとともに支持凹所の開口を覆う防塵機能を持
たせることによって、焦点調整操作を容易にしながら、
支持体の固定を確実に行わせ得る読取り装置を提供する
ことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、機体に設けら
れる結像レンズを介して原稿像を受光素子上に結像する
読取り装置において、前記結像レンズを収納する支持体
は、機体に設けられている光軸に沿って延びる支持凹所
にはまり込んで、光軸に沿って変位可能であり、支持体
には第1係止部が設けられ、機体には、支持体を光軸に
沿って移動調整して固定可能に調整部材が設けられ、調
整部材には、第1係止部に係止して光軸に沿って支持体
と一体的に移動可能とするための第2係止部が形成され
ることをを特徴とする読取り装置である。
れる結像レンズを介して原稿像を受光素子上に結像する
読取り装置において、前記結像レンズを収納する支持体
は、機体に設けられている光軸に沿って延びる支持凹所
にはまり込んで、光軸に沿って変位可能であり、支持体
には第1係止部が設けられ、機体には、支持体を光軸に
沿って移動調整して固定可能に調整部材が設けられ、調
整部材には、第1係止部に係止して光軸に沿って支持体
と一体的に移動可能とするための第2係止部が形成され
ることをを特徴とする読取り装置である。
【0010】また本発明は、調整部材が、支持凹所の開
口を覆うに十分な大きさの板体に形成される構成を有す
る読取り装置ある。
口を覆うに十分な大きさの板体に形成される構成を有す
る読取り装置ある。
【0011】
【作用】本発明に従えば、レンズの焦点調整のための支
持体を光軸方向の前後に動かす場合、機体に軽く固定さ
れている調整部材を前後に動かせば、これと一体となっ
て係止される支持体が一緒に前後に変位する。CCD等
の受光素子に結像する焦点が合致する位置で調整部材を
機体に固定すると、調整部材の第2係止部が支持体を動
かないよう保持しているので、支持体は確実に固定され
る。
持体を光軸方向の前後に動かす場合、機体に軽く固定さ
れている調整部材を前後に動かせば、これと一体となっ
て係止される支持体が一緒に前後に変位する。CCD等
の受光素子に結像する焦点が合致する位置で調整部材を
機体に固定すると、調整部材の第2係止部が支持体を動
かないよう保持しているので、支持体は確実に固定され
る。
【0012】したがって、支持凹所内の支持体を直接動
かす必要がないので調整作業は容易である。さらに、調
整部材は支持凹所の開口を覆う構造であるので、防塵の
ための作業を焦点調整の間に同時に済ませることができ
、取付け作業が簡略化される。
かす必要がないので調整作業は容易である。さらに、調
整部材は支持凹所の開口を覆う構造であるので、防塵の
ための作業を焦点調整の間に同時に済ませることができ
、取付け作業が簡略化される。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例のファクシミリ装置
の読取部を示す簡略化した図である。原稿走行系1、ラ
ンプ6を用いた照明系2、第1,2,3ミラー7,8,
9を備えた反射ミラー系3、焦点レンズ系4およびCC
Dで実現される受光素子10を持つ読取処理部5から読
取部が構成される。
の読取部を示す簡略化した図である。原稿走行系1、ラ
ンプ6を用いた照明系2、第1,2,3ミラー7,8,
9を備えた反射ミラー系3、焦点レンズ系4およびCC
Dで実現される受光素子10を持つ読取処理部5から読
取部が構成される。
【0014】ランプが発生した光は、原稿29に当たり
、原稿29から反射した光は第1,2,3ミラー7,8
,9により順次反射した後、ほぼ水平に走行し焦点レン
ズ系4で集光されて読取処理部5に送られ、CCD10
上に原稿に対応した画像が生じる。その際、CCD10
上に常に正常な像を結ばせるように、焦点レンズ系4に
は、レンズを収納する支持体24の前後位置を調節する
機構が設けられる。
、原稿29から反射した光は第1,2,3ミラー7,8
,9により順次反射した後、ほぼ水平に走行し焦点レン
ズ系4で集光されて読取処理部5に送られ、CCD10
上に原稿に対応した画像が生じる。その際、CCD10
上に常に正常な像を結ばせるように、焦点レンズ系4に
は、レンズを収納する支持体24の前後位置を調節する
機構が設けられる。
【0015】図2は図1における焦点レンズ系および読
取処理部の構成を示す斜視図である。給紙ローラ、プラ
テンローラを含む原稿走行系1を支持するための機体2
2は、原稿走行系1の直下方にほぼ水平に延びる平板部
を備えていて、この平板部は硬質プラスチックの成形加
工によって形成される。
取処理部の構成を示す斜視図である。給紙ローラ、プラ
テンローラを含む原稿走行系1を支持するための機体2
2は、原稿走行系1の直下方にほぼ水平に延びる平板部
を備えていて、この平板部は硬質プラスチックの成形加
工によって形成される。
【0016】機体22の上記平板部には、レンズを収納
する支持体24をはめ込ませて機体22に固定するため
の支持凹所27を、光軸25に沿って延び上面、前面お
よび後面が開口した溝状に設けている。
する支持体24をはめ込ませて機体22に固定するため
の支持凹所27を、光軸25に沿って延び上面、前面お
よび後面が開口した溝状に設けている。
【0017】この支持凹所27は機体22の型成形時に
一体成形され、光軸に直角の方向の断面形状は図2およ
び後述する図3に示されるとおり、六角形を成している
。支持体24は円柱形であって、中央部24aとレンズ
を囲む前・後部24cとでは直径が異なり、前・後部2
4cが大径に形成されて第1係止部である段差が設けら
れている。
一体成形され、光軸に直角の方向の断面形状は図2およ
び後述する図3に示されるとおり、六角形を成している
。支持体24は円柱形であって、中央部24aとレンズ
を囲む前・後部24cとでは直径が異なり、前・後部2
4cが大径に形成されて第1係止部である段差が設けら
れている。
【0018】調整部材11は、支持凹所27の上面開口
を覆うに十分な大きさを持つ鋼製等の板体に形成されて
いる。
を覆うに十分な大きさを持つ鋼製等の板体に形成されて
いる。
【0019】この調整部材11には、左右方向の両側部
に光軸25方向の前後に延びる長孔14をそれぞれ設け
ていて、機体22の平板部における所定位置に設けたね
じ孔15に対応させた位置に配設される。
に光軸25方向の前後に延びる長孔14をそれぞれ設け
ていて、機体22の平板部における所定位置に設けたね
じ孔15に対応させた位置に配設される。
【0020】図3は、図2における切断面線A−Aから
見た断面図である。機体22の平板部上に載せた調整部
材11は、長孔14とねじ孔15とが中心を合致した状
態でビス16によって固く締め付けることにより機体2
2に固定される。
見た断面図である。機体22の平板部上に載せた調整部
材11は、長孔14とねじ孔15とが中心を合致した状
態でビス16によって固く締め付けることにより機体2
2に固定される。
【0021】なお、長孔14に替えて、前後方向の一列
に互いに近付けて設けた複数個の丸孔を有するものであ
ってもよい。
に互いに近付けて設けた複数個の丸孔を有するものであ
ってもよい。
【0022】調整部材11は上述する構成の長孔14を
設けたことによって、光軸25方向の前後に位置をずら
して機体22に固定することが可能である。
設けたことによって、光軸25方向の前後に位置をずら
して機体22に固定することが可能である。
【0023】また、調整部材11には、上記する長孔1
4の他に、切り起こしにより形成された4個の折曲片で
実現される第2係止部13が設けられる。
4の他に、切り起こしにより形成された4個の折曲片で
実現される第2係止部13が設けられる。
【0024】図4は図2における焦点レンズ系を示す平
面図である。この図と図2を併せ参照して明らかなとお
り、4個の折曲片13は調整部材11の板状部分の一部
を切り起こすに際し、折り曲げ線を挟んだ両側の左右両
辺の一部を同時に切り落とすことによって、切り起こし
により作られる窓の幅よりも狭い幅を持つ折曲片に形成
し、さらに、切り起こした個所の全長を折り曲げずに一
部分を残して内寄り側で折り曲げるようにしている。こ
の構造とすることによって折曲片13に対して、下向き
の適当なバネ力を与えることができる。
面図である。この図と図2を併せ参照して明らかなとお
り、4個の折曲片13は調整部材11の板状部分の一部
を切り起こすに際し、折り曲げ線を挟んだ両側の左右両
辺の一部を同時に切り落とすことによって、切り起こし
により作られる窓の幅よりも狭い幅を持つ折曲片に形成
し、さらに、切り起こした個所の全長を折り曲げずに一
部分を残して内寄り側で折り曲げるようにしている。こ
の構造とすることによって折曲片13に対して、下向き
の適当なバネ力を与えることができる。
【0025】この折曲片13を、支持体24の前・後部
24cにそれぞれ設けられた段差部に内側から当接する
ように、支持体24と調整部材11とを係合する。
24cにそれぞれ設けられた段差部に内側から当接する
ように、支持体24と調整部材11とを係合する。
【0026】図5は図4における切断面線B−Bから見
た断面図である。支持体24と調整部材11との係合状
態は図5により明らかにされるが、4個の折曲片13の
2個ずつが前側の段差部および後側の段差部に内側から
弾力的に当接するとともに、各折曲片13の先端が支持
体24の周面部に弾力的に接触する。
た断面図である。支持体24と調整部材11との係合状
態は図5により明らかにされるが、4個の折曲片13の
2個ずつが前側の段差部および後側の段差部に内側から
弾力的に当接するとともに、各折曲片13の先端が支持
体24の周面部に弾力的に接触する。
【0027】したがって、調整部材11を機体22に固
定すると、図3に示すとおり、支持体24は支持凹所2
7の2個所の内壁面および4個の折曲片13により前後
および周囲から支持固定されるため前後・左右および上
方の動きは確実に止められる。
定すると、図3に示すとおり、支持体24は支持凹所2
7の2個所の内壁面および4個の折曲片13により前後
および周囲から支持固定されるため前後・左右および上
方の動きは確実に止められる。
【0028】なお、支持体24に設ける第1係止部12
は、段差部の他に、支持体24のレンズ面24b周囲の
リング状部分であってもよく、また、周胴部の適当個所
に設けた凹み構造であってもよい。
は、段差部の他に、支持体24のレンズ面24b周囲の
リング状部分であってもよく、また、周胴部の適当個所
に設けた凹み構造であってもよい。
【0029】これに対応する第2係止部13も、それぞ
れの構造を有する第1係止部12に対応して形成した突
起とすることも可能であって、種々の変型構造もまた、
本発明の範囲に包含される。
れの構造を有する第1係止部12に対応して形成した突
起とすることも可能であって、種々の変型構造もまた、
本発明の範囲に包含される。
【0030】次に読取処理部5は、機体24の後端部に
固定した取付部材17にCCD10が取付けられ、光軸
25に対してCCD10の受光面が垂直になり、かつ左
右方向の水平に延在するように設けられる。
固定した取付部材17にCCD10が取付けられ、光軸
25に対してCCD10の受光面が垂直になり、かつ左
右方向の水平に延在するように設けられる。
【0031】なお、CCD10は図示しないが、ビス止
め個所で調整することによって上下、左右両方向の位置
調節が可能で、前後方向の位置は不変となるよう取付け
られる。
め個所で調整することによって上下、左右両方向の位置
調節が可能で、前後方向の位置は不変となるよう取付け
られる。
【0032】以上に述べた構成の読取り装置において、
支持体24の取付けは次のようにして行う。
支持体24の取付けは次のようにして行う。
【0033】支持凹所27内に支持体24を収容し、調
整部材11を支持凹所27の上面開口に覆わせながら折
曲片13が段差部および外周部に当接するよう位置合わ
せした後、長孔14に介挿したビス16により、調整部
材11を機体22に仮り止めする。そして支持体24の
レンズ面24bに入射した光がCCD10上で焦点を合
致した状態で結像するように、調整部材11を矢示線L
方向の前後に移動させる。この場合の移動方向は長孔1
4によって前後方向だけに規制される。
整部材11を支持凹所27の上面開口に覆わせながら折
曲片13が段差部および外周部に当接するよう位置合わ
せした後、長孔14に介挿したビス16により、調整部
材11を機体22に仮り止めする。そして支持体24の
レンズ面24bに入射した光がCCD10上で焦点を合
致した状態で結像するように、調整部材11を矢示線L
方向の前後に移動させる。この場合の移動方向は長孔1
4によって前後方向だけに規制される。
【0034】調整部材11と支持体24とは折曲片13
を介して一体に係合しているので、調整部材11の動き
はそのまま支持体24の動きとなる。
を介して一体に係合しているので、調整部材11の動き
はそのまま支持体24の動きとなる。
【0035】CCD10上の結像の焦点が合致したとこ
ろで調整部材11をビス締めにより機体22に強く固定
する。支持体24は折曲片13によって前後方向が確実
に固定され、また、支持凹所27の内壁面に当接してい
るために上下および左右方向についても同様に固定され
る。
ろで調整部材11をビス締めにより機体22に強く固定
する。支持体24は折曲片13によって前後方向が確実
に固定され、また、支持凹所27の内壁面に当接してい
るために上下および左右方向についても同様に固定され
る。
【0036】そして調整部材11が支持凹所27の上面
開口を防塵的に覆った状態を保っている。
開口を防塵的に覆った状態を保っている。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、調整部材
が結像レンズを収納する支持体を第2係止部によって光
軸方向に動かないように支持するとともに、光軸に沿っ
て移動調整ができるように機体に固定し得る構成を有し
ているので、結像レンズの焦点調整を行う際には、支持
体を固く支持している調整部材を機体に沿って光軸方向
に前後移動する操作だけを行えばよく、調整のための作
業は非常に容易である。
が結像レンズを収納する支持体を第2係止部によって光
軸方向に動かないように支持するとともに、光軸に沿っ
て移動調整ができるように機体に固定し得る構成を有し
ているので、結像レンズの焦点調整を行う際には、支持
体を固く支持している調整部材を機体に沿って光軸方向
に前後移動する操作だけを行えばよく、調整のための作
業は非常に容易である。
【0038】しかも調整部材を機体に固定した後は、支
持体が支持凹所内で確実に固定されて動かされないので
長期間にわたって安定した読取りを実現することができ
る。
持体が支持凹所内で確実に固定されて動かされないので
長期間にわたって安定した読取りを実現することができ
る。
【0039】さらに、調整部材を支持凹所の上面開口を
覆う板体に形成することによって、防塵機能を併せて発
揮させる効果が奏される。
覆う板体に形成することによって、防塵機能を併せて発
揮させる効果が奏される。
【図1】本発明の一実施例に係るファクシミリ装置の読
取部を示す簡略化した図である。
取部を示す簡略化した図である。
【図2】本発明の一実施例に係るファクシミリ装置の焦
点レンズ系および読取処理部の構成を示す斜視図である
。
点レンズ系および読取処理部の構成を示す斜視図である
。
【図3】図2における切断面線A−Aから見た断面図で
ある。
ある。
【図4】図2における焦点レンズ系を示す平面図である
。
。
【図5】図4における切断面線B−Bから見た断面図で
ある。
ある。
【図6】先行技術の焦点レンズ系および読取処理部の構
成を示す斜視図である。
成を示す斜視図である。
【図7】図6における焦点レンズ系を示す平面図である
。
。
10 受光素子
11 調整部材
12 第1係止部
13 第2係止部
14 長孔
15 ビス
22 機体
25 光軸
27 支持凹所
28 開口
Claims (2)
- 【請求項1】 機体に設けられる結像レンズを介して
原稿像を受光素子上に結像する読取り装置において、前
記結像レンズを収納する支持体は、機体に設けられてい
る光軸に沿って延びる支持凹所にはまり込んで、光軸に
沿って変位可能であり、支持体には第1係止部が設けら
れ、機体には、支持体を光軸に沿って移動調整して固定
可能に調整部材が設けられ、調整部材には、第1係止部
に係止して光軸に沿って支持体と一体的に移動可能とす
るための第2係止部が形成されることをを特徴とする読
取り装置。 - 【請求項2】 調整部材が、支持凹所の開口を覆うに
十分な大きさの板体に形成される請求項第1項記載の読
取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP365491A JPH04242207A (ja) | 1991-01-17 | 1991-01-17 | 読取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP365491A JPH04242207A (ja) | 1991-01-17 | 1991-01-17 | 読取り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04242207A true JPH04242207A (ja) | 1992-08-28 |
Family
ID=11563458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP365491A Pending JPH04242207A (ja) | 1991-01-17 | 1991-01-17 | 読取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04242207A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7604171B2 (en) | 2005-09-02 | 2009-10-20 | Yu-Cheng Chang | Optical reading head of scanning apparatus |
-
1991
- 1991-01-17 JP JP365491A patent/JPH04242207A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7604171B2 (en) | 2005-09-02 | 2009-10-20 | Yu-Cheng Chang | Optical reading head of scanning apparatus |
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