JP3129990U - ヒューズ線の結合構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒューズ装置に備える二つの金属ターミナル端により、ヒューズ線の両端を覆い、瞬間電流と圧力をもって、両者の接合面を完全に融合させる結合構造、確実な連結と電流導通の安定性を有し、高品質のヒューズ製品の提供を図る。
【解決手段】本考案は一種のヒューズ線結合構造に関わるものである。主にヒューズ装置に備える二つの金属ターミナル端により、ヒューズ線の両端を覆い、瞬間電流と圧力をもって、両者の接合面を完全に融合させる結合構造、確実な連結と電流導通の安定性を有し、高品質のヒューズ製品の提供を図る。
【選択図】図1

Description

本考案はヒューズ装置に関わるものである。主にヒューズ装置内部のターミナル端とヒューズ線と完全に融合する構造により、ヒューズ装置の安全効果を実現する。
通常、電子製品に使用するヒューズ装置の構造は図1、2に示すとおり主に、結合台1に2本の貫通した金属線2を有する。そのうちの一端を短く設けて、ターミナル端21として、ヒューズ線3の両端と結合する。その外部に蓋体4を被せておく、2本の金属線2の外部端22は電気回路板に取り付ける。
ヒューズ線3を金属線2のターミナル端21確実に一体化結合するため、公知技術には、二つのターミナル端21をヒューズ線3の両端に絡めて覆い、図3、図5に示す通り、両者を固定した上、錫5を外側から両者の間に浸透させ、冷却後固着させる。図4、6に示す構造は、ヒューズ線3とターミナル端21とは一定程度の結合力を有する。しかしながら、図7に示す通り、錫5は局部的に浸透することにより、両者を結合している。この種のヒューズ装置を使用するとき、電流の流れに不安定を生じる。その主因は、ヒューズ線3とターミナル端21との間は完全な密着状態でないため、ヒューズ装置の焼損又は電子製品を破損させる。
前記した公知技術の欠点を改良し、該ヒューズ装置と金属線のターミナル端は完全な密着構造により、電流導通の安定性を確保し、ヒューズ線の安全を発揮する一種のヒューズ線の結合改良構造を提供することを本考案の主な目的とする。
図8から図12に示す通り、本考案は主にヒューズ線の結合台1、2本の金属線2及び1本のヒューズ線3を含まれる。そのうち、ヒューズ線3の両端は2本の金属線2に備えるターミナル端21より覆われる。本考案の特徴は該ターミナル端21に均一な錫層6によって、ヒューズ線3の表面を完全に覆う。
請求項1の考案は、結合台、2本の貫通したヒューズ線を含み、その一端はターミナル端を設け、ヒューズ線の両端にそれぞれ覆い、外部は蓋体によって密封されて、ターミナルとヒューズ線との間に備える錫層は、二つのターミナル端をヒューズ線の両端に満遍なく分布し、隙間を残さないことを特徴とするヒューズ線結合構造としている。
本考案のヒューズ線結合構造は、該ヒューズ装置と金属線のターミナル端は完全な密着構造により、電流導通の安定性を確保し、ヒューズ線の安全を発揮する。
ヒューズ線3はターミナル端21によって、絡めて覆われるとき、ターミナル端21の内層はあらかじめに薄い錫層に覆われている。上下両端に瞬間電流と高圧を掛けて、図11に示すとおり、高温と圧力により、錫を溶解させた上、ターミナル端21とその内部のヒューズ線3を同時に圧迫することにより、緊密に結合する。冷却後は図12に示す製品を仕上がる。なお、錫層6はターミナル端21とヒューズ線3との間に、隙間を残さず完全に融合しているため、最適な結合性を実現し、電流導通のとき、高効率、かつ、高安定性機能を提供できる。
これにより、本考案のヒューズ装置を電子製品に取り付けたとき、最高な安全効果を確保し、装置全体の安全性を向上できる。
ヒューズ装置の分解立体図である。 図1の組立図である。 公知技術のヒューズ装置の構造分解図である。 図3の組立図である。 図1の局所拡大平面図である。 図4の局所拡大平面図である。 図6の断面図である。 本考案のヒューズ装置の構造分解図である。 図8の組立図である。 図1の局所拡大平面図である。 図9の局所拡大平面図である。 図11の断面図である。
符号の説明
1 結合台
2 金属線
21 ターミナル端
22 外部端
3 ヒューズ線
4 蓋部材
5 錫
6 錫層

Claims (1)

  1. 結合台、2本の貫通したヒューズ線を含み、その一端はターミナル端を設け、ヒューズ線の両端にそれぞれ覆い、外部は蓋体によって密封されて、ターミナルとヒューズ線との間に備える錫層は、二つのターミナル端をヒューズ線の両端に満遍なく分布し、隙間を残さないことを特徴とするヒューズ線結合構造。
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