JP3129804U - フローティングチャック - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の各把持爪が加工物の形状に合わせて掴めるよう、各爪が微調節して働き、加工物が把持爪の力により変形しないで把持されるため、加工終了後に取り外しても、加工物の変形が少なくするフローティングチャックを提供する。
【解決手段】チャック本体と、チャック本体には、一個のドローリングと、複数個の伝達移動体と、複数個の把持爪部とが装着されてなるチャックにおいて、ドローリングの周縁部に設けられた傾斜溝内に、伝達移動体の先端傾斜部が遊嵌すると共に、各伝達移動体を挟んで一対の把持爪部が形成されると共に、チャック本体に軸支される二個のレバーの一端部は把持爪部に設けられた保持溝に保持されると共に、レバーの他端部は伝達移動体に形成されたコマ溝部に遊挿した。
【選択図】図1
【解決手段】チャック本体と、チャック本体には、一個のドローリングと、複数個の伝達移動体と、複数個の把持爪部とが装着されてなるチャックにおいて、ドローリングの周縁部に設けられた傾斜溝内に、伝達移動体の先端傾斜部が遊嵌すると共に、各伝達移動体を挟んで一対の把持爪部が形成されると共に、チャック本体に軸支される二個のレバーの一端部は把持爪部に設けられた保持溝に保持されると共に、レバーの他端部は伝達移動体に形成されたコマ溝部に遊挿した。
【選択図】図1
Description
この考案は、複数の各把持爪が加工物の形状に合わせて掴めるよう、各爪が微調節して働き、加工物が把持爪の力により変形しないで把持されるため、加工終了後に取り外しても、加工物の変形が少なくするフローティングチャックに関する。
従来、3爪チャック又は6爪チャック又は多爪チャックがあるが、3爪チャックの場合は、三点に力が集中して加工物が変形する。(例えば、特許文献1及び特許文献2)又、6爪チャック又は多数爪チャックでは、加工物が変形している場合、加工物を把持に参加する適個の爪のみで把持し、残りの非把持の爪は加工物を把持しない場合がある。(例えば、特許文献3)このようなチャックでは、取り外した場合に加工物が元に戻り、加工した時と真円度が異なる欠点がある。
加工物が変形している場合、従来の3爪チャックのように、少ない爪で加工物を把持しているものでは、把持する個所で過度の把持力が働き、該部を変形させる。又は、6爪チャック又は多爪チャックは、それぞれのチャックは固定した位置で、加工物を均等な強い押圧力で把持することになるので、把持部にて加工物が変形することがある。又、加工物が変形物である場合、加工物の位置により、押圧把持力が異なり、場合により把持する部分、把持しない部分もあることから、加工物を変形させて加工し、又取り外した時、加工した時と取り外した時と、加工物の真円度が異なることもある。
したがって、この考案の目的とするところは、加工物を把持する場合、複数の把持部で押圧把持力を均等化すると共に、例えば変形の加工物の場合にでも、変形した加工物に合わせて複数の把持部の全てが加工物の把持に参加することにより、把持爪による加工物の変形を最小にすることである。
前記の目的を達成すべく、この考案は、チャック本体と、該チャック本体には、一個のドローリングと、複数個の伝達移動体と、複数個の把持爪部とが装着されされてなるチャックにおいて、、前記ドローリングの周縁部に設けられた傾斜溝内に、前記伝達移動体の先端傾斜部が遊嵌すると共に、前記各伝達移動体を挟んで一対の把持爪部が形成されると共に、前記チャック本体に軸支される二個のレバーの一端部は前記把持爪部に設けられた保持溝に保持されると共に、前記レバーの他端部は伝達移動体に形成されたコマ溝部に遊挿したものである。
また、三個の伝達移動体と、六個の把持爪部から構成したものである。
また、三個の伝達移動体と、六個の把持爪部から構成したものである。
チャック本体1と、該チャック本体1の中心部には、一個のドローリング2と、複数個の伝達移動体3と、複数個の把持爪部4とが装着されている。
前記ドローリング2の周縁部に設けられた傾斜溝5内に、前記伝達移動体3の先端傾斜部6が遊嵌すると共に、前記各伝達移動体3を挟んで一対の把持爪部4が形成されている。
伝達移動体3の両側にはそれぞれ一個のレバー7、7のほぼ中央部がチャック本体1に軸8によって軸支12されると共に、それぞれのレバー7の一端部9は前記把持爪部4に保持溝10に間挿されるると共に、前記レバー7の他端部11は伝達移動体3に形成されたコマ溝部12に遊挿してあるものである。
複数個の把持爪部4は、爪台部13と、爪台部13の上面に把持爪部4とからなっている。上記レバー7には保持溝10が凹設されている。
ドローリング2が摺動することによりドローリング2の周縁部に設けられた傾斜溝5に遊嵌している傾斜部6を有する伝達移動体3が摺動することになる。更に、伝達移動体3の動きに対応して各レバー7が前記軸8を中心に揺動する。前記のように、それぞれのレバー7の一端部9は前記把持爪部9に保持溝10に保持されると共に、前記レバー7の他端部11は伝達移動体3に形成されたコマ溝部12に遊挿されているので、伝達移動体3の動きによって把持方向に把持爪部9を動かすことになる。
加工物Aが変形している場合、従来の6個以上の把持爪では、その中の一または複数個の把持爪部が加工物Aを把持に参加せずに加工する場合があり、加工物Aを変形させて加工し、加工物A取り外したときに加工時の真円度が異なることになるが、本願考案のフローティングチャックでは、レバー7の動きを通じて加工物Aの形状に合わせて、加工物Aを把持する各伝達移動体3の両側の把持爪部9、9の微調整が行われる。従って、加工物Aが変形している場合であっても、各把持爪部9、9同志で加工物Aが変形量を合わせて微調整把持することができるので加工物Aが変形を最小限に達成することができる。
加工に係る加工物Aがしばしば変形している場合があるが、各伝達移動体3の動きがレバー7によって各把持爪部9、9を微調整させ、加工物Aの形状の変形量に合わせた把持力にて把持することになるから、加工物Aを変形を最小とすることができる。
1...チャック本体
2...ドローリング
3...伝達移動体
4...把持爪部
5...傾斜溝
6...先端傾斜部
7...レバー
8...軸
9...一端部
10..保持溝
11..他端部
12..コマ溝部
13..爪台部
A...加工物
2...ドローリング
3...伝達移動体
4...把持爪部
5...傾斜溝
6...先端傾斜部
7...レバー
8...軸
9...一端部
10..保持溝
11..他端部
12..コマ溝部
13..爪台部
A...加工物
Claims (2)
- チャック本体と、該チャック本体には、一個のドローリングと、複数個の伝達移動体と、複数個の把持爪部とが装着されてなるチャックにおいて、前記ドローリングの周縁部に設けられた傾斜溝内に、前記伝達移動体の先端傾斜部が遊嵌すると共に、前記各伝達移動体を挟んで一対の把持爪部が形成されると共に、前記チャック本体に軸支される二個のレバーの一端部は前記把持爪部に設けられた保持溝に保持されると共に、前記レバーの他端部は伝達移動体に形成されたコマ溝部に遊挿したことを特徴とするフローティングチャック。
- 三個の伝達移動体と、六個の把持爪部からなる請求項1記載のフローティングチャック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006010551U JP3129804U (ja) | 2006-11-29 | 2006-11-29 | フローティングチャック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006010551U JP3129804U (ja) | 2006-11-29 | 2006-11-29 | フローティングチャック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3129804U true JP3129804U (ja) | 2007-03-08 |
Family
ID=43280722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006010551U Expired - Lifetime JP3129804U (ja) | 2006-11-29 | 2006-11-29 | フローティングチャック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3129804U (ja) |
-
2006
- 2006-11-29 JP JP2006010551U patent/JP3129804U/ja not_active Expired - Lifetime
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---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
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